フィールド/淵源の孤島

Last-modified: 2024-04-28 (日) 14:09:55

MHW:Iで初登場したフィールド。
少々特殊ではあるが決戦場フィールドであり、MHW:Iのストーリーにおける決戦の地である。

目次

概要

  • 新大陸及び渡りの凍て地から遠く離れた海上、
    地脈の行き着く果てに存在する絶海の孤島であり、幾重もの岩壁に囲まれている。
    岩壁は非常に複雑に折り重なっており、また島の中心に向かうにつれて高度が高くなっている為、
    絶海に浮かぶ一輪の蓮の花のようなシルエットを形成している。
  • 何らかの原因によって生じた大規模な地殻変動の痕跡がそこかしこに存在しており、
    島全体がささくれ立った鋭い岩山に覆われた荒地となっている。
    とてもではないが一般的な動植物の類が生きられる環境ではないと思われ、
    実際ひび割れた大地に小さな植物などが確認できることを除けば、動物の痕跡は皆無である。
    …ようにも見えるが、ベースキャンプ付近にはなんとツチノコが稀に現れ、捕獲することができる。
    意外とまともな環境のようだ。
  • 本来であれば人の目には触れる事の無いような場所に存在する小さな島だが、
    新大陸で突如として起こった異変の調査を続けていた新大陸古龍調査団の面々による調査の結果、
    様々な場所で聴こえる歌各地で発生する地殻変動新大陸で起こった生態系の異常
    それぞれが新大陸の地下に存在する地脈に沿って螺旋状に発生している事が発覚。
    螺旋の果て、地脈の行き着く先に何かが存在すると考えた彼らにより発見された。
    そして彼らは、一連の異変の原因たる大いなる存在と遂に見える事となる。

フィールド構成

ベースキャンプ

  • 聳え立つ岩山の間に存在する。
    キャンプから道なりに進んで飛び降りることでエリア1に行くことができるが、
    任務クエスト「導かれた者の歌」をクリアした後はエリア1に行くことは出来なくなり、
    以降は新たに設置された翼竜の止まり木を使ってエリア2に移動することになる。
  • 稀にレア環境生物ツチノコがいる時がある。

エリア1

  • 周囲を岩山で囲まれた開けた円形の岩場。
    地面が中心から外側に向かうように逆立っており、まるで平坦なクレーターのような風貌となっている。
    いくつかのハジケ結晶が落ちている事と、
    フィールドの南部から東部にかけて段差が存在する以外は何一つギミックが無い決戦場型のフィールドとなっている。

エリア2

  • 大いなる存在ことアン・イシュワルダの起こした地殻変動によってエリア1が崩壊した事によって新たに発生したエリア。
    前述したようにこの関係でクエスト「導かれた者の歌」クリア後は
    エリア1その物が消滅し、このエリアにしか行くことが出来なくなる。
    周囲を鋭く聳える岩壁に囲まれた荒地のようなエリアであり、アン・イシュワルダの形態変化に応じて地形が変化する。

第1フェーズ

  • アン・イシュワルダが第1形態の時の戦場。
    フィールド自体は広いのだが相対するアン・イシュワルダが非常に大きい為狭く見える。
    段差すら存在しない完全に平坦なフィールドとなっており、スリンガーの弾も落ちていない。
  • 一見するとなんのギミックもないように見えるが、
    よく見ると岩壁の中に1箇所だけ黄土色で煙を放っている場所が存在し、
    クラッチクローでアン・イシュワルダをふっ飛ばしてここにぶつけることにより岩壁が崩落、
    アン・イシュワルダの纏う岩を一気に3箇所も破壊することができる。
    この手のギミックにしては珍しく2回まで使える上、岩を当てることによって大ダウンを取る事が出来るため、
    一気にタイムを縮めることが出来る。
    また、1箇所だけ高台があり、
    そこにアン・イシュワルダの攻撃を当てることによって高台が崩壊、石ころが拾えるようになる。

第2フェーズ

  • 第1形態のアン・イシュワルダが纏う岩を破壊し、
    第2形態へと移った際に彼が放つ咆哮によって周囲の岩壁が吹き飛ばされ、第2フェーズへと移行する。
    第1フェーズの時より遥かにフィールドが広くなる。
  • また、これに応じてギミックも変化している。
    岩壁には3箇所、他の場所より岩が内側に伸びている場所が存在し、
    そこにアン・イシュワルダを吹っ飛ばしてぶつけることにより岩壁が崩落、
    大ダメージを与えると共に大ダウンを奪うことが出来る。
    • しかしこのギミック、運用がかなり難しい。
      まずアン・イシュワルダの攻撃は大半が遠距離攻撃であるため、誘導すること自体が困難。
      その上この岩壁はアン・イシュワルダの攻撃によっても崩壊してしまい、
      その場合は仮にアン・イシュワルダが崩落の真下にいてもダメージを与えることが出来なくなってしまう。
      特に翼を前で構えてから放つ極太振動波はエリアの端から端まで届く程の超射程なので、
      誘導しようとした時には既に岩壁が全て崩落していたという事態が頻繁に起こる。
      アン・イシュワルダを誘導しようとギミックを背に立ち回っていると極太振動波でギミックを破壊されてしまうので、
      むしろ振動波の反動での後退を利用して
      「ギミックに正対して」立ち回る(=アン・イシュワルダがギミックを背中にしている状態)
      ことで、壁際に誘導してやろう。
    • この岩壁は大タル爆弾か小タル爆弾2つの爆発で落石を起こすことができるので、
      クラッチが使えない状態でアン・イシュワルダが岩壁近くにいる際は壊される前に岩壁を爆弾で破壊しよう。
  • 第1フェーズ、第2フェーズ共通のギミックとして、地面の砂地化が存在する。
    アン・イシュワルダの一部の攻撃と連動して地面が砂となり、そこに足を踏み入れると移動が遅くなってしまう。
    特に第3形態でのアン・イシュワルダはかなりの広範囲を砂地化してくる上に、
    彼の攻撃が当たった砂地は地震(小)が発生した後に爆発するようになる。
    幸いスキルの水場・深雪適応で無効化できる為、耐震と合わせて是非つけていきたい。
  • 実はこのフィールドにはもう一段階変化がある。
    アン・イシュワルダが開眼し、第3形態に移る際に再び岩壁が崩落、一部の岩壁が無くなる。
    しかし風景が変わるだけで狩猟への影響はない。

登場モンスター

大型モンスター
悉くを殲ぼすネルギガンテ
超大型モンスター
アン・イシュワルダ

余談

  • 「淵源」とは物事の起こり基づく所、根源、などの意味がある。
    しかしこのエリアは地脈の終点に存在しており、ストーリーにおいても最後に訪れる場所であるなど、
    名前とは裏腹になにかの終わりに大いに関わっている場所である。
    しかし同時にここに生息していたアン・イシュワルダはMHW:Iにおける異変の原因であり、
    さらに彼を打ち倒すことによって新たなるフィールド、導きの地に行けるなど、
    何かの始まりに関わっていることも事実である。
    つまり淵源の孤島という名前は、
    何かが終わることによって新たな何かが始まるということを示しているのかもしれない。
  • エリア2の様子はキャンプから眺める事が可能。
    通信プレイならアン・イシュワルダとハンターたちとの激闘を見物することも可能である。
    特に第3形態のアン・イシュワルダが放つ大技は凄まじい地響きと爆発を引き起こすため、一見の価値あり。
    無論無断でBC待機というのは立派な迷惑行為である為、事前に許可を得る、
    もしくは大技の準備を始めた時にモドリ玉でBCへ戻るなど配慮は欠かさずに。
  • アン・イシュワルダ討伐後のムービーでは、かの龍との対決により島が半壊している様子が確認できる。
  • 本フィールドへ足を踏み入れる流れとしては、
    古龍を討伐した後に覚悟を問われた上で新しいフィールドへ向かう、という流れなのだが、
    これはMHW本編における地脈の収束点へ向かう際のそれを概ね踏襲している。
    この為、このフィールドでラスボス戦が行われるであろう事は事前に想像が付く。
    のだが、ここまでで事前に参戦が公表されていたジンオウガやイャンガルルガが登場していない事、
    ジンオウガがPVで戦闘していた場所が既存のどのフィールドにも存在しない事から、
    彼らの登場する新規フィールドへ向かう事になるのではと予想して出発したプレイヤーもチラホラおり、
    中には無意味な雷耐性や毒耐性をつけてラスボス勢に臨むハメになった者もいたという*1
  • 実質アン・イシュワルダ専用のフィールドであった淵源の孤島だが、
    イベントクエスト「殲滅の主はまた鐘を鳴らす」にて
    悉くを殲ぼすネルギガンテの歴戦個体とこのフィールドで相見える事となった。
    戦えるエリアは当然アン・イシュワルダに破壊されたはずの上層部、エリア1である。
    • また、クリア報酬としては入手に苦労する大霊脈玉が確定枠で1つ、
      運が良ければ複数個手に入り、確率ではあるが霊脈玉や霊脈玉のかけらも手に入る。
  • アイスボーンとほぼ同じタイミングでNintendo switchにて無料配信された星のカービィシリーズの作品では、
    クライマックスにて「淵源」のキーワードが非常に重要な意味を持つことになる。
    あちらのタイトルがハンターズであることも含め、妙な部分で繋がりを有しているといえよう。
    ちなみにカービィとモンハンのコラボはサンブレイク現在、派生作品まで含めても一度もない

関連項目

モンスター/悉くを殲ぼすネルギガンテ
モンスター/アン・イシュワルダ
フィールド/地脈の収束地 - 前作における決戦の地
フィールド/千剣山 - MH4ラスボスの根城となる決戦所フィールド。こちらもラスボスの移動に伴う地殻変動の影響で、異形の地形へと変じている。


*1 淵源の孤島に向かう前に大団長に話しかけると「ヤツは必ず現われる」という発言を聞く事が出来る為、大団長がネルギガンテに興味を持っている事に気づいていれば一応ネルギガンテ対策をしてクエストに臨む事は可能なのだが