スキル/回復

Last-modified: 2024-01-13 (土) 07:21:03

回復アイテムの効果を強化するスキル。
MHWorldでは体力回復がおこなわれたときに回復量が上がるスキル。

目次

概要

MH~MHXX

  • スキル系統名だけではイマイチ何のスキルかわかりにくいが、体力回復アイテムの効果に関わるスキル。
    プラススキルの「体力回復アイテム強化」では自分に対する回復アイテムの効果が1.25倍になる。
    逆にマイナススキルの「体力回復アイテム弱化」では回復アイテムの効果が0.75倍となる。
    • 要するに前者は、回復薬グレートで大体63回復するようになり、
      後者は回復薬グレートを使っても37と回復薬よりちょっと多い程度しか回復しなくなる。
      少し考えれば分かるが、後者は非常に危険なマイナススキルである。発動しているなら最優先で消しておきたい。
  • MH3以降は「回復量」というスキル系統名になっており、
    発動スキル名もそれぞれ「体力回復量UP」「体力回復量DOWN」に変更されている。
  • 被弾が前提になるスキルなので、
    常に火事場が維持できるようなハンターからの人気は薄いが、結構バカにできないスキル。
    • ポイントは「自分に向けられた」回復アイテムという点。
      例えば、生命の粉塵を体力回復量UP発動中に使っても、味方は通常通りの効果しか得られない。
      故に、広域化と組み合わせてさらなるサポーターとして活躍…ということは、残念ながら不可能。
      逆に体力回復アイテム弱化が発動していても、
      広域サポーターとして動く分にはさほど気にならない(外した方が理想的ではあるが)。
      • 逆を言えば、自分が回復量UPをつけていれば、
        他人が使った生命の粉塵等の範囲回復でも回復量が上がっている。
  • ちなみに、通常であれば体力全回復となる秘薬影響を受ける
    プラスの方は関係ないが、マイナスだと全回復しなくなるので地味に厄介。

MHW(:I)

  • MHWorld及びIBではLv3までのスキルになり、
    Lv1では1.1倍、Lv2では1.2倍、そしてLv3では過去作を上回る1.3倍まで効果が上昇した。
    スキル名も「体力回復量UP」に変更され、本作は回復薬等の所持アイテム以外にも回復方法が増えており、
    それらの回復量も増加するようになった。
    そのため、冒頭にあるようにスキル効果説明文が回復アイテムに限らない記述に変更されている。
    後述する様に、カスタム強化や各種シリーズスキルの効果にも適用されるので、
    対象が回復アイテムのみだった過去作よりも効果を実感し易くなったと言えるだろう。
    尚、赤ゲージの回復に限り対象外である。
    今作で新たに登場した回復手段は主に以下のような物がある。

MHR(:S)

  • MHRiseでもWorldと同じ仕様で続投。アイテムを始めとしたあらゆる回復効果に適用される。
    Lv1で1.1倍、Lv2で1.2倍、Lv3で1.3倍となる。
    またMHWと異なり、赤ゲージ自然回復にも適用されるようになった。
    • 今作は回復薬こんがり魚の使い勝手が良くなり、
      回復効果や体力継続回復状態を一部武器のアクションで自発的に得られるようになった為有用性が増した。
    • しかし、肝心の装飾品レベルが2に格上げされてしまった為に発動そのものが難しくなっている。
      攻撃などを代表する多くの強力なスキルとスロットを取り合う形になったため、
      採用のハードルはむしろ高くなってしまったといえる。
  • MHR:Sでは、基本的な仕様はRiseと変わらないが、環境の変化により今回は少々事情が異なる。
    ……というのも、新スキルの血氣劫血やられ発症中にモンスターにダメージを与えた際の回復量にも適用されるため、
    多少の被弾をしても納刀して回復、という手間を挟むことなく体力を取り返しやすくなり、
    生存スキルとしての有用性はRiseの頃よりも高まっている。
    • ほとんどの攻撃で劫血やられを発症させてくる傀異化モンスターとの戦闘にも有効であり、
      大剣やハンマーなどの一撃の大きい武器に気絶無効と同時に採用することで、
      受けたダメージを即座に奪い返す文字通りの命の奪い合いを演じることもできる。
      他にもおだんご疾替え術と併用し、ランス・ガンスや斧運用チャアクなどで抜刀状態を維持したまま回復する手段としたり、
      伏魔響命と合わせてアイテムや旋律等でのHP維持をしやすくすることでデメリットの緩和に採用することも考えられる。
    • 装飾品としてLv4スロットに装着する「治癒珠II【4】」も登場。スキルLv2に相当する。
      MR最序盤から制作可能だが、上記の通り本格的に活躍し出すのはMR後半以降。
      制作難易度はとても低いため、1つ作っておくと後々役立つだろう。
    • 狂化の補助スキルとして鋼殻の恩恵3と共に挙げられることもある。
      狂化のスリップダメージを抑えるのに有用なスキルの1つであり
      これらは回復薬を使う手間が減り、攻撃に回せるようになるということである。
      • ver16で血氣覚醒が追加されたため火力面にすら貢献しかねないほどの出世ぶりを見せるようになった。
        もっとも、単に血氣覚醒の足しにしたいのなら血氣のレベルを上げればいいだけの話なので
        血氣3にした上でスロットが余った場合やレベル3スロットが不足している場合、
        傀異錬成でおまけとして付いてきた場合での運用となるか。

関連スキル

ネコの医療術

  • 回復アイテムの効果が1.1倍(MHFを除くMHP2G以前の作品では1.05倍)となる食事スキル。
    にが虫とげどく草の解毒効果発動率が100%になる効果もあるが、こちら目当てで発動されることはまずない。
    ちなみに医療術と回復スキルは重複するため、両方発動させると更に効果が上がる。
    • オマケのような効果が多いネコスキルの中では、微量とはいえ確実な延命に繋がるため、
      比較的人気は高い。
    • MHFでは狩人珠により「医療術」という同効果が入手時から常時発動可能であった。
    • MHWではこちらも同様に回復アイテムに限定されなくなり、
      自分自身への回復効果が発生した時に、回復量が1.1倍にアップするスキルとなっている。
      にが虫やげどく草を直接食べられなくなっているので、そちらの効果はオミットされた。
    • MHRiseでもおだんごスキルとして続投。
      今作では条件を満たすことでおだんご医療術【大】へとアップグレードされ、回復量が1.2倍に。
      装備スキルとは乗算で効果が発揮されるため、回復量Lv3と組み合わせれば回復量1.56倍となる。
    • MHR:SではLv1~4のレベルが追加。
      Lv1で1.15倍、Lv2で1.2倍、Lv3で1.25倍、Lv4で1.3倍となる。
      劫血やられ中の攻撃や血氣スキルなどの回復にも適用される。
      Lv.4でも(謹製おだんご券込みで)確定で発動できるのでなかなか有用。
      勿論、血氣覚醒の足しにもなる。

生命力

  • MHF-G1より登場したG級スキル。詳細は
    防御・回復速度・回復スキルの複合で、さらに回復薬系統、秘薬系統の調合成功率が100%になる。
    生命力+1、生命力+2、生命力+3の3段階があり、
    マイナススキルの「生命力-1」も存在する。
    • 生命力+1…防御+15/ダメージ回復速度+1/体力回復アイテム強化
    • 生命力+2…防御+45/ダメージ回復速度+1/体力回復アイテム強化
    • 生命力+3防御+90/ダメージ回復速度+2/体力回復アイテム強化
    • 生命力-1体力-10/ダメージ回復速度-1/体力回復アイテム弱化

調合師

  • 同じくG級スキルで、「調合師+3」が回復スキルを含めている。
    調合成功率+30%、最大数弾生産、体力回復アイテム強化の複合スキルであるため、
    剣士が使ってもいいが、どちらかというとガンナー向けのスキルだろうか。

薬草強化

  • MHXで初登場。薬草を回復薬並に強化する。しかも5スロスキル。
    強化されるのは薬草のみという致命的な欠点が……。
    MHXXでは15ポイントで回復薬グレート並に強化できるようにもなったが、やはり強化されるのは薬草のみである。
  • ただし、発動難度が非常に低いため
    最序盤の初心者や、金欠ハンターにとっては非常にありがたい効果である。