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Step1 基本操作
パスの基本
パスの基本は、ctrlキーによるグラウンダーパス(以下、ctrlパス)です。
クリックやshiftで浮きパスを出せば相手にカットされる心配は減りますが、代わりに味方のトラップの難易度が上がってしまうため、結果的に次の行動が一歩出遅れてしまう場合があります。わずか一歩の差ではありますが、このわずか一歩の差が相手と競り合っているときには結果を大きく左右することがありますから、あえて浮きパスを使う必要がある場面以外では極力ctrlパスを出すように心掛けましょう。
プレイ時の指配置
上記「パスの基本」でも説明されているように、ctrlキーはフットボルテをプレイする上で最も使用頻度が高く重要となるキーです。そのため、ctrlキーを押すために使用する指は、最も繊細な動きをしやすい「人差し指」が最適であると思われます。右手はマウス、左手人差し指はctrlキー、左手中指はshiftキーに軽く置いた状態がフットボルテをプレイする時の基本姿勢です。(※細かな配置については個人差があるため、どうしても合わない場合は各自がやりやすいようにで構いません。)
確実にパスを出すために
フットボルテでは、パスは自分の体がボールに触れた瞬間(厳密には、自分の体の当たり判定がボールの当たり判定に触れた瞬間)に出ます。そのため、例えばドリブル中であれば、ボールを前に蹴り出した直後にパスを出すキーを入力しても、ボールに体が触れていないためパスが上手く出ない場合があります。そこで、このような事態を避け確実にパスを出すためにも、パスを出す際はパスが出るまでキーを長押しするようにしましょう。
Step2 狙い通りの位置へパス
カーソルを合わせる
ctrl,shiftパスは、ボールに触れた瞬間にマウスカーソルを置いていた位置ぴったりに静止するように転がります。したがって、狙い通りの位置にパスを出したければ、狙っている位置ぴったりにマウスカーソルを合わせるようにしましょう。
ctrlキーを押すタイミング
ctrlキーを押すタイミングは、カーソルを合わせた直後です。これをカーソルを合わせ切る前に行ってしまうと、パスはキーを押しながらボールに触れた瞬間のカーソル位置に転がりますから、最終的にカーソルを合わせた位置よりも手前の中途半端なところまでしかボールは届かなくなってしまいます。
ボールがカーソル位置まで転がらない場合
キーを押すタイミングはバッチリなのにボールがカーソル位置まで転がらない場合、ctrlパスの限界飛距離を超えているか、プレイ環境(使用PCや回線)に何らかの問題がある可能性があります。前者の場合は色々と試してみればわかるでしょう。後者の場合はプレイ環境を改善するよりほかありません。
Step3 奪われないパス
ドリブル幅を狭く
初心者のうちは、パスを出そうとキーを入力しているのに中々パスが出てくれず、結果として奪われてしまうといった経験をよくすると思いますが、この原因のほとんどは、パス出しの瞬間にドリブル幅が広くなり過ぎてしまっていることにあります。先にも説明した通り、パスは体がボールに触れた瞬間に出るわけですから、ドリブル幅が広くなっていると、その分だけキーを入力してから実際にそれが反映されるまでの時間が長くなってしまいます。このような事態を防ぐためには、常日頃からドリブル幅を狭くするように意識することが重要です。
カーソル合わせを迅速に
ドリブル幅は、狭くすればするほど相手にボールを奪われる可能性が低くなりますが、同時にカーソル合わせに利用できる時間も短くなってしまいます。その短い時間の間に狙い通りの位置に瞬時にカーソルを合わせられるようになるためには、それなりの練習が必要となります。どうしても上手くいかないという場合は、PC側の設定でマウスの感度を調節してみると多少やりやすくなるかもしれません。
まとめ
安定してパスを出すためには、ドリブル幅は体の横幅一つ分まで、カーソル合わせに使う時間は0.3秒以下が理想です。目安としては、ドリブルは蹴り出し音が「ト・ト・ト」とちょうど1秒間に3回聞こえるように、つまり、三拍子のリズムを刻みながら行い、カーソル合わせとキー入力は、「ト」と「ト」の中間「・」の間に行うようにしましょう。
Step4 完璧なパス
味方の動きを予測する
パスを出してからそのボールが味方に渡るまでの間にも、味方は移動し続けます。つまり、味方の足元ぴったりにパスを出そうと思ったら、その移動後の味方の位置を予測してパスを出さなければならないわけです。
味方の動きは定石に基づいて予測することが一般的です。まずは基本戦術攻撃編の定石形をしっかり覚えましょう。
相手の動きを予測する
ctrlパスを出す際に最も怖いのは相手のカットです。状況によってはカットされただけで即失点のピンチとなってしまうこともしばしばあります。
しかし、過度の心配は無用です。理論上、相手のパスカットは相手の動きを予測することで全て回避可能となっています。その理由としては、自分がボールを持っていると仮定して、通常の4対4の試合であれば、パスコースは味方の人数分、つまり3つ存在することになります。それに対して、相手4人のうちの3人は、こちらの味方3人のマークに付かなければなりません。つまり、相手がこちらのパスカットに使うことのできる人員は実際には1人しか存在しないのです。パスコース3つに対してカットを狙ってくる相手が1人。無理せず冷静に状況をみて確実なコースにパスを出せば絶対にカットされる心配はありません。
また、稀に相手がマークを疎かにしてパスコースを潰しに来ている場合もありますが、パスコースが潰れているということは、言い換えれば味方の誰かのマークが外れてフリーになっているということですから、そのマークが外れている味方を見つけて出して浮きパスを出せば良いだけです。冷静になって考えてみれば何も難しいことはありません。状況判断能力を鍛えましょう。
足元に出さないパス
味方がガチガチにマークに付かれているような場合は、味方の足元ぴったりに出すよりも、味方が確実に拾える位置に置くような形のパスを出した方が有効な場合もあります。ただし、パスコースを見つけられないからだとか、パスコースは見つけられたがうまく通す自信がないからといった理由で置きに行くパスばかりに頼っていては中々上達できませんから、注意が必要です。