スキル/風圧

Last-modified: 2023-04-03 (月) 17:53:28

風圧のスキルポイントが一定以上で発動する。発動スキルなどが作品によってバラバラだが、
SP10で「風圧【小】無効」、15で「風圧【大】無効」、20で「風圧完全無効(龍風圧無効)」が発動する。

  • MHG・MHP・MH3・MH4・MH4G・MHX・MHXXでは「風圧【大】無効」までしか存在しない。
    さらに無印では大小の区分すら無く「風圧無効」で全ての風圧を防げる。
    また、MHFにはSP30で発動する「暴風圧無効」が存在する。
    MHWでは龍風圧を無効化するスキルが復活したが、当スキルとは別系統となっている。(後述)

目次

概要

MH~MHP2(G)

  • 風圧を受けることによる行動不能が無効化されるため、発生頻度の高いモンスター、
    特にクシャルダオラ戦などではスキルを発動させているかいないかで戦いやすさがガラリと変わる
    (龍風圧こそ防げないものの、風圧小/大ならスーパーアーマーで押し切れるため)。

MH3(G)

  • MH3では、今まで最上位スキルだった「龍風圧無効」が削除された。
    もっとも、MH3には龍風圧を起こすモンスターはアルバトリオンしかおらず、
    龍風圧にあおられてピンチになることも少なかったため、あったところでそれほど恩恵は受けられなかっただろう。
    オンラインサービスが終了してMH3でアルバトリオンと戦う機会がなくなった今となっては、
    全く気にする必要のないことである。

MHP3

  • MHP3でのみスキルの名前が風圧【○】無効から風圧無効、風圧完全無効に変更されている。
    そのため風圧のSPを10集めるだけで風圧【小】【大】ともに無効化できる。
    ちなみに、龍風圧を起こすモンスターはアルバトリオンのみなので、
    必然的に風圧完全無効が活きるのはアルバトリオン戦に限定される

MH4~MHXX

  • MH3(G)と同様、風圧【小】無効と風圧【大】無効のみで、完全無効は無し。
  • MH4では風圧【大】で硬直する時間が今までの作品と比べてやや長くなっている上に、
    一部のモンスターが「風圧でハンターを硬直させてからブレスやサマーソルトを確実に当てる」などの
    凶悪なコンボを使ってくるようになった。
    そのため、過去作に比べて風圧無効スキルの重要性が大きく上がっている。
    • また、MH4以降では龍風圧無効(風圧完全無効)こそ無いものの、風圧【大】無効を発動させることで
      クシャルダオラなどが起こす龍風圧に煽られた際の硬直時間が風圧【大】相当のものに軽減されるようになった。
      ただし、本作ではクシャルダオラが高レベルギルドクエストで常時龍風圧まとい能力を会得する上に、
      風圧【大】でも上記の通り硬直時間が今までより長くなっていることもあり、
      「龍風圧無効」の復活を望む声もかなり大きかったりする。
    • MH4G以降では風圧【大】無効とスーパーアーマーを合わせることで龍風圧を無効化できるようになった。
      それでもスーパーアーマーの乏しい武器種は相変わらずつらい立場。

MHWorld・MHW:I

  • MHWorldではスキルシステムの変更に伴い、当スキルも5段階制になった。名前も風圧耐性に変更されている。
    Lv3で風圧【小】無効、Lv5で【大】も無効にできる。
    そのLv未満でも硬直の軽減効果を受けられるが、Lv4以上にしないと風圧【大】には全く効果がない。
    • 今作では龍風圧も含めた風圧完全無効の効果も存在するが、
      スキルで対処するにはクシャナシリーズのシリーズスキルが必要。
      この効果が発動していれば、風圧【小】も【大】も無効にできるので、
      通常の風圧スキルを発動させても死にスキルになる。
      龍風圧無効を得る為に龍風圧と付き合わざるを得なくなるが
    • スキルの他には狩猟笛の旋律効果でも無効化可能である。
  • 護石も存在し、MR帯では単体でLv4を発動できるまでには成長する。
    後にアップデートで追加されるムフェト・ジーヴァの素材を用いる事でLv5まで強化可能になった。
  • MHW:Iで登場したアンガルダシリーズのシリーズスキルである真・大地縫纏では、
    装衣装着時限定で龍風圧も含めた風圧完全無効の効果を得ることができる。
    ただし、無効効果を発動するたびに効果時間が減少していく仕様があり、
    肝心の龍風圧を防ぎたいクシャルダオラ相手には、風圧の数が多すぎて
    イマイチ効果を発揮できないというジレンマ。
    減少が緩かったりなかったりしたら簡単にバランスブレイカーになっちゃうししょうがないね

MHRise・MHR:S

  • MHW(:I)と同様、スキルの名称は風圧耐性だが
    今作では1スロスキルとなり、最大Lv3のスキルになった。
    Lv1で小、Lv2で大まで無効化し、Lv3で龍風圧を大に軽減できる。
  • 翼を持つモンスターは基本的に飛行状態に入るモーション全般で風圧を発生させるが、
    飛ばないモンスターも一部モーションで風圧を発生させる。
    具体的にはアンジャナフが溜め尻尾振りで風圧小を、ジンオウガがチャージアッパーで風圧大を発生させる。
    他に風圧大になるのはクシャルダオラのブレス全般、イブシマキヒコのブレス全般、
    ナルハタタヒメの形態移行時、オオナズチの尻尾叩きつけや飛行等と、使い手自体が減っている。
  • 序盤から耐風珠が作成可能で珠の入手難易度は非常に低い。
    怒り中に風圧を受けると基本的に続く攻撃が回避不能に陥りやすく、飛竜種全般と戦う際にLv1あると保険になる。
  • 龍風圧は今回も無効化出来ないものの、大に軽減される効果が追加され、
    スーパーアーマー付のアクションやのけぞり無効旋律と併用すれば無効化できるようになった。
    ただ龍風圧を受ける状況がVer2.0で追加されたクシャルダオラの龍風圧纏い発動時ぐらいしかなく、
    風圧スキルがなくとも影響はほぼ無いと考えても良いだろう。
    • Ver3.0で追加された奇しき赫耀のバルファルクの彗星は龍風圧を伴う。
      龍風圧による硬直は長めなので、直撃すれば乙もありうる彗星の回避事故防止には役立つだろう。
      ただし近距離には風圧と同時にダメージ判定もあり、剣士の場合はダメージでふっとばしてもらえることも多い。
  • また、風圧スキルとは別であるがVer2.0で追加されたミヅハシリーズの固有スキル「霞皮の恩恵」は
    Lv2で風圧【大】まで無効、最大のLv4で龍風圧無効の効果を得られる。
    霞皮の恩恵Lv3でモンスターの毒の効果時間の延長、またミヅハシリーズにも毒属性強化がついているため、
    毒属性のナズチ武器と合わせて対クシャルダオラにうってつけの防具であるとも言える。
    ただ、Lv4まで発動させるとなると頭以外4部位がミヅハ固定になるためスキル自由度がかなり狭まるのが難点。
    • さらに、そのクシャルダオラ自身も今回は今までが嘘のように風圧によるハメを行わなくなったため、
      他のスキルを蹴ってまでつけていくかどうかは各人の判断に委ねられる。
  • MHR:SではLv4装飾品で最大レベルまで発動させられる防風珠III【4】が登場。
    また、攻撃と超会心を備え出番の多いレウスXコイルはおまけで風圧耐性Lv3までついており、
    火力重視の構成にするといつの間にか発動しているような事例が多い。
    • Ver.11で登場した傀異錬成は、初期セット済のスキルLv低下と引き換えに更なるポテンシャルアップが可能なため、
      Lv2までで必要十分と判断したハンターにはレウスXコイルやシルバーソルヘルムの風圧耐性が狙われることがある。
      怒り時限定ながらLv5で龍風圧もシャットアウトできる顕如盤石との兼ね合いも考慮して調整しよう。
    • Ver.12では、上記の霞皮の恩恵がLv1装飾品化。
      装飾品のみで風圧【大】無効まで持っていく場合は、霞皮の方がヒトダマドリの強化も得られる分得になる。

MHF

  • MHFでは特異個体の仕様上、多くのモンスターが龍風圧を発生させてくる。
    PTに求められる狩猟笛の旋律ではどうあがいても龍風圧無効は吹けず、
    龍風圧無効の存在は他作品に比べかなり大きい。
    ただ、SP装飾品や剛種防具効果、そして文鎮珠G(風圧+5睡眠+5攻撃-3)や、
    龍王珠G(風圧+4龍耐性+4達人-2)、風圧カフPAの存在によって
    龍風圧無効と攻撃系スキルの両立はそれほど難しくない。
    一般的にHR100以降では一部モンスターに対し重要とされ、
    秘伝書習得以降は超高級耳栓同様、多くのモンスターにとって重要とされる。
    G級では初期の頃は龍風圧を発生させるモンスターは殆どいなかったのだが、
    現在では非G級と大差なく重要なスキルと位置づけられている。
    ただし龍風圧無効として発現させるのはG級序盤~中盤ぐらいまでで、
    それ以降は後述の「豪放」に取って代わるようになるが。
  • またMHFでは上述したように龍風圧の上位段階である暴風圧が存在する。
    暴風圧を受けると微弱ダメージと共に吹き飛ばされてしまうので、
    それを用いるモンスターに対して暴風圧無効は効果的。
    ただし後述の豪放という例外を除くと暴風圧無効の発動はやや難しく、
    暴風圧無効を用いるモンスターが少ないことや居ても(当時は)致命的な影響が生じないということで、
    そこまで重要なスキルとは捉えられていなかった。
    • 暴風圧を用いるのはMHF-G9現在、
      ラヴィエンテと特異個体のテオ・テスカトル、ナナ・テスカトリ、オオナズチ、ハルドメルグのみ。
      この内ハルドメルグはG級でしか特異個体にできず、テオ・テスカトルとオオナズチのG級個体は居ない。
      ラヴィエンテのG級個体(猛狂期)は暴風圧と強震動を用いてくるため、両方の対処が欠かせないとされている。
    MHF-G10より、暴風圧の更なる上位段階である「超風圧」が実装された。
    こちらはMHF-Z現在、いずれの使い手も通常の風圧の置き換えではなく、攻撃技の1つとして用いてくる。
    喰らってしまうとエリア端まで吹き飛ばされてしまう。
    暴風圧無効は効果がなく、後述の辿異スキル「風圧強化」で風圧の段階を暴風圧無効より上に上げる事で阻止できる。

関連スキル

霞皮の護り

  • MHP2GとMHXXに登場する複合スキル
    MHP2Gでは龍風圧無効と耐雪の効果を、
    MHXXでは風圧【大】無効、だるま無効と北風の狩人の効果を内包する。

三界の護り

  • MHFに存在する聴覚保護、風圧、耐震の3つの保護スキルを合体させたG級ランクの複合スキル。
    このうち風圧は、
    • 豪放+1(SP10)⇒風圧【大】無効
    • 豪放+2(SP15)⇒龍風圧無効
    • 豪放+3(SP20)⇒暴風圧無効
    となっており、主に必要となる龍風圧無効は豪放+2で発動が可能。
    MHFのG級中盤以降は風圧スキルは用いず、この「豪放+○」のスキルで風圧無効を補うのが主流である。

風圧強化

  • MHF-Zで実装された辿異スキルという自動発動スキルの一つ。
    単独では効果がなく、風圧スキルと同時に発動させることで、風圧無効の段階を1~3段階上げる事ができる。
    その結果として「暴風圧無効」の1段階上(と見做せる)状態になると、
    超風圧を無効化することができるようになる。

龍風圧貫通

  • MHXRにのみ登場するスキルで、クシャルダオラの風の鎧によるガンナーの与ダメージ減少効果を無効化するスキル。
    このスキルがあるとないとでは目に見える程ダメージが変わってくるため非常に有用なスキルなのだが、
    クシャルダオラにしか使う機会がなく、付与されている装備もそこまで多くないためやや影が薄い。
  • 現在はリファインによって龍風圧無効スキルと合併、
    それまで無効、貫通のどちらかが付与されていた装備は全て両方の効果が発動するようになった。
  • 同じく特定の状態に対する貫通効果を持つスキルとして、
    テオ・テスカトルの炎の鎧に対して同様の効果を発揮する「炎まとい貫通」というスキルが存在する。

風圧無効の術

  • MHP3・MHX・MHXX・MHRise・MHR:Sに登場するオトモスキル。風圧小と大を無効にする。
    必要記憶数は2。
    • X系列ではハンターの「風圧【大】無効」と同様、
      龍風圧を無効化こそできないが風圧【大】と同等のリアクションに軽減する。
  • MHP3では「防音の術」とニコイチになった「防音・風圧無効の術」があり、
    単品のスキルを2つ併せてセットするより必要な記憶数が1少なく済む。
  • MHX・MHXXでは加えて各種吸い込み効果を無効にする「風のタクトの術」というスキルもある。
    こちらの必要記憶数は3。

関連項目

アクション/風圧
スキル/水流