MH4、MH4Gの新要素。
オトモがメイン・サブの2匹揃っている状況限定で発動する強力な合体技である。
一部モンスターの行う合体技については「アクション/合体技」を参照。
目次
概要
- 合体技には以下の3種がある。
どれが発動するかは個々のサブオトモに依存し、このスキルもオトモ選びの指標の一つになる。
- なお、2人プレイではクエストを受注したハンターのサブオトモの合体技が発動する。
強敵相手ならどちらがクエストを受注するかも吟味してみよう。
ネコ式突撃隊
- PVやOPムービーなどでも公開されていた合体技。
どんぐり型のロケットに乗り込み、モンスターに突撃。
命中するとオトモがモンスターの頭に張り付き、一定時間ポカポカと攻撃し続ける。
モンスターにとっては相当鬱陶しいのか、効果時間中は暴れまくってまともに攻撃してこなくなる。
- 効果自体は閃光玉に近いが、有効時間はかなり長い。
また、フルフルやゴア・マガラの様な目を持たないモンスターにも効果がある。
滞空時に当たれば叩き落せるし、着地時でも普段出来ない態勢の大幅な立て直しが可能。- ただし鬱陶しいのを払いたいのか、とにかく激しく暴れるので剣士は迂闊に攻撃出来なくなる。
ラージャンやテオ・テスカトル、イビルジョーなど、閃光玉を当てると特に暴れるモンスターに挑む際には注意。 - ハンター狙いがひたすらしつこいクシャルダオラにソロで挑む時には極めて有効。
- これを行っているうちは狂竜化、ないしは極限化が発生しないので、
運よく、特に極限化の時間ギリギリで発動させることが出来ればかなりのアドバンテージを得られる。
村最終「師匠からの試練」でお世話になったハンターも多いだろう。
- ただし鬱陶しいのを払いたいのか、とにかく激しく暴れるので剣士は迂闊に攻撃出来なくなる。
- 意外にも超大型モンスターにまで効く。
流石に大型モンスターと同じ効果ではないが、頭部に命中さえすれば
豪山龍だろうと蛇王龍だろうと確定でダウンさせることが可能。
勿論あの伝説の黒龍およびその亜種たちにも有効。
しかし張り付けたかどうかで成否判断をしているのか、超大型モンスターへ命中しても
オトモは何故か「面目ないニャ」などという失敗時のセリフを言う。
正直彼らについては張り付いたことによって行動の不確定要素が増えてしまうより、
ダウンを取るだけの方がよっぽどありがたく我々からしたらそれだけでも大儲けの部類である。
弱点である部位をかなりの時間叩けるようになるので、このモンスターたちに関して言えば
慣れたプレイヤーはこのスキルを付けたオトモを連れていくことも多い。
- クンチュウですら振り払われるフルフルの各種帯電攻撃時にも平気でまとわり付き続け、
さらにはハンターが頭に渾身のタメ3攻撃や速射徹甲榴弾やらを叩き込みまくっても
ぶっ飛んだりしない。オトモすげえ。
身も蓋もない言い方をすれば、システム的に当たり判定が消失しているからなのだが
- なお、ロケットは高速・高精度なので命中率は高いが、
それでも動きの速いモンスターやサイズの小さいモンスター相手には外れることもままあり、
常に信頼できるというレベルではない。
また、モンスターの迎撃を喰らった場合にも撃墜されてしまう。
更に言うと閃光玉と同じくダウンを強制解除してしまうので、特に乗りを多用するなら要注意。
- 溶岩の上など、ハンターが侵入できない場所に突っ込もうとすると、
見えない壁に激突してロケットが空中分解してしまう。勿論これも失敗扱い。
溶岩を挟んで向こう側にモンスターが居て、そのモンスター目掛けて飛んで行こうとしても、
溶岩の上空に差し掛かった瞬間にバラバラになってしまう。
しかし、例えば溶岩の上でも問題なく通過できる仕様だった場合、
モンスターが溶岩に浸かったままアイルーを振りほどこうと暴れ続ける様子を
こちらはただ指をくわえてみてるだけ…なんて状況もあり得ただろう。
それを考えれば、これはある意味仕方のない仕様と言える。
- MH4Gでは下記の通り、オトモの合体技に合体技属性術が追加された。
その内容は、例えば突撃隊では当てたモンスターの属性肉質が一定時間20上がるというもの。
パッと聞くと合体技のオマケ程度に感じるかもしれないが、
これをライトボウガンの属性弾の速射と併用すると、属性ダメージ主体の戦法で討伐できるモンスターに使うとどうであろうか。
勘の良い人はもうご察しだろう。
仮にある部位の属性肉質が20のモンスターに合体技を当てた場合、その部位の属性肉質は40、概算して与ダメージは2倍である。
そう、ただでさえ属性に弱いモンスターがさらに属性に弱くなるのだ。
2023年には戦闘街の錆びたクシャルダオラが1分台、そしてあの悪名高きガララアジャラ亜種が3分台で討伐されている。
肉質が堅く属性肉質が柔らかいモンスターに対しては、圧倒的な効力を発揮することができるかもしれない。
ネコ式火竜車
- オトモお手製のリオレウス型戦車に搭乗。
ドングリ製の弾を撃って打撃属性の大ダメージ+音爆効果を与える。弾数は5発。- その高威力ゆえにタイミングによっては部位破壊や墜落させることもできる。
- 威力は高いものの、やはり外れる危険性もある。
また、モンスターの攻撃を受け続けると壊れることと、
発動時間が合体技で最も長く、発動中はオトモのサポートが期待できない事に注意する必要がある。
そして最大の欠点は、移動速度と軸合わせがかなり遅いことである。
怒り状態どころか通常状態のモンスターにすら翻弄され、中々攻撃しないことが多々あり、
酷い時には一発も発射しないまま発動終了or破壊されてしまうことも。
「お前ら何がしたかったんだ」と思う瞬間は誰しも経験があるかと思われる。- 戦車の火力と耐久力は、オトモの攻撃力と防御力に依存する。
また性能が上がるとリオレウスの頭の色が変わる。
性能は赤<蒼<銀の順で高い。
見ての通り、リオレウスの通常種・亜種・希少種カラーである。
- 戦車の火力と耐久力は、オトモの攻撃力と防御力に依存する。
- 特性上、確実に最大火力を出させるには、モンスターの動きを止めなければならない。
そのため、ハンターがオトモのサポートを行うという逆転現象がしばしば発生する。
火力はバカにならないので、それだけの価値はあるが…
- しかし、最悪の場合モンスターがエリア移動を始めたのと同時にこの合体技を発動することがある。
モンスターがエリア移動をしたと思ったら画面にハートマークが現れてがっかりしたハンターも多いのではないだろうか。
- なお、この技のみMHXに続投している。
ただし、合体技システムは撤廃されているので一人乗りに改造されており、「サポート行動」として使用できる。- ニャンターモードの追加により、遂に自分で火竜車を動かせるようになった。
戦車好きハンターにはたまらないだろう。
しかしMHXでは肝心の威力が非常に低く、使い物にならない状態だった。 - MHXXではコストの減少や攻撃方法の追加により火竜車が強化された。
それでもネタの域は出ないが…
- ニャンターモードの追加により、遂に自分で火竜車を動かせるようになった。
ネコ式応援楽団
- 2匹で協力して巨大な笛を吹き鳴らし、体力とスタミナを大幅に回復する。
どちらも最大値ごと回復できるのが最大の特徴であり、回復技としては非常に強力。
他の2つと違い吹いている時はなんと無敵であり、中断させられることは無い。
回復量は2匹のレベルとテンションに依存する。- 笛の形状はMH4には登場しないクルペッコを模したもの。
他の合体技と同様にオトモのレベルが高くなるにつれて性能と共に見た目も豪華になっていく。
この笛には、性能の低い順に「オンボロの笛」「そこそこペッコな笛」「フルペッコな笛」という名前も付いている。
- 笛の形状はMH4には登場しないクルペッコを模したもの。
- デメリットが一切無く、ここぞという時に発動すればこれ以上なく有り難い便利な合体技。
特に、なにかとアイテムが不足しがちで、食料レベルも低い序盤ではなおさら役に立つ。
イベントで出会える「ミケ」にお世話になったハンターも多いのではないだろうか。
そして、こんな笛を吹いてみたいと思った片手剣ハンターも多いのではないのだろうか。
- ただ、効果自体は秘薬で代用が効くので、他の合体技に比べると終盤は地味になる。
一応、中断されることがほぼなく、戦闘中でも手を止めずにスタミナ補充や体力回復ができるのはありがたいが…。- また、発動条件の1つはモンスターが怒り状態になった時であるが、
この時ハンターの体力とスタミナが減っていない場合は意味がない。 - 発動から吹き終わりまでに結構な間があるので、それで回復の機会を逃してしまうなんてのもよくある話。
形勢不利のため一時撤退→オトモがついて来ない、と思ったら画面にハートマークが!!
→急いで引き返すとそこには仕事をやりきった顔をしたオトモが2匹…なんて経験、皆あるはず。 - 高レべルギルドクエストなどの高難度クエストだとハンターが一撃で即死することもそう珍しくないが、
「ハンターが大ダメージを受ける」というのも発動のトリガーとなっているので、
「力尽きました」の表示が出るとともに笛の軽快な音楽が聞こえてくることもある。
勿論単なるエリア移動よりも時間の浪費が大きい為、BCから全速力で現場に向かってもまず間に合わない。
- また、発動条件の1つはモンスターが怒り状態になった時であるが、
- MHXでは上述の「フルペッコな笛」の見た目だけが続投。
サポート行動の「応援笛の技」にて、この笛が使われている。
効果はハンターの狩技ゲージやニャンターのサポートゲージ増加といった具合で、演奏音も大幅に変わっている。
合体技○○の術
- MH4Gで追加されたオトモスキル。合体技に様々な効果を追加する。
属性術、リベンジの術、テキパキ術、サイン指令の術、強化術、大改造の術の6種類があり、
合体技との組み合わせによっても効果が変わってくる。
スキルが適用されていると合体技名の後ろに対応した漢字が追加され、2種類以上のスキルがある場合は「複」となる。
- 合体技属性術
- 属性ごとに分かれており、対応した属性に関する強化効果が発揮される。
突撃隊では一定時間命中したモンスターの耐属性値が増加し、
応援楽団ではハンターの属性耐性を一定時間上昇させ、火竜車だと弾丸に属性が追加される。
追加される文字は対応した属性名。
- 合体技リベンジの術
- 合体技が終了した際、合体技ごとに設定された条件を満たした場合に1度だけ再度合体技を使用する。
突撃隊はモンスターに命中しなかった時、応援楽団はハンターの体力orスタミナが上限に達しなかった時、
火竜車は弾が残ったまま破壊された時に発動する。
追加される文字は「再」。
- 合体技テキパキ術
- 合体技を使用する速度が高速化する。
突撃隊だと突撃速度が上がり、応援楽団は演奏時間が短縮され、火竜車は連射性能が強化される。
追加される文字は「速」。
- 合体技サイン指令の術
- 合体技を出せる状態の時にサインを出すことで、能動的に合体技を使ってもらえるようになる。
普段通りの条件でも発動し、サインでの発動か否かに関わらず、発動した後は6分のインターバルが必要。
受け付け状態だと下画面のサインパネルにアイルーのアイコンが表示される。
追加される文字は「操」。
- 合体技強化術
- 主に合体技に補助効果を追加する。
突撃隊は命中したモンスターの全耐属性値を一定時間僅かに増加させ、
応援楽団はハンターの防御力を上昇させる。火竜車は単純に威力が上がる。
追加される文字は「強」。
- 合体技大改造の術
- 合体技で使う道具が変化し、特殊な効果が追加される。
突撃隊はダレン・モーランを模したロケットに変化し、命中した際にモンスターを転倒させる。
応援楽団はフルフルを模した笛に変化し、一定時間少しずつ回復するようになる。
火竜車はテオ・テスカトルを模した戦車に変化。着弾時に爆発するようになり、威力も強化術以上に強化される。
追加される文字は「改」。
関連項目
オトモ/オトモアイルー
オトモ/トレンド - 同じくMH4の新要素