チャナガブルの片手剣。
目次
概要
- 諸刃の剣とカブトガニのような形状の盾が特徴。
チャナガブルの尾棘を用いた結果、麻痺属性を獲得しており、
刀身から滲み出る強力な神経毒により獲物の自由を奪い取る。
- こう見えてギミック武器であり、
抜刀するとどういう原理か表面から随所に散りばめられたたくさんのトゲが伸びる。すごく痛そう
性能
MH3
ア・ジダハーカ→改→アジダル・ハーカス剛
- ジダハーカの時点では攻撃力182、麻痺160である。
麻痺片手剣の使い勝手は、ソロ・PT双方においても言わずもがな。
攻撃力がやや低いため、麻痺中に爆弾やラッシュをしかけていこう。
- 最終強化系のアジダル・ハーカス剛は、攻撃力224・麻痺210と、
PTでの麻痺に貢献するには十分な数値となっている。
ただ、(上)ヒレ集めに結構苦戦するかもしれない。
- なお、アジダル・ハーカス天という武器は存在しない。
MH3G
ア・ジダハーカ→改→アジダル・ハーカス→改→ク・ドルガン→クドラ・パルガン
- G級武器が追加されて再登場。
ただし、最終強化までにはかなり長い道のりを要する。
ク・ドルガン以降はデザインが変化し、斧のような形状になる。
- 攻撃力はそのままに、麻痺値は130と結構な弱体化を食らってしまった。
とは言え、麻痺武器の片手剣は扱いやすいし、
G級までこれだけの強化だから値くらい……と思うなかれ、
強化毎に増加される麻痺値はわずかに+10。
つまり、- ジダハーカ:130
- ジダハーカ改:140
- ハーカス:150
- ハーカス改:160
- ドルガン:170
- パルガン:180
- ちなみに、MHP3と今作では片手剣にも属性値0.7倍補正が追加されているため、
これを適用するとパルガンでも実属性値は120程になってしまう。
- ちなみに、MHP3と今作では片手剣にも属性値0.7倍補正が追加されているため、
攻撃力は322とまずまずだが、蓄積値が低くなってしまい、麻痺サポートが厳しくなった。
一体どういう思惑があってこんな数値に設定されているのかは不明だが、
双剣であるチャナパルスのほうが、(斬れ味の差はあれ)乱舞などで手早く蓄積できるため、
期待できる武器ではなくなってしまった。
- こんな残念武器となってしまったが、特上ビレだの高級提灯球だのぼったくられた挙句、
最終強化時には雷狼竜の剛角や電怪竜の厚皮に加え、
まさかの砕竜の天殻をサラッと要求される。
ここまでしてこの待遇とは、チャナガブルも大迷惑である。
砕竜の貴重な素材を使うならいっそ爆破武器にしてもよかったのではあるまいか……
どのみちチャナガブルの面目は丸つぶれだが。
- また今作、途中でジンオウガ素材を使った、王剣シツライへと派生できる。
さらに、あのレムナイフからの派生なので使い分けが難しい。
- その他、ジンオウガ亜種の闘技大会では、片手剣の部門にクドラ・パルガンが抜擢されている。
麻痺させてラッシュをかけられるため有用だが、麻痺値の低さゆえに、
ヘタに麻痺なんか狙うより龍属性やられでも構わず攻撃した方がよっぽど安定する。
あんまりな待遇である。
MH4
- チャナガブルは登場しなかったが、この武器は続投。今作ではデスパライズから派生する。
強化の方はアジダル・ハーカスで打ち止め。
- 攻撃力は224とやはりまずまずで、属性値は240に引き上げられており、十分に麻痺を狙える様になった。
スロットも2つあるので拡張性に優れるのも嬉しい。
- ただし、製作難易度が少々高め。
最終強化に上位イャンガルルガのイカしたクチバシを2つ要求される。
- ライバルはガララアジャラの片手剣だが、こちらは属性値とスロット数で勝っている。
しかし、あちらは匠で長めの白ゲージが出るのもあって物理面で勝り、製作難易度は低い。
だがどちらも麻痺武器としてのスペックは十分ある。優劣をつけるよりは時と場合によって使い分ける方が良いだろう。- 一応、麻痺片手としては他ににゃんにゃんぼうが存在しているが…。
武器倍率は100にも満たず、属性値も280と大差ないためあえて選ぶ理由は薄いだろう。
- 一応、麻痺片手としては他ににゃんにゃんぼうが存在しているが…。
MH4G
- MH4Gにて3Gに登場したク・ドルガンおよびクドラ・パルガンまでの強化が可能となった。
必要なものはG級チャナガブルの素材で、これは大老殿の高難度:雄の虫、大集合!
を果たせば竜人問屋に素材が並び、ドスガレオスの素材と交換することで入手できるようになる。- パルガンへの最終強化にはさらにこれまたG級イャンガルルガの素材も要求されるが、
本作のイベントクエストにコンスタントにG級イャンガルルガと戦えるクエストがあるので、
イャンガルルガのギルクエがない人はそれらを利用して素材を調達するのも有り。
- パルガンへの最終強化にはさらにこれまたG級イャンガルルガの素材も要求されるが、
- 性能は攻撃力336、麻痺属性値320とよりバランスの取れたものになっている。
斬れ味も素でそれなりの青ゲージに僅かな白ゲージ、匠で白ゲージが伸び紫ゲージが発生する。
特に3Gでは悲惨の一言だった麻痺属性値の方はかつての180から320までと大幅に引き上げられており、
これは本作の全麻痺属性片手剣の中でもトップクラスの値であり、麻痺片手剣の先達の意地を見せつけている。
- 同じ麻痺片手剣のライバルといえばパラスパイクサークルの発展型であるパラライズロンド、
ダラ・アマデュラの素材から作られる片手剣の最終形態たる蛇帝鉈エスカマデュラ、
そして本作で新たに登場したザボアザギル亜種の素材でできるザギルジンゼーゲなどだが、
これらは全てどちらかというと物理寄りの性能になっており、斬れ味の方もエスカマデュラ以外は
さほど違いはないため、これらの武器との差別化も割りかし容易になっている。
逆に言うとアジダル・ハーカスの欠点もそのまま引き継いでしまっているとも言えるが
余談
- 元ネタはゾロアスター教に登場する怪物、「アジ・ダハーカ」と思われる。
アジ・ダハーカはゾロアスター教における悪神アンラ・マンユ(アーリマン)の配下であり、
3つの頭と3つの口、そして6つの眼をもつ悪竜とされる。
フィクションでも人気が高く色々な作品で目にするが、大抵は「アジ・ダハーカ」と表記される。
「アジ」が蛇という意味らしいのだが「ア・ジダハーカ」で区切って良いのだろうか?