オタクがゼロ年代にクリスマスとかにやってた風習

Last-modified: 2021-01-05 (火) 14:17:07

あけましておめでとうみんな!!!(※2021年01月05日)
 
 
みんなのことだからちゃんとクリスマスは1人で過ごしたよね?彼氏や彼女なんて画面の中にしかいないよね?信じてるよ私?
そんなわけで今日はオタクくんの奇行を紹介しちゃいたいと思いまーすwwwwwwwwwwww*1
 
 
お前らオタク名乗ってるからには去年これやったよな?やったよな?やってない奴なんていないよな!?
アアァァアアアアアン!!!!????
私はやってないけど
 

オタクがクリスマスにやりがちな奇行

otaku_kikou.png
※イメージ図*2
ゼロ年代のクリスマスではこういう写真が2chの至るところでそれはもう鬼のような勢いで挙げられていたのである。
 
イメージ図に入りきらなかった事項が多いので、以下注釈。
 

「嫁」という単語について

当時の2chでは好きな女性キャラの呼称は「嫁」が基本。
女性であるとぶっ叩かれる時代だったため(女性専用板を除く)、この失われた伝統を主に行っていたのは多くが男性。
 

部屋の暗さについて

嫁の顔とケーキとチョコレートの言葉以外映らないようにする目的もあるが、
それ以上に、クリスマスっぽいムードを演出したかったのだと思われる。
 

嫁画像のモニタへの映し方について

イメージ図では分かりの良さのために再現を断念したが、
顔がアップの構図でさらに横幅が広く、マジでモニタ全面に写せるような画像が多用された。
ただ、この辺りは人の好み。イメージ図のように、左右を開けてでも写りの良さを重視した人間も少なくない。
 

ローソクについて

出来れば嫁の年齢と同じ数。ケーキが大き目のホールケーキなのは、チョコレートのメッセージカードを添えるだけでなく、ローソクを刺すスペースを確保する意味もある。
また、クリスマスだけではなく誕生日と同じ日にも似たような奇行がたまに行われたため、その場合は尚更ローソクが重要になってくる。
 
キャラの年齢が不詳であったり、40代とかケーキに刺せないような本数になったり、何百歳とか何千歳とかもうローソクの体積の方が大きいぞみたいな場合には、何本刺すかは個人の好み。
 

メッセージカードについて

「メリークリスマス」 + 「嫁の名前」を店員に頼んで書いてもらう。店員には基本ドン引かれる。
特にルイズとかシャナみたいな名前がカタカナのキャラだと、店員にマジで「は??????」という顔をされるのはお約束。
誰も聞いてないのにそれを武勇伝のように語る人間も多い。オタクは悲しい生き物。
 

ケーキについて

やはりホールケーキが値が張るのでショートケーキ等と自作のメッセージカードで済ますことも。
そういう写真はモニタサイズも小さかったことが多かったように思う。
オタク費用の格差社会はこの頃から存在していた──。
 
まぁ、こんな風に自己満足のために好きなキャラを利用するのなんて真実の愛じゃないよねみたいな感じで慎ましく済ませたオタクも多かったのかもしれない。
 

現在

クリスマスにこういう画像を上げるというのは一種の「祭り」の側面があったために広く行われていたわけだが、
オタクのメインストリームがtwitterに移行してからは、「クリスマススレ」みたいなものが立てられなくなったことや、ガラケー・スマホ時代からインターネットに流入した人間の大半はオタクではなかったため、このような風習はだんだんと廃れていく。
今でも一部のスレでは行われているのかもしれないけど今や完全なツイ廃と化してしまったので知らない。
それでもたまにTLに流れてくるので大事にしていきたいよな……。となる。私はやらないが


*1 ※この「今からオタクくんの彼女を〇〇しちゃいたいと思いまーす」は2020年に流行った構文であるが通じない可能性があるので注釈を入れておく
*2 モニタ内画像:いらすとや