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概要
- ほとんどの作品に登場する、シリーズお馴染みの赤い飲み物。
飲むと10分間(雪山山頂付近などの極寒地帯では5分間)、寒さによるスタミナ最大値の減少を防いでくれる。
暑さによるダメージほど致命的ではないが、回避やガードは勿論
スタミナ管理が大事な武器種では立ち回りに直結するので決して侮ってはならない。 - 見た目は赤い回復薬アイコンであり、ポーチ内を整理した際に割と近い場所にある鬼人薬と全く同じアイコンでもある。
そのため、効果が切れ咄嗟に補給したら鬼人薬だった…といったケースが割と多い。
ポッケ村の教官が訓練時に間違えて鬼人薬を渡すくらいなので、
世界観的にも見た目が似ているのだろう。
当の訓練時には一緒に強走薬も持たせてくれるのでリカバリーは効く。
- MHXでは炎熱適応が登場し、
暑い地域にホットドリンクを持っていく選択肢も出来た。
しかし、ホットドリンク使用時の効果が寒冷適応以上に地味なので、
わざわざアイテム枠を割くプレイヤーはほとんどいない。
- 大体のシリーズでは初期から手に入るが、
なんとMHWorldでは登場せず、初代からの皆勤記録がついに途絶えることになってしまった。
その後、有料超大型DLCのアイスボーン、最高ランクのマスター級にて登場。
支給品に入っているのは勿論、調合素材のトウガラシも
渡りの凍て地のあちこちに生えているので、入手に困ることは無いだろう。
- MHRiseでは寒冷地フィールドの寒冷群島が登場するため、
引き続きこのアイテムが活躍する…かと思いきや、
発売前に公式Twitterにて一瀬ディレクターより、廃止が宣言されてしまった。
後に対となるクーラードリンクも廃止が明言された。- MHWからはBCにアイテムボックスがあり、持ち込み忘れても後から取り出せたり、
さらには上記のように調合素材があちこちに生えていて、
クエストに赴いた後で準備不足に気づき困るという状況は完全に無くなっており、
ほぼ形骸化した要素となっていため、廃止に至ったのはある意味必然であったかもしれない。
ただそれでも、長い間馴染み深かったホットドリンクとそれを忘れるといううっかり、
友人とのおふざけやスキルの恩恵など、様々な思い出が詰まった飲み物が
廃止されるという発表の衝撃は大きく、別れを惜しむ声は多い。 - ちなみに廃止された公式の理由は、MHRiseではヒトダマドリや様々な猟具生物など、
狩猟する前にフィールドを探索して準備をするという要素が強調されており、
そこで寒暖差と各ドリンクは探索の妨げになると判断されたからとの事。 - なお、ホットドリンクやクーラードリンクなどが不要となった世界観的な理由は明らかになっていない。
この点に関しては、
「実はそれほど気温の変化は大きくなくてドリンクなしでも耐えられる」
「大きな気温の変化がある地域に行くときは表から見えないだけでそれ用の装備を着ている」
「描写がないだけで常にハンターはドリンクを常備していてクエスト中に時々飲んでいる」
「クエスト開始前に50分効果が続く量をガブ飲みしている」
「カムラの里のハンターがやたらと気温の変化に強くてドリンクなど不要」
……など、様々な考察がされている。
- MHWからはBCにアイテムボックスがあり、持ち込み忘れても後から取り出せたり、
余談
- プレイヤー間では、クーラードリンクと並んで持ち込みを忘れやすいアイテムとしてネタにされている。
特に、砂漠や砂原のクエスト受注時に時間帯が夜というのを見落として
クーラードリンクを持ってきてしまった、というプレイヤーは多いだろう。
また、MHXX以前では強走薬で代用が効いたこと、
MHFではデュラガウアの攻撃による「凍傷状態」を治療できるが、
当のデュラガウアが寒冷地に出現しないため持ち込みを忘れられやすいことから、
持ち込みどころか存在すら忘れるレベルで影が薄いというネタも存在する。
- そんなホットドリンクだが、MHXXまではシリーズ通して
トウガラシとにが虫が調合素材なので、相当刺激の強い飲み物だと思われる。
また、ポッケ村の訓練所の初心者演習でホットドリンクの使い方を教わる際、
教官が「フーフーしてから飲むように」とアドバイスしてくれる。
MHST2のカイルも「味が濃くて熱いため、勢いよく飲むとのどを火傷する」と言っているため、
ホットドリンクは各地で共通してかなり熱々に温めて飲むということだが、
ハンターは(少なくともアクション上は)フーフーせず一気に飲み干している。
ハンターは喉も強靭なのかもしれない
クエストに持ち込んだり現地調合した物も熱くなっていることになるが、
にが虫とトウガラシの成分が反応熱でも出しているのだろうか…?
大きな罠の組み立てが一瞬で終わるなど、モンハンの調合システムはかなり時間を端折った表現になっているため、
本当に調合時に火を通しているのかもしれないが。
- MH3にて、ホットドリンクにはいくつか味の種類があることが判明している。
モガの村はミソ味、ロックラックはしょうゆ味とのこと。
ラーメンのスープに近いのだろうが、何分素材がトウガラシとにが虫なので、
我々の知る味とは随分違いそうである。
ホットドリンクとして大事なのは身体を温める成分や効果であり、
味付けは地域差やアレンジの範囲なのがうかがえる。- 米虫のページにもあるが、ミソやしょうゆなどの単語の存在から、
モンハン世界にも大豆製食品や関連する産業、
そして我々日本人に近い食生活が存在する(らしい)ことが読み取れる。
- 米虫のページにもあるが、ミソやしょうゆなどの単語の存在から、
- MH4でもシナト村の雑貨屋が味について話してくれる。
シナト村のホットドリンクは「え? 本当? 私を好きだなんて…!」
…という味らしい。どんな味だ。- 一応現実でも、チョコレートの原料であるカカオの中に含まれるチラミンという物質が、
心拍数や血圧などを上げ、一時的に恋愛感情を抱いた状態に近付ける作用をもたらすことが知られる。
シナト村で売られるホットドリンクも、ココアのような感じなのかもしれない。
- 一応現実でも、チョコレートの原料であるカカオの中に含まれるチラミンという物質が、
- 先述のとおりWorldでは登場せず、アイスボーンで復活したホットドリンクだが、
新大陸調査団式のレシピではトウガラシだけで調合可能。
手持ちの飲料水などを加えていると仮定しても、その場で調合しているため、
文字通りただのトウガラシ汁である可能性が高い。
にが虫と調合していた他シリーズ以上に刺激の強い飲み物であろうに、
当のハンターは美味しそうに飲んでいる。
- MHSTではホットミストはトウガラシ+にが虫+ツタの葉、MHST2においてはトウガラシひとつを調合すれば手に入る。
MH世界のトウガラシで暖をとる方法が辛さによる刺激である場合、
寒さ対策にトウガラシの刺激成分を液体にして自分とオトモン達にぶっかけるという
優しいのか厳しいのか分からないライダーの図が出来上がる。
- アニメ版MHSTではリリアの手によって調合されたホットドリンクが登場。
トンデモ調合のせいで非常に辛口になってしまったが、アイテムとしては機能していたようだ。