MH3、MHP3、MH3G、MH4Gに登場するクルペッコ素材を使った防具一式。
ネイティブアメリカンな格好で、非常に派手。
古くから存在した異国の狩猟民族が、狩りに赴く際に身に付けているという装備である。
目次
性能
MH3
- ペッコ素材を使うだけあって火耐性が非常に高い。反面水と氷の耐性が低い。
- 共通するスキルは体力回復量UPと防御力UP【小】。
下位装備ではこれに回避性能+1がつき、ペッコGだと回避性能は広域+2になっている。
火耐性の高さも相まってペッコG一式は対アルバトリオン装備(回復用)として多用されていた。
一式をそろえようと上位ペッコに挑んだら怪物を呼ばれて3乙なんてのはお約束。
それ以外のスキルだと下位装備では攻撃が+4、上位装備は達人が+3、氷耐性が両方とも-8になっている。
- 下位装備の方はかなり序盤に作れる装備にもかかわらず回避性能が発動する。
本作は全体的に被ダメージが控えめなこともあって防御力も必要十分。
回避性能装備としてはベリオシリーズが完成するまで長く使うことができるだろうし、
ベリオシリーズ完成後でも火山のクエストに赴く際にお世話になるだろう。
氷耐性がイマイチなので、肝心のベリオ戦で着て行きづらいのが難点だが…- クルペッコは上位昇格後早々に戦えるモンスターであったため、
MH3のオンラインが稼働していた当時は、ペッコGシリーズは作らず回避性能が発動する下位ペッコシリーズを
強化して上位序盤を乗り切るハンターもいたようだ。
その場合であってもイビルジョーの乱入に気をつける必要があったのは言うまでもない。
- クルペッコは上位昇格後早々に戦えるモンスターであったため、
- スロット数も変わっていて、上位装備は脚が3、腰が0で他1となっている(下位装備は全て1ずつ)。
MHP3
ペッコシリーズ
- MH3で削除された狩猟笛が復活。そのためか、一式装備で笛吹き名人が発動するようになった。
他には広域化+1に体力回復量UP。装飾品を足すと探知が発動する。
剣士とガンナーでスキル構成に変化はない。
クルペッコの狩猟笛であるトランペッコ系列の登場もあり、
武器も防具もクルペッコ、もといフルペッコにしても成立する出来だった。
ペッコSシリーズ
- ペッコSは広域化が+2に変わり、探知が常備発動スキルになった。さらに装飾品一つで自マキにできる。
火属性攻撃強化のスキルポイントもあるが、剣士では無視していい。
マイナススキルに水耐性弱化が付き、ただでさえ低い-20の耐性が-30になるのは注意。
ペッコUシリーズ
- 上位からは亜種防具のペッコUも登場。
デフォルトの発動スキルは広域化+1、早食い+1、氷属性攻撃弱化(装飾品追加で雷属性攻撃+1)となっている。
全てのスキルが+1の時点で止まっているものの、スキルポイントが18や12など高い次元になっているので
スロット8を最大限利用してあげれば意外と使える。広域化&早食い+2の便利さは言わずもがな。
欠点は素材元のクルペッコ亜種との戦闘がめんどくさいことだろうか。
MH3G
- MH3から性能が大幅に変化し、P3に近い広域化+1、笛吹き名人、風圧【小】無効のスキルが発動する。
このため汎用性は低下してしまったが、PTプレイで力を発揮するようになった。- 上位版のペッコSは広域が+2になっている以外は同じ。
今回は広域+2にSPが20も必要なので、結構貴重である。 - 一方亜種素材のペッコUは鉄面皮と見切り+1、風圧大無効、氷属性攻撃弱化で、意外と攻撃的。
鉄面皮は上位では発動する装備が少なく、希少である。
しかし龍耐性がゼロ(マイナスよりはいいが)なので、鉄面皮が一番役立つイビルジョーとの相性はイマイチ…
と思いきや、この作品でのイビルジョーの龍属性攻撃はブレス位しか無いので、さほど気にする程でも無い。 - ペッコXは捕獲の見極めがデフォルトで付く一方、笛吹き名人にはSPが足りなくなってしまった。
総じて中途半端であり、捕獲特化ならガノスXの方が使いやすい。 - ペッコZは剣士とガンナーで性能がやや異なる。
剣士は上位のスキルに広域+1で、マイナススキルが睡眠倍加なので汎用性が上がっており非常に使いやすい。
ガンナーは、広域+1が付くのは同じだが、風圧無効が【小】に弱体化した一方で見切りが+2になっている。
しかし胴のスロットがなく剣士よりスロット数が全身で1個少ない。
- 上位版のペッコSは広域が+2になっている以外は同じ。
- G級ではガンナーは道化師、剣士は貴族のような見た目になる。
イタリアの仮面祭(マスカレイド)にそのまま出席できそうなカラフルっぷりである。
クルペッコの異名「トリックスター」というイメージからだろうか。- ちなみにMHXでは上記のG級ガンナー装備に続き、
道化師を模した装備としてホロロシリーズが新たに登場した。
あっちもあっちで「幻惑の魔術師」と呼ばれているからか。
- ちなみにMHXでは上記のG級ガンナー装備に続き、
MH4
- 素材交換でクルペッコ素材が入手できるため、ペッコシリーズも作製可能。
しかし、クルペッコ素材を入手しただけでは生産リストに並ばないうえ、
上位アルセルタスの素材の入手を待つことになるため、
MH4では入手不可能と思われていた。
実際2019/2/12まで、このwikiにも作製できないと書かれていた。
発動スキルは広域化+2、笛吹き名人とサポート寄りで、
観察観のプラスポイントと氷耐性のマイナスポイントがついている。
MH4G
- G級素材が素材交換で入手できるようになり、併せてペッコXシリーズが復活。
- 性能は、剣士・ガンナー共通で広域化+2、笛吹き名人、アイテム使用強化、捕獲の見極めといったスキル構成。
他に氷耐性が-6に属性解放が+2付いている。
スロットは合計で7個だが、3スロの部位が無いので拡張性は乏しい。
耐性は火耐性のみプラスで水と氷がマイナス。他は±0となっている。
- 総じて、G級序盤の狩猟笛専用と言ってもいいような装備になっている。
演奏時間を延長した上で広域化によるサポートが出来るためサポート能力はかなりのもの
...と思われがちだが、狩猟笛は基本的に抜刀状態で戦う武器種で、
(片手剣を除いて)アイテムを使うには納刀状態でないと使えない点に加え、
狩猟笛は納刀速度が遅めなので、狩猟笛と広域化の相性は悪いため、狩猟笛装備としてこのペッコXは微妙。
ここでも言われているように結構勘違いされがちだが…。
また、アイテム使用強化は自分にしか効果が無いので注意しよう。
ペッコネコシリーズ
- MHP3より登場したオトモ装備の一つ。
ハンター用防具と同様、彩鳥の色鮮やかな羽根を防具の随所に飾り立てた、
派手でネイティブアメリカンな雰囲気の装備。
特殊な耐火加工を施された彩鳥の素材は、
鮮やかな見た目であると同時に優れた火耐性を誇る。
- 武器はクルペッコの素材、それと少々の骨素材を用いて造られた切断武器「ペッコネコアックス」。
見た目はただの石斧だが、火打石の欠片を発火機構に用いており微弱な火属性を秘めている。
見た目の割にやたらハイテクな機構を持っているものが多いペッコ武器だが、
これはオトモ武器でも例外では無かったようだ。
- MHP3では真っ先に作れるようになる火属性ネコ武器である。
作成可能となる村★3や集会所★2の相手の多くは火属性に弱いため、
素材や資金に余裕があれば作っておいて損はない。