キャラ攻略/メディスン・メランコリー

Last-modified: 2014-03-28 (金) 12:13:33


ルート概要

コンパロ、コンパロ、毒々妖怪少女メディスン・メランコリーの攻略ルート。幼稚園児なので攻略するには未来の世界に行く必要がある。
良くも悪くも天真爛漫純粋無垢だった彼女も、何やら問題が起こっているらしく他の幼稚園組とは妙に疎遠になっている。過去から来た貴方に対する態度もどこかよそよそしい。そこには彼女の出生に纏わる秘密が関わっていて…。
彼女のメランコリーを癒すため、貴方は彼女を思う人達と共に奮闘することになる。

出現条件

  • ファイナル幼稚園に初期から存在。幼稚園に行かなくても汚い忍者と交流を持つか他の園児と絡めば必然的に出現する。
  • 未来では幼稚園組共通ルートに進み、理事長や未来にとりに会った後のフリーシナリオ以降に「旧ゆうかりんランド」に行くと未来のメディスンと会える。
    彼女は先輩が残した花壇に鈴蘭を植え、育てているのだ。10年経ってもフリーダムっぷりは変わらない…いや成長して行動範囲が広がった分、余計に厄介になったスーさんも一緒だ。

フレリスト登録条件(戦闘参加)

  • ルート攻略の大前提として一定以上の好感度と汚い忍者の友好度があれば仲間になる。
  • 汚い忍者の場合は出現すればフレリスに入る。

ルート攻略

  • 攻略に関してはやはり汚い忍者が最も難易度が低くなる。
    …と思ったか!?そんなことないよ!!兄妹として過ごしてきた以上、(GOODまでならともかく)その関係を壊して先に進むのは簡単ではないのだ。
    忍者以外ではブロントさんやリューサンが難易度が低い。この3りの共通点…それは…周囲に振り回されやすいこと?

序盤

  • 他の生徒には交じらず、一人でいることが多い。その理由を周りは知らず、スーさんも教えてくれないが、とりあえず虐められているとか家庭事情がどうとか、そういう話ではないらしい。
    別に主人公が嫌われている訳ではなくメディスンが遠慮しているだけのようで、普通に会話したりPT組んだり出来る。
  • 現代で好感度を上げていれば「タイムマシンが直るまで家に来きますか?客間もありますし」と練・笠松に誘ってくるので、それに乗れば練・笠松を拠点とすることになる。PCが汚忍の場合なら無条件で連れて行ってもらえる。
  • 人懐っこい現代とは打って変わって引っ込み思案になっており、好感度が上げ辛い。PTを組むのはもちろん、よく学校や公園の花壇、笠松にいるので話しかけてあげよう。
    学園祭まではメディスン個人のイベントはかなり少ないので、貴重なチャンスには必ずメディスン(とスーさん)に関わること。確実に攻略したいなら練・笠松に拠点を移す事を推奨。日常パートでイベントが発生しやすく、好感度を稼ぎやすい。
  • ちなみに兄である汚い忍者は家業を継ぎ、未だ現役な親父さんと生活している。家庭でもぎこちない様子のメディスンが心配のようだ。ちなみに笠松ノブオ(26)、未だ独身。時折、橋姫と厄神が店先でバトルを繰り広げて凄いうるさい漢がそれを止める光景が笠松の名物になりつつある。
    どの主人公かで汚い忍者と再会時の態度が大幅に変わる。
    ブロントさんの場合は何時もの皮肉とディスり合いをするが、現代と違って余裕がある。どことなく楽しそうだ。汚い忍者の場合は話がかみ合わなかったり、意味不明なことを聞きあったり、カオスな掛け合いが繰り広げられる。内藤の場合は相変わらずうるさいと言い、困りながらもどこか楽しげである。リューサンの場合は軽いながらも腰を落ち着けた大人の態度を見せる。etc...
    いずれの主人公でもメディについての協力は積極的に行動したり、ヒントをくれたり助けてくれる。何か困ったら遠慮せずに頼ろう。

『花開く憂鬱』

メディの好感度がある程度上がってくると、文化祭が近づいてくる頃にスーさんがメディスンについて話してくれる。

 

曰く、「メディは自分の正体に気付き始めてるんだ」。

スーさんが語ってくれたこと

メディスンは人間じゃない。毒と人形の妖怪...それがメディスン・メランコリーなんだ。
そして、俺はメディとともに生まれた鈴蘭の妖精だ。
つまり、ブラザーと俺らは血筋から見れば『親子』、『兄妹』、ましてや『姉妹』ですらないんだ。

 

まぁ昨今、人間と妖怪の共存なんて珍しいことでもなんでもないんだが...メディはずっと人間として育てられてきたからな。
昔から自分が妖精だって知ってた俺と違って、メディの毒を操る能力もブラザーの能力と同じように考えてたし、ブラザーもファーザーも今まで何も言ってこなかった。
んでもって、今も昔も変わらず俺達は『家族』だ。だけど、ブラザーとファーザー、メディ&俺は、ヒュームと妖怪、ついでに妖精なんだ。まぁ、くッだらねぇ区別だけどな。
けどさ、メディは、なんつーか...それに説明しようのない漠然とした何かを抱えてんだ。恐怖なのか、悲しみ、あるいはもっと別のものかもしれねぇけど。

 

...メディは、昔のままで、今のままで居たがってる。今までの友達も、生活も、思い出も、壊したくない。
それが相手に恐がられてのものなのか、自分で壊してしまう不安なのか。
自分で今までのものを壊してしまえるだけの力を持ってるんだってことを認めたくないんだろ。

 

けどさ、昔のままなんてのがずっと続くわきゃないんだ。
昔から来たあんたなら分かるだろ?ブラザー達は大人になり、俺らもずっとガキのままじゃいられない。
んで、ずっと怖がって自分の殻にこもってちゃ何も変わらない。けど世の中は変わってゆくんだ。

 

そのうち、メディは望む昔と進む今との間で引き裂かれちまう
そうなる前にさ、俺はメディを助けてやりたいんだ。
俺だけは昔のままずっと変わらずに家族だし、姉妹だし、友達だしさ。
...だからさ、手伝ってくれるかい?

 

スーさんはそう語った。

 

スーさんは、メディスンが妖怪だってずっと知っていたのか?
「お?...まぁな。悪かったよ、黙ってて。...話しといた方が良かったかも知れねーって皆で後悔して、」
ありがとう。
「へ?」
妖怪だって知っていて変わらずにトモダチでいるとかスーさん優しいなーあこがれちゃうなー。
「...へっ、そんな御大層なもんじゃないんだけどな...好きでやってることなんだしよ。
あー!柄にもないこと言ったからうずうずするぜ!さあ、さっさとメディを助けるぜー!ヒャッハー!」
スーさんは顔を逸らして景気よく走り出した。その頬がちょっとだけ赤くなっているのは見なかったことにしよう。

 

主人公はスーさんと一緒にメディのトモダチを作るために奮闘することになる。
スーさんや家族、増えてゆく友達と協力しながら、メディが怯えて籠っている自分の殻から救い出そう。

中盤

  • まずは、お互い遠慮しがちになっていた家族と話し合うことから始めることになる。が、やはり一筋縄ではいかず、怖がって話しあうことを拒んでしまう。
    まずはそれを説得するために行動するが…。

『』

スーさんとメディスンを助けることを約束して数日後、放課後に校門でスーさんと落ち合い、二人で花壇へ向かうことにした。
二人で校庭をこれから話し合うことの重みをかみしめながらゆっくりと歩いてゆき、夕暮れに染まる空、肌寒い秋風にに不穏な物寂しさを感じつつも、花壇に向かって歩を進める。
中央校舎、その周りの花壇を沿って回ってゆき、元々園芸部の部長が育てていた大きな花壇の傍、揺れる花のない花壇の傍で短い金色の髪と赤いリボンを風に揺らす少女を見つけた。

 

そして、二人はメディスンと向かい合う。

 

「あれ、スーさんとお兄さん、どうしたの?」
「メディ、話したいことがあるんだ」
普段は軽妙な、ふざけた様な口調で喋る彼女が、凛とした顔で落ち着いた真摯な声で話す。
これから話し合うことの重み、残酷さをかみしめる様に。

 

「...どうしたのスーさん?そんなに畏まっちゃって、スーさんらしくないよ」
「...大事なことだから、おふざけは無しで話がしたいんだ」
「...お兄さんもどうしたんですか?そんな堅い顔をして」
普段は見ない妹の、友達の、その態度にメディスンは戸惑うように、怯えるように、そしてどこか縋るように貴方に笑いかける。

 

俺もお前の友達として一緒に話したいんだ....スーから聞いt
「...っ!」
「!? おいやめろバカ!」
!?
スーさんの怒号が響く。
それと共にメディスンは貴方とスーさんの間を逃げるように走りぬけて行った。

 
 

その一瞬に 二人は見た。
何かに脅え、悲観にくれるその顔を 揺れる瞳から零れ落ちる涙を

 
 

「待ってくれメディ!くそっ!しくじった!」
「ヘイ兄さん!物事には過程ってものが大事なんだぜ!繊細なものに触れるときは特にな!」
やっちまった!
「やっちまったことはどうでもいい。追うぜ!」
見失ったら色々とまずい!念のため兄貴とおやっさんも呼んでくれ!
「おうよ!」
二人はメディスンを追うように、勢いよく地面を蹴り、冷たい風を切り割くように校内を走り抜け、スーさんは耳に付けたリンクパールに手を伸ばした。

 

「ブラザー!ファーザー!聞こえてるか!」
<んあ?スーか、家のLS使うたぁ珍しいな?> <おう、聞こえてるぞ。どうした?>
「兄さんがメディ泣かせちまった!で、どっか行っちまった!」
<はぁ!?> <...ほう?
「何処に行く気かわからねぇ...いや!見当はついてる!十中八九自然公園の花壇だ!」
<ああくっそ!面倒な事しやがって!下手なことすんじゃねぇぞ!> <...ああ、わかった>
スーさん!自然公園でいいんだな?!
「おうさ!結構な距離行くぜえ!?ばてんなよ兄さん!!」

 
加筆中
  • 学園祭では遠慮がちなメディスンを積極的に連れまわして色々回ってみる。三月精やレミリアにちょっかい出してみたりして、そのうち悩みなんて忘れて、現代で見慣れた、得意げな笑顔を見せてくれるはずだ。
  • また、未来の汚い忍者が、つい最近まではどこかぎこちない様子だったメディスンがかつての元気を取り戻したのを見て少し戸惑ったようだが、PCを見て大体の事情を察する。
    「スーパー汚い忍者は空気も読めるのでござる^^ニンニン^^」
    とかなんとか言いながらそそくさと行ってしまった。
    スーさんとメディスンを助けることを約束して数日後、貴方は放課後に校門でスーさんと落ち合い、

終盤

12月も中頃に差し掛かり、彼女のルートが確定していると、友達の数の如何に関わらずイベントが始まる。

『妖精が倒れる時』

  • かつてそうであったように、徐々に周囲に溶け込んでいくメディスン。
    悩んでいた割には意外とあっさりとした解決だった気もするが、そもももこの世界での人間と妖怪の違いなんてそんな軽いものだ。
     
    「そうそう、メディはあれでいいんだ。やっぱ笑顔が一番やねー」
    スーさんは輪に入らなくていいのか?
    「...俺は、」
     
    「おおーい!二人ともそんなとこにいないでこっち来なよー!」
    スーさんが何かを言いかけて、そこでメディスンの元気な声が響いた。
    「どうしたの?一緒に遊ぼうよ!」
    「いや、俺は」
    「私たち、トモダチでしょ!」
    曇り無い満面の笑みで、メディスンが笑いかけた。
    しかし...彼女と向き合うスーさんは、どこか困ったようだった。
     
    返事が遅く、焦るようなスーさんを見てメディスンは急に困ったような顔になる。
    「...駄目なの?一緒に遊べない?」
    見ている方が悲痛になるような、悲しい目だ。それと正面から向き合っているスーさんは、少し俯いて呟いた。
    「ははっ...参ったな。そんな目で俺で見んなよ…」
    しかし、その呟きは誰の耳にも届いていない。やがて、観念したように顔を上げた。
    「...いいぜ」
    「やったぁ!」
     
    町には、肌を振るわせる寒い風が通る。
    少女たちはそんなの知ったことかと元気に跳ね回っていた。それを追いかけるのに必死で、心から楽しくて。
    何時の間にか、忘れていたんだ。
     
    「スーさん!目を開けて、スーさんっ!」
    「き、救急車とか呼んだほうがいいかな!?」
    「遅い!空路は使えないの!?ヘリは!」
    「どうしよう!スーさんが倒れて目を開けないの!」
     

    「...あーあ、しくじったなぁ」
    病院のベットでスーさんがぼやいた。傍らにはPCと、看病に疲れてそのまま寝てしまったメディスン。

     

    ようやく目が覚めたか。
    「迷惑かけちゃってゴメーンネ☆」
    こんな時までふざけるのは止めて下さいますか^^;
    「うおっと!病人に暴力は良くないぜ!」
    ...どうして病気だって黙ってたんだ?
    「妖精は死んでも死なないし、心配されるようなキャラじゃないだろ?」
    それは理由にならない。お前が黙ってたせいでメディやみんなに心配かけさせただろ?
    「...すまん」
    珍しくうな垂れるスーさん。本当に心から反省しているようだ。

     

    「...俺はさ」
    hai?
    「ずっとメディの傍にいた。メディのトモダチとして。でも、今のあいつには沢山のトモダチがいるだろ?
    もう俺がメディの傍にいてやる必要は無いってさ...どっかでそう思ってた。
    きっと、それが体調崩してぶっ倒れた原因だろうな。自分の存在意義を疑っちまった結果だよ」
    あんまり自惚れるんじゃない。お前がメディにとって、どういう存在か、知ってるだろう?
    「ああ、そうさ。分かってるさ。いや、分かったよ。...こいつの寝顔を見てな」
    相変わらずメディスンは安らかそうに寝息を立てていた。

     

    「なぁ、ブラザー」
    何か用かな?

     

    「メディにとって、お前は大事な人なんだ」
    それほどでもない

     

    「あいつと一番長く一緒にいた俺だから分かる。こいつ、お前に惚れてるんだぜ?」
    ……。

     

    「だから...メディと」
    大丈夫だ。

     

    「...ほう?」
    お前の望んでる通りの展開になるさ。
    「そうかそうか。そいつは良かった。んじゃ、俺はもう少し寝るとするかなぁ。
    あ!この俺の目の黒い内はメディに不純異性交遊なんて許しませんからね!」
    おいィ!?何いきなり人をロリコン扱いにしてるわけ!?

  • 「ふーん、そんなことがねぇ....」
    眠る2りの妹を見て簡素な椅子の上で頬杖をついた汚い忍者が呟いた。
    妹が病院食を食べるハメになったと聞いて慌てて親父さんと一緒に飛んできたのだ。
    「ウチの妹どもが世話になったな。後で他の奴らにも礼言っとかねぇと…」
    律義というか何というか、そういう外面を気にする所は変わっていないな。
    「うっせ。ったく、何でメディもテメェみたいなのに惚れちまったかねぇ」
    ...そういえば汚兄さんなんてラスボスもいたっけ。
    「お?やるかおい?テメェみたいな馬の骨にウチの妹はやらん!ってなww」
    【せっかくですが遠慮します。】
    「【残念です。】へっへっへっwまぁ冗談はともかく、だ」
    汚い忍者はベッドに腰掛け、横でベットに眠る妹の髪を撫でる。メディスンは気持ちよさそうな寝息を立てていた。
     

    「メメ子は弱っちいくせに意地っ張りだし、やたらと生意気だし、無意識に下ネタ言うし、クソガキだ。
    スーは落ち着きがねぇわ、敬意って言葉を知らねぇわ、狙って下ネタ言うわ...こいつを嫁にもらってくれる奴がいるのか心配になる。
    ...それでも、俺はこいつらの兄貴で、こいつらは俺の妹で、俺らは家族だ。血は繋がってなくともな。」
    ...。

     

    「...まあ柄でもねえがな。こんなでもよ、俺にとっては大事な妹なんだぜ?
    お前だから安心してメメ子を、メディスン・メランコリーを任せられるんだ。」

     

    「メディは...メディスン・メランコリーは人の中で生きろ」
    うおあ!?...スー、起きてたのか」
    「【おはよう】マイブラザー。メディは...ブラザーになる予定の奴に譲ってやろうと思うんだがいいよね?答えは聞いてない」
    「お前は黙ってろ、ややこしくなる。譲るってなんだよテメェの物じゃねぇだろ」
    「で、出たー!『メメ子は兄の物』発言!!」
    「言ってねーよ!曲解すんじゃねぇ!!」
    おいィ...本人がすぐ横で寝てるんだが...。
    「おっとと俺としたことが」「...すまん」

     

    急に耳鳴りがするくらいしーんとなる。
    「まぁ、あれだ...メディスンを、よろしく頼む」
    やっと許しが出たか!
    「あと、その、なんだ...あ゛ー!メメ子を泣かせやがったら承知しねぇからな!」

関連イベント一覧

現代でのイベント

始業式/入学式

  • 基本的に関わることはない。
    PCが汚忍の場合での入学式には姉妹揃って父親の引率で顔を出している。開始直後の会話イベントなので変わったことは起きないが、このイベントで二人がどういうキャラなのかはっきりわかるだろう。

デート

  • 知り合うのは割と容易だが誘うには汚兄さんの許可がいる。ある程度汚い忍者の友好度がないと彼の横やりが入るので注意。汚忍の場合は差し障りなく誘えるが、他と比べて好感度上昇量が少なめになる。
    ブロントさんにとっては鬼門になる...と思いきや、嫌な顔はされるが元々メディ達と多少の面識があるため警戒が緩い(必要友好度の下方修正)。
    しかし、どのキャラでもあまりareなことをすると汚忍との友好度がかなり溜まるまでデートはおろかPTにすら一切誘えなくなるので注意。特にブロントさん、内藤に対しての判定がかなり厳しいので特に注意。逆に獣様、リューサン、草コンビには懐が広い。
  • つれて行く場所は『ランペール公園』か『ネ実市自然公園』、金銭に余裕があるなら『ゴールドソーサー』を推奨。口に毒があるが天真爛漫な性格なため前回と被らなければ順調に上がって行く。

夏休み

  • イベントがないと普段と別段変わらないが、プールや海水浴場に誘うと汚兄さんの視線が非常に冷たい。気になるようなら彼も一緒に連れていこう。
  • アルバイトで練・笠松に行くと姉妹の面倒を見るという依頼がある。特に夏祭りでは父兄共々忙しいので終日面倒を任される。このタイミングだと好感度が非常に上がりやすいので積極的に行こう。

文化祭

  • 親父さんの引率で来校。あんまり関わる機会はないが、話し掛けると楽しんでくれているようだ。
    スーさんが迷子になるが、行く先々で色々やりたい放題やってる模様。ぅゎょぅ∠゛ょすごぃ。

冬休み

  • イベントがないと普段と別段変わらない。ただ年末はお店の稼ぎ時であるために家族が構ってくれないらしい。デートに誘ってあげよう。

年末年始

  • 年末の修羅場を越えた笠松一家は元旦にちくわ大明神(!?)へ参拝に行く模様。
    好感度が高いと一応連れてってくれるが...正直誰得な場所であるらしい。

バレンタインデー

  • 好感度が高いとメディスンが一人で一生懸命作ったチョコをくれる。結構美味しい。
    だが毒入り(毒味した父も娘の笑顔には勝てなかった模様)。
    しかも目の前で食べるハメに。...マジ指先が震えてきやがった怖いです...おいノブオとスーさん、なに笑ってやがる。
    このイベント、未来でのイベントのトリガーになっているので起こして損するだけのイベントではない。

ホワイトデー

  • バレンタインデーにお菓子をもらうと目に見えてそわそわしだす。お礼じゃなくてお礼参りをやると父兄の方が怖いので止めておこう。
    レベルの高いスィーツだとおやっさんのちくわスィーツを上げるより喜んでくれる。おやっさんはちょっとしょんぼりする。

遠足

  • 植物に興味があるので『北の山』『河原』『植物園』などの自然あふれる場所か、性格が性格なので思いっきり遊べる『チョコボ牧場』『ナズーリンランド』『アクアビットランド』などのテーマパークを好む。
    そして、相変わらずスーさんが迷子になり、行先に先回りしては色々やりたい放題している。
    ・・・・すごい幼女だ。

未来でのイベント

日常生活

  • 現代で好感度を上げておくと、初期から練・笠松の客間を拠点にできる。
    彼女を初めとした未来の笠松一家と生活することになる。学園に近い、三食(ただし毎食ちくわ入り)風呂寝床付き、乗用車有り(汚忍も免許取得済み)と中々の好条件。ただし空いてる時間に店の手伝いを頼まれる。
    なお、夜の門限に関して娘達には厳しいが、主人公には非常に緩い。どれくらい緩いかというとみんな寝静まった深夜に帰っても『温めて食ってくれ 食器は洗っとけよ』という手紙と共に夕食が準備されてるくらい緩い。
  • なお、練・笠松を拠点にして攻略を終盤まで進めると、おやっさんはPCの意図を汲み取り、(こちらに居られる時間が限られてるのも知ってか)バイト代と称して結構な量のお小遣いを☆PON☆とくれる。

デート

  • 人付き合いが悪いように見えてしまうが誘うと付いてきてくれる。
    初期はかつての天真爛漫さは影を潜めており、攻略がある程度進むまで好感度の上昇度は少ない。この時期の汚兄さんはむしろ積極的に遊んでやってくれと推してくる。が、よーく見ると伊賀装束の忍者二人が彼女らの後をつけていることが稀によくある。シスコンと親バカ自重しろ
  • 初期は『ネ実市自然公園』か『陰陽鉄学園旧ゆうかりんランド』推奨。時期的に鈴蘭の季節は遠く、この季節に咲く花は少ないが色々な花を大事に育ててる模様。後期は『ゴールドソーサー』『メインストリート』にも活動範囲を広げよう。なんだかんだで天真爛漫なお年頃の女の子である。エスコートしてあげよう。
    が、どこでもスーさんがどんどん突っ走るためそれによく振り回される。しかし、本人達は楽しそうである。

文化祭

  • スーさんの勧めで楽しむ側に徹している。特殊イベントが少なく、相変わらず敬語であまり元気がないがこの時期から積極的に攻略を始められる。
     
    というのも、メディスンルートでは日常イベントの方が発生しやすい。唐突に消えてあちこちで暴れ回るスーさん、ちくわを差し入れるついでにちょくちょく正体を隠して乱入してくるちくわマスク&ちくわ仮面を中心に色々な人々が絡むため、いろんな意味で楽しめる。ここで積極的にイベントを解決していくと、早いうちに『トモダチ』を増やすことができる。
    中には文化祭限定のトモダチイベントもあるので、メディスンと一緒に積極的に遊び回ろう!

期末テスト

  • メディは普段から真面目に授業を受けている。
    問題は授業は投げ捨てるものという認識を持つスーさんの方である。一応幼稚園児の頃からやればできる子なので、イベントを起こせればそれで問題ない。

『夜の勉強会』

メディにスーさんの成績について尋ねると発生する。普段はまるでとらえどころのないスーさんがメディと汚忍、主人公に囲まれて珍しく頭を抱える姿が見られる。

冬休み

  • もうすぐお別れも近くなって妙にしんみりしてくる時期。練・笠松に拠点を置いていた場合で帰る前日に何らかのイベントがない場合、お見送りの会をしてくれる。
    古屋の手狭な居間に旧幼稚園組や10年後の友人達、未来で知り合った仲間たちが大勢押し掛けてくる。

クリスマス

  • この時期に主人公は帰ってしまうが、彼女を攻略してGOOD以上になるとエンディングでクリスマスのイベントが見られる。
    なお、内容は汚い忍者かそれ以外かで大分異なる。

現代とのリンクイベント

『やり直しのバレンタイン』

現代でバレンタインイベントを起こしていると発生。

『お母さん』

メディスンと笠松家の歴史を辿る現代・未来に跨る連続イベント。

お墓参り
メディスン&スーさんの好感度が70以上、8月第二週の予定が空いている状態で練・笠松(現代)に赴くと発生。
連続イベントの一つ目。母親の墓参りに連れてってくれる。笠松家の意外な謎が垣間見え、汚忍の口から彼女達の衝撃の事実が明らかになる(ブロントさんは古い付き合いなので元から知っている)。

エンディング一覧

シナリオの都合上BADENDはないが、主人公が汚い忍者の場合はBITTERENDが発生する場合がある。

TRUEEND 『人の中で生きる甘い毒』

  • メディに一定数以上のトモダチを作り、『秘密の確認』をする
    • このエンディングになると、クリスマスイベントと同時にGOOD�のアルバムを同時に入手できる。
 

あー、あー。よう、過去の未来のマイブラザー、聞こえてるか?オレオレ、スーさん(18)
急の電話でびっくりしたかい?河童の先生の発明品で電話してるんだぜ。
そっちはどうだ、順調か?そうかそうか。まぁ端っから心配なんてしてなかったんだけどな。

 

え、こっち?
もう一人のブラザーは相変わらず人生のヒロインを決めかねてるみたいだなぁ。いい加減にしないと刺されるかも分からんね。
親父殿は良い人見つけろってうるさくてねぇ…ブラザー共々毎日孫の顔が見たいって言われてる。孫の顔なら俺らでなくてもメディが見せてくれるだろうってのになぁ?

 

…まぁ、あれだよ。俺だって、生涯独身貫こうって信念があるわけじゃないんだよ?ただちょっと眼鏡に適う奴がいないんだなぁ。もういっそこっちのブラザーに永久就職しようかな。戸籍上は兄妹だけど血は繋がってないんだ、倫理的には問題なし!
…って俺がブラザー巡って戦ってる連中に刺されるじゃーん!畜生、パートナー選びも楽じゃないなぁ。

 

\スーサンカワッテヨ!/\ワタシニモデンワサセナサイ!/
あー、はいはいわかったよ。モテる男は辛いなブラザー、未来のハニー達がお呼びだぜ?

 

【未来で作ったトモダチと会話が挿入】

 

よお、もうそろそろ時間がないんで代わったぜ?スーさんだ。
えーと、メディの式はいつだっけな?
未来の花嫁の晴れ姿、きっと見に来てくれるよな?
ふふふのふー、この日のためにちゃーんと祝儀稼いできたんだ、期待は裏切らねーぜ?
何?大事なのは金じゃなくて気持ち?かーっ!言ってくれるじゃないのさ。
そうそう、せっかく人が頭捻って考えたスピーチなんだ、聞いて涙流すなよ?

 

そんじゃ、次に会うのは式場だな。
楽しみにしてろよ、メディの晴れ姿。

 

見に来てくれよ、義兄さん。約束だからな。
んじゃあな~。

GOODEND I『鈴蘭の花言葉』

  • メディに一定数以上のトモダチを作り、『現代に帰る』を選択する
    • このENDのみ、クリア後のクリスマスイベントと連動

GOODEND II『不器用な味方』

  • 最終日にトモダチの数が一定数以下の状態で、もしくはメディに一定数以上のトモダチを作った状態で、最終日に『未来に残る』ことを選択する
 

「コンパロ、コンパロ、毒よ集まれー」

 

これはいつも思ってた系のことなんだがそのコンパロとか言うのは何の意味があるわけ?

 

「毒を操る時の呪文よ!」

 

メディスンは明るく笑いながら言った。
もっと自分の味方を作る必要がある。
自分の立場、自分がこれからどう生きていくのか。妖怪の自分が人の世に馴染むにせよ否にせよ、味方が多いに越したことはない。
そのためには、まず外の世界をよく知らないといけない。
ただ、味方を作るのは、毒薬作りと違って相手が居る。つまり、相手の心を掴む必要があるのだ……と。

 

「その辺の社交術はまだ勉強中だけどね」

 

だが、物の見た目だけでは本当の味方は得られないと言うことは薄々感づいていた。
一番重要なのは、相手の心の痛みを自分でも感じられる様になる事。
自分の殻に引き篭もっているときには学びようがない事で、メディスンは少し戸惑いつつも、これから人前に出て行こうと思っている。

 

大丈夫、まだ少ないけれど、心強い味方は既にいるのだ。
兄も、妹も、父も。
それに……。

 
 

「という訳で今日からアンタは笠松ファミリーの一員だ。よろしく頼むぜ、メディのハニー」
「どら息子も跡を継いでくれたしな。婿養子の面倒見るくらいちょろいちょろい!」
「....あー、そのー、うん、なんだ、お義兄さんとか言わなくていいぞ」
「汚義兄さん(爆笑)」
「ぶふっwwノブオお義兄さんwwwwだってよwwwwwwww(バンバン」
「お前ら何笑ってんだ晩メシ抜くぞ」

NORMALEND 『練・笠松の看板娘』

  • 彼女を中盤まで攻略、もしくはトモダチの数が一定数以下の状態で最終日に『現代に帰る』を選択
    • 彼女以外を攻略していても彼女の余所余所しさを除くことができれば発生させることができる
 

「さーて、今日も元気に練・笠松開店だ!」
「あー、相変わらず元気だな、このおっさんは」
まだ肌寒い年明けの朝、清々しい晴天の下で町の小さな練り物屋さんのシャッターが開く。
その店先には白髭混じりの顎髭を蓄えたジャージの男と、気だるそうに茶髪の頭を掻く作務衣の青年が並んで立っている。

 

「父さん、兄さん、いってきまーす!」
「いってくるぜ、父上殿、ブラザー」
店の入り口から二人の間を抜けて、二人の少女が元気一杯に走り抜けて行く。

 

「ああ!いってらっしゃい!」
「おう、メメ子もスーも行ってこい。晩飯の材料忘れんじゃねぇぞ」
「メメ子じゃなくてメディよ!」
「おう、その文句も久々だな」
「ふふっ!じゃあいってきまーす!」

 

「ああ、今晩はアイツが遊びに来るぞ」
「本当!?じゃあ今日は早めに帰ってくるわね!」
「おーいメディー行くぞー」
「待ってよスーさん!」

 
 

「しっかし、あの甲斐性無しめ。....アイツになら文句もなくメメ子をやったのにな」
「お前が言うか、美女二人を侍らせた罪作りな甲斐性なしめ。汚いなさすがバカ息子きたない。さっさと初孫見せやがれ」
「....余計なお世話だバカ親父」
「まあ何はともかく、我らが看板娘に笑顔が戻って良かった良かった!」
「....ああ、そうだな」

 

「んっ、今日も皆元気そうだな」
「おう、不破か。ウチの看板娘だ、そう簡単にはやらねぇぜ?」
「・・・・すごい家族だ。」
「忍者、おはよう。お弁当買いに来たわよ」
「笠松さん、おはようございます。いつものを買いに来ました!」

 

「「あっ」」 「んっ」 「「まただよ(笑)」」

 

今日も今日とて笠松家は平和であった。

BITTEREND『効率的に描かれる時間の円環』

  • PCが汚い忍者でどの攻略進度でも『未来に残る』を選択する
    • システム上はGOODEND扱いになる
 

時空が歪み出す夜、忍者は一人、未来の自分に誰にも話さなかった決意を口にした。

 

....俺は帰らない。こんな中途半端な状況で帰れるか。
「....へっ、そう言うと思ったよ」
今後に現れる世界ではいないことになる彼は、その言葉をわかっていたかのように苦笑した。

 
 

しかし

 
 

「....だが、すまないな俺。それは無理な話だ!」
....っ!?
未来の自分自身はそう言い放つとその姿は宵闇に溶け、浮かび上がる双刀の姿が過去の自身を襲うように瞬いた。

 

『10年後の汚い忍者』

未来の自分とのガチンコ勝負。
敵は必ずPCの汚忍より上等な装備とステータスをしており、高火力・連続攻撃を仕掛けてくる。
状態異常・即死効果の技を発動すると同じ技を発動して相殺・貫通してくる。
そして、5ターン後には全力汚符「汚忍特戦隊2019」の発動と同時に抑え込まれて強制終了する。

 

「動くな。殺す気はねぇが何も知らずに帰る羽目になるぞ」
忍者は自分の全てを上回る相手により地面に抑えられ、その目の前には一瞬で発動出来るであろう魔力の篭ったカードを構える未来の自分の姿があった。

 

...クソッ!...何で止める...何故帰しやがる!
「...わかってるさ。お前の好意も、お前の意志も全部わかってる」
...なら...!
「なら何故かって?俺はお前だからだ
...どういうことだ?
「お前は家族を、メディスンを悲しませちゃいけねぇんだ。
お前の好意も、意志も、あと10年は絶対揺るがねぇ。保証してやる」

 

「...だからよ、側に居てやってくれ、待ってやってくれ。
また過去から俺がやってくるまで、俺がメディスンを救うまでよ」

 

......ああ、そういうことか、手柄は全部アンタの物かよ。...汚ぇなぁオイ。
「へっ、汚いは誉め言葉だ。自分もやった安全策をお前にやって貰っただけだ」
...長くなりそうか?
「長いが耐えられる。それは俺が保証してやる」
...なあ、メメ子は許してくれるかね?
「...許してくれなくても、俺はいつまでもアイツを愛してやるさ」

 

「兄貴だからな」...ってか...?
...へっ、似合わねぇな、くせぇ台詞吐くんじゃねぇよ。
「はっ、あと10年歳食えばお前もこうなるさ」

 
 

またな、俺
「....じゃあな、俺」

 
 
 

「....!....!?忍者!?大丈夫!?生きてる!?」
耳に届く、甲高い声。
それが暗闇の中で痛む頭の中を揺らし、埃っぽい臭いと薄暗い天井が、記憶を紡ぎ、意識を起こす。

 

...ああ、生きてるよ。...騒ぐな河城、頭に響く。
「よかった...あ、おかえり!ちゃんとタイムトラベルできたかい?」
...実験は成功だ。10年後でいろいろして帰ってきた。十六夜も理事長もご苦労さん。
「やった!タイムスリップする感じはどうだった!?10年後はどうなってた!?誤差とか出なかった!?えーと、他には...」
...あー、すまねぇが今は疲れてる、今日の所は帰らせてくれ。
「あ、うん、わかった!明日学校でね!」
...学校で、か

 
 

帰り道。日は昨日より長く、日も短くなり始めた秋の空。
感じる風は冬の昨日のものよりも温かく、これから冷たくなってゆく秋の風。
見えるのはしばらくみた町並みの面影を残す、古いのに新しい町並み。
胸に去来するのは、故郷に帰ってきたという安堵と、今は遥か遠くの場所への郷愁。

 

そして、しばらく見慣れた家より新しい我が家の前に立つ。

 
 

「おお、おかえり。晩飯もうすぐだからちと待ってくれ」
「おかえり、ブラザー。今日は早かったな」
「あ、おかえりノブオ!どこいってたの?」

 

...あと10年か。
...待ってやるか。

 
 

『....メメ子、ノブオじゃねぇ、兄さんと呼べ』
俺には家族がいて、こいつの兄貴なんだから。

 
 

俺はこいつを愛してるんだから。

コメント欄

  • 悪いがBADはコメントアウトだ。 -- 2011-05-16 (月) 12:13:48
  • とりあえずBITTRTEND作ってみたけどBADの類なので隠してみた 隠さなくても問題なかったら解除します -- 2012-06-25 (月) 15:53:58
  • 言っちゃ悪いけど一部FF要素が紛れてるな -- 急行高山? 2014-03-27 (木) 11:51:55