シナリオ/世界移動シナリオ-中世聖騎士編のイベント。
不滅の崖下
- 皇国の光芒クリア後、主人公の青魔道士の熟練度が75%以上で発生
ある時、不滅隊隊長セフィロスから出頭命令を受けた。
本来は不滅隊と直接的な関わりは無い、ブーメラン・センチネル預かりの主人公であったが、
この出頭命令を無視するわけにはいかない。怪訝に思いながらアトルガン白門に向かうと……
そこまで魔の力に侵食されることなく、人であり続けたモノは少ない」
……ゆえに、俺は貴様への贈り物を考えていた。絶望ではなく……
貴様にはこれを受け取る資格と義務がある」
開けてみると、そこに入ってあったのは、物憂げに微笑む宰相サトリの肖像画。
セフィロスを筆頭とする不滅隊の信仰対象は確か……
主人公が口の端を引き攣らせているのをいいことに、セフィロスは淡々と語り始める。
それは力への渇望、飽くなき力への探求。
それは青魔道士の宿命……飽くなき渇望の赴くがままに、魔を食らうことに繋がる」
しかし、我らを未だに人たらしめているものは何か……わかるか?」
人を人たらしめるための、拠り所が」
セフィロスの背後から青タイツ共がズアッっとスライドしながら姿を現した。
その手にあるのはサトリのブロマイド……
そして、例のポージングを取りながら、誇らしく喝采を上げる。
そのありさまにドン引きする主人公に、セフィロスは力強く語りかける。
そう、サトリ様、そして聖皇様への並ならぬ忠誠他ならぬ。
それさえあれば、彼奴等は人として在り続けられる」
力への純粋な渇望と忠誠がある限り、俺は人で在り続けることができるんだ」
己が明日を捨ててでも目的を果たさんとする、断固たる覚悟。
その素養は、我ら、そしてアレキサンダーとの戦いにてしかと焼きつけた」
言ったはずだ。貴様にはこれを受け取る資格と義務があるとな。
返却は受け付けん」
つまり、ファンクラブの勧誘? 宰相の。
「これが驕りか」「なんと畏れ多い……」「彼奴は聖皇様だけならず……」
「俺なんて、まだ会員にすらなれねぇよ……」
どうやら彼らにとってファンクラブとは、余人には計り知れないほど高次元のカーストに値するらしい。
殺気立つタイツ共を、セフィロスが抑える。
その素養を以てしても、貴様が知らぬことは遍くほど多い。
身に過ぎた言質も、今は赦そう」
それ以上に、コイツらの変態性が緩衝材となっていることも。
それが呼びだした一番の理由なのかもしれない。
- 報酬
- 首装備「宰相の肖像」