スキル/効果持続

Last-modified: 2024-03-19 (火) 08:00:35

自分に向けられた特定アイテムの効果時間に関わるスキルの一つ。
MHXX以前ではスキルポイントが10で「アイテム使用強化」、-10でマイナススキルの「アイテム使用弱化」が発動した。
MHWorld以降はレベル制となってマイナススキルは無くなっている。

目次

概要

  • アイテム使用強化が発動すると、
    ホットドリンク怪力の種等といったアイテムの効果時間を1.5倍に延長する。
    SPが-10に達するとアイテム使用弱化が発動。こちらは持続時間が2/3になってしまう。
    特性上、鬼人薬等のように力尽きるまで効果が持続するアイテムには効果がない。
    また、能力値の上昇率等には作用しない
    • 4Gの公式攻略本にはウチケシの実や万能湯けむり玉で狂竜ウイルスの感染ゲージを減らす効果の上昇があると
      記載されているが、検証の結果そのような事はないことが判明した。
  • アイテムの消費量を抑えると言うよりは、いちいち薬を飲んで効果を掛けなおす手間を省くためのスキル。
    一見地味なスキルに思えるが、実用的なものでは強走薬グレートが6分→9分になったり、
    怪力の種が3分→4分30秒になったりと意外と馬鹿にできない。
    また元の効果時間が20秒であるために目立たないが、丸薬にも効果がある。
    特にMHP3以降、双剣の鬼人化は強走薬の効果時間も半分になってしまうため、
    このスキルが無いと頻繁に飲みなおしが必要になる。
    口に入れるアイテムに限らず、武器に塗る刃薬にも有効。
    装飾品により5スロで簡単に発動させることができるのも強みである。
  • 効果は自分に向けられたアイテムのみであり、
    広域化と同時にアイテム使用強化を発動させて対応アイテムを使用しても、
    味方は通常通りの時間しか効果を得られない。
  • MH3の丸薬バグにこのスキルを重ねると、恐るべき火力を長時間維持することができる。
  • MHFでは天壁珠G1個で「ガード性能5 効果持続5 風圧-3」を得られるため、2スロットで発動可能。
    ガード性能も同時発動するので、かつては強走薬などを使うことの多いランスでよく使われた。
    しかしながらG以降は全く使われることのないスキルと言っても過言ではなく、これを含む複合スキルも存在しない。
    新アイテムである抗毒液が対象外であるところを見ると、存在自体が忘れられているスキルかも知れない。

MHX

  • アイテム使用強化が乗る実用的なアイテムが複数追加されたため、
    間接的に有用性が増した。
    • 片手剣の性能を上げる各種刃薬の効果時間が2分から3分に延長される。
    • 狩技ゲージを溜まりやすくする狩技ドリンク怪力の種と同様に、3分間の効果時間が
      4分30秒に延長される。
      狩技ドリンクは3つしか持ち込めないのでこの効果延長はありがたい。
    • アイテムを使用して発動させるからか、スキル剛刃研磨の効果時間も、
      1分から1分30秒に延長。
  • この影響を最も受けるのは、刃薬の効果を延長できる片手剣であろう。
    会心の刃薬による期待値の上昇、減気の刃薬による疲労およびスタン値蓄積といった、
    刃薬の強力な効果の恩恵をより長時間受けられるようになる。
    また、剛刃研磨の延長効果も手数武器の片手剣には非常に嬉しい。
  • 片手剣にもアイテム使用強化より優先したいスキルは数多くあるものの、この効果範囲の広さから「中毒になった
    という声がちらほら聞こえるほど。5スロスキルであり非常に付けやすく、
    効果を受ける機会が多いのもこのような現象を引き起こす一翼を担っているといえるだろう。

MHXX

  • 基本的には前回と同様だが、
    レンキンによって生成されたレンキン活力剤や速振薬等のアイテムにも効果がある。
    特にレンキン速振薬は通常時、戦闘中問わずタル振りの便利さに直結するので
    その効果時間が伸びるのは嬉しい。
    • またレンキン活力剤も回復が時間当たりで進んでいくため、時間が伸びれば当然その分回復量も増える。
      …薬草1個分程度だけど。
      そもそも4人でクエストに行くと、効果時間延長の有難味を享受する前に狩りが終わることもままあるが。
  • 片手剣にとっては新狩技「混沌の刃薬III」が非常に強力であり、狩技ドリンクの有用性が更にアップ。
    実質的に4つ分のスキルを圧縮したような効果であり、
    更に他の刃薬とも重複発動が可能で本スキルとは二重にシナジーを形成する
    前作以上に本スキルと片手剣の相性は良くなっており、5スロット空いたなら真っ先に発動してもいいほどの有用性を誇る。
    • 但しこの混沌の刃薬に心眼の刃薬を重ねて斬れ味回復し更に別の刃薬を塗り直す場合だと、
      元の効果時間2分を待たずに別の刃薬を塗り直すことも頻発する。
      この場合本スキルの効果を十全に発揮できないため注意。

MHWorld

  • スキルLvが1~3までになり、割合値がスキルLvで変動するようになった。
    Lv1で1.1倍、Lv2で1.25倍、Lv3で従来の1.5倍である。
    新システムの特殊装具には非対応
  • 新スキルの「強化持続」と混同しないように注意。
    本作ではスキル名がそのまま「アイテム使用強化」になっているから良いが、
    装飾品は他のシリーズと同じで「持続珠」のままなので少し混同しやすい。
    強化持続の装飾品は「昂揚珠」であり、要求スロットもこちらはLv1、あちらはLv2と違っている。
    ついでに出やすさも段違い

MHW:I

  • スキル内容は変更無しだが、Lv4装飾品で一挙にLv2、Lv3が発動する持続珠II、持続珠IIIが登場。
    基本的に持続珠IIの方は下位互換だが、持続珠IIIはレア度が高く、入手が難しい。
    未だ希少な強走薬の節約をLv4スロット1つで実現可能なため、それなりに需要はある。
  • スキル面で見ると、特に相性の良かった剛刃研磨が
    あるイベントクエストのお陰で使い勝手がグッと上がり、需要自体はさらに上がっている。
    スロットこそ食うが、余裕があったらつけてみてもいいだろう。

MHRise

  • 従来通り怪力の種や鬼人の粉塵、強走薬の効果時間を延ばすのに有用。
    更に、今作で効果が強化されたこんがり魚の効果時間を延ばせるため、強力なスキルとなった。
    • なんと相性の良かった剛刃研磨が効果の対象外になってしまった。
      というのも、あちらがシリーズスキルから単体スキルに変わってレベルによる段階が追加され、
      Lv3の効果時間が90秒と、単独でアイテム使用強化時と同じ発動時間を得られるようになったため。
      定番の組み合わせができなくなることを嘆くか、併用の手間がなくなったととるかは個人の感じ方の問題だろう。
    • またこれまでハンターの必需品だったクーラードリンク、ホットドリンクが今作から廃止されたため
      プレイスタイルによってはまったく恩恵に預かれないスキルになった。
  • スキルの効果はMHWorldとほぼ同じだが、
    何故か持続珠がスロットLv2になってしまったため組み込み辛い。護石や高レベルのものを手に入れた際には、
    一度対象アイテムを調べて有効活用してみるのもいいかもしれない。

MHR:S

  • MHR:Sでは装飾品に持続珠III【4】が追加され、4スロット一つで最大のLv3まで発動できるようになった。
    防具の傀異錬成にも付与されやすく、上位の頃よりは発動が容易となっている。
    他のスキルが十分埋まってしまい、空いたLv4スロットに入れるものに困ったらとりあえず付けておくといい。
  • 効果適用される新アイテム等は追加されていないが、伏魔響命狂竜症【蝕】狂化といった
    常時スリップダメージと引き換えに火力を得るスキルが複数登場しているため、
    これらを相殺ないし軽減するためにこんがり魚の需要が高まっている。
    早食い等と合わせて採用できれば、立ち回りが安定するだろう。
  • 盟勇ではロンディーネが鬼人・硬化の粉塵をマメに使用してくれる。
    当スキルが発動しているなら、彼女を連れて行くとちょっとお得かもしれない。
  • 片手剣の鉄蟲糸技に重撃の刃薬が追加されたが、こちらはアイテムではないので対象外となっている。

関連項目

スキル/研磨術
スキル/強化持続 - 特定の武器種に発生する強化状態の持続時間を延長するスキル。