シナリオ/世界移動シナリオ-中世聖騎士編のイベント。
博麗神社の蟲退治
- 温泉宿「いぶき屋」にて受領出来るクエストから始まるイベント
101匹芋虫大行進
近頃うちの畑に大量の蟲が沸いて
花や作物を荒らしている為
それらの駆除をお願いしたいので
腕に自身のある冒険者は奮って参加して欲しい依頼主 太陽の畑・風見幽香
……温泉宿「いぶき屋」にて見つけたクエストを引き受けて、やって来ました太陽の畑。
正直蟲退治くらい、あの風見幽香なら楽勝なんじゃないかという疑問を抱くのは当然であり、本人に尋ねたところ
「だって、私が自分で駆除しようとしたりしたら」
「やりすぎて可愛い花まで巻き込んじゃいそうだもの」
……さもありなん。
と、いうわけで問題の畑にやってきたわけですが……いるわいるわ、大量の蟲系モンスター……クロウラーが。
どうやらこの依頼を受けたのは自分だけでなく、他にも何人もの冒険者が既にクロウラーと戦闘に入っている。
遅れをとってはならぬと、早速こちらも戦闘態勢に入ろうか……!!
- 大規模戦闘
勝利条件:敵の全滅
敗北条件:主人公の戦闘不能
敵はクロウラー族のワーカークロウラー×2が5ユニット、ソルジャークロウラー×1が3ユニット。
数はそこそこあるものの、クロウラー族自体は戦いやすい種族である上、自分のPT以外にNPCのキャラもクロウラーを相手に攻撃を行うため、苦戦することはないだろう。
ただし、防御力が大幅にアップするコクーンや、範囲攻撃の上に毒が付加するポイズンブレス、同じく範囲にスロウ効果を与える粘糸と使ってくる技は地味に厄介。
最低でもコクーン対策としてディスペルか、魔法攻撃は用意しておきたいところである。
ほっと一息ついた……その時。
確かに、この数はいくらなんでも多すぎる。
何かが起きているのだろうか……。
博麗神社
幽香からの依頼によって、幻想郷の東の果てにあるという博麗神社へと向かった主人公。
歩き続けること数時間、ようやくそれらしい山が見えてきた。
……獣道を歩き続け、その頂上で見たものは……
見事なまでのボロ神社だった。
掃除は行き届いているようで、落ち葉とかは見当たらないものの、鳥居といい石畳といい社といい、そこはかとなくくたびれてる感が隠しきれていないというか。
参拝客が来ないからボロいのか、ボロいから参拝客が来ないのか、それは誰にもわからない。
「あら、こんな所に人が来るなんて……参拝客かしら?」
社の裏から声が聞こえ、こちらに近づいてくる。
「博麗神社にようこそ。さぁ、素敵な賽銭箱はそこよ?」
黒い髪に大きなリボン、腋の露出した紅白の巫女服……元の世界とあまり変わらない、博麗霊夢が、ものっそいいい笑顔で出迎えてくれた。
「ふーん、そう、幽香からの依頼でねぇ……」
神社の縁側、先程の笑顔はなんだったのかとツッコまざるを得ないほどに不貞腐れた表情で明後日の方向を向いている霊夢。
そんなに参拝客でなかったことがショックだったのか。
……まぁ、それはともかくとして、引き受けてくれるんですよね……?
「んー……どうしようかなー……」
うわぁすっげぇやる気なさそう。ホントどんだけ賽銭期待してたんだアンタ。
「引き受けても構わないのではないか?久しぶりの異変の依頼なのだろう?」
縁側に同席していた、博麗神社で保護されているらしい銀髪の男性・WOL(ウォーリアオブライト、記憶喪失で名前もわからないらしく、呼び名が無いと不便ということで便宜上そう呼ぶ)が霊夢に進言する。
「そうそう。私も久しぶりに体動かしたいしねー」
同じく縁側に同席していた、博麗神社に居着いているという妖怪の少女・ルーミアも霊夢を促す。
「……んー……」
2りの居候の言葉に、何やら考え込んだ霊夢が、こちらに声を掛ける。
「ところで貴方、元々幽香からの蟲退治の仕事を受けてたのよね?」
……まぁ、そうだけど……。
「この仕事が終わったら、幽香から報酬貰うわけよね?」
まぁそうなりますが……それが何か?
「……そうね、じゃあ、貴方が幽香から受け取る報酬、私達と山分けにするなら引き受けるわ」
【むむむ。】まぁ、それで引き受けてくれるというのなら……。
「あ、分け前は9:1でよろしく。私9のそっち1ね」
ちょっと待てェェェェェゐ!?いくらなんでもボッタクリすぎだろ!?
「あら、そんなことないわよ?こっちは3りもいるんだから 3:3:3:1。
見事な分け方と感心するけどどこもおかしくはないわね」
おかしいわ!!せめてそこは1:1:1:1だろ!?
「……チッ、じゃあいいわよ3:1で」
チッって言った!今チッって言ったよこの巫女!?
……まぁ、引き受けてくれるようだし、それで済むなら安いものか……。
「ん、じゃあ交渉成立ってことで。さて、そうと決まったら早速行きましょうか」
「ああ、向かうとしよう」
アイヨー。
……主人公とWOLが先んじて神社を出発した後、霊夢が「計 画 通 り」とでも言いたげな悪い笑顔を浮かべていた事は、ルーミア以外知るよしも無かったという……。
「霊夢……恐ろしい巫女ッ……!!」
博麗の巫女、蟲の巣に立つ
博麗神社御一行の協力を得ることが出来、一路太陽の畑に……
向かわず、霊夢の誘導の元、太陽の畑近くの洞窟に向かうことに。
霊夢曰く「こういった異変は大抵どっか離れたところに巣みたいなのがあって、そこに親玉だの元凶だのがいるから、それさえ叩き潰せば万事解決」らしいが……ホントにここでいいのだろうか。
「霊夢がそういうのなら、そういうことなんだろう」
「そーだね、こういうときの霊夢の感はよく当たるからねー」
霊夢と共に行動してそれなりになる2りは、揃って霊夢の行動を信じているようだ。
まぁ、疑っても仕方がないので、とりあえず洞窟にのりこめー^^
さて、洞窟に入ったのはいいものの、暗い。まぁ当たり前なんですが。
まずは明かりをつけて視界を確保しないと……
「あ、明かりなら心配しなくても大丈夫よ」
Hai?それは一体どういう……
「じゃ、よろしくお願いします」
「ああ、任せてもらおう」
そう言ってWOLに何かを頼む霊夢。
WOLが前に出て、深呼吸を1つ。そして手を翳して言葉を発する……。
「レミーラ!!」
それ違うゲームだから!!似てるけど!確かに兜の形似てるけど!!今兜ねぇからアンタ!!
「まぁ中の人繋がりってことで。さ、明るくなったところで行きましょうか」
メタい話はやめろォ!?
「さて、結構奥まで来たわけだけど……」
霊夢の言うとおり、恐らくは洞窟の中腹辺りと思われる距離まで足を運んだ一行が見たのは……
「芋虫の群れなのかー」
「それに、どうやら親玉らしいものもいるみたいだ」
ルーミアの言うとおり、夥しい数のクロウラーの大群があった。
そしてWOLは、その群れの長らしき一際大きなクロウラーも見つける。
霊夢の言葉を借りるなら、あの芋虫を倒せば異変は解決することになる……のだが。
「……おかしいわね」
肝心の霊夢が何やら納得がいかない様子。一体どうしたんですかねぇ?
「確かにあれが芋虫の親玉ではあるんだろうけど……出てくるのが速すぎるのよねぇ」
「そーなのかー?」
「確かに親玉を潰せば異変は解決なんだけど、大体そういうのって一番奥に陣取ってるって相場が決まってるのよ」
「つまり、異変の元凶は別にある、と?」
「そういうことですね、まぁ……」
「どっちにしても、アイツら倒さないと奥には進めないみたいですけど」
確かに、芋虫の大群が道を塞ぐ形になっているため、進もうにも進めない不具合。
「じゃ、準備運動がてら、片付けるとしますか」
「りょーかーい、そろそろお腹も空いてきたしねー」
えっ、食べるの、あれ?
「ちょっと薄味だけど、動物性タンパク質は神社じゃ貴重だからねー」
「悪かったわね、毎日植物性タンパク質の湯豆腐で。嫌なら食べなくていいんじゃよ?」
「すいまえんでした;;」
……緊張感ねぇなぁ……まぁ、今に始まったことじゃないけど。
- 大規模戦闘
♪Battle in the Dungeon 2
勝利条件:Queen Crawlerの撃破
敗北条件:主人公・霊夢・ルーミア・WOLいずれかの戦闘不能
敵はクィーンクロウラーを中心に、ナイトクロウラー×1が3ユニット、ランブルクロウラー×2が5ユニット、ワーカークロウラー×3が10ユニットと、まさにクロウラー尽くし。
敵の数が多い上に戦場が狭いため、必然的に乱戦になりやすい上に、クロウラー族のTP技は地味に厄介。
加えてクィーンクロウラーは攻撃こそして来ないものの、3ターンごとに卵を産み、その次のターンには卵が孵化しナイトクロウラー×1が戦闘に参加するため、時間をかければかけるほどこちらが不利に。
強力な範囲攻撃を連発して一気に数を減らすか、クィーンクロウラーに集中攻撃をかけて速攻で片をつけるかしよう。
やがて崩れた岩の瓦礫がゴソゴソと動きだし、その下から吹き飛ばされたはずのQueen Crawlerが起き上がる。
巣窟の最奥にて
「……なるほど、本来の居場所に得体のしれない化物が現れ、同胞を食い散らかされた挙句に棲家を追いやられたと」
「そーなのかー(モグモグ 」
「で、本来の場所を追い出されて食料事情が変わって、新しく生んだ子蟲が餌を求めて幽香の畑を荒らしに来た、と」
「そーなのかー(モキュモキュ 」
「はい……まさかそんな事態になっているとは思いませんで……申し訳ないです」
「そーなのかー(ウグウグ 」
……起き上がったクィーンクロウラーのクインさん(仮)と共に、洞窟の最深部まで進む一行。
芋虫が喋るという事態に始めこそ驚いたものの、よくよく考えれば言葉を話す動物なんて稀によくいるわけなんだし、芋虫が喋るくらいどうってことはないことに気づいた。
そういったわけで、クインさん(仮)から事情を聞き、全ての元凶と思われるその化物を倒しに足を進めるわけなのだが……
「~~~♪(ムシャムシャバリバリガツガツ 」
……あの、ルーミアさん?
「なにかようかな?(ボリボリ 」
……さっき倒した芋虫を食べながら進むのはやめてくれませんか^^;
「え~?だってさっきの戦闘でお腹すいちゃったし~」
「あの……私も自分の子供が食べられる姿を見せられるのは勘弁して頂きたいのですが……」
クインさん(仮)も懇願する。そりゃあ芋虫とはいえ自分の産んだ子蟲が食べられるのは気分が悪い。誰だってそーなる俺もそーなる。
さて、そんな訳で最深部に到着したわけですが……
そこにいたのは確かに化物という表現にふさわしい、真っ赤で巨大なスライムだった。
「ん~、水分は多そうだけど歯ごたえはなさそうだね。あとなんか体に悪そうな色」
食べること前提で分析するな。てかあれだけ芋虫食べてまだ食い足りんのか。
「だって同じ味ばっかりで飽きてきたし、ここらでデザートでも欲しいかなーって」
「はいはい、この仕事終わったら萃香んとこで何か食べさせてあげるから今は集中しなさい」
「……話はそこまでのようだ。来るぞ」
どうやら巨大スライムもこちらに気がついたようで、こちらを威嚇するように体を揺らす。
よろしい、ならば戦争だ……!!
「……ところで主人公」
なにかようかな?
「ルーミアへの食事代、あとで支払いよろしく」
お前報酬ピンハネだけでなくまだ絞りとるつもりか!?
- 大規模戦闘
♪Melodies Errant
勝利条件:フィスチュルの撃破
敗北条件:主人公・霊夢・ルーミア・WOLいずれかの戦闘不能
敵はクロット族(ボイル)のフィスチュル×1の1ユニットにクロット族のプスチュル×1の2ユニット、その他第三勢力としてワーカークロウラー×3が5ユニット存在。
フィスチュルはフルイドスルー(遠隔単体・物理)やフルイドスプレッド(自身中心範囲・物理)、消化(HP吸収)といったクロット族のTP技の他にNM専用技であるイポクシースプレッド(自身中心範囲・バインド・蝉貫通)やミューカススプレッド(自身中心範囲・スロウ・蝉貫通)も使用。
加えてHPが80%以下になるとサイトキネシス(自身中心範囲・物理ダメージ+ヘヴィ+ノックバック+Pustule×2召喚)とディゾルブ(前方範囲・HP吸収・蝉消去)という2つの技も使ってくるようになる。
範囲攻撃が多い上にプスチュルや第三勢力のクロウラーがこちらにも容赦なく攻撃してくるために回復で手一杯になりがちな上、フィスチュルはディゾルブをクロウラーに使って自身のHPを回復させてくる。
幸いフィスチュル自体はその場から動かないため、まずはクロウラーを片付けて余計な回復を行わせないようにしよう。
プスチュルに関しては邪魔ではあるが、倒したとしてもサイトキネシスで増える上、この戦闘中、出現出来るのは二体までになっているために放置で構わない。
スライムの亜種であるクロット族だけに物理攻撃には強く、斬撃・突撃射撃は50%、打撃に至っては75%もダメージカットされてしまう。
反面魔法は水以外の通りは良く、特に火属性が有効。
WOLのSC・牙符「赤い牙」を軸に攻めて行こう。
戦いが終わったところで、クインさん(仮)がこちらにやってくる。
- 報酬
- 25000ギル
- 霊夢、ルーミア、WOLを幻想郷内においてのみPTに誘えるようになる。
ただし、3りで1セットのため、誰か1りだけを誘うという事は出来ない(控えに送ることは可能)。
また、この3り(というか霊夢)をPTに入れている場合、幻想郷内でのクエストを攻略する際に、報酬の額が1/4になってしまう(現金の場合でありアイテム等の現物支給の場合は減らない)