シナリオ/世界移動シナリオ-中世聖騎士編のイベント。
銀鉄の勇士
バストゥークを訪れた主人公の目に映ったのは、町中を駆け回るカメェェェーッ!だった。
どういうことなの……。
「お前は、冒険者か?」
急に凛々しそうな女性に声を掛けられた。思わず首を縦に振ると。
「そうか。なら、あの獣人共の掃討に力を貸してくれないか?無論、相応の報酬は払おう」
一応は拒否権もあったらしいのだが、女性の威圧的な話し方に、主人公は是非もなく引き受けていたのだった……。
「ならばこれからは同士だな。私のことは、ライトニングと呼べばいい。町には私の部下もいる。……いくぞ」
- vs.クゥダフ部隊
8体のクゥダフ族との大規模戦闘。
クゥダフは亀のような外見通り防御が硬い相手。
だが、味方であるライトニングと愉快な部下たちはいずれも劣らぬ強者揃い。特に戦法を立てずとも苦戦はない。
どうやら獣人たちは全て撤退したようだ。
肩を並べて戦ったライトニングの部下の青年、フリオニールが歩み寄って話しかけてきた。
「君のおかげで助かったよ。ありがとう」
【どういたしまして。】でも、正直俺は必要なかったんじゃないですかねぇ?
「そんなことはないさ。君は町を救ったヒーローだ」
それほどでもない。
「味方を労うのもいいが、こっちも手伝え。まだ事後処理は終わってないぞ」
「ああ、すまないザイド」
「疲れた。帰っていいわよね」
「いいわけないだろ、パチュリー」
「むきゅー……」
これが、ミスリル銃士隊との出会いだった。