イベント/王国の騎士

Last-modified: 2012-01-03 (火) 22:55:58

シナリオ/世界移動シナリオ-中世聖騎士編のイベント。

王国の騎士

  • サンドリア王国の王都に初めて訪れると発生
    サンドリア王国。ネ・ジツ大陸の国々の中で最も中世やってるエルヴァーン達の国家。
    その厳かなふいんき(何故か変換ry)を感じつつも、ここに至るまでの疲れと空腹感を解消するため、まずは食事を得ることに。
     
    「いらっしゃいませ、ようこそ白玉楼へ。ゆっくりしていってね!!!」
     
    そんなわけでやって参りました、サンドリア王都でも有名な居酒屋「白玉楼」。
    店長という西行寺幽々子が直々に接客に出向くほどに繁盛しているようで、料理の味もさぞ期待できると楽しみに待っていると……
     
    ヒャッハー!メシ持ってこいやー!!
    へへへ、仕事なんかほっといて一緒に飲もうじゃねえか
    おら、酒注げよおう早くしろよ
     
    ガラの悪いゴロツキが接客中の幽々子に絡んでいるではないか。
     
    何をしている 貴様らー!!
     
    そんな状況を察してか、厨房からなんだ急に飛んできた>>怒声
    包丁両手に現れたのは白玉楼にて料理長を任されているという少女・魂魄妖夢。
     
    「貴様ら、この店にてそのような狼藉を働こうとは、ましてや幽々子様に危害を加えようとは、覚悟は出来ているのだろうな!?」
     
    包丁の切っ先を突きつけながら睨みつける妖夢に、ニヤニヤと余裕の態度を崩さないゴロツキ連中。
     
    「おいおい、この店じゃお客様に刃物突きつけるのかぁ?」
    「そんなことしてるって知れたら評判が悪くなるんじゃないのかぁ?」
    「お客様は神様という名ゼリフをしらないのかよ?」
     
    くっ、と悔しそうな表情を浮かべながらも、なお睨む妖夢に構わず、傍若無人に振る舞うゴロツキ共に主人公が取った行動は……
     
     
     
    祭りの場所は、ここかァ!?(不意打ち)
     
     
     
    「イテェ!?」
    「テメェ、いきなり何しやがる!?」
     
    やかましい!お前らこそ何してやがる!!ここは食事を楽しむ店なんだぞ!!
    食事っていうのは、誰にも邪魔されず、静かで、豊かで、天使が降り立つ神聖な時間だっておばあちゃんが言ってた。
    その神聖な時間を邪魔するお前らは悪者でFA!
    俺の怒りの一撃の前にお前らはそのまま骨になる。
     
    「上等だこの野郎!ぶっ潰してやらァ!!」
     
    表に出よう……店を壊したくはない……
     
  • 大規模戦闘
     
    ♪バトル2(FINAL FANTASY IV)
    勝利条件:敵の全滅
    敗北条件:主人公の戦闘不能
     
    白玉楼のすぐ外、噴水のある広場にての戦闘。
    敵はゴロツキという名の貧弱一般ザコ敵で、ジョブはシーフが2りのモンク1り、いずれもソロ。
    こちらはイベント前の状況故にか、疲労と空腹とでHPを始めとした各種ステータスが25%低下というペナルティ状態で戦闘になるが、余程レベルが低かったり適当過ぎる装備でも無い限り負けるようなことはない。
     
     
     
    ひでぶ!
    あべし!
    うわらば!
     
    調子に乗ってたゴロツキ共を 完 全 撃 破 したところで、武器を収める。
    ふと見渡すと野次馬が店の前に屯っていたことに気づく。まぁあれだけ騒げば当然か。
    あまり目立つのもあれなのでそそくさと立ち去ろうとすると、野次馬をかき分けて何かが近づいてくるのが見える。
     
     
     
    「おうおうどうしたどうした」
    「お前ら何ズタズタにされてるわけ?」
    「誰だ!誰にやられたってんだ!?」
     
    仲間と思しきゴロツキがぞろぞろと集まってきたではないか。しかもざっと見積もって20人はいるぞ!?
     
    「テメェ、よくも俺たちの仲間をやってくれたな!?」
    「コイツはメチャ許せんよなァ!?」
    「拷問だ!とにかく拷問にかけろ!!」
     
    1り1りの実力を考えれば、普段なら何とかなるだろうが、ここに来るまでの疲労と空腹、ついげきの先程の戦闘で衰弱は更に加速した。
    覚悟を決めて再び武器を取り、襲いかかってきたゴロツキに対峙した瞬間。
     
     
     
    一本の投槍が主人公の横を通り過ぎ、襲いかかってきたゴロツキを武器ごと弾き飛ばした
     
     
     
    「悪く思わないでもらおうか。一人相手に集団で襲いかかるような外道にはアンゴンをぶち込むのがウチの家訓でな」
     
    声がした背後を振り返ると、おそらくは今の一撃を放ったと思われる、紫のプラモを連想させる鎧を着た竜騎士がいた。傍らには相棒と思われる子竜が羽ばたきながら並んでいる。
     
    「テメェ、何モンだ!?」
    「紫色のプラモみたいな鎧着やがって!!」
    「乱入するとはとんでもない奴だ」
     
    「……任務から戻って久しぶりに顔を出そうと思ったら、早速厄介事が起こっているようだな」
    「そうだね、でもどうやら被害はそれほどでもないみたいだ」
     
    紫ぷらm……竜騎士に続いて現れたのは、端正な顔立ちの金髪のナイトと、顔を含む全身を黒一色のフルプレートアーマーで覆われた暗黒騎士。
    その口ぶりから、この3りは白玉楼の常連のようだが……
     
     
     
    「もう帰ってきたのか!早い!!」
    「来た!騎士来た!!」
    「メイン近衛騎士団来た!!」
    「これで勝つる!!」
     
    「こ、近衛騎士団だってー!?サンドリア王国軍の中でも、龍王ランペールから直々に選ばれた精鋭じゃねぇか!!」
    「なんでそんなエリートがこんな城下の飯屋なんかに来てんだよ!?」
    「もうダメだァ……オシマイだァ……」
     
    野次馬の皆さんから上がる歓声に驚くゴロツキ共。正直こちらも驚いた。
     
    「くっ、いくら近衛騎士団といえど数じゃあこっちのほうが上なんだ!構うこたぁねぇ!やっちまえ!!」
     
    リーダーであろうと思われる男の号令で散会するゴロツキ共。若干やけっぱちになってるように見えるがまぁ仕方がない。
     
     
     
    「引いてくれそうにはないみたいだね……」
    「言葉で解決出来るなら、それに越したことはないのだがな。……どうする、ブルーゲイル」
    「一般市民に暴力をもって脅威を与えようというなら、それを抑えるのが騎士の役目さ」
     
    ブルーゲイルと呼ばれた竜騎士と、黒尽くめの暗黒騎士が前に出て、武器を取る。
     
    「サンドリア王国軍近衛騎士団が一員、ブルーゲイル・ハイウインド!参る!!」
    「同じく近衛騎士団、セシル・ハーヴィ。戦うというなら容赦はしないよ?」
     
    名乗りを挙げて立ち向かう2りち続くように、金髪のナイトが主人公の横に並ぶ。
     
    「近衛騎士団所属のオルステッドという。私達がこちらに足を運ぶ前に奴らの相手をしていたと見受ける。
    満身創痍の身の上で戦い、白玉楼への被害が抑えられたことに感謝する。
    あとは私達に任せて、君は体を休めるといい」
     
    そう言ってオルステッドと名乗ったナイトはそのまま、ブルーゲイルとセシルの元に向かい、戦いに挑む。
    ……しかしちょっと様子を見ただけでそこまでわかるものだろうか……理解力があるにも程があるぞ!?
     
     
     
     
     
    その後、20人はいたであろうゴロツキ共は1り残らず近衛騎士団の皆さんにとっちめられた挙句に連行されたことは言うまでもあるまい。
     
    『戦闘シーンすら省略だって!?こんなの普通じゃ考えられない!!』
     
    戦闘終了後、絡まれていた幽々子を助けてもらった礼も兼ねて、白玉楼にて近衛騎士団の面々と食事を同席することに。
    改めて自己紹介を済ませ、会話をする。
     
     
     
    「そうか、君は騎士に憧れて旅をしているのか」
     
    要約すると概ねそんな感じです。
     
    「ふむ、それならば、サンドリアの騎士学校に入ってみてはどうだろうか?」
     
    【えっ!?】この国の人間でもない、素性の知れないただの旅人がそんな立派な所に入っても大丈夫か?
     
    「大丈夫だ、問題ない。肝心なのは血筋とか身分なんかじゃない、精神だ」
    「そういった意味では、君は既に騎士としてのあり方を私達に示している。騎士学校に入るだけの資格は十分だと判断する」
    「とりあえず、幽々子さんを助けてくれたお礼として、コレを受け取ってもらえるかな?」
     
    そう言って一通の封筒をセシルから受け取る。
     
    「僕達からの推薦状だよ。それを凱旋広場に受付に提出すれば、騎士学校に入学させてもらえるよ」
     
    本当にいいんですかねぇ?こんな重大なモノをホイホイ受け取ったりなんかして?
     
    「入学するしないはあくまで君が決めればいいさ。……正直、入学するというなら、それ相応の覚悟が必要である、とだけは言っておこうか」
    「…………同感、だな」
    「僕はバストゥークからサンドリアに移籍した都合上、騎士学校で勉強しなおしたけど……ゴメン、あまり思い出したくない」
     
    ブルーゲイルの一言を皮切りに、オルステッドとセシルの2りも顔色が悪くなり、3り揃って飲み物の入ったジョッキを煽る。
    ……一体何があるっていうんだ騎士学校で!?
     
     
     
報酬
紅の紹介状