システム/百竜強化

Last-modified: 2024-04-14 (日) 10:15:46

MHRiseで登場した武器の強化システム。

目次

概要

  • MH4Gの極限強化やMHWorldのカスタム強化に似たシステムであり、
    通常の強化とは別に、武器に好みの強化を施すことができるシステム。
    付与できる効果を「百竜スキル」と呼び、攻撃力や会心率、防御力などを強化するものから、
    特定の状況でのみダメージを増加させるもの、特定の武器種のアクションを強化するものなど、様々な種類がある。
    付与できる百竜スキルは武器ごとに定められており、3種類の候補の中から1つを選んで付与できる。
    強化には百竜夜行をクリアして手に入れた「百竜撃退の証」が必要なため、
    解禁されるのは里か集会所下位の進行中盤で緊急クエストとして出る百竜夜行をクリアしてからとなる。
  • 極限強化やカスタム強化と違い、最終強化武器でなくてもこの強化を施すことが可能。
    実用性はともかく、初期武器のような百竜強化の解放より前の段階の武器でも全て対応している。
    • 百竜強化済みの武器を再度百竜強化することで、別の百竜スキルに上書きすることが可能。
      上書きを行った武器では、一つ前に付与されていた百竜スキルを復元し、
      上書きを行う前に付いていた百竜スキルを再度付与することができる。
      • 武器自体の強化の巻き戻しとは異なり、百竜強化を復元する場合には再度強化素材が必要となる。
        後述の仕様を利用し、通常付与できないスキルを引き継いだ武器であっても、
        後から自由に百竜スキルを付け替えられるようにするための機能であろう。
    • 百竜強化された武器を派生強化して別の武器にした場合、付与した百竜スキルはそのまま残る
      これにより、派生させると付与できなくなるスキルを残したままにしておく事も可能である。
    • 強化の巻き戻しを行うと百竜スキルは解除されるため、
      別派生で百竜強化を行い巻き戻して本命の派生に強化し直す……といったことはさすがにできない。
      ちなみにこれが百竜スキルを解除する唯一の方法である。
    • MHW及びMHW:Iではカスタム強化が最終段階限定となっていたため、
      システム的に追加アップデートで既存武器の強化段階を追加する事ができなかったと思われるが、
      本作の百竜強化は上記の通り強化段階を問わず付与できるため、
      追加アップデートで多数の強化段階が追加されている。
  • 百竜強化で要求される素材は、付与する百竜スキルの種類のみによって決まる。
    同じ百竜スキルを付与するならば、要求される素材は
    武器のレア度や強化段階、武器種にかかわらず全く同じである。
  • ヌシの素材を使用した百竜武器のみ、特殊な百竜スキルを複数個付与可能。
    また、スキルも3つだけではなく多様な物が存在し、さらに段によって付与可能なスキルも異なる。
    近接武器は3つ、ボウガンは5つ付与可能。
    弓は6つ付与可能で、4段目と5段目は追加ビンのカテゴリで付与できるスキルは共通。
    百竜強化を複数個強化できるが、そのかわり百竜武器自体の性能は控えめである。
    • 百竜武器での百竜強化は通常武器のもの、極限強化やカスタム強化のようなものとは少し異なり、
      どちらかというと赤龍武器の覚醒強化に近いシステムとなっている。
      詳しくは当該リンク先を参照。
  • 武器のパラメータが強化される百竜強化(攻撃力強化など)の場合、
    計算上は「元から武器スペックがそれだった」ものとして計算される。
    例えば攻撃力強化IVを攻撃力200の武器に付ける場合、
    護符爪や怪力の種等のようにあとから攻撃力10を載せた計算をするのではなく
    最初から攻撃力210の武器であったものとして計算する、というわけである。
    • これは今作で乗算式となった攻撃スキルに影響し、例えば攻撃Lv7の1.1倍+10の強化を考える場合
      護符爪のような後乗せの場合200*1.1+10=230を行った後の+10であるため攻撃力は240となるが、
      最初から攻撃力210の武器として扱う場合、210*1.1+10=241となる。
      僅か1の差ではあるが、今の計算の順番のほうが強力ということである。
      • これは属性値及び状態異常属性値でも同様である。
        属性値は攻撃力よりも数字の上昇による効果が大きいため、
        武器によってはこの差が狩猟時間に対し明確に影響する可能性も考えられる。
    会心率もおそらくは同じ計算順序で計算されていると思われるが、
    現状では会心率を乗算して上げるスキルが存在しないため影響を及ぼすことはない。

百竜装飾品

  • MHR:Sでは、百竜夜行が廃止されたため、なんとMRの武器では百竜強化が不可能になった
    MR帯に強化を進めると百竜スキルは強制的に外れてしまう。
  • その代わりに百竜装飾品というシステムが登場した。これは言わば百竜スキルを装飾品にしたもので、
    MR帯の武器には既存の装飾品スロットとは別に1枠の百竜装飾品の専用スロットが開いており、
    そこに百竜装飾品をセットすることで装飾品に対応した百竜スキルを発動できる。
    以前の百竜強化と違い、スロットのサイズが適合するならばどの百竜装飾品でもセット可能で、
    さらに装飾品ゆえいつでも付け替えることができるため、非常に自由度が高い。
    • ただし、上位までの百竜スキルの全てが装飾品として存在する訳ではない。
      • 基本的に百竜武器にのみ存在した百竜スキル*1
        攻撃力や会心率、属性値などのパラメータをそのまま上昇させるだけの百竜スキルの装飾品は存在していない。
      • ボウガン専用の百竜スキル○○弾追加についても廃止。
        それらの弾種はMR強化後にデフォルトで装填できるようになる。
      また、上位までの百竜強化と名前が同じでも効果が異なっている場合があり、
      特に鋼龍の魂などの、上位時点で非常に強力だった一部の百竜スキルは、
      百竜装飾品を用いて発動した場合の効果が弱体化されている。
  • スロットの許す限りで付け替えとはつまり、上位までの『百竜強化による格差』が軽減されたことを意味する。
    新たに「備わっているスロットのサイズによる格差」は生じるものの、上位の巨大な影響力は鳴りを潜め、
    「もしこの武器に○○○が付いていれば」といった悩みを解決できる可能性も生まれた。
    逆から見れば、一部の武器たちを強力たらしめた要素がMRで付与するハードルが下がったことで、
    過去作同様に純粋な武器の性能で勝負する環境になったともいえるか。
    • 一方で各武器に搭載できる百竜スキルはいずれも
      MHRise時代でも強力であった「〇〇特効」と比べてどうなのかという基準で見られるようになっている。
      特効系が一切反応しないのは本当に極僅か*2なので、
      それらを相手どる場合を除けば、物理火力を常時5%落とすだけの価値が本当にあるのか、
      という観点で評価されがち。
      特にユニーク性能を付与せず純粋に与ダメージを強化するタイプの百竜スキルについては、
      〇〇特効よりも起動条件が厳しい割に〇〇特効を大きく上回らない場合が多く、厳しい評価が下されやすい。
      もっとも狩猟に決定的な影響が出る訳でもないので、純粋に好みで選んだところで別に問題はないが。
    • 武器種専用の百竜スキルも装飾品化しているが、
      単に立ち回りを強化するものは概ね各種特効と差別化できている傾向にあるのに対し、
      竜杭砲強化のように恩恵が微妙で特効スキルなどもっと優先すべきものがあるとされるものや、
      ビン変形強化のように立ち回りと火力面での影響が非常に大きく逆に各種特効を駆逐してしまったものなど様々。
    • ボウガンについては運用の幅を広げる「○○弾追加I~II」が廃止されてしまったが、
      そのかわりMR帯への強化に伴って対応していた弾丸の装填数が大幅に上昇、又はデフォルトで追加されており、
      「今までできた運用が強化することでできなくなる」といった事態は避けられている。
      ただし、別系統から弾追加を持ってきて強引に運用法を創出するようなケースは残念ながら未対応。
  • Ver.11で追加された傀異錬成によって、かつて百竜強化が担っていた攻撃力・属性値・会心強化が一律で復活。
    百竜スロットと別に実装された上、枠の範囲内で複合採用できるため、かつて百竜強化の判断にありがちだった
    「個性的なスキルもあるけど結局付けるのは攻撃強化だけ」という、無難ながら全く無個性なケースを廃している。
    さらに汎用強化の枠と引き換えに、百竜装飾品スロットの格差についてもある程度是正できるようになっている。
    百竜装飾品スロット強化はその分の枠を攻撃力強化に充てたとすると攻撃力+10になるのだが、
    Lv1スロットの武器であれば前述した特効スキルの1.05倍の方が単純な与ダメージ性能では上を行く他、
    それらはよりスロットが大きい武器に比べ攻撃力や属性値が少し高めになっている傾向にあり、
    純粋なスペック差がより広がってしまうということは基本的にはない。
    ただし百竜スロットの拡張は1段階しかできないため、ギガフロストアンバーのように初期時点でスロットLv1の武器だと、
    ビン変形強化のようなLv3スキルを載せることはVer12時点ではできなかった。
    後のVer.14において百竜スロット拡張の2段階目が解禁され、
    枠さえあれば百竜スロットLv1の武器でもLv3スキルの搭載が可能になった。
    Ver.14ではスロット強化そのものでも攻撃力などにボーナスが入るため、
    百竜スロットLv1の武器をLv3にしても攻撃力などは十分テコ入れされるようになっている。
  • 百竜装飾品は全て「○○竜珠」という名称になっており、
    前半の○○の部分には百竜スキルの内容を簡潔に表す2文字の漢字が用いられる。
    例えば空棲系特効なら「破空竜珠」、怨虎竜の魂なら「怨魂竜珠」といった具合である。
    • この命名方法の影響で、新たに登場した牙獣種特効の百竜装飾品は「破獣竜珠」と、
      まるで獣竜種に効果がありそうな名称になってしまっている。当然、獣竜種への与ダメージ増加はない。
      また、古龍関係のスキルであっても後半部は変わらず「珠」のままなので、
      雷神龍の魂などは「雷神珠」となり、一見すると誤字のようにも思えてしまう。
      検索や編集の際には気を付けよう。

百竜スキル一覧

  • 百竜装飾品が存在するものは紫字で表記。
    また、百竜装飾品のみ存在するものは赤字で表記。

汎用

攻撃力強化I~IV

  • 武器の攻撃力を上げる。攻撃力強化Iが攻撃力+4、IIが+6、IIIが+8、IVが+10。
    殆どの武器の強化候補として存在し、最も無難な選択肢ではある。
    力の護符が+6、力の爪が+9であることを考えるとIIでも存外馬鹿にできない。

属性強化【○】I~IV

  • 武器の属性値を上げる。属性によって同じレベルでも増加量は異なり、
    火・水・雷・氷・龍はIから順に+4・+6・+8・+10、毒・爆破だと+3・+5・+7、
    麻痺・睡眠では+2・+4・+6となっている。IVに関しては対応する武器はごく僅かで、
    属性によっては存在しないことも。状態異常属性にはIVは存在しない。
    なお、派生で変わる別の属性の武器に引き継いでも効果はない。

会心率強化I~IV

  • 武器の会心率を上げる。Iが会心率+4%、IIが+6%、IIIが+8%、IVが+10%。
    同レベルの攻撃力強化と会心率強化の期待値を比較すると、ハンターの通算攻撃力が400未満なら攻撃力強化、
    超えていれば会心率強化に軍配が上がる。
    境界は超会心1レベルにつきおよそ50ずつ下がり、超会心Lv3を発動している場合は250が境界となる。
    • 攻撃力強化と選択で付与できる武器が多いため、どちらがより強くなるかは気になるところ。
      攻撃力強化のレベルの方が高いならそちらを選んで間違い無いが、
      同レベルあるいは会心率強化のレベルの方が高い場合、スキル構成や武器種によって差異が生じる。

防御力強化I~III

  • 武器の防御力ボーナスを上げる。Iが+10、IIが+20、IIIが+30。

属性やられ特効

  • モンスターが特定の属性やられ状態の時、ダメージが増加する。
    火やられ特効、水やられ特効、雷やられ特効、氷やられ特効が存在する。
    • 属性が関わるが、属性ダメージに影響は無く物理ダメージのみを1.1倍にする。
      倍率は強力ではあるものの、属性やられにする手段が属性コロガシか操竜、
      あるいは頻度の低いオトモアイルーの電転虫発射の技とかなり限定されており、
      効果時間もそこまで長い訳では無いため効果を発揮できる機会が少なすぎるのが難点。
    • 水やられ状態は肉質軟化であり、相乗効果が高い。
      水場の豊富な大社跡、水没林の場合は水属性を扱うモンスターが豊富であり
      単体対象のクエストであればそれなりの確率で水やられを発動できる前提は狙いやすいか。
    • 氷やられ状態は行動速度が下がり、火やられ状態も怯みやすくなるため、
      ラッシュを仕掛ける際の火力増強と言う意味では相性そのものはそこまで悪くないかもしれない。
      どちらも全体的に効果時間が長めな点も活かしやすいか。
    • その一方で雷やられ状態はスタンをさせやすくする状態異常なのだが、
      スタンをとった瞬間に雷やられが消えるため、短い効果時間を把握して時間切れギリギリにスタンをとるという
      やたら難易度の高い立ち回りが求められるため相性が悪い。
    • 百竜夜行は属性やられを狙う手段が多いため有用に見えるが、
      属性タル爆弾はランダム入手で狙った属性のものが手に入るか分からず、
      大砲の電撃弾などの兵器類はヌシ戦で悠長に使ってられる暇はほとんどない。
      そして通常の侵攻は普通に兵器の火力もしくは反撃の狼煙(ドラ)があれば押し切れるので、
      理論上の相性は良く見えるが実際には運次第となる。
  • 百竜装飾品は火拡竜珠【1】、水拡竜珠【1】、雷拡竜珠【1】、氷拡竜珠【1】が存在。
    初期から生産可能であり、スロ1なのであらゆる武器に装着できる。
    新マップの城塞高地には雪石コロガシが、密林には火石コロガシが最初から2匹配置されているため、
    回収の手間こそあるが同じ属性やられを連続して起こせるようになった他、
    イロヅキムシの追加により、自分の武器属性と同じ属性やられを能動的に起こせるようになったため、
    Rise時代よりは使い勝手が良くなったと言えよう。

弱点特効【属性】

  • 属性に弱い部位を弱点属性で攻撃すると、属性ダメージが増加する。
    • 検証された限りでは、属性肉質25以上の部位に攻撃した時の属性ダメージが1.3倍されるという効果。
      効果自体は強力ではあるが、モンスターによっては属性肉質が20止まりの場合もあるので、
      相手を選ばなければ効果がない場合もあることには注意したい。
      また、物理属性の弱点部位は属性だと20止まりというような事例も少なくないため、
      弱点特効との相性は微妙で、その関係からスキルの会心撃【属性】も活かしにくい。
      いずれにせよ、そもそもこれを採用するか否かや合わせる装備構成については、
      相手するモンスターの肉質を良く把握した上で検討したい。
    • リオレウス、オロミドロの素材から作られる武器には例外なくこれを付与することができる。
      レウス武器は物理寄りとはいえ悪くない属性値を持ち、
      オロミド武器は水属性特化として完成された性能を持つため武器との相性は良好。
      また、一部の属性派生武器や虫武器、果ては冷凍したカジキマグロに付与することもできる。
  • 百竜装飾品は属痛竜珠【3】が存在。オロミドロの素材と金剛原珠を使用する。
    発動条件は変わっていないが、ダメージ補正は1.15倍に弱体化している。
    • それでも今作の属性偏重武器は、従来作と比べても非常に属性値が上昇している。
      そのため弱体化という字面に反し効果は高く、属性特化のビルドであれば○○特効を上回る期待値になる。
    • あくまで属性偏重武器の場合で、同じ属性武器でも物理の割合が高いと○○特効の方がダメージが出る。
      上述の通り、相手を選ぶ点も変わっていないので事前にハンターノートで属性肉質を確認しておきたい。
      • また素の百竜スロットがLv2の場合は属性偏重武器でも、
        属性強化Lv4+○○特効>スロ拡張+弱点特効【属性】となる。
        ただし、ボウガンの場合は属性強化がなく、
        攻撃力強化をレベル3積んだとしても素の攻撃力の1.05倍以下であり、
        最終的な物理ダメージに1.05倍する特効系を加味しても、
        最終的な属性値に1.15倍する弱点特効【属性】を優先した方がいいだろう。
    • 後に、通常スキルの方でも弱点特効【属性】が登場。
      あちらは属性肉質20以上で効果を発揮するものとなっている。
      勿論、百竜装飾品とも重複するため、非常に強力。

鈍刃の一撃

  • 武器の斬れ味が緑ゲージ以下の時にたまに攻撃力が増加する。
    斬れ味が悪い武器で付与できることが多く、序盤の骨系武器の候補に出現することが多い。
    • 鈍器使いと併用可能。検証では10%ほどの確率で攻撃力が1.2倍になるとのこと。
      期待値は1.02倍であり、攻撃力200に対する攻撃力強化I/元の会心率0%に対する会心率強化IIIと同等の効果。
      攻撃力強化IIに劣る場面が多く、派生前に付与する場合にも大体攻撃力強化があるため選択肢としては厳しい。
    • 但し倍率が低いとはいえ貴重な会心とは別枠の乗算バフであり、
      攻撃力強化と比べてダメージの増加分が切り捨てられにくいというメリットも存在する。
      鈍刃の一撃を使いたい武器は大体の場合素の攻撃力が高く、
      鈍器使いや攻撃スキルで攻撃力が大きく上がる上、
      そこに更に短期催眠術や護符爪、ヒトダマドリ等の強化が入ることで
      攻撃IIに匹敵する効果を得られる攻撃力300~350程度に到達することも不可能ではない。
    • ラージャン素材の近接武器には例外なく付与できる。
      これらの武器は攻撃力が高く、長い緑ゲージを持ち鈍器運用に向く上、
      派生の関係上攻撃力強化を付与することが不可能であるため、選択肢の一つに入る。
      特に高出力追撃やビン爆発に会心が乗らない二種で会心率強化の代わりに使われることが多い。
    • MRではそもそも素緑の武器が極々僅かしか存在しないのもあってか、該当の百竜装飾品は存在しない。

痛恨の一撃

  • 会心率がマイナスの武器で付与され、バッドクリティカル発生時に確率でダメージを1.5倍に増加する。
    バッドクリティカルを強化する、という条件を見てピンときたハンター諸氏も多いだろう。
    XXでの裏会心発動時のダメージ補正は2倍だったが、こちらは弱体化している。
    これ一つで会心が0%の武器より期待値が上がるのはまずかったのだろう。
    ちなみに期待値を計算すると、バッド会心率が1/4程度になる効果であることがわかる。
    • なお、当然ながら弱点特効や見切りでマイナス会心を打ち消すと無意味になる点には注意。
      今作では相変わらず会心率が上がる手段が多く、
      環境生物やオトモ等、狩猟中の不意の会心率強化もありやや不安定ではある。
      ただし痛恨会心と違い、ダメージ増加が穏やかな分、会心率が増加すると期待値は増加するため
      会心率が増加しても全くの無駄というわけではない。
    • 痛恨会心は『ドラゴンクエスト』シリーズの痛恨の一撃と会心の一撃を混ぜたようなスキル名だったが、
      こちらは開き直ったのか全く同じネーミングである。
  • 百竜装飾品も続投。痛恨竜珠【2】が存在し、瑠璃原珠とボルボロスの素材を使用する。
    【2】の装飾品と言うことで、すぐ下の○○特効系スキルと競合する。
    会心率が-28%以下の時に○○特効の1.05倍を越えられる…
    のだが、今作でそこまでマイナス会心がブッ飛んでる武器はさほど多くない。
    最大で-30%の武器があるため、そこでなら勝負が出来そうではある。
    とはいえMHR:Sは会心率を上げるスキルやバフが豊富であり、
    痛恨の一撃を活用するためにそれらを全て投げ捨てるのは流石に無理があるか。
    • アップデートで「渾沌に呻くゴア・マガラ」武器が登場したため、少々事情が変わった。
      渾沌武器は、モノによってはマイナス35%というかなり酷いマイナス会心を持っており、
      なおかつ特殊な仕様により通常状態では決してこのマイナス会心を打ち消すことができないのである。
      フル活用するならば、狂竜症【蝕】との併用が前提となる武器群であるため、
      実際にマイナス会心を晒す時間は長くはないが、通常状態のフォローとしてならば有用である。

○種特効、○○系特効

  • 特定の性質を持つモンスターに対する物理ダメージが増加する。属性に効果はない。
    小型モンスターに対する小型特効
    水場を縄張りとするモンスター*3に対する水棲系特効、飛行能力を持つモンスター*4に対する空棲系特効
    蛇竜種以外の「竜」の付く種族全てに対する竜種特効などが存在する。
    上昇値は小型特効が1.5倍、水棲系特効が1.1倍、その他が1.05倍で、相手を選ぶが癖がなくて使いやすい。
    水棲系特効は有効な相手が限られるが強力な火力増強となり、
    竜種特効は多様なモンスターが現れる百竜夜行にはうってつけである。
    小型特効を付けてこいつら日頃の怨みを晴らしに行くのも一興。
    • なお、小型モンスターには小型特効以外効果が無い。
      ゲーム中の竜種特効の解説に蛇竜種が無いのも蛇竜種がガブラスしか登場しない為と思われる。
    • モンハン慣れしているプレイヤーは察しているかもしれないが、
      竜種特効は古種には効果が無いので注意。
      更に少々紛らわしいが、別称が黒蝕であるゴア・マガラ
      分類不明(あるいは古龍の幼体)という扱いであるためか竜種特効の対象外である。
      なお、ガイアデルム以外の今作の古龍は全て空を飛ぶので空棲系特効は機能する。
    • 通常の攻撃系スキルでは強化できないガンランスの砲撃や操虫棍の猟虫にも効果が有効
      特に砲撃が火力の大部分を占めるガンランスにとっては
      これが使えるかどうかが武器選択の判断基準となる程の重要スキルとなっている。
  • 百竜装飾品も存在。また、新たに牙獣種特効が追加されている。
    いずれも原珠は瑠璃原珠を使用する。
    • 小型特効は破小竜珠【1】で、オサイズチの素材を使用する。
    • 水棲系特効は破流竜珠【2】で、ロアルドロスの素材を使用する。倍率は他と同じ1.05倍になっている。
      なおMHR:Sにて追加された種も水棲系特効の対象である。
    • 空棲系特効は破空竜珠【2】で、クルルヤックの素材を使用する。
    • 竜種特効は破竜竜珠【2】で、甲虫種の素材を使用する。
    • 牙獣種特効は破獣竜珠【2】で、アオアシラの素材を使用する。
      • 百竜装飾品の命名法則上「破獣竜珠」となっており微妙に紛らわしくなっているが、
        対象は牙獣種のみであり獣竜種や牙竜種への特効はない。
    いずれもMR1から作成可能な手軽な装飾品ながら、高い汎用性で終盤まで活躍してくれるだろう。
    基本的に百竜Lv2スロットさえ空いていれば相手によって付け替えができるのも大きな利点。
    • ただし、繰り返しになるが物理ダメージにしか効果はないため、
      終盤になって強力な属性値を持つ属性偏重武器が作れるようになると効果は相対的に薄くなる。
      LV2スロットに付けられるスキルとしては属性偏重武器でも有力な効果であることは間違いないが、
      武器の属性値及び対象の肉質によってはスロット強化して属性特効を付けた方が有効になる。
  • ある意味で当然だが、多種多様なモンスターを狩る必要のある大連続狩猟との相性はあまりよろしくない。
    ソロでなら単に次のターゲットに合わせて適宜キャンプで装飾品を入れ替えればいいだけなのだが、
    (特に野良との)マルチプレイや幸運スキルを活かしたい場合や一々装飾品を変えるのが面倒くさい人には
    そうも言ってられないのが実情である。
  • MHR:S英語版では破竜竜珠がAnti-Dragon Jewel【2】と訳されている。
    百竜スキルの方はしっかりWyvern Exploitとなっているため、竜と龍を取り違えたミスだと思われる。
  • ちなみに、かつてMHFに存在したシジルには、類似した効果の物が存在した。
    装飾品のように焼き付けができる点などでこちらと似ているが、
    シジルに存在した特効はモンスターの種族ごとに細かく別れていた他、
    MH2ベース特有の季節によって発動するものや、オンラインゲームという媒体ゆえか、
    曜日特効や時間帯特効と言ったユニークな効果のものも存在した。

鉄蟲糸技強化

  • 鉄蟲糸技の攻撃によるダメージが増加する。
    上昇値は1.1倍と高めで、特効系と違って相手を選ばないという利点があるため、
    太刀、ハンマーなど攻撃系の鉄蟲糸技が主力として使える武器種と相性がいい。
    鉱石武器ビシュテンゴ武器ヤツカダキ武器には必ず付与できる。
    特に鉱石武器は派生先が幾つか存在するため、本来は付与できない武器にも付与しやすい。
    • 特にこの恩恵を受けるのがハンマーで、有志の検証によればハンマーの鉄蟲糸技を軸とする立ち回りでは
      全ての技を含めた火力に換算しても1.06倍弱の効果に相当するとの結果が出ている。
      上位武器の倍率は大体の場合200は超えるため、攻撃力強化IVよりも上の極めて強力な効果になる。
      一方で鉄蟲糸技をあまり使わない武器種だと当然恩恵を受けられず、他の効果を優先することになりがち。
      実用性と他スキルとのバランスが上手く取れている百竜強化の1つと言えるだろう。
    • 属性ダメージは増加しないので、低モーション値多段ヒット技では恩恵をうけづらい。
      その場合は素直に他の百竜スキルにしたほうがいいだろう。
      後述のアマツ武器も同様で、こういった技にはやはり不向きである。
      最たる例は双剣の螺旋斬か。もっとも螺旋斬はマスターランク追加技であり、上位までにおける
      双剣の攻撃系鉄蟲糸技は物理100%の鉄蟲斬糸だけなのである意味噛み合ってるとも言える。
    • 威力UPはガンランスの砲撃にも適用される。
      ただし該当する技はMRのフルバレットファイアのみであり、これまた百竜スキルとしてはほぼ考慮には値しない。
  • 純粋なパラメーターアップではないのだが、百竜装飾品はVer.13時点では存在しない。
    Ver.15にて百竜装飾品ではなく、アマツ武器のギミックとして登場した。
    先述の属性ダメージは増えない欠点も、物理寄りのこの武器群ならさほどデメリットにはならないだろう。
    また、百竜スキルではないので他の百竜装飾品とも共存可能。

操竜の達人

  • 操竜による攻撃でモンスターに与えるダメージが増加し、
    さらに操竜大技の発動可能時間が長くなる。
    効果自体は悪くないがマルチだと他のプレイヤーに操竜を取られる可能性もあるため、
    十全に効果を生かすならソロプレイの方が向いている。
    倍率はダメージが1.1倍、大技待機時間が10秒→12秒に伸びる。
    ダメージ上昇量はもちろん、待機時間が伸びるとAボタンの強攻撃を
    1回余分に入れることができるようになるので意外と強力。
  • こちらも、純粋なパラメーターアップではないが百竜装飾品は存在しない。
    そのため、操竜の達人でダメージを稼ぎたい場合は上位武器を持ち出すしかない。

オトモへの采配術

  • オトモアイルーとオトモガルクの攻撃力と防御力が1.1倍になる。
    ガルク騎乗時の攻撃力も上昇するため、ガルクに乗って小型モンスターの素材を回収したい時に有用。
    今作はオンライン4人プレイでもオトモを1匹連れていけるので、無駄にならないのが嬉しい。
    また育ったオトモの攻撃力はかなり高いので、ソロプレイで小型処理を任せる等、実用性は高い。
    ただこれがつけられる武器はいわゆるドス鳥竜組や鎌鼬竜、オトモ武器の類がほとんどで
    武器単体の性能としてみると今一歩なことが多い。
    オサイズチ武器の一部はナルガ武器カガチ武器などに派生が可能なので引き継げば使えないこともない。
    オトモ武器に関しても、一部には一線で活躍の機会があるものが存在し、
    詳しくは各項目に解説を譲るが、これらとの相性は悪くない。
    また、全武器種の中で唯一操虫棍だけこのスキルを付与できる武器が存在しない。
  • 百竜装飾品は采配竜珠【1】が存在。瑠璃原珠と肉球の優待券を使用する。
    スロ1に付けられる装飾品はまともな物がかなり少なく、これか属性やられ特効程度。
    ガルクに鉄蟲猟犬具を使わせる場合は、猟犬具自体の火力が高いために1.1倍効果はとても強力。
    激昂ラージャン武器のように性能はいいが百竜スロットがLv1しかない、という武器に是非ともつけておきたい。
  • その後アップデートで鉄蟲猟犬具が弱体化され、
    傀異錬成で百竜スロットの強化が可能になったことでこちらの存在意義はかなり薄くなった。
    MR攻略の途上では問題なく活用できるが。

人魂鳥倍加

  • ヒトダマドリの効果を稀に増やす。
    付与できる武器が少々特殊で、基本的にはクルルヤック武器と植物・キノコ系の特殊な素材の武器が該当。
    あとは一部の小型モンスター素材の武器と、何故か骨素材派生2のハンマーがこれに対応している。
    • 有志の検証の結果、10%の確率で発動と推定されている。
      発動するとエフェクトと効果音が豪華になるので分かりやすいが、
      上昇量の表示は例えば+2が+4になるのではなく、+2が2回表示されるというものなので、
      数字だけをみて効果が増えてないと勘違いしないように。
    • クエスト途中で装備を変えてもちゃんと発動する。
      回収効率が劇的に変化するわけではないもののあって損はないものなので、
      強敵と対峙する前にヒトダマドリを集めておきたいなら担いでいくといいだろう。
    • Ver.2.0で登場したオオナズチ防具専用スキル「霞皮の恩恵」のLv1の効果がこれと同じものになっている。
      発動確率は重複するようで、あちらと合わせるとおおよそ1/4の確率でヒトダマドリの効果が増える。
      どちらか単体よりも目に見えて発動してくれるので、ヒトダマドリ回収用の装備セットを作るのもいい。
    • 汎用百竜スキルの中では比較的レアな百竜スキルであり、
      スラッシュアックス、チャージアックス、ライトボウガン、ヘビィボウガンには、
      この百竜スキルを付与できる武器が一つも存在しない。
      ヒトダマドリ回収マイセットを作ろうとし、肩透かしを食らった斧使いやガンナーも少なくないだろう。
      もっともどうせ装備変更する関係上別の武器種でも問題はないが。
      仕様上ギルドカードに余計な記録が残ったりしないし
  • 百竜装飾品は魂鳥竜珠【1】が存在。瑠璃原珠とMRの骨素材を使用する。
    レアな百竜スキルから一転してどの武器にも装着できるようになった。
    おだんごスキルのおだんご鳥寄せの術をLv4にすると確定で倍化できるので
    合わせて使うとさらに効率よくステータスを上げられるだろう。
    • 極めて地味な効果ではあるが、その実【1】のスキルとしては最も汎用性が高く安定した効果を見込める。
      虹ヒトダマドリの存在する決戦場フィールドでさえなければ、全く恩恵を受けられないということはまずなく、
      ささやかながら確実な強化をもたらしてくれる。
    • 更に新スキル、供応にも対応しており、
      供応は定期的にヒトダマトリがどこからともなくやってきて強化されるという性質を持つため
      ヒトダマトリを稀に強化するこの百竜スキルと相性が良い。
      仮に人魂鳥倍加無くして時間だけでフル強化されるほど長時間戦うとしても、
      万全な状態で戦うのが早くなるので無駄にはならない。
      供応は1分ごとにヒトダマトリがやってくるので、発動率が10%のこの百竜スキルの相性を踏まえると
      10分以上狩猟時間がかかりそうなクエストで組み合わせるのが良いだろう。

怨虎竜の魂

  • 自分が鬼火状態の時、攻撃力が+12される。
    マガイマガド武器でのみ付与可能。
    運用する際は鬼火纏Lv3以上との併用が基本になるが、
    かなり使いにくいスキルであるため採用率はあまり高くない。
  • 百竜装飾品は怨魂竜珠【2】が存在。金剛原珠とマガイマガドの素材を使用する。
    スロットの縛りはあるがマガイマガド武器以外の全ての武器にも適用された。
    ……のはいいのだが、攻撃力が240を超えるあたりから
    状況を選ばず使える種族特効に上昇幅で負けるようになるため、まず使われない。

風神龍の魂

  • 防具のなるかみシリーズの装備数に応じて武器の性能が強化される。
    イブシマキヒコ武器でのみ付与可能。
    • 効果はなるかみシリーズ1部位で防御力ボーナス+10、
      以降1部位ごとに+5していき、最大で+30になる。
    • 発売当初は、なるかみシリーズの性能が残念だったことはもちろんだが、
      上昇効果自体もかなり控えめであったことも手伝い、ほぼネタのような百竜スキルだった。
      のちにVer.3.0で、なるかみシリーズの性能が大幅に強化されたものの、
      肝心のこの百竜スキルに調整は入らず、引き続きネタスキル扱いはあまり変わっていない。
  • 百竜装飾品は風神竜珠【2】が存在。明王原珠とイブシマキヒコの素材を使用する。
    説明文は防御ボーナスが大きく上昇するとあるが、防御力ボーナスは上位の頃と全く変わっていない
    一部位の防御力が100を超えて当たり前のMR防具の水準からするとおまけ程度の上昇量である。
    なるかみ・真シリーズが限界突破後のなるかみシリーズの順当強化に収まったこともあり、
    Ver.3.0時点から変わらずネタスキル扱いを脱するには至っていない。

雷神龍の魂

  • 防具のしまきシリーズの装備数に応じて武器の性能が強化される。
    ナルハタタヒメ武器でのみ付与可能。
    • 効果はしまきシリーズ1部位で会心率+4%、2部位で+6%、3部位で+10%、
      4部位で+12%、5部位で+40%。全部位装備した時の補正が凄まじいが、
      如何せんしまきシリーズの性能に難がありすぎるので活かすのが難しい。
    • Ver.3.0アップデートでしまきシリーズが超強化をもらったため、使いやすくはなった。
      しかし、しまき一式よりもなるかみシリーズと混合した方が優秀な構成を組みやすいため、
      依然として採用率は低いまま。
  • 百竜装飾品は雷神竜珠【2】が存在。明王原珠と百竜ノ淵源素材を使用する。
    会心率上昇がしまき(・真)シリーズの部位数×5%となり、5部位での圧倒的な補正は無くなったが、
    風雷合一を活かした4部位までの装備であれば強化されたといえる。
    しまき・真シリーズを4部位以上*5装備して、護石やスロット等で超会心Lv3を発動すれば期待値は〇〇特効を超えるため、
    しまき・真シリーズを有効活用できる武器種であれば使い道が無いとまでは言えない。

鋼龍の魂

  • 攻撃をモンスターに当て続けると段階的に会心率が上昇する。
    クシャルダオラ武器でのみ付与可能。
    • 効果は1発当てると会心率+25%、その後4発当てるとさらに+5%される。
      MHXに存在した連撃の心得のスキルを彷彿とさせる効果である。
      ただ、持続時間は短くなっており、たったの3秒しか持続しない。
      大剣などでも付与可能だが活かすのはかなり難しいだろう。
      逆に双剣やライトボウガン等の手数を常に稼ぎやすい武器ならば
      付けるだけで会心率が30%上昇するようなものなので、
      強化素材の鋼龍の尖角を惜しむことがないならば是非付けたい。
  • 百竜装飾品は鋼魂竜珠【3】が存在。明王原珠とクシャルダオラの素材を使用する。
    会心率上昇が一撃で5%、その後4発で+10%の計15%と大きく下げられており
    常に発動できてなお、物理ダメージに於いてはほとんどの場合で○○特効の方が期待値で勝る*6
    基本的には達人芸や属性会心などの会心関連のスキルの補助が主になるだろう。
    特に属性に特化した場合、鋼龍の魂の効果を除いた会心率が90%あり、そこから10%だけ
    鋼龍の魂の効果で上昇させる、という状況に於いても各種特効に火力で上回る場合も。
    アップデートで属性値がどんどんインフレしていった結果、
    属痛竜珠が起動しない属性肉質15~20ラインの部位を属性攻めするという選択肢や、
    属性ダメージと物理ダメージの比率が完全に逆転してしまった武器種が浮上しており、
    その場合は各種特効や属痛竜珠ではなくこちら+属性会心の方が期待値を高められる。
    もちろんたっ3種ではあるが各種特効の効かないモンスターに対しては純粋な物理火力増強として有効である。
    特にヤツカダキは弱点特効の有効な部位がほとんどなく、会心が上げにくいため比較的相性のいい相手といえる。
    • 相手を選ばず効果を発揮できるという点では、
      複数モンスターの狩猟クエストや相手に合わせて装飾品を変えるのが面倒なものぐさタイプに向いている。
      その場合は各武器種固有のものや、オトモへの采配術なんかも対抗馬に上がる。

炎王龍の魂

  • 武器攻撃による爆破発生時のダメージが増加する。
    テオ・テスカトル武器でのみ付与可能。
    • 効果は爆破ダメージ1.2倍。上位では元々1.2倍されるため、合わせて1.44倍になる。
      なお、オトモや他の味方の蓄積で発生した爆破ダメージには効果が無い。
    • 爆破属性の扱えないボウガンに関しては、徹甲榴弾と拡散弾の爆発威力を1.1倍にする効果となる。
      拡散弾の威力を直接底上げするスキルは何気にシリーズ初である。
      ちなみに竜撃弾は効果の対象外である。
  • 百竜装飾品は炎魂竜珠【2】が存在。明王原珠とテオ・テスカトルの素材を使用する。
    爆破武器は全てスロ2以上を持つため、どれでも爆破の強化として活用できる。
    爆破属性自体がMRのマルチプレイでは(本スキルを以てしても)そこまで強力とは言えないのが難点ではある。
    徹甲榴弾や拡散弾を強化する効果も引き継いでいるのでこれらを強化する手段としても利用可能。

霞龍の魂

  • 攻撃をモンスターに当てた時、稀に体力、スタミナ、攻撃力、防御力のいずれかが強化される。
    オオナズチ武器でのみ付与可能。
    • 実際の効果はそれぞれ体力回復80、スタミナ消費軽減25%、攻撃力+15、防御力+20。
      スタミナ、攻撃力、防御力の強化は60秒間持続する。
      「稀に」とあるが大抵15Hit程攻撃すれば発動してくれるので、手数武器ならクエスト中発動させ続けるのも容易。
    • 問題は、どの効果が発動するのかが完全にランダムであることと、発動後60秒間は効果が発動しないこと。
      後者についてはスタミナ、攻撃力、防御力全てを同時に強化できないようにしたものだろうが、
      体力回復も同様となっており回復後60秒は何も付与できない。
      • 有志の検証の結果、10%の確率で発動し発動時に選ばれる確率は回復が1/2、防御力が1/4、
        攻撃力とスタミナ消費軽減がそれぞれ1/8と推定されている。
    • 攻撃力+15は一見魅力的だが、発動確率を加味すると平均+1.875となる。
      ヘビィボウガン以外のオオナズチ武器は他の選択肢として攻撃力強化を持つので、そちらの方が安定する。
      必ず攻撃力+15が発動する強運の持ち主であるというのなら別だが
      また、怪力の種(3分間攻撃力+10)の効果を上書きしてしまうため、
      発動のタイミング次第ではせっかく使用した怪力の種が無駄になってしまう上に、
      効果時間終了後に火力低下を招いてしまうこともある。
    • オオナズチの習性や霞皮の恩恵のスキル効果からヒトダマドリの花粉に関連する効果に思えそうだが、
      あくまでそれとは別の通常の回復・強化であり花結の方面には特に影響しない。
  • 百竜装飾品は霞魂竜珠【2】が存在。明王竜珠とオオナズチの素材を使用する。
    地味に効果発動のインターバルが30秒に減少しており、相変わらずランダムではあるが使いやすくなった。
    ただしハンター側の装備のインフレに伴い攻撃力・防御力の強化が見劣りするようになったため、
    採用する目的は回復・スタミナ消費減少が主になる。

天彗龍の魂

  • 龍属性やられ発症時、龍属性攻撃値を1.2倍にする。
    バルファルク武器でのみ付与可能。
    • モンスターの攻撃によって発症する龍属性やられだと龍属性も消えてしまうので、
      実質的に赫耀シリーズについている龍気活性と合わせるのが前提となる。
  • 百竜装飾品では天魂竜珠【2】が存在。明王原珠と奇しき赫耀のバルファルクのMR素材で生産可能。
    効果は変わっておらず、相変わらず赫耀・真シリーズとの併用が前提である。
    MRのバルファルク武器はいずれも属性値が大幅に上がっているため恩恵も大きくはなるが、
    龍気活性の方はクセがかなり強くなってしまっているため、相手やプレイスタイルに強く依存すると言える。
  • こちらもアップデートにおける属性値のインフレの影響を大きく受けている。
    龍属性は炎鱗珠・鋼殻珠といった2つの1スロットで属性値を1.1倍するような要素が用意されなかったので、
    限定条件下ながら1.2倍にできるのは大きい。
    龍気活性が護石と錬成で出るようになったこと、未だ扱いは難しいが活用自体はしやすくなったのも追い風。

劫血活性

  • 劫血やられ中、同状態異常の効果であるモンスターに攻撃を当てることでの体力回復の量に応じて、
    攻撃性能が強化される。効果は劫血やられが解除されるまで有効となる。
    • 効果は2段階存在し、劫血やられ中の回復量の合計が39以下だと攻撃力+15、属性値1.1倍。
      回復量が40を超えると攻撃力+30、属性値1.2倍となる。体力回復量UPによる水増しは有効。
    • ○○特効と違い属性も強化でき、効果量も大きいのは強みだが、
      発動のために劫血やられを発生させる、すなわち攻撃を喰らう必要があるのがネック。
      効果量が大きくても発動のために一々攻撃を喰らって吹っ飛んでいては本末転倒であるし、
      一方で攻撃を喰らわなければ劫血やられがそもそも発生しないので効果を得られない。
      怨虎竜の魂のトリガーとなる鬼火やられと違い劫血やられは自発的な発生が出来ないため、
      上手く運用するにはハイパーアーマーなどを活かしてリアクションを抑えつつ劫血やられを得るといった、
      やや癖のある運用が要求される、なかなか難しい百竜スキルと言える。
  • MHR:SのVer.12において新規に登場した百竜スキル。牙獣種特効に次ぐ第二の新規百竜スキルである。
    発動のための劫血竜珠【2】は生産こそ明王原珠と傀異化素材のカテゴリ生産素材15pのみで可能だが、
    それとは別に傀異研究レベルを111まで上げなければ生産レシピ自体が解放されない。

翔蟲効果持続

  • 野生の翔蟲の使用可能時間が30秒長くなる。元々は1分30秒持続するため、2分まで延長される。
    翔蟲使いLv1の効果とは重複し、2分27秒間持続するようになる。
    大剣やガンランスなど、翔蟲を酷使する武器向けと言えるか。
  • Ver.15で新規に実装された百竜スキル。
    発動の為の蟲滞竜珠【1】は明王原珠と嵐龍素材8ptsで生産可能。
    サイズ1なのもあり、MR初期から作れれば便利そうなのだが、実装時期の関係で最終盤も最終盤なのが欠点。
  • 直接的な火力増強ではないものの、効果そのものは有用かつ汎用性が高いため、
    百竜スロットが1の武器の傀異錬成枠を百竜スロット拡張に割かずにこれで運用するという選択肢も出てきた。
    特に属性特化型の場合、各種特効が物理部分しか強化されないことや、
    属性強化錬成は高レベルほど効果が高いこともあって、スロット1にも汎用性の高い装飾品が登場したのは嬉しいところ。

研鑽

  • クエストの経過時間に応じて攻撃力と防御力が上昇する。20分経過時に上昇値が最大となる。
    効果は5分経過時する度に発動し、上昇値は5分、10分では攻撃力+5・防御力+20、
    15分では+10・+20、20分では+20・+40で、最終的な合計上昇値は攻撃力+40・防御力+100。
    効果が発動した時はハンターに怪力の種使用時などと同じエフェクトが発生する。
    • 発動条件上、短時間で狩猟できるハンターは効果を活かしづらい。
      時間効率良く狩ることを重視しているわけではなかったり、
      どうしても倒せないモンスターに時間を割いてでも勝つ前提下ならば大きな効果を発揮する。
      この点で防御力の上昇による生存性の向上は大きく、
      プレイヤースキルの不足を補って勝てるようになる場面も増える。
    • 効果発動の条件はクエストの経過時間だけであり、研鑽を発動していなくてもカウントされる。
      そのためクエスト開始時は他の百竜装飾品を装着し、時間経過したら付け替えることで高い効果を得られる。
      強敵相手に力尽きてしまった際に、不屈とセットで発動させるといった使い方も可能。
      また、クエストの経過時間を参照するという性質上、
      参加要請で途中参加したクエストが既に開始から20分経過していた、
      といった場合であれば即座に最大効果を得られる。
    • 研鑽が実装されたVer.15で同時に実装され、
      モンスターの体力と被ダメージがべらぼうに高くなる特別討究クエストや、
      モンスターが4体出現する傀異討究クエストなどにソロで挑むならば長期戦が予想されるため、
      このスキルの活用が視野に入ってくることもあるだろう。
    • 特殊な使い方としては、傀異討究クエストの前半を採取によるクエスト集め(通称:草むしり)に充て、
      後半で狩猟を行なってクリアを行う場合には採用候補となる。
      ヒトダマドリや猟具生物を万全に集めてから戦闘を開始できるのもメリット。
    • なお、単純に対応する特効が存在しないヤツカダキとガイアデルムに対しては
      純粋な火力&防御力アップスキルとして採用できる。
      特に傀異化ヤツカダキはその膨大な体力故に必然的に長期戦になるので、
      このスキルの効果もまた活きやすいと言えるだろう。
    • おだんごスキルの短期催眠術との相性は考え方による。
      遅い立ち上がりを補うという意味では相性が良く、短期決戦を狙うならば相性は悪い。
    • ちなみに探索ツアーでも発動する。
  • Ver.15で新規に実装された百竜スキル。
    発動の為の研鑽竜珠【2】は明王原珠と嵐龍素材8ptsで生産可能。
  • MHFにも時間経過で攻撃力が上昇する「尻上がり」というスキルが存在する。
    MHR:SはMHF要素が多く輸入されている作品なので、このスキルもその一つかもしれない。

特定の武器種専用

  • 片手剣、太刀には武器種固有の百竜スキルは存在しない。

防御研磨術I~II

  • 大剣とチャージアックス専用の百竜スキル。
    Iはガードした時、斬れ味が減らなくなる。IIはガードした時、何と斬れ味が回復する
    • チャージアックスはガード時に斬れ味を消費する上、カウンター等のためにガードの機会が非常に多いので、
      その斬れ味消費を無くす、もしくは回復できるのは大きなメリットとなる。
    • 大剣もまたガード時に斬れ味を消費するのだが、そもそも大剣は昔も今もガードをする機会自体が少ない。
      そのため、MHRiseで登場した入れ替え技のガードタックルと併せて運用するのが効果的と言える。
  • 当然だが付与できる武器はかなり限られており、実用性も十分なものは一握りである。
    例に挙げるなら共にディアブロス武器にIがついており、物理性能の高さもあって優秀な一本。
    チャージアックスは強化によりIIへと強化ができ、高い実用性がある。
    • 防御研磨術IIでも斬れ味回復量は1。
      大剣は一撃を大事にする武器のため、ガードを多用前提ではあるが、斬れ味を回復できるのは意外と大きい。
      チャージアックスは手数が多いため、1の回復程度ではすぐに消費してしまうが、
      ガード自体の機会が多くなりがちなので、ガードをする立ち回りをする前提であれば、
      斬れ味が10か20くらい延長したのと同じだけの効果は期待できる。
  • 百竜装飾品も存在し、
    Iは護刃竜珠【1】で、瑠璃原珠とダイミョウザザミの素材を使用する。
    IIは護研竜珠【3】で、金剛原珠とショウグンギザミの素材を使用する。
    百竜強化では付けられる武器が非常に限定されていたが、Iであればあらゆる物にセット可能に。
    大剣では新技「威糸呵成の構え」のガードポイントでも斬れ味回復が発動するため、
    効果発動のチャンスが増えていることが追い風となっている。

鬼人激化

  • 双剣専用の百竜スキル。
    鬼人化状態で攻撃した時、斬れ味消費が倍になる代わりに必ず会心が発生するという効果。
    強制なまくらのデメリットは痛いが、問答無用で会心率100%というとんでもない強化である。
    これを使用する時は業物や剛刃研磨などを発動させて補いたい。達人芸は特に相性がいいだろう。
    • ちなみに、発売当初から現在までアイルー派生の武器にしか付与できない。
      そのため、猫の手が強武器になるというまさかの事態が発生している。
  • 百竜装飾品は鬼激竜珠【3】が存在。明王原珠とシャガルマガラの素材を使用する。
    スロ3を持つあらゆる武器が会心率100%に…何ておいしい話がある訳もなく、
    なんと会心率+20%にまで弱体化してしまっている。
  • その上斬れ味消費倍化効果は変わっていないため、かなり割に合わないスキルになってしまった。
    単純に計算すると会心率を実質110%上げていたのが20%上げるだけになったので、
    事実上0.18倍という超絶弱体化である。
    • 本家本元のキャッツネイルー系にもつけられるが、
      このスキルで多少の会心率を付与するくらいなら種族特効系を付けた方が期待値は上になる。
      というか物理火力も麻痺値も微妙なので光明も見えない。猫の手の天下は儚かった…。
  • ○○特効(物理1.05倍)と鬼人激化(会心率+20%)では、○○特効の方が期待値は上。
    しかし超会心 or 会心撃【属性】があれば、鬼人激化が若干の差で逆転する。
    • 痛いのはやはり斬れ味消費倍化。これをケアするためにスキルを積もうものなら
      その分火力スキルを積み込むことで○○特効が容易に火力で勝ってしまう。
    • とは言え、相性の良いスキルとして研磨術【鋭】があり、使い道がない訳ではない。
      研磨術【鋭】は高速で斬れ味を落とさなければならない都合上、ゲージ色配分が重要となるが、
      鬼激竜珠の斬れ味消費倍化があれば、ゲージが多少長めでも無理やり2段階落とすことができる。
      更にクエ開始から研磨術【鋭】発動までを短縮でき、その差で○○特効よりも明確に優位に立てる。
      • しかし百竜スロットLv3に限定されるため、別の意味で武器を選ぶ。
        雷双剣は研磨術【鋭】と噛み合わない万雷双剣【小夜】改しか候補がなく、
        ここでは鬼人激化運用は諦めた方が無難だったりする。
      • 当然ながら百竜スロットLv2→3に拡張し、
        無理やり鬼激竜珠を付けてもメリットは皆無である。
        普通に属性Lv4等の火力系+○○特効の方がダメージが出るだろう。
  • そして研磨術を以てしても猫双剣の復権は遥か彼方である。
  • そんな微妙スキルだった鬼人激化もVer.15で状況が一変。
    新たに追加された新スキル天衣無崩によって斬れ味とスタミナ消費無効という手段を手に入れることになる。
    鬼人激化のネックだった斬れ味倍化というデメリットを一方的に踏み倒すことが可能。
    更に無限スタミナも合わさることで本来は相性最悪なはずの渾身との親和性も獲得。
    両者が同時に発動すればこれだけで会心率+50%まで盛ることができるように。
    上記の百竜スロット拡張も現実的となり、鋼龍の魂も会心率最大+15%であることを踏まえると、
    鬼人激化のアイデンティティを獲得したと言えよう。
    ただし、百竜スロットが1の双剣にとってはコストが非常に重い事や、
    天衣無崩を扱わない場合は上記の利点も薄れるため、
    使いどころはしっかりと把握しておきたい。

鬼人強走

  • 双剣専用の百竜スキル。
    鬼人化中に攻撃をヒットさせると、ごく短時間の間、鬼人化のスタミナ消費が無効化される。
    具体的には、攻撃をヒットさせてから約1秒間スタミナ消費が停止する。
    無効にできるのは鬼人化の継続消費のみで、回避などのスタミナ消費は無効化できないので注意。
  • Ver.15で新規に実装された百竜スキル。
    発動の為の鬼走竜珠【2】は明王原珠2個と嵐龍素材8ptsで生産可能。
  • 初期に実装されていたならともかく、Ver.15では既に狂化奮闘という
    あらゆるスタミナ消費を半永久的に無効化できるスタイルが確立されているため、
    そちらで戦い慣れていたハンターにとっては殆ど意味のない百竜スキルとなってしまった。
    リスクがあるビルドなので、それらのスキルを使っていないなら意味はあるが、
    各種特効や弱点特効【属性】などとトレードになるか。
    • 狂化の特殊性や装備自由度の低さ或いは依存性を嫌ってそちらや天衣無崩を採用せず、
      龍気変換激昂(+血気覚醒)ビルド辺りで百竜スロットLv2の武器を用いる場合には強い選択肢となりうる。
      スロット拡張をせずその分を属性強化に回して差別化するという具合で、
      拡張の必要性が薄い雷禍一双などは見事にこれに適合する。
  • この効果はかつてMHFに存在した秘伝スキル「双剣技【双龍】」の効果と非常によく似ている。
    あちらは鬼人化中に攻撃をヒットするとスタミナ回復という効果であったが、
    回復量が大して多くないので、実質的に鬼人化のスタミナ消費が一瞬止まるという体感であった。

ガードバッシュ

  • ランス専用の百竜スキル。
    入れ替え技「ガード」で攻撃をガードしてノックバックが中以下だった時、打撃属性の反撃ダメージを与える。
    効果発動時はキンという効果音とともに盾から黄色い円状のエフェクトが発生する。
    入れ替え技を「ジャストガード」にしていると、長押しによる通常ガードの部分で防いだとしても発動しない。
    • この反撃は恐らくモーション値35の打撃攻撃で、頭部にヒットした場合は気絶値を与える。
      ハンターの前方範囲に攻撃判定が現れ、リーチは片手剣の水平斬り程度。
      ダメージは斬れ味補正と肉質の影響を受けるが、会心率や武器の属性は反映されず斬れ味も消費しない。
      攻撃力を上げるスキル以外では、研磨術【鋭】の斬れ味補正、心眼闇討ちのダメージ上昇効果が乗る。
    • 発動するのはZR長押しでのガードのみであり、
      ガードダッシュ、カウンター突き、パワーガード等では発動しない*7
      なので有効なのは要所で守りを固めて慎重に戦うスタイルということになる。
      タル爆弾を用いた自演も可能だが利用価値はないだろう。
    • 多段ヒットの攻撃にはその分反撃ダメージが発生する為、多段攻撃を主体とするモンスターに有効。
      多段だが本体は飛ぶので当たらない(傀異克服クシャルダオラのドーム型風ブレスなど)攻撃の場合も、
      二頭クエストならハンターに狙いを集中させることで、
      多段同士討ち+ガードバッシュで一体を挟み打ちにする手段にできる。
    • 使える場面としてわかりやすいのは傀異克服バルファルク戦。
      頭・尻尾以外の肉質が渋めな上、コンボ攻撃や飛行など途中で手を出しにくい行動も織り交ぜてくるが、
      ガードバッシュがあれば翼脚叩きつけコンボや槍翼刺しで全て頭への上段突き程度の反撃が入る。
      同様に傀異克服シャガルマガラに対して正面を取り続ける場合も、
      翼脚パンチや叩きつけの連打と地雷攻撃の複合で「ガードできるが手は出しにくい」状況が発生しやすく、
      攻撃機会のフォローができる。総じて超が付く強豪モンスターと真っ向対峙する時に価値が出るだろう。
      逆に里クエストに出ると、微動だにしないハンターに手も足も出ないモンスターというシュールな絵面ができあがる
    • また、対ラングロトラ戦では転がり突進に対してガードだけでカウンターが成立し、大ダウンを取れる。
      剛心Lv2といい、何かと新要素にいじめられるモンスターである。
      ただ、こちらは若干威力が低いためか、傀異化個体相手だと1回ではダウンを取れない事が多い。
    • 面白いところでは傀異克服オオナズチの地走り毒ブレスを
      爆心地でガードすると(ノックバックしない&スタミナ減少無効必須)、
      毒塊全てに一斉にdrrrrrrrrrという音と共に反撃を出せる。
      強化個体の尻尾で叩いて炸裂させる大技の方なら、向きを調節すればオオナズチにも当てられる。
    • 実装当初はモンスターの攻撃以外にも、
      イチモクラブなど一部のギミックや環境生物の行動に対しても反撃していたが、
      こちらは想定外の挙動だったらしくVer.15.0.1で修正されている
      また、ダメージの無い咆哮などに反撃していたのも修正されている。
  • Ver.15で新規に実装された百竜スキル。
    発動の為の盾撃竜珠【2】は明王原珠2個と嵐龍素材8ptsで生産可能。
  • MHFにもガードした時に周囲に反撃を行う「反射」というスキルが存在した。
    あちらは打撃属性ではなかったが、モーション値が設定された通常の攻撃として扱われるなど仕様面は似ている。
    ガードするだけで特殊なカウンターが成立するというのも対ゴゴモアに通ずるものがある。

竜杭砲強化

  • ガンランス専用の百竜スキル。
    竜杭砲の威力を砲撃Lv1段階分強化する。
    付与可能なのはジェネラルパルド系列と爆鱗竜系列とガルハウル。
    • 残念ながら砲撃Lv5の場合は効果がなく、Lv6相当の威力にはならない。
  • 百竜装飾品は竜杭竜珠【3】が存在。明王原珠とバゼルギウスの素材を使用する。
    従来のLv1段階強化に加え、爆杭砲の強化時間を伸ばす効果が追加されている。
    砲撃レベルが最大のLv8の場合に効果がないのも相変わらずである。
    • 爆杭砲の強化延長はともかく、Lv3百竜スロットを使ってまで
      竜杭砲/爆杭砲のダメージを強化する意義は非常に薄く、
      火力増強という面ではLv2百竜スロットの〇〇特効であれば砲撃や竜撃砲も併せて強化され、
      翔蟲への依存度の高いガンランスでは運用の柔軟性で翔蟲効果持続が優先されることも多い。
      非常に苦しい立場にあると言える。
    • Ver.13で傀異錬成に砲撃Lv強化の項目が追加。
      強化効率が高い砲撃Lv8への引き上げは非常に優先されやすく、
      結果としてただでさえ影が薄い本スキルの活用場面自体が激減した。
      殴りガンスで爆杭砲バフを延長したい時が唯一の採用機会だろう。

溜打強化

  • ハンマー専用の百竜スキル。
    溜め攻撃がヒットした際の気絶値が強化される。
    気絶値の増強幅は1.3倍。KO術おだんごKO術と効果は重複する。
  • 基本的に本作の(Ver.16時点での)ハンマーは溜め攻撃をメインに属性を浴びせかける武器となっており、
    多くの攻撃でスタン値を増やせるのは各種特効以上の恩恵が期待できる。
  • Ver.15で新規に実装された百竜スキル。
    発動の為の絶撃竜珠【1】は明王原珠と嵐龍素材8ptsで生産可能。

大音量演奏

  • 狩猟笛専用の百竜スキル。演奏の効果範囲が拡大される。
    付与できるのはイメージ通りの轟竜系列、金獅子系列、爆鱗竜系列、そしてまさかのブルファンゴ武器である。
    説明文に"大音量"とあるヨツミワドウの最終強化には付与できない。
    • 検証によると大体半径がハンターの前転6回転分程度拡大されるとのこと。
      共鳴音珠の演奏にも発揮されるが、高周衝撃波や共鳴音珠の音波による攻撃範囲は拡大されない。
    • 百竜装飾品は大奏竜珠【2】が存在。金剛原珠とティガレックスの素材を使用する。
      多くの笛で採用できるようになり、共鳴音珠による重複回復も狙いやすくなった。
      なおヨツミワドウ笛もスロット2なので、今回は説明文に違わぬ大音量を発揮できる。

装着ビン強化

  • スラッシュアックス専用の百竜スキル。
    毒ビン、麻痺ビン、減気ビン、滅龍ビンの属性値を+10する。
    これが付与できる武器は大抵ビン性能も一線級であり、
    スキルを付与することで他の追随を許さない高い属性値を実現する。
  • 百竜装飾品は存在しないが、MRの該当武器は属性値が上位時代からあまり強化されないため、
    結果的にほとんどの武器が上位時代の本スキル搭載状態よりも低い属性値になってしまっている。
    減気はともかく他ビンがテコ入れ無しではパッとしないのはこれが大きな要因だったりする。
    傀異錬成でビン属性値を上げられないのも痛い。

ビン変形強化

  • スラッシュアックス専用の百竜スキル。変形攻撃が強化される。
    具体的には、剣への変形斬り*8ではビンのダメージ補正やビンの属性値が強化され、
    毒・麻痺ビンではさらに確定で状態異常を蓄積できるようになる。
    斧への変形斬りでは攻撃にビン効果が付加、さらにスラッシュゲージ回復量が大きく増加する。
  • スラッシュゲージの回復量はMHWorld時代のそれを上回り、
    変形斬りを適当に挟んでいくだけでもモリモリゲージが回復する。
    本作のスラアクは変形斬りを軸にした立ち回りが火力機動力の両面で非常に強力なため、
    これを採用する事で更に立ち回りと火力の強化を図れる。
    • ……のだが、上位までの環境ではとても影の薄い百竜スキルだった。
      理由は搭載できる武器が翼蛇竜武器白兎獣武器鍛冶屋武器(折紙)の3本しかなかったため。
      覚醒が非常に遅い強撃ビンとはそれなりに相性が良さそうに思われるが、
      付与可能な武器では翼蛇竜武器は強撃ビンだが攻撃力が低すぎてこのスキルでも正直補いきれない。
      白兎獣武器や鍛冶屋武器(折紙)は覚醒が早いビンだが
      それぞれ相手を選ばないと十全に真価を発揮できないという問題がある。
      加えて3本とも強力な競合相手がいるため、そもそも選択肢にすら入らないというケースが多かった。
    • ゲーム内の説明文では「変形攻撃時にビンに特殊効果が付与される」としか書いておらず、
      効果が中々わかりにくい上に付与可能武器の性能が上記の通りなため、
      専用スキルであるにもかかわらずあまり目立った評が聞かれなかった。
  • 百竜装飾品は変撃竜珠【3】が存在。金剛原珠とオロミドロ亜種の素材を使用する。
    MRの最終強化武器は性能が概ね横並びになったことでこのスキルを存分に活用できるようになった。
    傀異錬成無しでも17本、錬成込なら全ての剣斧に搭載できる。
    プレイスタイルの面において変形斬りを一切しないというのはかなり稀(ないわけではない)であり、
    ゲージ回収からメイン火力の強化までこなせる、
    本作のスラアクの手堅さを更に後押ししてくれる良スキルとして評されている。
    • 立ち回り面を除くと、火力強化に強く寄与するのは強撃ビン、
      及び蓄積時攻撃強化を搭載した減気・毒・麻痺ビンとなる。
      強撃ビンは単純に変形攻撃の物理ダメージを1.1倍にすると考えてよく、
      本作のスラアクの基本である変形攻撃重視の戦闘スタイルであれば種族特効系の百竜スキル以上の価値が引き出せる。
      減気ではそのままでは火力面の恩恵が無いが、
      蓄積時攻撃強化があると斧への変形攻撃が1.1~1.2倍に強化される*9ので極めて強力。
      毒・麻痺ビンでは剣への変形攻撃時に状態異常が確定で蓄積されるので、
      蓄積時攻撃強化の1.1~1.2倍を確定で乗せることができる他、斧への変形攻撃でも1/3で蓄積時攻撃強化が乗るので、
      期待値としては種族特効系の百竜スキル以上の価値が引き出せる。
      また、種族特効系百竜スキルが物理攻撃のみ強化するため、
      高属性値の強属性ビンを使うのであれば変形攻撃限定とはいえ属性方面の火力を伸ばせて更に強力になる。
      この場合弱点特効【属性】とのトレードにはなってくるが。
    • 一方、属性値の低い強属性ビンや蓄積時攻撃強化の無い減気ビン、
      そして元から属性値が低く強化手段も乏しい滅龍ビンについては、
      種族特効や傀異化個体限定であるが発動条件を満たしやすい劫血竜珠の方が火力を引き上げやすい。
      特に属性値が悲惨な剣斧の場合、ビン変形強化の有無だけでは最終ダメージが1しか変わらないこともあり得るほど。
      その為、完全にこれ一択になってしまったという訳ではないのだが、
      ゲージ管理の利便性から、大体の場合はビン変形強化が優先的に搭載されている状況である。
    • スラッシュゲージの回復量が多いアクションとしてはMRの入れ替え技「二段変形斬り連携」があるが、
      「変形斬り」と付くことからお察しの通りこちらの回復量やビン補正も本スキルで強化され、
      ゲージ0から二段変形斬り連携を出し切ると再変形可能になるぐらいまではゲージが回復する。
      スラッシュチャージャーは残念ながら変形攻撃扱いではないので、
      剣モードで出してもゲージの回復量は増えない。
  • 発売当初は百竜スロットを拡張することができなかったので、
    (当時)15本あるとはいえ毒麻痺ビンには付けられるものが無かったりするなど、
    各種特効どころではない格差が生じてしまっているという声もあった。
    • Ver.11で傀異錬成実装とともに百竜スロットの拡張が可能になった。
      多くの場合は攻撃力や属性値、斬れ味の強化が優先されるが、
      こと剣斧に関しては、それらよりも百竜スロットを拡張して変撃竜珠を嵌められるようにした方が
      益が大きくなりやすいという、他の武器種には見られない傾向がある。
    • Ver.14では百竜スロット拡張Lv2が解禁され、全てのMR剣斧にビン変形強化を付けられるようになった。
      他武器種ではほぼ使うことのない百竜スロット拡張Lv2であるが、
      剣斧に関して言えば上記の事情ゆえ、搭載する価値は高い。
      Ver.14より錬成スロット拡張ボーナスも登場しているので、錬成スロット7枠を使っても極端な性能差は無く、
      何なら百竜スロットLv3の武器とそん色ないポテンシャルを出せるようになった武器さえある。

猟虫Lv強化

  • 操虫棍専用の百竜スキル。猟虫のLvを1段階強化する。
    生産武器で最も高い猟虫Lv8の操虫棍に付与しても上限があるようでLv9にはならない。

猟虫激化

  • 操虫棍専用の百竜スキル。
    猟虫のスタミナ消費量が増える代わりに、猟虫による攻撃の威力が上昇する。
  • 猟虫による攻撃の物理ダメージが1.8倍になる。属性ダメージは一切増減しない。
    猟虫だから許された超高倍率だが、粉塵集約による爆破や、鉄蟲糸技である覚蟲撃も対象に含まれる。
    これにより、覚蟲撃と粉塵集約を使った立ち回りがある程度実用的なものになったと言えよう。
  • スタミナについてはVer.14以前の猟虫のスタミナに戻る感覚になる。
    Ver.15においてそれまでの1.5倍にスタミナが増強されているのだが、
    Ver.14の時点で問題なく運用できていたならリスクはほぼないといって良い。
    ただし、操虫斬りのみスタミナ消費が更に1.5倍にされる。
    また、このアップデートではトリプルアップ時の補正が従来の約1.05倍に強化されており、
    言うなれば各種特効を外してこれを付けても、Ver.14以前と同等の火力が発揮できる。
  • Ver.15で新規に実装された百竜スキル。
    発動の為の虫激竜珠【2】は明王原珠2個と嵐龍素材8ptsで生産可能。

○○弾追加I~II

  • ライトボウガンとヘビィボウガン専用の百竜スキル。
    特定の弾種が装填できるようになる。IはLV1とLV2まで、IIは全LV装填可能。
    既に装填できる弾については装填数が増加する。
    装填数の増加量や新規対応時の移動射撃/リロードの可否等はボウガンによって異なる。
    通常弾追加、貫通弾追加、散弾追加、放散弾追加、徹甲榴弾追加、拡散弾追加が存在する。
    • サンブレイクでは削除されているが、原則的にこの百竜強化ができていたボウガンは、
      MR強化することで素の状態で弾追加適応相当の弾丸を装填できるようになっている。
      ただし、ボウガンによっては微妙に事情が異なるので、そのままの運用が可能かどうかはものによる。

曲射効果持続

  • 弓専用の百竜スキル。曲射によるバフの効果時間が延長される。
    曲射バフは強化持続の対象外で、このスキルでしか効果時間を延ばせない。
  • 百竜装飾品は曲続竜珠【2】が存在。瑠璃原珠とアオアシラの素材を使用する。
    延長効果は曲射タイプにかかわらず5秒。元が25秒の耐衝型では恩恵が薄い。
    会心型は10秒が15秒になるため恩恵こそ大きいもののそれでもまだ短い上に
    マスターランクともなればスキルにも余裕ができるので
    わざわざこれで会心率を補う必要性があるかというと…。
    回復型も10秒が15秒になり回復量が純粋に1.5倍になるのは良いが
    同じく2スロの各種特効を優先して火力を伸ばすのが基本のため採用する余地はほとんどない。

○○ビン強化付与

  • 弓専用の百竜スキル。特定のビンの効果を強化する。
    毒ビン強化付与、麻痺ビン強化付与、睡眠ビン強化付与が存在する。
    デフォルトでビン強化効果が付いている弓では、これにより複数種のビンを強化できるようになる。
    百竜弓限定で接撃ビン強化を付与できるが、攻撃力が少し下がってしまう上に
    強化できるのは近接攻撃のみ。このため百竜弱化等と皮肉られることも

百竜武器専用

  • 百竜武器では攻撃力強化、会心率強化、防御力強化に加え、独自の百竜スキルが存在する。
    特定の武器種専用の百竜スキルが存在するものもある。
  • 百竜武器の百竜スキルはスロットごとに設定できるものが決まっており、例えば近接武器だと
    第一枠は攻撃力/会心率/防御力/属性値強化、斬れ味変更
    第二枠は無属性攻撃強化か各種属性付与
    第三枠は攻撃力/会心率/属性値激化及び武器種専用スキルといった配分になっている。
    • 百竜弓はこの後に第四枠、第五枠でビン追加、第六枠で曲射タイプ変更が追加されている。
    • 百竜軽弩、百竜重弩は第一枠が同じでリロードや反動などの強化がここに含まれる。
      第二枠は存在せず、第三枠がシフトしている。
      そして以下に物理弾追加、属性(状態異常)弾追加、速射or特殊弾の設定の3枠が続く形。
  • 欲しいスキルが一つの枠に重なっていることも往々にしてあり
    どのような構成にするかは悩ましいところ。
  • MHR:SではMRでの強化先が存在しないため、百竜武器専用の百竜装飾品も未登場。
属性値強化I~III
似たような効果が一般の武器にもあるのだが、そちらは強化対象の属性が固定されている。
対してこちらは属性が固定されておらず名称が微妙に違っているため一応専用効果となる。
強化値も少しだけ上がっており、Iで+5、IIで+7、IIIで+10となっている。
属性を問わないので異常系も強化できる…と思いきや
残念ながら毒・麻痺・睡眠・爆破の属性値は伸ばせないという惜しい性能。
  • ちなみに、IIIが付与可能なのは大剣・太刀・ハンマー・狩猟笛・ランス・ガンランスに限り、
    スラッシュアックスとチャージアックスはIIまで、その他の武器はIしか付与できない。
斬れ味変更
斬れ味のタイプを変更する。
【壱型】と【弐型】、Ver.2.0からは【参型】、Ver.3.0からは【肆型】が登場。
【壱型】:攻撃力変動なし、匠で延長すると白ゲージが出現する。
【弐型】:攻撃力変動なし、青がなくなり、緑ゲージが伸びるという鈍器使い向きのタイプ。
【参型】:攻撃力-10、代わりに青ゲージがかなり長くなる。
【肆型】:攻撃力-20、代わりに白ゲージが30出現する。延長不可。
  • 壱型は斬れ味変更前よりもっと短い青ゲージ(30)と緑ゲージ(20)であるが、
    匠で延長した分が全て白ゲージになる特徴を持っている。
    匠1からでも白ゲージを発生させられるようになる為、実質匠装備専用の百竜スキル。
    Ver.1.xでは匠の発動難度がとても高かったために注目度は低かったが、
    現在は匠、剛刃研磨共に発動が容易になったので十分選択肢に入るようになっている。
  • 弐型は長い緑ゲージのみとなる。
    スキル「鈍器」での運用を前提とした斬れ味変更であり、
    鈍器構成のスキルをガチガチに組んでようやく実力を発揮できる。
    とは言え、一部の武器種ではディアブロス武器ラージャン武器など、
    既に強力な鈍器向きの武器が存在するケースもあるのでその劣化になってしまいやすい。
    一応匠1から青ゲージが、匠5で白ゲージが出現するが、
    それでは壱型の下位互換のため素直に鈍器運用にしたほうがよいだろう。
    • 長い緑ゲージと言っても、その長さは元々の斬れ味の青+緑とさしたる差はない。
      鈍器使いのページにもある通り、鈍器使いはあくまで
      長い緑ゲージを持つ武器を青ゲージに近い威力に引き上げる、というもの。
      同じ枠の百竜強化に攻撃力+10があり、無難にコッチにした方が良い場合も。
  • 参型は青100というイブシマキヒコ武器に匹敵する
    非常に長い青ゲージを得られる。匠での延長分はすべて青。
    斬れ味をフォローするスキルが必要なくなる為、
    攻撃力-10になるデメリットは痛いが、使いやすさはかなり上がる。
  • 肆型は匠延長不可のスシローになる……と言っても斬れ味構成がそこまで良い訳ではなく、
    白ゲージは30、青ゲージはたったの10しか存在せず、後は長い緑ゲージが続く。
    大剣など斬れ味消費が少ない武器にはありがたい選択肢だが、
    斬れ味ゲージが延長できないタイプなので、斬れ味消費の激しい武器には向かない。
    ぶっちゃけ白ゲージが欲しいだけなら''壱型に匠と剛刃研磨"をつける方が期待値が高いため、
    攻撃力を20も失うデメリットに釣り合っているかと言われるとかなり微妙。
    また、今作では延長不可素白にはナルガ武器ティガ武器という強力なライバルがいるのも痛い。
  • ちなみに斬れ味変更を施さない場合、百竜武器の最終強化の斬れ味は素で青40緑60、匠Lv5で白20。
    大剣などの手数の少ない武器種ならこれでも十分か。
無属性攻撃強化
百竜武器が無属性の場合、武器の攻撃力に+10する。
これが付与できる第二枠は属性付与と競合しており、仕様上両立することはないため
ミスして百竜撃退の証を無駄にする心配は無い。
属性付与I~IV
武器の属性を変更し、属性値を付与する。通常属性のほか、状態異常属性も付与できる。
Ver.2.0より属性付与IIIが、Ver.3.0より属性付与IVが実装された。
付与される属性値は以下のようになる。
レベル通常属性麻痺睡眠爆破
攻撃力の減算
I1010101010
0
II1520151215
0-10
III2030201520
-5-20
IV30----
-10----
  • 百竜武器を強化していくと属性付与のレベルも上がっていくのだが、
    見ての通り属性付与はIII(状態異常属性ではII)から攻撃力の減少と引き換えになる。
    あえて低レベルの属性付与を付加したい場合、百竜武器の強化前に付与して引き継ぐ必要がある。
    特に攻撃力低下に比べて増加する属性値が低すぎる睡眠属性は、
    余程のことがない限り属性付与Iを付与して引き継ぐ方がよいとされる。
  • 注意点として、百竜剣斧でこのスキルを発動した場合は
    後述するビン変更スキルの大半が適用されなくなる。
攻撃力激化
武器の攻撃力を+20する代わりに会心率が-30%される。
  • -30%という数値は0.925倍に相当し、攻撃力210である百竜武器に関しては
    会心ダウンによる火力減少率よりも攻撃力上昇による火力増加率の方が大きくなりやすい。
    但し、攻撃力の水準が今後280前後まで上がれば逆転するし、
    また現状でも超会心を使うなどでも逆転する為、一概にこちらの方がいいとは言いきれない。
会心率激化
武器の会心率を+20%する代わりに攻撃力が-10される。
  • 百竜武器は現状攻撃力210なので、
    攻撃力低下で一度火力を約5%下げ、下がった攻撃力の5%分を会心率で盛るということになる。
    素の期待値は強化前と同じであるが護符爪込みでは強化前より高くなり、
    攻撃力強化や無属性強化などで元の攻撃倍率を底上げすれば攻撃力激化に近い期待値に達することも可能である。
属性値激化
Ver.2.0より追加された。属性値+10する代わりに攻撃力-15。
こちらも残念ながら状態異常属性の値を上げることができない。
属性付与IIIの存在もあり、属性特化の選択肢も現実的になって来たか。
  • なお、第三枠に発動する仕様により百竜剣斧や百竜盾斧の場合、
    ビン変更【強属性】との両立が不可能。
  • 属性付与の枠で無属性攻撃強化や状態異常付与を選択した場合、
    属性値上昇の効果が無い代わりに攻撃力の減少も発生しない。
    何らかの理由で攻撃力・会心率激化を外したい場合には一応使えるか。
第二属性I~III
百竜双刃(II以降)専用。第二属性を追加して双属性にする。
Iは第二属性の属性値を10付与し、IIは第二属性を20付与して第一属性も+5する。
Ver.3.0より追加されたIIIは第二属性を30付与して第一属性も+10する。
状態異常+属性の双属性も可能で、属性値強化と異なり第一属性が状態異常系でもプラスされる
たとえば属性付与IIと第二属性IIを採用した場合、各属性値20、
異常付与Iと第二属性IIなら異常値15、属性値20の双属性となる。
これにより双属性の組み合わせ幅が大きく広がり、
これまでになかった未知の組み合わせの双剣が作れるようになった。
ただのロマンに留まらず、しっかりと考えて組み合わせれば高い実用性も備わる。
むしろ、当該項目を見ればわかるが単一属性の方が差別化が厳しい。
これこそ百竜双刃の醍醐味と言えよう。
残念ながら状態異常の第二属性は用意されていないため、異常+異常の双属性は作れない。
前例があるだけに惜しいところである。
なお、当然だが第一属性と同じ属性は選択できず、IIIの+10効果だけを得るということは出来ない。
それじゃ、属性値激化の立場が無いし
砲撃変更I~III
百竜銃鎗(II以降)専用。砲撃タイプを変更する。
Iはタイプを変更して砲撃Lv3に、IIは砲撃Lv4に、IIIは砲撃Lv5にする。
百竜銃鎗はデフォルトでは通常型だが、素の状態だと最終強化段階でも砲撃Lv2のままなので
砲撃Lvを上げたければ砲撃変更【通常型】を選ぶ必要がある。
旋律変更I~II
百竜笛(II以降)専用。旋律の内容を変更する。
【攻撃】【防御】【回復】【頑強】の4種類が存在する。
その内容に関してはこちら
  • レベルとタイプで旋律内容がまるで異なるため、完全な上位互換とならないものもある。
    冒頭で述べたように、強化しても百竜スキルは引き継がれるため、
    最終強化前に百竜スキルを施すことで最終強化後でもIの旋律を使用できる。
  • なおIを含め、いずれも既存のどの狩猟笛ともかぶらない旋律の組み合わせである。
    傾向が明確な分、こちらの方が欲しい旋律の需要に合うことも多いかもしれない。
    愛の深いカリピストは9本の百竜笛を揃えているとかいないとか。
    属性変更や鈍器運用まで加味し始めると冗談抜きで百本の百竜笛が並ぶこともありうる。
ビン変更(I~III)
百竜剣斧と百竜盾斧専用。デフォルトのビンから変更する。
百竜剣斧はIから【強属性】、II以降で【毒】【麻痺】【滅龍】【減気】が付与可能。
強属性以外はIからIIIがあり、ビン属性値に差が生じる。種類によってビン属性値が異なっており
毒、滅龍はIで+20、IIで+25、IIIで+30。麻痺はIで+15、IIで+20、IIIで+25と少なめ。
減気はIで+20、IIで+30、IIIで+40と他のビンより伸びが良い。
百竜盾斧は【強属性】のみ。
  • 以下に示す強化を行った場合、ビン変更の百竜強化は無視されてしまう。
    付与自体はできてしまう上に警告メッセージの類も一切ないため、素材を無駄にしないよう注意。
    • 当然ながら、属性付与スキルが発動していない状態で【強属性】への変更を選択しても全く効果が無い。
    • 百竜剣斧の【毒】【麻痺】【滅龍】【減気】については、
      属性が付与された状態では変更が適用されず、強制的にデフォルトの強撃ビンとなってしまう。
      非常に残念だが、これにより斧と剣で別の属性を扱う、
      属性攻撃と減気を両立するといった事はできない為、
      属性付与か該当するビン変更のどちらかを諦めなければならない。
      状態異常ビンや滅龍ビンはシリーズを通して無属性武器にのみ装備されており、
      減気ビンもほとんどのシリーズで無属性のため意図した仕様の可能性が高いが、
      減気ビンに関しては前作MHW:Iで無属性縛りから解放されていたこともあり、
      欠点が復活してしまったと言える。
    • 更に、状態異常属性に限り【強属性】のビン変更すら適用されなくなる。
      つまり状態異常属性を付与した剣斧は強撃ビン固定となる*10
      状態異常+強属性の剣斧は生産できるのだが、
      盾斧は生産可能な武器が存在せずビン変更のシステムが盾斧と共用になっているために
      剣斧にも制約がかけられたと思われる。いい迷惑である
      以上の各仕様から、百竜剣斧の属性付与とビン変更部分のカスタム性は
      見かけ以上に狭いものとなっている現状がある。
  • 属性付与自体の効果が低めなのもあり、強属性は基本的に既存の武器以上の性能を引き出せない。
    他のビンに関しては、最終強化であれば既存武器にも劣らぬ性能になり、
    最強とは必ずしもならないが高い水準で使用することができる。
猟虫Lv強化I~IV
百竜刃棍(II以降)専用。猟虫Lvを上げる。
通常の武器にも似た効果があったが、こちらのIIは猟虫Lvを2段階上げられる。
IIIだと猟虫Lv6になるが攻撃力が-10され、IVはLv7になるが攻撃力が-20される。
百竜刃棍の基礎猟虫LvはLv3と非常に低く、この百竜強化を付与しない場合は猟虫の活用が非常に難しくなる。
今作もエキス採取の用途だけでなくダメージソースとして猟虫の存在は無視できないものであり、
最低限実用ラインの猟虫にするために付与せざるをえない環境である。
付与したとしても一線級の生産武器の猟虫Lvの平均より低い水準になるか攻撃性能を大きく落とすことになるが
実用を考えるならほとんどの場合、攻撃力を犠牲にしない猟虫Lv強化IIを引き継いで妥協するほかない。
いくら猟虫のステータスが上がると言っても、攻撃力低下のデメリットを埋められるものでは到底ないからである。
武器固有の要素を強化する百竜強化の中でもかなりシビアな追加の攻撃力ペナルティが設定されており、
他武器が激化枠と引き換えにしても余りあるリターンを得られている中で、
本スキルは激化枠を潰してなお多くの既存武器以下の猟虫レベル(または武器性能の低下)しか得られず、
〇〇激化を付与できないデメリットが浮き彫りになってしまっている。
そのため実質、強化の自由度を縛る要素となっており百竜刃棍自体の評価を大きく下げている要因の一つである。
反動軽減強化
百竜軽弩、百竜重弩専用。反動を1段階抑制する。
リロード速度強化
百竜軽弩、百竜重弩専用。リロード速度を1段階向上させる。
ブレ抑制強化
百竜軽弩、百竜重弩専用。ブレを1段階抑制する。
反動軽減激化
Ver.2.0より追加。百竜軽弩、百竜重弩専用。反動を2段階抑制するが、ブレが1段階上がる。
ブレはもとから大なのでデメリットがないように見えるが
これを発動させるとブレ抑制スキルをレベル2にしてもブレが残るようになる点に注意。
ブレをそのままにするならメリットだけ享受できるが
攻撃力/会心率激化と同枠なのが悩みの種(これは以下の激化2種も共通)
リロード速度激化
Ver.2.0より追加。百竜軽弩、百竜重弩専用。リロード速度を2段階向上させるが、反動が1段階上がる。
ブレ抑制激化
Ver.2.0より追加。百竜軽弩、百竜重弩専用。ブレを2段階抑制するが、リロード速度が1段階下がる。
○○弾増加I~II
百竜軽弩、百竜重弩専用。特定の弾種が装填できるようになる。
通常の武器で行える百竜スキルと似た効果だが、Iでも全Lvの弾が使用可能になるなど違いがある。
  • 百竜軽弩、百竜重弩の第三枠が物理弾追加のカテゴリで、徹甲榴弾と拡散弾が統合され同時追加になる。
    また、貫通と散弾はIで7/5/2、IIで4/3/4、通常はIで6/5/1、IIで4/4/6といったように
    IはLv1、Lv2の装填数が多く、IIはLv3の装填数が多いという特徴がある。
  • 百竜軽弩、百竜重弩の第四枠が属性弾増加や状態異常弾増加のカテゴリ。
    属性弾ではIが4/0、IIで2/3と物理弾と同じ傾向にある。
    毒や減気を選ぶと鬼人、硬化、回復などの補助弾も同時に追加される。
速射対応
百竜軽弩専用。特定の弾種を速射できるようにする。
【通常弾】【貫通弾】【散弾】【放散弾】【徹甲榴弾】が存在する。
なお、速射できるのはLV1とLV2のみ。例外として徹甲榴弾はLV1のみ。
百竜軽弩【無常迅速】まで強化すると【火炎】【水冷】【電撃】【氷結】【滅龍】が解放され、
属性弾の速射が可能になる。
特殊弾
百竜重弩専用。特殊弾のタイプを変更する。
【機関竜弾】と【狙撃榴弾】が存在するが、デフォルトでは【機関竜弾】なのでそちらは意味が無い。
  • 百竜弓の曲射変更もそうだが、一度狙撃竜弾に変更した後に機関竜弾に戻すことを想定しての設定か。
射撃型変更
百竜弓専用。矢のタイプを変更する。
【連射】【貫通】【拡散】の3種類が存在し、全ての溜め段階の矢がそのタイプになる。
連射と貫通は溜め1がLv2で、溜め段階が上がるほどLvが上昇し、溜め4でLv5、
拡散は何故か-1されて溜め1でLv1、溜め4でLv4となる。拡散Lv5の弓が存在しないわけではないのだが…。
一般的な弓同様、溜め4を使用するには弓溜め段階解放が必要。
百竜弓はデフォルトでは連射だが、デフォルト設定だとLvが3止まりなので【連射】を選ぶ意味はある。
射撃型変更を選ぶと攻撃力/会心率/属性値激化を選べなくなるが、
本作においては射撃タイプのLvの高さが火力を大きく左右するためこちらの方が優先される。
他に矢Lv5の弓が少なかったこともあり、百竜弓最強環境を形成した一因でもある。
  • Ver.2.0より【溜攻】が追加。最初から溜め4が解放されており、溜め段階ごとに射撃のタイプが異なる。
    誰が言ったか神属性付与
  • Ver.3.0より【速攻】が追加。溜め段階が低い程矢Lvが高い変則的なタイプになる。
    ちなみに溜め4は解放されていないが矢Lvは高い。
ビン追加(I~II)
百竜弓専用。ビンを装填できるようにする。2つの段に付与可能なので、2つビンを装填可能になる。
【強撃】【毒】【麻痺】【睡眠】【爆破】【減気】が存在する。
  • デフォルトでは接撃ビンしか装填できないので、せめて【強撃】は追加したい所。
    選べるものには接撃ビン強化も存在するが、攻撃力が-5されてしまう。
  • なぜかビン追加【減気】のみ攻撃力が+10される。
    過去作で減気ビンの需要がなかったから…なのだろうが、
    MHRiseではモンスターのスタミナ関連の仕様のテコ入れによって使い勝手が向上しており、
    攻撃力が上がることもあって強撃ビンの次に有用な選択肢とされ、百竜弓の評価を押し上げる一因となっている。
  • Ver.3.0から最終強化系にて【毒】【麻痺】【睡眠】の『II』が登場した。
    これを選ぶとビン強化が付いてくるが、攻撃力が-10される。
    攻撃力を下げたくない場合は最終強化前に付与する必要がある点に注意。
曲射変更
百竜弓専用。曲射のバフのタイプを変更する。
【回復型】【会心型】【耐衝型】の3種類が存在する。
百竜弓はデフォルトで会心型で、【会心型】を選んでも
会心率の上昇値や持続時間が変わるわけではない。
変更した後で会心型に戻したくなった時のためだと思われる。

関連項目

武器/百竜武器
システム/百竜夜行

歴代作品での類似要素

※注釈は初登場作品
システム/オプションパーツ - MH
システム/剛・天 - MH3
システム/攻撃力ブースト - MHP3
システム/極限強化 - MH4G
システム/カスタム強化 - MHWorld
システム/傀異錬成 - MHR:S
システム/シジル - MHF


*1 こちらはどちらかというと百竜武器をチューニングするための独自強化スキルが中心だったためやむを得ない
*2 後述するが、Ver.15.00現在でどの特効スキルも通用しない相手はヤツカダキ2種ラスボスのみ。逆に言えばコイツら以外の全モンスターには何かしらの特効スキルが効く
*3 Ver.13現在該当するのは両生種・魚竜種・海竜種・甲殻種の大型モンスター。
*4 Ver.13現在該当するのは飛竜種・ガイアデルム以外の古龍種、鳥竜種の一部大型モンスター、ゴア・マガラ。
*5 3部位で特効を越えるには素の会心が低い必要があり非現実的。
*6 超会心Lv3なら会心15%は期待値6%に相当する。とはいえ○○特効の1.05倍は会心と別枠なため、会心率が上がるほど特効の影響が大きくなる。会心率50%(鋼龍の魂込みで65%)を境目に逆転される。
*7 ガードダッシュ等から派生する停止しながらのガードであれば発動する
*8 変形斬りで発生した高出力状態の追撃も含む
*9 斧への変形攻撃でビン効果が付与され、減気効果=蓄積時攻撃強化の補正が確定で乗る
*10 毒・麻痺属性は毒・麻痺ビンという逃げ道もあるが、この場合は素の斧モードで属性攻撃ができないため、常に属性を行使したければやはり属性付与で強撃ビン固定にならざるを得ない。