初心者ハンター向けに設計された骨素材の狩猟笛。
安定した性能から愛用者も多い。
(ボーンホルン)
入門用でありながら高性能と評判だった従来モデルを大幅パワーアップ。
永遠の定番に。
(ハンターズホルン)
目次
概要
- メタルバグパイプと並ぶ狩猟笛の基本形態。骨系狩猟笛の大本になる存在である。
他の骨系武器と同じく見た目は超シンプル。巨大な骨塊をくり抜いて蓋を付けただけにしか見えない。
- 生産の際、獣骨等の骨素材のついでに何故かアオキノコを要求される。
ボーンホルンで青い部分と言えば蓋の部分しかないが、まさか丸ごと使っているのだろうか?
ちなみに強化していくとアオキノコがマンドラゴラに変わる。
ネイティブホルンの蓋部分の色は赤である。やっぱり…- ちなみに、演奏時の様子を見ると蓋のキノコの柄の部分が丸ごと残っている事が分かる。
MHXXまでのボーンホルンは生産画面でもちょっぴり見えているため、装備することなくチェックすることが可能。
MHWでのモデリング変更後でもこの特徴は引き継がれており、柄の色が変わったことでより分かりやすくなった。
- ちなみに、演奏時の様子を見ると蓋のキノコの柄の部分が丸ごと残っている事が分かる。
- 是非ともボーンシリーズと組み合わせよう。見た目だけでなく、スキル的にも新米狩猟笛使いにはありがたい。
- 巨大な骨の中身をくり抜いて笛にしただけのため、音色は非常にシンプルで、低く野太い。
MHXXまでの作品では演奏時にフ~モ フ~モといった空洞に風が流れるような感じの演奏音が流れるが、
MHWorldからは演奏音が変化し、ヴヴヴ…といった感じの重低音とぽぽぽーんという空気の抜けるような音
という2種類の音が流れるようになった。
性能
- 狩猟笛の骨武器枠だが、その扱いは割とコロコロ変わっており連動して音色も変わっている。
初登場のMH2及びそれをベースとした作品では白/紫・青・赤というオーソドックスな音色だったが、
MHP3、MH3Gでは白/紫・黄・青に、MH4以降では白/紫・空・赤に変更されている。- 青の音色が入っている作品では防御力強化や風圧無効といった防御向けの旋律を吹くことができ、
黄も持つ作品では強走効果を3音で組み立てられる。
運搬クエストで貴重な強走薬を飲みたくない人からは人気が高い。
作成難易度が低く、運搬クエなら未強化でもさほど問題はないのが大きい。 - 空の音色が入っている作品では環境ダメージや咆哮など、特殊耐性系の効果を持つのが特徴。
耐雪&耐泥効果も常連だが、MHX系列ではオストガロアのギミックの一つである骨だるま状態を
無効化してしまう事ができるため、聴覚保護旋律も合わせて
骨の武器で骨を纏っているモンスターを完封できるという、まるで下剋上のような展開になる。
- 青の音色が入っている作品では防御力強化や風圧無効といった防御向けの旋律を吹くことができ、
MH2~MHP2G
- MHP2まではハッキリ言ってかなり微妙な代物であった。
骨系のくせになぜか斬れ味がバグパイプより優秀という謎の長所はあったが、
強化は下位止まりでその後に控えるウラナイオカリナへの強化元にしかならなかった。- しかしMHP2GではなんとG級までこの姿のまま強化できる。
最終強化のネイティブホルン*1では、キッチリ匠で紫が付く。
ちなみにボーンホルンGもあるが、性能が超微妙に誤差レベルでしか違わない。
色以外に差別点がないぐらいである。
- …が、G級でも音色が白のままで紫が出ないというのは重大な欠陥。
このためサポート力ではどうにも見劣りしてしまう。
- しかしMHP2GではなんとG級までこの姿のまま強化できる。
MHP3~MH3G
- MHP3ではまさかの下位版不採用であった。
上位になってはじめてハードボーンホルンが登場する。
最終強化でヘビィボーンホルンとなり、赤音色を没収されたが攻撃力は230と全狩猟笛中3位である。
しかし斬れ味が緑止まりなので青ゲージと赤音色持ちには劣るか。- ユクモノ笛とデザインが被るという都合もあったのだろうが、上位から登場する武器にしては
スペック面で今ひとつ物足りない感が拭えない。 - しかもなぜかバグパイプ系列のヘビィバグパイプから派生強化する。
鉱石→骨という謎の突然変異は一体何なのだろう。
- ユクモノ笛とデザインが被るという都合もあったのだろうが、上位から登場する武器にしては
- MH3Gで復活するも、途中でウネリシェルンに派生してしまうため、
ボーンホルンの形でのG級武器は存在しない。
このことを嘆いたカリピストは多いとか。
MH4(G)
- 初期骨武器として無事続投。
店で買う事はできず、なぞの骨と鳥竜種の牙を工房に持ち込んで生産することになる。 - 音色は大きく変わり、白空赤と攻撃寄りの旋律が吹けるようになった。
- 強化していくとティガ笛のストライプゴング系統へと変化し、やはりボーンホルンの最終形は存在しない。
しかし、他にランポスバルーン、ウォードラム、フルフルホルンへの派生ルートもあり、
派生強化のために量産する機会は多いだろう。
MHX(X)
- いつも通り、初期骨武器として続投。音色はMH4と同じ白空赤。
同僚だったメタルバグパイプが初期武器の地位から離れたため、
バグパイプにレア度で追い抜かされるのはP2G以来となる。 - 強化がレベル制になったことで、遂にボーンホルンの姿のまま最終強化まで辿り着けるようになった。
- あらゆる骨素材を注ぎ込み、LV8で「ハードボーンホルン」に銘を変え、最終形へと相成る。
230という高攻撃力に赤音符を持つ為、P3rdの時代より強化されたと言えるだろう。
しかし、音色1が白のままなので攻撃力強化【大】の旋律は吹けない。
斬れ味に難があるのも向かい風。
もっとも、本作には鈍器使いという低斬れ味武器のためのスキルが登場しているし、
そもそも狩猟笛は斬れ味が多少悪かろうと心眼効果でいくらでも無視できるので、
その意味では武器の特性と性能が良く噛み合っているとも評価できる。- また攻撃力強化【小】には効果時間が長く揃える音色が3つで済むなどの利点もある。
攻撃力強化以外の旋律は紫がなくても変わらないためそこまで弱いということはないのである。
- また攻撃力強化【小】には効果時間が長く揃える音色が3つで済むなどの利点もある。
- また「ハンターズホルン」系統への派生もできる。
しかしこの武器の最大の特徴は武具屋で購入することができ、しかもその時点から紫音色を持つ点。
つまり村下位を進めるだけで攻撃力強化【大】の笛が買えるのだ。
基礎性能もこの時期の武器としては中々に高く、これに気付いたカリピスト達は騒然となった。
なお、MHXの下位武器で紫音色を持つのはハンターズホルン系統だけである。
最終強化の「ネイティブホルン」はハードボーンホルンより攻撃力が低いが、斬れ味は一般レベルまで改善。
さらに前述の紫音色に加え、2スロットと防御力微増のおまけもついている中々の逸品となっている。
ただし斬れ味レベル+2で出現する白ゲージは短めなため、
剛刃研磨などで補助した方が良いだろう。
- MHXXではそれぞれ究極強化でヘビィボーンホルンと、プライマルホルンになる。
またネイティブホルンはG級での一発生産に対応している。- ヘビィボーンホルンは攻撃力350で素の斬れ味は青だが、
斬れ味レベル+2で紫ゲージ20を得るという極端な性能になっている。
さらにG級での強化でスロットが2つに増える。
なお旋律込みの期待値はかのはぴーこと覇巌笛イクセハウカムに迫り、
全狩猟笛の中でも3位と非常に強力になっている。
スロット持ちでこれの次に期待値が高いのは後述するプライマルホルンだが、
期待値に20以上の開きがあるためその点でも優秀さが際立つ。
さらに聴覚保護旋律持ちの狩猟笛としても期待値1位であり、
殴り性能と聴覚保護を両立した一線級の武器に仕上がっている。- ちなみにこの性能でHR解放前に強化が可能であり、必要な素材も難易度が高いものはない。
聴覚保護と耐だるま状態の旋律はラスボスであるアトラル・カに対し非常に有効なので、
そういった面でも活躍が期待できる。
- ちなみにこの性能でHR解放前に強化が可能であり、必要な素材も難易度が高いものはない。
- 一方のプライマルホルンは攻撃力320に素の斬れ味は白、斬れ味レベル+1から紫ゲージとなる。
一応+1の時点で紫は出るがわずか5しかないため斬れ味レベル+2が必要になる。
最終的な攻撃力では控えめだが攻撃力強化【大】が使えるため実用性は十分。
もっともこの音色を目的とする場合GONGが大きな壁となるが…
- ヘビィボーンホルンは攻撃力350で素の斬れ味は青だが、
MHWorld
- 今回も骨武器として安定続投。殴打部のデザインはこれまでと同じだが、
柄部分は鋲が打ち込まれるなどの補強加工がされており、地味に見た目が変わっている。
- 最終強化のヘビィボーンホルンIIは攻撃力798、会心率0%、覚醒で氷属性240、
斬れ味は青20、匠でも白は出ない。
音色は紫赤空。
スロットはレベル3が1つ、カスタム強化可能回数は3回、おまけに防御力+10。 - 狩猟笛は自分強化旋律の重ね掛けで弾かれ無効となることに加え、
MHWでは全体的に肉質が柔らかめであり、斬れ味青は大きなデメリットではない。
寧ろ期待値が同じ武器であっても、演奏攻撃が攻撃力依存であるため
表示攻撃力が高いことはメリットになりうる。 - 今までの作品では属性・斬れ味・会心率といった部分で一歩劣るため最終武器候補やTA用武器候補レースには
参加できない事が多かったが、本作では無属性強化が登場したことにより
単純な物理攻撃力だけで言えば狩猟笛カテゴリ最強という称号を手に入れた。
もちろん属性がないため、そこを考慮に入れると必ずしも殴り最強というわけではないのだが、
物理ダメージを重視する状況であれば有力な選択肢として入ってくるようになった。
また、同スキルは装飾品さえあれば武器に付いているスロットのみで発動可能な事や、
直接物理攻撃を上げる効果のため演奏衝撃波の威力もアップすると良い事尽くめである。
- 旋律効果は聴覚保護【小】、攻撃力UP【大】(重ね掛けで【特大】)、
地形ダメージ無効、泥軽減。
耳栓が重ね掛けしても【大】にならずやや弱体化したとはいえ依然として人気の旋律に加え、
本作では空空空で導蟲追跡力強化という新しい効果が発動できる。- これは一定時間、全モンスターのガイドLv1UPという効果で痕跡を一つも発見していないモンスター相手でも、
BCから即座に痕跡までのガイドを開始してくれる非常に使い勝手の良いスキルである。
導蟲追跡力強化と攻撃力強化旋律を演奏し
最序盤からこれ1本でイベントを半ば無視して敵を高速発見→高火力殴殺といったプレイスタイルが可能。
モンスターによっては痕跡よりも手前に配置されていたりするので、
旋律の効果を受けた導蟲が早々にモンスターを発見し、攻撃力強化を重ねてボコボコにしたお陰で
痕跡が中々集まらない、なんて可能性も。
従来の初期武器としてのイメージを大きく覆す優秀な性能であると言えよう。
- これは一定時間、全モンスターのガイドLv1UPという効果で痕跡を一つも発見していないモンスター相手でも、
- レア6武器なので、カスタム強化は3回まで可能となる。
- これだけ序盤から終盤まで使い倒せる便利な武器になったにもかかわらず、必要素材は非常に甘く
ストッパー素材が大型モンスターから入手できる汎用の竜骨系、後は骨塚から採取できる骨系の素材だけ。
非常にお得感のあふれる設定になっている。
- ……と、最終武器候補として名の上がっていたヘビィボーンホルンであったが、
Ver5.00のアップデートによりついに王座から陥落することとなる。
問題となる武器が、マム・タロトの新追加武器、ガイラパイプ・睡眠である。- 攻撃力と会心率、スロット、そして無属性強化対応であるのはこちらと全く同じで、
(こちらより少し高いが)防御ボーナスがついているのも同じ。
肝心な旋律も色こそ違うが、攻撃大旋律を吹けることに加え、それ以外の旋律が使い所を選ぶのも同じ。
では何が違うかと言うと、あちらはなんと斬れ味が素で白30なのである。
当然匠で延長可能であるが、最大斬れ味長はこちらと同じであり達人芸との相性が良いことも同様。
カスタム強化の回数こそ2回多いが、斬れ味青のこちらではどう頑張っても斬れ味補正の差を埋めるには苦しい。
こうしてカリピストに初期から愛されたヘビィボーンホルンは、無属性最強武器としての座を譲ることとなった。
初期武器が最強クラスになるレベルで笛の種類が少なすぎただけとか言わない。 - しかし、こちらにも優れた点がある。
【小】とはいえ聴覚保護を演奏で得られることによる火力及び攻撃機会の増加、
モーション値の高い叩きつけを繰り返すことで演奏に必要な旋律が溜められること、
2回多いカスタム回数を攻撃に回すことで攻撃力を高め、
斬れ味の影響を受けない演奏攻撃を主体にダメージを与えられること、
そして入手難易度である。
マム・タロト武器が期間限定のランダム入手なのに対して、
こちらは前述の通りシナリオでも余裕で最終強化まで辿り着けるお手軽さがウリ。
あちらを入手するまでは、無属性笛としてお世話になることだろう。
- 攻撃力と会心率、スロット、そして無属性強化対応であるのはこちらと全く同じで、
MHW:I
滅多に手に入らない貴重な骨のみ使用した狩猟笛。
洗練された意匠に鋼鉄をも震わす強き音色を秘める。
(マッドボーンホルン)
- マスターランクでもマッドボーンホルンという新たな銘を得て登場。
英語版での名前はMadBoneHorn。笛だけにこのマッドの意味するところは"熱狂する"であろうか。
ドーベルシリーズの意匠を取り入れたのか、双角の竜骨をベースとした新しいデザインになった。
角に巻かれた水色と赤の布地もドーベルシリーズや旧作のボーンシリーズらしいチャームポイント。- マッドボーンホルンに強化すると演奏サウンドが変化し、厳つい見た目に反して高音のリズムを刻む。
このリズムは今作のメインテーマである継がれる光の一節でもある。
ちなみに演奏時には竜骨の口が開閉するギミックがあり、意外とかわいいと感じる人もいるのではなかろうか。
- マッドボーンホルンに強化すると演奏サウンドが変化し、厳つい見た目に反して高音のリズムを刻む。
- アイスボーンのシナリオ序盤で踏み入る渡りの凍て地にて、
狩猟や帰還の指示そっちのけで骨塚で少々採取を行えばいきなりマッドボーンホルンIに強化ができる。
後述するが旋律のおかげでホットドリンクの在庫や冷水も気にならず、雪道だって何のその。
慣れない地形や激しさを増すモンスターの攻撃にも臆せず向き合える、頼もしい一振りである。
- 最終強化のマッドボーンホルンIIIの性能は
- 高めの攻撃力1176(武器倍率280)
- 無属性/属性解放で氷330
- 会心率0%
- 斬れ味ゲージ青70、匠1から白ゲージ。紫は出ない
- スロットLv3が1つ
- 防御力ボーナス+35
- 音色は紫赤空で変更なし
- レア度11
匠である程度の白ゲージを引き出してあげれば、狩猟笛の中でも屈指の火力を持つ。
新要素である響音旋律、響周波【打】と自分強化【速】&回避性能UPの存在もあって、
相手の攻撃を回避しつつ高い火力で素早く殴りに行くのには最適な一本。
- 地形ダメージ無効旋律で寒冷地のスタミナ減少を防げるようになったこと、
泥軽減&水場・深雪適応旋律により深雪地帯で快適に動き回れることなど環境適応能力が非常に高いのも評価点。
渡りの凍て地だけでなく、あらゆる地形が存在する導きの地でも快適に行動できる。
強化素材も比較的容易に入手できるため、初心者が担ぐ笛としてお勧めされることも多い。
カスタム強化とパーツ強化を施すことでさらに火力を底上げ可能。熟練者からも高い支持を得ている。
- 最序盤から作成できる骨武器であるにもかかわらず優秀な性能を持ち活躍してくれるため、
一部のカリピストからは導きのボーンホルンという尊称で呼ばれていたりする。
MHRise
- やはり今回も最序盤から使える骨素材派生として登場。
下位の段階ではボーンホルンIから始まり、ボーンホルンII、ハードボーンホルンで打ち止め。
作成・強化は容易で攻撃力に秀でるが、斬れ味はイマイチ。
ハードボーンホルンまで強化してやっと超超短い緑ゲージが生えてくる。
斬り方補正がかからない叩きつけや、演奏攻撃の衝撃波をメインに立ち回ると良いだろう。
- 上位素材を投入するとデザインが変わり、銘もハンターズホルンIとなる。
ギリ実用できる範囲の緑ゲージが生え、攻撃力も170まで伸びる。
攻撃力UPも吹けるので中々頼りになる一振り。
- 発売時点での最終強化はネイティブホルン。
- 攻撃力は高い210
- 素でそれなりの緑ゲージ。匠1から青が生える
- スロットはなし
- 旋律効果
- 地形ダメージ無効
- 精霊王の加護
- 攻撃力UP
- 百竜強化は攻撃力強化IV、会心率強化II、鈍刃の一撃
素で緑ということで鈍器使いを使いたくなるところだが、
匠1から青が出てくることを考えると、そちらで運用した方が火力は高くなるか。
精霊王の加護で味方の生存率を上げたり、地形ダメージ無効によって
今作の難敵筆頭とも名高いオロミドロの泥を封じられるのも嬉しい。
これだけのスペックを持ちながら、堅竜骨と堅牢な骨さえあれば作れる手軽さも魅力と言える。
今作でも初心者カリピストから熟練カリピストまで幅広く支持される銘器になり得る一振りだろう。
MHR:S
- MR序盤ということで強化が簡単な骨武器を強化しようと加工屋を覗いたカリピスト達…
マッドボーンホルンになるのか、マンドラゴラボーンホルンのままなのか期待でルンルン気分である。
しかし、それっぽい骨素材を何種類か集めても強化ツリーは右に伸びないまま。おかしいな…
そう、無情にもボーンホルン系列はMR強化できないのである!
せっかく英雄の証を奏でられるようになったのに…
- 派生強化ツリーを見るとネイティブホルンの右ではなく右斜め下にツリーが伸びており、
ランゴ笛か蟹笛か千刃笛に派生強化することが可能だが、
旋律も武器性能もネイティブホルンとは全くの別物になってしまう。
ボーンホルン系列のツリーだけ先が空白になっている様は涙を誘う。
- 攻撃力UPと精霊王の加護という使い勝手のいい旋律を持っていた上に、
割と貴重な地形ダメージ無効旋律も持っていただけに、
オロミドロ相手に持っていく笛を選ぶときに迷うカリピストも続出したと思われる。
他の武器種と異なり狩猟笛には旋律という明確な差異点があり、
しかもボーンホルン系列には前作時点から需要もあったというのに、
同じ旋律の引継ぎ先すらなくリストラという扱いには疑問を持ったハンター諸氏も多いと思われる。- 地形ダメ無効が吹ける笛の中で最速で手に入るものとしては
ヤツカダキ亜種の笛があるので、乗り換えるならそれだろうか。
ただし最速と言っても入手できるのはMR★4以降なのがネック。
- 地形ダメ無効が吹ける笛の中で最速で手に入るものとしては
- マッドボーンホルンは演奏音がアイスボーンのメインテーマだったため、
IB要素のないサンブレイクに登場させるのは抵抗があったのかもしれない。
しかしその理由なら赤キノコのボーンホルンで続投させるか、演奏音を変えてくれればよかっただけなので…
結局この武器がMRで強化できなかった理由は不明である。
他の武器種も鉱石武器あるいは骨武器のMR強化ができないものがあるので、笛だけの問題ではない様子。
ちなみに英雄の証を奏でる相棒はしっかりMR強化を貰えている。
裏切り者め…
MHF
- ボーンホルンに加え、 SP武器として「ウォーターホルンSP」が登場している。
見目に涼しげな水属性狩猟笛。火山や砂漠のお供に。
属性は水属性に変化しており、カラーリングは涼しげな青に、蓋部分は銀色に変化している。
余談
- この系統の途中には「ハンターズホルン」という強化段階が存在する。
そして狩猟笛の英名は「ハンティングホルン」である。
…そう、この系統はまさしく狩猟笛という武器を象徴する、狩猟笛そのものと言える存在なのである。
たとえどれだけ性能が微妙だろうが、誰も使っていなかろうが、
武器名そのもの(に近い名前)を冠した武器など他にはそうそうなく、その意味では貴重である。
MH3にはそのものズバリライトボウガン、ミドルボウガン、ヘビィボウガンがある?
何ならMHP2Gからユミもある? 聞こえない。
- 狩猟笛の武器アイコンはこの武器を模したものであるため、
やはり狩猟笛を代表する存在と言えるのかもしれない。
殴打部のトゲトゲした所がアイコンにも反映されており、地味に再現度が高い。
- MH2以降の作品のオープニングムービーに登場するとあるハンターの武器でもある。
特にMH2ではドアップになる場面があるため、見た人の印象に残る武器となっている。
構えただけでまったく活躍していない?気のせいだ!構えただけマシというものだ!
- MHW:IのVer.13.00アップデートにより武器の重ね着が実装され、
皮ペタ土台(ベース)は
アオキノコを使った元祖ボーンホルン=基本型【骨】
竜骨を使ったマッドボーンホルン=角型【骨】
という名前であることが明らかになった。
何がどう基本なのかは不明だが、
工房的にはアオキノコ型ボーンホルンは狩猟笛の中の狩猟笛という認識なのだろうか。