MH4Gで登場した状態異常。
概要
- 粘着性の油にまみれてしまい、自由に動けない状態。
つまるところ、ネルスキュラの糸拘束状態と同じである。
同じくレバガチャで解除までの時間を早める事が可能な他、消散剤で弾き飛ばすことも出来る。
- 現在のところ、使用モンスターは巨戟龍ゴグマジオスのみ。
ゴグマジオスから滴り落ちる黒い重油のようなものに触れると拘束される。
ゴグマジオス自体が非常に攻撃力の高いモンスターである故、
拘束されたまままとめて高火力のバーナーに焼き払われたり、
巨体に見合わぬ素早い突進に轢かれたりするとよくて瀕死、最悪即死である。
さらにこの状態では、お察しの通りバーナー系の攻撃によるダメージが増加してしまう。
しかしながら、ネルスキュラの糸拘束状態に慣れていたハンターにとっては、
これが同じ類のものだとすぐに見切り、事故を防げた場合も多いようだ。- 実際のところ、その粘性だけでなく比重(体積あたりの重さ)も相当重いらしい。
この質量もまた、拘束力を上げるのに一役買っているようだ。
- 実際のところ、その粘性だけでなく比重(体積あたりの重さ)も相当重いらしい。
- 状態中に食らった攻撃のダメージを増加させるという点では
爆破やられ状態中に爆破属性の攻撃を食らうケースがあるが、
爆破やられはダメージ自体の増加もさることながら、付着した粉塵も爆発する事によって
2回以上のダメージ判定が発生して根性を貫通するという仕組みであるのに対し、
重油拘束状態における重油はダメージを増加させるだけであり、重油自体はダメージの元にならない。
従ってゴグマジオス戦で根性を貫通されるのは単純に火属性やられによるものであり、
火耐性を20以上まで上げておけば重油状態で爆発を食らって吹っ飛んでも根性で生き残れる。
- MH4Gにて登場した新スキル「粘着無効」で、糸拘束状態共々無効化出来る。
このスキルが発動している状態では、重油に触れると拘束されない代わりに尻もちをつくだけで済む。
しかし、この尻もちはスーパーアーマーを無視するという地味に厄介な特性がある。
そのため、最速でレバガチャしたり消散剤を使った場合と比べても硬直時間は大して変わらない。
尻もちをついている間は無敵なので無いより安全だが、
できれば追加でネコのふんばり術か金剛体を発動させておきたい。
操虫棍であれば三色エキスの効果で金剛体が付与されるので有利になるだろう。- MH4では糸拘束状態に対するスキルが無かったのは、
MH4Gで控えるこの状態との兼ね合いがあったからではないか…とも。
- MH4では糸拘束状態に対するスキルが無かったのは、
- この状態では、触れた重油溜まりから納豆のように重油の糸を引いているのが確認できるが、
ゴグマジオスの体に押されてハンターの体が重油溜まりから大きく離れることがある。
その場合、糸が切れたりすることは無く、ハンターが拘束から脱するまではどこまでも糸が伸びてくる。
これだけ伸びると、そもそもゴグマジオスの体からも糸を引いて離れないんじゃないかと思えてくる。
余談
- やはりと言うか、見た目麗しい女性ハンターでゴグマジオスに向かい、
拘束されて悦に入る不届き者も増えている模様。
しかしながら、相手はネルスキュラとは比較にならないほどの巨体を誇る古龍である。
拘束と妄想の代償はマジオスの容赦のない一撃である。- 残念ながら、ムービーでは相手の垂れ流す油には触れていないため、
ネルスキュラの時のようにムービーだけ堪能するなどという甘い考えは通用しない。
- 残念ながら、ムービーでは相手の垂れ流す油には触れていないため、
- なお、これとよく似た状態異常の1つである雪だるま状態には、
MH3限定で解除されるまで氷耐性-30という強烈な耐性ダウン効果が追加で発生していた。
重油拘束状態のダメージ増加仕様も、それとよく似ていると言えるかもしれない。- MHRiseでは、糸拘束状態に火耐性を大きく下げる効果が追加され、
MH4Gの重油拘束状態とは事実上全く同じと言ってもいい状態異常になっている。
- MHRiseでは、糸拘束状態に火耐性を大きく下げる効果が追加され、
- 現実世界の原油には、重油の他に様々な揮発性の毒素が含まれているため、
重油まみれの再現はかなり危険である。- 石油大国アゼルバイジャンでは、美容・療養目的として「原油風呂」に入る習慣がある。
得体の知れないドロドロの風呂に浸かるその姿はまさに重油拘束状態。
想像し難いが、入ってみると案外気持ちが良いらしい… - ちなみに、東京都にある国立科学博物館では本物の原油が入った小瓶が売られている。
- 石油大国アゼルバイジャンでは、美容・療養目的として「原油風呂」に入る習慣がある。