MHXにて初登場した、イャンクック素材の狩猟笛。
目次
概要
- 見た目はMHFで登場していた九九式トランペットとは違い、イャンクックの頭部そのもの。
まるいクチバシとつぶらな瞳、そして大きな耳がユーモラスに表現されており、かなり可愛い。
振り回すとイャンクックの声と共に軽快な太鼓の音が響き、楽しい気分になる事うけあい。
また演奏時にはクチバシが開閉するギミックがあり、よく見ると口の中にクンチュウがいる。
もうクックやガルルガに捕食される役どころは定着してしまったようだ。
性能
MHX
- 村でも集会所でも、最も早く手に入る火属性笛。
下位での音色は白黄赤。
攻撃力はやや低めなのだが、スロット一つと攻撃力強化旋律を備えており使い勝手は中々良い。
ゲリョスやロアルドロスなどのモンスターを狩るには正にうってつけといえる。
またゲリョス笛である毒笛カプリに派生させることもできるので、
クックソングを2本作って1本をカプリに派生させるのも良いだろう。- 上位素材を投入すると音色が紫黄赤に変わる。
3Gのアグナディオンと同じく、攻撃力強化【小】を3パターンで吹ける組み合わせである。
しかしそれ以外は火属性防御強化【大】と高周波しか無いため、
攻撃力強化【小】と自分強化以外の旋律を使う事はまず無いだろう。
旋律維持のしやすさを手数に変換し、自ら殴りまくるのがクック笛の基本である。
- 上位素材を投入すると音色が紫黄赤に変わる。
- 最終強化はクックカンタービレ。
攻撃力180と会心率5%、火属性22。斬れ味は素で極短青だが、匠+2で白ゲージ30が出る。
空きスロットが2つに増えたのも嬉しい長所。
ただMHXの笛事情はかなり妙な事になっており、使える旋律が同じ火属性笛が3本も存在する。
前述のアグナディオン、そしてヴォルガノス武器のラヴァアルパまで音色の並びに差はあれど使える旋律が同じなのだ。
火属性防御強化が吹ける火属性笛、そんなにたくさんいるだろうか…。
なおクックカンタービレは攻撃力・属性値ともに彼らのほぼ下位互換に甘んじてしまうのだが、
「最も早く、最も簡単に作れる」というのが最大のメリットであろう。
灼炎のフランアニマーを本命としつつ、その強化を待つ間はクックソングというカリピストも多い。
MHXX
- MHXXでは、G級素材を投入した究極強化によってクックテンペストーゾとなる。
最終的な攻撃力は300に会心率10%、火属性30。スロット2は据え置き。
斬れ味も素で短めの白が出るようになり、斬れ味レベル+2があれば紫も出現する。
演奏できる旋律は相変わらず。そしてやはり前作のライバル達とはG級になっても競合してしまう。
やはり今作でも作りやすさを最大限に活かし、G級序盤を切り抜けるために振るう形になる場合が多い。
余談
- 「ソング」は言うまでもなく「歌」、「カンタービレ」は音楽用語で「歌うように(美しく)」、
そして「テンペストーゾ」も音楽用語で「嵐のように(激しく)」という意味である。
強化を重ねるごとにどんどん音がうるさく大きくなっていっているようだ。 - ギルドカード登録人数が少ない状態でふらっとハンターを出発させた時、
マフモフシリーズにこの笛を装備した『雇われ狩猟笛』が現れる事がある。
大抵はベルダー武器辺りを背負ってる事が多い中でのこの笛は結構存在感がある。
まぁスキップされるし、成果にも関係ないけど。
関連項目
モンスター/イャンクック
武器/クック武器
武器/九九式トランペット - MHFで先に登場していたクック笛