ホロスコープ

◆忍◆ ニンジャ名鑑#463 【ホロスコープ】 ◆殺◆
十二星座動物に精神投射し強化する特殊なジツの使い手。巨大バイオズワイガニを強化し、ニンジャスレイヤーを苦しめた。これは前述したシークエンス・ブレイクビーツ技法の初使用回でもある。同様に、ビル屋上カイト脱出シークエンス等も存在。

登場エピソード

• 「ザ・フォーチュン・テラー」

「あの部屋があったか……！」

人物

• ソウカイヤのニンジャ。「恐るべき敵」と称される実力を持つ。
• ニンジャスレイヤープラスのN-FILES【ザ・フォーチュン・テラー】にて、ドルイド・ニンジャクランのレッサーニンジャのソウル憑依者であることが明かされた。

外見

• 青装束のニンジャ。
   
• 「ニンジャスレイヤー殺（キルズ）」では鼻から上を覆い口元を露出させるタイプの水晶玉めいたメンポを装着し、奇術師めいたマントとスーツを着用、口元にはカイゼルめいた髭を蓄えている。実際胡散臭い。
  • メンポには十二星座がプラネタリウムめいて浮かぶ。
  • また、一昔前のファミレスとかによく置かれていたトークンを入れて星座占いするマッシーンめいたステッキを持っており、後述のジツを行使する際に用いる。

元ネタ・考察

• ホロスコープ（Horoscope）とは、占星術に用いられる天体図のこと。

ワザ・ジツ

• 俊敏さと自身のアジトの仕掛けを組み合わせたアンブッシュも得意とし、ニンジャスレイヤーを苦戦させるなど実力は低いものではない。

十二星座動物精神投射・ジツ（仮）

「我がジツは十二星座の生物を強化する！！　我がステッキがマニ車めいて唸りを上げ経文を練り上げたとき！！　我がしもべに宿る力に驚嘆しながら死ねェーッ！！」──「ニンジャスレイヤー殺（キルズ）」より

• 十二星座動物に対して精神を投射し、その戦闘力を何倍にも高めるジツ。
• 作中ではバイオ生体兵器である巨大バイオズワイガニに投射し、ニンジャスレイヤーとカラテで拮抗するほどにまで強化した。
• ジツを発動させるには謎めいたマントラを唱える必要があり、その間本人は無防備となる模様。
   
• 理論上は、羊・バッファロー・カニ・ライオン・スコーピオン・ケンタウロス・山羊・魚が対象となる。
  • ヘッズからは人間である双子・乙女、非生物である天秤・水瓶はどうなるんだというツッコミを入れられていた。
  • ニンジャスレイヤープラスのインタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版（44）では、原作者より「天秤や水瓶そのものは強化の対象ではなく、それらの物体にちなんだ何らかの生物が対象なのではないだろうか」との見解が示された他、ジツが編み出された時代の十二星座動物は我々の知る十二星座動物とは異なる可能性が示唆されている。

アジト

• 巨大バイオズワイガニやメキシコライオンといった十二星座生物が飼われている他、各所に毒矢など悪辣なトラップが仕掛けられている。
  • 矢の毒は、命中すれば傷の周囲がしびれ、まるで命中箇所が十倍にも膨れ上がったかのような感覚異常と熱で相手を蝕む。
• 最深部はシュギ・ジキと呼ばれるパターンで敷かれた12枚のタタミとスコーピオン、カニ、バッファロー、山羊の見事な墨絵が描かれた壁で四方を構成された小部屋となっている。
  • 四つの壁は全て裏で繋がっている回転式シークレットドアであり、このドアを利用して音もなく敵に背後からアンブッシュを仕掛けることが可能。さらにアンブッシュ後即座に別の壁の裏側に隠れることで、自身の姿を見せることなく敵を一方的に攻撃できる。
  • シュギ・ジキとは「祝儀敷き」だろう。畳の角の合わせ目がT字型になる敷き方のこと。合わせ目が十字型になる敷き方は「不祝儀敷き」といい、縁起が悪いとされる。

ストーリー中での活躍

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