武器/滅鬼の凶器

Last-modified: 2024-02-27 (火) 08:59:34

この剣の前に膝を折る時、
咎人は断罪の棘に刺し貫かれる。
(滅鬼の凶器)

「罪深き者よ、赦しの刻ぞ」
贖罪の棘が咎人の罪を両断する。
(滅鬼の凶器【断】)

MHWorldで登場した滅尽龍ネルギガンテの素材から作られる大剣。

目次

概要・性能

MHW

  • バスターソード系統からクロームレイザーIを経てネルガルジャッジへと派生する。
    初期段階では
    • 攻撃力912
    • 素で青70、延長不可
    • おまけ程度の龍属性120龍封力【大】
    • 会心率は無し
    • レベル1のスロットが1つ
    という性能。
    全体的に武器の攻撃力が抑えられている中で高い水準の攻撃力を確保しており、
    それに加えて強い龍封力も持つのが大きな特徴。
    斬れ味もスキルによるフォローを一切必要としないレベルであり、スロットが心細くても問題ない。
    これでいて必要な素材も少なく、尻尾が2本集まりさえすればまず間違いなく強化が可能である。
    古龍素材の大剣の中では最も早く作成可能となるので、その後の攻略でも頼りになる一振りになる。
  • 更に、宝玉ラスボスの角を投入して最終形態の滅鬼の凶器へと強化すると
    • 攻撃力は1008まで上昇
    • 斬れ味は青80になるが、延長不可は変わらず白も出ない
    • ほぼ影響しないが属性値は150に微増
    • 龍封力・会心率・スロットは据え置き
    ラスボス素材が必要な関係上強化できるのはクリア後であり、またレア度も最高の8に達する。
    初期段階で完成された性能であった所為か、攻撃力が伸びた以外はほぼ代わり映えしない性能であるが、
    大剣はその攻撃力が何よりも重要視される武器種であるので、純粋に強化されたとも言える。
  • 攻撃力でこの武器を上回るものも2あるが、どちらも斬れ味や会心率に難があるので、
    スキル無しの状態であればこの大剣が最高の物理火力を叩き出す。
    また、この纏まった性能故にスキル自由度が恐ろしく高く、
    スタイルによっては全てのスキルがフリーということもあり得る。
    • 強いて難点を挙げると、レア8なのでカスタム強化が1回しかできない点か。
      特に大剣はどの強化項目でも比較的効果を実感し易いので、選択肢が狭まるのはやや痛い。
  • ライバルとしては同じ古龍大剣のモンストロの憤怒が挙げられる。
    攻撃力・龍封力共にこちらが優位だが、匠さえ発動されると白ゲージ時の攻撃力で抜かれてしまう。
    スロットは1つだがあちらはレベル2であるので、装備できる装飾品の幅が広いのも強み。
    匠と他のスキルを両立できる環境であれば、こちらが優位に立つのは中々難しくなってしまう。
    武器倍率にして10だけ攻撃力を上げられれば期待値では並ぶので、
    こちらは火力の底上げができるか否かがポイントになるだろう。
    • また、物理>属性が大前提の大剣の宿命として、
      一部の無属性武器無属性強化を発動させるとあっけなく立場をひっくり返されてしまうので、
      最終的には純粋な物理運用では分が悪くなると言わざるを得ない。
      龍封力【大】を生かしての対古龍運用というのが現実的か。
      • 特にクシャルダオラなどは大剣と言えど風圧完全無効があると嬉しい相手であり、
        そうなるとスキルの幅が狭まるので、元々スキル自由度の高いこの大剣との相性は良いと言える。
        クシャナ防具には匠が付いてるからモンストロの憤怒の方が相性いいは禁句

MHW:I

  • 拡張版のMHW:Iではマスターランクの強化先が追加された。
    滅鬼の凶器を一度強化するだけで最終の滅鬼の凶器【断】になる。
    性能は
    • 高い攻撃力1344*1
    • かなり低い龍属性240
    • 素で110もの長大な白ゲージ、延長不可
    • 上位から据え置きの会心率0%、レベル1スロット1つ、龍封力【大】
    上位時点の性能をそのままマスターランク版へと対応させた性能となっている。
  • 非常に使い勝手が良い性能になっているが、属性値も微々たるものであり、
    龍封力が効果を発揮する対古龍戦でなければ実質無属性武器と言っていい。
    ただし、当然ながら無属性武器ではないので無属性強化は乗らない。
  • 匠を使用しない前提であれば、期待値は全大剣中2位(Ver.10時点)という高い数値を誇る。
    元々この武器に匠は必要ないので、匠分のスキル枠で火力を盛ってやれば他の大剣にも引けを取らない。
    クラッチ攻撃を連発しても一切研ぐ必要が無いほどの白ゲージもあるので、
    スキル構成を含めて快適性を求めるなら打ってつけの大剣だろう。
    尚、レア度は12なのでカスタム強化枠は少なく、パーツ強化にも対応していない。
  • 作製には最低でもマスターランク100以上が必要であり、最も完成が遅い武器*2の1つとなっている。
    そしてそんな時期ともなれば他のほとんどの大剣は当然ながら最終強化まで済ませられる段階であり、
    この大剣を作る必要はそんなに無かったりするが、
    一応龍属性大剣の中では最強クラスと言える性能であるので作っておいても損は無い。

余談

  • ネルギガンテ武器の共通項として「滅」を含む単語が使用されているが、
    他の武器種は単独でも意味のある単語であるのに対し、
    この武器の「滅鬼」自体に意味は無く、「滅鬼積鬼」の前半部分の抜粋だと思われる。
    • 富山県の一部地域に「滅鬼」という地名があるが、まあこちらは関係無いだろう。
  • 強化前の「ネルガルジャッジ」の由来は、言うまでもなく英語のjudgeであろう。
    斧の形をした大剣ということで、ジャッジメントを彷彿とさせる命名である。
  • この大剣はギミック武器でもあり、
    溜め斬り時に最大まで溜めると峰側に配置された「爪」が刃側にせり出す。
    また、特徴的なSEも同時に鳴るので、最大まで溜まった目安としても利用できる。

関連項目

モンスター/ネルギガンテ
モンスター/悉くを殲ぼすネルギガンテ
武器/ネルギガンテ武器


*1 武器倍率換算で280
*2 時期だけで言えば、この段階まで最終強化できないのは大剣の場合他に4本しかない。