世界観/新大陸古龍調査団

Last-modified: 2024-04-11 (木) 19:45:56

モンスターハンターの世界に存在する組織。
MHWorldにて初登場し、作中では「調査団」という略称でも呼ばれる。

目次

概要

  • 新大陸の調査を担当する組織。新大陸の海辺に「調査拠点アステラ」を築き、そこを中心に活動している。
    古龍渡り」と呼ばれる現象の謎を解明するため、ハンターズギルドにより結成された。
    MHWorld作中時点から40年ほど前に新大陸での調査活動が開始され、数度の増派を経て現在に至る。
    • 新大陸には長い航海を経て渡らねばならず、しかも周辺海域及び空域が安定していないため、
      船や気球を頻繁に行き来させることができない(酷い時は数年間渡航不可となることも)。
      そのため、基本的に調査員は現地での生活を余儀なくされることから、
      アステラは調査拠点であると同時に生活拠点ともなっており、かなりの規模を誇る。
    • 古龍の生態を探る組織というとドンドルマの古龍観測所を思い浮かべる人もいるだろうが、
      調査団はMHWorld主人公と様々な面で密接に関わり合っており、作中では重要な役割を担っている。
      各分野のプロを集めた精鋭集団であるが、同時に超強力な個性の集まりでもあり、
      拠点にいる5期団の一人によれば「天才と変人と問題児の集まり」と現大陸では評判らしい。
  • 現在判明している主な活動内容は下記の通り。
「古龍渡り」の調査
新大陸古龍調査団が結成された原因であり、最も重視される活動目的。
「古龍がどこかへと向かう」ことは昔から知られていたが、近年ではその事象のサイクルが短くなり、
およそ10年に1度の間隔で、新大陸を目指して古龍が海を渡る法則性が判明した。
その経路となった地域に甚大な被害を齎してきた「古龍渡り」現象の真相を究明し、
被害の抑止や対策の手立ての一助として謎多き古龍たちの生態を解き明かそうという試みである。
新大陸の調査
「古龍渡り」の研究過程で発見された、古龍たちが目指す場所である新大陸。
その未知なる大地に根付いた自然や生態系の調査も重要な課題となっている。
後に渡りの凍て地が新大陸近海で発見され、調査範囲がより拡大している。
任務の発令
調査団所属ハンターに対して討伐指令などの任務を発令する。
旧作では「ギルドが第三者である依頼人のクエストを斡旋する」形態が主流であったが、
新大陸ではそもそも依頼人足りうる調査団以外の人というのが少ない*1ことから、
調査団関係者から指示されたクエストなどを受注することが主流となる。
調査団所属者の活動支援
実地調査を行う調査員や、調査団所属ハンターの活動をサポートする。
既存作品において「ハンターズギルドが行っていたこと」を新大陸では調査団が担当しており、
各種加工、支給品などの準備、有償での物資の融通、マイハウスの提供など多岐に渡る。
現大陸への報告・交易
調査活動の経過や成果などは主に船を出す形で現大陸のギルドへと行われている。
調査活動の継続・打ち切りなどの判断はギルド側でも成されている様子が窺える。
また、作中では船長が海が荒れている時期の航路の開拓と航海の成功を成し遂げたことにより
新大陸産の物品と現大陸産の物品の交易が行われるようになった。
  • ちなみに、MHW:Iでは元一期団の相棒の祖父が月の石と名付けた謎の鉱石*2
    現大陸に持ち帰っていた事が判明するが、
    現大陸の生態系に影響を与えかねないものの持ち出しはご法度であり、
    この事実を知ったフィールドマスターはひっくり返るかと思った、とのこと。
    現在の交易も物資の管理が厳重になされているからこそできるものであるようだ。
  • ゲーム開始時のムービー内では「新大陸に渡る船に乗ると後戻りはできない」と説明される。
    調査団の拠点であるアステラは、彼ら自身が乗ってきた船を建材として再利用しており、
    新大陸に渡った後にそのまま滞在し続ける人員が多いことが確認できる。
    ただ、船長の発言によれば帰還用と保険用に最低でも二隻の船は解体、資材化せず残す方針であり、
    天候さえ安定すれば子供が生まれた場合も帰還便が出るなど、
    二度と帰れぬ片道切符というわけではない。
    初期の派遣団のうち体力面も重要な職業であるハンターは、
    多くが年齢を理由に帰還したことが工房親方の口から語られ、
    逆に技術者や研究者は長期間に渡って残る傾向があるようだ。
    帰還の可否が年単位で天候に左右されるため、最悪新大陸に骨を埋める覚悟があるか、
    という事なのだろう。
    • アイスボーン冒頭で相棒の受付嬢も「少なくとも10年は残るつもり」と発言している。
      一般的な団員の認識では在籍期間はもっと短いのかもしれない。
  • 調査団所属ハンターには標準装備とされるものが幾つか存在する。
    • 導蟲」は特定の物質や匂いに反応し、その場所に集る性質を持つ蟲。
      その特性を活用することで、広大な自然環境の中でも迷わず調査活動を行うことができる。
      普段は「虫かご」の中で飼っており、それを腰などに吊り下げる形でフィールドに携帯する。
    • スリンガー」は左腕に装着する小さな弩。普段は邪魔にならないよう折り畳んでいる。
      攻撃能力を重視した装備ではなく、さまざまな物を装填・射出できる汎用性に長けており、
      現地で採取できる植物・鉱物を撃ち出したり、支給されているネットを装填して生物を捕獲する事が出来る。
      また、弩部分とは別にワイヤーを射出する機構が備わっており、
      楔虫や翼竜にワイヤーを絡めることで、フィールドを素早く行き来したり、
      調査団で飼育している翼竜を用いてアステラからフィールドへの移動にも使用されている。
    また、本作では剣士ガンナーの防具が共有化されているが、
    第2期調査団が「(新大陸で)生き残るため」に従来の常識を壊して開発したものである事が2期団の親方から語られる*3

各期団紹介

  • 約10年おきに古龍渡りが発生する度、その古龍を追跡する形で追加人員が新大陸へと渡航している。
    最初に新大陸へと送り込まれた選りすぐりの「1期団」が活動拠点アステラの基礎を築き、
    以後得意分野の異なる「2期団」「3期団」「4期団」「5期団」が順次派遣されている。
    • MHWorldの主人公は作中時点で最も新しい5期団に"推薦組"として所属しているほか、
      ハンターとバディを組む受付嬢(編纂者)やオトモアイルーも全員が調査団所属者として扱われている。
    • また、長い調査活動期間ゆえに「新大陸生まれ・新大陸育ちのメンバー」も登場する。
  • 各期団は期数によってそれぞれが掲げる旗の色、及びエンブレムが異なっている
    各期団のエンブレムはロード画面に表示される他、各種グッズ類にも描かれている
    (リオレウスエディションPS4Pro本体前面には、左側から1期団から5期団まで順番に描かれている)。
    また、新大陸古龍調査団自体のエンブレムも存在しており、こちらはゲーム内でもよく見かける。
    • 入門映像の調査団紹介では各期団のエンブレムと旗が映り込んでいる。
      また、集会所となった1期団船最高部にも配置されている。
      これらの旗は各期団の象徴と期団に対する期待を示している。
      ただしとある事情によりアステラには4つ分の旗と紋章しかなく、3期団の旗と紋章が足りない。
      その3期団の旗はPV第5弾冒頭で登場した「研究基地」に掲示されている。

第1期調査団(1期団)

  • MHWorld時点から約40年前、最初に新大陸へと派遣された調査団
    同時期に渡りを行った古龍はクシャルダオラ。派遣時の団員数は約30名。
    未踏の地を目指すため、不測の事態に対応できる選りすぐりのエキスパートで構成されており、
    基礎能力の極めて高い人材が揃い、その様相は個性的過ぎると言えるほど。
    新大陸到達後、「古代樹の森」近くの海辺に調査拠点アステラの基礎を築き上げた。
    • 現在では大半のメンバーが国へと帰還し、新大陸に残っているメンバーは数が少ない。
      残ったメンバーも調査にふらっと出ることが多く、アステラに滞在する人数は限られる。
    • なお、一期団が追っていたクシャルダオラは途中で「水を操る謎の古龍」と争いを繰り広げ、
      その結果渡りに失敗したという。
  • 1期団のエンブレムは「星*4」を模ったもの。
    下が長い十字のような星の形と、後光が差したような形が目を引く。
    旗の色は赤地に黄色い縦のラインが入っている。公式の期団色は「」。
    冥い海に輝き、すべての導となるようにという意味が込められている。
大団長
調査団の団長。非常に大柄な体躯をしており、豪快な性格。
その体格と鬣のような金髪から、彼の姿を目にした「マイペースな5期団」からラージャンかと思ったと言われる程。
ゲーム開始前からアステラを発ち、単独で調査していたらしく、ゲーム序盤では一切登場しない。
そのため、最初は総司令の事を団長だと思うプレイヤーも多い。
もっとも、本人も語るように元々調査団の運営は総司令に一任している。
ゾラ・マグダラオスの誘導に成功した後、不思議な鉱石を持って一時的にアステラに帰ってくる。
ここで彼が単身でネルギガンテを調査していた事が判明し、
その過程でマグダラオスが迷い込んでいた地脈の奥地に龍結晶の地を発見したので
戻ってきた事が明かされる。
総司令
調査団の総指揮を執る老練な白髪男性。
やや強面だが、実際は頭脳派な人物であり、導蟲の特性も彼が発見したとのこと。
あるものはすべて使え!」が口癖の通り、冷静な指示、時に大胆な策で調査団を導く人物であり、
調査員達からは全幅の信頼を得ている。
数少ない1期団の一員であり、新大陸生まれの孫もいる。
彼に限らず、1期団は40年前の時点で凄腕のハンターとして抜擢されるような年齢であり、
年齢的にはどんなに若く見積もっても60代、実際は70~80代でもおかしくない。
かつてはハンターだったが、左半身が不自由になり武器を扱うことができなくなったようだ。
調査班リーダー曰く「じいちゃんは走れない」とのことであり、よく見ると左足の装備が補強されている。
現大陸に戻った調査班リーダーの両親の事を「娘夫婦」と呼んでいる為、総司令の子供は女性である事が窺える。
彼の装備は男性ならシーカー装備で着用することが出来る他、
調査班リーダーや大団長も同装備の改造品と思しきものを着用している。
渡りの凍て地を発見した時は、孫である調査班リーダーに新拠点セリエナを任せ、自身はアステラにとどまる事とした。
また、セリエナの設営後は調査班リーダーに総司令の役を譲ろうとしている。
アン・イシュワルダ戦後は孫のリーダーとしての成長と総司令を継ぐ意思を確かめられたからか、
セリエナの料理長や編纂者から「眉間のシワが消えた」「顔が穏やかになった」などと言われるようになる。
なお2期団の親方によると、実は新しい物好きで試作品を見ると目を輝かせるのだそうで、
導蟲の研究やスリンガーの実用化もそういった性質の一端かもしれない。
  • 左足が不自由になった理由について言及する人は誰もいなかったのだが、
    セリエナの料理長いわく、2期団が来て少したった頃にアステラを住みやすくしようとしていた時期に
    未知の黒いモンスターが出現し、ハンター達が出払っていた時があったらしく、
    残って建設を続けていた総司令がアステラや皆を守ろうとして何かが起こったようだ。
    料理長は「昔の話だから忘れていいけど覚えておいてほしい」とも語っている。
    依然として詳細は判らずじまいで、
    怪我の原因がモンスターとの戦闘なのか事故なのかもはっきりしていない*5
ソードマスター
1期団紋章が入った布を正面に垂らした剣士。近接武器の扱いに関しては1期団中随一の腕を持つ。
総司令の片腕とでも言うべき存在であり、主に総司令の依頼で活動しているようだ。
寡黙な性格で、話しかけても「うむ。」「どうだ。」など最低限の台詞しか喋らない。
調査団の中では、現状唯一剣士・ガンナー共有の防具ではなく、
従来の剣士装備を愛用しているオールドハンターである。
導蟲やスリンガーも身に着けておらず、曰く「新しきものはよう分からん故」とのこと。
その武器の扱いの巧みさを買われ他のハンターに狩猟技術を指南している。
特に調査班リーダーや4期団は手ずから指導をしたようで、敬意を込めて「先生」と呼ばれている。
フィールドマスター
編纂者兼ハンターの白髪女性。ハンターと編纂者のバディ制を提唱した。
自然科学全般の知識を有し、現在は瘴気の谷を単身で調査している。
物語の鍵である古龍渡りに繋がる新大陸の生態に関して独自の見解を持っている。
料理長
アステラ3Fにある食事場「武器と山猫亭」を取り仕切る巨大なアイルー。
頭に1期団紋章入りの布を巻いており、右目に傷を負った隻眼が特徴的。
元々は1期団、大団長のオトモだったが、あるモンスターとの戦闘で片目を潰され、
持っていた愛用の剣を折られた時に潮時を悟りオトモを引退。
これを機に料理を始め、現在に至っている。
彼が使う包丁はオトモ当時に武器として使っていたと思しき折れたアイアンネコソードを転用した物。
腹を空かせた調査員たちに、豪快かつボリュームたっぷりな料理を提供する。
最初の内は部下の作った料理にチャップ花や香草をそっと乗せるだけだが、
肉料理に強いこだわりがあるようで、料理場の設備が充実して肉料理が中心となると自ら調理する。
あるいはプレイヤーハンターの実力や貢献を認めてくれたからかもしれない。
竜人族のハンター
調査団に唯一存在する世にも稀なる竜人のハンター
竜人ならではの感性とハンターならではの経験値を併せ持ち、調査の要として頼られているが、
ゾラ・マグダラオスの古龍渡りよりも以前に"とある調査"に出て以来、現在は行方不明である。
相当勘の鋭い切れ者で、MHWorldストーリーにおけるキーマンの一人。
PV第3弾・第5弾において主人公と邂逅していた4本指・長い耳のハンターは彼である。
なお、操虫棍を持っているが何故か猟虫がどこにも見当たらない
まさかエキス強化無しの状態で新大陸を放浪しているのだろうか
或いは似ているだけで竜人族の種族特性に合わせた独自装備なのかもしれない。
彼が担当の2期団の女性から装備について入念なヒアリングを受けていることが後に語られている。
日本語版CVは川端快彰氏が担当している。
技術班リーダー
主に調査資源管理所に滞在している「リーダーズ」3人組の一人。
小柄、4本指、尖り耳と高齢の竜人族の特徴を備えた老人男性で、白い口髭が特徴的。
導蟲の虫籠を帽子の中央、額部分につけている。
調査資源管理所にてアステラの全機材を管理しており、時折機器を操作している。
建築にも明るく、アステラを一から設計し、組み建てた張本人であり、
自称「新大陸の発明家」かつ「大物、小物なんでもござれ」の多才な技術者。
もともと有名な発明家で、超一流だが突飛な人物として知られていたらしい。
2期団の親方などには親しみを込めて「おやっさん」と呼ばれている。
「最初の10年は土台を築くことに精一杯でな」や
「最初に新大陸に来た技術者は、ワシを含めて、たったの2人でな」
など、アステラ作りに関わって来た話を聞かせてくれるが
「物事の成功は準備が決める」「ワシは準備が好きなんじゃ!」と
開拓の労も苦にしないパワフルなお爺ちゃん。
武具屋担当の女性によると、剣士ガンナーの防具共有化は2期団の最初の仕事だったが、
その基礎を「おやっさんが作っていた」とのことで、建築に限らず武具作りにも大きな影響を残している。
  • ゲーム内では所属に関しての明言がなく、ゲーム発売当初は服装が2期団っぽいと言われたり、
    台詞の内容から1期団かもしれないと考察されたりなどしていた。
    後に、狩王決定戦2018の仙台大会で行われた世界観講座にて1期団メンバーだと明言された。
  • MHW:Iでは前線拠点セリエナの構築にももちろん大きく貢献。
    調査資源管理所は物資班リーダーに任せ、蒸気機関管理所に滞在している。
    蒸気機関管理所のミニゲームに合わせてセリフが多数追加されたり、
    蒸気限界突破時にムービーで出番があったりとリーダーズの中で特に優遇されている。
    時折調査資源管理所の手伝いもしている様子。
  • 彼と物資班リーダーがセリエナに渡ったので、
    アステラの調査資源管理所は研究班リーダー一人で回していることが物資班リーダーから語られる。
    しかし、調査資源管理所の技術班リーダーのいた場所にはよく似た背格好の竜人が配置され、
    特に話しかけることもできない。
    リーダーズの手伝いというわけではなく、その場所の機械を動かしているだけなのかもしれない。
三爺
竜人族の研究者達三人組。調査団の人間からは専ら三人セットで三爺と呼ばれている。
フードとガスマスクのようなものを被った「快活な学者」、
ターバンとヒゲがトレードマークの「明朗な学者」、菅笠を被った「陽気な学者」からなる。
調査団内でも「あの」三爺と呼ばれるほど研究対象に対しての行動力が凄まじく、
危険を顧みず行動するきらいがあり、
その行動力は上記クエストにて大蟻塚の荒地で発見されたゾラ・マグダラオスの痕跡を回収するために
自らと編纂者が大八車を押して現地へ向かうほど。運搬にアプトノスすら用意しないとは余程の行動力のようだ…
  • 尚、主人公は彼らの護衛をすることになるが、このクエストでは三爺様が痕跡へと向かう様子が
    しっかり描写され、今まで依頼文だけで表現されていた「依頼人の護衛」の様子が表現されている。
  • また、「生態調査それいけ捕獲班」*6を組織している。
    捕獲したモンスターを放した後の生態調査にも尽力しており、
    主人公は下記の知的な生物学者から度々、調査対象となるモンスター捕獲の協力を依頼されることとなる。
    尚、モンスターを捕獲するとアステラの一角に捕獲したモンスターが運び込まれているが、
    よく見るとハンターの行けない足場に三爺らしき竜人族学者達とその護衛らしきハンターが見える。
  • ver2.00から追加されたイビルジョーの特別任務に関わっており、この際会話が出来る期間がある。
    探索やクエストでイビルジョーの痕跡を取得して帰還すると、生態研究所の前に現れる。
    その後総司令と協議した後、三爺の主導で五期団が痕跡集めに乗り出す事になり、
    一定の値まで溜めて三爺に話しかけるとイビルジョーの特別任務が発生する。
    • ちなみに、アップデート当時はこの特別任務でイビルジョーを捕獲し、
      アステラから帰ってすぐに捕獲スペースを見ると、
      生態研究所の前にしか三爺が存在しないが、
      その後三爺に報告して特別任務を終わらせると、生態研究所前の三爺の他に
      捕獲モンスターの傍に全く同じ背格好をした三人がモンスターの観察をしていた。
      現在は修正されているため、バグだったのだろう。
  • イビルジョーの狩猟に成功した際には、一期団として新大陸を訪れた際の出来事について触れている。
    しかしイベントでは3期団のメンバー紹介画像に映り込んでいたりもする。
  • MHW:Iだと直接的な出番は殆どなかったのだが、
    『バイオハザード RE:2』ラクーンシティコラボにてクエストの解説役として登場する。
    ゾンビ状態についての説明をしてくれるのだが、
    その際グリーンハーブの効果について「効果は僕らで実証済みだ!」と言う。
    本格調査前に既にゾンビになっている……よく生還できたものだ
セリエナの料理長
前進拠点セリエナの料理長。
一人称が「オバーチャン」な老齢のアイルー。
アステラの料理長同様に大型個体なのだが、こちらは横幅も2倍くらいあるコロコロでフカフカな体型。
また、声はアイルーとしても大型個体としても非常に高い。
鼻にのせた眼鏡と、ケープと一体化した頭巾がチャームポイント。
元一期団で、多くの期団メンバーと同じく引退していたのだが、
「また新大陸の地を踏む日が来るなーんて」と語る通り、セリエナ設立のため
わざわざ現大陸から呼び戻されるほど調査団から大きな信頼を置かれている。
「○○なーんて」など間延びした話し方が特徴で、性格もおおらか。
作る料理も、アップテンポな曲にのせてワイルドな焼き物が得意だったアステラの料理長とは対照的に
穏やかなBGMをバックに下拵えしてコトコト煮込んだシチューと、チーズたっぷりのグラタンを出してくれる。
大団長のオトモがハンター稼業を引退した際、彼に料理を教えアステラの料理長に育て上げた師匠でもあり、
当時から特にベシャメルソースと、それを使ったグラタンが逸品だったそうだ。
普段こそおおらかだが、アステラの料理長曰く「優しい笑顔で厳しい方」らしく、
料理への妥協は一切しない姿勢が窺える。
船長
現大陸と新大陸の往来には欠かせない船の船長。
新米の頃に一期団を運ぶ船の船員として前任の船長の下で働いていた叩き上げの船長。
長年新大陸の不安定な海を見続けてきたベテランであり、現在の調査団の船乗りの中では唯一の一期団員。
MHWorld主人公が乗船した五期団輸送船の責任者であり、
巨大龍に乗り上げるという大トラブルに見舞われた事もあって到着直後は疲労困憊の姿が見られる。
船旅は快適だったと自負しているが、流石に最後のトラブルについては「ありゃナシだ」とのこと。
ストーリー中では、船を出せないほど荒れた海を渡り現大陸へと向かうという困難な船旅を達成しており*7
大規模作戦に投入できる様々な物資、最新式の撃龍槍、頑丈な船などを新大陸に運び込んだ。
これ以降も新大陸と現大陸の間で物資をやりとりする交易を始めている。
  • 一大事に重要物質を届けたり、何年かに一度しか出せなかった船便が交易が成り立つほどに増便されるなど、
    新大陸の船舶輸送は彼のお陰で大幅に改善したと言える。
    教え子であるセリエナの船乗りも「40年海を見続けていた船長の苦労が報われてホっとした」と語っている。

第2期調査団(2期団)

  • 第1期調査団からおよそ10年後、新たな古龍渡りに合わせて送り込まれた調査団員。
    技術向上の促進を狙い、鍛冶職人などの技術者中心に構成された期団となっている。
    同時期に渡りを行った古龍はテオ・テスカトル。派遣時の団員数は約90名。
    ここには既存の常識を破ることを恐れない、チャレンジ精神に溢れた人材が集められ、
    2期団が多く集まる工房エリアは、彼ら自身が乗ってきた船を素材に転用している。
    現在は主に武具加工、機材開発、建築を担っており、彼らの到来でアステラは大きく発展した。
    また、スリンガーを開発し、剣士ガンナーの防具共用化を実現したのも彼ら2期団の功績である。
    2期団所属のハンターたちは年齢を理由に帰郷したが、技術者たちの多くは現在も残っているようだ。
  • 2期団のエンブレムは工房の机、および「2期団の親方」の両肩に描かれている。
    渦を思わせる意匠で、遠目だと"Z"字が大小2つ重なっているようにも見える。
    この紋章は「渦巻く炎」を模ったもので、「炎の印」と呼ばれている。
    すべてを生み出す炎を象徴しており、その情熱を絶得ないように、という願いが込められている。
    旗は十字に分割されて塗り分けられ、左上と右下が琥珀色、右上と左下が黒色になっている。
    公的な期団色は「」。
2期団の親方
加工屋を担当する、眼帯を付けた腕っ節の良い壮年男性。
いかにも古強者といった外見だが、片目を失った理由はモンスターとの戦闘…などではなく、
竜人の技術に追いつかんと火を覗き込み続けた研鑽の結果らしい*8
従来品の改良・改造をもいとわない柔軟な思考の持ち主であり、
頑固なこだわりと確かな技術で、ハンターたちの装備を作り上げていく。
武具を加工する際は彼の号令で職人たちが鍛冶を行う場面が描写される。
セリエナでは彼がグラインダーで、武具の仕上げの研磨作業を行う場面が追加されたが、生産した物が武器か防具で異なり、 
武器なら片手剣の剣を、防具なら盾のような部品を研磨する。
左腕にスリンガーらしきものを装着しているが、これはスリンガーのプロトタイプとも呼べるもの。
腰の痛さから動かずに作業できるよう開発した品で、これを狩猟用に改良したものがスリンガーとなった。
  • 尚、彼の後ろには二人の加工担当の男性がいて、防具作成時などには彼らの働く様も一部描写される。
    その内の肌が白い方はウィッチャーIIIとのコラボクエストの途中で
    「武具加工専門のモンです」と名乗っている。
    この台詞から彼の名前がモンであると読み取ってしまった人もいたようだが、
    十中八九「者(モノ)」が音変化した結果の「モン」であると思われる。日本語って難しいね
    ちなみに限りなく公式寄りの登場人物でモンという名前には前例があったりする
    なお彼に話しかけることで、プレイヤーがクエスト限定で操作しているウィッチャーの装備を変える事が出来る。
武具屋
工房の傍らで武具屋を営む女性。
2期団一のしっかり者ということでアステラに籍を置くハンターの全装備の管理を一手に任されており、
ハンターらは見えないところで大いに彼女の世話になっている。
特殊装具の開発・製作も担当し、新たな装具を考案する度ハンターに素材集めの協力を依頼してくる。
研究班リーダー
主に調査資源管理所に滞在している「リーダーズ」3人組の一人。
髪を後ろで束ね、丸い眼鏡を掛けた若い竜人族男性。
普段は手元の本を読んでいる。
奇人変人と呼ばれる天才学者の一人であり、人員管理の能力も高く、本人の弁によれば、
物流とメカニック以外の後方業務から各種研究、ギルドへの報告まで、殆ど彼一人が統括しているようだ。
説明文が「3期団の期団長」と似ているが、それは彼女の兄だからである。
  • 「1期団が到着した時は波が高かったそうで、船が高い場所にひっかかったらしい」、
    「新大陸に来たはいいが、あまりの忙しさに妹を呼んだ」などの発言から2期団らしい旨がうかがえるが、
    狩王決定戦で公開された期団ごとのイラストで、生態研究所の所長共々3期団として描かれていた。
    しかし公式設定資料集では2期団であることが明確に記述されているため、イラストはミスだったと考えられる。
  • 研究基地のほがらかな学者によれば、気球での峡谷越えはこの兄妹が言い出したとのこと。
    兄は置いてけぼりにされたのだろうか…?
    研究基地の高齢竜人からも「あの兄妹は発想からして違う」と一目置かれる程なのだが、
    話しかけた際の雑談が長ったらしく、冗談もスベりがちな上、妹から「居たわね、そんなの」呼ばわりされたり、
    周囲からも「彼の学者ジョークは笑えない」「挙動不審の」と言われてしまうなど
    ちょっと冴えない印象を持たれがち。
    ちなみに妹の方も研究基地の学者から「期団長の冗談はすごく微妙」と言われている。
    兄妹揃って否定しているが、やはり似た者兄妹か。
  • 後に研究基地との交流が復活し妹との再会は叶ったが、その際に「メガネが割れた」らしい。
    割れたメガネは受付嬢も目撃しているが「喧嘩をした」とは一言も言っておらず
    会ったら割れました」。一体何があったのか…。
    さらにMHW:Iにて受付嬢が言うには「眼鏡が元通りになっていた」らしい。本当に一体何があったのか…。
    別の眼鏡に変えただけなんだろうけど。
  • アステラ祭では花火の火薬を調合してくれ、いろんな色を出すために怪しげな実験を繰り返していたらしい。
  • MHW:Iではリーダーズの他の3人がセリエナに移住してしまった中、
    彼だけは学者たちの研究をまとめギルドに提出する業務があるためアステラに残り、
    調査資源管理所は彼一人で管理することとなった。
    セリエナに渡ってきた他のリーダーズからはその負担を気にする声もあるが、帰る気は全くない
気球開発員
工房の隣で図面と向き合っている男性。ストーリーが進むと研究基地に移る。
かつて3期団の船を飛行船へと改造したものの、大峡谷を超えた先で船は墜落。
このことに責任を感じており、5回目の古龍渡りによって状況が動くようになるまで彼なりに3期団を案じていた。
研究基地へと移動できるようになった後、頑丈な気球の材料としてパオウルムーの狩猟を依頼してくる。
苦悩と努力の甲斐あって新しい気球の開発に成功し、研究基地が再び浮上したあとは
そのまま研究基地にとどまり、不足していた技術者&力仕事担当として貢献しているようで、
学者たちからも「技術者殿」と呼ばれて頼りにされている。
セリエナの船乗り
セリエナで共用窓口の受付を担当する男性。
交易船の船長の弟子で、アステラとセリエナを行き来する交易船は彼が担当している。
2期団では唯一残っている船乗りだという。
穏やかで人当たりの良いしゃべり方をするが、「帰る故郷もないし、新大陸が故郷でいい」と言ったり、
家族について聞かれれば「……」と言い淀んだ後で「いない」と述べるなど、
どこか影のありそうな過去を覗かせる人でもある。
多くの調査団を送り届けてきた経験から、調査団に志願した人間は
いろんなものを持っていなかったり、手放したり、選んだりし、
それでも新大陸に望むものがあったのだと語っているが、
それは彼自身にも覚えのある事なのかもしれない。
  • 交易船窓口の他に、植生研究所との連絡・注文役も担っているので、ちょいちょい若所長の近況も話してくれる。
    まぁ、若所長は大体いつも通りのようだが。
  • 新大陸に渡る船は帰還用と保険用を除き全て解体してアステラの始動・拡張のための建材に利用されたが、
    二期団の船が解体された際には、高揚と同時に船乗りが船を喪う寂しさも感じたという思い出を話してくれる。

第3期調査団(3期団)

  • 新大陸に関するあらゆる研究を行うため、研究者を中心に構成された期団。
    調査の促進を担い、構成メンバーの9割を学者が占めている
    渡りを追った古龍はクシャルダオラ。派遣時の団員数は約110名。
    アステラには新大陸の生態系を探る「生態研究所」「植生研究所」などが設置されており、
    その研究成果は調査団所属ハンターにも大きな恩恵をもたらす。
    3期団所属者の多くは普段アステラにはおらず、「研究基地」を拠点にしている。
  • 3期団のエンブレムは「水が溢れる杯」。期団色は「
    旗の色は二色で縦に塗り分けられ、左半分が桔梗色左半分が藤色となっている。
    知識を湛え溢れさせ、いかなる時も冷静であるように、という意味が込められている。
  • 3期団には酒好きの者が多いのか、酒系食材関連の依頼をよく出される。
3期団の期団長
若い竜人族の特徴が見られる女性。額に鮮やかな赤いペイントを入れている。
学者集団である3期団のリーダーで、奇人変人と呼ばれる天才学者のひとり。
強い研究意欲があり、新大陸に到着して早々乗ってきた船を気球に改造して大峡谷超えを強行し、
その際カプコン製航空機の宿命で風漂竜の襲撃を受けて船が大破、そのまま墜落するという不運な事態が発生。
超大型古龍の熔山龍に持ち上げられた5期団の船は無傷だったのに。
「無事は確認できている」との事で、アステラとはフィールドマスターを通じての連絡手段はあったものの、
大峡谷の険しさゆえ、ゾラ・マグダラオスによる地形の変化が起こるまでは並の調査団員では向かうことはできず、
遭難した地での研究続行を余儀なくされた。
生物学の中でも「匂い」を主とした脳科学を専門としている。
研究員によると「目が良くない分、匂いに敏感」らしい。
香を焚いた容器を持ち歩く、浮世離れした印象の人物。
なお、日本語版CVはきそひろこ氏が担当している。
マカ錬金研究員
マカ錬金についての研究をしている老齢の竜人族の女性。
最初は研究基地にいるが、ストーリーが進むとアステラに移り、
その際アイテムや装飾品の錬金をしてもらえるようになる。詳細はこちら
常にハンターの身長ほどもあろうかという巨大な壺の上から、長い棒を使って中身をかき混ぜている。
かき混ぜていると眠くなる、といった趣旨の発言から、かなりおっとりした性格であることが窺える。
ラスボス討伐後は主人公を青い星になぞらえて「お星様」と呼んだりする。なんだか死人みたいだ。
生態研究所の所長
モンスターの研究をしている、老齢の竜人男性。見た目はMH2の学者系汎用NPCのアップグレード版。
生態研究所のうず高く積み上げられた本の中に埋もれるようにして座っている。
会話しても本に目を落としたままだったり、ボイスがちょっとぶっきらぼうでとっつきにくそうにも見えるが、
怪我をしないように注意を促すなど現地に行く調査員の事を気にかけている。
「~~や」「怪我はあかんで」等、関西弁(を穏やかにしたもの)に近い喋り方をする他、
一部の単語がひらがなになるなど、どことなく朴訥さを感じさせる面もある。
「ヒトも自然もモンスターも始まりはおなじもの」「古龍は生物と言うより植物に近い存在なのではないか」など、
世界観的に意味深な考えを述べつつも、研究者らしい視点でハンターとモンスターの調和を考える人物。
モンスターの研究レベルは彼に報告しに行かないと次の段階へ進めない。
リザルト画面でLvアップしたのを確認したら忘れず彼に話しかけよう。
  • 彼がセリエナに渡った後は、アステラの生態研究所は副所長が担当することになる。
    同じ姿勢で本と向き合っているのでパッと見は所長の色違いにしか見えない。
    発言は、最初は物腰が低くアクの少ない発言をしてくるので常識人と思いきや、
    本の虫すぎて主人公が話しかけたのに気が付かなかったり、
    モンスター、特に獣竜種の話題に関してはかなり食いつき、
    1を聞いたら10くらいの情報量の長話が返ってきたりする
    現実のオタクを考えるとこの文量をかなりの早口でしゃべっているのかも。
    また、クエストの依頼をしてくることもあるが、それも情熱があふれ出るのか
    依頼文の文量を軽くオーバーする解説が始まり結果、モンスターへの情熱を語る途中で依頼文が途切れている
    クエストの概要は依頼文を見なくても大体把握できるのが不幸中の幸い。
    なかなかどうしてこちらも変人アクの強いキャラクターになっている。
    • ちなみにこの副所長、なんとあの砕竜一目惚れっ子のことを知っているようだ。
      詳細は彼女の項を参照して頂きたいが、彼女がかのモンスターを好きであることを知っているだけでなく
      「恋に落ちるのも納得」とまで発言している。
      但し、彼女と知り合いなのかただの風聞で聞き及んでいるだけなのかは分からないが。
      後者なら逆にどれだけ彼女は周囲に言いふらしているのか…
      そういえば調査団には彼女の趣味をよく知る人物が所属しているので、彼から伝わった可能性も…
知的な生物学者
捕獲したモンスターをすぐ側で観察している若い竜人族の学者。
モンスターを捕獲し、拠点内に捕獲モンスターが存在する状態で話しかけると、
捕獲したモンスターについての豆知識を教えてくれる。
また、捕獲に成功すると特殊闘技場クエストが解禁されるが、司令によればこうした闘技会も調査の一環らしいので、
彼らをはじめとする捕獲班がモンスターを供給しているのかもしれない。
また、調査クエストの依頼は全て彼が出している形になるため、ある意味一番世話になっているキャラかもしれない。
ストーリーの舞台とプレイヤーの本拠地が寒冷地に移ったMHW:Iでは
セリエナへは行かずアステラに留まっているが、相変わらず調査クエストの発注を担っている。
アイスボーンで追加されたモンスターの一部に関しても所感が聞けるので、
たまにはアステラへ捕獲して帰ってみるのもいいかもしれない。
  • 本人曰く、元々は現大陸の古龍の調査機関に所属していたものの、
    実地調査を重ねる内に古龍より環境生物の方に夢中になってしまい、
    「それならうってつけの仕事がある」としてお門払い三期団の船に乗せられた…という経緯があるそうだ。
セリエナの武具屋
セリエナで武具屋を営んでいる女性。
9割が学者で構成される3期団の中で数人しかいない技術者の一人。本人曰く「希少種」。
これまで通り武具を販売してくれる他、装衣の改良を担当する。
人間工学と設計が専門で、加工よりペンと紙で戦う仕事であるとのこと。
人だけでなく竜人や獣人ごとに適した装備を研究開発しており、
竜人のハンターによく装備の使い心地を聞いていると親方が話している。
子供の頃から調査団に入りたくて、子供の頃に2期団入団の希望の手紙を出したらしい。
当然断られたが、調査団から「勉強して3期団に入るのを待っているぞ」という旨の手紙が届き、
現在でもそれを大事に取っておいているそうだ。

第4期調査団(4期団)

  • 調査の拡大を狙い構成された期団
    同時期に渡りを行った古龍はキリン(と思われるもの) 。派遣時の団員数は約270名。
    3度の派遣により調査拠点の人員が大幅に増え、資材の分配に不便が生じていたため、
    マネージメント能力に優れた人材が集められており、ハンターも多い。
    全体的に若さと経験値のバランスがよく、実地調査と物資の物流管理を行なっている。
    彼らの管轄する「物資補給所」では物資を融通してもらう際にしっかりお金を徴収されるほか、
    ベースキャンプ設営の際にも「調査資源管理所」を経る形で納品依頼が発生する。
    これは調査団の活動は現地調達を基本としているためである。
  • 4期団のエンブレムは「車輪」。歯車が描かれているようにも見える。
    旗の色は濃淡二色の緑色で塗り分けられ、X字に分けた上下に緑色左右に濃い緑色が配されている。
    公的な期団色も「」と定められている。
    その力強さと勢いで、調査を前に進めるという意味が込められている。
    • 調査資源管理所は丁度歯車のような施設となっており、類似点が見られる他、
      開発側も「物資を扱うということで歯車」との言がなされている。
物資班リーダー
主に調査資源管理所に滞在している「リーダーズ」3人組の一人。
左側はセミロング、右側は額を出すように束ねた特徴的な髪型をした女性。
おおらかだが抜け目ない性格の人物で、全ての物流を彼女が管理している形になる。
物資の分配を締める時は締め、振る舞う時は振る舞う手腕に、調査班一同頭が上がらない。
  • 調査団に参加した経緯については「闇市場を牛耳るより面白そうだった」
    「家族もいなかったので迷い無く参加した」という、
    なんだか複雑そうな事情を口にした後「冗談よ!」と否定するのだが…
    同じく4期団の物資補給所の青年いわく、
    • 「キャラバンの無法市場を次々と仕切って回る若い変人がいた」、
    • 「無法市場でグダグダしていた自分はその人物の押しかけ弟子になった」、
    • 「その人物が調査団に引っこ抜かれたので押しかけ右腕として一緒にきた」
    といった話が聞ける。彼が押しかけた師匠が物資班リーダーなのだろう。
    ちなみに何故彼女が無法市場を牛耳って回っていたのかは現在のところ不明。
    なかなか底の見えない人である。
  • 彼女の発言としては他にも、
    • 「いいじゃない、目的を達成できるなら手段はなーんでも」と嘯きつつも
      「後は、おてんとうさまに顔向けできるかどうか。それが結構大事だと思うけど」と語る。
    • 「手段は何でもいいと思うけど、手段を選ばなくなったら何かが終わる」と語り、
      「アナタはそうならないでね」と諭す。
    などがある。これは、アンダーグラウンドな世界を見てきたが故の悟りか、
    はたまた自身の経験を含んだ戒めなのか……
    MHW:Iではできたばかりのセリエナの物資を管理するべく渡ってきて辣腕を振るっている。
    調査資源管理所は一人で切り盛りしているが、
    「いざという時は(蒸気機関管理所の)おやっさんが来てくれるから」とのことで、
    アステラよりはやや気持ちが楽か。
  • ちなみに主人公がアステラに戻りたいかどうか聞いた際は
    「私、後は振り返らないタチなの」と語っている。
植生研究所の所長
古代樹の研究をしている、若い竜人の男性。
主人公は半ば無理矢理言わされたような形だが、通称は若所長で、
丸眼鏡をかけ、まるでパジャマの様なキャップをかぶった独特の格好をしている。
1期団の竜人族ハンターを「植物みたいだ」と評するユニークな感性の持ち主で、
植物の成長周期から古龍渡りに関する仮説を立てて実践してみせるなど、行動的な研究者でもある。
悪い人ではないのだが、自分の興味や研究が思考の優先なタイプらしく妙に自分勝手マイペース
  • 植物の研究に直接関係無いからか古龍がいつ渡ってきたか覚えていない
  • 過去にアステラ爆発騒ぎを起こして総司令に怒られた、
  • 「隣にある生態研究所の本の山がいつ崩れるか気が気じゃない」と言って何故か自分で言わず
    主人公に「片付けるよう言ってくれ」と愚痴る*9
  • その割に自分が管理する研究用の古代樹が急成長して屋根を壊した際には
    「まあ、いいや」の一言で済ますなど。
  • 渡りの凍て地への調査に関しては「引っ越しは忙しいから」という理由で関わる気は見せず、
    セリエナ設営後も、ただ単に「寒いのが嫌だから」という理由でアステラに留まっている。
  • その言動について、同僚のおっとりした植物学者からは、
    「若所長はいつもあんなんだけど、たまーにいいこと言うんよ。たまーにやけど。」*10
    と言われてしまっている。
    ある意味「天才と変人と問題児の集まり」アステラを一人で体現する人物と言える。
  • ストーリー当初はフィールドワークに出ていて、植生研究所の他の研究者も居場所は知らない。
    任務クエスト「不穏の影」の後にひょっこり帰還し、その時彼から特殊装具「隠れ身の装衣」を渡される。
    その後、彼からの依頼で任務クエスト「電影走るはトビカガチ」をクリアすると、
    フィールドワークで入手していた古龍の痕跡物を肥料にした研究用古代樹が急成長、
    一部のアイテムを養殖できるようになる。
    主人公達はまだゾラ・マグダラオスの渡りの謎に迫る前であるが、
    この時点で古龍の持つ膨大な生命エネルギーが新大陸の環境に作用している可能性が仄めかされている。
    時々「勉強するよ?」なるボイスが聞けるが、これは商売人が「おまけするよ」と言う意味で使う慣用句。
    ジョークのつもりなのだろうが、やはりどこか学者らしくない人である。
  • 一部のイベントクエストにも彼が依頼を出しているものがある。
    基本的に現地調査を邪魔するモンスターの狩猟依頼だが、書き間違えたのか
    依頼者の欄がどう見ても自己紹介だったり
    単なる愚痴だったりと一風変わった依頼文となっている。
    その割にクエスト名のセンスはかなり良い
  • 後のウィッチャーのコラボクエストにおいて、植生の研究を始めた経緯を語ってくれる。
    竜人と人間の寿命差に思い悩むなど、普段はいつもあんなんだが、
    かつては苦悩や孤独を抱えていたようだ。
    また、人間との関わりを避けていく過程で寿命の長い植物の研究に没頭したのに、
    その植物の研究が巡り巡って自分に人間との関わりをもたらしたと複雑な心境で語っている。
  • MHW:Iの最終クエスト「新大陸の狩人達よ」をクリアしたあとの祝福の言葉で、
    君が帰ると言い出したら船にをつけようかと思ってたよ
    と、冗談にしてもとんでもないことを言い出す…。
    おっとりした植物学者の語るところによると、突然「僕は思っていたよりも過激派だったよ」
    などと言いながら、火薬やら油やらを用意していたらしい…。
    ……本当に冗談か?
現地調査員
各フィールドの現地調査を行っているNPC。3人存在し、探索でその姿が見られる。
若所長曰く「凸凹三人組」
  • 孤高の魚類調査員と老練の獣人族学者の発言に時折「お嬢」という人物が出てくる。
    これは情熱の生物調査員の事で、元々は二人とも彼女に仕える立場だったようだ。
    また、孤高の魚類調査員は老練の獣人族学者と思しき人物を「(うちの)じい様」と呼んでいるのが
    確認出来る他、とあるクエストの依頼文では情熱的な生物調査員が他の2人の事を「共の者」
    と称しているのも分かる。
    ウィッチャーコラボのクエストでは生物調査員や獣人族学者から、
    かつては城住まいであった話が聞け、高貴な出自である事が示唆されている。
  • 情熱の生物調査員
    環境生物に関する情報の編纂などを行っている、とある名家の次期当主の女性。
    釣り以外で得られる環境生物は彼女が図鑑に記載しているが、情熱があらぬ方向に向いている。
    なお、魚類調査員が魚の記事に釣り情報ばかり書いていることに不満を抱いているらしく、
    彼のことを釣りバカ呼ばわりすることもある。
    • ウィッチャーコラボでは、環境生物に熱心になった経緯について
      子供の頃から生き物が好きで、よくお城から抜け出して外で遊んでいたという旨の話が聞ける。
      そうやって生き物を追いかけている内にいつの間にか調査員になるところまで来てしまったらしい。
  • 孤高の魚類調査員
    釣りを生き甲斐とする生粋の釣り人。口癖は「釣りはいいですね」。
    現大陸の魚をほぼ制覇してしまい、更なるアタリを探していたところ調査団に誘われた。
    現在は魚類の調査を一任されており、また釣り仲間として主人公を誘ってくる。
    彼がフィールド上で実際に魚を釣り上げる姿も見られるが、ドス黄金魚クラスを難なく上げる腕前であり、
    手早く針を外しリリースすると言う専用モーションまで披露してくれる。
    時折、上記の生物調査員が捕獲用ネットで魚を捕まえようとすることにため息を漏らす。
    すぐ目の前でハンターが捕獲用ネットを使用しても何も言わないが
    • MHW:Iでは、魚武器が作成できるイベントクエストの依頼人としても登場する。
      現大陸でもお馴染みの大剣はともかく、前例のないブッ飛んだ外見の双剣の方は
      クエストの依頼文や武器の説明からすると彼が考案したようだ。やはり彼も変人の類であったか
  • 老練の獣人族学者
    竜人族の老人。
    獣人族(テトルー)の言語に精通しているが、高齢ゆえに体力が追い付かず主人公に協力を求めてくる。
    彼が持っている杖は、調査中に行き倒れていた所を助けてくれたテトルーのものであり、
    いつかその部族を特定して、直接お礼を言うのが夢とのこと。
    • MHW:Iでは加工屋が作ってくれたというカメラのような道具「観察キット」を主人公に渡し、
      各地にいる獣人族の様々な生態を記録してほしい、と依頼してくる。
      条件全てを満たす完璧な記録を見せると興奮しながら解説をしてくれる一方、
      条件を一つも満たせていない残念な記録を見せると、「目に雪が入った」「寒さで手が震える」などと
      わざとらしくごまかして見なかったことにしてくれる。
    • 黒龍の出現が調査団に伝えられた際には、国にいるという「お嬢」の妹君の事を心配している。
      この事から情熱の生物調査員に妹がいる事が明らかになった。
      お城に住む高貴な出自妹君と聞くと、彼女が思い出される所ではあるが……
  • 他に以下の人物がモブとして確認できる。
    特定の人物を除き、昼は流通エリアを中心にアステラ中を歩き回り、夜になると食事場に座っている者もいる。
    彼らからは狩りの基本情報や豆知識、調査団の話などが聞ける。
    装備を着けている者と、インナーに近い軽装の者がおり、
    装備を着けている者はゲーム開始当初はレザーやチェーンなど主人公と同じ支給された装備だが、
    ゾラ・マグダラオスの捕獲作戦以降は新大陸のモンスター素材でできた防具を身に着けている。
    また装備を着ているものはアステラから出立するところや帰還するところが見られる場合がある。
姉御肌の4期団
アステラ内を歩いているポニーテールの女性。装備は付けず軽装。
ゾラ・マグダラオス誘導作戦の際に、自身を編纂者だと明言している。
調査熱心な4期団
アステラ内を歩いている男性ハンター。
マルチプレイに関する話題が多い。「ギルドから新大陸渡航を進められてね*11」とのことで
当時の推薦組だったのかもしれない。
「調査団入りを渋る相棒を誘って」とのことだが、「ハンターの相棒に誘われて」と似たような発言を
ノリのいい4期団が語っており、もしかしたら彼とコンビを組んでいるのかもしれない。
熱血漢な4期団
アステラ内を歩いている男性ハンター。ストーリーが進むとジャグラス装備になる。
稽古をつけてもらっていたソードマスターなど1期団のメンバーについての話題が多い。
5期団上陸時の救助活動にも参加していたらしい。
「よぅ、5期団!」のボイスの印象がちょっと強い。
ノリのいい4期団
アステラ内を歩いている男性。装備は付けず軽装。編纂者としての発言が多い。
優しげな4期団
アステラ内を歩いている女性ハンター。ストーリーが進むとプケプケ装備になる。
家族が多かったせいかもったいない根性が働いて使わない素材を売り払えないらしい。ハンターあるある
冷静な4期団
常に生態研究所の近くに立っている男性ハンター。ストーリーが進むとプケプケ装備になる。
傍にいるせっかちな学者と共にモンスターの基本的な生態についての話題を多く話してくる。
故郷では古龍調査の経験があり、報告書をギルドに提出したら調査団のメンバーに選出されたらしい。
物静かな4期団
五匹の竜の間」にいる太刀装備の男性ハンター。ストーリーが進むとアロイ一式からカガチとプケプケの混合装備になる。
調査団各期団の旗印の由来などを話してくれる。
五匹の竜の間は、ストーリー進行で解放される特等マイハウスに一度引っ越すと訪れることが出来なくなってしまうのだが、
同時に彼もいなくなり、そのセーブデータでは二度と会えなくなってしまう
ゾラ・マグダラオス誘導作戦*12に話しかけると、
メタ的にはこれで出番が終了するからか、主人公に向けた別れの言葉を聞くことが出来る。
  • また、マスターランクから登場する新しい拠点セリエナには以下の人物がモブとして確認できる。
    彼らからは寒冷地における基本的な対策等が聞ける。
    当初は全員ウルファ一式の見た目をしている*13が、
    これもイヴェルカーナからセリエナを防衛するクエスト開始時に一部のキャラは
    マスターランクのモンスター素材の防具を着る。
多趣味な4期団
植生研究所と交易船の窓口のそばにいることが多いハンターの女性。
ストーリーを経るとEXカガチ装備とプケプケの大剣を装備している。
スキルで長所を伸ばすべきか短所を補うべきか悩んでいる等、スキルに関する話題が多い。
最近、もしかしたらスキルより装飾品を集めること自体が目当てなのかもと思い始めているらしい。
野心あふれる4期団
荷物を運んでいることが多い編纂者の男性。服装は常に防寒具のウルファ一式。
「ここで結果を出して、国の連中に証明してやるのさ。俺のやり方は間違ってなかったってな」
とのセリフから、母国での評価を覆し、のし上がるために新大陸に来た模様。
調査団のエースとなった主人公に、たまには自分と組まないかと持ち掛けるなど実績が得られそうな物事には敏感だが、
ストーリークリア後はこのまま調査結果を持って帰って本国に返り咲いてもいいのだが、
「あんたが残ってるならきっとまた面白い事があるに決まってる」とセリエナに残るなど
調査団の生活も悪くないと感じている模様。
士気の高い4期団
食事場のアイルーと司令エリアを往復していることが多い男性ハンター。
ストーリーを経るとEXアロイ装備にクルルヤックの双剣を装備する。
「あまりの緊張感に、オレの野性が目覚めるぜ!」など感嘆符を多用する、名前そのままに士気の高い人物。
憧れてるのは大団長とのこと。聞かなくてもそんな気はしてたが。
冗談なのか割と大雑把なのか、「大いなる存在」の事を「ナントカなるナントカ」と呼んでいた。

第5期調査団(5期団)

  • 1期団派遣からおよそ40年後、熔山龍ゾラ・マグダラオスの古龍渡りに合わせて派遣された。
    団員数は500名弱とその規模は過去最大で、特に優秀な人材が集められていた「調査終了の希望の星」。
    長きに渡る調査活動に終止符を打つべく、5期団はハンターを中心として構成されている。
  • 5期団のエンブレムは「追い風」を模ったもので、鳥の翼のようにも見える。
    込められた意味は調査活動を後押しする5期団の役割そのものである。
    旗の色は白銀の下地に金色のラインが縦に入ったもの。意匠としては1期団の旗に近い。
    期団色は「」であり、作中では「白き風」とも称される。
    • この呼称は、最終的にすべての調査を終えた主人公に対する異名として、
      「新大陸の白き風」の形で総司令より1回だけ呼ばれることになる。
      この異名は、総司令から呼ばれる為のクエストの名称にもなっている。
  • 尚、調査団内では1期団の凄さが語り口に昇る事が多いが、4期、5期団のハンター達も
    「(頻繁にではないものの)亜種を狩猟した事がある」、
    「古龍を実際に見た事がある(=討伐したか、討伐作戦に協力していた)」、
    果ては「(参加しているだけ、などと言う人もいるかもしれないが)広範囲に殺人ウイルスめいたものをばらまき、
    尚且つそれを吸い込んだモンスターを(古龍級生物だろうが)凶暴化させると言うとんでもない
    新種生物の調査に放り込まれる」など、
    モンハン世界の一般のハンターとしてはかなりの修羅場を潜り抜けてきている。
    古龍が出現したとの報が入った時も誰一人として動じず対策に動いていた*14
推薦組
推薦組は志願でなく、ギルド側から推薦を受けたとされているハンター。
確認できる推薦組は主人公ペアと陽気な推薦組・勝気な推薦組のペア。
  • 兄貴肌の5期団も推薦組の可能性があるが、本人の談以外にその描写が無いため、
    もしかしたら言葉の綾のようなもので特別な扱いはされていないのかもしれない。
MHWorld主人公&受付嬢
推薦組として新大陸へと渡った主人公。
ゲーム開始時点で調査団の説明会に出られないほど
現大陸を忙しく飛び回っていた凄腕ハンターである事が示唆されており、
船の出港を主人公一人の為に遅らせるほど大きな期待がかけられている。
バディとなる受付嬢は元1期団の祖父を持つ編纂者で、熱意を持って調査団に加わった。
ギルドから予めバディとして決められていたが、主人公の遅参により顔合わせは済んでいなかった。
新大陸へ向かう船で初対面となるが、自己紹介直前にトラブルに遭い、二人とも船から落下。
主人公は彼女が相棒だとは(恐らく)知らないまま協力して空から新大陸へと渡った
前述の現大陸での来歴、アステラへ辿りつくまでの経緯などから総司令に見込まれ、
推薦組の中でも特に5期団の代表のような扱いで調査団で活動することとなる。
その後この二人は「空を飛んで新大陸へ来た」事や、その後も空から落ちたり崖から落ちたりした事で
いつも飛んだり落ちたりしてるイメージが誇張されて
調査団の一部の人間から「空から来た5期団」などと呼ばれたりする。
まつ毛バサバサかつパンツ一丁でダレン・モーランを倒したと言われるよりはマシなあだ名かもしれない
冥灯龍ゼノ・ジーヴァを下し、新大陸の古龍渡りの謎を解明した後は
アステラの人々からは調査団を導くシンボルに準えて青い星と呼ばれるようになる。
陽気な推薦組&勝気な推薦組
MHWorldゲーム開始直後に主人公に話しかけてくる二人組。
「陽気な推薦組」はムードメーカーなハンター。橙色の髪を前頭部だけ伸ばし、それ以外を短く刈り込んでいる。
一見お調子者だが、洞察力と応用力に優れている。国ではさまざまな特殊任務に就いていたらしい。
「勝気な推薦組」は陽気な推薦組とバディを組む、気が強く聡明な編纂者。
さまざまな学術書を読破しており、多方面に知識が広い。
日本語版CVは、陽気な推薦組役を井上(たから)氏が、
勝気な推薦組役を川崎芽衣子氏がそれぞれ担当している。
  • ちなみに「陽気な推薦組」は過去シリーズに登場した筆頭ルーキー同一人物である。
    公式には、狩王決定戦2018仙台大会で行われた世界観講座にて発表されたが、
    それ以前からも髪型や口調、素材を集めるのが得意、方向音痴、
    全武器種をそれなりに扱える、とある古龍との因縁を口にするなど、
    筆頭ルーキーに酷似する要素を多数備えている事が話題になっていた。
ニコラス
※小説版オリジナルキャラ
ノベル「モンスターハンター:ワールド オトモダチ調査団」に登場する5期団のハンター。
周囲からは愛称の「ニコ」と呼ばれることが多い。
ハンマー使いで、オトモアイルーの相棒カナトと主に探索バウンティを請け負っているが、
大型モンスター狩猟の実績があまり芳しくない。
当該ノベル終盤のネタバレのため格納

実は彼は熟練の片手剣使いで、試験で見せたその剣技を買われて調査団に参加している。
しかし、いざ新大陸に赴くと「新大陸だから新しいことをしたい」という理由で慣れた片手剣を封印し
素人並の知識しかないハンマー使いに転向してしまった。
そのため、5期団で活動してそれなりの時間が経っているにもかかわらず戦闘ではほぼ役に立てていなかったのだ。
いかにハンターとしてベテランでも、
モンハンの世界において「複数の武器を使いこなす」のはかなり珍しいこととされており、
それはニコラスも例外ではなかったのである。
よりにもよって5期団にはその公式設定で「複数の武器を使いこなす」陽気な推薦組がいるのが皮肉ではある
基本的に組織より個人寄りの立場である従来作のハンターであれば、
狩猟の際に不利となる奇妙なこだわりを持とうが、
狩りの成果やパーティー結成などの対人関係で苦労するのは本人だけである。
しかし、あくまでも調査団の一員として片手剣の腕前で、
つまりはハンティングでの成果を期待されて選抜を受けておきながら、
個人的な理由で成果を低迷させているニコラスの行為は選抜枠の無駄使いと思われても仕方がなく
実際に探索バウンティばかり受けていることに含みを持たせて言う者もいた。
それでも上層部は特に咎めるでもなく好きにさせており、
個人の意思を尊重しようという調査団の懐の深さがうかがえる。
流石にハンター全員がこれでは困るが、一人ぐらいなら
新大陸で新しい武器に挑戦するような奴を観察することもまた研究事例の一つということなのかもしれない。
また、「すべての武器を扱えるハンターは珍しい」という世界観や、
ゲーム本編の主人公が設定の上ではベテランなのに(プレイヤー次第で)素人の腕から始まることを、
ノベル版なりに表現しているとも言えるだろう。

  • 他に以下の人物がモブとして確認できる。
    特定の人物を除き、昼は流通エリアを中心にアステラ中を歩き回り、夜になると食事場に座っている者もいる。
    彼らからは狩りの基本情報や豆知識、調査団の話などが聞ける。
    装備を着けている者と、インナーに近い軽装の者がおり、
    装備を着けている者はゲーム開始当初はレザーやチェーンなど主人公と同じ支給された装備だが、
    ゾラ・マグダラオスの捕獲作戦以降は新大陸のモンスター素材でできた防具を身に着けている。
    また装備を着ているものはアステラから出立するところや帰還するところが見られる場合がある。
兄貴肌の5期団
常に食事場で料理を食べている男性ハンター。ストーリーが進むとハイメタ装備になる。
主に料理長の食材探しクエストをこなしているらしく、発言にも料理や食材採集の話題が多い。
「調査団入りの推薦を喜んで受けた」と語るが、陽気な推薦組コンビのように「推薦組」と付いておらず、
また扱いとしても他のモブの5期団より大きいという事もない。
主人公が高難度調査を成功させたことを羨むが、多数の食材を発見した功績で
ギルドからお食事券をたっぷり贈呈されるなど、調査の面では結構有能なようだ。
あれ、でもその食材クエスト、主人公にもいくらか丸投げしてたような
威勢のいい5期団
アステラ内を歩いている男性ハンター。ストーリーが進むとジャナフ装備になる*15
大型拡張コンテンツのMHW:Iでは地味に重要なポジションを獲得しており、
まず最初に彼に話しかける事がアイスボーン最初の任務発令のキーになっている。
気の強い5期団
アステラ内を歩いている褐色肌の女性。装備は着けず軽装。
クールな5期団
アステラ内を歩いている双剣使いの女性ハンター。ストーリーが進むとジャナフ装備になる。
ハンターになりたての頃に新大陸からの調査報告書を見て感激し、調査団に志願した。
マイペースな5期団
アステラ内を歩いているピンクの髪の女性ハンター。
ストーリーが進むとカガチ、ジャグラス、プケプケの混合装備になる。
「(大団長を見て)ラージャンかと思いましたよ
「(新大陸古龍調査団全体を指して)天才と変人と問題児の集まり」など飛び出す単語が割とキャッチー。
なぜか話しかけた際のボイスがかわいい声と凛々しい声の2種類ある。
物資補給所の前で前屈みになっている時もあり、
紳士の皆さんにとってはありがたい光景が見られる。
MHW:Iでは村最終にあたるクエストをクリアすると、あちこちのキャラクターから色々な賛辞が聞ける中、
このハンターだけは「クリアしてないクエストがあるのが我慢できないだけでは?(意訳)」
という人によってはドストレートに核心を突かれるような事を言う。
物腰柔らかな5期団
アステラ内を歩いている銀髪の男性。装備は着けず軽装。
難関クエストをクリアすると、クリアした時の装備構成や食べた料理などを聞いてくる。
他にも装備に関する話題が多い。
  • また、マスターランクから登場する新しい拠点セリエナには以下の人物がモブとして確認できる。
    彼らからは寒冷地における基本的な対策等が聞ける。
    当初は全員ウルファ一式の見た目をしているが、
    これもイヴェルカーナからセリエナを防衛するクエスト開始時に一部のキャラは
    マスターランクのモンスター素材の防具を着る。
世話好きな5期団
荷物を運んでいることの多い男性。服装は常に防寒具のウルファ一式。
誰かのためになることについて語ることが多い人物で、
狩猟に向かうハンターに吹雪いてきたら無理せず帰ってこいと言葉をかけたり、
誰かの居場所を作ることに夢中になることに気づいたり、
次の調査団6期団が来る時のためにセリエナをもっと快適にしたいと語ったりする。
しっかり者の5期団
荷物を運んでることが多い女性。服装は常に防寒具のウルファ一式。
極寒の雪山育ちで、幼少から父に冬山での生き方を教わってきたようで、寒冷地に関する話題が多い。
また、父の口調が移ったのか女性にしてはやや凛々しい言葉遣いである。
ただ、一般に思われがちな「雪国育ちが寒さに強い」事は否定している。
曰く「この寒さを当たり前と思えるかどうかだ」との事。
気の早い5期団
拠点内を歩いてることが多い女性ハンター。
ストーリーを経るとEXプケプケ一式にクルルヤックの双剣を装備している。
上記のしっかり者の5期団とは逆に熱帯育ちであるらしく、寒さに弱い発言が多い。
ただ、「金属がこんなに冷たくなるのって反則じゃない?」
「マイハウスの外に出ただけで目標達成! 調査は明日からってことで。ウソですー。ちゃんといってますー」
「汗かいたら逆に暖かく防具とかよくない? あったら欲しくない?」ヒートテックかよ
など、寒さに弱い事を抜きに考えてもなんだか発言が緩いというか頼りないというか。
今時の女子高生とか女子大生のようにも見える。
新し物好きの5期団
蒸気機関管理所の前にいることが多い男性ハンター。
ストーリーを経るとEXジャナフ一式にツィツィヤックのボウガンを装備している。
蒸気機関管理所に興味津々で、ハンターに狩猟のついでに龍脈炭を掘ることを薦め、
自身も頻繁に掘りに行っている。
しかし、蒸気機関の針の動きはモンスターの動きよりも複雑だとか、
ここで止めるべきかもう少し続けるべきか悩んでいるなどギャンブラーのような発言もあり、
蒸気機関に、というよりミニゲームに熱を上げているのでは?と思わせる。
尚ストーリークリア後には、最近ハンターノートの内容が「蒸気力」についてのことで
埋め尽くされているのを見て若干反省したらしいことが聞ける。
しかし後に多趣味な4期団と共にかの激昂したラージャンを調査中に確認し、
無事帰還しておりハンターとしての腕前も並々ならぬ物であることがうかがえる。
  • 以下は研究基地で見かける5期団のメンバーである(もしかしたら彼が唯一かもしれないが)。
加工屋お使い
MHW:Iのアップデートによって研究基地に追加された武具加工担当の若者。
と言っても「お使い」という名前と
「ここで聞いた注文は、間違いなくアステラの工房に伝えるんで、オレ!」と語ることから、
研究基地では加工の注文を聞いて加工自体はアステラの工房で行っている模様*16
そもそも研究基地は研究者たちの設備でいっぱいで武具を加工する設備が無いのかもしれない。
技術を結集した龍識船のようにはいかないようだ。
  • 性格は元気そのもの。ただ、「研究基地と言えば、このオレ! そんな感じになりたいすね。」とお調子者な面も。
    なお、語尾に「~す」「~っす」が付いていて若干キャラ被りしている
    ちなみに、彼は主人公と共にやってきた5期団の技術者であるのだが、
    実地調査するハンターや編纂者の割合が多いからか、5期団の技術者はあまりいないことが彼の口から語られる。
  • これだけなら研究基地に行ってもその場で武具を製作、強化できて便利だな程度であるが、
    どうやらこの人物、「(挨拶)! オレす!」という受注者名でしばしばイベントクエストを出しているようである。
    研究基地に行かないハンターの多くは「オレす!って誰だよオメー」と思っているとか。
    不思議なインスピレーションが働いたらしく、クエストのクリアで作れるようになるのは
    ツルハシだの竜人族の耳だのこんがり肉の塊だのマッチョマンへのドーピングだの
    ことごとくカっ飛んだ見た目の装備ばかり。
    クエスト受注者の中でひときわ異彩を放っているといっても過言ではない。

無期数

調査班リーダー
調査団総司令の孫にあたり、調査団唯一の新大陸生まれ・新大陸育ち。
そのため、調査団として海を渡ってきた訳ではないのでどの期団でもないが、
自身が新大陸調査に参加し始めた時期が一致するためか4期団のエンブレムを着用し、
MHW:Iのエンディングでも4期団らしきハンターと対等な立場で話している様子がうかがえる*17
  • フィールドで実地調査を行う"調査班"を手際よく纏めている、頼れる青年ハンター。
    新大陸に生まれ育った先輩ハンターとして5期団の「指南役」を務め、様々な知識を授けてくれる。
    ハンターとしての腕は老練の古強者ソードマスターの指導によって磨かれたものであり、
    勉学の方も、竜人で学者の生態研究所長が直々に教鞭を取っていたと言う
    ハンターの英才教育といってもいい環境で育ったが、本人の人柄は人当たりのいい好青年。
    所長いわく「あれはできの悪い、でも、できの良い生徒やったわ」とのこと。
    続く台詞で「勉強をさぼったときなんか、げんこや」と言われてしまっているので、
    実技で張り切るが座学は苦手なタイプだったり、飲み込みは早いがサボりがちな、
    「できる悪ガキ」だったのかもしれない。
  • 新大陸生まれであるが故、調査団の目的である新大陸や古龍の調査には無頓着なきらいがあり、
    ハンター達が無事に帰還することが第一で「怪我をして帰ってきたら怒るぞ」と語っている。
  • 新大陸生まれである以上両親も新大陸に渡っている、もしくはそこで生まれていることになるが、
    時期は不明だが両親は現大陸へ帰った事が彼の口から語られている。
    その際、彼も現大陸に渡るかと誘われたが、総司令を守る為に新大陸に残ったとのこと*18
  • MHW:Iでは新しく作られた拠点セリエナに移りそちらの司令を務めることになった。
    当初は総司令から調査団全体の指揮をやってみないかと問われても
    「みんなが生きて帰ってくればそれでいい」と言ってさほど乗り気ではなかったが、
    セリエナに詰める調査団の指揮やイヴェルカーナの撃退、大いなる存在を追う内に
    司令役が板についてきたようだ。
    • ストーリークリア後、大団長や相棒の編纂者などから「総司令の顔が穏やかになった」という
      話を聞くことができる。孫が指揮する人間として成長し、自分の後を託せるようになったことが
      嬉しかったのかもしれない。
    • ストーリークリア後の会話を聞くと、調査から帰ってきたハンターを集会エリアの風呂に放り込み
      その後飯を食いながらハンターたちの話を聞くのが最近の楽しみだとか。
      また、MHW時点では現大陸やハンターズギルドに関しては大した知識も無く
      興味も無さそうだったが、そのようにしてハンター達と話をして興味が湧いてきたのか、
      「いつかアンタ達の国(=現大陸)にも行ってみたい」と語る。
    • また、1期団のメンバーに対する心情も話してくれる。
      自由気ままに行動すること*19に笑いながら苦言を呈しつつも、
      果ての見えない調査を「始める」ため新大陸へと足を踏み入れ、
      命を使った彼らのことをちょっと尊敬しているのだとか。
      まあ話のシメはもうちょっと何とかしてほしいというものだが

余談

  • 新大陸古龍調査団のエンブレムは『MHWorld』という作品自体のロゴマークも兼ねており、
    世界観上でも大いに意味のある物となっている。
    • 調査団のエンブレムは紋章学でいうエスカッシャン*20のような形をしており、
      中央上部には大きな一番星、紋様の周りを取り囲むように5頭の竜が描かれている。
      エスカッシャンには一番星を隔てて左右で異なる紋様が描かれており、右側はギルド紋章と思しい。
      左側は上部に描かれた一番星を目指して進む星々が描かれているものであり、
      「一つのものを目指して進む」という新大陸古龍調査団自体を示している。
    • このエンブレムに描かれている5頭の竜には世界観的な元ネタがある。
      おとぎ話「五匹の竜の話を指し、メンバーが口にする「導きの青い星」の出典も同じ。
      このおとぎ話はアステラの集会所にある「五匹の竜の間」にてプレイヤーも見ることが出来る。
  • MHWorld構想段階では「キャラクター個々に名前を設定する」案が検討されていた。
    しかし、最終的には従来作品と同じく役割を主とした名称でゲーム内に表記されている。
    その影響で、顔合わせや各人物の紹介の際は「彼」「彼」「先生」など、
    カメラワークが無ければ誰が誰なのか分かりにくい状況になっている。
    • この「キャラクター全員に固有名が設定される」という案は次回作のMHRiseにて実現した。
  • 「ソードマスターはMHP2GのOPに出てきた大剣使いのハンターではないか」という考察がされたことがあるが、
    現時点では装備の形状以外に一致点がなく、その根拠は薄い。
    同様に過去作とのつながりを考察されていた陽気な推薦組が筆頭ルーキー本人である事が後に発表された一方で、
    ソードマスターについては特に言及されておらず、シリーズ中の時間経過を考慮してもやや無理のある考察といえる。
  • 公式設定資料集及びこのページの1期団の紹介にも書かれている通り、1期団が追跡していたクシャルダオラは
    水を操る謎の古龍に敗北したとされている。この事件の詳細については明らかにされていない。
    • MHW:Iにて水を操る新たな古龍種のモンスター「ネロミェール」が登場し、
      ユーザー間では「ネロミェールこそがクシャルダオラを敗北させた古龍では?」と話題になっている。
      丁度クシャルダオラにとって最大の弱点である雷属性攻撃も使うし
      ただ、その古龍同士の争いを1期団は多少は目撃しているはずだが、
      ネロミェールに対する1期団メンバーのセリフも特に無いため、
      有力ではあるが、まだ何とも言えない所ではある。

関連項目

シリーズ/モンスターハンター:ワールド
世界観/新大陸
世界観/アステラ - 調査拠点
世界観/古龍渡り - 最重要調査対象
世界観/五匹の竜の話
システム/導蟲 - 調査団所属ハンター標準装備。
システム/スリンガー - 同じく調査団所属ハンター標準装備。
登場人物/編纂者 - 調査団所属ハンターと基本的に2人1組のバディ制で行動する。


*1 コラボクエスト以外では、現大陸の人物による依頼は納品依頼くらいしかない
*2 これはストーリー中でイヴェルカーナが溶岩から生成した金属だと判明する
*3 メタ的な事情を言えば、BCで装備の変更が可能になったが、剣士ガンナーが別々になっていると円滑な変更が難しくなる点もある
*4 開発陣からは"一番星"とも言及されている
*5 「黒いモンスター」に反応してか、これを黒龍系モンスターの襲撃だったと解釈した人もいたようだが、「黒いモンスターに真っ先に向かっていったのが大団長」という話や、ネルギガンテを指して「あの黒いモンスターは二期団が到着してすぐの頃に初めて遭遇して以来の長い付き合いだった」という発言があり、件の「黒いモンスター」はネルギガンテだったようだ。かといって「総司令が襲われて負傷した」という話ではないので、怪我の原因はやはり不明のままなのだが…
*6 ちなみに三爺様直々の命名である事が知的な生物学者から語られる
*7 普段は比較的穏やかな時期を選んで新大陸を往来する
*8 現実世界でも昔の鍛冶師は常に炉の火を見つめているため片目の視力を失いやすかったそうだ
*9 あちらの所長も所長で「そうじならせんで」と伝言させようとしてくる
*10 実際、主人公が全ての収束の地へ、総司令にすら極秘で赴く際、他の調査員はいつも通り接したのに対し、彼だけが漠然とした不安を感じて主人公の身を案じていた
*11 原文ママ。「勧められて」の誤変換か?
*12 このタイミングで特等マイハウスが解放される
*13 ウルファ装備は重ね着としての実装であるが、その下に何の防具を着こんでいるかは描写されない
*14 むしろ「後処理が面倒くさい」など暢気なセリフも聞ける
*15 ただし彼は腕がアロイ、脚がボロスのキメラ装備である
*16 そのためアステラ、セリエナに存在する作成時の武具加工ムービーは挿入されない
*17 とあるムービーでは大団長、総司令、3期団の期団長、2期団の親方と共に壇上に上がっているため、実質的な4期団のリーダー格の可能性もある
*18 こうした決断が下せた年齢である事から、両親が現大陸に帰ったのはそう昔の事ではないと思われる
*19 具体的には「勝手にラージャンを探しに走るし、長期間戻らないし、すぐに約束を忘れるし、クラッチクローを覚えないし。」と愚痴る。1つ目から順に大団長、竜人族のハンター、フィールドマスター、ソードマスターのことだろう。流石に祖父や他のメンバーについては何も言わない
*20 大まかなシルエットが盾に近い形に見える意匠