概要
v1.2.0.0で強化された神話級 ブラック スカージとボーンスカベンジャーズ デスグリップを使ったペットビルドです。
上記2つは、追加の一時ペットを複数出すことができる強力なアイテムスキルを持ちますが、1.2以前はその発動条件が「敵の死亡時100%」だったため、発動させづらいという欠点がありました。
しかし、v1.2.0.0ではそれが「攻撃時15%」に変更され、どんな場面でもアイテムスキルを発動させる事ができるようになり、安定して強い装備となりました。
このビルドでは、上記2つに加えて、マスタリーやアイテムなどでペットの数を増やし、それら多数のペットをフラットダメージ強化することで、効率良く火力を伸ばします。
生命属性ならカバリスト(OC+NE)という気がしましたが、生命耐性低下スキルがシャーマンの方が数値が高かったり、生命ダメージバフスキル(ブラッドパクト)があったり、
排他スキルの性能がシャーマンの方がかなり強そうだったりするため、総合的な性能はこちらの方が高くなるだろうと判断し、カンジュラー(OC+SH)でビルドを作成しました。
動画
SR75-76 6分00秒 (そこそこ速い回です。通常はもう少し遅いです。)
SR90-91 9分03秒
SR110 8分20秒(慎重に動かないと即死します。動画には出てきませんが、ムージラウクは倒せるかどうかギリギリです。)
動画ではかなり厳選した装備を使用しています。下の「装備入手難度低めバージョン」でも、SR75-76は余裕で回ることができ、SR100も時間内クリアできます。
キャラガドラも討伐できます。ただし、マスタリーや装備を専用のものに変更する等の対策が必要です。動画や解説はガイドの一番下にあります。
1.2.0.0では敵のA耐性低下が削除され、かわりに破砕デバフ(sundered)が追加されました。
通常のキャラ本人が戦うビルドにとっては、「超過耐性で簡単に予防できていたA耐性低下」が「対策の難しい破砕デバフ」に置き換わったため、苦戦する場合が増えました。
しかし、耐性を超過させづらかったペットにとっては、「危険なA耐性低下」が「少しマシな破砕デバフ」に置き換わっただけで、以前と同じか、むしろ耐えやすくなりました。
また、1.2.0.0でヘルス再生が全般的に強化されたため、キャラ本体の耐久力も確保しやすくなりました。
長所
- 単体火力が非常に高い。
- SR75のクパカブラ(生命力耐性と再生能力が高い)も容易に火力で押し切れます。
- かかしリセットは6~8秒程度です。(リチャージの長いスキルがどれだけ使えるかで多少変わります。)
- ペットの耐久力が高く、1.2.0.0から追加された破砕デバフ(sundered)もほとんど気になりません。
- キャラ本体もヘルス再生が高くそこそこ耐久力があります。
短所
- 使用するスキルが多い=使用するキーが多いです。
- キャラ自身の耐性はあまり超過できません。
- 冷風のムージラウク(凍結を多用してくるためペットが凍って火力が出しづらい。生命耐性も高い)が苦手です。
- 設置スキルであるウェンディゴトーテムによってペット(と一応自身も)の耐久力を高めているため、
大量の敵が殺到してペットの挑発をすり抜けてキャラクターが攻撃されたり、破砕攻撃でペットがやられて減ってしまったりなど、
自キャラが遠くまで逃げ回らないといけない状況になってしまうと、
設置スキルの範囲から外れてしまい、ペットの耐久力が下がり、さらにペットがやられたりするため、立て直しが難しいです。
(そもそもの耐久力が高いので、SR90~100とかでもなければそういった事には滅多になりませんが。)
GrimToolsリンク
装備入手難度低めバージョン
・MIを1箇所だけ使用。ただしローグライクダンジョンの商人が販売しているため、入手/厳選はそれほど難しくはないでしょう。
理想的な装備バージョン
・MI指輪は同様に商人で厳選が可能ですが、MIベルトはかなり入手が面倒で、良い接辞のものはなかなか手に入りません。性能はこちらの方が少し上回ります。
属性値は、精神/狡猾を上げるメリットはほぼ無いため、全て体格で良いでしょう。高い精神/狡猾が必要な装備もありません。
ビルドに関する全体的な説明
ペットの数とフラットダメージ強化
例えば、
A:「基礎攻撃力 200 物理ダメージ」のペットが1匹
B:「基礎攻撃力 100 物理ダメージ」のペットが2匹
この2つを比較した時、どちらも1回の攻撃で200物理ダメージを与えるのは同じですが、
ここに+50の物理フラットダメージ強化を付与した場合、
Aは 250 ダメージが1匹で 250 ダメージ
Bは 150 ダメージが2匹で 300 ダメージ
とBの方が火力が高くなります。
このように、ペットの武器ダメージ%の合計が高いほど、フラットダメージ強化した時に火力が大きく伸びます。
逆に、武器ダメージ%が小さかったり使用するスキルの固定ダメージが高かったりするペットをメインに扱うような場合は、
フラットダメージを付与してもあまり火力は伸びず、全ダメージ%など他の効果の方が火力が効率良く伸びます。
(厳密には各ペットの基本の攻撃速度もこの計算に関係してきます。)
このビルドでは、
1.武器ダメージ%の攻撃をもつペットを多く用意し、合計の武器ダメージ%を高くする。
2.ペットへのフラットダメージ強化を多く採用する。
という方向に特化することで、効率良く火力を伸ばす事を狙います。
操作の忙しさ
キャラの戦闘操作に使うキーは
1.移動
2.メダル増強剤の移動スキル
3.ペットの攻撃(特定の敵を集中攻撃させたい場合。)
4.カースオブフレイルティー
5.デヴァウリングスウォーム
6.ウェンディゴトーテム
7.グラスピングヴァインズ
8.ドリーグの血
9.獣の呼び声(ビーストコーラーのカウルのアイテムスキル)
10.ヘルス回復薬
11.エナジー回復薬(これを定期的に使用しないと、エナジーが枯渇します。)
12.回避
と、非常に多いです。
さらに、ペットがやられてしまった場合の再召喚用スキル(3つ)を入れたいですが、クイックスロットが足りないので2番に入れるなどする必要があります。
実際の戦闘での操作は以下のような感じです。
接敵したらカースオブフレイルティーとデヴァウリングスウォームで耐性低下をかけ、ウェンディゴトーテムをたて、グラスピングヴァインズを置きます。
同時に、ドリーグの血や獣の呼び声を使用し、カンジャープライマルスピリットを召喚します。
耐性低下の持続時間は短く、効果範囲もあまり広くないので、頻繁にかけなおします。
エナジーは戦闘しているとじわじわ減っていくので、定期的にエナジー回復薬を使用します。また、緊急時はヘルス回復薬を使います。
注意点として、ウェンディゴトーテムのバフ(=ブラッドパクト)は効果範囲が5mと狭く、トーテムの設置射程もそこそこ短いため、
その強力なバフを有効利用するためには、ペット全員にかかる位置に上手く設置しなければなりません。
また、モグドロゲンズパクトの射程が自身から半径12m(およそ画面半分程度)とあまり広くないので、ペットからはあまり離れずに戦闘する必要があります。
操作が面倒すぎる場合は、
「ドリーグの血」「獣の呼び声」「カンジャープライマルスピリット」「エナジー回復薬」
この4つはマクロ等で連打し続けるようにしてしまっても良いでしょう。手動で押すキーが減って操作が簡単になります。
操作キーを減らすためにウェンディゴトーテムとブラッドパクトを取得しない、という選択肢もありますが、
ペットの火力/耐久力のどちらもけっこう下がるので、あまりオススメしません。
「ペットの攻撃」は無くてもまあなんとかなるので外してしまってもいいかもしれません。
ドリーグの血は、バフをかけた後にペットを召喚しても、新たに召喚されたペットに効果が付与されます。
使用時に範囲内の味方にバフをかけるのではなく、使用時に「自分と周囲の味方を強化するオーラ」を自分にかけるような挙動となっているようです。
防御面
盾役の4匹のペット
以下の4匹のペットが挑発効果をもち、敵の攻撃を引き受ける役割になります。
・ブライアソーン x 2匹
・ヘルハウンド
・神話級 山の心臓で召喚できる チルメイン ロックスプリッター
ペットの回復手段
以下の3つでペットのヘルスを維持します。
・ドリーグの血の回復。
・ブラッド パクトによってペットにヘルス変換を付与し、ラトッシュの意思で敵のライフ吸収耐性を下げる。
・ウェンディゴ トーテムによる回復。
ペットの耐性
エレメンタル | 毒酸 | 刺突 | 出血 | 生命力 | イーサー | カオス | ||
装備 | ビーストコーラーの覆い | 23~33 | ||||||
ビーストコーラーのカウル | 20~28 | |||||||
ビーストコーラーのショルダーパッド | 23~33 | |||||||
ビーストコーラーセットの効果 | 30 | 30 | ||||||
ブラック スカージ | 27~39 | |||||||
モグドロゲンの熱情 | 32~48 | 32~48 | ||||||
力の印章 | 12 | 12 | 12 | |||||
力の印章 | 12 | 12 | 12 | |||||
マスタリー | アスペクト オブ ザ ガーディアン | 100 | ||||||
オーク スキン | 14 | 12 | ||||||
エンボルデニング プレゼンス | 38~41 | |||||||
星座 | 魂たちの看守 テュポス | 15 | 15 | |||||
ビスミールの枷 | 20 | |||||||
ナイトタロン | 15 | |||||||
羊飼いの杖 | 15 | |||||||
牡鹿 | 15 | |||||||
エレメンタル | 毒酸 | 刺突 | 出血 | 生命力 | イーサー | カオス | ||
合計 | 73~91 | 115 | 53 | 77~80 | 67~77 | 74~90 | 89~117 |
・Grim toolsではマスタリースキルの3つのバフがペットのステータス欄に反映されないため、この表よりも低い耐性値が表示されます。
・エレメンタル耐性は、ビーストコーラーの頭+胴体の数値が低いと不足してしまいます。
・刺突耐性は不足しますが、ブライアソーン/チルメインは30%、ヘルハウンドは22%の基礎刺突耐性をもつため、それぞれ83%/75%になります。
オークスキンのレベルを上げればヘルハウンドも80%確保できます。
また、ベルトにルナールヴァルゴスズガードルを使用する場合、刺突耐性が30~40%ほどくついているため、全く不足しません。
・生命力耐性は必ず少し不足してしまうため、ビーストコーラーの肩は数値の高い装備を厳選したいです。
(一応、メインの壁役であるブライアソーンは30%の基礎生命力耐性を持ちます。)
・出血耐性はエンボルデニング プレゼンスのレベル次第で少し不足します。
・イーサー耐性はレリックのイーサー耐性が低いと不足してしまいます。オーク スキンのレベルを上げることで多少は対応可能です。
・カオス耐性については装備の数値が低くても80%を超えます。それらの装備については、カオス耐性以外の数値を厳選するのが良いでしょう。
耐性低下を受けた時の事を考えると耐性超過は多い方が良いですが、カオス耐性下げがきつい敵はあまり居ません。
・その他の特殊な耐性については以下のようになります。
気絶耐性:装備の数値が低くても80%(=装備の数値を厳選する必要なし。)
凍結耐性:20~30% (+ブライアソーンは基礎凍結耐性25%、ヘルハウンドは50%、チルメーン/カンジャープライマルスピリットは凍結無効です。)
減速耐性:50%
ヘルス減少耐性:50%
反射ダメージ削減:50%
ペットのヘルス減少耐性や、減速耐性は非常に強力です。
他のペットビルドを使った事があるのなら、ヘルス減少攻撃をもつ敵にペットを一気に削られてしまうといった経験や、
「時間歪曲」のヒーローなどを相手にした時に殲滅速度が大きく下がってしまうという経験があるのではないかと思います。
50%の耐性があると、それらがあまり気にならなくなり、快適です。
攻撃面
属性変換
マスタリーで敵の生命耐性を下げるスキルや、生命ダメージ%のバフスキルを取得しているため、
火力を出すにはバラバラなペットの攻撃属性を変換して生命属性にまとめる事が重要です。
・ルナール'ヴァルゴスズ ガードル+スピリットバインダー グリフ でエレメンタル→生命(最大120%)
・ボーンスカベンジャーズ デスグリップ で物理→生命(最大120%)
・ボーンスカベンジャーズ デスグリップ で酸→生命(最大60%)
これらによってペットの攻撃の大部分が生命属性に変換されます。
各種属性ダメージの発生源は以下のような感じです。
・エレメンタル:山の心臓の冷気フラット、ヘルハウンドの各種火炎、チルメインやバウンドスピリット(グローブのアイテムスキル)の冷気、炎の奔流(星座スキル)の火炎/燃焼、など
・物理:各種ペットの攻撃、星座/装備/モグドロゲンズパクトのフラットボーナス、など
・毒酸:ドリーグの血のフラット、カンジャープライマルスピリットやエルドリッチハウンド(星座スキル)の攻撃、ワイルドショーンレッグガードの毒酸報復、など
この中で、物理ダメージは非常に大きいので、優先的に100%変換を目指したいです。
出血ダメージについては、プライマルボンドや各種星座にフラットがかなり付いていますが、これは変換されずに残ります。
ただし、生命耐性低下スキルにはオマケで出血耐性低下もついていたりするため、変換しなくても悪くない火力になります。
敵の耐性にもよりますが、ダメージの比率は 生命:出血 = 10:1 ぐらいになります。
ヘルハウンドやブラックスカージの攻撃にカオス属性が残りますが、カオス→生命変換は無いのであきらめます。
星座スキルによる範囲攻撃
Grim Dawnの戦闘では、多数の敵を相手にする場面が多く、素早く敵を倒すためには範囲攻撃が重要です。
しかし、ペットの攻撃は単体攻撃のものが多く、ペットビルドは単体火力に比べて範囲火力が低めになってしまう場合が多いです。
その弱点を少しでも補うために、ブライアソーンに星座スキルの炎の奔流をアサインし、範囲攻撃力を補強しています。
炎の奔流は、そこそこの威力/範囲であり、アサインしたペットの周囲に展開されるため、範囲挑発スキルで多数の敵のヘイトを取りやすいブライアソーンと相性が良いです。
武器ダメージも20%だけですが含まれるため、ビルドで特化しているフラットダメージ強化も有効利用されます。
また、威力がそこそこ大きい持続ダメージの部分については、2匹のブライアソーンからそれぞれ発動させることで、DoT部分を2つ重複させる事ができます。
(通常、同じ星座スキルによって付与したDoT(継続ダメージ)は重複しませんが、別々のペットから出た星座スキルは別扱いとなりDoTが重複します。
詳しい解説は戦闘システムのメカニクスや炎の奔流のページを参照して下さい。)
マスタリー(スキル)
オカルティスト
スキル名 | Lv | 解説 |
カース オブ フレイルティー | 1~ | 1でも良いが、上げると持続時間/半径が伸びて扱いやすくなる。 |
└ ヴァルネラビリティ | MAX | メインの生命耐性下げなので、できるだけ上げたい。 |
ドリーグの血 | 12~16 | 色々有用なのでそこそこ上げたい。(下で説明) |
└ アスペクト オブ ザ ガーディアン | 12or14 | 物理耐性が効率良く伸びる12まで。物理耐性を重視するなら14もアリ。 |
ビスミールの絆 | 1+補正 | 後続のスキルのために1ポイントだけ。 |
└マニピュレイション | MAX | ペットの火力が大きく伸びるので、できるだけ上げたい。 |
サモン ヘルハウンド | 1+補正 | 装備でボーナスがそこそこついているので。 |
├エンバー クロウ | 1+補正 | 装備でボーナスがそこそこついているので。 |
├ヘルファイア | 1+補正 | 1ポイントで8フラットダメージ+防御能力はそこそこ効率良い。 |
└インファーナル ブレス | 0 or 1 | 標的のダメージ減少目的で1取っても良いかも? |
ドリーグの血は、レベルを挙げた時の1つ1つの効果の伸びは小さいですが、自身とペットの両方にかかるので、
・即時回復でペットの耐久力UP
・酸フラットは半分程度が生命に変換されてペットの火力UP
・攻撃能力+でペットの火力UP
・ヘルス再生は本体の耐久力UP
といった感じで、色々な部分が伸びます。
この中で、フラット攻撃能力の影響は通常のビルドよりも大きくなります。例えば、防御能力2500の敵に攻撃する場合を計算してみます。
通常のビルドは、攻撃能力3100、クリティカルダメージ30%、ぐらいでしょうか。その攻撃能力を138上げた場合、ダメージ期待値は約1.3%しか上がりません。
ブアイアソーンの場合、基礎攻撃能力2263、攻撃能力+65%、クリティカルダメージが基礎45%+追加141% ぐらいなので、攻撃能力が138上がると、ダメージ期待値は約4.7%も上がります。
ドリーグの血Lv16以降は、この攻撃能力の伸びが少し悪くなるため、16で止めています。
ヘルス再生は逆に16以降で伸びが少し良くなるので、ヘルス再生重視ならもう少し上げても良いかもしれません。
同様に、アスペクトオブザガーディアンの効果もペットに乗ります。
毒酸耐性や物理耐性はもちろん、生命ダメージ+%効果もペットの火力UPにつながります。
カースオブフレイルティーのレベルを上げると、範囲と持続時間が伸びる以外にも、出血耐性低下が増えるので、僅かにですが火力も上がります。
(出血耐性低下は1レベルにつき4%も伸びますが、出血ダメージは全体の1割弱しかないので、火力はあまり伸びません。)
1+補正の3は範囲が狭すぎて扱いにくいので、5か6ぐらいが個人的にはオススメです。
サモンヘルハウンドは1+補正だけですが、それでもヘルス6万程度あり、敵の攻撃も4匹の挑発ペットに分散するので、意外と死にません。
範囲殲滅力を少しでも上げるためにエンバークロウを取得していますが、範囲挑発スキルでもあるため、
ヘルハウンドがあまりにも死にやすい場合は、取得しないという選択肢も考えられます。
サモンファミリアは、攻撃の武器ダメージ%が低く、フラットダメージで火力を強化するこのビルドとは相性が悪いので、取得しません。
1振りでメンド フレッシュ(回復)とストーム スピリット(エレメンタルフラット範囲バフ)を取る、という取り方も考えられますが、
再召喚する手間とか、操作キーがさらに増えてしまうとか、デメリットを考えると、その分のポイントでドリーグの血を上げたりした方が良いと私は思います。
ブラディ ポックスとフィーバード レイジに1ポイント振って、
耐久力に余裕がありすぎる場合に火力ブーストとして使用する、という選択肢もあります。
ペットはクリティカルダメージ%が非常に高いため、敵の防御能力-25%によってダメージ期待値はおよそ10%ほど上がります。
デメリットは、ただでさえ操作キーが多くて大変なのに、それがさらに1つ増える事です。
星座スキルのアサイン先をこちらに変更し、シャーマンのグラスピング ヴァインズを取得しない、という取り方をすれば、
操作キーを増やさずにすみますが、フィーバードレイジをかけたくない場合にアサインした星座スキルを発動できなくなってしまいます。
シャーマン
スキル名 | ポイント | 解説 |
デヴァウリング スウォーム | MAX | メインの生命/出血の耐性下げ。できるだけ上げたい。 |
グラスピング ヴァインズ | 1+補正 | 星座スキル発動用。ヒット数が多いのでアイテムスキル発動にも貢献。 |
モグドロゲンズ パクト | MAX | 物理フラットダメージ目的。ヘルス再生も嬉しい。 |
├ ハート オブ ザ ワイルド | 1+補正 | 1ポイントでヘルスが大幅に増やせる。 |
└ オーク スキン | 1~ | イーサー/刺突耐性を上げたい場合はこれに振る。 |
サモン ブライアソーン | MAX | メインの盾役。2匹出すのでなるべく強くしておきたい。 |
├ グラウンド スラム | 12~MAX | 範囲火力+範囲挑発。 |
└ エンボルデニング プレゼンス | MAX | 物理耐性/攻撃能力/全ダメージの範囲バフ。上げない理由が無い。 |
ウェンディゴ トーテム | 1+補正 | 1+補正だとヘルス回復が3%だが、もう1ポイント振ると4%になる。お好みでどちらか。 |
└ ブラッド パクト | MAX | 全ての効果がビルドに合っている。上げない理由が無い。 |
カンジャー プライマル スピリット | 1+補正 | 装備に補正がめちゃくちゃ付いている。 |
プライマル ボンド | MAX | ダメージ吸収+ペットの火力UP。なるべく上げたい。 |
こちらは、1+補正で十分なものと、MAX取りたいものがハッキリしているので、あまり迷う事はないと思います。
グラウンドスラムは、これ自体が範囲攻撃ですので、範囲火力を高めるという目的で上げています。
ただし、数秒に1回使用するスキルでしかないので、ポイントを多く振っても影響は大きくありません。
特に、Lv12までは5%伸びていた武器ダメージが、Lv13以降は3%しか上がらず、
物理フラットなどの他の数値の伸びもほとんど変わらないため、
他に振りたいスキルがあるのならば、グラウンドスラムはLv12までは減らしても良いかもしれません。
また、スーパーボスなど、対単体に特化するのであれば、グラウンドスラムは1+補正まで減らしても良いでしょう。
オカルティストの方で解説しましたが、ペットビルドにおいては、攻撃能力+の効果の影響は大きくなります。
エンボルデニング プレゼンス は、攻撃能力に加え、全ダメージや物理耐性の上がるため非常に強力です。
Lv21→22で、攻撃能力や物理耐性が多めに伸びるので、Lv22を狙いたくなりますが、「オブ ザ ワイルド」のついたレア靴を採用するぐらいしか方法がありません。
ペットの耐久力をさらに上げたい場合は、ウェンディゴトーテムのレベルを上げて回復力を高めるという選択肢があります。
星座
どのような方針で星座を取得したか
1.モグドロゲン ザ ウルフ(ペットの火力UP) と ベールの番人 ラトッシュ(生命耐性低下) と ビヒモス(自身のヘルス再生) を取得したい。
2.そのためには 紫15 緑12 黄6 赤6 青4 という、そこそこ多い親和性が必要になる。
3.親和性の色が合う、ビスミールの枷、魂の番人テュポス、羊飼いの杖、フィーンド、といった強力な星座を取得していく。
4.親和性をほとんど無駄にできないきつい状態(残り16ポイントで合計20親和性)になるが、上手く星座を取得するとギリギリ達成できる。
(必要親和性と取得親和性がぴったり同じで親和性が全く無駄になっておらず、また、星座を一部だけ取得している部分も無く、なかなか美しい星座ではないでしょうか?)
モグドロゲン ザ ウルフ のかわりに 瀕死の神 を取得するパターンも考慮しましたが、
羊飼いの杖 や 魂たちの看守テュポス といった、親和性が紫の強力なペット用の星座が取得できず、
また、星座自体の効果も、瀕死の神 はヘルスを消費するのに対して、モグドロゲン ザ ウルフ はヘルス再生増加100%がついています。
実際に星座を組み替えて試しても、モグドロゲン ザ ウルフ を取得するパターンの星座の方が性能が上だと私は感じました。
ベールの番人 ラトッシュ を取得せず、かわりにペットボーナス系の星座を取得するパターンも試しましたが、
体感ですが、範囲殲滅力はほとんど変わらず、ネメシス等の単体ボス相手にはラトッシュを取得した方が強かったです。
星座
星座 | 解説 |
岐路(青) | 親和性。 |
牡鹿 | 親和性+物理耐性+ペット総合速度。 |
蓮 | 親和性。役に立たない効果が多いが黄+緑はこれしかない。 |
ハンマー | 親和性。役に立たない効果が多いが紫4はこれしかない。 |
フィーンド | 星座スキルだけのために取る。獲得親和性も悪くない。 |
ナイトタロン | 親和性+ペットへの効果もそこそこ良い。 |
羊飼いの杖 | 非常に強いので必ず取りたい。 |
ビスミールの枷 | 親和性効率が悪いが、性能は強力なので取りたい。 |
ビヒモス | 本人の耐久力を大きく上げてくれる。 |
魂たちの看守 テュポス | 色々な有用な効果が詰め込まれていて強い。 |
モグドロゲン ザ ウルフ | ペットの攻撃力がすさまじく伸びる。 |
ベールの番人 ラトッシュ | 無駄な効果が多いが、星座スキルが強力。 |
入れ替え案
「岐路(青) + 牡鹿 + 蓮 + ハンマー」が12ポイントで 青4 黄4 緑3 紫4 を確保していますが、この取り方以外にも、
「岐路(黄) + 岐路(紫) + (ヒキガエル or 羽ペン) + 獅子 + (蜥蜴 or 猟犬 or 鰻)」(grimtoolsリンク)という取り方もあります。
そちらを取得した場合、
・キャラ本人の物理耐性が4%低くなり、装甲も150ほど下がりますが、ヘルスは9%ほど高くなります。
・ペットの防御能力が3%低くなりますが、ヒキガエルのペットの4%ヘルス変換がペットの耐久面を上げてくれます。
・ペットの総合速度が4%低くなりますが、ペットの攻撃能力は6%高くなります。
・牡鹿 の「ペットの刺突耐性15%」がなくなります。ベルトにノスフェラティスを使用する場合は刺突耐性が不足します。
ブライアソーン/チルメーンの刺突耐性を80%にするにはオークスキンLv8、ヘルハウンドの場合はオークスキンLv10が必要になります。
ベルトにルナールヴァルゴスズガードルを使用する場合はオークスキンが1+補正でも全く問題ありません。
・牡鹿 の「移動速度5%」がなくなりますが、入れ替え先の蜥蜴に3%、鰻に6%ついています。
・蓮 のエナジー再生がなくなりますが、よほどスキルを連打したりしない限りは、エナジー回復薬をリチャージごとに使用すれば足ります。
といった感じで、かなり似たような性能となっています。差は小さいので好みで選んでも問題ないでしょう。(個人的には入れ替えバージョン(ヒキガエル+蜥蜴)が好きです。)
ヒキガエル or 羽ペン の2択は、基本的にヒキガエルで良いと思います。羽ペンはどうしてもイーサー耐性8%が欲しい時ぐらいでしょうか。
蜥蜴 or 猟犬 or 鰻 の3択は少し難しく、
蜥蜴は、本人のヘルス再生が400前後伸び(装備や星座スキル発動状況により多少変動)、走行速度も3%上がります。
猟犬は、ペットのヘルスが20%上昇し、本人の装甲も240ほど上がりますが、走行速度が全く上がりません。
鰻は、回避率や防御能力が上がりますが、本人の耐久面では蜥蜴の方が良い場面が多いです。刺突耐性10%や走行速度6%が鰻の利点です。
自身の走行速度がどれだけ不足するか(=靴にどれだけ移動速度がついているか)にあわせて、走行速度135%を確保できるように選択するのが良いかもしれません。
星座スキルのアサイン先
・「羊飼いの杖+ビスミールの枷+モグドロゲン ザ ウルフ)」→「カース オブ フレイルティー + デヴァウリング スウォーム + グラスピング ヴァインズ)
どれをどれにアサインしても使用感はほとんど変わりません。
・ビヒモス → (常時バフなら何でもいいです。)
・フィーンド → サモン ブライアソーン 上の解説に書いたように、ブライアソーンが最も良いアサイン先でしょう。
・ベールの番人 ラトッシュ → サモン チルメイン 範囲攻撃力や耐久面がヘルハウンドよりも優れているためこちらに。
装備について
ヘルム、ショルダー、チェストアーマー、メダル
- ビーストコーラーセット
セット効果でブライアソーンの数を増やすためにセット全てを使います。
他の効果も優秀なので、これ以外の選択肢は無いでしょう。
鍛冶屋のボーナスを狙うのであれば、体格 or 装甲強化が狙えるアングリムでしょうか。ハズレの刺突耐性も完全に無駄にはなりませんし。
武器
- 神話級 ブラック スカージ
ペットの数を増やすために採用します。シャーマンの全スキル+1やクールダウン短縮、ヘルスなど、他の効果も悪くないです。
召喚されるペットの死亡時の3mの範囲攻撃などに 16 標的の耐性減少 の効果が付いていますが、
ビスミールの枷 の星座スキルのペットの 25 標的の耐性減少 の方が強く、こちらは補助として利用する程度です。
盾orオフハンド
ペットビルドでは、属性変換のために特定のオフハンドをつけなければならない場合が多いですが、
このビルドでは手とリング/ベルトで属性変換が完了するので、左手装備の自由度が高いです。
その候補は2つあり、どちらもMIなので、接辞次第で性能が大きく変わります。
総合的な性能で考えるとほぼ互角なので、どちらを使っても良いでしょう。
- フレッシュワープト ブルワーク
ペットへのボーナス効果はありませんが、スキル変化効果によって範囲バフ系スキルが強化されるため、それによりペットの火力が上がります。
+3モグドロゲンズパクトも含めると、合計で+72物理フラットダメージ相当もあります。
上げづらいペットの「反射ダメージ削減」「ヘルス減少耐性」「減速耐性」を大幅に強化できます。もちろん自身も強化されます。
盾なので、キャラの防御力を高めるような接辞がつきやすいですが、「ペットの全ダメージ%」のような接辞は付きません。
つくと強い接辞は、ヘルス再生が大きく上がる「オブ イモータリティ」とクールダウン短縮効果の「クロノマンサーズ」「スーパーチャージド」の3つでしょう。
モグドロゲンザウルフ/羊飼いの杖/ビスミールの枷の星座スキルや、カンジャープライマルスピリットのクールダウンが短縮されると火力が上がりますし、
ビヒモスの星座スキルや、ドリーグの血のクールダウンが短縮されて耐久力も上がるため、クールダウン短縮効果はかなり強力です。
ヴァルバリー港(ローグライクダンジョン)のNPC商人から購入可能なので、商人と1つ前のフィールドを往復することで厳選が可能です。
30~60分程度マラソンすれば「何か+オブ イモータリティ」か「クロノマンサーズ/スーパーチャージド+何か」のどれが1つは手に入ります。 - ブラッドスウォーン コデックス
ダメージ修正総計によって、ブライアソーンとそれから出る星座スキルを強化し、範囲攻撃力を高めることができます。
クールダウン短縮が元からついているのも強力です。
オフハンドなので、ペットの火力を高める接辞がつきやすく、火力面ではこちらが少し上です。
一方、キャラの防御力を高めるような接辞はほとんど付きませんし、必要な精神力も724と高いため、体格を減らさなければなりません。
また、ペットのヘルス減少耐性がなくなり、ペットの耐久力も下がります。
被ダメージがあまり痛くないSRの低層を周回する場合や、難易度が高い場所でも上手く被弾を抑えた立ち回りができる場合には、こちらの方が強いと思われます。
こちらはNPC販売が無いので、血の森でクトーン信者を狩るなどしてドロップを狙うしかありません。
パンツ
- 神話級 ワイルドショーン レッグガード
優秀なペットへのボーナスに加えて、+3エンボルデニング プレゼンスがついています。
高いヘルス、防御能力、耐性、と、防御面もかなり強力。ペットの凍結耐性も貴重です。
グローブ
- ボーンスカベンジャーズ デスグリップ
「追加のペットの召喚」と「ペットの属性変換」という、2つの非常に重要な役割をこなす装備です。
グローブはこれ以外の選択肢はありません。なるべく属性変換の数値が高いものを厳選したいです。
ブーツ
- 神話級 フィーンドフレッシュ グリーヴ
ペットへのボーナスはそこそこ。ヘルス、スキルボーナス、アイテムスキルによってキャラの耐久力が大きく強化されます。
このビルドは移動速度が不足するので、なるべく移動速度の数値が高いものを使用したいです。
盾ではあんくオフハンドを使用する場合は、ペットの減速耐性を稼げる神話級 デスウォーカーの気品という選択肢もあります。
ダブルレアのクラフトブーツなんかも、既に持っているなら選択肢としてはアリです。狙って出そうとクラフトするのはあまりオススメしません。
アミュレット
- 神話級 山の心臓
めちゃくちゃ強いペットを出すことができます。さらにペットへのボーナスもそこそこついています。
ザリアズ ペンダントを使用して、ブライアソーン/ヘルハウンドをさらに強化する、というビルドも試しましたが、
接辞のかなり良いザリアズペンダントでも山の心臓と互角ぐらいなので、入手が簡単な山の心臓の方が強いという結論になりました。
チルメーンは凍結耐性が500%なので、苦手なムージラウク相手にもガンガン攻撃してくれます。(凍結無効ペットはこいつとカンジャープライマルスピリットだけ。)
ベルト/リング
ここでは2通りの選択肢があります。
「リング+ベルトでエレメンタル→生命変換100%を確保して、もう片方のリングに好きなものをつける」というパターンと
「リング+リングでエレメンタル→生命変換100%を確保して、ベルトに好きなものをつける」というパターンです。
(3箇所全部に変換装備をつける、という選択肢もあるにはあります。)
リング
- 神話級 スピリットバインダー グリフ
エレメンタル→生命の属性変換のために使用。アイテムスキルのバフはほぼ常時発動してくれます。
アイテムスキルを含めた性能はかなり強力で、これを2つつけても十分強いです。
変換率の高いものを用意できると、もう片方の変換部位の変換率の厳選が楽になります。 - ブラッドスウォーン シグネット
変換が不要なリングとして採用するならおそらくこれになります。スキルボーナスが強い。
ただし、競争相手のスピリットバインダー グリフがかなり高性能なので、
それを上回るためには、きちんとペット系の接辞が両方につく必要があるでしょう。
シングルレアなら「サブジュゲイター / オブ ザ ワイルド」が理想です。
ローグライクダンジョン カオスの要塞 に居るNPC商人から購入可能なので、移動距離は長いですが、往復して厳選できます。
ベルト
- ルナール'ヴァルゴスズ ガードル
エレメンタル→生命の属性変換のために使用。
落とす敵が遠く、入手がめんどくさいのに、前後の効果や属性変換の数値など厳選したい部分が多くて大変です。
変換率が高い指輪を用意できれば、こちらの厳選が楽になります。 - 神話級 ノスフェラティス
変換が不要なベルトとして採用する候補。
ペットのダメージ%がついてなかったりしますが、スキルブーストは豪華。ペットの物理耐性も嬉しい。
これを採用した場合、ペットの刺突耐性が不足しますが、
ブライアソーン/チルメインは30%、ヘルハウンドは22%の、基本ステータスとしての刺突耐性をもっているため問題なかったりします。
レリック
- Mogdrogen's Ardor モグドロゲンの熱情
ペットの様々な火力ステータスを大幅に強化してくれます。ビルドと相性の良いフラットダメージも多く付いています。
v1.1.9.8ではペットの数を増やせる原始的本能が強力でしたが、v1.2.0.0でかなり弱体化されました。
(武器ダメージ100%のペットが5匹(合計500%) → 武器ダメージ50%のペットが4匹(合計200%)、また、ペットの基礎ダメージやヘルスも弱体化。)
両方試してみましたが、火力面ではほぼ同等、イーサー/カオス耐性がついてる分だけこちらの方がペットの防御面が強い、という印象です。
完成ボーナスは、防御能力以外にも、ヘルスや体格/狡猾性/精神力か、もしくは、足りてない耐性がついたものも良いです。
そこよりは、ペットへのボーナスの数値が高いかどうかの方が重視したいです。
MI掘り全般の注意点
なんとダブルレアが売ってる!!なのに鉄片が足りない!! なんて大惨事にならないよう、鉄片はしっかりと多めに持っておきましょう。
そこそこ良いお値段します。商人が売ってる他のアイテムも同時に厳選するなら、5,000,000~10,000,000ぐらいは用意するのがオススメです。
あと、どれも移動している時間が大半なので、効率を求めるのであれば移動力の高いメダルの移動スキルを使ったり、
移動が速いビルド(ヴィールズマイトを連打できる覇者テンプラーとか?)があるなら、そのキャラでやった方が効率が良いです。
フレッシュワープト ブルワーク(盾)
ヴァルバリー港の鍵ダンジョンの2マップ目の商人が販売しています。
下図の黄色のルートをひたすら往復しましょう。(1つ手前のマップに戻って5秒ほど待ってから再び商人まで行くと、品揃えが更新されます。)
注意点とし、商人の左上の壁にもなぜかもう1人の商人の判定があり、その商人の品揃えはあまりリセットされません。
(作者はあまり岩が邪魔なパターンを引いた事がありませんが、もしかしたら岩がめちゃくちゃ邪魔なパターンとかがあるかもしれません。)
マラソン距離は短いですが、1回に1~2個しか売っていないため、あまり厳選効率は良くないです。
ブラッドスウォーンシグネット(リング)
カオスの要塞の鍵ダンジョンの2マップ目の商人が販売しています。
下図の黄色のルートをひたすら往復しましょう。点線の所はランダムに岩で塞がれていたりします。
ここはジャンプで壁をこえてショートカットできる所が多いので、ジャンプ系のメダルの移動スキルがあった方が良さそうです。
参考動画 ←ではイシュターク慈悲のルーン(後ろにジャンプ、リチャージ2秒)を使用しています。
マラソン距離は長く、障害物も多いですが、1回に2~4個販売しているため、意外と効率は良いです。
ルナールヴァルゴスズ ガードル(ベルト)
特定のボスが50%の確率でドロップします。
マルマス郊外リフト→モーンデイル→燃え殻の荒地→正気の縁 とかなりマラソンする必要があります。
モーンデイルには赤い魔法陣が3箇所あり、そのどれかに燃え殻の荒地への入り口が出現します。
マルマス郊外から燃え殻の荒地までは下図のルートが最短だと思われます。
緑矢印の所が岩でふさがれている事があるので、その場合は赤色のルートを通ります。参考動画(1週)
1週2分ぐらいなので、1時間で15個ぐらいは掘れる計算になります。
動画だとペット系の接辞がついたものが運良く出てますが、ペット系の接辞がつかない事の方が全然多く、厳選はかなり大変です。
コンポーネントについて
武器/オフハンド
- 力の印章
物理耐性4%が自分にもペットにも強力なのでどちらもこれを採用しています。
他の各種耐性もペットビルドにとってはかなり嬉しいです。
どうしても凍結耐性を稼ぎたい場合は、ここを共鳴の印章に変更し、
不足するペットの耐性を、靴/ベルトやアクセサリの増強剤などで補う、という方法も考えられます。
アクセサリの増強剤でも凍結耐性を上げる事はできます。
ヘルム/チェスト
- エルドリッチ ミラー
ペットへの総合速度10%が強力なので。
パンツ/ショルダー/グローブ/ベルト/ブーツ
- ほしい耐性のついたコンポーネント
パンツに鱗で覆われた皮をつけて装甲吸収率を上げていますが、
そもそも物理耐性が非常に高いビルドなので、装甲よりは他のコンポーネントをつけて耐性超過を多くしたり、ヘルスを伸ばしたりした方が良いかもしれません。
リング/メダル/アミュレット
- 各種行動阻害耐性を上げるコンポーネント
ルーンバウンド トパーズ、フローズンハート、燃えるルビーなど。
アミュレットは、カオス/イーサーのバリアを付与する祖先の印章が強いと思われますが、
耐性パズル次第では、耐性目的のコンポーネントを採用しても良いかもしれません。ヘルス再生をさらに強化する死体の粉末もアリです。
また、移動速度が不足して135%確保できてない場合は、移動速度や総合速度のついたコンポーネントを採用するという選択肢もあります。
増強剤について
武器/盾/オフハンド
- ラヴァジャーの目
ペットの火力と自身の耐久力を効率良く上げれるのはこれだと思います。
アミュレット/リング
- モグドロゲンの祝福
ペットの攻撃力特化。強力なのでこれで良いでしょう。ペットの耐性をどうしても上げたい場合は、ここを別の耐性増強剤に変更します。
ムージラウクがどうしてもきつい場合の選択肢として、番人の束縛紛(死の目覚めの修道会)で、ペットの凍結耐性を20%上げる事ができます。
増強剤は上書き可能なので、2種類の増強剤を持ち歩き、ムージラウクと戦う時だけ増強剤を変える、というやり方や、
番人の束縛紛をつけた予備のスピリットバインダーグリフ(リング)を用意しておき、ムージラウクと戦う時だけリングをそちらに変える、というやり方も考えられます。 - 転置のルーン
個人的にはワープが使っていて気持ち良いので使っています。
1.2以前は、ダッシュのアマトク吐息のルーンは「キャラの攻撃速度%が遅いのでダッシュ終点で止まるモーションが長い」という欠点がありましたが、
1.2以降は、追加された「回避」によってその硬直をキャンセルできるようになったので、こちらもアリかもしれません。
- イシュターク慈悲のルーン
6m標的エリア 180標的の防御能力低下4秒 15%標的のダメージ減少5秒 リチャージ2秒
オカルティストのスキル解説で書いたように、ペットはクリティカルダメージが非常に高いため、180標的の防御能力低下で、ダメージ期待値は3%前後上がります。
離脱系のルーンなので、自身の足元にデバフ判定を出し、指定地点の反対方向にジャンプします。
デバフ目的で戦闘中に使用すると完全に戦闘から離脱してしまうため、ジャンプ途中で回避でキャンセルして元居た場所に戻る、という操作が必要になります。
とにかく癖が強くて扱いにくいので、あまりオススメしません。ただ、リチャージが非常に短いため、上手く扱えた場合の移動性能は高そうです。
- 闇き開祖のルーン
4.5m標的エリア 170標的の防御能力低下3秒 170標的の攻撃能力低下3秒 リチャージ3.5秒
指定地点にジャンプし、着地点の周辺にデバフを付与します。リチャージ/標的エリア/デバフの持続時間など、全体的に性能が劣っていますが、扱いやすさではこちらの方が上です。
他の移動スキルと異なり、段差を飛び越えるような移動が可能です。入り組んだ階段のような地形を一気に飛び越えたりできます。
注意点として、ジャンプモーションは回避で中断キャンセルできませんので、ジャンプと敵の強力な攻撃がかぶると回避できない、といった危険性があります。
単体ボス相手に使用する場合は、標的エリアが狭い事はあまりデメリットになりませんので、強敵相手にだけ使うのならば、扱いやすいこちらの方がオススメです。
チェスト/ヘルム/ショルダー/グローブ/パンツ/ブーツ/ベルト
- 各種耐性増強剤
耐性パズルです。不足している耐性を補います。ほとんどがイーサー+カオス耐性のものになると思われます。
キャラガドラ討伐
キャラガドラ専用調整ビルド → 討伐動画
動画はそこそこスムーズに討伐できた時のものです。キャラガドラがうろうろして時間がかかってしまう事もあります。
toolsでは盾は接辞が1つだけ、パンツは接辞無しになってます。好きな接辞が付いたものを使用して下さい。
動画撮影時は、そこに アグレッシブ(自身の攻撃能力) など、ペットビルドでは全く役に立たない接辞がついたものを使用しています。
盾の接辞は「何か+オブイモータリティ」以外にも「クロノマンサーズ/スーパーチャージド+何か」でもOKです。(実際にそれを使って討伐できました。)
クールダウン短縮が上がると、星座ビヒモスのヘルス再生バフのリチャージも短くなるため、意外と自身の耐久力は減りません。
ビスミールセクトレッグガードには「オブ ザ ワイルド」が付くと、スキルボーナスによって物理耐性を1%稼げますが、元の物理耐性が4%でそれがついたものを厳選するのは大変です。
専用ビルドの変更点
キャラガドラの攻撃はすさまじく、対策なしだとペットがすぐやられてしまいます。(対策しててもやられる場合もある。)
最も重要なのは、キャラガドラのメイン攻撃属性の物理を軽減する物理耐性と装甲です。物理耐性は1~2%変わるだけでペットの耐久力が全然違います。
それ以外にも色々な部分を変更しており、変更点は以下の通りです。
マスタリー
・ウェンディゴトーテムをMAX取得して回復力を強化します。
・オークスキンをMAX取得してペットの刺突耐性/装甲/防御能力を上げます。
・アスペクトオブザガーディアンを14まで上げ、自分+ペットの物理耐性を1%上げます。
・ダメージを減らすためにインファーナルブレスを1だけ取得します。
・グラウンドスラムの範囲火力は不要なので1+補正まで減らします。
・カースオブフレイルティーの範囲は不要なので1+補正まで減らします。
・ポイントが足りないのでブラッドパクトを12、ドリーグの血を13まで減らします。
装備
・ペットの物理耐性を少しでも高くするために、ノスフェラティス(レジェベルト)やビスミールセクトレッグガード(MIパンツ)を使用します。
ビスミールセクトレッグガードは物理耐性4%、ノスフェラティスは物理耐性6%の、物理耐性が最大値ものを使用したいです。
全てを合計すると80%を超えますが、キャラガドラが召喚する竜巻が -21%物理耐性 のデバフをもつため、上げられるだけ上げたいです。
・ブラッドスウォーンシグネット+ルナールヴァルゴスズガードルの両方に
「オブザアンテイムド(ペットに3~5%物理耐性)」が付いた物を用意できるのであれば、そちらを使用するのもアリです。
・イーサー/カオス耐性は不要なので、増強剤はヘルスや防御能力系のものに変更します。
toolsではソレイル血の束縛(ヘルス150+防御能力16)を使用していますが、ウェンディゴライフセントパウダー(ヘルス4%)の方が良いかもしれません。
全部変えてしまうと本人の刺突耐性が80%を下回る場合があるので注意が必要です。toolsでは刺突耐性の増強剤を1個つけています。
・同様に、アクセサリのコンポーネントも、凍結耐性は不要なのでフローズンハートをルーンバウンドトパーズに変更します。
こちらは差が小さく、コンポーネントの付け替えは面倒なので、そのままでもいいかもしれません。
・武器/盾の増強剤を「ビスミールの統制」に変更することで、ペットの装甲を上げます。
・動画では使用していませんが、ペットへのバフ消耗品(モグドロゲンの霊薬、ヘルス8%+総合速度8%)を使用するという選択肢もあります。
・動画では使用していませんが、メダルの増強剤に「闇き開祖のルーン」を使用し、敵のOADAを低下させるのは有効です。
ただし、ジャンプモーションが回避でキャンセルできないので、破砕攻撃を回避できない事故が起きないよう、タイミングに注意して使用する必要があります。
星座
・ペットの耐久力を少しでも上げるために、ヒキガエル(ヘルス変換) + 猟犬(ヘルス) のパターンで取得してます。
その他の注意点など
戦闘時に気をつける事として、自身のヘルスに余裕がある間はキャラガドラの近くに立ち、
破砕(sundered)効果のある翼で風を送るようなモーションの攻撃を、ペットの居ない方向に誘導することを狙います。(動画45秒~で1回成功してます。)
(あと、ウェンディゴトーテムによるヒールがあるため、ボスの近くに居た方が耐久力が上がるという理由もあります。)
自分に向けて羽ばたきを出すことに成功したら、回避でよけましょう。攻撃判定はかなり遅いみたいなので、歩くだけでも回避できたりします。
破砕をくらってしまったとしても、効果時間は3秒しかないので、回避で離脱して効果が切れたら戻ればOKです。
破砕デバフが何度もペット直撃するなどして、ペットがやられてしまう事もあります。特に1振りのヘルハウンドは良くやられます。
なので、ブライアソーン/ヘルハウンド/チルメインを全てクイックスロットに入れ、すぐに再召喚できるようにしておいた方が良いです。
クイックスロットが足りないので、「ペットの攻撃」を外して入れ替えています。
単なる気のせいかもしれませんが、グラウンドスラム/エンバークロウは1+補正は残した方が良さそうでした。
キャラガドラがその場で方向転換しまくって攻撃スキルをあまり使用しなくなる事がたまにあるのですが、挑発スキルによってそれが発生しているような気がします。
ただ、発生する時もあれば、全然発生しない時もあるので、ただの気のせいかもしれません。
挑発ペットが多い方が、1匹が集中して狙われにくくなり、ペットがやられてしまう事が減るような気もしますが、これもただの気のせいかもしれません。
デバフスキルの打ちすぎにも注意が必要です。デバフの持続時間は5秒ちょっとあるので、デバフのかけなおしはそのぐらいの周期で十分です。
あせってデバフをかけまくってしまうと、エナジーが枯渇します。
サモンファミリア+メンドフレッシュを1だけ上げて、回復させるという案は試しましたが、
ファミリアが一瞬で倒されて居なくなってしまうので使い物になりませんでした。
補足資料
類似ビルドの紹介
- 公式フォーラム(英語)に投稿されているビルド
ヘルハウンドとカンジャープライマルスピリットを取得していない、などの多少の違いはありますが、コンセプトも似ており、かなり近いビルドです。
SR7576を4分53秒でクリアしている動画や、箱男やラヴェジャーを倒している動画があるので、参考になります。 - 動画サイトに投稿されている、SR140クリア動画
装備や星座がかなり異なります。時間切れになっており、一時強化の消耗品もフルに使用していますが、SR140をクリアしています。
なので、新たに討伐動画を撮影しなおしました。また、キャラガドラ討伐に挑戦する場合の解説をビルドガイドに追加しました。 -- 作者? 2023-12-04 (月) 04:52:54
・ペットの耐久面:あまり変わらないか、少し下がってそう。
回復力は、思ったほど伸びません。考えられる原因としては、「既にラトッシュで-10%してるので、そこからさらに増やしても伸びが悪い。」
「ペットはヘルス10万とかあるので、ヘルス変換よりも、トーテムやドリ血による%回復の方がメインの回復になっている。」
「火力が下がるせいでヘルス変換で吸える量も減ってしまっている。」とかでしょうか。
また、モグドロゲンの熱情についている装甲がなくなったり、全スキル+1がなくなって物理耐性スキルのレベルが下がったりして、物理に弱くなる影響も大きいです。
・火力:下がってそう。
討伐回数は多くないのでたまたまかもしれませんが、討伐時間はモグドロゲンの熱情だと1分20~30、ホーントだと1分45~55、という感じです。
・その他のデメリット
ただでさえ操作キーが多いのに、さらにホーントを定期的に使用するという操作が増えます。
また、クイックスロットが不足するので、なんとかして1枠確保しなければなりません。-- 作者? 2023-12-04 (月) 08:30:58
ペット1振りに関しては、そちらのビルドガイドに
「I personally detest the usage of 1 pointer pets, it’s insulting aesthetically, but technically adding in hellhound or primal spirit is probably a minor gain here.
(個人的に1ポイントペットは美しくないのでやらないが、厳密には取れば少し伸びるはず)」と書かれており、取った方が強いというのは共通認識のようです。
個人的に美しく感じる点という話では、私の場合は、星座入れ替え案のヒキガエル+猟犬ルートの方が、
「ラトッシュと岐路以外はペットボーナスの星座しか取得していない」ので美しく感じますね。(フィーンドはちょっと怪しいですが。)
このビルドで使用していない右上方面の星座や、他のレリックもけっこう強化されたので、生命に限らずペットビルド全般が強くなってる印象です。
ただ、アイテム掘りやビルドの強さ計測のメインとなるSR75-76のクリアタイムでは、高速移動スキルをもつ強いビルドにはどうあがいても勝てなさそうです。 -- 作者? 2023-12-04 (月) 20:04:02