武器/マグニチュード

Last-modified: 2024-04-19 (金) 00:28:27

MHP2Gにて登場した、ドドブランゴ亜種の素材で作られたハンマー。

目次

概要

  • 通常種武器であるコーンヘッドハンマーからの強化で手に入れることが可能。
    コーンヘッドハンマー→コーンヘッドハンマ改→グレートコーン→デゼルトコーン、
    そしてデゼルトコーンからこのマグニチュードへ強化できる。
    元は氷属性を持つハンマーだが、デゼルトコーンの時点で亜種の素材を使って無属性武器となる。

性能

MHP2G

  • ドドブランゴ亜種の素材を使った武器は高攻撃力、良斬れ味、マイナス会心といった特徴があるが、
    この武器も期待を裏切らない性能である。
    • 攻撃力1612。MHP2Gでデフォルトで攻撃力が1600を超えるのが5つだけであり、
      その中で実用的と言えるのはこれと崩槌オテルカムルバス程度のため、非常に有用。
    • 斬れ味は斬れ味レベル+1で。これが強力。
      オテカムはウカムル武器の宿命で最大で白しか出ないのに対し、
      こちらは1600越えにして紫ゲージ補正の攻撃力1.5倍を受けられる。
    • 申し訳程度のスキル拡張性があるスロット1。
    と、属性よりも攻撃力を重視するハンマーにとってよだれの出そうな性能。
    もちろんMHP2Gのハンマー使い達が見逃すはずが無く、使用者はかなり多い。
    当作において、これとカオスオーダー、そしてスイ【凶】の3本が
    無属性ハンマー最強の座を争っており、殆どの相手はこれらで十分と言えるほどの人気があった。
    • なお、上記3強の中でどれが(スキル込みでの)性能面で優れているのかについては、
      斬れ味レベル+1と業物に見切り+3を発動させたこの武器と、
      ミラルーツZ真打を発動させ、それに見切り+3を付けたスイ【凶】と、
      斬れ味レベル+1と業物に見切り+2を付けた角王鎚カオスオーダーを比較すると、
      カオスオーダーが期待値ではそこそこの差で最下位だが継戦能力はトップ、
      スイが期待値で僅かにマグニを上回るという結果になる*1
      • この結果だけを見るとカオスオーダーはともかく
        マグニチュードは僅かにスイに劣るように思われるが、
        ミラルーツZの生産難易度が高く*2
        同時にマイナススキルの不運が発動してしまうため、
        一概に下位互換であるとは言えない。
        また、怯み等も考慮すると最適解が変わる可能性はある。
      • また、スイと差別化するために全てかなぐり捨てて
        真打と見切り+2を発動させる*3手もない訳ではない。
        ただし、紫20と継戦能力に著しく難があるため、
        専ら村下位レベルの体力しかない相手用となるだろう。
  • 上記の通り高い火力を持ったハンマーだが、短所も存在する。
    • まずは生産素材。上記の通りコーンヘッドハンマーからの強化で手に入るのだが、
      それまでに一発生産で強化過程をショートカットできる所が存在せず、
      ヘタをすると骨塊から地道に強化しなければならない。
      しかし、これは砂獅子の重牙×4を使えばデゼルトコーンが生産でき、
      この頃には氷属性ハンマーであるアクシオンが手に入っているだろうからそれほど重要でもない。
      そしてマグニチュードへの強化にラージャンの素材である金獅子の黒荒毛を使うが、
      倒すのは普通のラージャンでもいいのでG★3の方の最後の招待状ダイヤモンドダストで集めよう。
      ラージャンの素早さと攻撃力に苦しめられるが、剛角よこせと言われるよりマシである。
    • 次に斬れ味レベル+1で出る紫ゲージが短いこと。上記3強のうち、スイ【凶】は紫ゲージが長いため
      斬れ味レベル+1さえあれば十分なのだが、こちらはそれのほぼ半分しかないため、
      強力な斬れ味補正を長持ちさせるには業物がほぼ必須スキルと言っていい。
    • 最後に会心率。ドド亜種武器の例にもれず-15%と低い。
      ハンマーはほぼ抜刀したまま動く武器なので見切り+2を発動したいところだが、
      斬れ味レベル+1と業物に加えて見切り+2となると他のスキルは追加できず、
      見切り+2を見切り+3にすることしかできない。
      その代わり用意さえしてしまえば、白以上の斬れ味補正によって一気に+15%以上となり、
      高い攻撃力と相まって凄まじい火力を出せるようになる。もっとも、会心率がマイナスのままでも十分強力な性能を誇るが。
  • この武器の運用には、テンプレ装備の一種であるカイザミやその派生が選ばれることが多い。
    斬れ味レベル+1と業物、そして見切りに特化したテンプレ装備だからである。

余談

  • 装飾なのか構造上必要なのかは不明だが、ハンマーの本体部分に鎖が巻きつけてあるので
    振るとチャリチャリ音がする。この音が好きなハンターもいるとか。
    ちなみに鎖の音がするハンマーには他にコレがある。
  • 名前の由来は、地震の発するエネルギーの大きさの指標を示す『Magnitude』から。
    大きさを表記する際には「M○」と書き表される。
    • よく混同されるが「震度」とは全くの別物である。
      マグニチュードは地震を発生させるエネルギーの大きさ*4を示し、震度は揺れの大きさを示す。
      エネルギーの大きさは常に地震が発生した震源地ただ1点のみを基準にして考えられるが、
      揺れの大きさは計測する場所によってさまざまに変わる。
      なので地震について報道されるときはマグニチュードは数字が1つ示されるだけなのに対し、
      震度は地図上に分布図が作られて幅広く示される。
      震源が浅い地震だとマグニチュードと最大震度が似たような数字になりがちなのも混同されやすい原因だろう。
      • さらに言うと、「マグニチュード」は世界共通で使われているのに対し、
        「震度」の方は国や地域によって基準が全く異なる単位であり、
        日本国内においては「気象庁震度階級」が使われている。
        そのため海外で起きた地震は混乱を避けるため(日本国内で揺れなかった場合は)マグニチュードしか発表されず、
        震度の方は発表されても「震度〇相当」と言った形に留まることが多い。*5

関連項目

モンスター/ドドブランゴ亜種
武器/ブランゴ武器
武器/コーンヘッドハンマー - 通常種武器


*1 爪護符・猫飯・種込みでの期待値は、マグニチュードが1878.5、スイ【凶】が1894.1、カオスオーダーが1788.8である
*2 3部位(ダメージ回復速度+1も発動させる場合は2部位)まで胴系統倍加防具を組み込めるため、多少緩和できる
*3 この時の期待値は1942.2と、スイを2%強上回る
*4 マグニチュードが1違うと実際のエネルギーの大きさは約32倍の差があるとされている。また、地質活動による地震だけでなく、山体崩壊や隕石衝突などによって発生するエネルギーの大きさにも使われる。参考までに、約6500万年前の恐竜絶滅の原因となった隕石衝突時のエネルギーの大きさはおよそM11.9。
*5 例外として、台湾で使われている「台湾中央気象署震度階級」は基準が日本のものとほぼ同じであるため、日本国内の報道でも同じように発表される。