イベント/アルタナ四国軍事会議

Last-modified: 2011-11-10 (木) 13:31:21

シナリオ/世界移動シナリオ-中世聖騎士編のイベント。


アルタナ四国軍事会議

すぐ目の前の終局

なんとかブーメラン・センチネルに帰還できた傭兵一同。
だが、それを迎えたのは……。
「腹黒シーフが捕まった……懸賞金がパー……わ、わたしの……」
「臼姫?wwwwww」

 

「私の腹黒な金蛇勲章がもらった御用達な一攫千金で見つけたプロジェクトが聖皇さまなんだよッ!!!!」

 

「し、社長。とりあえず落ち着いて……」
「あはははは、世界へ羽ばたく、私の翼が……ほら!私の……私のアトルガン黄金貨2000枚が飛んでいくわ!」
……やべぇ。社長がご乱心だ。
「忌々しいったらありゃしないっ!」
臼姫が乱暴にモーニングスターを振り回した、その時。
勢い余ってすっぽりと手から抜けて主人公目掛けて飛んできた。
「!! あ、あぶなーい!!wwwww」
咄嗟に内藤が超反応して飛んで掴もうとするが、内藤君とれなーい!ボール(棘付き鉄球)がゴール(主人公の頭)に……!

 
 
 

入らなかった。間一髪とはこのことだと命をもって実感した一瞬だった。

 
 
 

皇宮。
地図上には魔力で出来たホログラムが乗っている。塔のような巨人のホログラム……鉄巨人だ。
「900年……900年もの長きに渡り歴代の聖皇は、各地に散らばった鉄巨人の骸を、こんな風に接くことを夢見てきた。そのために、失われた魔笛を求め内に外に無益な争いを繰り広げてきた……」
「何というか……壮大な道のりでしたね」
声を掛けたのは、ヒュームの女性。
ユメミ。世界初のオートマトン開発者だ。
「ええ……。だけど、父上は違った」
「そう。偉大なるジャルザーン皇は鉄巨人を、そして魔笛を自分たちで作ろうと思い立ったのですよね」
「……必ず道はある。無ければ作るまで……。父上の口癖でした」
「そんで、サトリ様はその偉業を立派に引き継がれている、と」
「父上はきっかけに過ぎません。私には私の理想がありやっているだけのこと」
慇懃……とはいえないユメミの態度を、サトリが気にかけることはない。二人も長い付き合いになる。

 

「……アレキサンダーは、この巨大な『アルザダールの鉄巨人』のように、私たちの『機関巨人』を『よりしろ』として選んでくれるかしら?」
「弱気は禁物ですよ。アレキサンダーはこの世で最も強い者を愛すると云う。計算上では、機関巨人は鉄巨人を数倍上回る絶大な火力を発揮できる筈なのです。それに、私には確信がある。アレキサンダーは降臨の日を待ちわびている……私は、その意志に従っただけに過ぎない」
だが、彼女たちに感傷に浸る暇はない。『機関巨人』を紐解くまでは。

 

「……しっかし、皮肉なものね。他ならぬ私が設計したオートマトンに、彼女がそんな細工をしていたなんてね」
皇宮には、2体のオートマトンが眠らされていた。
……コイシから奪った、アヴゼンとメネジン。
「無理もない。母上ジュブリールは、変わった人だったけど、頭の切れる女性でした。あの人の手解きを受けて、初心者の私が作ったメネジンを、まるで生きているように動かすことが出来た」

 

ふと、不滅隊アミナフが現れた。
「ナシュメラは?」
「いまだ、寝室に引きこもられたままでございます……」
サトリの問いに、アミナフが答える。
「困った妹ね。奔放の次は引き篭もりか。ナシュメラに伝えて。大人しく人形のプログラムを解放するなら、痛風の処遇を考えてやってもいい。解放しないなら、メネジンとアヴゼンをばらしユメミに解析させるしかない、と」
「御意」
アミナフは現れた時と同様に、音も無く消えた。

 

「……痛風の件、本当なんですか?」
「まさか。だけど、機関巨人が完成に近づいた時、奴もまた蘇った。偶然ではない」
「神々の意志が介在している、か」
「だから、巨人との因果関係がはっきりするまでは生かしておくつもりよ」
「だけど、それじゃあ……」
「安心しなさい。冥界の連中が望む最終決戦ラグナロクなんてものは起こさせない。審判の日の鍵は、全て私の手の中にある」

 
 
 

「……どう?落ち着いた?」
未だに鉄球が目前をすり抜けていく光景と死への恐怖が抜け切らない主人公の顔を、鈴仙が心配そうに覗き込む。
「臼姫wwwww謝った方がwwwwwいいよwwwwww」
「これは……その……そう、腹黒シーフによる不可抗力よ^^♪言っておくけど、社の労災はおりないからね^^♪」
「臼姫!!」
「……その、ごめんなさい……」
珍しく草が生えずに怒鳴りつけた内藤の勢いに負けてか、素直に臼姫社長が謝ってくれた。まぁ、命に別状はないのだから良しとしよう。
「そ、そんなことより、何か報告があって出社してんでしょう^^♪」

 

「ふーん^^♪海賊の隠れ家と、ゲッショーの正体ね^^♪私の推理は当たってたわけね^^♪……それにしても……」
臼姫は何を思ったか、内藤に近づき匂いを嗅ぎ始めた。
「ちょwwwwwwいきなりどうしたんザマスかwwwwwwデレ期到来?wwwwwwww」
「いや、何だかお金の匂いがしたのよ^^♪」
「や、やだなぁ、もう。お金に匂いなんかあるわけないじゃないですかー」
取り繕いつつ、鈴仙は冷や汗を流していた。
海賊の隠れ家には、彼らがかき集めた宝の山が眠っているのだから。

 

それから、コイシから輝金の短剣を預かってきたんですけど……。
「コイシから!?どうしてそれを先に言わないの!…………ちょっと早過ぎるわ……いや、事態はそこまで……」
「社長?」
「……ん?見世物じゃないのよ^^♪考え事するから、みんな席を外して頂戴^^♪」

 
 

社長に邪険にされたので、鈴仙と内藤と別れ、さてどうするかと思ったところに声を掛けてきたのは。

 

「やっぱり、ここにいたのね」

 

……ぱ、パチュリー?何だってこんな国に?
「私だって遠出は嫌だったのに……まぁ、とりあえず貴方には、この国で起きたことを洗いざらい話してもらおうかな?」

 
 

パチュリーに連れて行かれた先には、サンドリアの竜騎士カイン、ウィンダスの人形師アリスが集っていた。バストゥークのパチュリーを合わせて、三国の使者が揃ったわけだ。
「あのヤグード……ゲッショーがまだ来ていないが……」
「連絡の取れない相手を待っててもしょうがない、始めましょ」
カインの言葉に、アリスが対応する。この場にゲッショー殿も来るはずなのか……きな臭くなってきた。

 

これまで、サンドリア、バストゥーク、ウィンダス、ジュノのアルタナ四国は、ずっと他国との関わりが薄いアトルガンの内情調査をしていた。というのも、東の国のゲッショー殿同様、他の国もアトルガンの動向には気を使っていたようなのだ。
主人公からの話も聞き、とりあえずは互いの状況を確認しあう事ができた。

 

「……遂に、我々が恐れていた事態を迎えた」
重々しく口を開いたのは、カイン。
「やっぱり、決まったのね」
「ああ、そうだ。近く、アルタナ四国による軍事会議が開催されることになった」
軍事会議って……!
「無論、開戦は回避するべきだ。そのためにも、我々が情報収集を競っている場合ではない」
「同感ね……。ね、主人公。貴方、皇国の中枢まで浸透していたんでしょう?貴方の話を聞かせてよ」

 

「オーディンの化身、か」
「まさか、聖皇が臣下に捕らえられてるなんてね……」
「うーん、腹黒シーフの賞金、私も狙ってたのになー」
……アリスさんはウィンダスの空気に感染してるんだよ、きっと。そうに違いないよ。
「……サトリ、か。開戦は避けられんかもしれんな……」
カインの漏らした言葉に、誰もが肩を落とした。

義士、立つ

「……決めた。私は今すぐにでもジュノの大公宮に乗り込むわ」
「……アリス、そんな風に大声を出すと……」
「ふん。よくそんなに落ち着いていられるわね。戦争になるかもしれないってのに」
「とにかく、俺の話を最後まで聞いてくれ!」
アリスとカインの会話を止めたのは……パチュリーと同じミスリル銃士隊、フリオニールだった。
「そう言われてもねっ」
「さっきも言いかけたが、パチュリーが言うには、会議は閉会したわけじゃない。一時休会しただけなんだよ」
「延長に次ぐ延長、そして今回の休会……議論は空転しているのだろうな」
フリオニールは、休会の間に隊長ライトニングの密名を受けてアトルガンへ来ていた。ライトニングは未だ傷が癒えていないが、会議に参加することは許されたのだ。
そして、その密命とは、主人公を探し出し、会議に参加させるというものだった。

 

フリオニールは主人公を見つけるのにそう時間は掛からなかった。
二人揃ってジュノの大公宮まで駆けつけた。

 

「何度も言うが、皇国の秘密兵器、機関巨人とやらの完成を、我々はなんとしても阻止しなくちゃいけない。そのためなら、バストゥーク単独での武力行使も辞さない覚悟でいる」
「同感ですことよ。魔笛を5つも自前で揃えた以上、皇国の意思は明らか。もはや、一刻の猶予もないと見るべきですわね」
強気なバストゥーク代表のライトニングに、ウィンダス代表のシャントットが続く。

 

「しかし、いま出兵すれば宰相をはじめとする皇国内の主戦派に格好の口実を与えてしまうだろう。今も、皇国内には聖皇を慕い。その意見に従う者が少なくないはず……私は、その可能性に賭けてみたい」
反論するのは、サンドリア代表として、国王自ら出席したランペールだ。
「オホホ……らしくないですこと。聖皇に身の自由が与えられている、という希望的観測が多分に含まれておりますことよ」
「その通りだな。聖皇は宰相の傀儡と化している……その情報をもたらしたのは、龍王ランペール。貴様の部下じゃなかったか?」
「うぬ……」
二人の言葉に、ランペールが言葉を失う。本当に、らしくない。

 

「しかし、これは大きな戦になりますね。ここは、もう少し外交的努力を重ねてからでも……」
「正論だが、甘いな」
ジュノ代表、ギルドマスターアヤネの意見を、ライトニングは切って捨てる。
「相次ぐ戦乱で疲弊しているとはいえ相手は大国。先手を打たないと我々は大量の犠牲者を出すことになる」

 

「いいえ、それくらいでは済まないかもしれませんわよ」
「どういうことです?」
アヤネに促され、皆の視線がシャントットに集まる。
「みなさま、『ゴルディオス』はご存知ですわね」
「ああ……忘れるものか」
「確か、ワラーラという寺院に安置されている神像で、世界の理が記されているっていう……」
ランペールが呟き、アヤネが辞書の如く正確な情報を提供する。
「よく、ご記録でしたこと。花丸をあげますわ。でも、そっちじゃないんですの。わたくしが言っているのは今から遡ること900年ほど前……1年もの間、地上から夜を奪い去った超新星のことですのよ」
「天晶暦元年に、女神が起こした奇跡か?」
「後に、光度を落としアレキサンダー座に収まったという、北天に輝く一等星のことか」

 

「これだから歴史の浅い国々は……それは、たまたま超新星の軌道上にあった星。超新星の正体ではありませんことよ」
「軌道上?意味が分からん」
「わたくし、目の院の奥でとっても古そうなパピルスを束ねた古文書を見つけましたの。それには、このように記されておりましたことよ。『白き神と黒き神が争うと、天空には巨大な穴が穿たれ、地上には大いなる嵐が吹き降ろされた。それがラグナロクである』と」

 

「ラグナロク……魔獣、じゃなかった、神々の黄昏と呼ばれる北方の伝説だな。超新星は神々の戦いの光だった、とでも言いたいのか?」
ライトニングは、まさかという表情でシャントットを睨む。
「あら、惜しいですこと。当たらずとも遠からず……反丸ですわね。ここからは、これまで集めた情報を基にした、わたくしの推論ですけれども……」

 

かつて、古アトルガンは白き神を宿した巨人を空高く打ち上げて天の道を歩ませ、世界を支配しようとした。
対立していた黒き神を信奉する国は、それをよしとせずいけにえにより得た冥路の騎士を空へと放った。
天空での至当の末、バラバラになった巨人と、傷ついた騎士は共に墜ち、ようやく戦いは終わった。
だが、後に残されたのは焦土と化した大地、そして世界に天変地異をもたらすことになる天空の大穴だった……。

「……馬鹿げた妄想を。巨人が空を飛ぶなどと……そもそも、その現象がゴルディオスの名と何の関係がある?」
「我がタルタルは、昔から食にうるさい種族。先人たちは、きっとどこぞから食材を運んできた貿易商を通じて耳にしたのでしょう。その発端となった巨人の卵の名を……」
「……我々は、魔笛に惑わされていたのだな。あの球体こそ、もっとも警戒せねばならぬモノだったのか……」
「彼の国の宰相が、ゴルディオスの真の価値に気付かずにいることを祈るばかりですわね」

 

「お待たせしました!フリオニール、主人公を連れてきました!」
そのタイミングでフリオニールと彼に連れられた主人公が入室した。
「よく来てくれたな。いまやお前は当事者でもある。だからこそ聞かせてほしい。彼の国で一体何が起ころうとしているのか。お前が見てきたこと。そして、思うところを……」
重々しく口を開くランペール。主人公は緊張しつつも、アトルガンの現状を知る限り伝えた……。

 
 
 

「……なんとかプログラムのシールドを突破できそうね。けど、大丈夫?彼女、意識が朦朧としているみたいだけど」
「……心配ない。俺の『慧眼』が目的の記憶を読む時、その近辺の本人が封じていた記憶も同時に引き出してしまうことがある。その記憶が起こした一種の記憶退行状態だ……じきに直る」
皇宮では、コイシが一同の前に引っ張り出されていた。
ただし、正常な状態でではない。セフィロスの能力によって、記憶を引き出されているのだ。
また、そこには……『ゴルディオス』が置かれていた。
「始めよ」
サトリの号令を受けると、2体のオートマトンが宙に浮き、身体から発光する。
『……ほっほぉ~。ついに、この日を迎えたのか』
「この声は!?」
驚き、咄嗟にコイシに向き直る。いくらコイシが声真似が上手でも、今の彼女とは会話もままならないはずだ。
声を発していたのは、メネジンだ。
『誰かは知らぬが、アルザダールを完成させ、ゴルディオスの結び目を断ち切ったわけだ。おめでとう!とりあえず、そう言っておこう。世界最強の「光の力」を手に入れるんだからね』
「父上……なのか?」
『けれど、アレキサンダーの力は諸刃の剣……』
今度はアヴゼンが声を発する。女性のものだ。
「では……ジュブリール……?」
『その無限の星気……一歩使い道を誤れば、身を滅ぼすことを伝説が、そして遺跡が物語っています。今なら、まだ間に合う。心あるならば、すぐにプログラムを停止させなさい。。貴方が賢明な判断を下さんことを……』
「小賢しいわね……最後まで小細工を弄して」
だが、それきりだ。
アヴゼンとメネジンは己の力をゴルディオスの球体に注ぎ込む。
ゴルディオスが一際強い輝きを放ち……。

 

目を開けたとき、目の前には、鉄巨人がその雄姿を現した。
本物ではない、ホログラムのような、設計図だ。
「見るがいい!これがアレキサンダーの御意志よ。私は伝説なんて恐れない。運命とは自らの件で切り拓くものだ!」
サトリの宣言と共に、2体のオートマトンが空中で爆発し、バラバラの残骸となって飛び散った。
アヴゼンの頭部だった部品がコイシの足にあたり、それでコイシの意識が覚醒した。が……。
「…………?ア……アヴ……ゼン……?メ、メネジン!?い、いやぁ……っ!!」

 
 
 

ジュノ大公宮。
話し終えた主人公に、ランペールが頷く。
「やはり、お前の口から聞かされると重みが違う。それに宰相の言葉……。残念だが、彼の国との戦は避けられぬようだな」
「同感です……」
「さてさて、どうやらこれで決まりのようですわね」
「我が国の艦隊は、すでに出港準備を終えている。早速、海洋に展開させ制海権を抑える。いいな?」
場の空気が急速に戦の方向へと向いていくのを、フリオニールが感じ取る。何か言おうとはするのだが、緊張で言葉が出ない。
「オホホ。既に我が軍は水陸両用カーディアンの先遣隊をワジャーム樹林に潜伏させてありますことよ」
「なに?それは抜け駆けだ」

 

「ま……待ってくれっ!」

 

「フリオニール?」
突然、フリオニールが会議に割って入る。
「俺、話を聞いてて思ったんだ。その痛風って奴は、ラグナロクを望んではいないんじゃないかって……」
「フリオニール……駄目よ」
パチュリーが立場を弁えないフリオニールを消極的に止めようとする。が、フリオニールは彼女を静かに振り解き。

 

「それに、アトルガンの聖皇も痛風と同じ考え……そうなんだろう?
だったら、正々堂々大国アトルガンとやり合う必要なんてないじゃないか。痛風を秘密裏に救出すれば少なくとも、ラグナロクは防げる。聖皇を復権させるチャンスだって生まれるかもしれない。
それに、俺たちは見てきたんだ……あの国で暮らす人の生活、笑顔、そして涙を……あの国生きているのは、俺たちと同じ、血の通った人間なんだ。
戦うのは、手を尽くした後でもいいと思うんだ……」

 

「フリオニール……」
「オーホホホホッ。これは、バストゥークの坊やに一本取られましたわね。あなた、その作戦……ご自分でできますの?」
フリオニールの話で静まり返った会場を、シャントットがいつもの高笑いで破る。
「え?あ……はいっ!もちろんです!」
「よござんす!わたくし、その作戦に一番信頼の置ける人形師を同行させますわ」
「シャントット卿!」
シャントットに続き、ランペール、アヤネが繋げる。
「いいだろう。我が国は、私が国内でも有数の精強なる勇士をつけよう。きっと、役に立つはずだ」
「でしたら、足にはわが国の高速飛空艇をお使い下さい。腕利きの操舵手もつけますよ」
「ランペール公、アヤネさん……」
ただ一人黙っていたライトニングも、フリオニールの視線を浴びて、堪えきれず溜息を吐いた。
「……仕方がないな。大統領には私から断っておこう」
「隊長!それじゃあ……」
「上手くやれよ……夢を見せたのはお前なんだからな」

 

「決まりですね。では、私は早速、高速飛空艇の出航準備を命じておきます。さて、みなさま準備もあるでしょう。これにて一時、閉会といたします。……作戦成功を、祈っています」