スキル/血氣覚醒

Last-modified: 2024-04-27 (土) 15:32:05

MHR:Sで初登場したスキル。

目次

概要

MHR:S

  • 効果は、攻撃で体力が一定以上回復すると、一定時間だけ攻撃力と属性値が上昇するというもの。
    • 血氣劫血やられの効果で体力を回復する事が必須条件となっており、
      オトモアイルーのサポート行動「癒しのヨツバ鳥」など、血氣と関連しない回復要素は無関係。
    • 効果の発動タイミングが2段階あり、
      血氣と劫血やられの回復量の合計で、体力が50以上回復すれば一段階目の効果が発動し、
      一段階目の効果中に追加で100以上回復すれば二段階目の効果に移行する。
    • あくまで回復効果の発生がトリガーなので、体力最大時に回復しても回復量としてカウントされる
    • いずれの段階も効果時間は30秒ずつだが、一段階目から二段階目へ移行した時点で残り時間が30秒に上書きされる。
    • 二段階目の効果が発動すると回復量のカウントが停止し、残り時間の延長や上書きもできず、30秒後に必ず効果が切れる
    • 効果が切れた後にクールタイムなどは無く、直後から再び一段階目を発動するための回復量のカウントが始まる。
  • 剣士とガンナーで攻撃力・属性値の上昇量は異なり、
    剣士の場合は以下の通り。
Lv一段階二段階
攻撃力属性値攻撃力属性値
1+5+5+10+10
2+5+5+20+20
3+15+15+40+30
※状態異常値には変化なし
  • ガンナーの場合は以下の通り。
Lv一段階二段階
攻撃力属性値攻撃力属性値
1+4+4+8+8
2+4+4+15+10
3+10+8+25+15
※状態異常値には変化なし
  • サンブレイクのアップデート追加スキルとしては久々の攻撃力UPスキルであり、
    加算式ではあるものの、その上昇量も決して低くはない。
    ただし血氣または劫血やられが起動しないことには効果自体発動しないので、
    モンスターやスキル構成はそれなりに選ぶものとなっている。
    • 爵銀龍派生改の武器には、血氣の回復量を増加させる隠し効果がある。
      効果量は体力回復量UP Lv1と同じく1.1倍程度だが、せっかくなので併用するのもいいだろう。
      劫血やられの回復量も増えるのだが、こちらは上限があるのか血氣ほど多くは増えない様子。
  • 血氣は破壊した部位に攻撃を与えた際に回復効果が発生するスキルなので、
    部位破壊を完了してからようやく蓄積が始まる。よって必然的にスロースタートになる。
    脚には血氣覚醒Lv1の他に破壊王Lv3も有るので、錬成で消えない限りは部位破壊もしやすくはなるが、
    ある程度は時間がかかることは念頭に入れるべきだろう。
    劫血やられで起動する場合は劫血竜珠と両立できる為、かなりの攻撃力アップが期待できる。
    ただしメル・ゼナ族及び*1傀異化モンスター限定の装備となる為に相手を選ぶ構成となる。
    定期的に劫血やられ効果を持つ攻撃を、あえて受ける必要があるので知識が必要。
    狩猟笛や大剣などハイパーアーマーを持つ武器種と相性が良い。
    • 百竜スキルに劫血活性というものがあり、こちらとは効果が異なる。
      併用可能だが、劫血活性の方は劫血やられのみでの回復量がトリガーとなっているので注意。
      また効果時間も劫血やられ終了時までなので、こちらとずれる。合わせると限定的だが結構な火力アップになる。
    • 血氣の回復量はLv1で3%、Lv3でも10%と低く、劫血やられは効果時間が短い為に
      武器種によってはそもそも体力回収が難しいという問題がある。
      一定量以上回復して初めて効果が表れるので、まず体力を回復しない事には何も始まらない。
      その場合は体力回復量UPスキルや「原初を刻むメル・ゼナ」武器と併用するといいだろう。
    • その他、火力スキルとして運用する場合破壊済みの部位を安定して攻撃できるかも重要となるため、モンスターや武器種毎の相性の良し悪しの差が割と大きい。
      具体的には、リオレウスのように破壊後の部位が低位置で狙いやすく、かつ肉質も柔らかいモンスターなら大きな効果を得られるが、
      オオナズチのように普段は高位置にあって狙いづらかったり、
      バルファルクやタマミツネをはじめとする狙いやすい部位の肉質が硬いモンスターだと効果の発現や段階強化に手間取りがちになり、相性は悪め。
      ただ狙いやすい破壊可能部位の肉質が硬いだけなら武器種との問題も絡んでくる。
      後述のように、属性の依存度が高いのならむしろ狙い目になることも。*2
    • 発動条件から察せられる人も多いかもしれないが、効果の発動に部位破壊か劫血やられが必須ということで
      マルチプレイとの相性があまりよろしくない点は注意。
      というのもマルチだと人数に応じて部位耐久値が跳ね上がるため部位破壊が困難になるほか、
      更にはターゲットが分散する都合上被弾しての劫血やられ発症もソロに比べると難しくなるためである。
  • 特にサンブレイク初期から現在まで運用されている伏魔血氣ビルドとの相性は良い。
    属性値の増加が数値加算な上に攻撃力まで上がるのでボウガンの属性火力を引き上げてくれる。
    ただし伏魔と部位が完全に被っておりいずれも傀異錬成非対応なので、どちらかはLv2で妥協しないといけない。
    ボウガンの場合はLv2とLv3の属性値増加量の差は伏魔も血氣覚醒も最大+5である。
    血氣覚醒はLv3にした時の一段階目の属性値増加量が大きい*3が、
    一方で伏魔はクエスト開始から終了まで常時効果を得られ、血氣のトリガーとなる部位破壊もこなしやすくなるため一長一短。
    いずれにせよ伏魔のお守り(特に血氣覚醒をLv3にする場合はLv2のお守り)が必須となるので構築難易度は高め。
  • どちらかというと属性の影響の方が強いスキルなので属性のウェイトが高い武器種と相性良い。
    特に双剣や超出型チャージアックスはモンスター次第で属性値追い込み手段として冰気錬成から取って変える候補となる。
    ただし、天衣無崩とは発動部位が被っており完全には両立できない。
    こちらはLv2の恩恵が小さくLv3の恩恵が大きいので、天衣無崩を捨てる覚悟でこちらを取るか
    併用するなら血氣覚醒Lv1と天衣無崩Lv2の構成で、疾替えを上手く使って立ち回るのが良いだろう。
    血氣自体と相性の良い零距離属性型スラアクともかなり相性が良いが、
    天衣無崩と被る関係上狂化奮闘テンプレと併用できないので、
    錬成や護石で必要スキルが用意できる龍気変換型ビルドでの属性値追い込み手段として活用されている様子。
  • 俗にいう専用スキルであり、本アップデートがサンブレイク最後の大型アプデなので、
    護石や傀異錬成では付与できないプライマルシリーズ固有のスキルとなる。

関連項目

スキル/血氣
モンスター/原初を刻むメル・ゼナ
防具/メルゼシリーズ
システム/部位破壊
スキル/血気活性 - 名前が似ている別モノ、MHFのスキル
モンハン用語/専用スキル


*1 ガイアデルムの劫血やられは限定的過ぎるため、現実的ではない。
*2 肉質が硬い部位は属痛竜珠が刺さる傾向がある。
*3 ガンナーの場合、Lv2の一段階目では+4だがLv3の一段階目では+8になる