アクション/噛み付き

Last-modified: 2024-02-19 (月) 07:45:18

モンスターの攻撃技の一つ。特に肉食竜によく見られる。

概要

  • 各モンスターの体型によって多少型が変化するが、基本的に口でハンターを挟み込むようにして攻撃する。
    外敵を排除するための行動であるため捕食の意図は無く、肉食以外のモンスターでも普通に使ってくる。
  • 小型の肉食竜はほとんど予備動作も無くその場で噛み付いてくるか、
    大きく踏み込みながら噛み付いてくるかのどちらかで攻撃してくる。
    距離が少し開いていると後者の噛み付きを繰り出してくることが多くなる。
    ダメージは小さいが、ゲネポスイーオスに噛まれると牙から毒を打ち込まれる事があるので注意。
  • 二足歩行の大型飛竜は、身体を少し捻りながらモンスターから見て右側を抉るように噛み付く。
    直撃すると吹っ飛ばされるが、ダメージは他の攻撃に比べて小さめの傾向にある。
    多少モンスター毎に差があるが、懐に潜り込んだり、
    モンスターから見て左側に位置取りをすれば滅多に当たることは無い。
    • むしろ危険なのは同時に振り上げられる尻尾である。
      この噛みつき攻撃、突進によく似た挙動でハンターに接近してから繰り出されることがあり、
      突進の終わり際の尻尾を狙おうとすると、いきなり振り回された尻尾に打ち据えられてしまう。
      根元付近から先端部まで攻撃判定があるため巻き込まれやすく、当たると吹っ飛ばされてしまう。
      尻尾が切れるモンスターなら、やはり早いうちに斬り落としてしまった方が良いだろう。
    • MH3以降は噛み付き攻撃時の尻尾に当たっても微ダメージ+尻餅をつく程度になったため、
      スーパーアーマーのある攻撃で一方的に斬りつけることも可能になった。
      なお、魚竜種も同様の攻撃方法を持つが、尻尾にふっとばし判定はない。
      その代わり、噛み付きそのものの威力が飛竜と比べて高い傾向にある。
      • ノベル版では、
        リオレウスの口元は相手にぶつけただけでも十分鈍器としての役割を果たす」と書かれている。
    • この旧仕様の右からの噛み付きは全身攻撃判定の塊だった飛竜種の突進や尻尾に比べると判定が非常に甘く、
      特にリオス種のモンスターなど頭が露骨に弱点なモンスターの場合は攻撃チャンスの一つともされた。
  • ドスジャギィなどMH3以降の鳥竜種や獣竜種の場合は振り向きながら横に噛み付いてくることがある。
    そのため側面を突いたと思っても油断できない。
    しかしボルボロスウラガンキンの場合、冠やアゴのせいで噛み付くというより
    頭突きに見えてしまう。
    • 数多い獣竜種の中でも、ディノバルドの噛み付きは精密性が特に高い。
      巨大な尻尾による迫力満点の一撃に比べると印象が薄くなりがちだが、
      被弾直後を正確に狙ってくる噛み付きを脅威に感じるハンターは多い。
  • 四足歩行の大型の竜は、身体全体を乗り出すようにして噛み付いてくる。
    二足歩行の竜の噛み付きは牽制に近い印象だが、こちらには明らかな攻撃の意志が見て取れる。
    ティガレックスチャナガブルに至っては、この一撃で仕留めんばかりの気合さえ感じる。
    予備動作は分かりやすいがダメージも大きく、攻撃範囲も身体全体になっている場合が多い。
    尻尾に触れていても巻き込まれることもある。
    ガードができない近接武器で戦う場合は特に危険視すべき攻撃の一つである。
    • ベリオロスの場合、自身の斜め前に向かって殴り込むように飛び込んで噛み付く。
      ハンターがその範囲にいると積極的に狙ってくる攻撃なのだが、MHP3以降でオミットされてしまった為、
      MHP3から始めたプレイヤーには存在自体すら知られていないことが多い。
      モーションは後にMHFのヒュジキキへと受け継がれた他、
      後に遷悠種としてMHFに参戦したベリオロスにはこの攻撃が復活している。
  • 噛みつくだけのものがほとんどだが、一部モンスターでは電撃や炎が弾け飛ぶ場合もある。
    • MH3G以降に登場するリオス種の希少は、
      (疲労時を除き)広範囲に爆炎を伴う噛み付きを繰り出す。
      爆炎そのもののダメージはあまり高くないが、接触すると火属性やられ【大】を発症してしまう。
      特に、滞空しながら爆炎噛み付きを放ってくるリオレウス亜種・希少種のものは
      虚を突かれやすく危険。
      また、多段ヒットするので、1回の回転回避では避けきれず、
      ガードするとスタミナをごっそり持って行かれる。
    • タイプBのベルキュロスやベルキュロス特異個体、
      およびドラギュロス特異個体(幻の冥雷竜)が繰り出す噛みつきは、
      武器の斬れ味を問答無用で1(赤の最低)にする凶悪な電撃噛みつきとなっている。
    • 第4段階以降のUNKNOWNの噛みつきには蒼い爆発が伴う。
      さすがに斬れ味を下げてしまうような効果は無いが、高威力に加え、
      前方への攻撃範囲が広く、ハンマー職などはこの攻撃に注意する必要がある。
      ちなみにベルドラとともに、頭を前方に突き出しながら噛みつくため、
      尻尾が振り回されるようなことはない。
  • 身体が柔らかいモンスターの場合、以上の型に当てはまらない噛みつき攻撃を繰り出す場合がある。
    例えばフルフル。首を伸ばしたり、ゆったり近付いてきたかと思えば突然距離を詰めてきたりして噛み付く。
    特にフルフル亜種(奇種)の特異個体は、前進しながら長い首を左右に振り回して攻撃し、
    腐食やられ効果を持った唾液を振りまく。
  • MH4では、集会所ラスボスの蛇王龍ダラ・アマデュラがこの技を使う。
    ただし、蛇王龍の噛み付きは大型モンスターなどとは比べものにならないスケールを誇り、
    巨体に比例したパワーで以って地面もろとも抉ってしまう
    勿論その破壊力は必殺級、マトモに喰らえば致命傷は免れない。
    • 噛み付きにも、前脚をエリアに固定させて身を引いた後に繰り出すパターンと
      一瞬エリアから消えた後に奇襲するパターンがある。
      前者はかのダラビームと比べればダメージは控え目なのだが、
      後者に至ってはなんとなぎ払い時のそれを上回る破壊力を誇る。
      なぎ払いダラビームの攻撃値が150なのに対し、後者の直線噛み付きは160である。
      この攻撃値は判明している限りMH4では最高、次作4Gでも2番目に高い数値で、
      当然ながらダラ・アマデュラの攻撃の中では最大のダメージを与えてくる。
      一応ガードはできるが、ガード性能+2でもトンデモない削りダメージを受けてしまう。
      流石にガード不能・超広範囲のダラビームと比べると犠牲者は少ないが、
      これもあらゆるハンターにトラウマを植え付けた技の一つである。
      特に気をつけてほしいのは、ダラビーム二連続後の噛み付き。
      二連続を凌いで油断したところを一網打尽にされたハンターは数知れないだろう。
  • MHWorld以降はモンスターのモーションとモーションのつなぎ目が目立たないように変更され、
    多くのモンスターが2,3歩歩いてからの噛み付きを行うようになった他、続投モンスターたちも右からだけでなく
    左からの噛み付き、一度噛み付いた後に更に踏み込みながらもう一度噛み付いてくるというパターンが追加された。
    • 特にオドガロンは間合いが離れた時、大きく前進しながら噛み付く攻撃を
      連続技の初段として使用し、空振りしても2段目3段目の攻撃を繰り出してくる、
      アンジャナフはその巨大な顎から噛み付きを闇雲に繰り出してくるなど
      噛み付きのパターン1つ取ってもモンスターの個性が反映されるように変更されている。
  • MHSTでは、モンスターやオトモンの噛み付き技はそのほとんどがスピード攻撃のモーションに割り当てられている。
    また、属性や特殊効果を伴う「○○ファング」という名前の特技が多数登場しており、
    その多くがスピード系統の攻撃になっている。

関連項目

アクション/ついばみ
アクション/捕食