MHWorldから登場する、毒妖鳥プケプケやその亜種を素材とした狩猟笛。
目次
ブルームホルン
MHWord
-ブルームホルン-
ポップな羽毛に毒を秘めた。見た目以上に恐ろしい一振り。-ダチュラホルン-
武器を包む毒素を含んだ羽毛が、獲物を前に妖しく逆立つ。
- 骨武器をプケプケ素材で強化することでブルームホルンが誕生。
ボーンホルンの背中部分にプケプケの皮と羽毛を装着した皮ペタスタイルなのだが、
殴打部分には皮が付いていないため皮ペタの中でも非常に地味な印象。
上位プケプケ素材で強化することでダチュラホルンへ進化を遂げる。
皮ペタ武器は上位以降に土台部分が変わることが多いが、
ダチュラホルンはボーンホルン土台のままなので見た目は一切変化しない。
- 最終強化のダチュラホルンIIIの性能は、
- 下から数えて2番目の攻撃力714 (武器倍率170)
- 非常に高い毒属性540
- 会心率0%
- 斬れ味は青30。匠で白は出ない。
- Lv2スロットとLv1スロット搭載
- 音色は紫緑空で、演奏できる旋律は
- 体力回復【小】
- 体力回復【大】
- 導蟲追跡力強化
- 聴覚保護【大】
- 斬れ味も会心率も振るわず、攻撃力も低いのが難点。
だが毒属性の値はやたら高いので毒漬けにするのは容易である。
何気にMHWで唯一毒属性を持つ狩猟笛だったりする。
とはいえ今作の環境では毒属性の立ち位置自体が微妙なのは難点。
- 音色はかなり希少性が高く、マム・タロト武器にも追加されなかったため
この笛ならではの独特の運用ができるのは評価点。- 体力回復【大】の旋律はなかなか馬鹿にならない回復量をしているため、
複数ストックをしておき、定期的に演奏しておけば味方生存率を大きく上げることができるだろう。
とはいえ旋律発動までに緑緑紫空の4音符分ためる必要があることや、
演奏から効果発動までに時間がかかるなどデメリットも多い。
そのため味方が本当に危ない時に演奏しても間に合わないことも多いので注意。 - 聴覚保護【大】の旋律はより有用性が高い。
上位序盤から中盤は耳栓スキルを付けることが難しいが、
この旋律を使えばLv5相当の耳栓効果を得られるため、
スキルがカツカツな時期にはかなりの活躍をしてくれるだろう。
能力強化の仕様上、吠える頻度が多くなった古龍たちとの戦いにも有用である。
- 体力回復【大】の旋律はなかなか馬鹿にならない回復量をしているため、
- 強化にレア素材はほぼ使わないが、最終強化にはヴァルハザクの翼が2つ必要になる。
MHW:I
-ダチュラマエストロ-
高級羽毛に封じ込められた猛烈な毒気が、獲物の精神をも蝕み侵す。
- MRのプケプケ素材で強化することでダチュラマエストロという銘になる。
今回も土台部分はボーンホルンのままで、下位から見た目が一切変化しない笛となった。
- 最終強化のダチュラマエストロIIの性能は、
- MR最下位の攻撃力1008 (武器倍率240)
- 非常に高い毒属性660
- 会心率0%
- 斬れ味は素で白60。匠1から紫ゲージ。
- スロットはLv2とLv1で変化なし
- 音色も変わらず紫緑空
- レア度10
- アイスボーン実装後は新要素である響音旋律により
「体力継続回復」と「自分強化【速】&回避性能UP」を演奏可能になった。
どんな場面でも使える優秀な響玉なので積極的に置いていきたいところ。
- 相変わらず攻撃力がいまいちだが斬れ味は謎の超強化を遂げており、
匠をつけてやればそこそこの火力は出る。
重竜骨と雌火竜の秘棘が手に入れば最終強化できるので攻略用として優秀。
しかしMR後半からはモンスターの体力がかなり多くなるため、
ダメージソースとしての毒属性は厳しい立場になってしまうのが難点。
- MR終盤ともなるとスキル環境もインフレしてくるため、
その気になれば耳栓5を付けるのも容易になってくる。
このため聴覚保護【大】の価値が若干低下してくるのもやや痛い。
- 紫緑空の音色を持つ笛はMRでも特に追加されず、相変わらず音色の希少性が高い。
体力回復【大】を吹きまくる超ヒーラープレイをしたい時にはお呼びがかかるだろう。- しかしこのレア音色も後に赤龍武器で追加されてしまった。
しかもこれまでの実態とは違い、レア度1扱いである。
- しかしこのレア音色も後に赤龍武器で追加されてしまった。
ラグーナドラム
MHW:I
-ラグーナドラム-
燃え盛るような鱗色に反し、音色は洗い流すように熱を奪い去る。
- アイスボーンで追加されたプケプケ亜種の狩猟笛。
こちらは属性派生武器のウォータータムタムを強化することで誕生する。
見た目はタムタムのドラム型土台にプケプケ亜種の皮と羽毛を付けたものだが、
タムタム時代の青色がかった色合いは無くなってしまう。
- 強化にはジュラトドス素材とプケプケ亜種素材、そして最終強化に硫斬竜の重牙を使用する。
最終強化はラグーナドラムII。性能は、- MR最下位の攻撃力1008 (武器倍率240)
- 高い水属性540
- 会心率0%
- 斬れ味は素で白60。匠1から紫ゲージ。
- スロットはLv2とLv1
- レア度10
- 音色は紫赤空。演奏できる旋律は、
- 攻撃力UP【大】
- 導蟲追跡力強化
- 泥軽減&水場・深雪適応
- 地形ダメージ無効
- 聴覚保護【小】
- 響音旋律:響周波【打】
- 響音旋律:自分強化【速】&回避性能UP
- このとおり、属性と音色以外は通常種の笛とまったく同じ性能をしている。
もともとの攻撃力は低いが水属性と斬れ味がかなり優秀。
攻撃力UP【大】の効果で物理攻撃力を補い、
さらに「自分強化【速】&回避性能UP」旋律で俊敏に立ち回ることが可能。
そのほかの旋律も刺さる環境が限定的とはいえ有用。
このように優秀な要素が多くかなりの銘笛。
- MR中盤に最終強化可能なこともメリットである。
水弱点のモンスターは数が多い上に強敵揃いなため、
優秀な属性値と旋律を持つこの笛を早めに最終強化しておけば
彼ら相手でも高い火力と機動力で快適に立ち回れるだろう。
- レア度10のため、比較的軽い素材で属性値を多く伸ばせるのも嬉しい。
- MRの水属性ライバルは何本か存在するが、
どれも音色が違うため特に差別化を意識する必要はないだろう。
他武器種ではネロミェールやマム・タロトの水属性武器が上位互換になることが多いが、
例によって狩猟笛は音色が違うためそれらと差別化することが十分可能となっている。- 前述のヒュドロスホルンや皇金の龍笛・水 Lv5は属性に特化した音色を持ち、
属性攻撃力強化の旋律で元々高い属性値を底上げすることが可能なのだが、
攻撃力UP【大】の旋律のほうが強化倍率が高くPT全体の火力上昇により大きく貢献するため、
全体的に物理重視の環境も相まってラグーナドラムの人気も根強い。
- 前述のヒュドロスホルンや皇金の龍笛・水 Lv5は属性に特化した音色を持ち、
ヒルバーバグパイプ
MHRise
-ヒルバーバグパイプ-
毒妖鳥素材で作られた狩猟笛。
伸縮性の高い喉袋を震わせて
音を出す仕組みをとっている。
-毒妖笛ヒルヴケーレ-
柔軟性に富む素材で強化された
狩猟笛は、曲調を選ばない。
演奏形式も変幻自在だ。
- MHRiseでデザインをリニューアルして登場したプケプケ素材の狩猟笛。
ベース部分がバグパイプになっただけとか言わない
- 初期段階のヒルバーバグパイプIは下位の段階で生産可能。
直接生産はできず、メタルバグパイプIからの派生でのみ生産可能。
ヒルバーバグパイプIIは攻撃力170に毒属性24、それに加えて短いながら青ゲージも持ち、
上位プケプケとは割と早い段階で出会えることから攻略用として有用。
ここからアンジャナフ狩猟笛のフラムエルコルヌIにも派生する。
派生する場合は予め攻撃力強化IIIを付与しておいた方が良いだろう。
- 最終強化で毒妖笛ヒルヴケーレとなる。
- 攻撃力は標準的な190
- 十分な毒属性27
- 素の斬れ味は短い青ゲージ
- スロットはLv2-1で拡張性も十分
- 旋律効果
- 属性攻撃力UP
- スタミナ回復速度UP
- 体力継続回復
- 百竜強化
- 攻撃力強化III
- 防御力強化I
- 属性強化【毒】II
そつのない優等生的な性能を持つ。
ちょっと厄介な素材は鳥竜玉くらいで、後は溶岩洞で獄炎石さえ掘れば作れる手軽さも魅力。
どちらかというとヒルバーバグパイプIIで必要になる尻尾の方が鬼門
攻撃力UPの旋律は持たないが素で十分な攻撃性能は持っており、必要なら共鳴音珠で補える。- 斬れ味の短さは気になる所なので、匠で青ゲージを伸ばすか、
鈍器使いで緑に落ちた時のダメージ減少を抑えるなどしたい所。 - 対象を毒でじわじわ弱らせつつ、こちらは旋律効果でじわじわ回復…
と書くとちょっと厭らしく感じる気がする。
この辺りはプケプケの狡賢さを表現しているのかもしれない。
MHR:S
- MR相当の強化系が登場し、最終強化は毒妖笛ヒルヴンテンポ改。
- 性能面は
- 攻撃力はそこそこの320
- そこそこの毒属性34
- 素の斬れ味は白80、匠で紫が出現し最大50まで延長
- スロットはLv3×1、Lv1×1。
- 百竜スロットはLv2
- 作成可能になるのが傀異化★3以降とやたら遅いのが難点だが、性能自体はかなり強化されており
平均値以上の攻撃力、まあまあな毒属性を持つ相変わらず優等生的な笛になっている。
斬れ味ゲージもやたら長いので斬れ味ケアスキルが無くてもそこまで困らない。
- ライバルとしては上位から一転して急速に存在感を増した大毒奏ファンガサナル。
攻撃力と毒属性両方で下回ってしまっているため、斬れ味の管理しやすさと
豊富なスロット数を強みとして差別化してきたい所。
余談
- ブルームホルン系列の笛はボーンホルンの音に交じって「トッテン、トッテン」といった
ドラムを叩いたような効果音が鳴るが、なかなか地味な音なのでやや聞き取りにくい。
- ラグーナドラムの演奏時にはドラムの音に交じって「フロロロロ…」や「クルルルル…」といった感じの効果音が鳴る。
特にR+〇で演奏した時の音は、ハシグロアビなどの水鳥のさえずりのようにも聞こえる特徴的なもの。
- ヒルバーバグパイプの演奏音は、かつてのように皮ペタでサウンドが追加されたりはせず
World時代のメタルバグパイプ系列と全く同じである。
しかし、演奏時にランダムで3種類の音が流れるようになっており、
それぞれがWorld時代のR演奏、R+△演奏、R+〇演奏に対応している。
派生元のメタルバグパイプではR演奏1種のみしか流れなかったため、
皮ペタながらもサウンド面では個性が強まるという意外な要素をもらっている。
新大陸で活躍したハンターにとっては懐かしく嬉しい要素である。
フレーバーテキストの演奏形式も変幻自在というのは誇大広告ではない。
なお、皮ペタ仲間のフラムエルコルヌも同じ要素を持つ。