イベント/ラインアーク防衛

Last-modified: 2013-03-02 (土) 14:48:22

世界移動シナリオ-ARMORED CORE Paradise of Stain編のイベント

ラインアーク防衛

[Fine Dream]
ミッションの内容を説明するわ。

 

依頼主はラインアーク。
ミッションの内容は企業連の戦力からのラインアーク防衛。並びにホワイト・グリントの支援よ。

 

以前、戦艦「St Elmo」の撃破を通じてラインアークがその武装を入手した事は覚えている?
それに対して企業連は、ラインアークがホワイト・グリントという切り札に加えて
独自の武装を持った事に強烈なバッシングを行ってきたわ。

 

ううん。企業連とは言ったけど、おそらくオーメル・サイエンス・テクノロジー社の意向よ。
詳しくは言えないけど、オーメルはホワイト・グリントのリンクスに過剰な危惧と敵意を抱いている。
依頼主はラインアーク。だけどこの依頼には私の個人的願望も多分に入っているわ。
オーメルは、気に食わない。

 
 

……このミッション、引き受けてくれる?

 

 
  [このミッションを受諾しますか?]  
 [  OK  ]  [CANCEL] 
作戦エリアラインアーク海上
作戦目標敵ネクストの撃破
前払い報酬0c
成功報酬750000c
 

 

Remember

 

[Fine Dream]
ミッション開始。
ホワイト・グリントと共同し、ラインアークの防衛を行うわ。

[Rumia Jarnefelt]
こちらホワイト・グリント
オペレーター、ルーミア・イェルネフェルトです。
再度の共同……心から感謝致します。どうか、共に幸運を。

 
 

[Kitanai Ninja]
ハッ。
出る釘は打たれるとは言うがなァ……
オーメルの馬鹿共、随分と効率の悪い仕事を押し付けるじゃねえか。

[Fine Dream]
ダーティストライダー……ランク1、汚い忍者。
よりにもよって最高戦力を仕向けたってわけか。

[Kitanai Ninja]
そういうこった。
互い、知らねぇ間柄でもない。

 

悪く思うなよ、リベルタリアン共。

[Rumia Jarnefelt]
……変わっていませんね、貴方は。

[Black]

ああ、残念なことにな。

 

[Kitanai Ninja]
んじゃま……どーせやるんだ。やるならマジにやろーか。
その方が、互いに言い訳も付くだろう。

 
  • ダーティストライダー
    カラードランク1、汚い忍者が駆るネクスト。
    機体ベースがトップクラスの機動力を持つライールである為に捉えずらい難敵。
    FCSをホワイトグリントに対応して「FS-JUDITH」を採用、ホワイトグリントも用いるライフル「051ANNR」とBFFの標準型スナイパーキャノン「049ANSC」を用いた狙撃戦武装でラインアークの地形を利用しながら引き打ちして射程外・射程ギリギリから此方を狙ってくるが、突撃ライフル「AR-0700」とPMミサイル「MP-0901」を装備しており、ホワイトグリントが得意とする中距離戦での対処も行える。
    更にホワイト・グリント戦を想定してか、アルゼブラ製フレア「YASMIN」を装備しており、
    ホワイト・グリントの主武装のひとつである分裂ミサイル「SALINE05」を攪乱・無効化してくる。
    が……
 

[Kitanai Ninja]
……くそッ、挟まっちまっただと!?
やってくれるじゃねえか、ホワイト・グリント……!

 

時間経過で、ホワイト・グリントが橋の一部を破壊。その際になんと地形に挟まり、その間にボコボコにされてしまう。
水没ではなく埋没

 

[Kitanai Ninja]
メインブースターがイカれたか……。
ケッ、ここまでだな。

 
 

なるほどなァ……ランク1も所謂捨て駒ってヤツか。

 
 
 

[Fine Dream]
ダーティストライダー、戦線離脱。
ずいぶんとあっさり終わったわね……。

 

でも、これでミッションは終了……

 

[Fine Dream]
……待って、敵の増援を確認!

 

あれは……!?

 

直後、目も眩むような閃光が視界を塗りつぶした。

 

[Fine Dream]
……!
ホワイト・グリント、機能を停止……

 

[Rumia Jarnefelt]
何故……何故、あれが……!?
二度も、破壊した筈なのに……!

 

閃光の正体は、プライマルアーマーを攻勢展開させ、周辺一帯を破壊する兵器……アサルトアーマー。
そして、それを行った機体はラインアークの橋上にてそのおぞましい巨体を見せた。

 

巨大な機体だ。

 

肉食恐竜のような、強靭な印象を与える異形の脚部。
03-AALIYAHに似たデザインの、しかし巨大なコア。
何よりネクストよりも一回り以上大きい巨体。ネクストに持たせるにはあまりにも規格外なサイズの兵装。
それらの要素が交え、未確認機を悪魔のような姿に見せていた。

 

[Fine Dream]
プロトタイプネクスト……!

 
 

最悪の遺物を持ち出すなんて!

[Rumia Jarnefelt]
どこまで……。

 

どこまで愚弄すれば気が済むの……!
あの人達は!!

 
 
  • 00-ARETHA
    かつてイェルネフェルト教授が開発・破棄した筈の「プロトタイプネクスト」
    その設計図はレイレナードに渡っており、生産されたそれはリンクス戦争の際にアナトリアに投入。
    ネクストの比にならないほど深刻なコジマ汚染を引き起こし、生態系もろともアナトリアを壊滅させた。
     
    アレサはミサイルジャマー、レーザーライフル、五連装ガトリング、大口径コジマキャノンといった強力な武装を装備。
    また、アサルトアーマーも搭載しており、近接時にカウンターとして行うことも。
     
    武装面は凄まじいものが揃っているが、特筆すべきはその機動性にある。
    ネクストを上回る巨体を持ちながら、そのネクストを遥かに上回る「瞬間移動」のようなスピードを誇るのだ。
    そのQBはあまりにも早すぎて、「画面から消える」という表現がしっくりくる。
    武装面ではアサルトアーマーと大口径コジマキャノンに注意したい。
    後者は常に動き回っていれば当たる事は中々ないが、命中しようものならその瞬間、死に腐る羽目になる。
     
    とにかく、素早い動きに振り回されないように落ち着いて戦おう。
    一定時間経過・アレサもしくはプレイヤーのAPが一定量削れるか、すると……
     
     

 
 

『彼』はかつて、伝説のレイヴンと言われていた。
しかし、今は鎖に繋がれた山猫。
山猫に敗れ、死に逝くところを、まだ幼かったころの『彼女』に命を拾われたにすぎない。
思えば、『彼』はそこで死ぬ筈だったのだろう。
だから、あっけなく生涯を終えても何ら不思議はなかった。

 

―このまま俺は裏世界でひっそり幕を閉じる

 

しかし、薄らぐ『彼』の意識に一石を投じるものがあった。

 

『彼女』の声。

 

砂漠の狼、鴉殺しのリンクス、崩壊したアナトリアでのかつての戦友との殺し合い。そしてその後の戦いでも。
死を覚悟したがその度に淵に陥った自分を掬い上げたのはいつも『彼女』の声とかだった

 

感謝の言葉。傭兵を想いやる言葉。
レイヴンという、金のために戦う薄汚い傭兵を、常に慮っていた『彼女』の声。

 

戦いの中で報酬なんて腐り落ちるほど手に入れた。生きるためには十分すぎるほど。
残すは、裏世界にひっそりと幕を閉じるだけ。
粗製ゆえにネクストを駆るこの身を苛む、吐き気、地獄の様な苦痛。
AMSの過負荷に蝕まれ、もう生きることすら億劫に感じていた。

 
 

ねえ、聞える……? ……ありがとう。

 

だが

 

―これで終わりとか俺のシマじゃノーカンだから。

 

まだ、終わる訳にはいかなかった。
まだ、裏世界でひっそりと幕を閉じるべきではない。
護るべき存在がある。
護ろうと、そう誓った帰るべき場所が。

 

[Unknown]
……メイン盾は 砕けない

 

 

[Fine Dream]
再、起動……?
……あの損傷で……

 
 

[Rumia Jarnefelt]
……

 
 

ブロントさん……っ!

 
 

損傷を受け、その白い装甲は焦げ付き、黒く汚れていた。
だが無残な姿になり果てようとも、カメラアイは変わらずに光り輝いている。
自身の戦意が喪失していないことの表れとでも云うかの如く。

 
 

汚れを背負い、しかしホワイト・グリントは気高く空を羽ばたく。
誇り高いその姿は

 
 

まさしく、最後の渡り鴉(ラストレイヴン)だった。

「00-ARETHA」戦

Fall

[Fine Dream]
目標、プロトタイプネクスト。

 

……あのスピードと武装よ。高速機動のまま、姿勢制御なんてできる訳がない。
攻勢に回った瞬間が、あのプロトタイプネクストの最大の隙。
そこを狙って。

 

……出来るわ、あんたとその人なら。
負ける筈がない。

 

プレイヤー、ホワイト・グリント、アレサのAPが全快した状態で戦闘を仕切り直す。
オペレーターの言うとおり、アレサは攻撃時には必ず足を止めるため、コジマキャノンといった攻撃の瞬間に大きな隙を晒す。
隙だらけになったそこを狙い、一気に叩き潰そう。

 

 

[Fine Dream]
プロトタイプネクストの撃破を確認。
……ミッション終了よ。

 

ルーミア。……『彼』は?

[Rumia Jarnefelt]
……大丈夫です。
でも、ネクストに乗ることはしばらく困難でしょう。
……私達の力だけで、ラインアークを守っていかなければいけません。

 

これより、作戦領域の洗浄とホワイト・グリントの回収を開始します。
今の私達の、出来る限りの事を済ませましょう。

 
 

……ありがとう、ございました。

 

[Fine Dream]
乗ろうものなら負荷でリンクスを殺し、周りにネクストの比にならない汚染を撒き散らす。
まさか、一都市を攻めるのにそんな代物まで投入するなんてね……。
終わってるわ、どこまでも。

 
 
 
 

――――