宮城県知事

Last-modified: 2023-07-31 (月) 01:08:59

嶋基宏(元楽天→ヤクルト)の別称。「仙台市長」と呼ぶ場合もある。


概要

嶋は文武ともに優れた経歴を持ち、プロ入り後も良好な人柄を示す場面が多々見られた(後述)。
その折、「嶋の公式サイトが野球選手というより政治家のようだ」とネタにされ、「宮城県知事や仙台市長選挙に出馬すれば当選するのではないか」との意見が上がったことから、本呼称が嶋の別称として定着した。


経歴

学生時代

  • 中学時代の成績はオール5かつ生徒会執行部に在籍、加えて体育祭の応援団長及び野球部のキャプテンを務める等、全方面にわたり活躍。
  • 大学時代に強肩とコミュニケーション能力の高さを買われて二塁手から捕手にコンバートした。


プロ入り後

  • 上記の中学時代の成績が野村克也(当時の楽天監督)の持論と合致し、1年目から正捕手に抜擢される。
  • ヒーローインタビューなどで人格者としての片鱗を見せ、2010年シーズン終了後にプロ4年目で楽天の選手会長*1に就任。
  • 就任早々に東日本大震災が発生。自らの本拠地及び生活拠点が被災する中、復興支援として開催されたチャリティーマッチの試合前スピーチにて、NPBに用意されたカンペを拒否した*2うえで「見せましょう、野球の底力を」の発言を残す。
  • 2012年末に史上最年少でNPB選手会会長に就任*3。球団の社会奉仕活動に積極的に参加し、宮城県内で様々なイメージキャラクターを務めた。
    • 選手会長時代はNPB全体で様々な不祥事が発生し、東京で選手会の緊急総会が開かれる度に嶋は仙台と東京を、時には遠征地と東京の間を試合終了後から翌日の練習の合間を縫って新幹線や飛行機で往復する日々を過ごした。心身の疲弊は避けられず、試合前インタビュー*4で「今は野球の試合がストレス発散の場所」と答えるほどであった。なんJ民にすら「仙台駅で売られている萩の月(仙台銘菓)の売上に貢献している」「仙台駅と東京駅の新幹線のダイヤが頭に入ってそう」などとネタにされつつも同情され、「(不祥事の多発を加味した上で)在京球団以外の選手が選手会長を務めるのはキツい」説まで浮上した。


関連項目


外部リンク



Tag: 楽天 ヤクルト


*1 楽天生え抜きとしては史上初。
*2 球団広報の岩越亮氏曰く「『被災地、頑張れ』という内容。他人の目線だった。被災地の球団としては読めるものじゃなかった」ため。嶋も同意し、カンペ辞退によりNPBとの軋轢が残らぬよう岩越氏と相談のうえ原稿を作成した。
*3 前任者の新井貴浩(当時阪神)から指名を受ける。当初は「プロとしての経験が少ない」と辞退していたが、新井の熱意に押し切られ受諾した。
*4 2016年3月13日のオープン戦(中日戦)とされる。(※ソース未確認)
*5 2005年~現職。