世界移動シナリオ-ARMORED CORE Paradise of Stain編のイベント
ラインアーク防衛
[Fine Dream]
ミッションの内容を説明するわ。依頼主はラインアーク。
ミッションの内容は企業連の戦力からのラインアーク防衛。並びにホワイト・グリントの支援よ。以前、戦艦「St Elmo」の撃破を通じてラインアークがその武装を入手した事は覚えている?
それに対して企業連は、ラインアークがホワイト・グリントという切り札に加えて
独自の武装を持った事に強烈なバッシングを行ってきたわ。ううん。企業連とは言ったけど、おそらくオーメル・サイエンス・テクノロジー社の意向よ。
詳しくは言えないけど、オーメルはホワイト・グリントのリンクスに過剰な危惧と敵意を抱いている。
依頼主はラインアーク。だけどこの依頼には私の個人的願望も多分に入っているわ。
オーメルは、気に食わない。……このミッション、引き受けてくれる?
[このミッションを受諾しますか?] | |
[ OK ] [CANCEL] | |
作戦エリア | ラインアーク海上 |
作戦目標 | 敵ネクストの撃破 |
前払い報酬 | 0c |
成功報酬 | 750000c |
[Fine Dream]
ミッション開始。
ホワイト・グリントと共同し、ラインアークの防衛を行うわ。
[Rumia Jarnefelt]
こちらホワイト・グリント
オペレーター、ルーミア・イェルネフェルトです。
再度の共同……心から感謝致します。どうか、共に幸運を。
[Kitanai Ninja]
ハッ。
出る釘は打たれるとは言うがなァ……
オーメルの馬鹿共、随分と効率の悪い仕事を押し付けるじゃねえか。
[Fine Dream]
ダーティストライダー……ランク1、汚い忍者。
よりにもよって最高戦力を仕向けたってわけか。
[Kitanai Ninja]
そういうこった。
互い、知らねぇ間柄でもない。悪く思うなよ、リベルタリアン共。
[Rumia Jarnefelt]
……変わっていませんね、貴方は。
[Black]
…
ああ、残念なことにな。
[Kitanai Ninja]
んじゃま……どーせやるんだ。やるならマジにやろーか。
その方が、互いに言い訳も付くだろう。
- ダーティストライダー
カラードランク1、汚い忍者が駆るネクスト。
機体ベースがトップクラスの機動力を持つライールである為に捉えずらい難敵。
FCSをホワイトグリントに対応して「FS-JUDITH」を採用、ホワイトグリントも用いるライフル「051ANNR」とBFFの標準型スナイパーキャノン「049ANSC」を用いた狙撃戦武装でラインアークの地形を利用しながら引き打ちして射程外・射程ギリギリから此方を狙ってくるが、突撃ライフル「AR-0700」とPMミサイル「MP-0901」を装備しており、ホワイトグリントが得意とする中距離戦での対処も行える。
更にホワイト・グリント戦を想定してか、アルゼブラ製フレア「YASMIN」を装備しており、
ホワイト・グリントの主武装のひとつである分裂ミサイル「SALINE05」を攪乱・無効化してくる。
が……
[Kitanai Ninja]
……くそッ、挟まっちまっただと!?
やってくれるじゃねえか、ホワイト・グリント……!
時間経過で、ホワイト・グリントが橋の一部を破壊。その際になんと地形に挟まり、その間にボコボコにされてしまう。
水没ではなく埋没
[Kitanai Ninja]
メインブースターがイカれたか……。
ケッ、ここまでだな。なるほどなァ……ランク1も所謂捨て駒ってヤツか。
[Fine Dream]
ダーティストライダー、戦線離脱。
ずいぶんとあっさり終わったわね……。でも、これでミッションは終了……
[Fine Dream]
……待って、敵の増援を確認!あれは……!?
直後、目も眩むような閃光が視界を塗りつぶした。
[Fine Dream]
……!
ホワイト・グリント、機能を停止……
[Rumia Jarnefelt]
何故……何故、あれが……!?
二度も、破壊した筈なのに……!
閃光の正体は、プライマルアーマーを攻勢展開させ、周辺一帯を破壊する兵器……アサルトアーマー。
そして、それを行った機体はラインアークの橋上にてそのおぞましい巨体を見せた。
巨大な機体だ。
肉食恐竜のような、強靭な印象を与える異形の脚部。
03-AALIYAHに似たデザインの、しかし巨大なコア。
何よりネクストよりも一回り以上大きい巨体。ネクストに持たせるにはあまりにも規格外なサイズの兵装。
それらの要素が交え、未確認機を悪魔のような姿に見せていた。
[Fine Dream]
プロトタイプネクスト……!最悪の遺物を持ち出すなんて!
[Rumia Jarnefelt]
どこまで……。どこまで愚弄すれば気が済むの……!
あの人達は!!
- 00-ARETHA
かつてイェルネフェルト教授が開発・破棄した筈の「プロトタイプネクスト」。
その設計図はレイレナードに渡っており、生産されたそれはリンクス戦争の際にアナトリアに投入。
ネクストの比にならないほど深刻なコジマ汚染を引き起こし、生態系もろともアナトリアを壊滅させた。
また、アサルトアーマーも搭載しており、近接時にカウンターとして行うことも。
ネクストを上回る巨体を持ちながら、そのネクストを遥かに上回る「瞬間移動」のようなスピードを誇るのだ。
そのQBはあまりにも早すぎて、「画面から消える」という表現がしっくりくる。
武装面ではアサルトアーマーと大口径コジマキャノンに注意したい。
後者は常に動き回っていれば当たる事は中々ないが、命中しようものならその瞬間、死に腐る羽目になる。
一定時間経過・アレサもしくはプレイヤーのAPが一定量削れるか、すると……
『彼』はかつて、伝説のレイヴンと言われていた。
しかし、今は鎖に繋がれた山猫。
山猫に敗れ、死に逝くところを、まだ幼かったころの『彼女』に命を拾われたにすぎない。
思えば、『彼』はそこで死ぬ筈だったのだろう。
だから、あっけなく生涯を終えても何ら不思議はなかった。
―このまま俺は裏世界でひっそり幕を閉じる
しかし、薄らぐ『彼』の意識に一石を投じるものがあった。
『彼女』の声。
砂漠の狼、鴉殺しのリンクス、崩壊したアナトリアでのかつての戦友との殺し合い。そしてその後の戦いでも。
死を覚悟したがその度に淵に陥った自分を掬い上げたのはいつも『彼女』の声とかだった
感謝の言葉。傭兵を想いやる言葉。
レイヴンという、金のために戦う薄汚い傭兵を、常に慮っていた『彼女』の声。
戦いの中で報酬なんて腐り落ちるほど手に入れた。生きるためには十分すぎるほど。
残すは、裏世界にひっそりと幕を閉じるだけ。
粗製ゆえにネクストを駆るこの身を苛む、吐き気、地獄の様な苦痛。
AMSの過負荷に蝕まれ、もう生きることすら億劫に感じていた。
ねえ、聞える……? ……ありがとう。
だが
―これで終わりとか俺のシマじゃノーカンだから。
まだ、終わる訳にはいかなかった。
まだ、裏世界でひっそりと幕を閉じるべきではない。
護るべき存在がある。
護ろうと、そう誓った帰るべき場所が。
[Unknown]
……メイン盾は 砕けない
[Fine Dream]
再、起動……?
……あの損傷で……
[Rumia Jarnefelt]
……ブロントさん……っ!
損傷を受け、その白い装甲は焦げ付き、黒く汚れていた。
だが無残な姿になり果てようとも、カメラアイは変わらずに光り輝いている。
自身の戦意が喪失していないことの表れとでも云うかの如く。
汚れを背負い、しかしホワイト・グリントは気高く空を羽ばたく。
誇り高いその姿は
まさしく、最後の渡り鴉だった。
「00-ARETHA」戦
[Fine Dream]
目標、プロトタイプネクスト。……あのスピードと武装よ。高速機動のまま、姿勢制御なんてできる訳がない。
攻勢に回った瞬間が、あのプロトタイプネクストの最大の隙。
そこを狙って。……出来るわ、あんたとその人なら。
負ける筈がない。
プレイヤー、ホワイト・グリント、アレサのAPが全快した状態で戦闘を仕切り直す。
オペレーターの言うとおり、アレサは攻撃時には必ず足を止めるため、コジマキャノンといった攻撃の瞬間に大きな隙を晒す。
隙だらけになったそこを狙い、一気に叩き潰そう。
[Fine Dream]
プロトタイプネクストの撃破を確認。
……ミッション終了よ。ルーミア。……『彼』は?
[Rumia Jarnefelt]
……大丈夫です。
でも、ネクストに乗ることはしばらく困難でしょう。
……私達の力だけで、ラインアークを守っていかなければいけません。これより、作戦領域の洗浄とホワイト・グリントの回収を開始します。
今の私達の、出来る限りの事を済ませましょう。……ありがとう、ございました。
[Fine Dream]
乗ろうものなら負荷でリンクスを殺し、周りにネクストの比にならない汚染を撒き散らす。
まさか、一都市を攻めるのにそんな代物まで投入するなんてね……。
終わってるわ、どこまでも。