モンスター/フロギィ

Last-modified: 2024-04-20 (土) 16:34:33
種族
鳥竜種(竜盤目 鳥脚亜目 走竜下目 狗竜上科 フロギィ科)
別名
毒狗竜(どくくりゅう)
英語名
Wroggi
危険度
MHP3・MH3G:★2
登場作品
MHP3, MH3G, MHRise, MHR:S, MHXR
狩猟地
水没林, 火山, モガの森, 大社跡, 溶岩洞, 密林, (獄泉郷*1, *2)

目次

生態・特徴

最近になって確認されたジャギィやバギィの近縁である小型鳥竜種。
濃淡のある橙色が目立つ身体が特徴で、体格はジャギィ(雄)やバギィと比べるとやや大柄。
ジャギィやバギィの生息していない水没林や火山帯に群れを作って生息する。
ドスフロギィと呼ばれる大型個体をリーダーとして広い範囲を行動する。
喉元に袋状の器官(毒袋)があり、ここから作り出した強力な毒を武器とする。
自然界の背景に馴染まない体色は、自分の毒を周囲に知らせるための警戒色である。
口から毒液のブレスを吐いて獲物を攻撃するが、フロギィの吐き出す毒はただの液体や塊状ではなく、
霧状になって大気中にしばらくの間滞留するという特徴がある。
これでも獲物の体力を削り取るには充分な毒性を持つため、非常に危険である。
また、その牙にも大型モンスターに有効な毒を持つ。
生息域が比較的過酷な事と、自身が強力な毒を持つため、基礎的な生命力はかなり強い。
また、肉体のパワーはジャギィノスに匹敵し、
繰り出される体当たりは武装したハンターを簡単に跳ね飛ばすほどの威力を誇る。
これ等の点から実質的な危険性はジャギィなどよりも高いと言えるだろう。
吐き出す毒によって作物や家畜に被害が及ぶケースも報告されており、
人里の近くにフロギィの群れが現れた場合は早急な対応が求められる事も多い。
近縁の鳥竜種の中では比較的炎熱に強く、
火山周辺の群れは高温になるエリアにまで進出する様子もしばしば目撃されているが、
そのような個体でも火自体を警戒する習性は近縁種と同じで、松明で執拗に追い払うと同様にその場から逃げていく。

概要

  • MHP3から登場した小型の鳥竜種。ドスフロギィという個体が群れのリーダー。
    リーダーと同じく毒を吐くだけでなく、ジャギィノスタイプのモンスターでタックルをしてくる。
    イーオスと同様に毒を吐いて攻撃してくるが、
    イーオスがペッと唾を吐くように吐き出してくるのに対してフロギィはモワッとした霧の塊を吐きだす。
    弾速は遅いが射程距離は意外と長いので注意。
  • ジャギィノスと同じモーションを使用しているが、剥ぎ取り回数は一回のみである。
    こちらを発見するまではジャギィノスと同じように体を丸めて座り込んでいる事が多い。
    しかし水没林では川のど真ん中であるにもかかわらず座り込んで全身を水の中に浸けてしまい、
    更には頭まで水の中に入れてしまうので上からだと完全に見えなくなってしまう。
    はたして呼吸は大丈夫なのだろうか?
  • 小型鳥竜種の中では唯一蹴飛ばしても怯まない。
    ジャギィノスより頑丈な体をしているようだが、やはり剥ぎ取り回数は少ない。

MH3G

  • MH3Gではジャギィ、バギィと違って火耐性があるにもかかわらず、たいまつを持っていると逃げ腰になる。
    流石に溶岩を浴びても平気なほどではないので、
    火山に住んでいたらそれはそれで火に過敏になるのもわからなくはないか。

MHRise

  • MHRiseにて狗竜仲間のバギィ同様、復活を遂げた水没林にて堂々参戦。
    公式ビジュアルでは毒袋を膨らませる姿が描かれており、なかなかにカエルっぽい。
    全身もヌメヌメした皮膚やイボ、そして鼻の穴などが鮮明に描かれており、
    ジャングルにいる生物らしさがより増したと言えるだろう。
    ドスフロギィの登場ムービーを見る限りジャグラス達とライバル関係にあるようだ。
    また大社跡にもひっそりと登場しており、体験版の時点からその姿を確認することが出来ていた他、溶岩洞にも登場する。
    今作のフロギィはなかなか棲息範囲が広いようだ。
    その為かムービーへの出演率も高く、ドスフロギィのムービーの他、
    バサルモス、リオレウスなどの登場ムービーにもゲスト出演している。
    内容はやられ役だけど、そこは鳥竜種の十八番って事で……。
  • 本作では他の小型鳥竜種同様、親玉と同じ「毒狗竜」の別名が与えられた。
  • リーダーに倣ってかタックルをしてくるが、それが大型モンスターと戦っている最中であろうとお構いなしに繰り出してくる。
    また、モンスターが寝たりエリア移動するとここぞとばかりに近寄ってきてタックルで吹き飛ばしてくる。
    主に戦闘エリアになりやすい場所にいるので、今作ではあの悪名高きブルファンゴより邪魔だと捉えるハンターもいる。

素材

フロギィの鱗
フロギィから剥ぎ取った鱗。自然界には馴染みのない橙色が特徴。
その色合いは強力な毒を持つモンスターである事を暗に知らせる警戒色であると考えられている。
分厚さを増した上質なものは「フロギィの上鱗」と呼ばれる。
フロギィの皮
フロギィから剥ぎ取った皮。斑模様のような色の濃淡がある。
なめせば非常に扱いやすく色合いも美しい革素材となるため、重宝されている。
ジャギィの皮と比べると若干高値だが、バギィの皮と比べると若干安値。
フロギィの毒牙
フロギィの口内に立ち並ぶ鋭い牙。
大型モンスターの体力をも蝕む猛毒を持ち、剥ぎ取った後もその毒液が染み出し続けている。
取り扱いには細心の注意が必要。
武具の素材としての需要もあるが、ユクモ村ではLV2毒弾を作るための素材としても流通している。

関連項目

モンスター/ドスフロギィ
モンスター/ジャギィノス - 近縁種。また、モーションの大半が共通している。
モンスター/アピポス- 似たモーションの多いモンスター。こちらは砂を吐きかける。


*1 ドスフロギィに伴う形で登場
*2 ドスフロギィに伴う形で登場