シナリオ/上級チュートリアル

Last-modified: 2016-06-08 (水) 23:08:11

イベント名

チュートリアル・上級編

概要

シナリオ傾向:シリアス[無し] コミカル[有り] ほのぼの[有り] 恋愛[有り] 欝、人死に[無し] 百合、大統領ネタ[有り]

登場人物関係:登場人物の制限[無し] キーキャラクター[茨木華仙、ロミアス、ラーネイレ] 敵対キャラクター[]

攻略関係:イベント発生時期[チュートリアルクリア後] 総所要日数[1日] 他シナリオとの平行[不可] 戦闘難易度[低] 攻略中ヒロインの関与[無し]


チュートリアルの続編!
でも、今回は見慣れぬ顔も……?

発生条件

チュートリアルをクリアした後、レベルを10以上にする。
トレーニングルームにロミアスが出現するので話しかける。

攻略

あれ? 見慣れない人たちがいるぞ?

 

「話しかけてしまったな?」

 

はい?
「右も左も判らず私に声をかけてしまった君の為に、我々はいつまで時間を割かなければならないのかと気を揉まなくてはならなくなった」
……えーと……。
「これからの苦難に満ちた旅という宵闇に覆われる前に導き手である我々に遭遇したのは全く良く出来た偶然だ」
お、おう……。

 

「……そんな物珍しげな顔をするな。エレアは……シエラ・テールの高潔なる異端者は、他種族の詮索に付き合う無駄な時間をあいにく持ち合わせていないが、君は我々に出会えた幸運をもっと素直に喜ぶべきだな。未だ旅なれぬ君を導くには、ここにいる私とラーネイレ以外の何者にも不可能だろう。何せ、このラーネイレは……」
「ロミアス、喋りすぎよ。例え冒険のいろはを知らぬ学生が相手だったとしても」
「……そうだな。私の悪い癖だ、わかってはいる。……さて、{PC名}と言ったな」

 

「見たところ君は冒険者としてはまだまだ未熟なようだ。余計な世話でなければ、我々が旅を再開する前に、冒険に役立つ知恵を授ける程度の時間は割けるのだが」
ここで以下の選択肢

 

1.チュートリアルを開始する
2.余計なお世話だ
3.この場所から出て行って欲しい

 

1を選択するとイベントが続行。
2を選択すると何も起こらず二人はその場に留まる。
3を選ぶと二人はいなくなってしまう。チュートリアルを受けたい場合は注意。

 

何だかいまいち信用できないけど、チュートリアルしてくれるなら有難く引き受けよう……。
「賢明な判断だな」

 

「ちょ、ちょ、ちょっと待って!」

 

声と共に霧が現れ、それが晴れた時には一人の仙人が立っていた。
ま、また知らない人が……。
「おっと、面倒なので記憶を戻しますか」
……はっ! 華仙! お前勝手に記憶をいじられる人の気持ち分かりますか?
「支障は無いのだから許して下さい。それより……」
華仙はロミアスたちに向き直った。

 

「チュートリアルをするのは私、茨木華仙の役目です! 他人の仕事を横取りしないでくれませんか?」
「先約がいたのか」
「指導をするなら、お互いに協力すれば良いのではないかしら」
「そういえばラーネイレ、この地には『船頭多くして山に登る』という言葉があるらしいな」
「ロミアス……」
せっかく仲裁しようとしたラーネイレを、ロミアスは大仰な仕草で邪魔してみせた。
この短時間でこの二人の関係が良くわかった気がする……。
「……分かったわ。期待の新人を前に喧嘩なんてかっこ悪いことは出来ないし……ここは私とロミアス、二人で協力しましょう」
「やれやれ。当事者の意向を無視しておいて、協力とはよく言ったものだな?」
本当だよ……。

チュートリアル:食事

「まずは食事だな」
毎日朝昼夕と、三食きちんと食べてます。
「結構。食事は丈夫な体を作る基本ですからね」
「ここで話すのは、基本ではない食事だ」
基本ではない食事?
「つまり、食べるだけで肉体に大きな変化をもたらす、特別な食べ物のことよ」
なんだか良さそうだけど、具体的には?
「そうね、モンスターのお肉は力が付くし、ある果物は魔力を増してくれたりするの」
それは凄い!
「ただし、この効果……『食事効果』は、食べ物が消化されるまでしか続かないの。長い目で見た場合は、やっぱり普段から食べる普通の食事の方が重要なのよ」

 

「この地では永続して効果が無いのね……」
「シエラ・テールとやらでは食べるだけで永続的に筋肉が付いたりするの?」
「ええ、向こうじゃ常識だった」
羨ましい……。

 

「……話が逸れたわね。まあ、以上のような特徴を持つので、強敵と戦う場合に補助的な目的で取るのが、食事効果というわけ」
「君の足元に食べ物を置いた。早速、食べてみるといい(ニヤリ」
なんか今、ロミアスがニヤリと笑ったような……?だいたい足元に置いたりせずに直接渡せばいいのに。
「それでは持ち物が一杯だった時、困るだろう」
あ、なるほど。それじゃあいただきま……。

 

「ちょっと待った!」

 

ここで再び、華仙が割って入った。
ど、どうした?
「それ、何のお肉なの?」
そういえば……何の肉なんだろう?

 

「……本当に聞いてしまうのか?」

 

ぞわっ……

 

なんだろう、この……触れちゃいけない話題だったのか?
「答えられないようなものを、食べさせて良いわけないでしょう。ほら、貴方はこのギサールの野菜でも食べて」
それはチョコボのエサじゃ……。
「チョコボのエサと、正体不明のお肉。どっちを食べたいの?」
……有難く頂きます。
渋々とギサールの野菜を口に運んだ。

 

システムメッセージ『{PC名}のVITが5下がった! {PC名}のAGIが3上がった!』

 

おお、体が軽くなった気がするぞ!

 

「やれやれ、食べ物を粗末にするものじゃないな」
と言われたので、一応、正体不明の肉は持っておくことにした。
「いい? ばい菌とか付いてるかもしれないから、絶対に食べちゃ駄目よ?」
でもずっと持ってるわけにも……。
「食べる以外にも、毒を仕込んでモンスターに食べさせるとか」
なるほど。

 

「本当に食べさせてしまうのか?」
「ロミアス、その辺にしておきなさい」

  • 正体不明の肉を手に入れた!
    食事をすれば、一時的にパワーアップできる。
    適切な食事効果を得て、強敵に挑もう。

「せっかくなので、モンスターの解体の仕方も伝授しておこう。これでモンスターから肉をはじめ、各種素材を入手しやすくなるはずだ」

  • ロミアスから解剖学を学んだ!

チュートリアル:採取

「次は採取について学ぶとしよう」
採取? 昆虫?
「昆虫もいいが、布の素材となる草や、武具の素材となる金属材、高値で売れる貴金属などもあるぞ」
ほほう、詳しく聞きたいですね。存分に話していいぞ。
「採取にはまず、道具が必要となる。例えば、採掘がしたければつるはしが、草が欲しければ草刈鎌が、樹木を伐採したければまさかりが、釣りをしたければ釣竿を用意するんだ」
「道具を用意したら、採取場所に向かうの。採掘なら鉱山に、釣りなら水場に、という具合にね」
「規定の場所に着いたら道具を使って……そうだな、口で説明するよりも、実践した方がいいだろう。つるはしを渡すので、適当な壁を掘るといい」
適当な壁って……ここトレーニングルームだから、ロミアスの後ろに不自然にそびえる壁しかないのだが。
「ああ、それは私が魔法で作り出した壁だ。それに向かって、つるはしを振るうといい」
分かった。

 

つるはしを足元に置かれるので、それを拾って壁の前に立ち、採掘してみよう。
必ず「途方も価値のない錆びた偽者の金塊」が入手できる。
……って、おい、このしつこいくらいに駄目っぷりを主張する塊は……。
ロミアスはニヤリを笑った。どうやらこの偽者の金塊は彼が埋めておいたものらしい……。
「ロミアス……底意地の悪い奴……」

  • 途方も価値のない偽者の金塊を手に入れた!
    ……いらねえ!
    採取は道具を使って多くの種類のアイテムを手に入れる手段だ。
    主に、合成に使う素材アイテムを入手できるので、合成を極めるためには欠かさず採取を続けよう。

チュートリアル:交代

「さて、次は……そうだな、大人数のPTでの戦い方を教えよう」
それって、アシスト?
「そうだ。戦闘中、敵と直接戦えるのは4名までとなっている」
「それ以上増えると混戦になって、攻撃に味方を巻き込みかねないからね」

 

「ちなみにシエラ・テールでは一度に10数名が同時に戦っていた。もちろん、同士討ちは日常茶飯事だった」
「貴方が口を開くたびに要らない知識が増えていくわ……。とにかく!今回はアシストとは別の戦い方、『交代』についてよ」
戦闘中に控えメンバーと交代できるのか?
「その通り。でも、交代したメンバーはこのターンの間は行動できず、
 掛けられていた強化魔法などの効果も消えてしまうわ」
「あまり何度も使っていては隙を晒してしまうわけだ」

 

「ただ、強化魔法の引き継ぎをする方法はあるの。それが、『バトンタッチ』」
バトンタッチとは?
「アシストゲージを1本使うことで強化効果を引き継ぎ、更にすぐに行動できるようになる。アシストを重視して交代するか、バトンタッチしてすぐさま行動するか、それは状況しだいだな」

  • バトンタッチを習得した!
    PTが大人数になった場合は、交代を使おう!
    バトンタッチはアシストゲージを消費することで強化を引き継いでメンバーを交代できる。
    普通の交代かバトンタッチかは、相手や状況に合わせて選択しよう。

チュートリアル:霊界

「貴方は、『霊界』を見たことがあるかしら?」
霊界……?
「人間が死の危機に瀕した時に見える幻想の光景、それが霊界です」

 

「今回は私から教えられることは何も無いようだ」
「あなたはいつも一言多いのよ」

 

「霊界は、TPが100%以上溜まっている時で戦闘不能になると自動で発動します。2ターンの間だけHP50%の状態で復活し、そのまま戦闘を続行できるの。さらに、霊界時限定の特殊能力も発動します」
それはとても便利そうだ。
「もちろん、デメリットが無いわけではない。発動時にTPを全て消費する上、霊界が終了するとそのまま戦闘不能になってしまう。そして回数制限があって、一度の戦闘に一度しか使用できないわ。それに……そもそも死に際なのだから、あまり何度も使うのは褒められたことではないわね」
覚えておこう……。
「それと、TPが300%溜まっている場合は、自分から霊界に突入する『霊界トランス』が使用できるわ。霊界時と同じ効果を得られるし、効果が終了しても戦闘不能にはならないわ」

 

「人間は基本能力で妖怪や他種族に秀でた部分は無い。その代わり、霊界という強力な切り札を持っている。これをどう使うか、それとも使わないのか、それは貴方次第よ」

  • 霊界を使いこなそう!
    霊界。発動中は様々な特典を得ることが出来る、とても強力な切り札だ。
    ただし、PCが使用すればクリア評価が、味方が使用すれば好感度が下がるので、多様は禁物。
    TP300%時に発動できる霊界トランスはクリア評価や好感度減少が発生しないので、こちらはガンガン使ってよい。ただし、霊界トランスとラストワードはどちらかしか使用は出来ない。
    どの戦法を取るかは君次第だ。

チュートリアル:市外

「市外のことも簡単に説明しておこう」
「そうね、まだ早いとは思うけれど」
市外…外界のこと?
「そうだ、ネ実市の外には未開の地、外界が広がっている。各地にダンジョンが存在し、様々な貴重品が見つけられる」
凄く行きたい、でも確かライセンスが必要だよな?
「その通りよ。専用のクエストを達成する必要があるの」
「それだけじゃない。外界はとてつもなく広いし、強力なモンスターが徘徊しているわ。徒歩で探索するのは自殺行為よ」
どうすればいい?
「そうだな、野営のためのキャンプキットに、食事も必要だな。私たちは二人だから用意するのに手間はかからないがね」
「それよりもPT全員の移動手段は必要よ」
華扇さん?
「あなたたちは学生よ。長期休暇中以外なら1日か2日で帰ってくる必要があるわ」
公欠とかでないの?
「でるわけないでしょ!」
やっぱり…
「あと、PTがついてきてくれるとは限らないわ」
えっ?
「当たり前でしょう。1日2日丸ごとつぶれてしまうし、PTにも用事があるわ」
そうだね
「でも、キャラの分身を作る魔法を使えばいいと思うわ。そういうのがあるとか聞いたことがある」
「だが、まずはライセンス獲得のクエストの合格を目指すべきだろうな」

終了

「良くやった。これで冒険者として生きていくための、基礎的な知識は身に付いたわけだ。自分の状態を把握し、慎重に行動すれば、高慢なエレアに講釈を垂れられることもないだろう」
ロミアスはニヤリと笑った。
色々とスパルタだったが、終わってみれば良い教師だった……。

 

かな?

 

多分。

 

きっとそうだよ……。

 

「連れが迷惑を掛けたわね」
「ロミアスのことはともかく、お疲れ様。私たちはもう暫くここにいるから、聞きたいことがあったらまた来るといいわ」

報酬/称号

  • 経験値1000
  • 首装備「薄汚いペンダント」
    ロミアスから貰ったちょっと汚い首飾り。装備すると正体不明の肉も平気で食べられるようになる
     
    ……結局何の肉だったんですかねぇ?
    「知らないほうが良い事もある」
    「…(この男、目を離したら何を吹き込むかわかったものじゃない。監視のためにしばらくここに来るか)」
     
    「(アイツと会いそうで嫌だけど)」
  • 茨華扇がトレーニングルームに出現する。
    友好度を上げるとフレリス登録する事が可能に。