MHXで登場した、ビストロチケットを用いた防具。
ビストロシリーズやパティシエシリーズの後継ともいえる防具である。
目次
概要
- 過去シリーズと同様、屋台で何度も食事をすると手に入る「ビストロチケット」を用いて作成する。
剣士とガンナーで見た目に変化は無いが、コンシューマーのタイトルでは極めて珍しく、
男性用と女性用でデザインコンセプトが根本から違う。
- まず女性用は「ネコミミ・ミニスカの女性コック」という出で立ち。スカートからは尻尾が伸びる。
要はアイルーカラーのコスプレ店員である。
各種防具の説明文によると、とあるチーズ料理屋の女性店員の制服らしい。
ちなみに件の店に女性店員はいないそうだ。
実際かなり可愛い防具になっており、一部の野郎共には絶大なる人気を誇る。
エロ装備ではなく普通に可愛いので女性からの人気もなかなかのもの。
- そして問題の男性用。男性用のグルニャンシリーズはなんと着ぐるみ。
それもニャンコックそのままの姿の着ぐるみである。
ご丁寧に背中にファスナーまで付いている。
一式装備すれば、そこには太っちょ着ぐるみニャンター爆誕。
フェイク防具同様に顔までネタ全開なため、もうデブ装備とかそういう次元でなく異様である。
獣宿しなんて発動した日には、ハンターというかもはや妖怪の類にしか見えない。オレッチグルニャン!
しかもどっちの獣宿しでも違和感のない武器が存在する。
もちろんアイルーと言い張ってニャンタークエストを受ける事はできない。
なお、流石に声までニャンコックになったりはしない。
性能
グルニャンシリーズ
- レア度は3と、こんな見た目ながら(ある意味相応か)下位では最高位の防具として登場。
耐性は剣士・ガンナーともにオール+1。
- 必要素材はビストロチケットの他に肉球のスタンプに
オトモチケット等、各村の施設を利用することで手に入るチケット類、そして暖かい毛皮が各部位3枚ずつ。
キー素材として全部位で希望の証を要求されるため、作成は基本的に村☆6、集会所☆3までお預けとなる。
- 一式装備した際は砥石使用高速化か弾薬節約が発動し、回復量のポイントが+8と発動寸前になる。
空きスロットは5個と多めだが、正直なところ一式で大したスキルは発動しないため、
一式装備やテンプレ装備が主流となる下位では、その真の実力を発揮するのは難しい。
一応この段階から「高防御・高耐性・3スロ・女性用装備の猫耳」と揃った頭部はなかなか汎用性があるため、
気に入ったならスロット数を生かして無理やり一式にねじ込んでも良いかもしれない。
グルニャンSシリーズ
- 見た目は下位と同じだが、こちらのグルニャンSはレア度6。
作製難易度は相応に高く、キー素材はなんと獰猛化エキス。
そして暖かい毛皮の上位の素材である上質な毛皮が各部位3つずつ…ではなく、
雷狼竜の高電毛やら金獅子の黒毛やら、やたらと豪華な毛の素材を使う。上質な毛皮は全く要求されない。
- 発動スキルはスタミナが+10、回復量が+8。下位では発動した研ぎ師及び弾薬節約は+9止まり。
豪華な素材を要求された割りには大したことない性能だが、
注目すべきは空きスロットで、頭装備は3スロットとかなり優秀。
混合装備を組もうとするとよく出てくる割に、MHXにはそういった装備が少なく、
同等の防御力を持つのはクロオビSヘルムとアーティアSヘルムのみである。
しかしクロオビSは闘技大会をクリアしなければ生産リストに出ないため気づかない者も多く、
アーティアSは水と雷耐性が低い上に、やはりモンニャン隊の派遣を多くこなす必要がある。
更に両方ともスキルポイントは一切ないのに、グルニャンSにはスタミナ+1(と、回復量+2)が振られている。
そのため下手をすると手持ちの素材で作れるのはグルニャンSしかないとか、
スタミナスキルを発動するにはグルニャンSしかないという状況は起こりうるのだ。
そしてここで出てくるのが男性用グルニャンSヘルムである。
この装備を選択したが最後、他の部位がどんなに格好よくても例のアイルーが着ているようにしか見えない。
一発でネタ装備確定という凄まじい破壊力を生むのだ。
一応、アイルーフェイクよりは小顔なのでシルエットだけは多少まともなのが救いか。- 現在は配信クエストにより
スロット3の上に匠/通常弾強化という有用なポイントがついたグリードRが登場して選択肢が増えた。
が、こちらは罠肉に見向きもしなくなった超攻撃力の獰猛化イビルジョーを狩猟する必要がある。
そして耐性が酷い
- 現在は配信クエストにより
- 混合装備ではもはや何のフォローにもならないが、色変更で全身の毛色が変わる。
ネタ的には実に美味しいので、オトモアイルーとお揃いの毛色にしてみたりするのもいいだろう。
虹色にした時の破壊力は必見である。
ギルドカードに装備登録すれば大人気間違いなしである。
ちなみに属性耐性はオール+5であるため、ふらっとハンターとしても結構強い。- 見た目のネタ性のみを追求するなら、一式の頭をアイルーフェイクに換えてみるのもいいだろう。
子供が泣いて逃げ出す狂気の着ぐるみの完成である。
また、胸から下の贅肉は腰装備ただ一つで再現されているため
腰装備を換えるだけで胸から下だけ激ヤセできるのも(もちろんネタ的な意味で)高得点。
近縁装備であるビストロやパティシエで無難に揃えるだけでなく、
生産画面のプレビュー機能を駆使して、自分好みの腰装備探しをするのも楽しみ方の一つだ。 - 一方の女性用グルニャンSヘルムは普通に可愛いと好評。
寧ろ見た目重視装備でグルニャンを選ぶ人もいるほど。
男性ハンターの強力なネタ性苦悩とはえらい違いである…。こんなところでも男性装備と女性装備の差が…
- 見た目のネタ性のみを追求するなら、一式の頭をアイルーフェイクに換えてみるのもいいだろう。
グルニャンXシリーズ
- 下位・上位と見た目は変わらず、グルニャンXはレア度8となっている。
製作難度は高め。一式にはビストロチケットGと獰猛化濃縮エキス(頭、脚のみ普通の獰猛化エキス)に加え、
各村のGチケットと牙獣(竜)種の毛が要求される。
腰防具にはG級ラージャンの毛まで要求されるので、全部位揃えるのはかなり終盤になってしまうだろう。
ただし、頭部のみG級アオアシラ(+アイルーメラルー)を狩るだけでG☆1の段階でも簡単に製作することが出来る
(流石にアオアシラの毛の必要数は多いが…)。
ダウンロードにより王鎧玉、真鎧玉を受け取っていれば、いきなり頭部のみ140という防御力を得ることも可能。
例の3スロ・全耐性プラスという汎用性も備えているため、本命でなくとも作っておいて損は無いだろう。
高防御力とスタミナのスキルポイントを目的に、ガンナー(特に弓使い)にも剣士用を使いまわせるのも○。
頭部の防具合成も同時期に解禁されるため、男性ハンターも安心して作れるのも嬉しい。
- 一式を装備すると、砥石使用高速化(剣士)or弾薬節約(ガンナー)・ランナー・そしてグルメが発動する。
そして回復量が8ポイント付いて来る。
さらに防御力も剣士なら最終強化で158、耐性値も1(=合計で790+爪護符込みで820、耐性はオール5)となっており
防御面でもG級終盤の強烈な攻撃に耐えられる水準を確保している。
10回使える秘薬にこんがり肉の強走薬化、
そしてアイテム使用時の隙が大幅に減るスキルを全て内包したグルメの発動に加え
回復量UPが簡単に追加可能なので、総じてかなり生存率が高い防具になっている。- ニャンコックのデカい図体でランナーが発動する理由については
信愛なるミューズを抱えてハプルボッカから逃げ延びた健脚を評価されての採用だろう。
- ニャンコックのデカい図体でランナーが発動する理由については
- スロットは頭に3、脚に2で合計5つと拡張性は低めになっているが、
グルメが優秀なスキルなのであまり問題にはならないか。
- MHXXで防具合成ができるようになった事により、
如何なる装備の見た目もグルニャン一式にする事が出来るようになる。
神々しい見た目のネセト一式も、剣士の汎用装備として名高く見た目がアレのグギグギグも、
外見をニャンコックに(してLet's ニャンスの例のシーンを容易に再現)する事が出来るようになった。- ただし、一部の界隈で物議を醸したとある害悪プレイヤーの風評被害により
色設定が虹色のグルニャン一式は、オンラインだとそれ関連のネタだと思われてイジられたり嫌な顔をされる場合がある。
ネタ目的とはいえオンラインで着ていくときは注意しよう。
- ただし、一部の界隈で物議を醸したとある害悪プレイヤーの風評被害により
- キー素材であるビストロチケットGは村上位の時点で入手可能なため、村を優先して進めてチケットを入手した場合、
生産リストに上位装備も出揃わない中、飛びぬけた性能のG級装備がポツンと出現する事になる。
もちろんG級に上がるまでは眺める事しかできないが。
関連項目
防具/ビストロシリーズ
防具/パティシエシリーズ
登場人物/ニャンコック - 男性防具のモデル
防具/まどかシリーズ-性別でデザインコンセプトが全く違い、男性用の見た目が着ぐるみでネタに振り切れているという共通点がある。
モンハン用語/呪い