モンハン用語/デブ装備

Last-modified: 2024-02-09 (金) 07:51:46

目次

概要

  • 装備のサイズがハンターの体格よりも明らかに大きく作られているために、
    装備するとハンターの見た目が一回り太ったように見える形状をした防具のこと。
    これらのデザインをユニークと感じるか、ダサいと感じるかで意見がかなり分かれる。
    何気に初代から延々と続く装備枠であり、ある意味伝統的なネタ装備である。
  • 上述の通り人それぞれの好みこそあれど、一式ならば当然統一感という意味では気にならない。
    が、スキル目的等で他の装備と混合した際には明らかにその部位だけ目立つ
    全体のバランスが簡単に崩壊するため(特に胴や腰)、
    見た目重視ハンターの場合は使用しないか、見た目が崩れない一式セットでの運用が基本のようだ。
    • 悲しきかな、ガンキンシリーズを筆頭にデブ装備の一部を使用したテンプレも結構多く編み出されており、
      性能を重視した場合はそのミスマッチな外見と否応なしに付き合う羽目になる。
  • 他の防具と比べて明らかに重そうな外観であっても、ハンターたちは普段と変わらない動作をする。
    ただ、軽いとされる防具には回避やスタミナ改善関係のスキルがつく場合が多く、
    重量級と言われる防具にはスタミナや腹減り、身のこなしに支障が出ているイメージの
    マイナススキルを引き起こすものがよく見られる。
    やはり重装備で普段と同じ動きをするためには、より多くのカロリーや体力を消費してしまうのだろう。
    その手のスキルが出ないデブ装備も多々あるし、
    怯み軽減のような「重量級ならいかにも付きそうなのに付かない」有力スキルも多いが…
  • なお、これらの装備は基本的に男性キャラしか着られない特権(?)のようなものである。
    女性にもあってもいいような気がするが
    • MHF2011アニバーサリーパッケージ特典のプーギーシリーズなら
      太ましい外見に一応なれる。モチーフの関係からデブと呼べるかは微妙だが…
  • 「デブ」と言う表現は言葉が悪く、基本的には軽々しく使わない方が良いため
    一般的には「着ぐるみ装備」「フルアーマー装備」「(ただ単に)ゴツい」など別の表現に置き変えられる。
    攻略掲示板や雑談板などで「デブ装備」について専門的に盛り上がる文脈ならともかく
    チャットなどでは角が立たぬ様に別の言葉を選ぶのもハンターの嗜みと言えよう。

代表的な装備

  • なお、下記に挙げたもの以外にも、どこかの部位だけが元のグラフィックより肥大化している装備もある。

ハイメタシリーズ

  • デブ装備の代表格であり、中々の人気を誇る。
    • 特にハイメタUヘルムはその特徴的な外見からピンクバケツの愛称を持っており、
      ハイメタシリーズの中でもぶっちぎりの人気を誇る
      (作品によっては素材に「岩竜の涙」が必要なので面白半分で作る場合は注意)。

ゲリョスシリーズ

  • ハイメタシリーズに並ぶデブ装備の代表。
    ゲリョスの持つ狂走エキスや駆け回る生態に由来するものか、
    現在の通常種防具は重たそうな外見に見合わないランナーのスキルが発動する。
    MH2では見た目通り鈍足が発動していたのだが…。
    防具の外見から素材元へと由来を変更した結果とは言え、真逆に転向する例は中々無い。

グラビドシリーズ

  • 素材元の重厚な外見に違わない巨漢振りを誇る装備。
    説明文においては、「石造りの床にひびを入れるほどの重量を誇る」とその重さをアピールされ、
    発動スキルはガード性能防御+○、そして鈍足
    まさにデブ装備らしい性能を持つ。

リノプロシリーズ

  • 防具説明では、「砂原などで鉱脈・水源調査及び採掘を行うための潜砂服」と語られており、
    男性用はまさにそれっぽい形をしているが、女性用はなぜか上記のコンセプトとも
    素材元のリノプロスともほとんど縁遠い熊の着ぐるみのような姿をしている。
    オトモアイルー用の装備に至っては完全にテディベアである。
    どの辺が潜砂(水)服なのだろうか・・・。
  • デブ体型の原因は胴ではなく腰装備の方で、着用すると実に主張の激しい装備になる。
    デカすぎる相撲のまわしのようにも見える。

ガンキンシリーズ

  • 恐らく最も使われることが多いであろうデブ装備。
    グラビドシリーズ譲りの重厚な外見に加え、ガンキン主任由来の金ピカな装甲が重なり、
    デブ装備の中でも随一の派手さを誇る見た目になっている。
    もはや人間ではなく巨大ロボにも見える装備だが、本当にロボだったとしたら、おそらく操縦者は
    黄色担当でカレー好きのデブだろう。
  • 腹だけ出っ張ったゲリョスシリーズやハイメタシリーズとは異なり、腕も脚も全部が大きく膨れ上がっているため、
    人によってはデブというよりガタイのいい大男のようにも見え、それがかっこいいとガンキンシリーズを好む人もいる。
    しかしそれは言い換えるならば、どこもかしこも巨大かつ目立つ色をしているために
    混合装備ではどこの部位を使っても他防具との相性が最悪ということ。
    なまじガンキンシリーズは抜刀術やガード性能といった非常に優秀なスキルを備えていることが多いため、
    これらのスキルを求めると、どうしても特定部位のデブ化は避けられず、
    ランス使いや大剣使い達は今日も呪いに苦しんでいる。

グルニャンシリーズ

  • MHXで登場した装備。
    男性が装備するとニャンコックになれる。この一文に尽きる。
    誰が言ったかなりきりニャンコック
    ちなみに、女性用はデブじゃないどころかとても可愛らしく、見た目装備として非常に評価が高い。この差は一体…
  • リノプロ同様デブ要素は腰に集中しているのでそこを変えると割と細身になる……のだが、
    胴の一部がデブい腰と合わせる為に出っ張ってるため腰を変えるとそこが不自然に残り非常に不気味

ガムートシリーズ

  • 四天王の一角は山とも見紛うばかりの超弩級モンスター。
    となればその防具は……と期待していた一部ハンター達の予想を良い意味で裏切ってくれた。
    ガムートの重厚な牙をふんだんに使ったその外見は、単なるデブではなく
    剣士用はガムートの分厚い毛皮のベルトを身に着けた、筋骨隆々の屈強な戦士となり、
    ガンナー用も不器用な巨人が作った武具のような、野性的で力強い見た目となっており、
    剣士用ガムートXシリーズに至っては魔王やラスボスの風格をも兼ね備えた巨漢になる。
    今までのデブ装備とは一線を画す、巨獣の化身ともいうべき重装備。
    ぶっちゃけ普通に一式装備してもかなりかっこよく、防具合成により見た目を変えられるMHXXでは
    避けられるどころか普通に変えたい見た目装備の候補として上がるほど。
    余談として、上で話題に上らなかったガンナー用ガムートXは、
    剣士用を多少スケールダウンさせた(が、それでも並の装備より重厚な)見た目となっている胴装備を除けば
    口が裂けてもデブ装備とは言えないレベルでスリムな見た目となっている。
  • 重厚ながら過剰な自己主張はしない無骨な外見のため、
    混合装備にしても他の装備との違和感はそれほど出てこないのも良い。聞いてるか主任?
    • 特に、剣士用ガムートX胴はまさに魔王、と言わんばかりの重厚な鎧とマントのセットになっており、
      悪い前例と違って組み合わせてもデザインが浮きにくい見た目から非常に評判が良く、
      エロ装備目当てでキャラ性別を女性にしてしまったことを後悔したプレイヤーも多かったとか…。
  • ちなみに女性用装備は腰回りがかなり広い特徴的な外見をしており、
    デブとはいかないまでもものすごくゆったりとした印象を受ける。

余談

  • ハンターの体型とこれらの防具のサイズからして、防具の内側にはかなりの空間がある。
    では、その部分には何があるのだろうか?
    仮に「ただの空洞」だったとしても、ある程度なら衝撃を緩和する効果はあるので無意味ではないが、
    現実世界のヘルメット等で見られるように緩衝材が詰まっているのかもしれない。
    ことリノプロシリーズにおいては綿が詰まっているのではないかと妄想する人もいる。ぬいぐるみだし。
  • 現実でも、革製の防具などには、そこで刃や矢などが止まる事を狙って
    わざと隙間を空けて縫製し、ぶかぶかに作られるものも存在する。
  • 女性用装備の中には、身体のごく一部分だけが肉厚に豊強されて誇張される物も多数、存在する。
    どう言う事かと言うと聡明な紳士諸君は、お察し。

関連項目

防具/ハイメタシリーズ
防具/ゲリョスシリーズ
防具/リノプロシリーズ
モンハン用語/呪い
防具/ウカムルシリーズ - デブ装備ではないが、悪い意味でサイズが巨大すぎることで有名な防具群