ポーランド

Last-modified: 2024-04-10 (水) 01:36:34

Plonk Itのポーランドのページの翻訳に基づいている。Based on a translation of Poland page of Plonk It.
画像も特記ない場合は上記のページより引用している。Images are quoted from the above page unless otherwise specified.
画像はまだ準備中。

国名
ドメイン.pl
道路右側通行
カメラGen3 55.2%, Gen4 44.7%

国の特定

ナンバープレート

ポーランドは典型的なEUプレート。、細長く白色が基本で左端が青いものを使用している。

ボラード

ポーランドのボラードは白色が基調であり、赤色のストライプが一周している。正面には赤色の反射板(時々保護色になって見にくい)、裏側には白色の反射板がある。ボラードには番号が付いていることがある。

ヒント: このボラードはポーランドに特有。

電柱

ポーランドは細長いコンクリートの電柱を普通使っており、貫通する穴が空いている。これらはホーリーポール(直訳: 穴あき電柱)とよく呼ばれている。この穴は電柱の一番下までくまなく空いてはいないことが多い。
時々2つの電柱が接合されていたり、Λの字のように互いに寄りかからせている場合がある。また、ホーリーポールとは別に円柱上のコンクリートの電柱も見られる。
ヒント: ハンガリーとルーマニアも穴の空いた電柱(これもホーリーポール)を使っているが、ポール自体がより太く大きい。また、これらの国ではポーランドと違い穴がポールの一番下まで開けられている。

道路ライン

ポーランドでは白い道路線を使用しており、二本の中央線もかなり一般的。
ヒント:二本の中央線は、他の欧州諸国、特にデンマークとギリシャでも使用されていること

ガードレール

ポーランドには直線的なタイプのガードレールが含まれている。また、ガードレールの途中には赤い反射板もついている。
ヒント:このタイプのガードレールは、ヨーロッパでは珍しい。ほかの国については、この画像を参照していただきたい。

標識

警告標識

ポーランドでは、三角形で、黄色い背景と赤の細い縁取りがある警告標識を使用している。
この細い赤枠の標識は、ポーランドでのみ使用されている。

禁止標識

一方、禁止標識は、円形で、白い背景に赤の太い縁取りがあるものを使用している。
また、赤枠の外に白枠が細くあり、さらにその外(白枠の周り)に細い赤枠が見える。

横断歩道標識

通常、横断歩道標識は黒い縦じま模様で描かれることが多いが、ポーランドの場合は、一本の細い線が描かれている横断歩道標識を使用する。
また、オーストリアとベルギーでも、横断歩道標識に細い線が描かれているが、それらの国の場合は二本線である。

シェブロン

ポーランドのシェブロンは、白い背景に赤い矢印を使用している。

行き先看板・地名看板

ポーランドの方向看板は、通常緑色。また、これらの看板では、独特なフォントを使用しており、ポーランドと判別するいい方法。
ヒント:高速道路の看板は、通常青色。
街の名前の看板は、主に2種類ある。
・緑色の看板に単純に町名が書かれたもの(この場合、上記と同様に、独特なフォントを使用する。)
・白と黒で、町のシルエットが抽象化されたもの

言語

ポーランド語はスラブ系の言語。特に以下のようなアルファベットが特徴的。


・Ł (発音に注意: 基本/w/) Lに斜線。公式カバレッジのある範囲ではポーランド特有。
・Ą and Ę AやEにフックのような文字(オゴネク)。リトアニア語でも見られる。
・Ć, Ń, Ó, Ś, Ź アクセント記号的なもの(アキュート)つきC, N, O, S, Z。Ńはポーランド特有であり、またŚとŹは他の言語の例がモンテネグロ語しかない。
・Ż ドットつきZ。ポーランド特有。

ポーランド語は子音が多く、それがたくさん連なるクラスターを作ることもよくある。ただしVを使用せず、代わりにWを多く使用する。これは他のスラブ系言語とは違う特徴。Z, K, Cもよく使う子音。

風景

ポーランドは一般的に平坦。まれになだらかな丘も見られる。緑豊かで、多くの農地がある。また、適度な量の森林もある。
ヒント:山岳地帯は、南部の国境周辺にのみ存在する。

歩道

ポーランドの歩道は一般的にかなり整備されている。歩道は多くの場合赤色または灰色のタイルで、形は正方形などさまざま。時に、道路でさえタイル張りのこともある。
ポーランドの多くの道路のわきには、並木が整備されている。

建築

ポーランドの建築は、一般的な中欧諸国の建築様式に酷似している。
壁面は、通常明るい色で塗装された石の壁。
屋根は、オレンジ、赤、黒、または茶色が多く、屋根瓦や窓ガラスは、整備された非常に単調な見た目をしている。
また、一部の農村地域の家屋では、トタン屋根のような形の波形シート屋根がある。

一戸建て住宅が一般的。その形は、正方形などがある。
都市部ではアパートの方が一般的。それらの多くはきれいでカラフルな見た目をしているが、一部の共産主義時代に作られたものは、単調で厳かな雰囲気を持つものもある。
ダウンタウンの場合、多くは建築が密集しており、その中に歴史的な建築も含まれることが多い。

その他

ポーランドはヨーロッパの中でキリスト教信仰を重視する国の一つ。そのため、道のわきに小さな十字架などが見られることも多い。また、ポーランドカトリック旗と呼ばれる、このような旗を見かけることもできる。
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(上の旗は白と青の二色旗、下の旗は黄色と白の二色旗。見づらくてすみません)

地域の特定

道路番号

ポーランドの地方道路は3桁の番号を持つ。これらの番号が黄色四角の中で、地名・方向を表す看板によく表示される。3桁のうち100の位は地域特有(県などの区分とは別)。
もちろん、道路番号の区切りの境界付近では両方の番号が見られる。以下に3桁の道路番号の1桁目マップを示す。

Poland-road-numbering2.png

ヒント: この傾向は3桁の番号にだけ見られる。より主要な2桁の道路番号には、ほとんど地域的な法則はない。

市外局番

ポーランドの固定電話には9桁の番号があり、最初の2桁がエリアコードになっている。この番号は地域ごとに規則的に決まっている。2桁覚えるだけでなく、最初の1桁を覚えるだけでも地域をかなり絞り込める。
以下に2桁エリアコードの分布を示す。近い色のものは1桁目が同じ番号になっている。

Poland-area-codes.png

ヒント: 携帯電話番号も同様に9桁だが、ありがたいことに最初の2桁が固定電話のエリアコードと被ることはない。

地形

ポーランドのほとんどは平坦な地形。が、南の国境付近は多くの起伏があり、一部には山もある。
ヒント: 他のエリアで多少なりとも起伏が見られることはあるが、明らかに大きな標高の変化は大抵南側にある。

地名の傾向

ポーランドの地名において,-owoで終わるものはほとんどポーランドを南北に割った北側の半分にあり、-ówで終わるものは南半分にある。
ヒント: 一見覚えにくいかもしれないが、主要都市の1つ。Kraków(クラクフ)は南側にあるので、Krakówと同様-ówで終わるものは南側にあると考えれば思い出しやすい。

ピンポイント情報

Tatra山はポーランドの最高峰であり特徴的。この山はZakopaneの近く、スロバキアとの国境付近にある。

ポーランド北西部では地方言語の1つ。カシューブ語が一部の人々に使われている。通常の標識ではあまり表示されないが、街の名前はポーランド語とカシューブ語の両方で書かれていることがある。
ヒント: カシューブ語ではË (ウムラウト付きE)を使うが、これはポーランド語にないアルファベット。

グダニスク(Gdańsk)はポーランド北西部の主要都市の1つ。下町の歴史的な建物はオランダ黄金時代(Dutch Golden Age)に影響されたデザインになっており、オランダ・アムステルダムの建物にやや似ている。

北西部・Hel半島の主要道路は非常に特徴的。片側は海、片側は森であり、かつ線路が道路に並走している。