マナーについて

Last-modified: 2014-04-06 (日) 21:47:38

なぜマナーが必要?

フットボルテでは実力と同じくらいにマナーが重視されることがあります。それはなぜなのでしょうか?

理由1. オンラインゲームだから

 画面上では米粒大にしか見えませんが、フットボルテにおける対戦相手はコンピュータでなく生身の人間です。生身の人間を相手にするわけですから、思いやりをもった行動を求められるのは当然ですよね。
なぜだかわからないという人は、お父さんやお母さん、学校の先生などに聞いてみましょう^^

理由2. サッカーゲームだから

 フットボルテは連係プレーが売りのサッカーゲームです。どれだけシュートを打つのが上手くても味方からパスをもらえなければ打つ機会はありませんし、どれだけパスが上手くても受け手がいなければ出しようがありません。同様に、どれだけ良いポジショニングをしても味方がパスを出してくれなければ何の意味もありません。したがって、満足の行くプレーを成立させるためには、味方との意思疎通が必要不可となるわけですが、ここでマナーの悪さというものが致命的な障害となるのです。
 例えば、マナーが悪いと「次からはこの人と一緒に組みたくない」と思われてしまうため、自分のいる部屋にはマナーが良くて上手な人が集まらなくなってしまいます。すると、当然人数が揃わないわけですから、試合は成立しません。また、仮に人数が揃ったとしても、嫌々組んでいる状態では十分な意思の疎通を図ることは不可能です。意思の疎通を図ることができなければ、高度な連係を成立させることも不可能なため、ゲームそのものがつまらなくなってしまいますし、高度な連係を経験できなければ自身の上達も遅れます。
 自分さえ良ければ周りはどうでもいいといった考えで自分勝手に振る舞うと、結果として自分自身が一番損をしてしまうのです。マナーアップは実力アップへの近道でもあるということをしっかりと肝に銘じておきましょう。

理由3. ルールが存在しないから!

 驚くことにフットボルテにはこれといったルールが存在しません。一応サッカー(正確にはフットサルに近い)を出来るだけの環境は整えられていますが、やろうと思えばボールを無視して鬼ごっこをしたり、相撲をすることだってできるわけです。つまり、フットボルテというゲームは同じ部屋にいるプレイヤー全員がサッカーをしようという意思を持って初めて成立するわけです。
 しかし、たとえサッカーをやろうという意思があっても、ルールが一切存在しなければ、何かと不都合な点がでてきます。そこで、その不都合を埋め合わせ、試合の効率化を図ろうとして過去のプレイヤーたちによって生み出され、共有されてきた暗黙のルールこそが、ここでこれから紹介して行くマナーなのです。
 中には納得し難いものもあるかもしれませんが、全て理由があって生まれたものですから、実際にそれを守るかどうかは別として、一通りは目を通しておいて損はないでしょう。

これだけは絶対!

 それでは具体的にどのようなマナーが存在するのかを紹介して行きたいと思います。
 まずは、これだけは押さえておきたい必須マナーをつ。ひとまずこれだけ守っておけば後ろ指をさされる心配はありません。

基本操作を身につける

 いくら初心者といえど、パス、トラップ、ドリブル、シュートなどの基本操作すらできないのは問題ありです。はやる気持ちはわかりますが、焦って入ったところで操作方法を知らなければどうせ何もできずに抜けることになりますから、実戦に入る前に一人部屋やパスワードルームなどを利用してある程度動けるようにしておきましょう。

入室直後は見学

 入室早々いきなりボールを奪いに行くのはやめましょう。必ず入室直後は邪魔にならない画面上部などに留まって状況を確認し、入っても大丈夫だと確証を得てから試合に参加しましょう。自分が参加することで両チームの人数が釣り合わなくなってしまう場合は、そのまま見学を続けて味方が交代してくれるのを待ちましょう。遅くとも一分もあれば参加できる状態になるはずです。

why?

 元から中でプレーしていた人達からしてみれば、途中から入ってきた人は邪魔者以外の何者でもありません。

人数を合わせる

 試合の途中で両チームの人数が釣り合わなくなったら人数を合わせましょう。2人以上の差があるときは、メニューからチーム色の変更が行えます。なお、チーム色の変更が行えるのは1試合につき2回までなので、他の人とかぶってしまわないように様子を見て慎重に行いましょう。
 人数差が1人だけの場合は、手の空いている人(基本的にはFWの位置にいる人、リスタート時はまだ見学していない人)が、コーナーなど試合の邪魔にならない位置に移動して見学しましょう。なお、この際は「人数合うまで見学します」と事前にコメントしておくとトラブルが少なくて済みます。

why?

 最大でもチームメンバーは4人だけなため、1人でも欠ければ戦力は大幅にダウンします。
 ペナルティやハンデとしてならともかく、人数差がある状態での試合はフェアではありません。

積極的に守備につく

 守るべき場面ではしっかりと守備につきましょう。
 リスタート時は、自分の目の前にいる相手のマークにつきましょう。

why?

 攻めたいのは皆同じですから、守備が苦手だからといってFWしかやらないのはマナー違反となります。自分から積極的に守備に回り、一人だけに守備を押し付けることのないように気をつけましょう。
 ただし、守備をやりたがっている人が味方にいるときはこの限りではありません。

ドリブルで行き過ぎない

 自分がドリブルで上がった方が良いことが明らかな場面を除いて、パスコースがきちんと確保されている場合は、確実にパスでつないでいきましょう。

why?

 ボールに触れたいのは皆同じですから、いつまでも一人でドリブルばかりしていると荒れる原因になります。
どうしてもドリブル練習や勝負がしたければ、無人部屋や一人部屋に入って1on1で満足しましょう。

オウンゴールをしない

 故意のオウンゴールは公式にも禁止されている荒らし行為です。
 なお、故意か過失かに関わらず、1試合につき2回オウンゴールをすると強制退室となり、10分間プレー禁止のペナルティが課されます。また、度重なるオウンゴールはアクセス禁止措置の対象です。

why?

 悪質な試合妨害行為です。

指示系、煽り系コメントをしない

 コメントには気を付けましょう。

why?

 指示系や煽り系のコメントを出すと、言われた本人を不愉快な気分にするばかりか、部屋全体の雰囲気まで悪くなります。本人は冗談のつもりでも初対面の者同士では中々その真意が伝わらなかったり、その類の冗談を苦手とする人もいます。

荒らしをしない、構わない

 故意の荒らしは勿論、荒れる原因となる行為も控えましょう。また、故意に荒らしを行う人を見かけたときは、そっと退室するか、極力荒らしを刺激しないように、荒らし以外の人達だけでパスをつないで試合を続行しましょう。

why?

  荒らしは純粋にゲームを楽しみたい人の迷惑となります。
 劣勢になったり、荒らしを行う者に対する報復行為として荒らし出す人もいるようですが、一時的にはそれでストレス発散できるかもしれませんが、そういった行為は他のプレイヤーにも伝染するため、長期的に見れば巡りに巡って自分が不快な思いをすることが増えるだけなのでやめましょう。
 また、故意の荒らしは誰かに構ってもらうことを目的としていますから、下手に相手をして喜ばすことのないように注意しましょう。

ミスをしてしまったら「ゴメン!(0)」

得失点に関わる重大なミスをしてしまったときは、「ゴメン!」と謝っておくのが無難です。

why?

 ミスは誰にでもあるものですし、所詮はゲームなのでそれほど気に病むはありませんが、あまりにも連発するようだと確実にチーム内の雰囲気は悪くなります。そんな時に「ゴメン!」と一言言うだけで、チーム内の雰囲気が和らぐのだから安いものです。
 普段はコメントを多用しているのに謝罪コメだけは断固として使用しないような人は、どうしても周りにマナーの良くない人といった印象を与えてしまいます。
 どうしても謝罪コメを出したくなければ、ミスをしないように上達しましょう。

味方からパスを受けてシュートを決めたら「ナイスパス!(5)」

自分勝手なFWのために守り続ける事ほどつまらないことはありません。味方からパスを受けてシュートを決めたら必ず「ナイスパス!(5)」と言う癖をつけましょう。これだけでチームの雰囲気はかなり変わります。

これであなたもムードメーカー!?

 以上の事に気を付けていれば普通にプレイする分には問題ないはずですが、これから紹介する事にも気をつければ更なる好感度アップが狙えるかもしれません。チーム内の雰囲気が良いと味方も積極的にチームのために動いてくれるようになるため、大袈裟ではなく本当に勝率がアップしますし、何より楽しいものです。部屋に一人で入っていても良プレイヤーが集まってくれるようになります。
 その道のりは決して楽なものではありませんが、皆さんぜひムードメーカー目指して頑張ってみてください。(ちなみに、執筆者の私は挫折しましたが…)

挨拶をする

 自分や誰かの入室時には「よろしく!(1)」、退室時には「またプレイしよう!(/)」「楽しかった!(.)」などの挨拶をしましょう。

why?

 挨拶ができると気持ちよく試合に参加できます。挨拶をしても誰も返答してくれないこともありますが、めげないことが大切です。
 何度も挨拶を交わす内に顔馴染みもでき、お互いの間に信頼関係が生まれます。それはきっとプレー中に意思疎通を図る上でも大きな助けとなるはずです。

味方が良いプレーをしたら「ナイスシュート!(4)」

 味方が良いプレーをしたら「ナイスシュート!(4)」「ナイスパス!(5)」「ナイスプレス!(s)」「ナイスポジショニング!(d)」「すごい!(6)」「うまい!(j)」「ファンタジスタ!(k)」
などの称賛コメントを使いましょう。

why?

褒められて嫌な気分になる人はいません。

味方がミスしたら「おしい!(h)」「ゴメン!(0)」

 味方が失敗してしまったときは、「おしい!(h)」などでフォローしてあげましょう。
 ただし、連携ミスなど自分が直接関わった場面での失敗はたとえ自分に非がなかったとしても「ゴメン!(0)」と謝るようにしましょう。

why?

 人にもよりますが、失敗を責めたてられるよりも、気にしてないよとフォローされた方が次こそは頑張ろうという気になるものです。
 ただし、「おしい!(h)」というのは遠まわしに自分は悪くないよというアピールとも受け取れてしまうので使う際には注意が必要です。「ゴメン!」も同様に、使い方によってはただの嫌味ともなりかねないので注意が必要です。

フェードアウトを心がける

退出時は予めできる限り迷惑にならない位置にそっと移動しておきます。
また、時間切れの10秒前になると自動的に「時間切れです」というコメントが表示されますが、直前になにかコメントを発していると表示されない場合があります。そのような場合は、「抜けます!(3)」や「またプレイしよう!(/)」「楽しかった!(.)」などで事前に抜けることを告知しておくとスムーズに抜けられます。

why?

 退出時間になったからといって急に退出すると味方や相手に迷惑をかけてしまうことがあります。

番外編

 非公式ではありますが、最近多くの優良プレイヤー達が実践しつつあるルールをご紹介します。

1on1ではカウンターをしない

 1on1をしているときは、相手からボールを奪ったら一旦自陣側に引き返してお互いに体制が整ってからリスタートしましょう。

why?

 カウンターをしないことでお互いにドリブルを楽しめるからです。
 ゲームの性質上、1vs1のドリブル戦では守備側が圧倒的に有利にできています。そのため、ある程度以上の実力者同士が1on1を行えば、よほどの実力差がない限りカウンターを使っている側が圧倒的大差で勝つことになります。
 それなら、お互いにカウンターを使うようにすれば問題ないじゃないかと思うかもしれませんが、リスタート時にボールを持つのは必ず負けた側なため、一度自分がドリブルをする番になると、ドリブルをする→カウンターを食らう→負ける→ドリブルをする→カウンターを食らう→負ける…の無限ループに陥る可能性があるわけです。
 すると、どうしても勝ちたい負けている側は、相手にボールを渡してカウンターを狙うようになります。これで素直に相手がドリブルで挑んできてくれれば良いのですが、中にはカウンターで負けるのを嫌って渡したボールを返してくる人もいます。こうなってくると、お互いにボールの押し付け合いになってしまってもはや1on1どころではありません。
 このような不毛な事態を避けるためにも、1on1でのカウンターはやめましょう。ただし、初心者だとそもそもこんなルールを知らないと言う人も多くいますし、ルールの存在を知っていながら敢えてカウンターを使ってくる人も極少数ですが存在するため、そのような場合は、カウンター有りのルールを受け入れるか、素直に退室して他の相手を探しましょう。