ドリブル

Last-modified: 2013-03-16 (土) 14:51:01

ドリブルとは?

ボールをキープした状態で移動することです。
また、ドリブルには多くのメリットがある一方で、同時にデメリットも多く存在します。
この諸刃の剣をうまく使いこなして行くためには、双方の性質をしっかり把握することが肝要です。

ドリブルの効果

ドリブルには様々な効果があります。

メリット

・ボールを奪いに来る相手を引き付けることができます。
・相手を十分に引き付けることで、パスコースを確保すると共に、味方が行動できるスペースを拡げることができます。
・プレス技術が十分でない相手に対しては、ドリブル突破から数的有利な状況を作り出すことができます。
・プレス技術が十分な相手であっても、ミスを誘うことで、シュートコースを作り出すことができます。
・チームの体勢が崩れているときに、立て直すまでの時間を稼ぐことができます。

デメリット

・相手を引き付ける程、ボールを奪われるリスクが高まります。
・ドリブルミスからのボールロストはカウンターの形を作られやすいため、失点のリスクも高まります。
・必要以上のキープは、攻撃の速度を鈍らせて得点のチャンスを減らすばかりでなく、
味方の不信を買ってチーム崩壊の原因ともなります。
・必要なキープであっても、短気な味方がいる場合は、荒れる原因となります。

ドリブル方法

ボールをトラップした瞬間からキープが自動的に始まります。
そのままの状態で通常通りマウスカーソルを動かして移動しようとすると、ドリブルとなります。

プレイ精度を上げるために

ドリブル時は、ボールの蹴り出し幅(ドリブル幅)を狭めるほど繊細かつ柔軟な動きが可能となります。
ドリブル幅を狭めるためには、マウスカーソルをできる限り自操作キャラの近くで動かすようにします。

ドリブル.gif

ボールを奪われないために

ドリブルをしていて最も怖いのは、奪われて相手にカウンターのチャンスを与えてしまうことです。
そこで、「どうすれば相手に奪われなくなるのか」そして「どうすれば奪われたときにカウンターされなくなるのか」を考えて行きましょう。

プレスを掛けられないこと。

そもそもですが、相手からプレスを掛けられなければボールは奪われません。つまり、奪われたくないのなら、プレスを掛けられる前にパスを出してしまえば良いのです。ドリブルで粘ることによってチャンスができるだとか、パスを出したらピンチに陥ってしまうなどの特殊な状況でない限り、プレスを掛けられる前にパスを出すようにしましょう。

正面からのプレスを避けること。

相手や自分の判定の強さにもよるでしょうが、ボールを持っている正面側からでなければ、プレスを掛けられたところで、そう簡単には奪われません。どうしてもボールをキープしなければならないような場合は、自陣側への後退ドリブルが最も有効です。もしも奪われたとしても、それが後ろ側からであれば即座にマークに付き直すことができるためカウンターのピンチは防げます。

グラウンドの中央をドリブルすること。

サイドをドリブル中にボールを奪われると、高確率でカウンターのチャンスを相手に与えてしまいます。しかし、中央をドリブルしていれば、たとえボールを奪われても即座に冷静に先回りするように動けば、相手がミドルレンジに入る前に再びマークに付くことができます。

自陣内で強引なドリブルをしないこと。

自陣内で相手FWをドリブル突破したところで大した数的有利は作り出せません。それどころか、奪われると高確率でカウンターのチャンスを相手に与えてしまいます。パスを出したらピンチに陥ってしまうなどの特殊な状況でない限り速やかにパスを出すようにしましょう。特殊な状況であった場合も、安全なパスコースができたら即座にパスを出しましょう。

周りの状況をよく確認すること。

自分の後ろに味方が三人いて、全員がきっちりマークについている場合、ドリブルを奪われても大したリスクにはなりません。自分のドリブルテクニックに自身があるのなら積極的に仕掛けてみるのも良いでしょう。しかし、そうでない場合(カウンターのリスクが5割を越すような場合)、基本的に仕掛けない方が無難です。

同格以上の相手にドリブルで挑まないこと。

自分よりも圧倒的格下の初心者相手にドリブル突破を狙うのは自由ですが、自分と同格以上の相手にドリブル突破を狙うのは無謀です。カウンターのチャンスを無駄にプレゼントすることにしかならないので、これはやめましょう。といっても、相手が格上なのかどうかの判断は容易ではありませんから、明らかに格下だとわかる相手以外に対しては、ドリブルで仕掛けるのはやめておきましょう。

応用テクニック

小手先の応用テクニックです。できないからといってプレイに特に支障はありません。基本をしっかりマスターしてから試しましょう。

切り返し

切り返し1.gif

一対一の状況で役立つテクニックです。進行方向と逆方向に切り返すことで相手のマークをかわします。
 

切り替えし2.gif

ポイントは、相手が手動でマークに付いていることです。人間の反応速度の限界は0.1秒程度だと言われています。相手が手動でマークについている限り、突然の切り返しには反応できません。逆に言えば、自動追尾でプレスを掛けてきている最中の相手に対しては、切り返しは通用しません。相手に手動でマークに付かせるためには、上下方向への移動が効果的です。
 

切り返し3.gif

切り返しからの切り返しで相手を翻弄します。
ただし、同じことの繰り返しばかりでは相手に予測されてしまうため、技の組み合わせと使いどころが重要となります。

ホイールドリブル

マウスのホイール機能を活かしたドリブル方法です。個々人のプレイ環境による判定差がもろに出るため、バグ技に近いところがあります。
 
解説に入る前に断っておきますが、以下の内容は、いわゆる自己満足の世界であって、少なくとも現時点において、チーム戦術としての実力アップに寄与するようなものではありません。初心者に対しては威力を発揮しますが、上級者に対しては一切通用しません。相手にとっても味方にとっても、ひたすら鬱陶しいだけの嫌がらせのような技で、円滑なチームワークの妨げとなります。使用の際は十分に注意してください。
ゲームの仕様上の限界を知りたい、または、対策方法を考えるためにどのような技なのか知りたいといった方のために解説を行います。

基本操作

前ホイールドリ.gif

普通にボールをトラップすると、自動的にボールを追尾して強制的にドリブルが開始されるのですが、トラップの瞬間に前ホイールをほんのわずかに回すと、上の画像のように自動追尾が発生せずドリブルとはなりません。これを応用したものが俗に言う「ゲソドリ」です。

ゲソドリ

前ホイールドリ連続.gif

前ホイールにctrl追尾や手動移動を組み合わせることで、変則的なドリブルができます。
体から離れた位置にあるボールに判定を及ぼすことができれば、ヌルヌルしたドリブルとなります。
なお、判定の及ぶ範囲はプレイヤーのプレイ環境に依存するようです。
画像のように、プレイ環境によってはほとんどヌルヌル動けない場合もあります。

後+前ホイール

ホイールドリ.gif

ゲソドリの要領で、後ホイールでボールを体の後ろに下げた直後にタイミングよく前ホイールを回すと、上の画像のような挙動が発生します。相手が自動追尾のみでプレスをかけてきた場合、相手はボールを追いかけて前後に大きく揺さぶられることになるため、その隙を利用してドリブル突破を狙えます。
 

強判定ホイールドリ.gif

とある人物が披露してくれたホイールドリブルです。私は青側で守備をしています。
クリック自動追尾を使ってプレスを掛けてみたのですが、
かなり大きく前後に揺さぶられていることがわかると思います。
 

強判定ホイールドリスロー.gif
ホイールドリスロー.gif

上側がとある人物の、下側が私のホイールドリブルです。
わかりやすいように2分の1倍速にしてみたのですが、両者の違いがわかるでしょうか?
とある人物は、自分の体よりもかなり離れた位置にあるボールに判定を及ぼしています。
 

並判定ホイールドリgif.gif

私のホイールドリブル失敗の様子。両者の違いを裏付けるものです。
これだけ体からボールが離れてしまうと、私の環境ではボールに判定を及ぼすことはできません。
 

追尾ホイールドリ.gif

強制追尾が発生した状態でもホイールドリブルはできますが、
判定が狭くなる上に直線的な移動しかできないため、追尾なしの場合とでは挙動が異なります。