MHFに登場する、イャンクックの素材で作られる狩猟笛。
ここではSP武器・HC武器・G級武器、
派生武器のイャンガルルガ武器についても取り扱う。
目次
九九式トランペット
- イャンクックの赤い素材がふんだんに使われた狩猟笛。
イャンクックを狩ったらすぐに作成できる貴重な火属性武器であるが、
それ以降はガルルガ武器でありながら黒龍の魔眼(=HR81)を使うガルルガフルスか、
メルクリメモ(=HR81)を使う九九式チューバなので強化は長らくお預け。- 共にHRが81なのは武器名が武器名だからであろう。
- 長らくガルルガ武器に派生してしまい、クック武器の面影を消していた九九式トランペットであるが、
フォワード1にて後述のHC武器が実装され、
フォワード4になって念願の本家強化先、九九式チューバが登場。
旋律は九九式トランペット~ガルルガフルス系とは異なり、第3譜に赤旋律が突如出現。
攻撃強化旋律を奏でられるようになり、大幅にパワーアップした。
更にヒプノック素材を投入したことにより、睡眠属性との双属性となっている。
上位終盤から凄腕序盤のSP武器強化まで長く使える武器である。
ただし、凄腕以降の強化先は未だ与えられていない。
- 余談だが、レジェンドラスタのギネルいわく、
九九式チューバとガルルガフルスでは赤くて俺様に映える九九式チューバがお気に入りらしい。
コレでフルフルを眠らせてやれ!
デストランペットSP
- 恐ろしい銘の通り、見るからに毒々しい色に染まった九九式トランペット。
吹くたびに飛び散りかねないほどの毒液を溜め込んでいるらしいから恐ろしい話である。
- 最終的なデストランペットSPVIIの性能は、
- 攻撃力1144と高威力
- 毒々しさに違わぬ毒属性400
- 匠でちゃんと白ゲージ
- しかしながら旋律に赤がないため、なかなか出番がないのが現状。
九九式クラクション
- 怪鳥の素材でHC武器へフルモデルチェンジを施し、最高の楽器を目指した意欲作。
…九九式コルネット、ホルンまではいいのだが、
サイレン、クラクションを楽器と呼んでいいのだろうか?
- 低いレア度により早い段階で適正SRを迎えることが出来る。
火力も攻撃力1144に会心率30%を備え、火属性も390と悪くない。
さらに匠で出現した白ゲージをHCクエストで紫にランクアップさせることが可能。
- しかしながら、やはり赤旋律が無いのが最大の欠点。
御斑大鼓やラヴァオルタナティブに出番を取られがちである。
- クック変種特異個体は余りある攻撃力から校長先生と呼ばれるほどの実力者であり、
さらに生産に当たってはあのドスランポス特異個体を非常勤講師として送り込んでくるため、
生産・強化も一筋縄ではいかない。
九九式バスーン
- G級武器に昇華した九九式トランペット。
★1なので初期値はそこらの剛種武器より低いという有様なのだが、後半になると数値が伸び始める。
最大のLv50時の性能は、- 高めの攻撃力2319
- やや低いが十分な火属性620
- 斬れ味は匠で長い白
- 音色は以前と打って変わり、紫空赤。赤旋律復活。
攻撃力UP大の他、防御力UP大、嵐ノ型による桜色変換によって属性強化も吹けるのがポイント。
- しかしながら、これほど優秀な性能を持っているにもかかわらず、それほど普及しているわけではない。
なぜなら音色が被っているライバルが存在するのである。
属性や斬れ味で差別化出来るではないかと思われがちだが、実際は…- 攻撃力2277とやや低いが火属性値1300とぶっ飛び、短紫・長大白ゲージを誇るバロアガンバナ
- 攻撃力2464と完全に吹っ切れた上にバカ長い紫ゲージを携え、
熾凍属性770(=火属性616)とほぼ上位互換と言って差し支えない凍エシ魂ヲ熾セシ奏
いくらクック先生の武器とは言えこんな業物たちに立ち向かえるはずも無く、
バスーンの需要はせいぜい一部のクック愛好家というのが現状である。- MHF-G黎明期はまだバロアガンバナしかなかったために差別化出来ていた…のかと思いきや、
Lv21以降の強化先が無かった(=★1相応の性能で止まっていた)ために見向きもされず、
さらに後半、★4の解禁と共に旋律こそ違えど紫ゲージや物理火力が抜群の爆狼笛【カナデ】が爆誕。
完全に火属性笛の需要を持っていかれるという悲惨なデビューを飾っている。 - それでも火属性剛種武器が存在していなかったということもあり、
クッキーオンライン*1で有り余った怪鳥素材で生産し、振り回していたハンターもいたらしい。
ガルルガサックス
- 九九式トランペットからガルルガ素材で強化される、孤独感と哀愁に満ちた音色を奏でる笛。
外見からは想像がつかないがサックスのようである。
九九式トランペットに打楽器、ギターベースなどと組み合わせればジャズバンドもいけるかもしれない。
- 最終強化のガルルガサックスの性能は、
- 攻撃力988とやや低いが会心率20%により見た目以上の火力を発揮
- 火400と毒190の双属性
- 匠でちゃんと白ゲージまで届く
- しかしながら九九式トランペットの旋律を忠実に受け継いでしまったため、
赤旋律を忘れるという大惨事に。
攻撃力を強化出来ないこの笛の人気は低かった。
ガラグレアル
- G級武器に進出したガルルガサックス。
晴天さえ曇天に変えてしまいそうな雰囲気を持ち、音色は聞く者を暗く魅了するという。
- やはりこちらもオリジナルから音色が変わり、紫緑赤となっている。ついに念願の赤をゲットした。
攻撃力強化の他にも、色々と便利な旋律である。
Lv50時の性能も、- 攻撃力2438は狩猟笛中最強クラスを誇る
- 素で紫ゲージを備え、匠でさらに延長
流石に属性はないが、それを度外視しても十分強い。
- しかしながら、これはこれで無属性武器の筆頭格、
黒狐竜のダードアンカーに旋律ごと特徴を被られることになる。
あちらはそう変わらない攻撃力2412に会心率15%、空色ゲージを備えるため物理火力はぶっちぎり。
しかしながらダードアンカーは空色ゲージが短く、
使い切ってしまったら即座に青ゲージになってしまうという弱点があるため、
瞬間火力のダードアンカー、継戦能力に秀でたガラグレアルと差別化出来ていると言えよう。
他のライバル…と言うかある意味ダードアンカーより強敵なのが先のディス笛。
無属性部分でも単純な攻撃力が負けているため、音色で差別化していきたい。
- こうしてみると、九九式狩猟笛で結局最後まで残ったのは赤旋律を持ち、
かつ差別化点のあった九九式チューバとこのガラグレアルであろう。
それでもだいぶ危ういが…
余談
- トランペットは言わずもがな、金管楽器の代表格。
ホルンは優しい音を奏でる。トランペットより音は低め。
チューバは低音を専門とする。デカい。
コルネットはトランペットよりやや小型の金管楽器で、
ピストンを採用した初めての楽器である(後にトランペットに輸入された)。
バスーンはファゴットの別名で、サックスと共に木管楽器である。- サイレンやクラクションも例外的に「楽器」として管弦楽や吹奏楽に加わる事はある。
手回し式の携帯サイレンなど何に使うのかと疑問に思う人も居るだろうが
例えば野球応援に関する楽曲の前にプレイボールの合図よろしく高らかに鳴らすなど
音楽の舞台では演出用の小道具として色々な物が「楽器」として利用される。
楽器区分としては管楽器では無く、なんと打楽器に属され
トライアングルやカスタネットなどの小打楽器を担当する奏者が兼任する。 - なのだが、九九式はこれら楽器のどれとも似ていない。
巨大な瓢箪に柄を付けて纏(まとい)のように振り回すとでも言えば良いのだろうか。
良く見ると柄には縦笛のような音孔があり、石突きがラッパのようになってはいるが…
どう考えてもデザイナーの発想はオカシイ
- サイレンやクラクションも例外的に「楽器」として管弦楽や吹奏楽に加わる事はある。
- メインシリーズにはクック笛は長く登場していなかったが、
ガルルガ武器としてシャミセン系列が登場している。
性能の程は当該項目を参照。- その後MHXにて、新たなイャンクックの狩猟笛、クックソング系統が登場することとなった。
当武器とは全く異なる、クックの頭部を模したユニークなデザインの笛である。
こちらの方も当該項目を参照。
- その後MHXにて、新たなイャンクックの狩猟笛、クックソング系統が登場することとなった。
関連項目
モンスター/イャンクック
モンスター/イャンガルルガ
武器/クック武器
武器/ガルルガ武器
武器/クックソング - MHXに登場するイャンクックの狩猟笛。
武器/シャミセン - メインシリーズに登場するイャンガルルガの狩猟笛。
武器/リュウノトドロキ - メインシリーズでガルルガサックスと同様のモチーフを持つ狩猟笛。
武器/トランペッコ - これと同じくトランペットがモチーフとなっている狩猟笛。