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添付シナリオ/世界移動シナリオ-中世聖騎士編のイベント。
「いぶき屋」改築計画 
温泉宿「いぶき屋」の評判が一定以上の時に「いぶき屋」にて受領できる。
依頼
「いぶき屋」に関する重要な案件に協力してほしい。
内容の詳細は業務室にて説明する。
また、荒事になるので志願者はある程度の腕利きが好ましい。
温泉宿「いぶき屋」 八雲藍
「この頃訪れる客層が多くなって、客室が足らなくなる事が稀に良くあってな。
そこでいぶき屋を改築して、規模を広げようと考えいる」
……もしかして、その資金が足りないから調達してくれ、とか？
「いや潤沢だ。見積もりは十分ある」
じゃあ資材？
「それも抜かりない。バストゥークに注文しておいた」
では、改装に人手が足りないとか？
「いや、資材の注文と同時にバストゥークから技術者を招聘する。こちらには女将もいるし、三日もかからない」
……とすると？ 案件には荒事とか書いてあったが。
「それなんだが……その物資と人材を頼んだはいいのだが、バストゥークと幻想郷を繋ぐ道中でモンスターの襲撃にあった」
モンスターの襲撃とな。
「聞いたところによれば、最近になってあの辺りで生息が確認された凶暴なモンスターらしい。
幸い、撤退が早かったおかげで資材や人員に被害はなかったが、そこを通れない以上、計画は一時中断の状態にある。
障害を取り除こうにも、幻想郷外の出来事だから博霊の巫女は動いてくれそうにない。私達は私達で仕事が予想以上に忙しくてな。とてもじゃないが手が回りそうにないんだ」
ははあ、なんとなく言いたい事が読めてきた。
「ああ、そう言う事だ。こちらとしても速やかに改装を行いたい。
道中を調査し、襲撃したモンスターを発見・排除してくれ。
無論、報酬は弾むつもりだ」
依頼実行
バストゥークと幻想郷を繋ぐ街道の一つ。
整地があまりされていないそこで、モンスターの襲撃に遭ったのだという。
果たして、上手い事モンスターに出くわすのかと考えつつ、街道を渡る。
藍の話ではこの辺りでは見かけない新種のモンスターだという。
道中、何体かのモンスターに遭遇するが、どれも条件に当て嵌まるものではなかった。
それらをあしらいながら進んでいくうちに、遂に街道の果てまで着いてしまった。
これは、一度往復で戻るべきかと思い、背後を振り向くと、
そこに、巨大なカマキリの化け物が立ち塞がっていた。
その体躯は人間よりも明らかに大きく、禍々しい。
両の鎌を互いに擦り合わせ、研ぐその姿は処刑人か何かのようだった。
これが、話されていたモンスターなのだろうか。
少なくとも、こんなヴァーミン類(見た目がカマキリなので恐らくヴァーミン類だと思う)は初めて見る。
思索の合間に巨大カマキリが両鎌を広げた。
迎え入れる様なその格好は、両鎌を振り下ろす直前動作なのは確定的に明らか。英語で言うとシザークロス。
得物を構え、こちらも応戦の構えに入る。
- VS.カッゲン
Bed of Chaos
巨大カマキリのモンスター「カッゲン」との戦闘。
三つの通常攻撃を持ち、その内二つが範囲技という厄介な特性を持つ。
自己強化も用いるので、呪歌の魔法のフィナーレといった消去手段を忘れずに。
またHPが半分以下になると自身を強化した後、即死効果を持つ「デスプロフェット」を使用するようになる。
即死への対策は万全にしておくこと。
HPと物理防御が高めなので弱点である氷属性中心の技を中心に攻めていこう。ヴァーミンキラーも効く。
依頼完了
なんとか化け物カマキリを仕留め、更に周辺を調査。その後「いぶき屋」に戻り、藍に事の次第を報告する。
「そうか。モンスターを討伐してくれたか。助かる」
これで大丈夫なんですかねぇ？
「おそらくそいつが襲撃したモンスターと見て間違いない。そいつを倒した君を信用するさ」
ふむ。しかしこれで……
「ああ、ようやく改築の目処が付いたと言ったところかな。至急バストゥークに知らせるよ」
……ところで、三日で何とかなるもんなんですか？
「そう思うかもしれないが、世の中には、たった一日で商店からデパートメントに変貌を遂げた店があるんだ。
…………しかもその店主はタヌキと来た。
――フフフああ、やってやる、やってみせるとも。女将や私達がいる。三日で旅館増築なんて訳ない……！」
あ、あれれなんか変な対抗心燃やしてるよこの人！？
- クリア報酬
「30000ギル」
上体部装備「陰陽師浄衣」
- イベントクリア後の影響
- 「いぶき屋」の評判が上がる。
- イベントクリアから本当に三日後に「いぶき屋」が増築され、マップが変化。
また、宿泊費や購入できるアイテムの金額が下がり、さらに充実した温泉生活が認可される。
