雑誌等情報

Last-modified: 2010-12-02 (木) 02:03:13

明大祭公開設定資料

N設定資料

N

左目に泣きボクロがあり、現在よりも垂れ目
身長は180cm(ちなみにゲーチスは200cm)
父親であるゲーチスの正式な発音がゲーツィス(G-Cis)でドイツ語読みであったため、
ゲーチスとNはゲルマン系の人間である可能性が高い

Nが持って居るパズル

幼少時から見に付けて居るボイドキューブはスライドパズルになっている。
(実際に3Dデータとして遊んだ見立てでは、誰でも揃えられるが、
裏返っているキューブの色を確かめるのが面倒とのこと)
装飾が完成すると(何か意味がある形態がモチーフとなっている)中央に鍵穴があらわれる。
キューブの中心には謎が隠されている(ポケモン?との記述が)

Nの城

背骨、肋骨が意識されており、骨の様なイメージ。
城は潰れた六角形の形で、これはイッシュ地方の街の配置と同じ形をイメージしている。
なお、三つセットで地面から生えてくる。

ゲーチス設定資料

以下設定資料展原文。

G-Cis(ゲーティス)

・表向きには7人衆の1人。
・神の日にNに王冠を就ける7人衆の1人。よく見ると彼だけ、ひざまずいていない。
・彼が自分の目的のため組織を作り、Nを組織の中心に置き神に仕立て上げた。
・噂では彼が親父という説もある。だからNが王になることに納得したとも。
・容姿がNに似ている。
・主人公が最後に戦う相手。
・最後の戦闘の前に(Nが居ないところで)自分がNの父親であることを主人公に告げる。
(本当なのか、それとも主人公を動揺させたいだけなのか?それすら定かではない)
・G-Cisは自身の私利私欲である世界の完全なる支配を達成させることが目的。
・完全なる権力欲、完全なる支配欲、攻撃的な態度。完全に良心に屈しない。完全に。
・主人公に負けても、G-Cisの完全たる野望、欲望は、さらに膨らみ続けていく。
・身長200cmぐらい。(Nの身長が180cm)
・大司教のような衣装。金色の糸で刺繍がほどこされている。左右で色が反転している。

ファミ通(No.1146)

松宮インタビュー
・「ポケモンと自由に話せる能力を持つ人間がいたら何を思うのだろう?」という増田の提案から今回のテーマができた
・今ではポケモンを捕まえることに何ら疑問を抱かなくなってる
そんな中で改めてポケモンと人間の関係を問い直し、ポケモンについて考えてもらおうと思った
・これまでのシリーズでは主人公のライバルがいたが、今回はNがその役割を果たしている
その分、幼なじみの二人には別の役割を持たせている
幼なじみが次第に別の道を歩んでいくときに、プレイヤーはどちらに自力を重ね合わせるのか
自分の立ち位置を考えることができるようにしたかった
・基本的には何も考えずに楽しく遊んでもらえればと思う
でも人間の生き方や考え方の多様性といったテーマがあることを気に留めてもらえると嬉しい
・BWはどちらの主張も正しいと思える時に、人は何を信じるのか。裏で糸を引く黒幕がいるにせよプレイヤーにそんなことを感じでもらえれば

ニンテンドードリーム(2011年1月号)

曲関連

景山が語る増田が作るサウンドについて

今回のNと勝負する時の曲だと、一つの音や、小節単位に、すべて意味をもたせてあって。
この小節からの数小節では、この楽器の音色がNの心情を表していて…とか、ここの和音の持つ意味はこうで、とかだから不協和音にはこんな意味があって…と言った具合で
その調子で曲ごとに、細かいところまでアレンジ担当者のところに伝えてくる

Nのテーマとオルゴール

Nは曲のイメージを考える前に、あのキャラクター自体のイメージのおもしろさに引かれたほとで。
Nは数学の天才をイメージして生まれたキャラクターで、腰にはキューブ型のパズルをつけている。
でも一般的な人から彼を見てみると…奇人変人で面白いじゃないですか(笑)
そういった設定や、イラストをもらったときに「数学」のイメージが引っ掛かったんです。そこからすぐに「オルゴール」だな、というイメージが直感的にわいて。
オルゴールは機会仕掛けの楽器で、パンチで刻印された譜面の通りに演奏するじゃないですか。それがどこか数学の規則正しさと繋がったんだと思います。
冒険の後半では、よりオルゴールを押し出したNにまつわる曲も流れます。
僕の中ではN=オルゴールという作曲のテーマを立てたんです。でもNって変なんだけど、どこか憎めないじゃないですか。
彼の話はとにかく難しく聞こえるけれど、ちょっと考えさせられ、悩まされる、不思議な人という感じがあるような。
曲調をワルツにしたのは、アイデアが突如ひらめいたからですかね(笑)

キャラデザ関連

主人公(とついでにN)

(杉森)
今回は、増田から主人公の年齢を上げてくれというオーダーがありました。
今までのように10歳とか11歳のイメージではなくて、もっと上の世代にしてくれと。
あとポケモンの主人公に必要な要素として帽子とかばんがあって、これがデザインの取っ掛かりなることが意外と多いんです。
どうしようかと思っていたら、増田の方から上がってきたNのデザインが、キャップをかぶっていたんです。
Nというキャラクターはまるっきり敵というイメージではなく、割と主人公たちに近い存在だと聞いたので
じゃあ全員キャップをかぶらせたら面白いんじゃないかと。
これまでもキャップの男の子主人公はいたんですけど、キャップの女の子主人公はいませんでしたし。

Nとプラズマ団

(杉森)
Nは増田のイメージが中心ですね。
とにかく天才をだしたいというオーダーを、増田の下にいた女性デザイナーが彼女なりに「天才とは何か」を考えた結果
ちょっと見た目が中性的で、芸術家タイプというか、敵らしかぬデザインが上がってきました。
ストレートにイケメンですが、ポーズを見るとわかるんですけど、ちょっと普通とは違う人です(笑)
天才ならではの危うい感じがあります。
ゲーチスに関しても詳細な設定があって、それを基にNを描いたデザイナーがデザインしています。とにかく、ゲーチスに関しては異様な感じにしたいと。
かなり異様な服を着ていて、異様な姿をしています。
プラズマ団自体は、中世の騎士団みたいなイメージですね。ロゴもそんな感じです。ただしたっぱのデザインは毎回割と悩むんですよ。今回したっぱを描いたのは大村なんですけど。
(大村)
「王を守る騎士団っぽい人」というイメージでまとめています。
自分としては、この頭の形は冒険でしたね。見方によってはマヌケに見えるかもしれない(笑)
でもしたっぱだし、ちょっとマヌケなくらいでいいのかなと。
あと男女が似てしまうんですよ。そこはちょっとどうかなと思ってたんですけど
実際にフィールド上でしたっぱが集団で出てきた時、みんな丸い頭なのが異様な雰囲気を出しているんですよ。
逆によかったかなと思っています。

コロコロG冬号(2010年)

(しょこたん×増田順一ガチンコバトルトーク)
しょこたん:今回はおどろきの連続でした!あとN様がカッコよすぎて興奮しました!
増田:Nはカッコイイというか天才的な感じがでるようにしました。ちょっと口調が早いのもそのためで。メッセージ速度も実は速いです。プレイヤーの「話しの速さ」の「速い」より速くしてます。
しょこたん:すごーい!そういう細かい設定やイベントでの細かい演出まで作りこまれているので、入り込めて感動してしまって。4年でここまで新しくなったと!
増田:いやいや(笑)
しょこたん:N様って本名とかあるんですか?
増田:ありますよ。
一同:オオ~ッ!?
増田:現時点では"ある"ということだけで。ゲーム内にもヒントが・・・言っちゃマズイか(汗)
(中略)
コロG:では、登場キャラクターでお気に入りはいますか?
しょこたん:もちろんN様です!
増田:ゲーチスが気に行ってますね。音楽用語の「ゲー」と「チス」(音階のソとド#のドイツ語)からきているのですよ。ゲーム内のとあるBGMでティンパニやドラムの音階で普段は使われない不協和音「ゲー」と「チス」を取り入れました。そういうのもあって彼は印象深いですね。
コロG:意外なところからネーミングの由来が判りました!「ポケモン」シリーズの音楽を手がけているだけに、いろいろなアイデアが盛り込まれていますね。
増田:音楽からとっているのが、他にもそこそこあって、実はNも・・・。
コロG:まだまだ気になることは尽きないんですが、残念ながら実はお時間で・・・。