システム/環境生物/ムカシマンタゲラ

Last-modified: 2022-10-24 (月) 11:23:15

MHWorldにて登場した環境生物の1種。

概要

  • 陸珊瑚の台地の上空を飛行する環境生物。
    他の環境生物とは一線を画す大きさの持ち主で、ハンターが二人くらいは乗れそうな面積がある。
    非常に平べったい身体を有しており、九つの節で構成されている。
    節の両端には羽が生えており、頭部近くの羽は大きく、逆に尻尾の節に向かうにつれ小さくなっていく。
    この節ごとの羽と平べったい身体を以て陸珊瑚の台地の吹く風を受け止めて飛行している。
    厚さに対して面積が大きいのも、軽量のまま成るべく風を受けるために進化した結果なのだろう。
    六本の脚が生えているが身体に対してとても小さく、殆ど退化していると思われる。
    頭部には現実世界のクワガタのような二対の顎を持っており、
    とくに、現実にいるメンガタクワガタの頭部の形状や色合いに共通点がみられる。
    こちらは脚と違い発達している事から何かの目的があると推定されるが理由は不明である。
    • 言うまでもなくMHWに登場する環境生物の中では最大種*1であり、そこらの小型モンスターよりも大きい。
      平均して8.5m程、金冠サイズの個体ともなると10mにまで達する。
      モンスターと同じく尻尾まで含めての記録だろうが、ラージャンの金冠サイズを超えていると考えれば
      中々すごい数字である。
    • その姿はムカデなどの節足動物に似ており、落とした際のもがく動作などは
      その手の虫が苦手な人にはなかなかキツイかもしれない。
    • 名前の由来は昔+マンタ(オニイトマキエイの別称)+カワゲラ(虫)だろうか。
      絶滅した海の古生物「アノマロカリス」との類似点が多々見られるのは、
      陸珊瑚の台地のコンセプトである「陸の海」を反映した要素なのだろう。
      ムカシまんだらけと空目した人もいるかもしれない
  • 主な生息地はエリア12の上空や、エリア11の台地のかなで族の巣。
    特にエリア12では群れを形成しているのでこの辺りに巣があるのだろう。
    ここにはレイギエナもよく来るが、お互いに気にする様子は無い。
  • 衝撃に弱く、何か弾を一発でも当てればすぐに落ちてくる
    しかしその後何事もなかったかのように再び空へと戻っていくので、
    一応風を受けるだけでなく自力で飛び立てる能力も有しているようだ。
    攻撃能力は殆ど持たず、害を加えたハンターに反撃する素振りも見せない。
    本当にただ穏やかに空を飛んでいるだけの生物である。
    • 地面に落ちる時は頭から降ってくるが、落下ダメージを受けている様子はない。
      ただ、地面に落ちた状態で1回でもダメージを受けるとのけぞって死亡、消滅してしまう。
      石ころなどで落とした後、捕獲用ネットに切り替えずに撃ってしまうと悲劇が起こるので、
      この方法で捕獲を試みる場合はしっかりと確認が必要だろう。
  • どう見ても捕獲用ネットに入りきらない大きさだが、ちゃんと捕獲できる
    地面に落ちた個体の場合はネットが瞬時に反応して内部に収納されるが、
    テトルーの巣を低空飛行している個体を捕獲用ネットで捕らえた際には
    捕獲用ネットに収まらない巨体がネットと一緒に地面に降下、着地した瞬間に消える……
    という捕獲用ネットの挙動でも屈指のシュールな場面が展開される。
    網に引っ掛けられ、緩やかに落ちていく彼の姿はどこか笑いを誘う。
    • 高空を飛んでおり捕獲用ネットの射程外である場合が多いこと、
      スリンガー弾などが当たることを知らず環境生物だと認識され辛い部類に入る。
    • 捕獲時に獲得できる調査ポイントは25ptsであり、通常の環境生物中では比較的高い。
  • 陸珊瑚の台地に赴ける頃のマイハウス(二等・一等)には配置できない。
    特等マイハウスに引っ越した後は「空」に配置でき、中庭の上空を悠々と飛んでいる。
    部屋中に「オソラノエボシ」などを配置すると一層幻想的である。
    • ただし、こちらだと近くで触れ合うことはできない。
      姿をじっくり観察したい場合、陸珊瑚の台地エリア11にあるテトルーの巣を利用しよう。

余談

  • 「陸珊瑚の台地」が公開されたMHWorld PV第3弾にもドアップで登場しており、
    その空を緩やかに移動する姿は台地の神秘的な印象に一役買っていた。
  • 本種の背中には、極低確率で別の環境生物が居ることがある
    フワフワクイナ」という珍しい環境生物であり、
    アプトノスやアプケロスなど、小型モンスターの背中で目撃されている。
    陸珊瑚の台地ではムカシマンタゲラの背中に居るのだが、
    あまりにも出現率が低すぎる上に、すぐに逃げ出してしまうため確認は容易ではない。
    他のフィールドでは草食モンスターの上に乗っているため、
    通常フィールドにおいて唯一の「環境生物に乗られる環境生物」と言える。
    特殊な例としては導きの地にてゴワゴワクイナがヘイタイカブトガニに乗っている
    導きの地にはモスが出現しないのでその代役と思われる。
    • なおムカシマンタゲラの場合はある程度BCから離れている上に上空を飛び回っているため、
      「ムカシマンタゲラの背中」を見ること自体が大変である。
      そこにフワフワクイナの出現率の低さも合わさると、遭遇自体が激レアであり、
      発売からしばらくは検証が一向に進まなかった。
    • フワフワクイナの捕獲を目指して周回する場合、陸珊瑚の台地は推奨されない。
      上記のような状態に加え、一度ムカシマンタゲラを撃墜しないと捕獲用ネットは届かず、
      捕獲用ネットを装填する間に逃げられるといった事態がよく発生するためである。
      慣れてしまえばムカシマンタゲラが地面に落ち、フワフワクイナが着地するまでに
      捕獲用ネットの照準を合わせる所まで行く事も可能ではある。

関連項目

システム/環境生物
システム/環境生物/フワフワクイナ


*1 続編のMHW:Iでは更に巨大なツキノハゴロモが登場した。