MHFに登場する剛種武器で、キリン素材を用いた弓。
束ねた雷を番えて放つ。その矢は流星の如き軌跡を描くという。
G級武器「幻雷神弓【変幻】」についても当記事で記す。
目次
概要・性能
幻雷弓【雷霆】
- 幻獣キリンから採れる皮や毛をふんだんに用いた美しい弓。
キリンの蒼角を照準合わせに利用しており、
弓を出し入れするたびにバシュッと電気が走ったかのような音が鳴る。
弓としてデザインが非常に秀逸で、これに惚れて作成を目指す者は数知れず。
あのナターシャも雷属性枠として愛用するほどである。
- 基本的な性能は以下の通り。
- 攻撃力312と剛種武器の平均
- 十分実用範囲な雷属性260
- スロットが1つ空いている
- ガンナーには地味に嬉しい防御力+38
- 切断型の曲射を扱える
スロットや防御力ボーナスなど、細かいところに手が行き届く便利な性能。
強撃ビン、爆撃ビン、睡眠ビンの3種を扱うことが可能で、
"剛種武器の弓"の特性として、強撃ビンの補正が1.6倍と強く、
睡眠ビンは通常の1.5倍もの属性値、爆撃ビンで硬い肉質も無視できるほか、
弓の出し入れがデフォルトで素早いなど、アドバンテージが大きい。
- 溜め1~4までの矢のタイプは
連射LV3-貫通LV3-連射LV4-(拡散LV4)となっている。
溜め3が連射LV4なので基本的に雷属性連射弓として活用される。
- 同じ雷属性剛種弓ではベルキュロスの「真舞雷弓【翔鶴】」があるが、
後者は溜め3が拡散、曲射は爆裂型と矢のタイプが違うため差別化は十分できている。
「多殻強弓【今芽樫】」というタイクンザムザの剛種弓も登場したが、
こちらも溜め3が貫通、曲射も爆裂型とやはり根本的に異なる。
直接のライバルはMHF-GGで登場したディオレックスの「ディルアティズモ」だろう。
曲射タイプや防御力UP、武器スロット数すら被るという徹底ぶりであり、
こちらは天嵐武器や覇種武器への強化もできる。
ただ剛種武器時点の性能や作成難度はこちらに軍配が上がるか。
実装から7年近くが経過したMHF-G時点ですらも、
HR5の雷属性連射弓としていまだ一線級というのは感心の一言である。
- 上で触れた作成難度だが、
MHF-G9.1で大幅緩和される以前でもそれなりに作りやすい武器として知られていた。
現在では剛種キリンと剛種オオナズチ(など)のみで素材が集まり、
特にこれと言ったレア素材も使用しない。
これはディルアディズモにも言えることだが、あちらは本体の難度が非常に高い。
幻雷神弓【変幻】
- MHF-G10.1で追加されたG級武器で、束ねた雷を番えて放ち、
変幻自在に弧を描く流星の如き弓。
雷霆と同デザインであり、G級で生まれ変わった雷霆とも言える。
- 幻雷神弓【変幻】は矢タイプが雷霆と異なっている。
溜め1~4までの矢のタイプは
拡散LV3-貫通LV3-拡散LV4-(連射LV4)である。
一応装填数UPを解放すれば連射弓としても扱える。
昨今の弓の事情からそういう選択肢も十分ありえるが、基本的には拡散弓だと考えておいたほうがいいだろう。
- Lv50まで強化した際の性能は下記の通り。
- G級武器中では上位に入る攻撃力636
- 控えめ…といいつつ実際はこれまた上位に入る雷属性410
- 爆裂型曲射
- 防御+80
- 強撃ビンと麻痺ビン(+2補正有)を装着可能
- G級キリンの武器は、既存の雷属性武器との差別化がやや行いにくいと言われているが、
こちらは高い攻撃力を有する雷属性拡散(連射)弓ということで、差別化は割と容易である。
まず、溜め3が「拡散」の雷属性(複属性も全て含む)G級武器の中では、
この武器が最も攻撃力が高い。
近い攻撃力、もしくは会心率差で上回る雷属性弓はいくつかあるが、いずれも矢タイプが異なる。
属性値についても、MHFの弓は溜め段階に応じた属性補正が非常に強くかかるようになっており、
しかもそれは元の属性値が低いと更に強まる。
そのため雷属性410という数値は見た目ほど低い属性値ではない。
- 雷属性拡散弓という観点で見た場合、この武器を超えるG級武器はクリニョたんしかない。
もっともそちらは溜め4が大前提であり、運用面で言えば大きく異なるものとなる。
- MHF-G現在、雷属性拡散弓の始種武器は存在せず、
全く同じ運用をして攻撃力で決定的に劣る武器がないというのは大きな強みであるといえよう。
真舞雷弓が将来的に始種武器に上がって来たときの差が気になるところではあるが、
シジルでカバーすることはできるだろう。
余談
- 強化後の【雷霆】はライテイと読む。
雷霆の"霆"は訓読みで「いかずち」という通り、同じ意味を持つ二つの漢字で強調した語。