かつてMHFに存在していた逆襲クエストの一種。
スペシャルクエスト枠にて配信されていた。
概要
ハンターが己の腕前を披露する闘技場!
今回は闘技場で暴れている黒い影2つ。
あの金獅子と黒狼鳥、それも変種の討伐となります!
強力な2頭の変種を討伐して、大金を得るのは一体誰でしょうか!?
- 比較的高難易度なクエストが集合していることでも有名なスペシャルクエストのなかでも、
カオスレベルのクリア難易度として知られている鬼畜クエスト。
ラージャン変種とイャンガルルガ変種の同時討伐である。
「双黒」というクエスト名であるが、イャンガルルガはどちらかと言えば紫色のイメージが濃い。
しかし別名の「黒狼鳥」からと考えれば無理はない。- あくまでも討伐であるため、どちらか片方でも捕獲しようものなら
その瞬間に即クエスト失敗となってしまう。
- あくまでも討伐であるため、どちらか片方でも捕獲しようものなら
- かなり以前から存在するクエストであるため、場所は旧大闘技場(MHP2Gまで使用されている大闘技場)。
大闘技場に突入すると、イャンガルルガ変種が目の前でハンターに背を向けた状態で、
ラージャンが一番奥側にハンターと向かい合う形で立っている。
イャンガルルガが尻尾を無防備に目の前で揺らしているため、
尻尾に斬りかかるチャンス、などと思わぬように。
入った瞬間ラージャンはハンターを発見し、気光ブレスないし突進で奇襲を仕掛けてくる。
- 場所が大闘技場とだけあって広いため、動きやすいと言えば動きやすいのだが、
周知の通り、これら2種はかなりの強豪モンスター。
特にラージャン変種は屈指の強敵で、属性攻撃がほとんど通用しないうえに、
HP10200、怒り時は攻撃力倍率5.72、全体防御率0.36。
多くの攻撃で剣士さえもが一撃で瀕死に陥り、そこへイャンガルルガが狡猾に隙をうかがう。
油断すれば瞬く間にベースキャンプへと押し戻されることになろう。- なお、イャンガルルガに関してはフォワード.2にて肉質がリファインされ、
以前ほどの強さではなくなったため、ラージャンに比べると少しはマシか。
攻撃能力はラージャンに肉薄するため、相変わらず危険度は高いが。
- なお、イャンガルルガに関してはフォワード.2にて肉質がリファインされ、
- 初めに記載したとおり、このクエストの報酬金は660,000z。
これは800,000の報酬金が得られるデイリークエスト『期間限定!怪鳥で黄金体験』が登場するまで、
全シリーズ中ぶっちぎりの史上最高額としても知られていた。
つまり、このクエストを受注する目的は文字通り「一攫千金」を狙ってのことである。
逆に言えば、多人数で報酬金を山分けしてしまうとそれだけこのクエストの価値も減る。
さらに言うと、一度死んだだけで220,000zの報酬金が減額となる。
要は、ソロプレイ、かつラージャン変種&イャンガルルガ変種のタッグを前に一度も死なない、
ということが660,000zの報酬金を得る条件となるのだ。
これは「レア素材の救済クエスト」とは大きく異なる点である。- 真面目にこの条件でクリアしようとするならば、回復系アイテムは無論、
閃光玉の調合分はまず必須となる。
視界を一時的にダウンさせるのはどちらでもよいが、
基本的には比較的動きのおとなしいイャンガルルガ変種となる。
いつの間にか視力が回復していて奇襲を受けたということがないように注意。
なお、奥の高台の前には例のように黒岩が隙間なく敷き詰められているため、上ることは当然不可能。
- 真面目にこの条件でクリアしようとするならば、回復系アイテムは無論、
- 後においては、元気のみなもとや狩人応援コースの実装により、
クリア自体は難攻不落というわけではなくなった。
また、幾度にも渡るアップデートで金欠対策が充実しているため、
そこまでしてやらなければならないという状況は皆無に等しかった
(あくまでもゼニーが目的であるため、回り道は半無限に存在する)。
MHFではあまり主流ではない、複数頭同時による難易度向上系のクエストであるため、
腕試しという点ではちょうど良いかもしれない。
- 上記のように恐ろしいまでの難易度を誇っていた当クエストだが、
MHF-G10にてついに他の逆襲クエスト共々配信停止を迎えた。
かつて、ましてや元気のみなもと等の実装前にこの超高難易度クエストにたった一人で挑み、
ネコタクにお世話にならないまま2頭の死体を積み上げられるプレイヤーがいたならば、
正真正銘のプロハンターと呼んで差し支えないだろう。
余談
- なお、ネ実Wikiにおいてもこの『逆襲!双黒変種』は専用ページまで作られて取り上げられている、
がしかし、その内容はただ一言。やらないのが正解のマゾクエ。
- 後年には他の逆襲クエストと攻略ページが統合されたが「存在価値が不明のクエスト」と称されている。
- ちなみに、このクエストはハードコア化も可能。
ノーマルからハードコアモードへと切り替えた瞬間、
咆哮しながら突進をするほど狂い始めたイャンガルルガ変種特異個体、
そして史上最強とまで囁かれたラージャン変種特異個体を同時に相手取ることとなる。
もちろん賞金は倍増するが、同時に難易度も跳ね上がることを覚悟されたし。
その難易度たるや、ソロで真正面から挑もうものならG級装備のハンターでも苦戦は免れないほどであった。
- このクエストは第90回狩人祭にてボーナス試練に抜擢されている。
90回狩人祭は勝ちネコからの挑戦状のためボーナス試練が事前に公開されたのだが、
このクエストの本質を知る古参のハンター達が唖然としたのは言うまでもない。
クエスト報酬をモチーフにしているのか、入魂数も難易度の割に66魂と微妙であり、
稼働率(=入魂数)が最も増える日曜夜に登場しておきながら、
その日曜夜の総入魂数は稼働率がそれほどでもない日曜昼の総入魂数を下回る、
というある意味伝説的な記録を打ち立ててしまった。*1
なおボーナス試練に抜擢されたことで、ハードコアモードで挑んだ場合の一つの論点である
「このクエストに赤き金獅子は登場するのか?」という点に決着がつくかと思われたが、
結局誰もその存在を確認することができず、謎のままに終わった。
そしてG10にて配信停止となったため、今や真相を確かめる術はない。
- ターゲットモンスターを見ただけで身が震えるような内容だが、支給品ははっきり言って微妙。
- 地図×1*4
- 携帯砥石×2*4
- 応急薬×4*4
- 携帯食料×2*4
- 支給用大タル爆弾×1*4
この乱戦の中で4個もの支給用大タル爆弾をどこで使えというのか問いただしたいところではある。
今に始まった話ではないのも事実だが。