キャラ攻略/西行寺幽々子

Last-modified: 2013-04-14 (日) 11:35:37


ルート概要

  • 一度妖夢をクリアした後になると学食のおばちゃんではなく、日舞サークルの部長を務める先輩として出会う事が出来るようになり、フラグを立てることも可能。
  • 幽々子ルートでの登場イベントは、余りにも主人公になついてくる為他のどのルートでも障害になると評判の「妖夢ルート」の2週目以降の最初のイベント(条件:剣道部所属、イベント名・桜の季節)も兼ねている。一定時期までにこのイベントを発生させないと自動的にフラグが消滅し、学食のおばちゃんとなるのがいやらしい。

出現条件

  1. 妖夢編をクリア
  2. 4月中に剣道部に所属
  3. 妖夢の好感度が一定以上
  4. イベント:桜の季節の発生

フレリスト登録条件(戦闘参加)

  1. 幽々子の自宅に訪問するイベント時に自動的に登録

ルート攻略

各主人公との相性

  • ブロントさん:学業スキルが必要な事はある程度紫イベントでカバーできるとしても、御宅訪問出来るようになるまでのストレス発散がきつい。一度ルートに入れたのなら、クイズルートを狙わずバトルルートで突っ走れば難易度は最も低い。
  • 汚い忍者:学業はやはり紫頼みになりうる。幽々子は基本的にデメリットをあまり気にしないが、ネックはやはりストレスの発散。
  • リューサン:陸上部に所属する為、食堂でみょんと一緒に昼食をとると「あこがれの先輩」という形で登場。そこで面識を持つ。ステータスバランスが良いので、その時に必要なものをのばしやすい。初回はとりあえずリューサンから始めるのがお勧め。
  • 内藤:学業が全く上がらないので先に進めない。人格改造を受けよう。相性は例によって最悪だが、彼は他キャラが悩まされる「ストレス」を一切無視出来るという長所がある。
  • ゴルベーザ:特殊ルート。このルートに進むためには、ゴルベーザと知り合った上で親密度を上げる必要がある。彼がパーティにいる状態で幽々子とのイベントを起こすとゴルベーザが会話に乗ってくることがある。何度かゴルベーザとの会話を経た状態で「」を起こすと、通常の選択肢に加えて「人の世話ばかり焼いていて、お前(etc二人称)はどうなんだ?」が出現。これを選ぶ事によりゴルベーザが登場。主人公がゴルベーザにシフトした状態でゲームを続行できる。(ロマサガのルージュみたいな感じと言えばお分かりいただけるだろうか?)ステータスはシフト前の主人公の能力に、勉学系のステータスが多少アップ、体力系ステータスが多少ダウンする補正がかかる。また、元主人公の親密度・フラグはリセットされる。元主人公は好感度が高い状態でパーティに加える事が出来る他、「運命の行き先」では助っ人に来てくれる。

序盤

彼女のポジションは「妖夢と主人公お仲をからかい半分に応援してくれるお姉さん」。言ってしまえば主人公の親友ポジである。

信頼してくれてる?

  • 彼女と会話すれば当然好感度が上がるのだが、同時に次に妖夢にあった時に好感度を劇的に上げる選択肢が追加されることがある。しかし、攻略補助とか聞いたことないので抜けますね^^;するとさりげなく彼女の好感度が下がる。妖夢経由で自分のアドバイスを信じてくれたかチェックしているらしい…
  • 数回イベントをこなすと、幽々子が個人的に主人公と会話するイベントが発生するようになる。ここで重要なのがなんと学力。何故かというと、彼女との言葉遊びの様な会話の中では、学力が一定以下だと次のステップに進む為の選択肢が出現しないため。

見合う努力を

救済措置として、フラグ選択肢が出ないまま幽々子と会話を終えた場合、ランダムで紫が主人公に勉強を教えてくれて学力が向上するイベントが発生する。上昇率が結構高く、発生率もなかなかなのでアテにしても良いだろう。また、勉強イベントを起こすとフラグには関係ないが幽々子との会話の種になって、わずかに好感度を上げる効果がある。

桜の踊り子

  • 剣道部強制なのに勉学とか(#^ω^)で各主人公共にストレスで寿命がマッハだろうが、イベントをこなす事により「自分の舞」を見に来てほしい、というイベントが発生する。そのまま彼女の家に御呼ばれし、ついでに手料理をごちそうになることでストレスが下がる。以後彼女の家に自由に遊びに行けるようになり、ストレス解消手段も手に入る。同時に「なかなかのお嬢様のはず故彼女が何故一人暮らしをしているのか?」という疑問を持つようにもなる。
  • 彼女の家での会話でもやっぱりみょん支援選択肢が出現するが、この場合は「折角お邪魔してるし幽々子の方に興味がある」と言ってしまってOK。表面上は困った顔を見せる幽々子だが、内心では褒められて喜んでくれる。とにかく彼女だけの話題に絞った方がいい。次のイベントの発生条件が面倒なので…

中盤

幽々子の好感度が一定以上で妖夢以上、かつ何回か幽々子の家に遊びに行くと、幽々子側から呼び出しを受ける。「妖夢の応援のつもりだったのに、貴方は私とばかりいる。これでは本末転倒。」と悩む幽々子。
ここでは「それでも、俺は!(1人称は主人公で変わる)」を選ぶ事。それ以外の場合、彼女は学食の職員に戻ってしまう(=フラグが折れる)。この選択肢を選ぶと「いつも良くしていただいてるのだから、今度は私が先輩を応援する番です!」と妖夢が登場。みょんフラグは折れるが、幽々子ルートは次のステップに進む。しかしどこか浮かない顔の幽々子…尚、フラグは折れるがみょんの好感度そのものは上がる。

紫の警告

  • 上記までイベントこなすと、少しの間をおいて紫が登場。幽々子と親しくなろうとするのなら、相応の知恵と力と、そして覚悟を持てという。抽象的すぎる警告にどぎまぎしていると藍が登場。とりあえず図書館に行って過去の新聞記事や、この地区の歴史について調べてみるといい、という助言を受ける。
  • そこで、西行寺家はこの辺一帯の名主であった旧家である事実を知る。と同時に、幽々子の誕生以後西行寺家で不審死が多発したというゴシップ記事を見る。その記事は幽々子(少女Y)について面白おかしく書きたて、「死を呼ぶ少女」などと書かれていた。怒りが有頂天になって雑誌を破くと、罰金でお金が減る。破かない場合はストレスがたまる。その時のパラメーターと相談。

西行妖

  • 「紫の警告」の後に幽々子と会うと、「どうしても貴方に言う勇気がなくて…貴方から知ってくれて良かった…」と言われ、学校の裏の大桜の下で話をしたいという流れになる。
  • 学校裏に向かうと回想イベント。両親を含む親しくした者が次々と死に、気味悪がった一族により勘当同然の形で今の家に追いやられた。そしてその事を記事に書かれてしまったという告白を聞ける。このイベント後「やはり私は必要以上に人と親しくしてはいけない」と言い残し幽々子は去ってしまい、次の段階に進むまで彼女と接触する事が出来なくなってしまう。
  • 幽々子ルートに入ってる状態でこのイベントを起こさず文化祭を迎えてしまうと、BADEND「死してすべて大団円」に突入してしまうので注意。
  • イベント後藍が登場。現在幽々子はどうにか紫(幽々子の数少ない「例外」で、幼い頃から生き残っている友人)がなだめている状態なのでまずは安心しても良いと教えられ、それでも彼女と生きる事を望むなら、己を磨けと再び忠告を受ける。素直に各パラメータに磨きをかけよう。
  • ステータスアップに励むのも良いが、他に好感度が高めのキャラがいる場合、相談をするのも良い。
    以下のイベントを発生させる「もっと自分を磨きたい」は、該当する相手との親密度が60以上でなければ出現しない。

誓いの剣

「西行妖」を終えた後に妖夢と会話し、「もっと自分を磨きたい」を選択すると発生する。
確実に好感度が高いので一番手っ取り早い。彼女と相談すると二人で修行することになる。身体系パラメーターが軒並み上昇する上に、戦闘における強力な物理系SC「桜華狂咲」を習得する事が出来る。

その記憶を紡ぐ者

「西行妖」を終えた後に阿求と会話し、「もっと自分を磨きたい」を選択すると発生する。
好感度が高ければ、幽々子の事情を知っている彼女は良き相談相手になってくれる。知力系、学力系のパラメータを(クイズ形式のミニゲームの結果に応じて)イッキに引き延ばしてくれる。知力系でクリアしたい場合彼女に御世話になるべきだろう。

蜘蛛の糸の如き勝機でも

「西行妖」を終えた後に紫と会話し、「もっと自分を磨きたい」を選択すると発生する。
まずはお前が未熟だから私の親友が哀しい目に~という長い説教を食らう。ストレスがマッハになったうえでその後戦闘になる。勝利すると、最強のSC「深弾幕結界 -夢幻泡影-」を伝授した上で、戦闘におけるメンタル系のパラメータを一気に上げてくれる。
前述のように戦闘があるので、パーティで行った方が無難。戦闘のステータスが魔法系よりならどうぞ。

紅白の蝶が桜花に舞う

「西行妖」を終えた後に霊夢と会話し、「もっと自分を磨きたい」を選択すると発生する。
リスクが少ない代わりに効果が小さな紫といったところ。ストレスや戦闘が無い代わりにパラメータ上昇量は低く、教えてくれるSC「夢想封印 聖」も多少火力が落ちる。しかしMP効率はこちらの方が上。確実に会えるという強みもある。

真実の行方

「西行妖」を終えた後に文と会話し、「もっと自分を磨きたい」を選択すると発生する。
推測と虚飾によるゴシップ記事が幽々子を傷つけた事実に憤慨し、幽々子を支えようとする姿勢に感銘を受け特訓をつけてくれる。AGIなどが一気に上昇する他、補助魔法系SC「風神木の葉隠れ」か物理攻撃SC「猿田彦の先導」を伝授してくれる。ナンバー1とは言い難いが、バランス型ステータスなら彼女に相談するのもアリ。

終盤

運命の行き先

  • BADENDを回避した状態で文化祭を迎えると発生する。
  • 幽々子と連絡が取れぬまま不本意な文化祭を迎えてしまった主人公。失意のままふらふらしていると、人ごみの中に幽々子を見かける。慌てて彼女を追うが、向こうもこちらに気が付いて逃げてしまう。ようやく西行妖の下で追いつくと、「許されないのは分かっている、でも、どうしても楽しそうで、せめて雰囲気だけでもと思って…貴方に会うつもりはなかったのに…」と言いながら泣き出してしまう。
    PCがおろおろしていると…そこに一人の男が現れる。男を見るなり、途端に恐怖に歪んだ表情を見せる幽々子。この男こそ記事を書いた記者その人である。「死を呼ぶ少女」のラブコメとは面白い記事が書ける、とノリノリの記者と、半狂乱の幽々子。
  • そのまま戦闘に突入。この時、幽々子はPTに加わらず一切行動できない。
    負けると、数日後「暴力学園陰陽鉄!モラルの崩壊!」なる記事を描かれ強制ゲームオーバー
    ボス:悪徳記者
    戦闘前の台詞「我々には知る権利が!表現の自由が!広報の義務がある!その邪魔をするというなら…マスコミの恐ろしさをたっぷりと思い知らせてやる!」
    戦闘BGM:Demystify Feast
    記者は回避率が高く特殊技がいやらしいので舐めるのは禁物。阿求を除く特殊イベントを経た場合、記者のHPと防御力が上がる代わりに、相談したキャラが3ターン目から助っ人として加わる。以下各キャラ口上
    • 妖夢:校内の不審者はやはり貴方だったのね…貴方だけは許さない!二度と悪口を書けぬよう、カメラと筆をその腐った根性ごと叩っ斬ってやる!
    • 紫:ああは言ったけれど、今は(主人公)に感謝すべきね…こうして親友を傷つけた張本人を、私の眼前に引きずり出してくれたのだから!さぁ、お前はもう、逃げられない…!
    • 霊夢:女の前でかっこつけたいのは分かるけど、ちょっと無茶しすぎじゃない?不審者退治は私の仕事なんだから、貴方は精々手を貸しなさい!
    • 文:もとより不幸で哀しい弱者を更に不幸にして喜ぶとは、記者にあるまじき見下げた根性ね…手は抜かないから覚悟をしなさい!
  • 阿求のイベントを経由した場合は阿求のクイズとほぼ同じ形式、同じ内容(一応難易度は上がる)のクイズ…もとい、舌戦で記者をやり込める事になる。勝利・敗北イベントに変化はない。
  • 勝利すると、悪徳記者は「くそっ…覚えていろ!こんな学園、いつかひねり潰してやる!」と捨て台詞を吐きながら逃げる。撃退後、助っ人は気を利かせてさっさと退散してくれる。
  • 記事には確かに虚飾があったかもしれない。それでも自分の周りで大切な人々が死に、家を勘当されたのは事実で、自分は死へといざなう運命に囚われている、と涙ながらに訴える幽々子。
    PCは幽々子を抱きしめながら、その程度の運命、自分が「斬り裂いて」(物理系ステが高い場合。魔法系ステが高い場合「撃ち抜いて」、クイズで撃退した場合「説き伏せて」に変化)みせると言い切る。だから、自分を信じて、一緒についてきてほしい、と。
  • 文化祭も終わりに近づく中、幽々子はいつものような「先輩」として主人公を導く形ではなく、彼にエスコートを頼む形で一緒に校舎の中を歩いていた。その頬を、桜色に染めながら。
  • イベントクリアでTRUEENDフラグが立つ。残りの時間は、今までストレスたまった分好きなだけいちゃいちゃするように。
  • イベントをクリアしたあと紳士学園の復讐を起こした場合、記者と戦った時のPTが強制的に助っ人に入る。

関連イベント一覧

夏休み

妖夢フラグが折れているかいないかによってお盆の時期に海に行くイベントに変化が起きる。折れていない場合は3人で、折れている場合は2人で海へいく話に。

  • 3人でいった場合、何かと妖夢の後押しをしようと幽々子が様々なドッキリ、トラップをしかけてくる。尚、強制的にPTメンバーがはずされてしまう為、シフト型主人公のゴルベーザは関わる事が出来ない。
    引っかかると一気に妖夢の親密度が上昇するイベントに突入するので華麗に回避するように(逆に妖夢イベント回収狙いなら引っかかっておく事)。…回避しても妖夢は主人公の冷静さに感動してくれるので、ごく微量ながら親密度が上がる。
    トラップに引っかかったか否かに拘わらず、帰り際に騒動の主犯である幽々子と主人公が会話するイベントが発生。この時の選択肢は幽々子の表情を良く見て選ぼう。怒鳴るとアウトなのは共通だが、いたずらっぽい笑顔を浮かべてる場合「せめてもっとお手柔らかに」系の選択肢が正解。多少悪乗りしすぎたと思いなおしてくれる。好感度が高い(が、幽々子の家に呼び出されない程度の)場合、幽々子はうっすらと微笑みを浮かべている。この場合は冷静に、「何故こういう形で他人にばかり構うのか」と抗議をしよう。幽々子は一瞬俯いて目を伏せた後、丁寧に謝罪をしてくる。
  • 2人で言った場合。こちらは呼出しイベント後なのでゴルベーザでも見る事が出来る。
    普段はゆったりとした感じに制服を着ている為気が付きにくいが、着やせするタイプである事が判明する。彼女の水着姿はまぶしいのだが、海の家で消費する食べ物の量で主人公のサイフがマッハになる可能性がある。
    ちなみに一定確率で主人公がクラゲに刺されるイベントが発生。しびれて動けなくなったところを幽々子に救助されるという、普通ギャルゲなら逆だろう…?と思うようなイベントが発生するが好感度は上がるので心配ない。このイベントは地味に、西行妖の伏線(幽々子が自分を他人に害をなす存在であると思いこむ)でもある。

遊園地デート

お化け屋敷大好きに加え案外絶叫ものに強い幽々子に散々振り回されグロッキーの主人公。見かねた幽々子の膝枕。…尚、その様子を文に激写されるがそこは幽々子。むしろ見せつけるように主人公の頭を抱きかかえてくる。たまりかねて文の方が退散する。

公園デート

お弁当を作ってきたのよ~とのたまうがどう見ても量がおかしい(多すぎの意味で)しかしもっとおかしいのはそれを消化しきる幽々子…

さしいれ

剣道部の練習の合間に差し入れに来てくれる幽々子。事情を知ってる妖夢はともかく、周辺の目が痛い…もっとも幽々子は気にしていない。

文化祭

上記のとおり文化祭イベントそのものが攻略に必須のイベントの為、関連イベントとしては存在しない。

ふたりきりの旅行

11月の間のみ発生可能なイベント。紅葉狩りを兼ねて休みの間に京都への小旅行を計画する。何故か二人で訪れる広川寺。曰く「他人の気がしない」

期末テスト

期末対策!ということで彼女の家で勉強。全年齢向けなのでアウチな描写は無いが、肩を寄せ合って勉強してたら一向にはかどらず幽々子にからかわれたり、休息を兼ねて二人で料理を作ったり等、密度は濃い。

スキー学校

主人公のフィジカル面のステータスによりイベント分岐。
低い場合は、案外スポーツに強い幽々子の華麗な滑りを見せつけられ、一念発起して練習し…こけて雪だるま化、幽々子が苦笑しながら看病し、膝枕してくれるというイベントが発生。
高い場合、幽々子と一騎打ちのレース勝負をする事になる。このミニゲーム、勝ったら相手の言う事を聞くという。負けた場合はお昼ごはんを奢らされて一緒に並んでお昼を食べる「ゲレンデでカレーうどんですか…」が発生。逆に勝った場合、キスを要求できる…が、みょんなタイミングでお邪魔が入りこの場ではお流れに。
夜になるとナイトスキーのゲレンデを二人で散歩するイベントが発生する。このイベントでは先程の勝負に勝ったときのみキスの1枚絵が獲得できる。

クリスマス

小さい頃より不吉扱いを受けていた為物心ついたころにはクリスマスプレゼントを要求できる立場になかった彼女。心ばかりの品…と言いつつ主人公がアクセサリを送ると、その場で泣き出してしまう(無論うれし泣きです)

年末年始

年末、たまにはこちらの家に来てほしい、という事で幽々子を自宅に招くイベントが発生。
妹持ち陣はここで幽々子と妹が初対面する。ブロントさんの場合最初はてんこの警戒レベルがMAXになるが、幽々子の柔らかな雰囲気にあっというまに懐柔され年越しそばを食べる頃には「御姉様」と呼ぶまで飼いならされる始末…メメ子のほうは最初からすぐに懐柔されている。
ゴルベーザの場合、実は別々に暮らしている弟がいるという事実が発覚するイベントが発生(机の上に写真が飾ってある)
年越し後は、2人ないし3人で初詣。お願いするのはもちろん…

終業式/卒業式

一つ上なので、先に学園から巣立っていった幽々子はそのまま大学へと進学していく。
同じ大学に入る為に、主人公は猛勉強を決意する。(そしてそのままTRUEENDへ)

エンディング一覧

TRUEEND(「優雅」に咲かせ、墨染めの桜)

学校を出て、更には大学まで行って、その間に幽々子、紫の両方から旧家での作法、しきたり等についてみっちりたたきこまれた主人公は、婿養子という形で西行寺の家に入る事になる。
「死を呼ぶ娘が男を連れてくるとは…最低限の仕事はしたという事か」等とのたまった親戚の鼻っ面に1発喰らわせた上で「自分にどんな事をいうのも勝手だが、彼女を侮辱する事だけは許さない」と啖呵を斬る主人公。幽々子はちょっと困ったように赤くなり、親戚一同が唖然とする中、紫だけは腹を抱えて笑い転げていた。
「これは失礼、西行寺の家に相応しい男に育てたつもりが、どうやらそれ以上の怪童になってしまったようだ!」

DEADBADEND(死してすべて大団円)

文化祭の当日、自らの事情を告げられず苦しんでいた幽々子は、これ以上自分を大切にしてくれる人を傷つけまい、と自ら命を絶ってしまう…学園祭の最中で誰も気にとめない中、学園の裏の大桜、西行妖の下で自刃する幽々子。最初にそれを発見したのは、主人公でなく紫だった。のんきに仲間と遊んでいた主人公の前に鬼のような形相で現れた紫は「私も愚かだった、お前のような男に私の親友を任せようと思うなんて!」と怒鳴った後、幽々子が自刃した事実を告げる。幽々子を失った事実に加えて紫の執拗な批難に、やがて主人公の精神も疲れて行き…

  • 精神スキル「不屈の魂」でこちらに分岐
    …しかし、主人公はそれでも立ち上がれた。
    幽々子を救えなかったこと、紫の追求、それらを受け止めて明日に歩ける心の強さを持っていたのだ。
    卒業後、主人公は幽々子の墓に花を供えに行った帰り…。
    「よくもまあヌケヌケと生きていられるわね…」
    怒りと苛立ちに溺れた八雲紫がそこに居た。
    幽々子が死んでからの八雲紫は何かにつけて、主人公への嫌がらせを行っていた。
    • カルマが+よりの場合。同数値ならこちらに分岐
      …だが謙虚な主人公はひたすらに耐えて耐えて耐えぬいた。
      業を煮やした紫は様々な異常行動に出始めたが…「幽々子が死んだのこいつのせいじゃねえべ?頭冷やすべきそうすべき」と動いてくれた。
      結果として冷えるどころか燃え上がった、紫はその行動が致命的な致命傷となって学園長を解任されたのだ。
    • 「カルマ」が-よりの場合
      ただ黙ってやられるままの主人公ではない。
      悪辣さにはそれ以上の悪辣で、陰湿さではそれ以上の陰湿さで反撃を行った。
      …そして勝ったのは主人公。主人公の苛烈なカウンターに耐え切れなくなった紫は学園長を辞めてしまったのだ。
      …何のようです。
      その問に答えず、紫はただ一言主人公に問うた。
      「お前は…幽々子を愛していたのかしら?」
      …はい
      「安心したわ、今から貴方は幽々子の所に行くのですもの。でも原型も残さない…バラバラに引き裂かれた魂でね!」
      その言葉と共に紫が襲いかかってきた!
  • 八雲紫を倒す
    「ごめんね…幽々子。で…も…私が…今から…一人には…」
    そして紫は倒れ伏した…。
    「お見事…と言うべきなのかな?」
    死闘に疲れた主人公の前に現れたのは藍。
    この状態で連戦はキツイ…そう歯噛みする主人公に。
    「心配するな…殺したい、紫様をこうしたお前を殺したいのは確かだ…だが殺さない。紫様の救いはここにしか無いのだから」
    …?
    「幽々子様が亡くなられた後、紫様はひたすらお前を憎み続けた。それ逆恨みと解っていながらな」
    「私がどれだけ説得しても止まらなかった、止まれなかったんだろう」
    そしてその果てがコレか…幽々子がこれを望んだと思っているのか?
    「…お前には解るまい、いや解った上で乗り越えたのがお前なのか…。紫様は幽々子と同じく弱い方なんだ。幽々子様はこの世界から死を持って逃げ、紫様はお前への憎しみに逃避した…。お前の様にはなれなかったんだよ」
    そして藍は紫の死体を背負い歩き出した。
    「私は橙を連れて他の街に行く。この街に居れば…きっと自分を抑えられない」
    「一つ、頼みがある」
    何だ?
    「紫様を…許してやってくれ」
    …分かった。
    「済まない」
    そして藍は去って行った。
    …幽々子は「自分が生きる事」に耐えられなかった。
    紫は「主人公も自分も」許せなかった。
    彼女達にとって生きることは苦痛であり、それを強制されるこの世は生き地獄、死は救いだったのかもしれない。
    彼女たちに取ってこの結末は相応しい大団円なのだろう。
    だが…自らそれを選ぶのは…逃避だ
    「ふざけるなよ…俺は生きてやる。生きて生きて生きて…それから死ぬのが俺の大団円だ」
    生きて彼女達の選択を否定する、死んだことを悔いる程の人生を送ってやる。
    そして…いずれ向こうで誇るのだ、自分の生き方を。
    そう決意して主人公が家へと帰った…

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