~フキヨセシティ

Last-modified: 2010-11-10 (水) 20:57:32

電気石の洞穴

入り口

ダークトリニティ『Nさま 連れてきました

N『……ありがとう
今の 連中は
ダークトリニティ
ゲーチスが 集めた
プラズマ団の メンバーだよ
ちなみに この 洞穴の
入り口に デンチュラの 巣を
用意したのも カレら らしいね

(右を向く)

N『電気石の洞穴……
ここ いいよね
電気を 表わすのは 数式
そして ポケモンとの つながり
……人が いなければ
ボクの 理想の 場所だ
さて キミは 選ばれた……
そういうと 驚くかい?

(主人公を見る)

→はい
N『まあ そうだよね
驚くだろうさ
キミたちの ことを
ゲーチスに 話した
すると ダークトリニティを 使い
キミたちのことを 調べたらしいよ
チェレンは 強さ という
甘い 理想を 求めている……
ベルらは だれもが
強くなれる わけではない という
悲しい 真実を 知っている
キミは どっちにも 染まっていない
いわば ニュートラルな 存在……
それが いいらしいんだ
この先で プラズマ団が
キミを 待ち構えている
ゲーチスは キミが どれほどの
ポケモントレーナーか 試すそうだよ

→いいえ
N『…フウン
やはり 意味が 理解できないと
驚くことも できないか
(以下同じ)

(N、洞窟の奥へ去る)

出口

N『多くの 価値観が 交じり合い
世界は 灰色になっていく……
ボクには それが 許せない
ポケモンと 人間を 区分し
白黒 はっきり わける
そうしてこそ
ポケモンは 完全な
存在に なれるんだ
そう! これこそが ボクの 夢!
かなえるべき 夢なんだ!
(主人公名)!
キミにも 夢は あるのか?

→はい
N『夢が ある……
それは すばらしい
……キミの 夢が どれほどか
勝負で 確かめるよ

→いいえ
N『……夢を 持たない
人間に ボクが 理解できるか!
くっ…… キミの……
ココロを 折るしかないのか!

vsN

(vsN・1)
N『ポケモン勝負は お互いが
理解するためと 信じているかい?

(vsN・2)
N『ボクの 全身から あふれる
トモダチへの ラブ! みせてあげるよ

(vsN・3)
N『トモダチが 傷つく……
これが ポケモン勝負 だよね

vsN後

N『……どうしてだ?
トレーナーで あることを
苦しく 思うまま
戦っていても 勝てないのか……
クッ! こんなことで
理想を 追究できるか!
伝説の ポケモンと……
トモダチに なれるものか……!

(ベル・アララギ博士が来る)

ベル『(主人公名)!
もうすぐ フキヨセシティだね

アララギ『…ベルは
耳が いいのね
あんな 遠くからでも
(主人公名)の 声が以下略

N『…アララギか
トレーナーと ポケモンの
関係に 疑問も もたず
人間の 勝手な ルールで
ポケモンを 分類し
ポケモンという 存在を
理解した つもりになる……
そんな ポケモン図鑑が
許せないのだが アナタは
なにを 考えているんだ?

アララギ『あら……以下略

N『…それでは
間違った 考えの 人間が
ポケモンを 苦しめる……
そんな 愚かな 世界を
ボクは 見過ごすわけには いかない!

(出口へ去る)

フキヨセシティ/ジム前

(N出待ち、主人公「!」を出す)
N『……わかりあうためと いい
トレーナーは 勝負で 争い
ポケモンを 傷つけあう
ボクだけなのかな
それが とても 苦しいのは
まあいい…… キミの ポケモンと
話を させてもらうよ
……ボクは 生まれたころより
ポケモンと 暮らし 育ったからね
ヒトと 話すよりも 楽なんだ
だって ポケモンは
絶対に ウソを つかない

(主人公に近づく)

N『(先頭のポケモン) だね……
(主人公名)は
どんな トレーナーか 教えてよ?

N『……そうか (主人公名)は
カノコタウンで 生まれ育ち
母親と 二人暮らし なんだ
ポケモン図鑑を きっかけに
世界を 見聞するための
旅を している…… と
それにしても この (先頭のポケモン)
なぜだか キミを 信じている……
いいね……!
すべての 人と ポケモンが
キミたちの ように 向き合うなら
人に 利用されるだけの
ポケモンを 解き放たずに
ポケモンたちと 人の
行く末を 見守ることが できるのに

(主人公から離れる)

N『ゲーチスは プラズマ団を 使い
特別な 石を 探している
その名も ライトストーンと
ダークストーン……
伝説の ポケモンは
その肉体が 滅ぶと
ストーンと なって 眠りながら
英雄の 誕生を 待つ……
そのストーンから 伝説の
ドラゴンポケモンを よみがえらせ
トモダチに なり
ボクが 英雄で あることを
世界に 認めさせ 従わせる……

(首を左右に振る)

N『……ボクの 夢は 争う事なく
世界を 変えること
力で 世界を 変えようとすれば
反発する 人も でるだろう
そのとき 傷つくのは 愚かな
トレーナーに 利用されてしまう
無関係の ポケモンたち だから
そう……
ポケモンは 人に 使われるような
小さな 存在じゃ ないんだよ!

(主人公を見る)

N『その結果……
キミたちの ように
お互い 向き合っている
ポケモンと トレーナーを
引き裂くことに なるのは
すこし 胸が 痛むけどね

(去る、主人公はNの去った方を見る)