- 英語表記
- Coral Pukei-Pukei
- 登場作品
- MHW:I, MHNow
目次
生態・特徴
- ある時期を境に新大陸にて目撃されるようになった毒妖鳥プケプケの亜種。
通常種とは活動域や生態が大きく異なり、「陸珊瑚の台地」などの限られた範囲でのみ目撃される。
通常種のように毒を扱う生態は確認できず、代わりに体内に大量の水を溜め込み、
口や尻尾から強烈な水流として噴射する生態を有することから《水妖鳥》という別名でも呼ばれる。
- 赤い体色に黄色い羽毛が生え揃った鮮やかな色合いが特徴で、
この体色は怒気に駆られればより鮮やかに、怯えている場合は暗く地味な色合いに変化する。
「陸珊瑚の台地」に生息するプケプケ亜種は、陸珊瑚の卵を主食としていることが確認されており、
その体色は餌として摂取してきた陸珊瑚の色素が自身に反映されたものと考えられている。
口内には暗い紫色をした肉厚の舌を伸ばし、空中に放たれた陸珊瑚の卵を舐め取るように捕食する。
プケプケ亜種の舌は通常種のそれよりも伸縮性に長けており、
その気になれば自身の全長より長く伸ばすことも可能とされている。
- 大量の水を含む軟質珊瑚に豪快に首を突っ込んで吸い上げたり、
苔類などを舌で絡め取るように摂取することで体内に水を取り入れている。
一定量以上の水を体内に取り入れると頬袋や尻尾が大きく膨らむが、
これは口や尻尾から水を用いた攻撃を仕掛ける準備が整った状態であることを意味している。
水球として一度に多数をまき散らしたり、高圧水流として一直線に噴射したりする様子が見られ、
口から吐き出す場合、舌を用い水流を妨げて噴射する方向を複雑に変化させるなど、
従来確認されてきたモンスターの中でも水の扱いは卓越している。
長細い尻尾の先から放つ高圧水流も、小型モンスターを容易に吹き飛ばすほどの威力があり、
噴射中に尻尾を曲げたり、滞空しながら尻尾を振り回すことで周囲を一掃する。
時には軟質珊瑚に頭を突っ込み、給水を行いながら尻尾から水を噴射し続けることもある。
このように尻尾から多方面へ放たれる高圧水流は脅威そのものであるが、
尻尾が膨らんでいる時に攻撃を受け続けると水が溢れ、たまらず倒れ伏す様子や、
尻尾を切られてしまうことで水を噴射できなくなるといった様子も見られる。
- プケプケ亜種は基本的に通常種よりも臆病で繊細な性質を持つらしく、
他種の大型モンスターと激しく交戦している様子はほとんど確認されていない。
浮空竜パオウルムーとは食性が酷似しており、生息域や餌場も重なっていることが多いが、
実際に鉢合わせても多少の威嚇行動を見せる程度で、本格的な衝突にまで発展することは滅多に無い。
また、自分より明らかに格上の大型モンスターが近くに居ると、
空腹であるはずでも食事自体を取り止めてしまうこともある。
しかし、食事や給水の邪魔をしてくる相手に対して怒りや敵愾心を抱かないわけではなく、
給水中に襲撃してきたシャムオスの群れを尻尾からの放水で一掃する姿が確認された例もある。
- プケプケ亜種の素材から作成された武器は、
一見すると可憐な花のようにも、燃え盛る炎のようにも見えるほどに鮮やかで美しい。
しかし、実際には大量の水を用いて獲物の体温を洗い流すように奪う性質を持つため、
魅了した獲物をそのまま死へと導く魔性の美しさとも評される。
概要
- コンシューマーシリーズで鳥竜種の正式な亜種が追加されたのは
MHP3のクルペッコ亜種以来実に9年ぶりであり、
約10年間、鳥竜種に亜種が追加されなかったことを考えると
プケプケ亜種が鳥竜種界隈に影響を与えたことは間違いないだろう。
同時に鳥竜種では初の水属性持ちでもあり、その方面にも注目が集まっている。
- 緑のイメージが強い通常種に対し、
亜種は赤い体色に黄色い羽毛というペロペロキャンディのようなカラフルな外観が特徴的。
その体色の対比は、先述の同じ鳥竜種であるクルペッコ亜種を彷彿させる。
赤主体の派手で目立つ外観ではあるが、亜種が初登場したフィールドは陸珊瑚の台地であり、
その色とりどりの背景のなかでは意外にも保護色として機能しうる。
怒り状態になると羽毛などを中心に体が赤く染まり、印象がやや変わって見える。- 尚、派手派手しい体色をしているが性格自体は比較的温厚なようで、
ハンターが視界に入っても警戒する様子は見せず、こちらから手を出さなければ戦闘にはならない。
- 尚、派手派手しい体色をしているが性格自体は比較的温厚なようで、
- MHWにおいて下位・上位ともに最序盤から登場するプケプケだが、
亜種についてはトビカガチ亜種よりも後に戦う相手であり、通常種同士と順番が入れ替わっている。
- MHW:Iでは登場ムービーも用意されている。
陸珊瑚の台地に亜種モンスターの調査にやってきたハンター。
すると大型モンスターが埋まることもある軟質珊瑚に首を突っ込むプケプケを発見する。
どうやらここが水場らしく、抗議のためにか寄ってきたシャムオス達に威嚇を受けるが、
なんと尻尾の先端からガノトトスよろしく高圧水流を発射、そのまま薙ぎ払って蹴散らしてしまう。
そしてハンターの存在に気付いたところでようやく水場から顔を上げ、戦闘態勢に入る。- 「軟質珊瑚での水飲み」「シャムオスに高圧水流を浴びせる」というのはこのムービーに限らず、
生態行動中でも稀に行う特徴的な行動でもある。
元々シャムオスはツィツィヤックと敵対しているという生態があったが、
あちらは閃光で目を眩ませるだけなのに対し、プケプケ亜種は口からの放水で排除を図る。
シャムオスが強い光に弱いため、発光により確実に追い払えるツィツィヤックに対し、
こちらは弱点を突けない分、より強硬的な手段に出る必要があるのだろう。
- 「軟質珊瑚での水飲み」「シャムオスに高圧水流を浴びせる」というのはこのムービーに限らず、
- 肉質は破壊可能部位が柔らかく、部位破壊及び後述のギミックと並行してダメージを与えられる。
対属性面では通常種が雷弱点であったこと、また本種が水属性を使用することもあって
雷属性がよく通りそうなイメージを持つが、実際は氷属性の通りが最も良く、雷属性は次点となっている。
通常種との差別化が目的だろうか?
状態異常では、通常種が得意としていた毒がよく効くため、毒けむり玉であっという間に毒に陥る。
その他はどれもそれなりといった所。
MHW:I
戦闘能力
- 旧作に登場したガノトトスに近い、細い高圧水流が特徴的な攻撃手段となる。
しかも単に口から噴射するだけでなく、プケプケの特徴的な尻尾の先からの水流噴射も多用してくる。
ガノトトスにも言えるがまるでウォーターカッターだ
どう見てもアレじゃね?とか思った人、怒らないから手を挙げなさい。
プケプケ通常種は極稀にしか尻尾からのガス噴射攻撃を行ってこなかったが、
亜種である水妖鳥はむしろ尻尾からの多彩な水流攻撃を多用して攻撃してくる。
しかも水流を放ちつつ尻尾を曲げることで周囲広範囲を薙ぎ払うことができるため、
口から吐く水流ブレスと合わせて前後左右あらゆる方向への攻撃が可能。
そのバリエーションも非常に多く、単純な横への薙ぎ払いの他、
飛び上がりながら下から上へ振り上げたり、高く飛んでかららせん状に噴射してきたり…と恐ろしく多芸。
たかがプケプケ、などと侮ると間違いなく痛い目を見るだろう。- 事前の先行試遊から語られていた通り高圧水流による攻撃がとにかく厄介で、
離れたところで体力回復を図っていたところを撃ち抜かれたというケースが多々見られる。
MHWのプケプケと比べると技性能には雲泥の差があるようだ。 - 当然ながら高圧水流を受けると耐性次第で水属性やられに陥ってしまう。
致死性の属性やられではないとはいえ、前述の通り厄介な高圧水流による攻撃範囲があり、
安全圏まで逃げようとするのを妨げる水属性やられは意外に面倒。
どうしても避けられないならば耐水の装衣で大半のダメージをカットできるため、これの利用も考えよう。
水耐性での対策も可能だが、前作では目立たなかった「死中に活」も有効である。
- 事前の先行試遊から語られていた通り高圧水流による攻撃がとにかく厄介で、
- さらに直線状の高圧水流だけでなく、粘液弾のような低速ブレスを口から複数吐きだすこともでき、
尻尾だけに注目しているとバックジャンプブレスなどの手痛い一撃を食らってしまう。
近接武器種にとっては水流よりもこちらの水球ブレスが厄介だろう。
予備動作が緩慢で、派手な高圧水流と比べると一見して地味な行動ではあるものの、
着弾地点から水が広がり、見掛け以上の攻撃範囲と持続時間を有している。
- 通常種同様、周囲の植物を食べることで攻撃を強化する性質がある。
- 頬袋に何かを蓄えている時は直線水ブレスの軌道を舌で変え、
2wayとなったブレスがV字に前方→左右となぎ払う器用な事もやってのける。
首を動かさずになぎ払いブレスを繰り出すのは本種くらいであろう。 - 尻尾が膨張していると、空中から水を渦状に噴射する行動を取ってくる。
- 頬袋に何かを蓄えている時は直線水ブレスの軌道を舌で変え、
- プケプケ亜種の後方や左右、場合によっては周囲一帯まで尻尾の高圧水流でカバーしているが、
これは逆説的に言えば「尻尾の働きが阻害されると隙が生じる」ということでもある。
膨らんだ尻尾や喉に攻撃を加えるとダウン状態になるという弱点が存在しており、
更に尻尾が切断されると口以外からは水流を放てなくなるという大幅な弱体化要素がある。
このように、尻尾の切断がプケプケ亜種の厄介な攻撃を封じることに繋がるようだ。
ただ亜種の尻尾は耐久値は高くないが、瀕死まで体力を減らさないと切断出来ない。
もっとも、この特徴は最初の内は全く狙っていなくても、
弱ってから尻尾を狙うとあっさりと切れてしまうということでもあるが。
- MHW:Iで同時期に戦うことになるトビカガチ亜種、パオウルムー亜種と比べると隙が多い。
プケプケ亜種と同時に任務クエストに出てくるパオウルムー亜種は水属性弱点であるため、
先にプケプケ亜種に挑み、装備を整えたという人もまま居たようだ。- 特に水流攻撃は長時間立ち止まって行う為、範囲外だと丸ごと隙になることが多い。
このため接近戦を仕掛けると放水の根元に行きやすく、そのまま範囲外から一方的に攻撃できる。
尻尾、喉ともに放水している間はもう一方の位置が下がっていることも多く、
片手剣や双剣などリーチが乏しい武器でも安定して攻撃を加える事が可能。 - ただしガンナー、特にヘビィボウガンの場合は慣れないうちは水流の被弾率が高くなってしまう。
というのもこの水流は発射後即着弾(というよりビーム状)のため、他種のブレスと比べて回避のコツが異なる。
懐に潜り込んで戦う近接武器ならさほど意識する必要は無いが
ガンナーの場合、このタイミングの差を理解するまでは非常に避けにくい。
逆にパオウルムー亜種が浮遊していても弓やボウガンの通常弾なら立ち回りやすいことから、
剣士とガンナーである程度相性の差がはっきり出る関係と言える。
- 特に水流攻撃は長時間立ち止まって行う為、範囲外だと丸ごと隙になることが多い。
MHNow
- 位置情報アプリゲームである本作では、通常種のプケプケは参戦していたものの亜種は未登場であり、
MHWorldのモンスターを中心に実装が進んでいたため、
MHW:Iに登場した亜種の一体に過ぎない本種の参戦は気長に待つしかない…はずであった。
なんと第2回大型アップデート『春景裂く乱入者』のシーズン中に本種の登場が唐突に告知され、
見事現実世界にプケプケ亜種が飛び出ることとなったのである。
そして2024年3月25日~4月7日に開催されたイベント「春を彩る水妖鳥」にてプケプケ亜種が初登場した。- 本作においてMHW:Iの大型モンスターはジンオウガやベリオロス、バフバロくらいしか登場しておらず、
まだMHWorldのモンスターも出切っていない中での本種の登場はなかなか意外である。
同期たちが羨ましそうな目でこちらを見てくる
また、亜種モンスターとしてはリオス夫妻とディアブロスに次ぐ4種目という大抜擢と言ってもいい選出となっている。
- 数ある亜種達の中で本種が選ばれた理由は、おそらく水属性の使い手を増やすためであると考えられる。
これまで正当な水属性モンスターは未だジュラトドスのみ、武器を含めてもドスジャグラスがあるくらいである。
おまけに太刀、弓などの武器種はドスジャグラス武器が存在せず、
泣く泣く沼地にしか出現しないジュラトドスの素材を必死に集めているハンター諸氏も多い。
さらに、ドスジャグラス武器は攻撃力と属性値の合計値が数ある属性武器の中で最も低く、
ジュラトドス武器の繋ぎ、もしくは上記の素材集めの難易度故の妥協案と見做されることが多かった。
なお、プケプケ亜種は出現期間こそ限られるものの森林と沼地、2つのエリアで現れてくれる。
このチャンスを逃さずに水属性装備を心ゆくまで強化しよう。
- 本作においてMHW:Iの大型モンスターはジンオウガやベリオロス、バフバロくらいしか登場しておらず、
- 初期レベルはなんと★5で、これはリオレウスやディアブロスなどのMHWorldでの各フィールドの主たちと同等レベルである。
MHW:Iでは亜種の中でも中の下レベルであったのだが、
本作でのプケプケ亜種はどうやら強力なモンスターとして扱われているようだ。
- 実際に戦闘力は極めて高く、プケプケ通常種とは比べものにならないほど向上している。
追加モーションどころか肉弾攻撃以外はほぼ一新されており、通常種以上に遠距離に対して極めて広範囲の攻撃を複数持つ。
その上、プケプケ亜種のモーションは非常に独特で行動が読みにくく回避が困難な攻撃が多い。
そういう攻撃に限って回避手段が回避のみという攻撃すらある始末。- 水圧ブレスからの分裂水圧ブレスも健在。
前方にいる限り範囲外に逃れる事は不可能でフレーム回避かジャスト回避以外に回避手段はない。
なお、頭を部位破壊する事で厄介な3Way水弾ブレスが一つだけになり、
水圧ブレスも直線にしか出せなくなるので積極的に頭を狙おう。
- 特に凶悪なのが滞空回転尻尾大放水。
高所まで滞空し、全方位全範囲といってもいいほどの広範囲を中心から反時計回りに徐々に範囲を広げてなぎ払う。
この攻撃は判定が持続するようで、一度食らってしまった後に即座に回避をしないと、
またダメージを受ける羽目になるので放水の動きをよく見極めよう。
一方でこの攻撃の最中は怯ませるか部位破壊をすることで撃墜させ、
そのままダウンを取る事ができるので反撃のチャンスとなろう。- 赤オーラを放ってこれの構えに入った瞬間から滞空してる扱いになるらしく、
水を出そうと地上で構えている時に怯ませても墜落ダウンになるため、剣士も積極的に狙いたい。
プケプケ亜種戦におけるSPスキルの最大の使い時だろう。
滞空されると剣士は届かないように見えるが、放水が描く円を回避やスライディングでタイミング良く通り抜け、
真下に付けられれば剣士の攻撃も何故か届くので諦めずに挑戦しよう。
- 赤オーラを放ってこれの構えに入った瞬間から滞空してる扱いになるらしく、
- 元々プケプケ通常種がガンナーキラーとして名高かったのだが、
亜種は上記の強化ぶりにより更に発揮される事になってしまった。
上記の滞空回転尻尾大放水も一見ガンナーであれば剣士よりかは攻撃を与えられると思えるが、
実際はこの攻撃の最中のプケプケ亜種はやたら上下に動きまくり狙いづらいので素直に回避に徹した方がいい。
- 水圧ブレスからの分裂水圧ブレスも健在。
- だが、このプケプケ亜種の最大の問題点はその狂った体力である。
その体力はなんとディアブロス亜種はおろかリオレウス亜種以上、
それどころか属性に1.5倍の補正がかかる代わりに極めて高い体力を持つイビルジョーをも超え最も体力が多い。
まさか各フィールド主の亜種やイビルジョーを超える現MHNow最耐モンスターの座をプケプケ亜種が持つことになるとは
一体誰が予想しただろうか。 - 総評として、制限時間が短い中途轍もないタフネスな体力を削り切る為に攻撃の手は止めるわけにはいかないのに、
それを最大限まで妨害する複雑かつ広範囲な攻撃を数多く持つという、
MHWorldの上位プケプケのように「たかがプケプケ」と舐めて挑んだ相手の悉くを返り討ちにした
MHNow全モンスター中トップクラスの難敵と言っても良いだろう。
プケプケ亜種でこの強さなのだから、トビカガチやパオウルムーの亜種はどれだけ強化されてしまうのだろう…
- そんなプケプケ亜種から作られる装備だがプケプケ亜種を下した見返りとして
武器防具共にかなり優秀な装備が多く、特筆すべきは頭装備。
なんと弱点特効が付いてくる上にグレード6で剣士には必須なロックオンを搭載、
更にはグレード8にすると弱点特効がLv2になるという太っ腹ぶり。
尤も、現在の本作の環境においてグレード8にするという事は
超貴重アイテムでもある竜玉のかけらを使用する必要があるので、
あらかた装備を作ってしまい、竜玉のかけらが余っているという人にのみ適用されるのだが…。
ただし、MHNowの弱点特効はLv1の時点で20%も上がり、Lv2に上げても25%(+5%)にしかならないので、
竜玉のかけらをつぎ込むかどうかは、よく考えてからの方が良いだろう。
しかし、弱点特効Lv2を持つレウスメイルと組み合わせるなら話は別。
Lv3で30%、Lv4で40%(+10%)と大きく差が付くため、なるべくグレード8まで強化したい。
実はガロンメイル等で見切りLv2(+15%)を積んだ方が弱点での期待値はそのままで弱点以外でも会心を狙えるのは内緒(25%+15%=40%)- また、頭がよく注目されがちだが腰装備も中々に優秀でボウガンの必須スキル、
装填速度にグレード6に強化により反動軽減、その二つが一気に手に入るという
ライトボウガンを愛用するハンターにとっては是非とも手に入れておきたい逸品である。- なぜこんなにも至れり尽くせりかというと、このプケプケ亜種の防具はガンナーがこの二つのスキルを
つけにくい状態を改善するためのバランス調整という一面を持っているためである。
- なぜこんなにも至れり尽くせりかというと、このプケプケ亜種の防具はガンナーがこの二つのスキルを
- 何気に防具をグレード6からグレード8にする事で更にスキルが追加されるのはこのプケプケ亜種の防具が初であったりする。
- しかし、意外なことにプケラグーナシリーズに水属性強化は搭載されてない。
その為、水属性構成をプケプケ亜種のみで完結させることは出来ないので注意が必要。
- また、頭がよく注目されがちだが腰装備も中々に優秀でボウガンの必須スキル、
- 武器の方は双剣、太刀、チャージアックスを除いた全ての武器種に登場。
その性能は攻撃力等こそ平均的だが水属性武器の属性値で見ると最強格。
本作の環境において素の属性値は高ければ高い程、他の武器と差をつけることが出来るので
今後登場するであろう水属性弱点のモンスターに備え、強化できるところまで強化しておこう。
武具
- 武器は通常種の色違いだが、赤とオレンジの色彩になったことでだいぶ印象が変わる。
多くは汎用武器であるが、ハンマーは固有武器となっている。
性能面は、多彩な水ブレスを使う事からか水属性がかなり高い属性特化武器。
物理がまだまだ強いので一線級とするかは人それぞれだが、プケプケ通常種と同じ
匠で出る斬れ味が全て紫という中堅モンスターの中では謎の優遇を受けており、
使い方次第ではなかなかの火力を発揮することも。
詳しくは武器のページにて。
- 防具はマスターランクデザインのプケプケ防具の色違い。
プケプケは森に潜む狩人といった感じだったが、
派手な赤い色は狩人というよりは荒野のカウボーイとかの方が似合いそうか。- スキルは定番の水属性強化の他には抜刀術【技】、アイテム使用強化、強化持続や破壊王。
直接的な火力スキルこそないものの痒い所に手が届くスキルが付与されているため、
マスターランク序盤で必要なスキルをパーツで補う時には需要があるか。
- スキルは定番の水属性強化の他には抜刀術【技】、アイテム使用強化、強化持続や破壊王。
余談
- 英語表記の「Coral(コーラル)」はMHWではお馴染み「(陸)珊瑚」の事。
赤い体や黄色い羽に紫の舌などの色取り取りな体色や、生息地にそれと直結した食性…
と文字通り「陸珊瑚(Coral) のプケプケ(Pukei-Pukei)」という訳である。
直訳すると「珊瑚に吐き出す」と言ういたく冒涜的内容になるが。
- プケプケ通常種が「毒妖鳥」と呼ばれるのに対し、亜種の別名は「水妖鳥」という。
単に別名に冠する属性が変わっただけだが、実は「水妖」というのは言葉として存在し、
「水妖」というと一般的に水に関わる怪物、あるいは水の妖精を指す言葉となる。
- プケプケ亜種は生態行動として陸珊瑚の卵を滞空しながら捕食する様子が確認できる。
もしかすると、このようにして陸珊瑚を体内に取り込んだことで色が変わったのかもしれない。
現実でもフラミンゴは、生息している湖のプランクトンに含まれる色素が食べることで体に取り込まれ
ピンクや赤の体色になることが割とよく知られており、
食事でこれらの色素が摂れないと徐々に白くなっていくという。*1- また、『MONSTER HUNTER 超解釈生物2』から、同じ鳥竜種であるイャンクックも、
食物から得られる赤い色素から摂取して赤い体色を保っていると考察されている。
- また、『MONSTER HUNTER 超解釈生物2』から、同じ鳥竜種であるイャンクックも、
- 水属性を駆使する鳥竜種はメインシリーズではプケプケ亜種が初なのは上記の通りだが、
MHX、XXでは何故かランポスの防具に水属性攻撃のスキルポイントが振られていたりした。
勿論、ドスランポスが水を使ってくるなんて事は無いのだが。- 一応、派生作品を含めればMHiのイャンクック亜種も水属性攻撃を使用してきた。
- この「水属性を使うモンスターの追加」はMHWの環境において重大ニュースであった。
MHWに登場する大型モンスターはなぜか火属性を用いるモンスターが極端に多く、
一方で水属性・氷属性を主体として用いるモンスターはそれぞれ一種しか存在しない。
MHW:Iでは渡りの凍て地追加に伴い多数の氷属性モンスターの追加が告知されていた一方で、
なぜか水属性を担当するモンスターは全く公開されず、ハンターたちをやきもきさせていた。
そんな不遇の環境に突如舞い降りた水属性モンスター、それがプケプケ亜種だったのである。
鳥竜種としても、水属性を扱うのは本種が初というのもニュースになった理由の一つか。- MHWほぼ唯一の水属性モンスターであるジュラトドスは序盤に登場するモンスターであり、
水弱点モンスターは多いのに、際立って優秀な水属性生産武器がないという状況も目立っていた。
一応ボルボロスやイビルジョーにも水属性攻撃がない訳ではないのだが、
どちらも水属性対策が必要という程のものではないため、無視されることが多い。*2 - 空席だった水属性枠を埋めるモンスターとして注目を集めたプケプケ亜種だが、
長らく水属性モンスターが公開されなかったことで「水属性にはなにか特殊な事情がある」と捉える人も多く、
「MHW:Iの強力なモンスター(ラスボス)が水属性担当だから公開されていない」などと考える人は多々見られた。
しかしてその実態は「序盤の敵」というイメージが強いプケプケであり、
拍子抜けしたと感じたプレイヤーからは「強力な水属性モンスターがまだ登場するのではないか?」と考える人も。
後のPV第4弾にて「水を使う古龍」ネロミェールが公開され、この考察は正解だったことが判明した。
まぁ、ネロミェールはネロミェールで「水属性を使う」以上のサプライズが待っていて
純粋な水属性枠に加えるのはちょっと抵抗があるが。 - 一方、「プケプケが水属性を用いるのは妥当だ」と考えるプレイヤーも一部存在していたようだ。
元々プケプケには蛇腹ホースがサウンドモチーフとして取り入れられている他、
実際に「普段は細いが何かが溜まると膨らむ、凹凸の多い尻尾」は蛇腹ホースによく似ている。
プケプケ亜種はこの尻尾を積極的に用いてくるため、ある種の原点回帰が見られる。
- MHWほぼ唯一の水属性モンスターであるジュラトドスは序盤に登場するモンスターであり、
- ある程度明るい所で水を噴射する大技を行った際には、
着弾地点に僅かながら虹色の反射が見られるという芸コマな仕様がある。
こっちと違って水の出所はまともであるが、
モンハン部の公式4コマではそのネタをやらかしていたりする。
- 先述の新古龍ネロミェールもまた陸珊瑚の台地に登場している。
新規追加の水属性モンスターがどちらも台地に登場しているが、何か関連性があるのだろうか?
素材
- 水妖鳥の厚鱗
- プケプケ亜種の鮮やかな鱗。汎用性が広く様々な用途に活用される。
MHNowでは、これの下位素材版と思われる「水妖鳥の鱗」および「水妖鳥の良質な鱗」が採れる。 - 水妖鳥の重殻
- プケプケ亜種の堅牢な甲殻。硬度の高い材質のため防具などによく用いられる。
MHNowでは、これの下位素材版と思われる「水妖鳥の甲殻」が採れる。 - 水妖鳥の剛翼
- プケプケ亜種の立派な翼。両翼破壊で入手しやすく、応用性のある素材ゆえ幅広く活用される。
MHNowでは、これの下位素材版と思われる「水妖鳥の羽根」が採れる。 - 水妖鳥の靭尾
- プケプケ亜種のしなやかな尻尾。切断した尻尾から入手しやすい。材質が特殊で防具などに利用される。
MHNowでは、これの下位素材版と思われる「水妖鳥の尻尾」が採れる。 - 水妖鳥の特大喉袋
- プケプケ亜種の頭部にある巨大な喉袋。大量の水を溜めこむことができる。
頭部の部位破壊で入手しやすく、水属性を付与する性質がある。
導きの地に生息する個体からは「潤いに満ちた喉袋」が入手できる。
その中でも歴戦の個体のものは「歴戦の大水喉袋」と呼ばれる。
MHNowでは、これの下位素材版と思われる「水妖鳥の喉袋」が採れる。なお、通常種の喉袋とアイコンが異なり、こちらは袋型のものになっている。
- 特大水袋
- モンスターの内臓器官。膨大な水を溜めこめる、保水性に優れた特大の袋。
汎用的な素材であり、ジュラトドスなどからも得られる。
関連項目
モンスター/プケプケ
システム/亜種
武器/プケプケ武器
防具/プケプケシリーズ
フィールド/陸珊瑚の台地
モンスター関連
モンスター/シャムオス - 時折攻撃を仕掛ける。
モンスター/ドスマッカォ - 黄色い羽根と赤い皮を持つ尻尾の発達した鳥竜。尤も割合は緑の鱗の方が多い。
モンスター/クルペッコ亜種 - 赤い体色をした鳥竜の亜種仲間。通常種が緑色と言うのも共通。
モンスター/ガララアジャラ亜種 - 水耐性が空気な作品の拡張版で追加された、水を冠した亜種。
モンスター/鎧裂ショウグンギザミ - ブレスで虹がかかる先輩。こっちは本当にあれ。