シナリオ/世界移動シナリオ-天下繚乱編/登場人物

Last-modified: 2022-09-10 (土) 07:33:48

シナリオ/世界移動シナリオ-天下繚乱編/登場人物2

登場人物

この世界の住人達。似てる人もいるが基本的に全員別人。

天下人

征夷大将軍や町奉行など高貴の者で、しばしば庶民に身をやつし世を糺す
いわゆる時代劇の主役ポジ、ここに載ってる人物にくっついていれば事件に巻き込まれるのはほぼ間違いない

  • 名取玖須
    加州藩を治める名取(めいとり)家の御隠居様。つまり加州藩の前藩主。現役時代にお忍びで知り合った友人の歌舞伎脚本家・汁部須太論(しるべす たろん)の新作「乱暴・終」を見に行くために浪人に扮して旅をしている。
    年齢を感じさせない筋骨隆々な肉体と様々な武器に精通する腕を持ち、ある時は未来からやってきたとほざくからくり人形から母子を守り、またある時は結界外からやってきた狩人を打ち倒すなど、行く先々で伝説を作り上げている。ただしすぐ上半身裸になりカメラ目線でポーズを取る変人でもある。
    お供に落語家の民根田亭八百と要人救出専門の忍者の荒立精波を連れている。主従全員筋肉モリモリのマッチョマンである。
    宿星「攫われた少女の救出に参加させる
  • 四季映姫
    世にも珍しい女性の町奉行。
    常に公正な判断を下せる有能な奉行であり周囲からの信頼は厚い。
    女性ということもあって偏見を持たれることも多いものの常に結果を出すことでそれらを跳ね除けてきた。
    性格は生真面目で説教臭く、非番の時でも部下に説教を行うこともあるためやや部下からは敬遠され気味。
    内藤とは古い付き合いであり、顔を合わせるたびに本人曰く口喧嘩(端から見れば漫才にしか見えない)が絶えないとの事。
    もう一つの顔

    地蔵菩薩のお映
    よく小さな子供達と一緒になって遊んでいたり、文字や算盤を教えている生粋の江戸っ子町娘。その慈悲深い物腰や笑顔がいつしかお地蔵様に例えられるようになった。お奉行様モードよりこちらが素だが、やっぱりまだ説教臭い。が、そこはご愛嬌。
    が、ひとたび事件がおこれば知人である岡っ引きの小町やうなぎ屋の女将から情報を集め、単身悪者のアジトへ向かい悪者達を懲らしめてくるほど苛烈さも併せ持つ。
    その際は片肌を脱ぎ、紫の花弁の桜吹雪を纏う閻魔様の彫り物を見せ、「この閻魔の首、落とせるものなら落としてみろぃ!!」が決め文句。
    そして後日、捕らえれた悪者達がシラを切り被害者が証人としてお映を呼ぶよう請うた際に「この閻魔様に見覚えがないとは言わせないよ!」の決め台詞と共に再び閻魔様の彫り物を見せ、悪者達を完 全 論 破する。

将軍家・江戸城

  • 征夷大将軍「徳川椛吉」
    この世界の犬走椛で名前の読み方は「もみよし
    現在の征夷大将軍で現幕府のトップ。
    歴代に例を見ない女性の大将軍でありながらもその治世は高く、この混沌とした世界に苦悩しながら収めているた。
    生類憐れみの令などの弱者保護製作などに一部のものは反発し、倒幕派が力を増す原因の一つ。
    おかげで大名や家臣の一部は裏で背信を行なっている者まで居る。
    だが状況を見る目は確かであり、異変に対応すべく人員を集め新撰組を直下に置いた事を初めとし、副次的な問題もあるが政策を打ち出している。
    大の犬好きであり犬公方とも皮肉られて呼ばれている。
    また一人息子がおり溺愛しているが、その放浪癖には頭を悩ませている。
    椛吉は大の将棋好きであり暇さえあれば著名な棋士を招いては将棋を打つ癖がある。
    また妖刀名刀のコレクターという顔を持ち常に幕府全体で特殊な刀を大枚はたいて購入している。
    基本的に善人との評価が強いが、最近乱心状態にあり政治からはぶられている。
    最近奇行が目立ち、古くから使えている家臣をないがしろにして得体の知れない連中を徴用しようとしていることもその噂に拍車を掛けている。
    宿星「魔からの開放
    知ってはいけない犬公方の真実
    • 狗神「徳川椛吉」
      狗神とは閻羅王の一人でありこの世界を統率する魔の一人。
      狗神とは主人に見捨てられた飼い犬の怨霊の集合体であり、それが数年前に徳川椛吉に憑依して転生を果たしたのが狗神「徳川椛吉」。
      他の閻羅王とは違い本来の肉体を捨て魂のみの存在となり椛吉に憑依しているため、他の閻羅王と違い分身体ではない。
      大結界により真の力こそ封じ込められているが他の閻羅王が持ち得ない絶対的な力……権力を持っているため意にも介しておらず、その権力を利用し狗神は自らの眷属を幕府に重臣として向かい入れ、政治的な支配を目指している。さすがにいきなり問答無用で大粛清を行えば、間違いなく乱心を疑われるのでジワリジワリと人員入れ替え中。
      本来であれば絶対的な暴君として君臨しても良いのであるが、椛吉本来の意思が狗神の意思と拮抗しており完全な意思の具現は不可能。様々な奇行は意思の激突が起こっている証拠。
      絶えず両者の意思の戦いが続いているが、椛吉はあくまでも人間の為遠からず限界を迎えてしまうだろう。
      開放手段はいくつかあるが、そのどれもが椛吉に直接行わなければならない。
      つまり江戸城に乗り込み椛吉をどうにかする必要がある。
      江戸城突入イベントは複数存在するがそのどれもが有頂天な難易度。
      この世界にそこまで深入りするつもりがなければ放置しても構わない。
  • 内藤
    この世界の内藤。
    ウザい笑顔はここでも相変わらず。
    外套に三度笠といった旅人然とした出で立ちだがその正体は征夷大将軍の一人息子。
    次期将軍と目されているが本人にその自覚はあまりないらしく全国を遊び歩いている。
    しかし、人々の笑顔を何よりも重んじ、誰かを泣かせる者がいればそれに真っ向から立ち向かうなど、
    将軍として、そして人として大切なものはしっかりと兼ね備えている。
    七刀流の使い手であり、初恋の人の名を銘とした身の丈以上もある退魔の大太刀「臼姫」を所有するが何故かこれを抜刀することは無く、普段は六本の妖刀「巴姫」「娼館子」「模姫」「竜姐」「猫忍」「餡子」を用いて戦う。
    宿星「「臼姫」の抜刀
  • 「大老」井伊真亜斗
    この世界の井伊直弼にしてマート。将軍の次に偉い人。
    高齢ではあるがそれを感じさせない態度と知能を誇り幕府では頼りにされている
    戦闘能力も非常に高く襲い来る攘夷志士を日常茶飯事的に粉砕している。
    将軍からは非常に頼りにされていたのだが奇行を始めた時から微妙に遠ざけられ始める。
    また将軍が行うべき仕事の一部を「めんどいからお前がやれ」とまで言われ大老の責任を超えた仕事や決断までさせられているあるさま。
    そのおかげで真亜斗は様々な所から将軍を傀儡とする不忠義者との噂まで流れ始め……。
    真亜斗自身も、椛吉の最近の奇行は目に余ると考えておりこれ以上暴走と言える行為を始めようものなら椛吉を「処理」することも考え始めている。
    真亜斗は開国論者の筆頭でこれからの日本には開国による交流と、それによって得られる技術による富国強兵策が必要と考えており独自に様々な動きをみせている。
  • [寺社奉行] 酒井鬼灯
    この世界の鬼灯。奉行の最高役職である寺社奉行を務めている。
    元は町奉行に勤めていた一介の役人だったが、将軍椛吉から突然の大抜擢を受けた。
    この頃から椛吉の奇行は始まっていたため、その人事を誰も不審には思わなかった。しかし、幕府の古参からは若造と軽んじられ、将軍の懐刀と呼ばれ反将軍派の人間からは目の敵にされる等、敵の数は半端じゃなく多い。彼が将軍への不満を一身に背負わなければあっという間に幕府は潰れると言われる程である。
    が、本人が滅多に感情を表さないため、その真意は誰も知らない。
    知られてはいけない犬公方の密命

    数年前、彼は突然江戸城に招かれた。ただの町奉行が城に招かれるのは異例だったので、周りの人間は彼以上に困惑していた。
    案内されたのは将軍の私室。そこで鬼灯は椛吉から真実を伝えられる。
    私には狗神が憑いている。
    この事を幕府の重鎮に知られてはならない。異国からの脅威のある今、更なる混乱を起こしてはならない。そう言って椛吉は鬼灯に言った。
    自分が完全に狗神に取り込まれた時は、自分を斬れと。
    もしそんな事になれば、将軍殺しの罪で鬼灯も命はない。しかし彼はそれを了承した。
    「私が好きなことは、やらかした奴を徹底的に締め上げることですから。」

     

    だが、如何せん彼は人間。そんな事態になれば狗神の力にはとてもかなわない。
    しかしもし江戸城突入イベントに挑戦するつもりなら、彼の力が必要になるだろう。

  • 雛人形
    江戸城城内・謁見の間。将軍の席のすぐ隣。そこがこの人形の定位置である。
    天下人・徳川家康の命令によって幕府を開いた当時からずっとそこに置かれており、現将軍の椛吉ですら触れることが出来ない。
    その姿は女神像にも居ているが、家康が最も愛した女性だとか、最も有能だった参謀だとか言われているが、今や正体を知る者はない。
    言葉を発する機能を持たない本駄無が感慨深そうに人形を見つめるのみである。
  • とがめ
    江戸幕府徳川将軍家直轄預奉所軍所総監督という役職(自称)についている女性。
    白い髪と緋色の瞳が特徴的で、独特な意匠の十二単を着込んでいる。
    将軍の命令で真の七罪武器を集めるために、虚刀流七代目当主『鑢七花』を率い、日本中を旅している。
  • 鑢七花
    真の七罪武器を集めるため、とがめと共に日本中を巡っている剣客。剣を持たない剣士であり、虚刀流と呼ばれる流派の七代目当主を勤める。
    つい最近まで無人島で姉と二人で暮らしていたため、世間知らず。また、人間を区別することができないという欠点を持つ。
    実力は高いがいかんせん経験不足で、敵の剣圧にあてられて動きが鈍ることもある。

大名・藩主

幕府から1万石以上の所領を与えられた武家を「大名」と呼び、藩の領主である大名を「藩主」と呼ぶ。

  • 窟覇(くっぱ)
    大亀藩現藩主。魔理雄とは幼少時から仲が悪く、魔理雄と桃姫が付き合った時も彼女をめぐって争ったほどである。
    それは現在でも変わりなく、魔理雄と桃姫の間に洩矢姫が産まれたにも関わらず未だに桃姫を自分の妻に迎えることを諦めていない。性格は頑固かつ横暴ではあるが、家臣一同からの信頼は厚い。現在の悩みは最近産まれた八番目の息子の子育て。
    どうやら守矢藩の取り潰しに関して一枚噛んでいるようだが・・・?
  • 出出弟(ででで)
    譜歩符藩の藩主で華阿毘井のライバル兼友達である。
    かつては民衆から食料を取り上げたりと譜歩符藩の平和を脅かす悪徳藩主だったが、華阿毘井によって懲らしめられて以降は普通の藩主となった。
    部下から「日ノ本一ぐうたらな藩主」と言われる程自堕落な一面が多く、人望が無い
    凶運の持ち主であるため、華阿毘井が起こした騒動で必ず酷い目に遭うが、体はとても丈夫なのかボコボコにされても平気である。
    原因不明の熱病*1にうなされた事が華阿毘井の旅立ちのきっかけとなったが、彼が旅立った数日後、病はケロッと治ってしまった。
    うなされていた際、熱による苦しみからか華阿毘井を次期藩主に任命するという内容の遺書を渡してしまったため、華阿毘井が帰って来ないように願っている。
    更に旧守矢藩の欄倶からの脅しや近隣の藩から来る浮遊城の脅威もあって彼は混乱しそうになっているとか。
  • 法被防已(はっぴぼうい)
    やたらと陽気な大名。
    時空破断の影響により明らかに時代錯誤で派手な出で立ちをしており、大名行列の際にはこれまた派手な絡繰りに乗って行く。
    パァ!出たぁ!」「ン~ワァォ!」などの意味不明なギャグを披露するが、大体滑ってしまう・・・
  • 物之符藩主
    物之符藩を治める藩主で100人の家来を従えている。
    藩主にしてはのんきな性格だが、強引で理不尽な一面もある。
    彼は家宝を渡すにふさわしい英傑を見つけ出すために、100人の家来と戦わせる「奉武道百人抜き」という武術大会を開いているらしい…
  • 尾手院王(おで いおう)
    尾手藩の藩主で独裁的な藩政を敷く悪藩主。幕府を敵対視している。彼は今、女遊びに夢中だ…。駄目だコイツ早く(ry。
    噂によるとこの尾手藩は昔は貧弱一般藩だったが、最近台頭したらしい…。更にこの藩が台頭した時期と尾手院王が藩主になった時期は同じだという。
    策略と正体

    彼は「幻想の教団」を初めとする妖異を率いて幕府を潰し、日の本を征服する計画を企ている。彼自身も妖異「ガマヘビ変化」であり実力はムラサ船長と同程度だがとにかく策謀に長け、カリスマ性も非常に高い。力のある妖異なども大勢従えているため倒すには周到な下拵えが必要となるだろう。

  • 玖渚直
    玖渚藩藩主。
    プライドが高く「高貴な私の~」が口癖。
    若くして藩主となり、元々小さな藩だった玖渚藩の領地を、守矢藩の取り潰しに乗じて一気に拡大させた。
    幕府への強大な発言力を持っており、現在は尾手藩、浮遊城と三国同盟を結びさらに領地を拡大しようとしている。
    領地拡大の理由

    現在京の城咲に住む玖渚友は彼の実の妹である。
    彼はある事件で玖渚藩に絶縁された玖渚友を連れ戻すべく、力をつけ家臣達を従わせようとしていたのだ。
    そのため玖渚友との友好度が高ければん彼はPCに協力してくれるかもしれない。

  • 駄悪俣亜(だあくまたあ)
    浮遊城の現在の主である大名。
    剣の達人としての一面もあり、身だしなみにも気を使っているイケメンである。
    性格は礼儀正しく強者や女性には敬意を払う一方で、用が済んだ者や失敗した部下を容赦なく斬り捨てる冷酷な一面もある。
    現在は尾手藩や玖渚藩とも同盟を結んでおり不穏な動きを見せている。
    かつて起こった譜歩符藩の異変や1年前に起こった少名家の異変と関係があるらしいが…?
    真の姿
    • 真・駄悪俣亜(りある・だあくまたあ)
      剣客のような姿は仮の姿であり、彼の真の姿は黒い球体状の体と一つの目玉が合わさった容姿をしたバックベアードのような妖異である。
      その昔、少名家と七人の侍によって撃退された野武士の怨念の集合体であり、少名家と七人の侍への復讐を企んでいる。
      譜歩符藩の異変を起こした張本人であり、その時に一度華阿毘井によって滅ぼされたが、数年の時を経て復活し自身を完全に滅ぼす脅威となる秘宝「虹の針」を破壊するために動き出す。
      手始めに側近として輝針城に潜入し、少名姫の父親を操って野望を成し遂げる上での障害となる七人の侍の末裔を追放させ最終的に少名姫の両親を暗殺。輝針城を乗っ取った後は城の一部を浮遊城として自身の本拠地とした。それを利用して譜歩符藩を侵略しようとする一方で少名姫暗殺のために譜歩符藩へ刺客を差し向けている。
      虹の針を破壊し少名姫を暗殺した後は譜歩符藩の侵略を本格的に進め、更に旧守矢藩も手中に収めようと企んでいる。

旧守矢藩

  • 洩矢姫
    この世界の東風谷早苗。
    旧守矢藩の姫で、お供の霧さん(ミスト)弟さん(ルイージ)と共に「水戸黄門ごっこ」、もとい妖怪・悪人退治の旅をしている常識にとらわれないおてんば姫。
    その性格は服装にも表れており、着ている着物の丈は結構短く、また異国から来た足袋「弐井素(にーそ)」を着用しており*2、ある意味で凄く目立つ格好をしている。
     
    元々は城内の暮らしに飽きて、旅行中に家出したのだが、家出中に守矢藩がお取り潰しにあってしまう。
    両親ともに死亡、家人離散との風聞を聞き、取り敢えずは今まで通りの旅を続ける中で後々どうするかを考えている。今の目標は御家再興。
    この国における最高の暴力装置を所持しておりその動向にあらゆる勢力が注視している。
    幕府は取り潰してみると姫がどこにいるか分からないという事態に半ば驚き、隠密に行方を追わせている。
    宿星「洩矢姫珍道中編をクリア
  • 霧さん
    この世界のミスト・レックス。
    旧守矢藩藩士。母親が洩矢姫の乳母を務めていたこともあって洩矢姫とは兄妹同然に育つ。
    現在は弟さんと共に洩矢姫のストッパー・護衛を勤める。
    何かにつけてはネガネガする性格であり、そのせいで妙なトラブルに巻き込まれることがまれに良くある。
    趣味は畑仕事であり、その腕前はなかなかのもの。特にカブ作りにおいては日の本一と言われており、一部の人からは「カブ神の霧さん」という異名で呼ばれる。
    戦闘においては非想天則の技術を一部解析して作られた絡繰甲冑「霊武里阿崇」を身に纏って敵を鎮圧する。しかし、装着者の霧さんが色々と未熟であるため、イマイチその実力を活かしきれていない。
    口には出さないが、故郷である守矢藩を滅ぼされたことを骨の髄まで恨んでいる。
    宿星「洩矢姫珍道中編をクリア
  • 弟さん
    本名は流二(るいじ)。
    旧守矢藩当主・魔理夫の双子の弟であり、洩矢姫の叔父であるのだが姫からも霧さんからも弟さんと呼ばれる
    程度の本能的に弟タイプの持ち手。致命的に運が悪く、洩矢姫や霧さんが起こしたトラブルで間違いなくといっていいほど割を食う人*3。さらにはものすごく影が薄く、毎回名乗っているのに周囲から「緑のヒゲ」呼ばわりされる。性格も偉大な兄へのコンプレックス故かチキンかつヘタレであり役に立たないことも多いが、大切な人達のためなら勇気を振り絞れる。
    刀を持たず、兄譲りの体術と炎の術を用いて戦う。また、洩矢の神の血をかなり強くひいており、ネガが頂点に達すると敵味方問わずあらゆるモノを祟る呪界「ネガティブゾーン」を発生させる。
    兄や国の恨みもあるが洩矢姫の安全の為に幕府の下に入るべきではと考えている。
    守矢の血筋でなければ非想天則は動かせない為、非想天則の力を交換条件に持ち出せば目はあると踏んでいる。
    宿星「洩矢姫珍道中編をクリア
  • 魔理雄(まりお)
    旧守矢藩藩主。幕府の手で刑に処されたと思われていたが、実は処されたのは影武者らしく、本人は地蔵に変身して幕府や「非想天則」の力を狙う者達に見つからないように生きている。
    藩の取り潰しの真相を知るために活動しており、それがかなった後はもう表舞台に立つつもりはない。
    現役藩主時代は良政を行う藩主として、家臣から藩内農民まで広く慕われていた。
    彼自身は今の幕府はあまり好いておらず、あまり口にはしなかったがむしろ開国すべきではないかという意見を持っていた。
    多摩の化け狸達とは仲が良いらしく、彼らから地蔵木ノ葉をもらったおかげで地蔵に変身できるようになった。
    洩矢姫出奔の際は霧と弟の流二に跡を追わせ、万が一として秘密裏に流二に非想天則を持たせたのだが・・・。
    守谷藩取り潰しの理由

    滅亡以前から守谷藩と幕府の関係は良好とは言い難かった。
    諸外国に渡り合うために幕府が「非想天則」を要求しても跳ねつけ続けるなどしていたためである。
    魔理雄に言わせれば、「非想天則は兵器以前に守矢家の家宝であるため、幕府といえど渡せるものではない」とのことであった。
    そんな折幕府に「守矢藩謀反の兆しアリ」との内部からの密告が届く。
    数日の後に守矢藩には「幕府の強制検分行使」の知らせが届いていた。
    恐らく非想天則を強制的に手中に収めようという腹だと睨んだ魔理雄だが、今手元には非想天則はない。
    どうするかと思案する魔理雄の元に幕府からの使者が到着した。
    使者は内部告発があったことを伝えるとともに、これを期に非想天則を幕府に献上するようにという旨を伝えた。
    しかし、非想天則は手元にはない。かといって家出した娘を探すために使用中と話すのも躊躇われる。
    結局魔理雄は非想天則は渡せないと使者に伝えて送り返すしかなかった。
    これが致命的だった。その上椛吉が行っている人員入れ替えの格好の餌食となってしまったのである。
    結果として守谷藩はお取り潰しと相成り、魔理雄は妻共々刑に処されることとなったのだが・・・。

     

    この一連の騒動に魔理雄は疑問を抱いた。
    幕府に届いた告発文は結局誰がしたものか不明であった。
    自身に届いた強制検分の知らせ、時を同じくして来た幕府の使者とタイミングが良すぎる。
    またこれが何らかの陰謀であるならば、藩内に非想天則がないことを知っていないと実行不可能である。
    それに家出中の娘の安否も気にかかる。
    さらに刑に処されたはずの妻・桃姫については自分(影武者)の処刑時と違い、後処理の手際が良すぎる。
    風聞では桃姫の処刑は行われなかったとまで聞いた。
    真実を知るまで魔理雄は死ぬわけにはいかなかったのだ。

    宿星「守矢藩滅亡の真実を知る
  • 桃姫
    旧守矢藩藩主:魔理雄の妻で洩矢姫の母親。
    清らかな心と中々の美貌の持ち主であり、その美貌ゆえに窟覇に何度も狙われている。
    また、喜怒哀楽に応じた特殊な力を秘めており、洩矢姫にもその力がわずかに受け継がれているとか。
    魔理雄と共に幕府の手で刑に処されたと思われていたが…?
    真実

    実は桃姫の処刑は行われておらず、彼女は大亀藩に連れ去られて城に幽閉されており、窟覇との結婚を強要されている。幽閉されていると言っても待遇はかなり良い。
    しかし、魔理雄や洩矢姫が無事かどうか心配しており、笑顔をあまり見せなくなっている。
    窟覇が進めている多摩ヶ丘の開拓についても反対しているがなかなか聞き入れてもらえず困っている。

  • 和流二(わるいじ)
    守矢藩元家臣。窟覇からの紹介で守矢藩の家臣となった男。
    家臣時代は流二と仲が悪かった。蝶子とは仲が良かったようである。
    守矢藩取り潰しの後は倭利男の店で働いている。噂では元々は倭利男の宝探し時代の相棒らしい。

朝廷・公家

  • 神綺天皇
    この世界の神綺にして第119代天皇。女帝である。
    一見朗らかな形相だが鋼鉄を通り越して超合金Zの強い芯を持つ。
    攘夷運動の最大の黒幕であり元凶。
    未来からやってきたという客人より数十年後幕府が諸外国と不平等な条約を結び、
    その上最終戦争によりこの国は草木一つ生えぬ土地にされたと聞き
    それでは置けぬと現代に現れた維新志士の一部に影ながら支援を行い
    尊王攘夷を前倒しこの国に異国に対する力を付けようと画策している。
    現人神たるその力は本物であり、現存する三種の神器を武器として使いこなせる唯一の存在。
    外国大嫌いであるが力を付ける為に異国の情勢をも利用しようとしており
    現在は諸外国に渡り合える力を求め各地に小飼のものを派遣している。
    あくまで異国によりこの国が蹂躙される未来を憂うが故であり、異国そのものを否定しているわけではない。
  • 夢子
    神綺に仕える女性で専門用語でいうと侍女長。
    身体の構造や髪の色など、族に言う外国の人間に酷似した容姿を持つが、れっきとした日本人である。
    基本的には給仕だが、その容姿を利用した外国への諜報活動や攘夷団体との接触、
    果ては神綺の護衛と実に多彩な裏の顔を持つ。
    神綺も太鼓判を押す程の高い魔力を持つ…のだが頭に血が上りやすく、許しが出ない限り戦闘を行う事は出来ない。
  • 一条三位
    正式名は「一条公麿三位中納言」 
    京都における幕府の介入が朝廷の権威回復にとって最大の障害であると言う理由で、京都所司代とそれにつるんで幕府に内通している悪徳商人の関係を断ち切らせようとしている。その為に透界熱党と手を組んでいるとの噂も流れている。(本人は「徳川が流したハッタリじゃ!」と否定している。)
    最近「非想天則」に興味を持っているらしく、使者を通じて洩矢姫に歩み寄っているようだ。
    口癖は「zipでくれ」
  • 冴え月の麟
    清から伝わってきた楽器を弾き鳴らし、全国を行脚する女性。
    紛らわしいが、お燐とは無関係。
    物腰柔らかく、言動の一つ一つに育ちの良さを思わせる。
    朝廷にほど近い良いトコの生まれなのだが、見聞を広める名目で家を出ている。
    何故か盗賊・電撃の団と繋がりがあるようだが・・・。
    生まれつきの使命

    彼女の正体は幕府の忍者、つまりスパイである。
    ・・・いいトコ生まれの彼女が何故?
    答えは、麟とその一族全員が揃って忍者だから荒唐無稽
    敵地に忍び込み、そこの住人に混じって生活し・・・場合によってはそこで愛する人を見付け結婚し、何代にも渡ってスパイ活動を続ける。「草」と揶揄される所以だ。
    代々朝廷の権力を失墜させる証拠を探している。麟はそんな生まれに疑問を持たなかったが・・・ある時、彼女と出会った。今は無き守矢藩の洩矢姫、その人に。
    感性の鋭い麟にとっては眩し過ぎる人だった。何故これほどまでに人生の、自然の素晴らしさを生き生きと語るのか。どうして何も起きていないのに、そんなに嬉しそうにするのか。
    知りたい、と思った。
    この旅は自分の生き様を決める重要なものになる。それはもはや、一つの確信であった。

名居家

かつて「大結界」設置に関わった一族。「空の博麗」、「海の竜宮」に並ぶ「大地の名居」。
初代・名居守より代々、他2つの守護者たちを護衛する騎士としての役割を持つ。巫女はもちろん、竜宮とも連絡を取る事が可能。
竜宮は海の底、博麗は上昇志向を持たないため、他を出し抜いて大きく繁栄しており、江戸城にも名居の息の掛かったものは非常に多い。
あらゆる存在が持つ気質を現し吸収する宝剣、「緋想剣」を保管している。

  • 名居舞龍娘
    当代の名居家当主にしてメイン騎士団長。
    美しい白髪の女性であり緋想剣の使い手。無論実力は一級品であり並大抵の妖異など歯が立たない存在。
    性格は……多少問題はあるが、物事には筋を通す性格なので軋轢には至らない。
    他が権力のバランスなど俗世と断じて居るような連中の為、舞龍娘が大結界関係の対外関係の全てを背負わされている状態。
    三結界以外にも各地の霊的拠点に名居家の騎士を派遣、さらに商売、おまけに江戸城や朝廷の内偵など恐ろしく仕事があり息を付く暇もない状態である。
  • 座間打満雄
    この世界のだまをちゃん。名居家所属の騎士。
    外見は可愛らしい娘だが全身に刻まれた傷は戦国時代の荒武者すら凌駕する。
    本人が剣の達人であり、数多くの任務を成功させたことから周りの人間は名誉の負傷と見ている。
    だが打満雄ちゃんは極限マゾ。この傷は避けようと思えば避けれた攻撃をわざと受けてできた傷。
    戦闘の度にわざと攻撃を受け、自身が後一撃で本当に死にそうになったとき返す一刀で敵を屠る。
    その精妙なバランスの中に快楽を見出すのだ。
    変態ではあるが相手の疲れを明確に見出し、ただ一太刀で屠る技量は紛れもなく達人の領域にある。
    その変態剣法で数多くの妖異や羅刹を屠ってきたため名居家の信頼は厚い。
  • チコ(地子)
    この世界での比那名居天子。
    おトヨの甘味処へ足しげく通う少女。
    青く艶やかな髪を、しかし短く切り揃えている。良く言えば男らしい、悪く言えば粗暴な行動が多い。
    地元の名家、名居家の部下の娘で、父から剣を習っている。しかし、剣以外の作法などはまるで身に付かないらしい。
    自由を信条とし、他の何かに束縛される事を好まない。法に縛られず、また法で裁けない悪を独自に罰する行動力とそれだけの実力を併せ持つ。
    実家で桃の木を栽培しているとかで、よく色んな人に桃の差し入れをしている。
    トラブルメーカーなのに、不思議と憎めない。
    博麗の巫女とは依頼したり別にされなかったりする仲。何気に結界御三家全てに関わりがある人物である。
    宿星『名居家の宝剣、緋想剣を所持する

神職

神道などの日本に住まう神々を信仰する民草の癒し手

  • 博麗の巫女
    名は博麗 靈夢、この世界での博麗 霊夢である。
    閻羅王本体の出現を押さえるべく張られた大結界の東方結節点守護を担う巫女
    例え妖怪、幽霊、神や鬼であろうと分け隔てなく接するその態度は人妖隔てなく多くの者を引き付ける魅力があり、民草からの信用と信頼を集めている。
    が、本人はそれら周囲の者達と必要以上に親しくなるのを拒み彼らとは立ち入れぬ一線を引いている。
    普段は修業と現れた妖異の打倒、それによって発生した異変の解決、そして大結界の管理を行っている。
    生まれて間もない頃に親から引き離され博麗の巫女以外の生き方を知らぬまま育てられ
    最初は何人もいた巫女候補の中から特に努力もしてこなかった自分が博麗の巫女となってしまった生い立ちと負い目から
    「努力が報われる事はない」「自分に仲間などいない、必要無い」という擦れた感性の持ち主となっている。
    故に分け隔てなく接する態度も「誰にも興味がない」という態度の表れであり、
    喜怒哀楽が激しいのも子供っぽさが抜けていないとも言える。
    一見暢気な性格に見えるもその実妖異退治にしか人生の楽しみを見いだせていない空虚な人物でもある。
  • 瑠琴(るーこと)
    博麗の巫女の世話と身辺警護とを兼ねる従者
    巫女の姉代わりとも言える人物で彼女の幼さとその危うさを常々心配している。
    博麗神社内では唯一靈夢の事を博麗の巫女では無く一人の人間として接し彼女の心を開かせようとしているのだが
    靈夢の方からある時より無関心を貫かれているようで中々上手くいっていないようだ。
  • カグラ
    次代の博麗の巫女候補だった少女。しかし巫女には靈夢が選ばれたため、既に巫女の修行はしていない。
    元々、本人が巫女よりも舞台役者を好んでいたため、後腐れ無く引いた。
    喜怒哀楽のはっきりした子供らしい性格。靈夢を純粋に尊敬している一方、自身は特別に扱われる事を嫌い、平等に接してくれる事を望む。あるいは、そうなりたいから靈夢を尊敬しているのかもしれない。
    現在は京の舞台にて、人気子役の座を不動のものとしている。
    巫女としての力は靈夢ほどではないにせよ強力で、しっかり修行すれば才能を開花させる。
  • 稲田姫の双子巫女
    姉の静葉、妹の穣子、言わずもがなこの世界の秋姉妹。
    能登に社を置き、主祭神はもちろん稲田姫命。
    伝聞では曰く、穣子が来年の作物の出来具合を言い当てると云い、農民が御厄介となっている。
    静葉は周辺一帯の紅葉の具合を当てるらしく、こちらはもっぱら物見遊山目的の者たちが御厄介となっている。
    神社の規模は博麗に及ぶはずはないが、農民のみで見るとこちらの方が信仰力は上かもしれない。
    宿星『荒れ地を開墾して農村を作る
  • 先代博麗の巫女
    靈夢を後継者に選んだ博麗神社の先代の巫女。引退した割にはまだ若い女性であり、現在は江戸の武術道場で女だてらに師範代をしている。
    靈夢と違い真面目な性格であり、「報われるか否かはともかく実力者はみんな努力している」「仲間がいるからこそ楽しく、つらいことも耐えられる」と考え門下生をビシバシ鍛え上げている。
    なぜか明羅がちょくちょく道場破りに訪れ勝負を挑むが毎回叩きのめしている。初回以外は看板よりもむしろ先代への私怨がメインになっており、先代もなぜか仕合後は毎回悲痛な顔をしている。
    宿星「靈夢の性根を叩き直す」

    本人は靈夢と違い低い霊力を血の滲むような努力で補って巫女の座を得たため、境遇の似ている明羅を後継者にしたかったのだが、博麗神社の将来のために努力嫌いでありながら最も実力の高かった靈夢を後継者に指名した。引退後に明羅がよく勝負を挑むのも、自分を選ばなかった先代もついでにギャフンと言わせるためである。
    こんなにも若く代替わりしたのは、総合的な実力は高かったが霊力自体は歴代の中でもワースト10に入るほど低く、老いたり万一怪我をしたりときに霊力頼りの戦いができないため、それを問題視した名居家と竜宮家の圧力があったからである。もっとも、『博麗の巫女としては』低すぎるというだけであって一般的な法術師と比べればはるかに高いのだが。
    靈夢が気心の知れた友人も作らず空虚な毎日を送っていることを心配しており、何とか妖異退治以外にも生きがいを見つけたりその擦れた考え方を直す方法を考えている。

風来坊

旅人の事、目的を持った旅をした奴もいればただぶらついてる奴も居る。
行商人もここに入る。

  • 森近霖之助
    この世界の森近霖之助、違いといえば未だ店を持っていないぐらい。
    ぶらりぶらりと各地を旅し行商をして生計を立てている。
    特別な目的を持っていないため仲間にすることも可能であるが、気が向かなくなればLSから離れてしまう。
    宿星「自分の店を持つ
    資金やら土地やら用意するのは大変だが、強力なマジックアイテム作成可能になるなどのメリットもあり、その土地から動くこともなくなるので安定して助けを得ることがが可能になる。
  • 目隠しノブオ
    この世界の汚い忍者。
    真っ黒ですげえ目立つ目隠しをした風来坊。
    何かに追われているらしく絶えず国中を動き回っている。
    その為なにかトラブルを見かけても
    俺には関わりのねえこった」と言い放ち去ろうとする。
    しかし根が善人なのか何かとトラブルに首を突っ込んで悪党と戦っている。
    その際は目隠しを苦無替わりに投げ放ち、腰の刀を抜いて戦う。
    得物は鬼哭と言うかなりの業物なのだが、どうやらそれ以上を求めているらしく……
    どうやら抜け忍らしく忍法らしき技も使用する。
    宿星「恋人との和解
  • うっかり桃兵衛
    本名:華阿毘井(かあびぃ)
    旧洩矢藩の隣にある譜歩符(ぷぷぷ)藩から来た桃色一頭身の風来坊で「日ノ本一の食いしん坊」と呼ばれる程の大食漢でもある。
    本編のカービィとは違って普通に喋る。
    路呂呂(ロロロ)と螺羅羅(ラララ)の家に居候していたが、ある時期からいくえ不明になる。家の食料を食い潰しそうになって追い出されたのだろうか?
    破壊幻想編終了後、道中の茶屋で食い逃げをしていた所を洩矢姫一行に発見され、霧さん・弟さんに懲らしめられた事がきっかけで一行に加わる。
    うっかり八兵衛ポジションとして。
    洩矢藩の印籠をうっかり飲み込んだり、道中に疲れ果てた所で茶屋を見つけては団子を食いすぎて一行の財布を寒くしたりとトラブルメーカーであるが、模倣術(コピー能力)の使い手であり、一行が野宿を強いられた際には大活躍している。
    同じ常識はずれなのか洩矢姫とは相性がいい。
    反省する際に「こいつはうっかりペポ」と言う事から「うっかり桃兵衛」と呼ばれている。
    英傑としての一面

    かつて、『譜歩符藩を牛耳っていた悪徳藩主:出出弟(ででで)が民衆から取り上げた食料を取り戻す』『妖異に取りつかれた人々を正気に戻し、出てきた妖異を撃破する』といった偉業を成し遂げたため、地元では英傑と称えられていた。
    ただ、地元でも数多くのトラブルを引き起こしていたとか…。(譜歩符藩で発生した事件のうち「99%」は彼が原因)
    そんな彼が旅に出るきっかけとなったのは、妖異に取りつかれうなされていた出出弟を看病していた際(この時は出出弟と友達になっていた)、出出弟の部下に呼ばれた陰陽師から閻羅王の話を聞いた事である。
    民衆を襲い、出出弟に呪いをかけた妖異、その親玉である閻羅王を滅ぼすべく旅に出たのだが…
    譜歩符藩にはない料理を食いたいという食欲には勝てず、いつの間にか目的を見失って諸国食べ歩きの旅になってしまったそうな。
    実はこっちが本当の目的だったりして。

    宿星「旅に出た際の決意を思い出す
  • シレン
    この世界で不思議のダンジョンを探検している風来人。
    彼は一度攻撃を出すだけの数瞬の間でも常人の数倍の思考をしていると噂される。
    宿星「秘剣カブラステギの入手
  • ナオキ
    江戸の近くにある「外法の森」を放浪する、自称「さすらいの料理人」。
    料理の腕は一級廃人並だが、報酬が無ければ絶対に仕事を請けない。
  • 銀時計の少女
    この世界での十六夜咲夜。
    歳は10行くか行かないか程度の少女。いや幼女と言っても間違い無い。
    ボロボロの外套を身に纏い、銀時計と銀のナイフだけを持っている。
    銀時計は壊れており、正確な時間を示せない。その代わり、針は常に一定の方向を指し続けるのだが・・・。
  • 薬売りの鈴仙
    この世界での鈴仙
    八意印の薬を取り扱う行商人の女性。
    道中で出会った餡刻と共に各地を行脚して商売をしている。
    しばしば餡刻を邪険に扱うが、それは信頼の裏返しである。このツンデレめ。
    時代を先取りした医療技術と、卓越した銃の腕前を持ち、特殊な瞳術の使い手。
    仕事の時は、この瞳術で一時的に餡刻を認知できるようにしている。
    時々勝手にいなくなる餡刻が最近の悩みの種。
    宿星「関連イベントのクリア」
  • 影踏みの餡刻
    この世界での餡刻。
    道中で出会った鈴仙の商売を手伝っている。
    ここでも認知障害は健在…というか悪化しており、鈴仙以外は誰も認知することができない。
    例外として、本当に餡刻を必要とした人だけが認知することができる。
    自分を認知してくれた人に感謝と協力を惜しまないのが餡刻という人である。
    どのような願いでもきっと聞いてくれるだろう…例えそれが敵討ちであっても。
    宿星「業刻みの正体を突き止める
  • 天拳の豪鬼
    血の如く赤い髪を結わえ、首から数珠を下げた紫色の胴着を着た男。
    「殺意の波動」なる力を身につけた無手の武芸者で、強さを追い求め、強者との戦いを欲している。
    戦いに関しては一切の容赦はなく、かつて「死合った」師を殺害し、兄も瀕死に追い込んだ過去があるが、あくまでも全力で戦った結果がそうなっただけで無益な殺生は好まない。
    時として非道を働く悪人や、人に害悪をもたらす妖異相手にもその拳を振るい、殺意の波動を直接流し込み、一瞬にして千もの衝撃をも与える「瞬獄殺」や、全身全霊の力を込めた手刀「禊」等の技を持ちてこれを打ち砕く。
    その強さは「人」の域を超え、「鬼」と化さんとも言われている。
    宿星「全力をもって死合える相手との戦い
  • 韋駄天の飛竜
    ぶらりぶらりと国中を旅する青い胴着のような衣装と派手な赤マフラーが特徴な青年。
    専らは出島や江戸を拠点とし、偶に下関や焼津などの大きな港の近くをうろついている。 この時代には珍しく、何故かドーナッツを作る技能があり飛竜は小麦粉や油脂が手に入り次第振舞ってくれる。
    腰に携えた長剣や二つ名の通りにかなりの足の速さと身のこなしを誇ることから只者ではないと見られるが・・・。
    宿星「異邦人の蛮行」

    公儀隠密の対異邦人専門の独立部隊の所属員。数年前から始まった諸外国からの干渉や密航してくる犯罪者に対抗する為に設立された。白人の差別や高圧的な態度や凶悪な犯罪者の取り扱いは問題ではあるが、異国との交流はデリケートな問題である。特に公益で齎されるそれ相応の技術はかなり魅力である。また不用意に異邦人に手を出してしまえば非難を受けるのも確実である。
    そこで異国の文化にある程度知識を持ち異邦人のことを多少なりとも理解が可能で、その上で異邦人が国は勿論、町やその住人に害をなし不利益を産んだ場合秘密裏に、そして証拠すら残さず処分するための組織である。
    飛竜はその組織トップクラスの実力者であり、現在は「フェートン号事件」以降にやって来た英吉利人犯罪者や人身売買の証拠探し、突如現れた「黒船」の一行を監視しつつ各藩にも日々増える異国からの脅威へと警戒を飛ばしている。相手が蛮行に及び次第必殺の剣技と多種多様のからくりを用いて敵を討ち、例え相手が軍艦だろう海の藻屑にする所存である。

  • 風渡りの伐
    この時代のバッツ・クラウザーで、日本人としては珍しい、薄い茶髪の青年。
    好奇心旺盛で物事の飲み込みが早く、一目見ただけでその技術を習得してしまうほどの天才肌なのだが、そう思って貰えない程に精神的に幼い、ぶっちゃけアホの子。
    海外産の馬鳥の種類である、チョコボのクラウド号と共に、国中を渡り歩いている。
  • 流繰
    この世界のリグル・ナイトバグ。蟲師を生業とする。
    」とは昆虫ではなく世の理に近い自然現象のような物で、ただあるようにしてある物。
    妖異とは根本的に違うので通常の英傑では対処が難しく専門家たる蟲師が対処を行う。
    流繰はそんな蟲師の一人で各地をまわり蟲と関わっている。
    蟲がらみのトラブルが発生したらおトヨさんに頼むと蟲師の道具の一つである「繭」を使い流繰を呼んでくれる。
  • 牛若
    この世界での綿月依姫。・・・だが、我々系の知るよっちゃんとはまるで別物。
    南蛮渡来の楽器「ぴろうとーく」を奏で、あまり流暢でない外来語を交えながら喋る変人。
    一方で剣の腕は凄まじく、また巫女と同じ力にも通じているようだ。
    実は竜宮城出身で、乙姫の妹。すなわち「龍人」。ちなみに牛若は地上活動用の偽名で、本名は「甲姫」。
    地上へ出た理由は表向き単なる観光と言っているが、その裏で「八つの山と八つの谷に跨る大蛇」の情報を集めているらしい?
    宿星『ヤマタノオロチを討伐する
  • 朱鷺子
    この世界の朱鷺子。朱鷺の模様があしらわれた着物がチャームポイント。
    本を書いており、そのために日ノ本中を飛び回っている。
    彼女に話しかけると、主人公がこの世界で体験したことを書き留めてくれる。
    書き留めた内容がある程度蓄積する度に、お礼として貴重な品物をプレゼントしてくれる。
    もし出会ったなら、余程忙しい限りでなければ、話しかけてあげよう。
    宿星『本の内容を完成させる
  • おふろ丸
    おぼろ丸に似ているいい加減な性格の忍者。
    並々ならぬ身のこなしの持ち主だが、腕力が乏しいのかちょっとした事で「もう 腕がつりそうだー!」と弱音を吐く事もある。
    また、倒した相手に「アーメン!」と唱えることがあり、隠れキリシタンと思われる。
    忍者らしく変装が得意で、マップ上のグラフィックに変化し続けるので見つけづらい。
    戦闘時は股間にトカゲを引っ付けただけの素っ裸でネバネバを投げつけるスタイルで戦う。
    現在、ある人から尾手城潜入の依頼を受けている。
  • 只野小杉
    この世界でのVAN様。相変わらずレザーだが、顔立ちは東洋系なので意外にも馴染む。
    少しガラの悪い退魔師で、謎の熊手で平家の怨霊中心に何でも祓う。
    ……一見妖精に見えるが、実は付喪神である。
    正体は、異空幸福追求編の騒動の中、次元の裂け目に巻き込まれ、過去へと飛ばされたVAN様愛用の電磁熊手が妖怪化したもの。
    持ち主に比べ丸くなっているのは、あの世界を垣間見たためか、退魔武器としての使命故か。
  • 橙の大妖
    各地を放浪する妖異。
    その姿を見たものは無く、身の丈十尺の巨体とも、口の裂けた化け物とも言われている。
    行く先々で地形を変えたり盗賊団を壊滅させたりしており、その戦闘力は間違い無く最強クラス。
    現在は赤い鬼を探しているようだが…
    正体

    実はこの世界の想影真心。うん、そりゃ化物と間違えられるわ。
    旧友を訪ねようと京に向かっているが、右も左も分からず各地をさまよっている。
    基本的にいい子なので彼方から襲ってくる事は無いが、彼女が敵になった場合、全滅の覚悟を持って挑もう。
    因みに、赤い鬼とはもちろん萬屋のジュンだが、天拳の豪鬼の情報を教えると標的を彼に変える。
    その場合、ランダムで各地の山が消滅したり地割れが起きたりする。
    その影響でその地方を通過する際時間がかかってしまう、迷惑なイベントが起きる。

剣客

剣に生き剣に死にゆく定めを追った武芸者。
その業前を持ってのし上がろうとするフリーもいればすでに一定の地位に付いているものも居る。
いくさ人と比べれば扱える得物は少ないが、剣客と呼ばれる者達は刀一本で弾丸の雨を潜りぬけ妖異の鱗や殻を突き抜く怪物達。
敵に回せば例外無く恐ろしく味方に回せば例外無く頼りになる。

  • 丹下華扇
    隻腕隻眼の異形の風貌を持つ女剣士。
    元は何処かの藩士であったようだが過去は語りたがらない。
    隻腕であり利き腕を失っている為、剣士としては死に体と思われがちだが死狂の領域に達した努力により隻腕の剣術を開眼。
    その太刀筋は奇剣と呼ぶに相応しく真っ当な剣術に慣れた相手や妖異を数多く血祭りに上げてきた。
    愛刀「濡れ燕」「髭切」を片手にどこかで用心棒をしている。
  • 幽香
    この世界の風見幽香。時空断絶に巻き込まれこの世界に落ちた。
    姓は持たずただ戦場を流れるままに生きていたが、武龍斗さんと立会い宿敵と見定めてストーカーしている。
    傲岸不遜も強者との戦いを愛することも嗜虐性もそのまま。
    花を愛でる雅を持つが本質は剣鬼。
    純然たる人としては最高峰の剣技を誇り立ち会う全てを切り捨てる。
    強力な魔術師としての側面を持ち数多の魔道を会得しているが「人を捨てたものは人の剣技を理解できなくなる」との考えから人で在り続け、根本的に剣が効かない相手以外には例え命を喪うことになろうとも魔術を使うことはない。
    ある海燕は幽香を「剣聖に至れぬ御仁でこざるwww故に剣鬼に落ちたでござるなwwww」と評している。
    愛刀は傘に仕込んである「はな」。
  • 法剣の明羅
    この世界での明羅。
    力を求めて全国を放浪する男装の麗人で剣客。
    侍らしい性格と男らしい口調、格好も相まって初見で女性と見抜ける人は少ない。口癖は「馬鹿者!」
    実力はそれなりにあるがそこまで高いわけではなく、各地の実力者に勝負を挑んでは勝ったり負けたりしている。
    強力な妖刀やそれに準ずる力を求めており、いくつかの法術を習得している。
    宿星「博麗を手に入れる」

    元は博麗神社の巫女候補の一人だったが、終盤に脱落。
    候補の中でもとりわけ低い才能を努力で補ってきた明羅にとって、靈夢の存在は羨ましくも妬ましい存在であった。
    努力を否定する靈夢をギャフンといわせてやるために、そして自分が博麗の巫女に成り代わるために力を求めている。

  • 月光の影狼
    この世界の今泉影狼で旧守矢藩の小さな村にひっそりと住む剣客。愛刀は打刀「不知火」と脇差「黒潮
    元は魔理雄の下で藩士として働いており魔理雄の最期の時まで傍にいたが、取り潰しの際に欄倶によって城を追い出された。なお、他の藩士は欄倶に脅されて配下になるor反対して殺されたため、彼女は「守矢藩最後の藩士」と呼ばれている。
    実は古の時代より妖異と戦い続け狼の神の末裔といわれた武士達の生き残りであり、人狼に変身できる力を秘めているのだが、流浪の剣士時代にこの力が原因で人を傷つけてしまい長らく差別され続けてきたという過去を持っているため、自分に安住の地を与えてくれた魔理雄を誇りに思っている節がある。
    一応、わかさぎ姫とは知り合いである。
    宿星「過去のトラウマを克服する」

魂魄一族

半人半霊という半分生きてて半分死んでるという世にも珍しい一族。
フリーの剣客だが、現在は京の嶋原遊郭にて用心棒をしている。
一族が少ないのか現在確認されている魂魄一族は妖忌と妖夢のみ。

  • 魂魄妖忌
    嶋原遊郭の用心棒。もうすでにかなりの歳を召しているように見えるが、矍鑠とした老人で滅法に強い。
    遊郭の用心棒になったのは、本人曰く「ワシは薄紅様の人格に惚れたのであって容姿とは無関係」とのこと。
    薄紅太夫の噂については、「最も付き合いが長いワシが今まで生きているのが何よりの証拠であって根も葉もない噂であることは確定的に明らか」と豪快に笑い飛ばしている。
    ただ、その噂が遊郭に暗い影を落としていることも重々承知している。
  • 魂魄妖夢
    妖忌の孫娘。剣客というにはまだまだ未熟だが、その潜在能力は妖忌をして「究めればワシより上」と言わしめるほど。
    現在十四、五の歳(に見える)だが、堅物の祖父に育てられたためか遊郭に居るどの男よりも男らしいと評判(妖忌は除く)。しかし、肝心なところで抜けていたりするため、遊女たちにからかわれ、同時に可愛がられている。
    また母親をあまり知らないため、薄紅太夫に母を見ているような節がある。
    宿星『魂魄流剣術を正式に次ぐ(楼観剣と白楼剣を妖忌から貰い受ける)

柳生一族

幕府に仕える最強の剣客集団。
この世界でも幕府に召し抱えられておりその実力は恐ろしい領域にある。
様々な時代や世界の柳生が集結しており当初は大混乱だったがいろいろあって落ち着いた。
使う流派は勿論柳生新陰流。

  • 柳生石舟斎
    柳生新陰流の始祖たる存在。
    次元の歪みに巻き込まれてこの世界に落着した。
    便宜上は柳生一族のトップではあるが政治能力に欠けており実務は孫の烈堂に任せている。
    実は鬼の血を引く一族であり鬼武者と呼ばれる超人。
    その為単純な力は人間を超越しており、鬼の創り上げた武具を自在に操ることが可能。
    更に魔の存在の魂を代価にすることにおり一時的に異形化、身体能力を遥かに向上させる切り札を持つ。
    実務や各指令を飛ばすのが烈堂なので権力は柳生一番なのに仕事か何も無い。その為好きに出歩き江戸を初めとした各地で化物を狩りつつ有望な英傑をスカウトしている。
    柳生一の凄腕なので一族の誰一人として心配していない。
  • 柳生烈堂
    柳生の総帥で公儀隠密を初めとした裏の統率者。
    時空の異変は巻き込まれこの時代の降臨、政治的能力に優れており異変直後に柳生を集結させ将軍家指南役と裏のボスの座を射止めた。
    外見はあくどい顔したジジイだが最強に腹黒いジジイである。
    公儀隠密のドンであり忍者や刺客を統率している。
    汚いド外道であるが幕府への忠節は本物であり一切の背信はない。
    平行宇宙の存在とは言え年の離れすぎた妹の存在に悩んでいる。
    鬼では無いが剣の腕は確かで生半可な妖異なら笑いながら切り捨てるチート剣豪。
  • 柳生茜
    石舟斎の孫に当たる存在で烈堂の妹に当たる。
    14才でミニスカで俺っ娘…最高やあ。
    鬼ノ目と呼ばれる特殊能力を持ち、周りが超スローで見える異能を持つ。
    彼女も鬼の血を引いておりめちゃんこ力がある。
    抜刀術の使い手であるがまだまだ未熟なところも多い。
    最近は柳生の屋敷で礼儀作法と剣術を叩き込まれている、
    十兵衛と呼ばれていたが十兵衛がいっぱいいるので茜をメイン名乗りにした。
    同年代の柳生であるフリーシャとは仲がいい。
  • 柳生フリーシャ
    露西亜人の血が入った柳生剣士。
    露西亜人を柳生三厳が孕ませたおり生まれた少女で柳生家が正式に引き取った。
    特別な異能は使えないが優れた身体能力から放たれる柳生新陰流は正に驚異。
    妖術を持って創り上げた「菱眼帯」を装着することにより、身体能力が飛躍的に上昇し魔性すら圧倒可能。
    公儀隠密の任に付いており外見が異人のため長崎出島で諜報活動をしている。

奉武道

物之符藩主に仕える100人の剣客。
1人1人見た目が異なっており、100人全てが名前を持っている。
ここでは特徴的な奉武道や中ボス格などの一部の奉武道を紹介する。

  • 伊賀 栗三郎(いが くりさぶろう)
    武術大会で一番最初に戦う奉武道。
    物覚えの良さに定評があり、主人公が百人抜きの途中で敗退or棄権すると次の挑戦時に主人公を情けない奴呼ばわりする。
  • 或摩 白吉(あるま じろきち)
    18人目の奉武道。
    とても小さな体で尋常じゃない素早さを誇る豆奉武道の1人で、「ちっちゃな暴れん坊」と呼ばれている。
  • 白玉院 善哉(しらたまいん ぜんざい)
    25人目の奉武道で白い鎧に身を包んだ第一の中ボス。
    華麗な太刀筋から繰り出される衝撃波とオネエ言葉が魅力の剣の貴公子だ。
    また、お供として何者(なんじゃ)と呼ばれる忍者を連れている。
  • 阿古屋 真珠郎(あこや しんじゅろう)
    44人目の奉武道。
    居合切りを繰り出し「和亜符(わあぷ)」を使いこなす虹色の奉武道の1人で、挑戦者をけちょんけちょんにすべく待ち構えている。
  • 石頭 厳籍(いしあたま がんせき)
    50人目の奉武道で第二の中ボス。
    白い鎧の大奉武道で、頑丈な石頭で守りを固めた物之符藩のメイン盾。
  • 瓦割 百太郎(かわらわり ひゃくたろう)
    58人目の奉武道。
    胸に星座の傷を持ち、秘技「瓦割百烈拳」を使うどこぞの世紀末救世主っぽい男。
  • 寅鶫 鵺次(とらつぐみ ぬえじ)
    75人目の奉武道で純白の鎧に身を包んだ第三の中ボス。
    紳士的な奉武道だが、居合切りや和亜符を使いこなし、更にお供の上何者(じょうなんじゃ)も連れている強敵。
  • 衣岳 海老天(ころもだけ えびてん)
    95人目の奉武道。
    「挑戦者の墓穴を掘っている」と言ってはいるがそれはハッタリであり、彼自身の強さはかなり貧弱で主人公にやれやれと言われる程である。
    食いしん坊でもあり、挑戦者が来るまで畑の芋を掘って食べながら待っている。
    元々この95人目の座にはある強力な奉武道が就く予定だったが、突如いなくなったという事で代わりに貧弱な彼がここを任されたとの事。
  • 焼石 水之清(やけいし みずのしん)
    96番目に待ち構える奉武道四天王の1番手。
    残業三昧で冷めた奥さんの愛を取り戻すために定時帰宅を目指して戦う。
  • 鋼鉄斎 厳条(こうてつさい がんじょう)
    97番目に待ち構える奉武道四天王の2番手。
    これまでに数多くの挑戦者を打ち負かしてきたその姿は「剣の暴走特急」と呼ばれ恐れられている。
  • 流石 流石之紙(ながれいし さすがのかみ)
    98番目に待ち構える奉武道四天王の3番手。
    この世界に迷い込んだ某軽巡洋艦娘の影響を受けたのか、剣客なのに観客に流石と言わせたい!という思いから歌って踊れる「すうぱぁあいどる」を目指している。
    また、忙しい『すけじゅうる』の合間を縫って日ノ本の各地で「らいぶ」も行っている事もある。
  • 燐須院 上風(りんすいん しゃんぷう)
    99番目に待ち構える奉武道四天王最後の1人。
    「せくしぃ」に戦う事を信条とする剣の貴族で、彼の髪からは仄かに色っぽい香りが漂う。
  • 尾張 斎宗(おわり さいしゅう)
    全ての奉武道の頂点に立つ、武術大会最後の奉武道。
    黄金色に輝く鎧を身に纏ったその巨体はまさに気高き武士(もののふ)である。

妖怪絵師

古今の妖怪を活写する彼らの筆にかかると、妖画から妖怪たちは実体化する

  • 御阿礼の子
    例え死しても何代か先には記憶を持ったまま転生し、その優れた記憶力と筆にて妖怪や妖異、周辺地域の情報を集め、「幻想縁起」として纏め上げる宿命を持っている少女。
    それらは妖怪や妖異と闘う人々にとってとても心強いものとなっている。
    名は稗田 阿弥彼女はこの世界での八代目の御阿礼の子である。
    彼女は明治初期の時代から時空破断によりこの時代へと飛ばされており、そこから稗田家のつてを辿り今はこの世界の幻想縁起を纏め上げている最中。
    元々病弱であるがために、自分がこの世界で死ぬ前に自分の時代へ戻って自分の幻想縁起を仕上げたいと考えている。同時に自分の時代に残された人々のことも大変心配している。
    宿星『この時代の幻想縁起を完成させる
  • ヤクモ
    御阿礼の子を補佐する役目を負った非常に聡明な女性。
    身の回りの世話から幻想縁起の為の情報収集の他に独自に紀行文や随筆、小説等も書き上げている。
    他にも結界などに関する先天的な素質や深い知識があるようで、大結界管理の一部に協力していたりする。
    彼女自身は御阿礼の子を補佐する役目を楽しく感じているようだが周囲からは割と変人として見られているようだ。
    目や髪の色を見るに見るからにこの国の人間ではなさそうだが・・・?
    宿星『自身の呪縛を解く
    彼女の正体

    かつての西欧最強の魔術師「メリー」が初代博麗の巫女と共に大結界を創造したとされる大妖怪「スキマ」を激闘の末に屈服させ、吸収した状態。
    だがメリー自身も無傷では済まず自身の魔力をスキマに封印されたため、阿弥の居候となり封印解除の機会をうかがっている。
    一応マジックアイテムか他者の魔力を借りればある程度の魔術が行使可能だが、封印を解除できるレベルの魔術を使うにはかなり高度なレベルのマジックアイテムか、強力な他者の補助が必要なようだ…

  • 山岡百介
    江戸は京橋の大店「生駒屋」に居を構える戯作者志望の若隠居。
    普段はナゾナゾ遊び「考物」を書いているが、いずれ百物語を開版するのが夢。
    元は武士の出で、生駒屋へ養子に出されたが、自分に商才がないことを自覚し、身代を番頭に譲っている。
    阿弥が私用で出かけた先で偶々出会い、その時に妖怪談義で意気投合。
    それ以来、自分が諸国漫遊した先で見聞きした怪異を阿弥に話して聞かせている。
    また、ひょんなことから裏稼業の者たちと知り合い、時々仕掛けを手伝ったりもしている。
    本人は荒事や血、人の死を見ることが嫌いだが、人を見る目はあるために旅先で危険に合うことも少ない。
    兄が十手持ちで、不思議な事件に会うと弟を頼って来ることもあるそうだ。
    阿弥との関係

    この時代ではただの友人同士である二人。
    実は阿弥が元いた明治時代でも二人は友人同士だった。
    ただ、百介は年老いた老人で一白翁と名乗っているが・・・。

  • 一寸法師
    通称、イッスン。名の通り一寸ほどしか身長が無いので、常に「アマ公」と名付けた犬に跨っている。
    旅の絵師で、その画力には目を見張るものがある。小規模ながら超自然現象を引き起こす「筆しらべ」を使い手。
    江戸っ子気質溢れる性格で、面倒臭がりなのに困った人は見捨てておけない性分。
    彼の先祖は、かつて「大結界」の設置に協力した神と友人だったらしい。アマ公はその神に似ているから相棒にしているのだが、このアマ公は神性なんて持たない本当に普通の犬である。

いくさ人

時空破断により化政の世に甦った超人的戦闘能力を持った戦国時代の武士。

  • 堕悪 武龍斗さん
    名前を見てわかるとおり、この世界のブロントさん。
    時空破断の影響により化政時代にタイムスリップした島津の武士。
    元は南蛮出身であったが乗っている船が嵐により難破し、浜辺に打ち上げられた所を島津義弘に拾われ以後忠誠を誓う。関が原の戦での撤退戦の際に捨て奸として奮戦するも重傷を負い、アワレにも裏世界でひっそり幕を閉じそうになっていたところで時空破断に飲み込まれて化政時代に漂着。たまたま散歩していた靈夢と出会う。
    現在は靈夢の紹介で先代巫女の道場に世話になっており、修行したり胆練りしたり修行したり飯食ったり胆練りしたり靈夢の妖怪退治の手伝いで首ちょんぱしたり胆練りしたりしながらひとまず(武龍斗さん的には)平穏に過ごしている。
    性格は武士らしく義理人情に厚い忠義の人であり、大切なものの為ならば命を投げ出すこともためらわない。食事にはうるさい方であり、特におにぎりには並々ならぬ執着を見せる。
    熾烈を極めた戦国時代に生きただけあって凄まじい戦闘力を誇り、繰り出す斬撃は堅牢な鎧もたやすく切り裂き、矢をものともしない強靭な肉体と鎧を持つ。敵の首級を挙げる事に全力を注ぎ「きた!大将キタ!これで勝つる!首置いてけ!九個で良い!」という謙虚な態度から、ついた渾名は妖怪首置いてけ
    なお、普段の奇妙な言葉遣いは島津弁とのこと。
  • 海燕
    この世界でのカイエン殿。
    武龍斗さんと共に時空破断に巻き込まれてきた島津のサムライ。
    内藤並に草を生やしまくるので緊張感に欠けるが、実力は本物。
    武龍斗さんとは同じ戦場を駆けた戦友同士・・・のはずだが、あんまり友情っぽいのは見えそうにない。かと思いきや見事な連携を見せたりする場面もあったりで、よく分からない。
  • 機動人形・武者本駄無
    戦国時代最強の武将、本多忠勝……の姿を模したカラクリ人形に、時空破断の影響で意識のみ跳んできた忠勝の念が宿った存在。
    かつての英傑の姿を寸分なく再現したと言われるだけあって、その造形のみならず戦闘技術も再現されており、あらゆる敵を鎧ごと打ち砕く「螺旋式大槍・蜻蛉切」や、短期間なら飛行可能な「磁越斗武臼多亜(ジェットブースター)」、一瞬にして戦場を焦土と化す程の破壊力をもった「板野式誘導炸裂弾」等、武装も豊富で、戦国最強の再来というにふさわしい力を持つ……ってお前のような完全再現があるか!!
    現在は自身の身の上の変化や時代の変わりように戸惑っているものの、主君が開いた幕府を守らんとそのドリル愛槍に磨きをかけている。
  • 技流我目主(ギルガメッシュ)
    この世界でのギルガメッシュ(FF5)。
    時空破断の影響で戦国の世から来たいくさ人。テーマ曲「ビッグブリッヂの死闘」とともに登場する。
    その際瀕死だったが大亀藩の窟覇に助けられた後、窟覇の親衛隊長を務めている。
    親衛隊長という割には日ノ本中を放浪しているが、これは武具コレクターとしての彼の一面であり、強者に戦いを挑んで名工の武具を奪うことを至上の喜びとしている。
    主人公がこの世界で名声を上げると粘着してくるようになるが、彼から「源氏シリーズ」の武具を盗めるので戦ってみるのもアリ。
    どうやらこの世界に来る前の時代にあった大きな戦いで起こった出来事から、"幻魔王"織田信長と深い因縁があるらしいとか…
  • 六武衆の槍座
    戦国時代の戦闘集団に所属していた侍。
    典型的なござる口調だが、元の時代で戦っていた海燕の影響が出ているらしい。
    連携戦闘に優れ、特に撹乱した状態から敵の頭を直接狙う戦法を得意とする。
    ただ、この時代では元の仲間とはぐれてしまっているため、本来の能力を発揮できない。
    なお、個人の戦闘力は低い。

新撰組

幕府主導の治安維持組織。
倒幕派などを取り締まっていた……のだが、テロを防ぐ為に池田屋へ踏み込んだ際、時空乱流に飲み込まれ、化政時代へとタイムスリップしてきた。その際に"上様"なる謎の人物と接触し、現在は元の時代へと戻る方法を探しながら、密かに妖異、羅刹、閻羅王との戦いを繰り広げている。
なお、こちらに流れてきた際に何らかの影響を受けたようで、性格や容姿、性別までもが変わっている者がいる。
一番影響があるのが一般の隊士達で、あの有名なダンダラ模様の浅葱色の羽織ではなく、同じ色の全身タイツに変わっている。

幹部一覧
  • 近藤勇
    新撰組局長。
    こちらの世界に流された影響でこの時代の獣様と化してしまった。
    ちんまい格好になったにも関わらず、天然理心流宗家の腕前は変わらず、タルタルサイズに調整された愛刀「長曾根虎徹」を振るうが、むしろ妖異すらも「友達」にしてしまう相変わらずシステムを超越した操る能力の方が脅威ともいえる。
    その一方で心優しく、仲間思いの性格であり、どんな状況であっても仲間を見捨てるような選択は選ばない。というかむしろ選べない。
    時としてそれは甘いとも評されるも、それがまた近藤の人間的魅力でもあり、多くの隊士から支えられる一因でもある。……もっとも、それを良しとしない隊士もいるのだが。
    宿星『一連のイベントを、隊士全員が生き残ること
    史実において何度か内部紛争が起こっている新撰組、こちら側においてもその兆候は見られるようである。
    これらのイベントにおいて、隊士を犠牲にせずに 完 全 論 破 させ、新撰組を守りぬくことで宿星がクリアされる。
  • 土方歳三
    新撰組副長。
    史実では鬼の副長として恐れられていたが、こちら側に来てからはむしろ温厚になった節さえある。
    が、ブレのなさ、悪く言えば頑固さに関しては向こう側以上で、その信念を曲げる事は誰であっても不可能と言われている。
    天然理心流の達人であり一級廃人剣客。だがそれ以上に政治的手腕が優れている。
    上の庇護があったとは言え新選組を組織として維持できたのは土方の功績が大きい、
    こちら側に来た際に、西洋式の兜を入手、それが二本の角が生えている様が鬼の如しだったことから、結局こちら側でも「鬼の副長」呼ばわりである。
    西洋の調味料であるまよねぇずが好物。
    宿星『一連のイベントで、新撰組を守りきること
    近藤の宿星と似てはいるが、こちらの場合は隊士の死もやむ無しというもの。
    難易度は低くなるが、後味は悪いと言わざるを得ない。
    一応近藤の宿星を達成させれば、必然的にこちらの宿星も達成させられるので、そちらのほうを優先させても構わない。
  • 山南敬助
    新撰組総長。
    池田屋事件の際には不参加だったのだが、屯所ごとこちら側に。
    こちら側に来た際に、この時代のオルステッドに変貌。
    小野派一刀流免許皆伝の腕前を持つ一級廃人剣格であると共に、変人揃いの集団と化した新撰組における数少ない人格者で、文武共に優れている。
    その一方でこちら側に来た影響からか、妙にネガりやすくなっており、特に裏切られることを過剰に恐れているように見える。
    宿星『新撰組の仲間達と確かな絆を結べるようになること
  • 伊藤甲子太郎
    新撰組参謀。無駄に露出の多い格好をしたナルシスト一歩間違わなくても変態
    池田屋事件から更に先の未来からやってきたと称しており、実弟の鈴木三樹三郎と共にこの時代にやってきた新撰組と合流。
    その知略を持って新撰組に貢献するのだが、なにやら裏があるようで……
    その裏側

    後の油小路事件で暗殺されることになる伊藤だが、その際自分が新撰組から離反した事実を棚に挙げて逆恨み、その恨みの念を元に妖異化、時代を超えて新撰組への復讐を決意。池田屋事件のあった時代へ転移。
    そこで復讐を果たそうとした矢先、その新撰組自体が時空乱流に巻き込まれ、伊藤も巻き込まれる形で化政時代にやってくる。
    流れ着いた先で冷静になって考え、このまま真正面から挑むよりも、内部から潰したほうが得策と結論づけ、自身の血縁である鈴木三樹三郎を召喚、洗脳を施し、共に新撰組に参加。
    新撰組に協力するふりをしつつ、内部分裂による新撰組の瓦解を狙い、陰で暗躍する。

  • 山崎蒸
    新撰組諸士調役兼観察。
    史実においては屯所守備の任についており、池田屋事件の際には不参加だったという説もあるが、屯所ごと時空破断に巻き込まれこちら側に。
    立場的に幹部と呼ぶべきかは定かではないが、近藤らに重用されたとのことでこちらに記載。
    こちら側に来た際、筋骨隆々で上半身裸、頭に頭巾を被り常に雄叫びを上げるように……ぶっちゃけこの世界の師範に変わってしまった
    隠密行動には不向きだろうと思いきや、視界から完全に消え去りつつ気配も遮断する「忍隠れ」や、雄叫びによる邪気祓い、真空斬首刀による空中飛行等々、以外と順応してたりする。あとその気になれば普通に話せる。・・・・すごい隠密だ。
各隊組長一覧
  • 沖田総司
    新撰組1番隊組長。
    こちら側に来た影響で肺の病からは解放されたが、性別が女性に変化してしまった
    史実においては三段突きを得意としていたというが、こちら側では銃にも剣にも変形する武器を用いて、遠近問わずに攻撃を加える。
    切り札として変形式絡繰武者・王伝を召喚、馬型に変化させて戦場を駆けぬけたり、武者形態から繰り出される斬鉄剣で敵を一掃するスタイル。もはや原型どこいった
    だがはっきり言って前のほうが強い。剣客に取って体格というものはとても重要なので女に変わった結果天然理心流はほぼ使いこなせなくなった。
    体を馴らしていけば不可能ではないがそんな暇ないため過去のスタイルを全て捨てるという剣士として自殺に等しい選択を組織の為強制された。
    近接問わずとははっきり言って器用貧乏、王伝はそれを補うために幕府から送られた物。
    その為真っ当な剣客が相手ならもう勝負にならず、王伝も使えない閉鎖環境の戦闘では役立たず。
    雑魚相手なら何とかなるが新選組の相手はほとんど人外のため、雑魚にカテゴライズされる相手などほぼ居ない。
    かなりの皮肉屋で、上司であっても敬語を交えつつ容赦なく毒づく。とくに副長の土方には殊更容赦ない。
    その裏には剣士で有ることが出来る土方のへの憎しみが深く篭っている。
    一方で子供好きで優しい一面があり、肺病も治ったこともあり任務が無いときは近所の子供達と遊んでいる姿が見られる事も。
    宿星『天然理心流の技を再び使えるようになる
  • 永倉新八
    新撰組2番隊組長。
    特に変わった様子はないが、しいていうならばのばらに拘るようになったこと色仕掛けに弱くなったぐらいである。
    戦闘に関しては、剣や槍、斧、弓、更には素手での格闘と、あらゆる白兵戦闘手段のスペシャリストと化している。
    変人の巣窟と化した新撰組の中では、数少ない常識人として隊士の暴走を抑えたり、土方と沖田の(一方的な)口論を仲裁したり、組長達の突拍子もないボケに対してツッコミを入れたり、苦労が耐えないようである。
  • 斎藤一
    新撰組3番隊組長。
    こちら側に来た影響で好戦的な性格に変化したらしく、悪・即・斬を地で行く江戸時代のロールシャッハさんとも呼べる人物である。
    悪党を見かければ切りに行く凶悪な人。
    基本的に敵は絶対に殺す人なので敵には回さないようにしよう。
    主人公との友好度が高ければ、主人公の説得で敵を見逃してくれる事がある分、ロールシャッハよりはよっぽどマシではあるが。
    愛刀は業物である「鬼神丸国重
    鬼神の名が付くとおり鬼神の力を宿した刀。
    欠点としては鬼神(鬼にあらず)相手には弱体化してしまうが、斉藤はこの時代数多いるチート剣豪の一人なので問題ない。
    宿星「切り札を出すような相手と死合う
    これを行うと斎藤は最強技「牙突零式」を解禁する。
    剣術の突きとしては最上位の技なので味方に入れば有効活用してもらおう。
    なお、斉藤の宿星は敵側にいても発動するので注意、進行次第ではこちらが牙突の餌食になる。
    あと、斎藤が味方だろうと、敵だろうと緋村抜刀斎と対峙してしまうと確実に宿星が発動する
  • 松原忠司
    新撰組4番隊組長。
    こちら側に来た影響で性格が二重人格、というより裏表が激しくなっており、通常時と戦闘時におけるテンションの落差が凄い事に。
    普段は温厚な人柄で知られ、壬生界隈では新撰組の数少ない親切者とすら伝わっており、柔和な笑顔を絶やさない好青年という雰囲気さえ見せる。……もっとも虫も殺さないような顔をしながら、ナチュラルに毒を吐くのだが。具体的には右京さんが血を吐いた!?的な無自覚な分、沖田のそれよりも質が悪い。
    ただし戦闘時になると一片、口数も減り、発言してもぶっきらぼうでやや威圧的、いわゆる「ランク⑩」。
    史実では関口流柔術の道場を開いており、新撰組の柔術師範も勤めていたらしいが、こちら側での獲物は剣なのか槍なのかどっちなのか良くわからない長物を使用。
    自身の体力を削り破壊力に上乗せする「あんこく」を得意とし、他の隊士よりも強力な一撃を放つことを密かな喜びを感じている。
    宿星『性格のムラの矯正
  • 武田観柳斎
    新撰組5番隊組長。及び文学師範。
    こちら側に来た影響で全身鎧に包まれ、致命的なまでに足が遅くなってしまった
    甲州流軍学による調練を担当していたからか、こちら側においてもその指導力は変わらず、組み手においてはその力の伸びが飛躍的に向上するところから先生の呼び名が定着している。
    流れてきた影響から何かを悟ったのか、戦闘においては「無の境地」に開眼、相手の放った攻撃をそのまま返し、そこから更に追撃を叩きこむ後の先の極意、「応流雅亜弩(オールガード)」を得意とする。
    宿星『真の意味で【無】を理解する
  • 井上源三郎
    新撰組6番隊組長(※池田屋事件当時は副長助勤)。
    こちら側にきた影響で、沖田同様女性化、天然理心流の技術が使えなくなったのも沖田と同じ状況となる
    尤も、元から対外的な職務や要人の接待などの総務が主な仕事であったため、そういった主業務においては差し支えが無く、むしろ女性化した容姿からそれらの効率は以前よりはかどっているあるさま。
    戦闘技術に関しても、仕事の合間に西洋魔術を独学で習得、変化によって資質を得たのか、短期間で上位の魔術まで難なく習得するに至った。
    ……もっとも、免許皆伝にまで至った天然理心流の剣術を手放す事になった事実に、思うところが無いわけでは無いようだが。
    宿星『剣の道への未練に決着をつける
  • 谷三十郎
    新撰組7番隊組長。
    こちら側に来た影響で、沖田や井上同様女性化、黒い長髪に巨乳の美女に変貌を遂げる
    当然の事ながら今まで培った技術は捨てざるを得なくなり、それならばと思いきって戦線を離れ、京の町の片隅に酒所・七天堂を開店、新撰組の資金調達や情報収集に務める。
    無論、戦力外となったことを良しとは思っておらず、密かに格闘の技術を学び、いずれは再び戦線に舞い戻ることを心に誓っている
  • 藤堂平助
    新撰組8番隊組長。
    こちら側にきた影響でやたら内向的な性格へと変化しており、基本的に話しかけても無言、たまに口を開いたかと思ったら「壁にでも話しかけてろよ」と突っぱねる。
    戦闘時においても単独で行動することが多いのだが、それは仲間を信用していないからではなく、仲間の為に道を切り開くためにという意思の現れなのである。
    池田屋事件において真っ先に斬り込んだ1りであり、その佩刀上総介兼重が修復不能になるほどぼろぼろになるまで戦い抜いたらしいが、その佩刀自体も銃と剣が一体化したような全く新しい形に変貌。斬りかかった際に引き金を引くことで爆発的な斬撃を発することが出来るようになった。
    宿星『仲間と共に戦うという事の意味を理解させる
  • 鈴木三樹三郎
    新撰組9番隊組長(※池田屋当時は新撰組未参加)
    新撰組がこちら側にやってきた際に、実兄である伊藤甲子太郎に連れられて新撰組に参加、そのまま9番隊組長に就任。
    ノリが軽く女性好きで、見回り中に京の女の子に声をかけることは日常茶飯事。沖田ら女性化した隊士にも声をかけたことがあり、後に沖田に〆られたことも。
    尤も、ただの女好きというよりは女性に優しいというだけであり、特に女性が被害にあうような事件が起きた際には普段のノリからは想像できないほどに激昂、逆手に持った二振りの短刀を武器に、素早い動きで下手人をバラバラに切り裂く。
    兄である伊藤に対しては基本的に従順のように見えるが……
    その正体

    油小路事件の際、ドサクサに紛れて生き延び、薩摩藩邸にて保護され、落ち着いたところで突然の時空の歪みに巻き込まれて転移。
    その先で見たのは、新撰組への恨みで妖異と化した兄・伊藤甲子太郎であった。
    こちら側にやってきた影響で少年の姿へと変化し、更に兄からの洗脳を受けたことで基本的には兄の傀儡と化し、言われるままに新撰組で働く事となる。
    兄からの命令には従順ではあるが、それ以外に関しては自分の意思を持っており、内心においては理不尽な命令に対する葛藤は起こってはいるようである。
    宿星『兄の支配からの解放

  • 原田左之助
    新撰組10番隊組長。
    こちら側に来た影響でぼさぼさの黒髪をハチマキで纏め、筋肉の引き締まった色黒のオッサンに変化半裸で羽織姿が無駄に決まってるから困る
    豪快な性格で、細かいことは気にせず、色々とおかしな事になった新撰組の変化に対しても「面白いことになったじゃねぇか」と一蹴したほど。
    史実では槍の名手として知られていたが、こちら側では巨大な鉄製の剣を軽々と振り回し、銃弾だろうが何だろうが素手で弾く、接近戦の鬼。地面から岩の塊を掘り起こしては上空に放り上げ、敵に向かって蹴り飛ばすこともある
    水練の達人にもなっており、水中が戦場の妖異を相手にしたときは原田の独壇場と化す。
その他関係者
  • 松本良順
    新撰組の掛かりつけの医師で、屯所に診療に来たところを巻き込まれた形で新撰組と一緒にこの時代に。
    本来は和蘭の医術を学んでいたのだが、この時代にやってきた影響で独逸式の医術を取得し、話す言葉も日本語と独逸語が混ざった妙な言葉遣いに。
  • ゆっくり
    新撰組が良順の薦めで屯所で飼っていた豚が、こちら側に来た影響でゆっくりに変わったモノ。
    放っておくと勝手に増えるし、一応食用に飼っているという事もあるので食べようと思えば食べられるのだg……やめてそんなつぶらな瞳で見ないで。
    ちなみに顔は幹部や組長ら、名前アリの新撰組キャラのモノになるするなよ!?ゆっくり斎藤とか想像するなよ!?

十手持ち

同心や岡っ引き、火盗改などに所属し、公権力をふるう捜査官
銭形平次や鬼平犯科帳などの捕物帳モノの主役が当てはまる。

  • 三河町の半七
    江戸でも評判の目明し――十手持ち、岡っ引きである。
    著名な銭形平次親分や、鬼の平蔵こと火付盗賊改方の長谷川平蔵らと異なり派手な活躍こそはないものの、その類まれなる推理力と地道な調査の積み重ねにより、幾度も難事件を解決してきた江戸の名探偵である。
    難事件に遭遇したり、手に余るような怪事件であればまず半七を頼れというように同僚たちの間でも頼りにされており、その経験上から江戸の街の風俗や噂にも極めて詳しい。話好きな為、色々な事を聞かせてくれるだろう。
    新しもの好きな一面もあり、幕府に仕える身としては珍しい事に舶来品や異人を毛嫌いする様子も無く、便利であれば使うといった様子も見られる。さながら江戸の町のシャーロック・ホームズといったところだろう。
  • 駒形の新五
    義理人情に熱く、強い正義漢を持った兄貴肌、親分肌の頼りがいのある十手持ち。
    が、その実態は悪党どもに一切の容赦せず、徒手空拳で半殺しにするまで制裁を加える強烈な人物である。
    とりあえず情報収集の為には拷問さえも厭わず、敵地に単独で乗り込み、弁解する余地さえ与えずに片っぱしから(たとえ刀を持っていようとも!)ぶん殴って投げ飛ばして蹴手繰ってから召し捕るといったような様子で、江戸の町の悪漢を震え上がらせている。
    もはや江戸のセガールかあるいは江戸のロールシャッハとでも呼んだほうが良いような気がするのは気のせいではない。
  • 銭投げ小町
    この世界での小野塚小町。
    二つにくくった黒髪と高身長、巨乳が特徴の女岡っ引き。
    気風の良い姉御肌でまさしく江戸っ子といった感じの明るい女性。
    普段は昼行灯を気取ってサボってばかりいるが、ひとたび事件が起これば得意の投銭と死者の声を聞く能力で鮮やかに事件を解決する中々の腕前。
    真面目な妖魔ハンターのマミとは会うたびに口論ばかりしているように見えるが、
    二人は戒律や仕事(小町は人間が相手、マミは妖怪が相手)が白と黒のように真逆であるからこそ、お互いのことを本質までよく理解しており、
    慣れ合いこそないものの、怪異が絡んだ事件が江戸で発生した際には思いがけないチームワークを発揮してすぐに解決してしまう。
    宿星「関連イベント「誘拐」を解決する
    もう一つの顔

    岡っ引きとして解決できない事件と遭遇し、力の前になす術も無い被害者がいる時、裏の顔が現れる。
    普段は染めている髪を本来の燃えるような赤に戻し、彼岸花をあしらった着物に袖を通せば仕事人・曼珠沙華のお町が目を覚ます。
    普段からは想像も付かないような妖艶な美女と化した小町は、その色香に惑わされた下手人の首を懐に忍ばせた鎌でひと薙ぎ。
    そこに残るは無念を糧に咲いた一面の曼珠沙華。

  • 伊達悪の蛮
    この世界でのヴぁーんさん。
    長崎の出島で購入した兜と改造した着物を身に纏う風変わりな岡っ引。
    外見も奇抜だがその言動はそれに輪をかけて奇抜。これらは南蛮の文化に触れ、それらに対して「粋」を感じたからなのだとか。仕事では相当に有能であり、広い交友関係と自身のカンを駆使して様々な事件を解決する。
    抵抗を試みようとした下手人に対しては南蛮の踊りを参考にして編み出された我流の体術で翻弄し、神速で放たれる十手をもって成敗する。
  • 半熟の痛風
    この世界での痛風。
    元々は江戸でスリを働くこそ泥であったが、蛮に諭され改心。以後蛮の下で見習いとして働くことになる。
    蛮を「おやっさん」と呼んで慕っており、彼の放つ伊達ワルな名言を逐一書き留めている。
    まだまだ十手持ちとしては半人前ではあるが、彼の発言が事件解決の糸口になるなど才能はある模様。
    戦闘に際しては蛮には及ばないものの華麗な体捌きと二刀の十手から繰り出される連撃で相手を追い詰める。
    宿星「関連イベントをクリア
  • 不死身の間暮奄(まくれえん)
    かれこれ何十年も勤めを続けているベテランの十手持ち。
    過去に様々な難事件を解決し続けてきたがその都度、必ずといっていい程ボドボドになっててくる。
    更に家族との折り合いが悪くなり、とうとう離縁となってしまった。
    それでも悪党と闘い続け、ついた渾名が江戸一運の悪い男
    だが同時にあらゆる困難や不条理にもヘコたれない滅多に死なない不死身の男でもある。
    最近、娘の元を訪ねに行ったのだが、拒絶されすっかりヘコんでしまっている。
  • 御用の哲
    岡っ引き。
    市民の安全を守るため日々パトロールに勤しむ男性。
    子供の頃は不良だったらしいが、現在でも悪人に対しては横暴。
    とはいえ、本質は昔と変わっており、義理人情に熱い。
    愛用の紐付き十手の腕は凄まじいものがあり、また馬術に優れ、馬上から紐付き十手で獲物を必ず捕らえる。

町民

日本全国に存在する一般ピープル達、
この混沌の世に最も適応している連中とも言える。
各地方ごとに特徴があり江戸っ子は喧嘩っ早い、京都人は嫌な相手に茶漬けを出すなど…。
だがどの地方にも粋といなせを愛し弱者の為に戦う心意気の持ち主はいる。
そして勿論私腹を肥やす悪徳商人も居る。

  • おトヨ
    美しく艶のあるみどりの髪を後ろに結わえ、甘味処で働く美しい女性。
    明るい立ち振る舞いからも気品を兼ね備え、その美貌と愛想の良さから男女問わず人気の看板娘である。
    人気すぎて周囲から婚姻や駆け落ちを求める声が絶えないが、本人は耳も傾けない
    だがそれ以外の事なら優しく、甘味の値段とツケの相談以外はとても親身になってくれるようだ。
    それ故他人の心からの悩みを聞く事も多く、主人公にそれなりの人望と能力があると判断すれば悩んでいる人を手助けして欲しいという依頼をしてくる事も。
    彼女の依頼をこなせば周囲からの人望やこの世界で生きていける程度の知見と報酬は手に入るだろう。
    最序盤のうちに彼女に会えば店の二階の一室を当座の仮住まいとして住まわせてくれる。
    安定した住まいを手に入れるまではありがたく彼女の厄介になっておこう。
    後半になると彼女はある日突然現れ住み込みで働くようになった事や
    朝廷や幕府にも繋がりがある事、彼らから彼女が赫夜姫(トヨヒメ)と呼ばれている事を知る事になる。
    何やら秘密があるようだが・・・?
    彼女の宿星

    五つの難題を全て成し遂げる人間を見つけ導く事
    ここでの五つの難題とはすなわち閻羅王の打倒、そして最終的には神刀「村雨丸(むらさめまる)」にてこの世界と時空の歪みを断ち切ること。
    彼女の正体は赫夜姫(かぐやひめ)つまりこちらの世界での蓬莱山輝夜である。
    彼女は月より迎えの使者が現れた夜、時空破断に巻き込まれこの時代へと飛ばされてきた
    だが元々使者たちから逃げ出すつもりではあったようでその事に関してはさほど気にしてはいない。

  • 「絡繰屋」お丹登(にと)・お魅登(みと)
    この世界の河城にとり、みとりの姉妹。
    片親が違うということを全く感じさせない仲の良い姉妹。
    世の為、人の為になる絡繰を製作するのが目標。烏賊助一行の絡繰の調整も彼女らがしている。
    長屋にこもって、それぞれ案を出し合って新しい絡繰を生み出すことが日課。
    熱中しすぎて飯を何日も抜かすなんて晒である。
    しかし、現在長屋を訪ねても姉のお魅登にしか会えない。
    というのも、妹のお丹登は「ちょっと西洋の文化を学んでくる」と国を飛び出していったのだ。
    手紙で「そろそろ帰る」との連絡が来たので、長崎へ迎えに行く準備の最中。
    また、非想天則は彼女らの先祖の作品である。
    宿星『非想天則以上の絡繰を完成させる
  • クシキ
    「絡繰屋」に居候している謎の少女。真っ赤な髪と外見年齢に不相応にクールな性格と口調が特徴的。
    住み着き始めたのはごく最近で、海外にいるお丹登は彼女の存在を知らない。
    どういう訳か絡繰に関してかなりの知識と技術を有しており、普段はお魅登の絡繰制作の手伝いをしている。
    お魅登が彼女を住まわせているのには事情があるようだが・・・?
    正体

    かつて隠れ里・如月が保有していた絡繰「九式-奈胤紡瑠-散廼」そのもの。すなわちこの世界のチルノ・ニールセンである。
    元々は「人を守り、人の世界を守り、人の未来を守る」ために生み出され、如月式絡繰の暴走の際にも一人それらと戦い続けたがやがて力尽き、機能を停止してしまった。
    お丹登・お魅登姉妹の曾祖父が大破した彼女が納められた棺をどこからか入手し、修復していた。しかし肝心の設計図はもはやこの世に存在しないため完成を待たずして彼は死去、未完成のまま蔵に眠っていたがそれをお魅登が興味本位で引っ張り出し、いじくり回した結果再起動した。その際に名前がわからなかったため棺に刻まれていた「九式」をそのまま名前と受け取り、そう呼んでいる。
    人間と変わらないほどの高度な自律意思があり、再起動させたお魅登には感謝している。自らの使命は片時も忘れたことはないが圧倒的な戦闘能力は失われているためせめて今の自分にできることをと世のため人のために絡繰を作っているお魅登の手伝いをしている。お魅登の方も妹がいなくなって広くなった家が少し賑やかになったためまんざらでもないようである。

  • お永
    この世界の永琳先生。
    薬屋『八意堂』で薬師をしている女性。
    夫がいたが先立たれており、現在は娘のめめ(この世界のメディスン)と二人暮らし。
    彼女の作る薬は効き目の割に値段が良心的なので人気が高い。その上本人も客は最後まで面倒を見てくれるので町民達からは慕われている。鈴仙はお得意様。
    健康に気を使っているのか、幼いとはいえ娘がいるとは思えない程若々しい。
    いわゆる回復アイテムの類はここで売っているので遠慮なく厄介になろう。
  • めめ
    この世界でのメディスン・メランコリー。
    お永の娘で、どこで拾ってきたのか、「スーさん」と名付けた西洋人形を傍らに置いている。
    薬屋の娘だけあってか、それとも趣味なのか、やたらと毒に詳しい。
    落ち着いた母とは違って育ち盛りの生意気娘で、遠くまで遊びに行って迷子になって鵺と子傘の世話になったこともある。
  • 楽園亭冨螺鄭(らくえんていぷらてい)
    この世界のプラティ。
    上方出身の落語家で、独特の話法によって人気を得た売れっ子である。その人気の高さゆえ江戸でも彼女の落語を聞きたいという客が増えたため、稀によく江戸にも来て落語を披露している。
    女性なのだが喋り方が女性とは思えない程ぶっきらぼうで、ちょっと近寄りがたい雰囲気である
    落語の他にも怪談噺を演じる事があり、「イワナの怪」は上方や江戸では知らない人がいない程有名である。
    その人気の裏では彼女が地霊組と組んでいるという噂が後を絶たないというらしいが・・・
  • うなぎ屋台の夜雀姐さん
    歌がべらぼうに上手いという噂の美人女将。仕事帰りの江戸っ子に美味い鰻と酒、そして艶やかな歌を提供している。仕事柄顔が広く、江戸の町の噂話で彼女が知らないものはないという。
    最近はたまに顔を出してくれる飛脚の青年にお熱らしく、とっておきの歌を練習中らしい。
    実はちょっと表沙汰にし辛い家業と繋がりがあるらしく?
  • 上白慧音
    江戸で寺子屋の教師をしている。
    一般的な寺子屋よりもはるかに安いので普通の教育を受けれない貧民層が多い。
    本来の世界と性格もあまり変わらないようで、いたずらっ子には頭突きが飛んでお仕置き。
    誰からも愛される人格者である。
    裏の顔

    実は寺小屋は致命的な赤字、本もまともに買えず慧音自身も爪に火をともす暮らし。
    値上げは子ども達の事を考えると出来ず追い詰められた。
    そんな時、仕事人の仕事を偶然目撃してしまう。
    仕事人の掟により「死ぬか、仕事人になるか」を選択させられる。
    もし寺小屋が潤っていれば慧音は死んでも拒絶しただろうが、その日の食事にも困っていた慧音は「仕事人になる」道を選ぶ。
    かくして仕事人「頭蓋砕きの慧音」が誕生した。
    得物は特注の兜での頭突き。これで悪党の脳天をブチ砕き即死させる。
    また、角付兜でもあるので刺殺も可能。
    部屋で横になっているときに下から出てきた角に貫かれてまたも悪党は即死する
    ……仕事代で寺小屋の運営や生活は楽になったが、金目当ての殺人に対する苦悩は未だ消えていない。
    未だ割り切れず悶々とした日々を送っている。

  • 山跳びの竜
    この世界のリューサン。
    紫の衣装に身を包んだ飛脚の青年。
    なにやら不思議な術の心得があるようで山や谷川などと言った障害物を文字通り跳び越えて手紙を届けている。
    性格はいたって真面目な好人物だが仕事の関係上同じ場所に留まることがなく、それゆえ対人関係を疎かにしがちなのが悩み。
    竜宮のイクとは知り合いらしく、茶屋で一緒に一服している姿が時たま見受けられる。
    宿星『人とのつながりを強いものにする
  • 彫金屋のノケ
    この世界での野獣。
    小さな彫金屋を営む見た目少年の青年。
    他の世界移動編と同じく、中身も言動もメタ能力も一切変わらない。
    異国の下着を参考にして開発した新しいフンドシ磋武利雅を流行らせようとしているが、売れ行きはさっぱりなのが悩みの種。
    宿星『磋武利雅を流行らせる
  • 萬屋のジュン
    この世界の哀川潤。ど派手な赤い着物を着こなした、この世界の基準からすればかなり長身の女性。
    江戸で何でも屋を構えており、妖怪退治から落し物の捜索まで様々な依頼を請け負っている。ただし、基本的に殺しの依頼は受け付けていない。
    「そーいうのはほかにやってくれる奴がいるからなあ。下手にあっちの領分を犯して騒ぎを起こす必要もねぇし」とは彼女の談。
    近所に住む人々に頼りにされている一方で、こそ泥や妖怪たちからは赤い鬼とか鬼殺しとかいう大仰なあだ名で呼ばれて恐れられているようだ。
    金さえ積めば色々と手助けしてくれるが、前述しているように『闇系の仕事』に関しては取り扱っていないので注意。
  • "覇組"のラオウ
    江戸の町火消し、いろは47組の1つ、は組の頭領。北斗神拳伝承者の1りでもあり、トキの兄にあたる
    数年前に江戸で起きた大火事の際、素手1つで建て物を壊して延焼を食い止め、残った炎を全身全霊の一撃を持って天に還し、江戸が火の海から救い出したという逸話がある(ちなみにその後、3日ほど診療所で病院食を食べるハメになったとか)。
    現在はその時の報奨金を元手に西洋式茶店、「かふぇてらす・きゃっつあい」を経営しつつ、相も変わらず江戸の町を火事から守らんと奔走する日々が続いているようである。
  • 藤枝梅安
    品川に暮らす鍼医。
    筋骨隆々とした坊主で、口数の少ないこともあって一見は強面だが、名医としての評判高く、慕われている。
    上方でみっちりと修行を積んだとかで腕も良く、また重病のものには自身が出向いて治療する事も多い。
    診療所は林の奥にひっそりと建っており、そこで梅安は一人暮らしをしている。
    仕掛け人?

    藤枝梅安は金ずくで殺しを引き受ける熟練した仕掛け人である。
    ある男を殺した事をキッカケに裏社会に足を踏み入れた梅安は、その針で相手の急所を一突きにして殺す。
    無論、誰彼構わず依頼を受けるような事はなく、基本的に信頼のおける元締めを通してしか受け付けない。
    また基本的には単独で殺しを行うが、親しい友人(やはり仕掛け人である)と協力することも多い。

  • 緋村巴
    良く効くと評判の薬屋を営む夫婦の嫁さんの方。
    お人好しで天然気味な旦那とは逆に無口無表情なクールビューティ。
    実際には子供好きで面倒見が良いのでよく子供達の遊び相手になっている。無表情なのが夢に出てきそうで怖いとか言われてたりもするが。
    たまに人知れず憂鬱そうな様子を(無表情ながらに)見せたりもしているが……?
    その正体

    緋村抜刀斎の妻。薬屋夫婦は抜刀斎が世を忍ぶための仮の姿である。
    とは言え、抜刀斎自身は巴と正式な夫婦になる事を望んでおり、巴もそれを承諾している。
    本来は人を斬る事すら好まない温厚な性格でありながら、冷徹非情の人斬りでなければならない抜刀斎にとって、心の拠り所と言える存在である。

    しかし……

    抜刀斎は知らないが、彼女は祝言直前だった婚約者を抜刀斎の手で殺されている
    抜刀斎に近づいたのも本来は復讐のためであるのだが、人斬りであるにはあまりにも優しすぎ、そしてそれ故に人斬りである事に苦しむ彼の姿に憎む事が出来なくなってしまう。
    復讐という本懐を遂げるか、抜刀斎という刀の鞘である事を選ぶか。
    思い込みの激しすぎる弟が現れた時、彼女はその答えを出すのかもしれない。

  • 新津覚之進
    京の山奥に住んでいる最近評判になり始めている陶芸家。
    人間嫌いな性格で、「人と関わらずに済むから陶芸家をやっている」と発言するほど。一方で、何かを隠すかのように人付き合いを避けているようにも見えるが……
    陶芸家ではあるが、本人曰く「真の天才は何をやっても完璧」という事で万事をこなす。
    人間嫌いなのに、普通に嫁さんがいる。
    その正体

    飛天御剣流継承者、第十三代「比古清十郎」。緋村抜刀斎の師匠である。
    飛天御剣流の理は「時代の苦難から人々を守る事」であり、その解釈をめぐって抜刀斎と対立、比古の「権力に与するべきではない」という忠告を拒否して抜刀斎は比古の元を立ち去っている。
    ある意味歴史の表舞台に立った抜刀斎とは逆に、夜盗や魔から人々を守るために人知れず戦っている。
    抜刀斎の師匠なので、当然のように抜刀斎より強いっていうか、本シナリオのジョーカーの1人。

    嫁さんについて

    夏津。旧守谷藩の姫君で洩矢姫とは遠い親戚。
    かつての比古は現在の抜刀斎の様に理想に燃えており、幕府にいわれのない嫌疑を掛けられた守谷藩に剣術指南役として手を貸していたが、結果として「守谷藩が暗殺者を雇い入れた」という噂も立ってしまい、結果として守谷藩が取り潰しの一因になってしまった。
    夏津と恋愛関係になっていた比古は幕府と守谷藩の全面戦争では鬼神が如く刀を振るって、夏津を伴い守谷藩を脱出。以後は彼女を幕府の目から逸らす意味も含めて隠居生活に入った(この辺りの事情は抜刀斎も知らない)。
    この出来事から比古は「力があり過ぎる飛天御剣流が権力に与するとロクな事にならない」と実感、理想に燃えてたのが人間嫌いへと見事にヒネくれ、あくまで自分の手が届く範囲で人々を守る事を決めた。

  • 倭利男(わりお)
    京の商人。店の規模はそれなりにあり、売り上げも上々。魔理雄とは幼馴染であるが、仲ははっきり言ってかなり悪い。一説には窟覇よりも悪いとか・・・。商人になる前は宝探しを生業にしていたと本人は言っている。
    商才はある方で、博打なやり方で儲けることを得意とする。ちなみに一度としてそれを外したことはない。
    それ故に扱う商品は間違いないということで魔理雄は取引先の一つとしていた。
    他の得意先に公家の一条三位や大亀藩の窟覇がいる。
  • ガイバラ
    日ノ本が誇る人間国宝の陶芸家兼美食家。
    京の都に豪華な屋敷を構えている。
    気難しい性格で、稀に良く「イッカーン!!」と叫びながら壺を投げ割ることも…。
    ワナを用いた武道「ワナ道」の師範でもあり、年に一度行われる『天下一ワナ道会』の歴代最高記録の持ち主。
  • サチ&オロ
    料理屋「屯飯(とんふぁん)」を経営する親子。
    看板娘のサチは京の子供達に好かれている人気者。
    父親のオロは普段はおとなしいが、『天下一ワナ道会』で司会を務める時だけ性格が変わる。
    それにしてもこのオヤジ、ノリノリである。
  • レティ
    一年前の年末が近づき始めたころに能登の山で倒れているのを見つかった謎の少女。
    記憶がロストしており、自分に関することをほとんど失くしていたが、服の裏の刺繍の文字から
    「これレティって読むんじゃない?南蛮の文字読めないけどきっとそう」
    ということでレティと呼ばれている。あんたらそれでいいのか?
    手掛かりといえば、着ていた服と何かを誰かに渡さなければならないと覚えていたことぐらいである。
    見つかった当時は「雪女ではないか?」と騒がれたが今はそんなことは全くなく、村人たちとの仲も良好である。
    現在は秋姉妹の神社で一緒に住んでいる。
    熱いのも暑いのも苦手で、風呂はほとんど水らしく、夏場は氷水に足を浸している。
    宿星『記憶を取り戻す
    その正体

    この世界のレティ・ホワイトロックであることは言うまでもない。
    しかし、この世界のレティは雪女ではない。露西亜の精霊スネグーラチカである。
    普段は祖父のサンタクロースと共に子供たちにプレゼントを渡すべく飛び回っているのだが、去年の冬の仕事中にソリから落下し、能登の山の中に不時着。その際に頭をぶつけ、記憶喪失と相成ったわけである。
    サンタクロースは必至こいて探しているが、大結界のせいで日本の中には入れないでいる。

    元ネタ詳細

    上記の通り、スネグーラチカとはロシアの精霊である。
    祖父の名前はサンタクロース・・・ではなく、本当はジェド・マロースという霜の精霊。
    だが、ロシアではサンタクロースに該当する。
    民間伝承では孫娘となっているが、戯曲等においては娘だったりする。
    余談ではあるが、ロシアでこの二人がプレゼントを配るのは年明けである。
    とまあ、なんやら難しく書いているが、サンタの孫娘と思ってくれて差し支えない。

  • ペケジ
    自称「シレンの弟」。 江戸の店で働いていたが、シレンに憧れ旅に出ようとする。
    店に来た時、PTメンバーにシレンがいれば勝手に仲間になるが、ある程度旅すると空腹を訴えてPTメンバーから外れてしまう。
    宿星『シレンと八回以上旅に出る』 覚醒後のペケジは空腹を訴えなくなり、さらに会心の一撃を出すようになる。
  • プラズマおやぢ
    黒い頭巾に褌一丁の格好をした謎の男。
    主要な都市や宿場町で占い屋を営んでおり、有料ではあるがヒントをくれる。

温泉宿「水瓜屋」

伊勢国は菰野にある温泉宿。昔は大いに繁盛していたが、今は経営不振が続いている。
元々この地は湯量が少なく、過去に枯れたこともあったらしいが、その度に新しい源泉を掘り当てている。
そして現在、再び温泉が枯れかかっているらしい。

  • 水瓜屋の伊吹
    この世界での伊吹萃香。
    老舗の温泉宿「水瓜屋」の現在の女将。
    かつては街道一の宿としてその名が知られていたが、先代の主人や女将ら、要となる人材が相次いで亡くなり、客足が遠のき寂れ、廃業を待つばかりであった所に現れる。
    本人曰く、この宿には大きな恩があり、このまま廃れていくことが我慢ならなかったとのことで、水瓜屋を立て直すために女将として切り盛りする事を宣言。
    見た目はどう見ても少女というか幼女にしか見えないのだが、その見た目にそぐわぬ知識や、誰もが忘れさっていた過去の事案にも詳しく、また観察眼にも優れている。
    彼女の宿星とその正体

    はるか昔、京の朝廷が権力を握っていた時代の大妖怪、鬼達の首領・酒呑童子。
    朝廷からの刺客に調伏、封印された後、長き年月を経て封印から抜け出すことに成功。
    力のほとんどを失い、彷徨い歩いていたところで当時の水瓜屋にたどり着き、そこで手当てを受ける。
    人の温かさに感銘を受けた萃香は、この恩は必ず返すと心に誓う。
    それから更に歳月は流れ、かつて世話になった水瓜屋が存続の危機に陥ったと聞き、今こそその恩を返すべきと現れたのである。
    宿星は『寂れた水瓜屋にかつての繁栄を取り戻すこと』。


  • 水瓜屋の花板(メイン料理人)を勤める、白髪に黒い肌の青年。
    その料理の腕には定評があり、特に炎の扱いに長け、喧嘩も強く水瓜屋の用心棒的な立場も兼ねている。
    が、女将である伊吹に尻に敷かれ気味な面も、本人としては敷かれっぱなしというのは不服なようだが。
    時々光が逆流して絶叫することがあるとかないとか。
  • 雷漠(らいばく)
    水瓜屋の立板を務める寡黙な男、現在は兄夫婦の遺した姪と二人暮らし。
    かつては加州藩の藩士で非常に優秀な人物であったがある騒乱での誤報が元で部下を多数失い、その情報の出元である加州藩家老に殴りかかり、追放となる所を不憫に思った名取玖須が生活する場所を融通した過去がある。
    合気他古武術の凄腕の名手でもあり、『死体を見つけるまでは必ず生きている』とは闘った相手の弁
    立板を務めるだけあり料理の腕はよく、茶や薬などにも造詣が深い。
  • 仲居の愛瑠
    水瓜屋にて仲居を務める女性。
    仲居としての業務だけではなく、宴会の際にはどこかで習ったのか、西洋式の管楽器、トランペットを披露し、会場を盛り上げる役目を担う。
    会話が苦手なのか、言葉のイントネーションが時々おかしい時もあるようだが……
    その正体

    言うまでも無くメルラン・プリズムリバーその人
    襲撃にあってはぐれた際、人買いに見つかって捕獲、そのまま長崎にて商品として出荷されようと運ばれる最中に盗賊が襲撃。その混乱に乗じて運良く脱走に成功。
    その後必死に逃げ続け、疲労も限界に達し気を失いそうになったところで山奥で料理の材料として山菜を収穫に来ていた雷獏と圭に遭遇、そのまま保護されて水瓜屋に運ばれる。
    目覚めたところで何故か英語を話すことが出来る雷獏に事情を説明、下手に動き回るよりはここにとどまっていたほうがいいということで水瓜屋で働くことになる。
    その際日本語は雷獏から教わり、髪の色も黒く染め、日本人を装っているが、未だに不慣れなところもあるようである着物とか一部分苦しそうだしね

遊女

いわゆる芸者や娼婦の通称。
様々なタイプがおり、通常手が出ない太夫と呼ばれる高級品も居る。
吉原遊郭での営業は許可さえとれば合法なので吉原に特に多いが、違法で夜鷹をしている遊女も居る。
あえて分類を付けるならば江戸の芸者は体を売るのが多く、京の女は芸で挑む

  • 白鶴太夫
    この世界の臼姫。
    元々は武家の出身、しかし少女時代に家が滅び生きる為に自ら吉原に入り名を捨てた。
    その豪快な性格と絶品のスタイル、そして何より経験者が「死んでもいい」とまで語る具合の良さで太夫の座まで上り詰めた女傑。
    気に入らない相手には侍だろうと文句を付けぶん殴るなど義侠心に溢れ、妹分たちの危機を決して見捨てない為吉原の皆から慕われている。
    人を見る目があり彼女が床を共にする男は例外なく大物になると呼ばれている。
  • 薄紅太夫
    この世界の西行寺幽々子。
    美貌とアソコの具合以上にその教養の深さが知られる、体の相手よりも芸者遊び望む客が多い始末。
    幼い頃父親が歌を極めるため旅に出ると言い出し、その資金のために売られて嶋原に入った。
    その透き通った肌と美貌で瞬く間に上り詰め遂には京の太夫にまで上り詰めた。
    だが意味不明で難解なしゃべりをすることから知識人が多い客の受けはとても良く、それをひけらかすこともないので神保もある。
    だが、深い関係になった客が須らく死んでることから呪い太夫と言う字名を持つ。
    本人もそのことは非常に気にしており最近客を取る回数が減り始めた。
    宿星「死の真実を知る
  • 死なずの妹紅
    この世界の藤原妹紅であり花魁兼用心棒。
    不死による果てし無い虚無感に囚われている中、遂に苦界へと身を堕した。
    美貌とその白い髪から外見的評価は高いが非常にぶっきらぼうでその上マグロ、その為リピーターが極めて少ない。
    妖術を用いての汚れ仕事、致命的なルール違反を犯した客の処分も請け負っているが、偶に不死を生かして超絶的変態の相手をする事の方が多く、二度三度と死ぬような経験を幾夜も過ごしており、それが更に儚げな雰囲気を増している。
    だが生きようとする意思のない妹紅はこの現状に不満はなく、ただ花を売ったり殺すだけで飯に困らないのだから安いもの。憎むべき相手(ソックリさんは見かけたが話した結果別人と判断)も居らず生きる理由も無い、籠の中の不死鳥である。
    吉原の用心棒である岡田以蔵は数少ない「馴染み」ではあるのだが、酒を飲みつつぽつぽつと会話をするだけで、褥を共にする事は無い。
    最近吉原に住み着いた人識の事が本能的に嫌いらしい。
    宿星「生きる目的を見つける

渡世人

アウトロー、犯罪者、博徒やヤクザ者の類。
彼らは社会の陰に生き、多くは非合法な方法で人々に様々なサービスを提供する。
しかし、そんな者たちにも義理や人道は存在し、それを守らない者は弾き出される。

  • 「三月団」
    日光(さにぃ)、月子(るな)、星(すたぁ)の三人のこそ泥。
    商人・大名屋敷から「三月団参上ーッ!」と華麗に大判小判を頂いた後、逃げる途中で何時の間にか風呂敷が破れてそれらが下町に降り注いでしまったり、飢饉の村々の軒先にイノシシの死体を鎮座させて住民のショック死を狙ったりと数々の悪事(?)で人々を恐怖のどん底に陥れている。さすが三月団だなんともないぜ!
    宿星「『究極の強奪』クリア」
  • "怪盗"玉葱小僧
    江戸の町の夜に暗躍する、謎の大泥棒。
    悪徳商人やヤクザの親分などが阿漕な手段で手に入れた美術品やらを獲物とし、犯行予告を送りつけた上で鮮やかな手口で盗み出すと共に、その品物があった場所に、持ち主がこの品を手に入れるまでに至った手段を事細かに書きつづらった書と共に、一口かじった玉葱を置いて行く
    その活躍から一般庶民からはヒーロー扱いを受けている一方、盗みという手段を行っていることから同心からみれば彼?もまた「犯罪者」という事実には変わり無いのである。
  • 「電撃の団」
    団長:蛇留(ダール) 幹部:相隠(アイオン) 彫戸悪巣(ボルトアクス)
    洩矢姫を誘拐しようとする盗賊団。
    盗賊団という割にはこれといった悪事を働いている様子は見えず、
    それどころか一部イベントで盗賊団相手に主人公と共闘することまであるが……
    洩矢姫を狙う理由

    実はこの三名は公儀隠密であり幕府が放った刺客。
    非想天則の力を欲した幕府が洩矢姫を誘拐するように命じたのだ。

    • いかづちお雷
      この世界の堀川雷鼓である。
      伊賀忍上忍三家のある一族の族長の孫娘てあり、当初は一族再興を果たすために褒賞金目当てで電撃の団に入団し幹部の一人となり、蛇留達とは別行動をとって単独で洩矢姫を狙っていた。
      しかし、あるイベント終了後に洩矢姫一行を襲撃した際、非想天則の力を狙う行為が過ちであった事を知って己の不明を恥じるとともに改心し、洩矢姫の寛大さと容姿と一行の楽しげな雰囲気に惹かれて一行に加わることになった。
      洩矢姫一行に加わった後は薬の行商人に扮して一行と行動を共にすることが多いが、たまに単独で諜報活動を行うこともある。
      つかみどころのない飄々とした性格で洩矢姫に惚れているのか宿屋で洩矢姫にお触りする事も稀によくあるため霧さんと弟さんに警戒されているが、悪事を暴く際の諜報活動や薬の知識を活かした手当てが評価されており洩矢姫達の信頼を得ている。また、情に厚く正義感が強い一面もあり、電撃の団にいた時から諜報活動の途中で女性が危機に陥っている所に直面した際はその女性を助ける事が稀によくある。
      戦闘時は片手刀と体術・忍術を用いて戦うほか簪を飛び道具代わりに使って戦う事もある。また、この簪を矢文代わりとして洩矢姫一行に情報を伝える手段としている。
      余談だが、お雷の諜報活動中における入浴シーンは彼女の代名詞と言える場面であり、一枚絵&カットイン集にも登録される。(ただし、湯煙によるガードが厳しいが)
  • 泥知恵(どろっちぇ)団
    出島周辺に出没する小さな盗賊団、と言っても彼らが狙うのは価値のある宝や伝説の財宝と言った物ばかりで、通行人から盗みを働くようなことはしない。
    かつては譜歩符藩周辺で盗みを働いて名の知れた盗賊団となり、憧れである西洋に渡ろうと出島周辺に来たはいいが、妖異の一種:屍兵に有り金をほとんど盗まれてしまった事で一文無しの貧弱盗賊団に成り果てた。
    • 泥知恵(どろっちぇ)
      「泥知恵団」の団長。女子供を襲わない事から実はいい人だったりする。
      シルクハットをかぶっているがこれは彼が西洋の紳士に憧れているからである。そのため「田舎者」と言われると怒る。ちなみにツッコミに定評がある。
      ここ最近、自分の無力さを感じ「悪人として生きるのは無理ではないか」と悩むようになった。
    • 須品(すぴん)
      サングラスと赤いスカーフが似合う常識人(ネズミ)。主にツッコミ担当。
      スリの上手さに定評がある。
    • 毒(どく)
      発明家で絡繰りの専門家でもあるが、資金が無いため新たな絡繰りが作れず困っている。
      たまに泥知恵をおちょくる事もある。
      旧守矢藩の非想天則に興味があるらしい。
    • 素徒論(すとろん)
      泥知恵団一の巨漢。食いしん坊で食う事しか考えてない。
  • 鉄火場「素兎」
    稲場の貞(この世界でのてゐ)が胴元を務める賭博場。
    チンチロやオイチョカブ、はたまた大陸から流れてきた麻雀まで、あらゆる賭博を取り扱う。
    一夜にして大金を得られる事、なによりもしも胴元に勝てれば一夜を共にできるとあって、通う人間は後を絶たない。しかし、一人として胴元に勝利した者はいないとの話。
    もしイカサマをすれば、たちまち用心棒の罪屠(この世界でのザイド)に身包み剥がれていろんな所に沈められるともっぱらの噂。
  • 霧隠れマリサ
    この世界での霧雨魔理沙。
    忍者の里を抜けた抜け忍で、しばしば江戸の町を騒がせたサポならぬメインシ。里を抜けた理由としては、「元々私は忍者なんて柄じゃ無いんだぜ」とのこと。
    ちょっと前に武龍斗さんに懲らしめられて以降、盗みは止めて彼の舎弟として、追っ手から逃げながら面白おかしく過ごしている。
    お隣の国からサポシしてきた道具「八卦炉」によって火を起こせる。野宿する時薪に火を付けたり戦闘で大火力を発揮したりでそれなりに信用されているっぽい。
  • 英知のお夢
    この世界での岡崎夢美。
    和蘭の最新技術を積極的に取り入れる蘭学者。
    自他共に認める天才で、和蘭から学んだ技術で自製の兵器をいくつも所持している。
    妖異や外国の脅威に打ち震える者たちには、今すぐに戦う力が必要だった。そのため、医学や武器の開発にも長けた蘭学は必ず日本のためになると考えているが、あまり世間からの評判はよろしくない。否、悪いのではなく、他に見るべきものが多すぎて、視界に入っていないのだ。
    蘭学こそはこれからの時代に必要なものだと考えるお夢にとって、これは悔しいことであった。
    なればこそ、自分の信奉する技術を兵器に転用してまででも、妖異を自らの開発した兵器によって撃破することで蘭学の名を世に知らしめようとしている。
    結構な過激派ゆえ、同じ蘭学者からも良い目では見られていない。
  • スズメ組
    人里離れた竹林で宿「笹部郷」を経営する、ちょっと怖いお兄さんたち。でも普通に可愛らしい従業員もいるってか普段はそっちだけ表に出る。
    実際は人も妖怪も受け入れる宿で、特に天狗の利用者が多いとか。妖怪もそうだが、人間でもあまり人と関わり合いたくない、世俗を離れた暮らしがしたい者たちに人気。人気だけど宣伝してないので知る人ぞ知る名店といった趣。
    うなぎ屋の夜雀はスズメ組の跡取りでもある。
    • 雀刃(ジャンバ)太夫
      スズメ組の長で笹部郷の店長。そして夜雀の父親。
      寡黙で紳士的かつ凄腕のサムライであり、薩摩次元流の一撃必殺を体現するほど。
      あと酒に極端に弱い。

外道

左道とは、天の理に背く道。そこに踏み出す者を外道という。そこに住まう者を鬼と呼ぶ
すなわち渡世人の中でも明確な一線を踏み越えた大悪党共。
だがその分挙げている利益や凶暴性は一般的な渡世人とは比較にならない。
渡世人崩れを初めとしたはぐれ物が多いが一般社会に紛れ込み民衆を苦しめる人の皮をかぶった鬼も此処に入る。

  • 地霊組
    渡世人の中でも札付きの連中が集うヤクザ組織。
    阿片を初めとした禁制品の売買や諸外国への人身売買、更にはカタギ相手に平然と殺人を行うとびっきりの連中。
    畜生の巣とも称され同業からも蛇蝎のごとく嫌われている。
    だがそれ以上に利益は挙げており各組織とも何らかの形で取引は行なっている。
    八丁堀は幾度も壊滅作戦を立てたが地霊組は一部家老や同心に袖の下を送り続けており成果は全く上がらない。
    • 鬼の勇儀
      この世界の星熊勇儀。地霊組の親分をしている。
      かつては大妖怪「酒呑童子」の親友として猛威を振るっていたのだが人間に敗北。
      何とか生き延びた勇儀は歴史の裏で静かに暮らしていた。「畏れ」による信仰が事実上消滅したためその力は失われる代償と共に。
      だがその侠気は変わらず、人助けや自分を慕う人妖を受け入れた結果小規模ながら組織が誕生、面倒見のいい事で有名な女親分だった。
      だが放逐された悪党や時空断絶により行きどころのない連中を拾った結果ルール違反として当時のシノギを壊滅させられる。
      その為通常のシノギは行えず、組織維持のためだれもやらなかった外道のシノギに手を染め結果的に地霊組は巨大化し関八州最大の組織となった。
      当初は罪悪感を覚えることもあったが今では心まで悪鬼と化しており外道へと堕ちた。
      その所業に因る「恐れ」により鬼としての力を取り戻したため、剛力無双を誇り武者や妖異を殴り殺す怪物的強さを誇る。
      角はあるが偽装可能、本気になると出てくる。
    • 毒蜘蛛の山女
      この世界の黒谷ヤマメ。地霊組の殺し屋。
      元は明るく人気の花魁であったが病にかかり放逐され死に掛ける。
      その時の恨み憎しみで妖異と化し病や毒を操る異能を手にする。
      異能を使い各地で殺しを行っていたが最近地霊組に落ち着く。
      毒の媒介となるのは特注の糸でそれを使い飲食物に致死性の毒を垂らしたり傷をつけて毒殺するなどの殺しを行う。
      また山女は阿片を嗜んでおり稀に良くトリップ状態にある。
      妖異と化したことにより肉体面でのデメリットや薬物依存に陥ることはないので仕事のない日はトンで居る。
      最近知らないおっさんと娘が「刀探せ!……探してくださいホントお願いします」と言う幻覚を楽しんでいる。
    • 鬼火の鬼皇
      この世界のキスメ。本来の世界と違い成人している。
      地霊組の組員をしておりその力を振るう。
      兎に角無口で物静かだが、そこからは想像できないほど凄まじく凶暴な性格。
      喧嘩で何人も殺して元居た組から放逐されたが地霊組に拾われた。
      妖術の使い手でもあり鬼火を操ることが可能。二つ名は此処から来た。
      仕事としてはミカジメの回収の手伝いがメイン。
      兎に角しゃべらないため回収業務その物は行えないが、支払いを拒む相手を無言でボコボコにしてミカジメの回収をしやすくする。
      その為鬼皇が来るだけで大抵の店は金を払うようになった。
      だが本来の世界と同じく狭い所が好きなようで特注の桶に普段は入っている。
    • 紫鏡
      超弩級の狂人剣士。「禿鷲」と言う名の連結刀を得物として使う。
      人を切ること、そして切られること、この二つを何よりの喜びとしており各地で辻斬りを行っていた。
      そんな折に地霊組の噂を聞き、何でもありの風潮を気に入った為組に入り以後は用心棒や殺し屋として実力を発揮している。
      信じ難い事に元新選組隊士。快楽殺人がバレて放逐されこそしたがこの世界の新選組はそれを知らないため追っ手がかかる様子もない
    • 当たり屋の谷岡
      地霊組の組員の1り。ホモであり、なぜか自前の大八車を持っている。
      表向きは運び屋だが、依頼人が地霊組の組員ではない場合に法外な価格の依頼料を請求したり、通行人にわざとぶつかって因縁をつけて賠償金を払わせたりと地霊組の金ヅルとして働いている。
      楽園亭冨螺鄭の友人であり、彼女には色々と世話になっているらしい。
    • 空手師範:秋吉
      江戸にある道場で空手の師範代として貧弱一般人に空手を教え込んでいるが、それは表の顔であり、裏で教え子達を人身売買にかけ、その儲けを上納する形で地霊組に協力している。
      また、地霊組の組員に迫真空手を教え込んでおり、組織の戦力向上に貢献している。
      羅刹であるためか身体能力は幹部に匹敵するほど高いが、汚い手段を用いてでも自らの欲望を満たそうとする様子から、性格はカスその物である。
    • 大坊
      地霊組の下っ端。
      元は普通の染料売りだったが、当たり屋の谷岡と一悶着起こした結果、自分を売って地霊組に入った。
      基本的に弱い者には横柄で強い者には従順な外道である。
    • 地霊組の貧弱一般チンピラ
      地霊組の下っ端であり、固有の名前が無い。
      江戸や大坂といった都市で主人公に粘着してくるが、戦闘前に出る選択肢で『見逃してくれよ~』を選べば所持金の一部を払って見逃してもらえる。逆に『払う金なぞ無いね』を選ぶと戦いになる。
      主に体術や剣術の使い手が多く、貧弱一般と付いてるだけあって強さは名有りキャラに及ばないものの、シナリオ序盤では結構苦戦する強さとなっている。
    • はぐれ奉武道
      元々は物之符藩主に仕えるはずだったが、狼藉を働いたために追放されたり人数が満員だったために藩主に仕える事なく門前払いされた奉武道達。
      追放された後ははぐれ者同士で徒党を組んで地霊組に入り、彼らの仲介で欄倶の用心棒として働きつつ民草から搾取する外道と成った。
      • 杉野古 村野清(すぎのこ むらのしん)
        はぐれ奉武道達の頭領で、達人に匹敵するほどの剣術を持つ虹奉武道。
        彼に刃向う者は悉く消されたという逸話から『失踪の村野清』の異名を持つと恐れられている。
        元々は優れた剣術と仲間想いな心の持ち主であり根っからの悪党ではなかったが、追放後は悪友の南鳳清閃鬼丸に誘われて悪の道に入ってしまった。
        物之符藩から追放された理由は「ただ単に忘れ去られたから」であり、忘れ去られた悔しさと恨みをバネにしてのし上がろうと画策している。
      • 南鳳清閃 鬼丸(なんほうせいせん おにまる)
        はぐれ奉武道達の副将である赤奉武道。はぐれ奉武道の中でも根っからの悪徳武芸者であり、杉野古村野清たちを悪の道に誘ったのも彼である。
        自らの剣術『鬼丸流剣術』を本物の剣術と称して他の剣術を使う剣客を嘲笑うが、この剣術は守備がガラ空きであるという弱点には気づいていない。
        『鬼丸流剣術』を試すため辻斬りを度々繰り返していた事が藩主にバレてしまい、物之符藩から追放された。
      • 助流徒 論冨来無(すけると ろんぷらいむ)
        南鳳清閃 鬼丸と共にはぐれ奉武道達の副将を務める灰奉武道。
        過去にあった戦いで瀕死の重傷を負ったが、異界の技術によって「さいぼぉぐ」となって復活した。
        機械の体を得た事によって、ボイス弾に加えて「れぇざぁ」や「きゃのん」といった攻撃を仕掛けてくる。
        「維持費が物凄くかかるから」という物之符藩主の身勝手な理由により物之符藩から追放されたため、物之符藩主を恨んでいる。
  • 外流戸(げるど)海賊団
    外流戸(げるど)藩を牛耳る忍者達。
    全員がくノ一である。
    少し前まで貧弱一般海賊団だったが、奈紡流が団長になってからは、交通の要衝となっている海峡で猛威を奮うようになった為、行商の流れを止めている。
    幕府も頭を悩ませているが、将軍が動かないので事態は悪い方向に進展しつつある。
    • 奈紡流(なぼーる)
      外流戸(げるど)海賊団の団長で気の強い姉御肌な性格。
      元々は一匹狼の義賊で外道を嫌っていたが、津院老婆(ついんろうば)に攫われて洗脳を施された為に外道と成り果てている。
  • 北斗盗賊団
    悪逆非道の盗賊団。
    辺境の村々や集落を襲い、奪って犯して殺してのフルコースを行う外道共。
    規模は数十人程度だが構成員は北斗神拳なる強力な武術を会得しており並の官刑なぞ相手にもならない。
    奪った金品は表で捌ける物は捌き、本当に価値有る美術品や売れそうな少年少女はパチュリーと接触し英吉利に売り捌く。
    人間相手はともかく美術品の取引で間違いなくボラれる事は理解しているが、明日なんていらず今日の悦楽に溺れればいい連中なのであまり気にしていない。
    • ジャギ
      北斗盗賊団団長。
      北斗神拳伝承者候補だったが「お前弱いからダメ」と言われて落ちぶれた。
      それ以後この時代のモヒカンズを集め盗賊団を結成し各地で悪逆非道を行う。
      自らを伝承者に選ばなかった北斗神拳への最大の復讐としてモヒカン共に北斗神拳を伝授する暴挙に出ている。
      ジャギが北斗神拳への復讐心を糧に根気よく教えた結果、構成員の殆どは初歩レベルではあるが北斗神拳の会得に成功。
      現在の唯一の目的は北斗神拳の名を貶めることであり、北斗盗賊団の評判が広まった結果見事に成功している。
  • 悪徳金重
    巨額の富を溜め込んだ悪徳豪商人。
    悪徳は情報の扱いに天性の才を持ち、それで数多くの商売仇を嵌め市場を操作し莫大な富を手にした。
    泥棒の様にがめつく、乞食のようにけち臭いと称される性格をしており粋を愛する江戸っ子からは蛇蝎のごとく嫌われている。
    この時代にしては珍しく合理性と効率を徹底しており枝店(チェーン店みたいな物)による流通加速で儲けは更に加速した。
    金を何よりも愛しその為なら平気で他者を貶める外道、だが商売も手段も違法でもなんでもない為誰も手が出せずにいる。
    現在は「公家御用達商人」の称号を手に入れるべく一条三位と手を組んでいるとか…。

  • かつて汁部須太論の下で学ぶ優秀な歌舞伎役者であったが、
    金重に「お前は須太論のからくりだ」などとそそのかされ須太論から離れる。
    金重の後援もあり歌舞伎界の頂点に立つものの自身の功績を須太論とセットで語られる事に対し富の心情は穏やかなものでは無かった。
    偶然下町の路上にて須太論と再会した富は須太論に舞台での勝負を持ちかけるが……?
  • 悪代官
    時代劇における悪人の代表格、山吹色のお菓子や芸者の帯回しが大好きだったりする連中
    世間一般の真っ当な代官は君主の代わりに国を治める大変名誉な役職で多忙とストレスで胃がマッハなのだが
    コイツらは君主様の目が届かない事を良い事にやりたい放題好き放題。
    私服を肥やすために民衆に法外な要求を押しつけたり、他者を陥れたりと様々な非道を働かせる。
    悪事には妖異が一枚噛んでいることも。
    他の悪党に比べ、「権力」を行使し、中々尻尾を出そうとしない。手下も数多く率いており厄介な相手。
    もっとも市井に生きている身なら、企みに巻き込まれない限り、関わることはないだろうが・・・。
    • 欄倶(らんぐ)
      ここ最近になって椛吉に徴用されて出世した役人。守矢藩に対する幕府の強制検分の使者の1人でもあった。
      取り潰された旧守矢藩を統治する為に幕府によって派遣されたが、守矢城を乗っ取り、守矢藩を牛耳る悪代官として民衆に対し圧政を敷いたり重い税を徴収したり、挙句の果てには守矢藩の街道の要所に銭亀(ぜにがめ)を配置して法外な通行料をせしめたりと暴虐の限りを尽くしている。
      さらに守矢城に入る為に必要な6つの小判を旧守矢藩のあちこちにばら撒いて自らの私兵たちに守らせている。
      彼自身は地霊組や一部の妖異等とつるんでおり、近隣の貧弱な譜歩符藩には脅しをかける癖に玖渚藩や大亀藩に対しては媚びていたりと人格も小物であり、幕府関係者の中にはなぜコイツが徴用されたのか疑問に思う人もいる。
      旧洩矢藩の治安が悪くなったのも彼が原因である。
    • 蟻亜須(ありあす)
      馬流部留弟(ばるべるで)藩の元藩主。独裁者だったが加州藩士の工作によって失脚、藩を追われ島流しにされる。
      「千両ポンッとくれる」程度の気前のよさで部捏頭(べねつとう)を懐柔、透界熱党を雇い、更に私兵部隊(部捏頭曰く「口だけは達者なトーシロー」「タダのカカシ」と言われるほど弱い)を侍らせ、再び独裁者になろうと企んでいる。
      本人の戦闘力は私兵よりやや強い程度で、彼自身は肩書きだけの無能な小物である。
    • 腹黒主水之介助兵衛(はらぐろもんどのすけすけべえ)
      廻船問屋と結託してたり「山吹色のお菓子」や「帯回し」が大好きな悪代官の見本のような男
      しかしその割に現地の治世には熱心だったり相手に祈りを捧げるたり「正義が存在する為に悪が存在する」という哲学を持ってたり密貿易も対等な関係を得る為に苦心したりと悪代官なのかと疑いたくなるような事も
      欲は深いが謙虚さも忘れていないという事だろうかコイツもう真面目に代官やった方が良いんじゃないかな
      彼の邸宅は山ほどの用心棒と様々な罠が張り巡らされ、半端な正義の味方気どりはたちまち骨ぬなるだろう
      宿星は『悪徳商人と決別する
    • 沖ノ島将監(おきのしましょうげん)
      浦賀の港町の町奉行。
      悪徳商人の尾両留屋徳兵衛と共に浦賀近海で起こる深海棲艦による被害に便乗し私腹を肥やしている。
      浦賀近海では深海棲艦によって尾両留屋の船以外が沈められ、交易が尾両留屋によって独占されている状態にある。
      彼の背後にはロジャーと名乗る男がいるそうだが…?
      • 尾両留屋徳兵衛(おりょうるやとくべえ)
        沖ノ島将監と結託している浦賀の港町の悪徳商人。
        深海棲艦を利用し他の商船を沈めさせた上で浦賀近海の交易を独占し、さらに江戸にいる地霊組とご禁制の品を取引している。
        民草の中には尾両留屋の船が沈められない事を不審に思っている人がいるが、陸には沖ノ島将監の部下と地霊組、海には深海棲艦がいるため詮索した者は生きて帰って来なかったという。
  • からくり源内
    尾手城内部に存在するあらゆるカラクリの作り主。
    カラクリ製作に熱狂的で、自身の肉体もカラクリ仕掛けにしてしまった平賀源内
    侵入者を歓迎する時は随所に英語を交えた特徴的な口調で話す。尾手に協力し様々なカラクリを作り出す。
  • 山城国の山賊
    京の都周辺の山中を縄張りとする山賊。
    以前は目立った動きを見せていなかったが、ここ最近京へ向かう旅人を襲う等活動が活発化しているらしい…
    • 山賊頭領
      山賊の隠れ家に住むボス。
      頭領にしては小さくて愛らしい見た目なのはご愛嬌。
      こんな姿でも実力は結構あり、人柄も良い。
      以前とある戦士を打ち倒した際に手に入れた鍵のようなものを「悪霊の鍵」と呼び、それ以来、鍵を託す新たな戦士に出会うのを心待ちにしており「もっと強い猛者が隠れ家に殴りこんでくるまで暴れろ」と子分たちに指示を出している。
      何気に妖異や閻羅王の存在を知っている数少ない人物の1人である。
    • 山賊4人衆
      主人公がとあるサブクエストで戦う事になる、山城国の山賊の一味。
      山賊兵・山賊呪術師・山賊・得手本毛の4人で構成されている。
      道中で行き倒れたふりをして話しかけた旅人を襲っては、打ち負かした相手を生き埋め(ただし首だけは地面から出ている)にしている。
      • 得手本毛(えてぽんげ)
        独特な喋り方と奇抜な名前、何よりも妖異のような見た目のせいで山賊4人衆の中で一際目立つ男。
        とにかくで自分でもそれを自覚しているらしく、せめて皆の役に立とうとして食事当番を担当しているが、彼が作る料理はかなり不味いらしい…
  • 野庫部路須(のこぶろす)
    守矢藩と大亀藩の境にある丘の上の砦を根城とする、色の4人組の亀の悪党。
    守矢藩内の村の住人を弾圧し、連れ去って強制労働をさせている。
    しかし、黄色アホであるらしく他の三名は困っている。
  • 鯖朝(さばあさ)
    旧守矢藩に住む呪術師。
    彼女は「魔理雄よりも欄倶のほうがワルでみどころがあるわい」と欄倶の一味になって 蛇の小判を守っている。
    料理もできるらしく、使者の提灯お化け:部得絽(べえろ)に料理を持たせて欄倶の元に送るのだが、どれもこれもゲテモノだという。
  • 悪党
    混沌としたこの時代で様々な悪事を行っては、民草を苦しめる不届き者達。稀に妖異に魅入られている悪党も出てくる事も…
    その凶刃はこの世界を訪れた主人公に向くことがある。
    まあ、悪党相手に慈悲をかける事もあるまい。襲われたのなら返り討ちにしてやるのが筋だが、
    もし公権力に仕える身ならば、ひっ捕まえてお上の裁きを下させることもできるし、そうでなくても、捕まえることで彼らに引き渡すことができる。
    前者はあくまで仕事の一環だが、後者なら何か良い事があるかもしれない。
    イベントでもこいつらが出てくる場合があるが、手下はただのバイトだったり、飼い犬を連れていたり、剣劇スター気取りだったり、極度の恐妻家かつ子煩悩だったりと個性が強い面々がネタ要員として登場する事もある。
    悪党の名称は悪党の強さ・出現時間・出現場所によって変わってくる。
    • 辻斬り系
      暗闇に紛れて通行人を刀で斬り捨てる通り魔や剣客の類。
      刀の切れ味を試したい、斬り殺す事に快楽を感じる、金品の強奪……襲う理由は様々だが、どれも碌なものではない。
      • 辻斬り・曲者
        辻斬り系下位の悪党。悪党の中で最も弱い。
      • 武芸者・悪徳武芸者
        武芸に優れた人達。本来、武芸者は悪党ではないが妖異に憑りつかれた事で民草を襲うようになった。
        悪徳武芸者の方は自らの武芸の腕に酔いしれているのか、通行人を襲う根っからの悪人である。
      • 達人・剣豪
        剣術の達人。彼らもまた、妖異に魅入られている。
        中級NMの剣豪は数体の達人をお供に侍らせて安土城ダンジョンの入口を守っている。
    • 盗人系
      時代劇でもお馴染みの盗賊。
      基本的には殺しを平然と行う連中が多いが、盗みの三ヶ条(殺さず・犯さず・貧しきからは奪わず)を厳守する者…「本筋の盗人」と呼ばれる者もいるらしい。
      • 盗人・夜盗
        通行人から金品を強奪する下位の悪党。片手刀を扱う。
        奇襲が得意で素早さも結構ある上に「盗む」が厄介。
      • 城暴き・城荒らし
        古城の財宝目当てに城を荒らす罰当たりな盗人。
        「盗む」が使えなくなった代わりに、弓を扱うようになった。
      • 警護狩り・落武者狩り
        徒党を組み、警護者や落武者を狙う盗人。
        卑怯さは忍者以上であり、片手刀・弓を上手く使って急所を狙ってくるぞ。
    • 山賊
      主に峠や山道に出没する悪党。
      剣ではなく斧を使うので攻撃力が高いが、素早さが低めなので対処はしやすいはず。
    • 幻想の教団員/幻想の教団残党
      赤い忍装束に丁髷と奇妙な模様が刻まれた仮面という奇抜な格好の悪党。この奇抜な格好をしているのは名無しの教団員だけであり、名前有りの教団員は丁髷をつけておらず仮面も会合の時にしか着用しない。
      イベントで出る個体とランダムで街道に出る個体が存在し、後者は旅人に変装して待ち受けていることもある。
      素早さと攻撃力に長けており、片手刀や弓の他に忍術と日ノ本にはない不思議な魔法を扱うため、シナリオ序盤では苦戦させられる。しかし、防御面やHPは他の貧弱一般悪党と比べて低い。
      破壊幻想編クリア後は名前が『幻想の教団残党』に変化するが、特に能力は変化しない。
      教団員の源流

      彼らのルーツは幕府に恨みを持つ忍者や影忍の一派である。
      幻想の教団結成前は大道芸人として日々の糧を稼ぐ者もいれば、旅人を襲って略奪を働く者もいた。
      しかし、ある日突然現れた覇権によって統率され、『幻想の教団』は結成された。
      彼らが魔法を使えるのは、覇権が尾手院王から授かった魔導書の存在があるからであり、その魔導書も尾手院王が魔女パチュリーと取引して手に入れた物である。

    • 外法呪術師・憑りつかれた呪術師
      武器ではなく呪術で攻撃して来る悪党。主に恐山周辺に現れる。
      打たれ弱くHPも少ないが、式神を操ったりもするのでなかなか侮れないぞ。
    • 西洋冒険者くずれ
      ヨーロッパから来た冒険者くずれで、出島周辺に出現する。
      彼らのやっている事は盗人と変わらない。
    • 反逆家臣
      ある藩の藩主を裏切り、古城で悪党を率いるようになった家臣。
      安土城上層のボスで上級NM相当の強さを持つ。
    • 非道剣豪
      道を外れ、人切りを楽しんでいる剣豪。
      安土城中層のボスであり、古城の妖異の力によって上級NM相当の強さを持っている。
    • 鎧頭目
      日本鎧に身を包んだ剣豪「鎧武者」を率いる、安土城深層のボス。
      この世界に住む大多数の悪党の弱点である守備の低さを完全にカバーしており、更に鎧に秘められた妖異の力も加わった事で安土城ダンジョンに出る悪党の中でも屈指の強さを持つようになった。
    • 堕落武芸者・熟練城荒らし・下手人
      安土城の地下迷宮内の隠し通路の先にあるハズレの階層、通称「お仕置き部屋」で待ち受ける悪党達。
      幕府の調査隊をも苦しめた「隠し部屋の凶悪な悪党」とは彼らの事であり、深層に出てくる悪党並みの強さで部屋に迷い込んだ者に襲い掛かる。
    • 雇いの悪漢
      一部の悪党が主人公ヘ差し向ける刺客達。
      主に主人公が悪代官や悪徳商人絡みの事件を調査していると街道や街中で「お前に稽古をつけに来やしたぜ」と言いつつ襲い掛かって来る。
      素浪人や鷹匠、僧侶に扮した辻斬りなど様々なジョブを持つ3人組でそれぞれが中堅悪党並の強さを誇る腕利き揃いな上、極稀に現れる「御神一刀」や「鵜飼源司」など名前付きの悪漢はこちらのレベルに応じた強さとなる。
      撃破後に依頼書を落として逃げるのだが、それを読むと誰に雇われた悪漢なのか知ることが出来、イベント絡みの襲撃の際は手掛かりに繋がる情報が手に入る事もある。

仕事人

法では裁けない罪人を復讐できない者たちに変わって葬る闇の始末人。
多くの者は表の顔を持ち、或る者は町人、或る者は十手持ちなどを装っている。

  • 元締め・寅
    この世界の寅丸星。
    表の顔はだれにでも優しい善人ではあるが真の姿は裏稼業の支配者。
    掟の違反者には死の制裁を躊躇なく下し、自らも虎柄の槍と宝塔と呼ばれる呪具の使い手であり元仕事人である。
    ……なのだが明らかに何処か抜けておりその所業にギャップを感じる仕事人も少くはない
    一説には星はあくまでも影武者であり、寅の会には真の支配者が居るとの噂もあるが仕事におけるミスは存在しないためそれこそが演技との噂も…。
    宝刀「銀砂地の太刀」を所持、どうやら普段の仕事では使わないようだが…?
    宿星「同時変身を行う
  • 死神ネズミ
    この世界のナズーリン。
    寅の補佐をしておりその智謀はカミソリとも言われる。
    基本的に寅の側におり護衛も兼ねている、仕事人としての技能も非常に高く「だうじんぐろっと」なる異国の武器を操り数多くの鼠を使役する異能を持つ。
    死神とまで呼ばれる冷酷さを持ち、掟を破るものにはいかなる容赦もしない。
    ……勿論、その厳しさは自分自身にも適応される。
    宿星「関連イベントで生存させる
  • 業刻み
    裏世界でまことしやかに囁かれる伝説の仕事人。
    その仕事人は本当に必要とされた時だけ依頼者の前に姿を現し、仕事を終えると報酬も受け取らずに闇に消えるという。
    業刻みは伝説の存在ではあるが、ほぼ全ての裏稼業の人間から嫌悪感を持って語られている。
    義侠心から仕事人を初めている仕事人は少なくない、だがほぼ全てが自身を薄汚い殺し屋と自覚しており正義の味方気取りは大嫌いなのだ。
    金を受け取らないことから単なる殺人狂であり、殺す理由欲しさに依頼人を探すとの噂もある。
  • 影忍
    特殊な術を使わず、ただ実力と感性を磨き尖らせ人間としての限界を極める闇の住人。現在で言う、スパイやエージェント。
    幕府、朝廷共に多数の影忍を召抱え情報戦を行っている。
    • 十六夜一族
      影忍の中でも戦闘、特に妖怪や妖異との戦闘に特化した、幕府お抱えの影忍一族。
      常軌を逸する厳しい修行によって超人を幾人も育成し幕府の繁栄に大きく貢献した。
      しかし、活発化する妖異との戦いの中で一族は生き絶え、生き残っているのも超人としての訓練を受けていない子供ばかりである。
  • 匂宮雑技団
    最強最悪の殺し屋集団。十六夜一族と違って純粋に対人戦闘に秀でており、基本的にどこの勢力にも属さない。
    構成員は殆ど血族関係にあり、兄弟姉妹でセットになって仕事をすることが多い。
    作戦遂行能力は非常に高く、裏世界に住む人間の畏怖の対象となっている。
    • 匂宮出夢
      匂宮雑技団最悪の失敗作。
      雑技団に所属はしているが基本的に上からの命令は無視している。
      最近は人斬り人識を拉致して誘ってデートしたり殺しあったりしている。
      物理的な強さは最高クラス。
      また、彼と萬屋のジュンを会わせると京都の清水寺が倒壊するイベントを見ることができる。

退魔僧

法力によって悪しき妖怪や妖異を討伐する仏教僧の総称。
神職との違いは、信仰しているものの違いである。

  • 神浄の討魔
    全国を旅するはぐれ僧侶。この世界における上条当麻。
    僧侶の身でありながら布教など、僧侶らしい活動はまったくしておらず、法力も一切使えない。
    それどころか信仰心が薄い。唯一僧侶らしい活動は説教説法か。
    しかし、他人を救うためなら妖異だろうと人だろうと立ち向かうため、いつの間にか「退魔師」として名を馳せることになってしまった。
    こちらの世界においても右手の幻想殺しは健在のようだ。右手の所為で神仏の加護もぶち殺してしまっているので不幸だが
  • 虚無僧
    髪を剃らない半分僧侶半分俗人。
    頭には深編笠を被り、手に尺八を持つ。顔が見えないため食い詰めた待ち人や悪人などが変装することがあったので江戸幕府に規制され、ちょっと肩身が狭い。
    • 命さん
      みこと、と名乗る虚無僧。
      魔の存在を感知する程度の能力を持つ。
      僧ではあるが半分どころか大分俗世に染まっている破戒僧でもある。美味い物に目が無い。その愛嬌で周りからは割と気に入られている模様。
      全国を行脚しながら魔と戦っている(正確には魔を感知して、戦える人に頼るだけだが)。
      聖白蓮には複雑な思いを抱いているようだが、2りの関係は一体?
      黄泉還り?

      正体は死んだはずの聖命蓮。白蓮の弟である。
      ヒバチ封印を初めとする数々の功績を認められ、死後天へ昇り天人となった。
      しかし時空破断の影響を重く見た神仏たちによって地上への使いとなり、再び土を踏むことに。
      羅刹となってしまった姉を哀れむと共に、家族一人救えていないことを悔やみ、一度は開いた悟りをかなぐり捨てている。

  • 雀王(じゃくおう)
    かつて数多の妖異と戦い、撃破・封印してきた高僧の霊。
    非常に高い実力を持ち、如月式絡繰を倒してきた彼だったがそれでも春葉螺夷座の討伐は容易ではなく、滋那という名の女退魔士と二人がかりでようやく封印した。
    しかしこの戦いで滋那は死亡、雀王も致命傷を負い、封印を見張るために祠の傍に墓を作らせ、眠りについた。
    現在は滋那が使用していた絡繰銃・唐沢と共に春葉螺夷座を倒す力と意志を持った者が自分の下を訪れるのを待っている。その者にこの銃と己の願いを託すために…。

維新志士

物凄く分かりやすく言えば尊皇思想――「幕府じゃなくて帝を崇めてみんな一緒に外敵と戦うべきそうすべき」な思想で倒幕を狙う集団。
倒幕という目的は皆同じであるがその後のビジョンは開国派と攘夷(外国人死ね)派に分かれている。
やり口は「京都全部を火事にして天皇攫って俺たちが官軍って事にしちゃおうぜ!」や「悪い役人は天に変わって俺たちが誅す!」とか完全にテロリストだが、最終的に帝を担ぎ上げる事に成功してしまった為、一気に官軍になったのが史実の歴史である。
まあ、中には坂本龍馬を始めとした、信念を持った理想主義者も結構いるのだが。

  • 緋村抜刀斎
    維新志士に属する剣客。またの名を「人斬り抜刀斎
    少女と見まごうほど華奢な体躯の少年だが、その実力は維新志士の中でも最強と呼ばれる領域にあり、今までに数多くの暗殺を成し遂げてきている。
    陸の黒船」とまで呼ばれた流派「飛天御剣流」の使い手で、その抜刀術は神速の域に達しているとか。
    得物は殺人奇剣の「全刃刀」。
    この刀は見た目は真剣とほとんど変わらないが、あえて斬れる様に鋭く研いだ分、
    硬度と重量をかなり犠牲にして「破壊・防御」よりも「斬る」ことのみを目的とした、
    峰が存在しない玄人好みのあつかいにくすぎる諸刃の刀である。
    普通の剣客ではまともに振るうこともできず、なまくら刀より弱いただの鉄くずみたいなもんだってのに
    彼はそれを見事に使いこなし敵をばらばらに切り裂いている。
    冷徹非情の人斬りと思われているが、その本質は人々が安心して暮らせる世界を望む理想主義者であり、一般人を巻き込むような思想は良しとしない。そもそも、本来の彼は人を斬る事すら嫌う温厚な性格である。
  • トキ
    古代より帝を守護するために生み出された、経絡秘孔を突き相手を内部から破壊する強力な暗殺拳「北斗神拳」の継承者。
    明確に倒幕という思想を持っているわけではないが、帝に危機が迫る様なことに関しては、圧倒的な暴力によってこれを未然に防いでいる。今は朝廷に対して監視を強めている幕府の隠密達を血祭りに上げるのが食後の運動になっているとか。
    朝廷側の人間の中では抜刀斎と肩を並べる最強クラスの実力者。
    だが、暗殺メインの抜刀斎とは違って割と自由奔放に江戸やら京都やらにぶらりと姿を現し、秘孔を応用した医術を使って他人を治したり、勝手に他人のパンチのスピードを3倍にしようとしていたりする(ん、間違ったかな?…捨てておけ!!)。
    最近自分の兄弟たちが北斗神拳を悪用して蛮行を働く噂を耳にするのがちょっとした悩み。
  • 岡田以蔵
    幕末が産んだ最強の人斬り。
    下級足軽の出で軽んじられた存在でありながらも、我流で一流剣客を叩きのめすほどの腕前から、必然的に汚れ仕事を押し付けられるようになった。もともとあまり学も無く、同志の語る理想論にはついていけなかった彼にとっては「天誅」のみが信じられる正義であった。
    しかし唯一の友人である坂本龍馬は死に、尊敬していた師である武市瑞山からも見捨てられて毒殺されかけ、全てに絶望した状態で迎えた処刑の当日(それさえも武士に対する処刑の切腹ではなく、打首であった)時空乱流に巻き込まれてこの時代に漂着した。
    辛うじて命は取り留めたものの、この時代で自らの信ずる「天誅」が通じないだろう事を理解した以蔵は、もはや生きる意味を見失い、放浪のはてに吉原にたどり着き、現在はそこで用心棒として静かに時を過している。妹紅の数少ないリピーターの独りだが、彼女とは酒を飲みつつポツポツと会話するのみで手を出す事は無い。
    無口ではあるが朴訥とした、まっすぐな男ではあるのだが、その剣腕は既に人外の域へと一歩踏み出したような有様で、呼吸をするように人を殺す。
    宿星「生きる目的を見つける
  • 人斬り人識
    この世界の零崎人識。
    己の家賊が全滅した後、各地を放浪したり人を解体したりしていたが、吉原で出会った以蔵を見て零崎だと確信、一賊に入れようと説得する。
    が、いつの間にか成り行きで吉原の用心棒となっていた。
    人識は遊女には興味が無いため、現在は吉原の甘味巡りをしたり、無法者を解体したりしている。
    得物は柄が非常に短い短刀(ナイフ)。
    維新に興味は無いが、新たな零崎を見つけるため、維新志士に協力する。
    宿星「人の心を見つける

コメント

  • 蘇るデミウルゴス編って、艦娘や深海棲艦が話に組み込まれてるけど、正直モヤっとする。物語も中盤頃まで進んでいるだろう時期まで艦娘や深海棲艦と接触出来てないのは遅いし、ファーストコンタクトが艦これ関係ないメタナイト絡みだしいつの間にか提督扱いだし、遠征とかあるみたいだけど駆逐艦の数少ない上に隠しキャラ枠で取られてて実際に扱える数は更に減少して遠征マトモに回せるか怪しいし……そもそも根本的な問題としてこのシナリオに艦娘と深海棲艦必要か? -- 2015-02-09 (月) 12:50:01
  • ちょいちょいキャラ追加してたりしたら行数オーバーってなったから、余分な空白とコメントアウトされっぱなしだったカルラを削除して行数確保。場合によっては分割も考えたほうがいいかもしれない -- 2014-11-23 (日) 19:26:34
    • 行数オーバーじゃあな…分割するなら異国人か妖異辺りか -- 2014-11-23 (日) 20:55:13
      • とりあえず妖怪から下を分割しといた -- 2014-11-27 (木) 17:36:39
  • チャットに置いてあった二名、加筆しておきました。次からは簡易うpろだや加筆依頼所も使ってあげてくだふぁい(提案) -- 2011-09-12 (月) 19:32:13
    • 毒の雨云々は変えた方がいいのでは?下の方でも難色を示しているし -- 2011-09-12 (月) 20:13:25
      • そこがちょっと悩みどころでねぇ。カルラが事実上いなくなったから消すのは容易いんだが、できれば書いた人の意見が欲しいところ。 -- 2011-09-12 (月) 21:04:17
  • 良く見たら元ネタ解説のカルラまで鉄wikiまんまのとこがあるんだが・・・ あとそろそろ新キャラ解禁だがコメントアウトで新キャラの故郷がいきなり毒の雨で滅んでるってのはどうなのよ? -- 2011-09-11 (日) 12:55:51
    • 悪いがコメントアウトさせて頂きました 素でに書かれているシナリオでカルラが必要ってやつあったっけ? -- 2011-09-11 (日) 23:57:53
      • 元ネタのほうもコメントアウト 自分がちゃんと知ってるキャラなら自分で文章考えような -- 2011-09-12 (月) 15:04:08
  • 鉄wikiの新桃太郎伝説の項目見たんだがカルラの説明にコピペがあるんだが… -- 2011-08-28 (日) 12:15:26
    • >>部下の殺害や白々しい嘘の連発でヘイトを存分に稼ぎまくる。 ここの記述のことか?確かにあもりにも似ている感はあるが・・・ -- 2011-08-28 (日) 12:53:17
    • 正直カルラも好き好んで動かすキャラでもないだろう かといって原作再現しないなら他のキャラに代替させても間に合うし -- 2011-09-06 (火) 23:18:23
  • 新作キャラがコメントアウトで書かれてるね -- 2011-08-28 (日) 09:20:11
    • んー…設定が設定だしあんな奴と絡められるのも仕方ないのか……… -- 2011-08-28 (日) 10:01:47
      • 世界移動で悪役にされるのは、まぁ仕方ないか。本編のキャラ設定に影響が出さえしなければ -- 2011-08-28 (日) 14:58:53
  • 佐渡島って、新作のネタバレじゃないの? -- 2011-08-19 (金) 22:07:39
    • コメントアウトしたでござる -- 2011-08-19 (金) 22:20:45
  • ジョーカーもああいうコメが出てたしコメントアウトでいいんじゃね? -- 2011-08-07 (日) 21:12:34
    • とりあえずコメントアウト 正直元ネタ解説のアレを見る限りは当時消されてもおかしくなかったよな -- 2011-08-07 (日) 22:22:04

*1 本人曰く。医者や部下の歩比井(ぽぴー)はただの風邪だと言っていた。
*2 この国でこれを着用しているのは今のところ彼女だけ。彼女曰く「これはきっと流行ります!!」との事。
*3 逃走する際に転んで一行に踏まれたり、時には女装させられたり…と不遇である