ゴーゴン

◆忍◆ ニンジャ名鑑#254 【ゴーゴン】 ◆殺◆
怪物めいた危険なニンジャで、身体が柔らかく、暗く湿った場所を好む。ゴーゴンとはギリシア神話に伝えられる堕落した半神の姉妹の名であり、その名通りこのニンジャは恐るべき石化能力を持つ。ちなみに男。

登場エピソード

• 「フラッシュファイト・ラン・キル・アタック」

「ドーモウフフフフォフォ、ゴーゴンですウフフフ」

人物

• サイサムライとコンビを組み、ニンジャスレイヤーを襲撃したニンジャ。
• 記念すべき第3部初の翻訳エピソードに登場した敵ニンジャにして、モスキート並みのヤバイ級変態。美しい女性を自身のジツで石に変えることに興奮を覚える様子。

「そちらのび、び、美女は非ニンジャ！美体！イイ……」
「お美体……」
「石化するにあたって全裸にして縛ります！」

• 他にも、うねうねとした動きで暗くて狭い所に潜り込むことを好む性質、芋虫めいたバイオ舌など、ヴィジュアル面においても屈指のキモさを見せつける。
• ウォーロックのことを懐かしいと発言しており、ソウカイヤ出身の可能性がある。
• 本編中（正確には本編のあらすじ中）および物理書籍版の登場人物名鑑には「アマクダリ・セクトのニンジャ」との記述も見えるが、ラオモト・チバには名前を知られていない模様。
• ニンジャスレイヤープラスのN-FILES【フラッシュファイト・ラン・キル・アタック】にて、コブラ・ニンジャクランのグレーターニンジャのソウル憑依者であることが明かされた。

外見

• 光沢のある黒みがかった紫の装束。ギラギラと光る目。
• 前述の通り、開閉式メンポの下には芋虫めいたバイオ舌が隠されている。

元ネタ・考察

• ギリシャ神話に登場する、視線を合わせた者を石に変える女怪ゴーゴン（Gorgon）は実際有名であろう。
• ニンジャ名鑑にてわざわざ「ちなみに男」と注釈を付けられるのはバンシーに続いて二人目である。
  • 余談ながら、アメリカン・コミックの大手Marvel社にもバンシー、およびゴーゴンと同名のキャラクターが存在しており、やはり両者とも男性であるが、この事実が本作における彼らの性別設定と関係しているのかは定かではない。

ワザ・ジツ

• 非凡なニンジャ敏捷性の持ち主。軟体めいた動きで狭所に潜り込み、また天井や床を這い回って滑るように移動する。実際気持ち悪い。

イシ・ジツ

• バイオ舌に仕込まれた鋭利な針状の器官から毒を注入し、標的を石化させるジツ。毒は遅行性であり、舌針を突き立ててからジツの効果が表れるまでには若干の時間を要する。
• その正体はフドウカナシバリ・ジツの一種。麻痺毒で抵抗力を奪うことでカナシバリ呪いによる石化を可能とする仕組みらしい。
  • 毒の助けが要るとはいえ、バジリスクのイビルアイに匹敵する強力なジツと地の文＝サンに評された。
• 何らかの方法で対象のニューロンに働きかけ、カナシバリを無効化することができれば石化も解除される。

ストーリー中での活躍

一言コメント