イベント名
黄金艦隊
概要
シナリオ傾向:シリアス[有] コミカル[有] ほのぼの[有] 恋愛[有] 欝、人死に[有] 百合、大統領ネタ[]
登場人物関係:登場人物の制限[] キーキャラクター[] 敵対キャラクター[]
攻略関係:イベント発生時期[] 総所要日数[] 他シナリオとの平行[] 戦闘難易度[] 攻略中ヒロインの関与[]
新たな世界にたどり着いたと思いきや、そこは軍艦の中。
なすがままに謎の敵艦との戦闘に巻き込まれる君は、やはり謎の艦隊により助けられる。
彼らは「解放軍」で、世界を支配する「帝国」へ反抗活動を続けているという。
第二次世界大戦当時に良く似た、だが次元の融合によって様々な世界から様々な兵器が来着した世界。
君はどんな戦史を紡ぐのか…。
発生条件
「海の覇者になりたい!」を選択
登場人物
攻略
戦闘はシミュレーション形式。
- 士官の能力
ステータス 説明 階級 佐官以上は周囲の味方を強化する指揮範囲が発生する。
少佐が周囲1マスから始まり、階級が一つ上がるごとに指揮範囲が1マス増える。指揮 高いほど指揮範囲内の強化の度合いが上がる。また、艦船での戦闘が有利になる。 命中 高いほど敵部隊に与えられる損害が増える。 回避 高いほど敵部隊から与えられる損害が減る。 知略 高いほど作戦ポイントが上がる。また、クリティカル率や一部スキルの発動率にプラス補正がかかる。
- 作戦
- 戦闘に参加するキャラクターの「知略」の値の合計で決定される「作戦ポイント」を使って、
戦闘を有利にする作戦を選択することが出来る。作戦 効果 要作戦ポイント 偵察隊 偵察隊を出撃させ敵情を探る。命中+10% 10 慰労 戦闘前に部下達に料理を振る舞う。回避率+10% 10 単縦陣 砲雷撃戦での命中率+20%
他の陣形と同時に選べない20 単横陣 味方艦の回避率+20%
他の陣形と同時に選べない20 輪形陣 航空機のみ命中回避+20%
対空・対潜上昇
他の陣形と同時に選べない20 丁字戦法 艦隊戦時、味方艦の命中率+20%、敵艦の命中回避率-20% 30 戦略爆撃 戦闘前に全ての敵ユニットにダメージを与える 30 超兵器投入 超兵器を作戦に参加させることが出来るようになる 50
- スキル
- 各登場人物が所有している、戦闘を有利に進めるための技能。
自動的に効果が発動する「パッシブ」と、コマンドを選択して任意に発動する「コマンド」の二つの種類がある。
登場人物のほとんどは何らかのスキルを有しているが、「技能ポイント」を消費して新たに任意のスキルを習得することができる。これを「汎用スキル」と呼ぶ。
汎用スキルは1キャラにつき最大2つまで身に付けられるが、一度習得したスキルは失われる事はなく、戦闘中以外なら好きに付け替えを行うことができる。
スキル習得に必要な技能ポイントは戦闘終了時に「その戦闘で使われなかった作戦ポイント」の分が戦闘参加者全員に充てられる。習得スキル一覧 名称 分類 消費ポイント 名称 分類 消費ポイント 習得制限 習得制限 全速前進 コマンド 40 嚮導艦 パッシブ 40 艦艇ユニットのみ 駆逐艦~重巡洋艦 効果 効果
最初のターンだけ、習得ユニットの移動力が2上昇する。
習得ユニットの指揮効果が20%上昇する。名称 分類 消費ポイント 名称 分類 消費ポイント 習得制限 習得制限 応急修理 パッシブ 30 広域伝達 パッシブ 60 艦艇ユニットのみ なし 効果 効果 ターン終了時にユニットのHPが最大HPの10%分回復する。 このスキルを習得したユニットが習得ユニットよりも「指揮」の数値が高いユニットの指揮下にある時、ユニットの「指揮」の数値はそのユニットと同じものとする。 名称 分類 消費ポイント 名称 分類 消費ポイント 習得制限 習得制限 反跳爆撃 コマンド 50 支援砲撃 パッシブ 40 航空ユニットのみ 艦艇ユニットのみ 効果 効果 一度だけ、相手に回避されることのない対艦攻撃を行う。 味方艦艇ユニットが砲雷撃戦を行った時に発動できる。
スキルを習得したユニットがその味方ユニットの指揮範囲内にいた場合、1ターンに一度だけ支援砲撃を行うことができる。
ユニット
戦闘において使用するユニットは「艦艇ユニット」・「航空ユニット」・「陸上ユニット」の3種類に分類される。
艦艇ユニット
当シナリオにおいてメインとなるユニット。3つのユニットの中でも高い耐久性と移動能力を有する。
高い継戦性を誇る「砲撃」、高い火力を誇るも攻撃回数が少ない「雷撃」、航空機への攻撃を行う「対空砲火」、海中にトラップを仕込む「機雷敷設」などで攻撃を行い、
分厚い装甲による「防御」、高い機動力を活かした「回避」、航空機を威嚇して命中率を下げ反撃する「弾幕」、海中に没して攻撃を絶つ「潜航・高深度潜航」で防御を行う。
航空ユニット
当シナリオにおいて艦艇ユニットについで使うユニット。
ずば抜けた回避と移動、それによる偵察能力を誇るが、耐久は3つのユニットの中で最低で戦闘も三次元戦闘ゆえの複雑さになっている。
航空母艦や基地において運用している航空機の機体を選択し、その機数を決定してユニットを編成、そのユニットが持つ機数によって対艦・対地の攻撃回数やユニットの能力が変動する。
対空攻撃を受けて個々の航空機が損傷・撃墜されることで機数が減少し、それとともに攻撃回数やユニットの能力も低下、編成しているユニットがなくなることでユニットが消滅する。
なお、機体を溜める運用能力やユニットを出す展開力は航空母艦や基地の能力に左右される。
水上機母艦や小規模基地だと1ターンに小規模ユニットをひとつ編成できる程度だが、正規空母や大規模基地だと1ターンで大規模ユニットを編成したり、複数の小規模ユニットを編成したりできる。
戦闘方法は艦艇・陸上ユニットと、航空ユニットとで異なる。
艦艇・陸上ユニットとの戦闘では、機銃を浴びせかける「機銃掃射」、命中率を高めるために急角度で降下して爆撃する「急降下爆撃」、急降下爆撃が不可能なほど重い重量の爆弾を水平飛行で叩き込む「水平爆撃」、
低空飛行で敵艦艇の懐に潜り込んで雷撃を行う「航空雷撃」、飛行しつつその移動範囲に爆弾を叩き込む「絨毯爆撃」で攻撃を行い、それと同時に攻撃対象のユニットや周辺から放たれた「対空砲火」「弾幕」によってユニットに被害を受ける。
航空ユニット同士では戦闘開始時のユニット同士の向きで戦闘方法が異なり、
- 戦闘機ユニット同士が接触した場合は、機体の性能とユニットの技量でガチンコでぶつかり合う「巴戦」、
- 戦闘機が爆撃・攻撃機に戦闘を仕掛けた場合は、戦闘機が攻め側として攻撃を行い、相手機が旋回機銃で守る側として反撃する「迎撃戦」
- 戦闘機の背後や艦上爆撃機・攻撃機の低空といった死角から戦闘を開始した場合は、攻める側が一方的に攻撃を浴びせかけ、守る側は回避するしかできない「一撃離脱戦」
の3種類の戦闘になる。
また、ユニットやその編成によっては艦艇・陸上ユニットへの攻撃回数が任務中になくなるため、それが切れた場合は航空母艦や基地に帰投して補給する必要がある。
陸上ユニット
当シナリオにおいてはNPCか敵のみが動かすユニット。各ユニットごとに特性が大きく異なるのが特徴。
艦砲射撃や爆撃で駆逐される対象であるが、撃破に苦労するものや早く殲滅しないと厄介なことになるものが多数存在する。
基本的に防御に回る存在であり、艦艇ユニットの「砲撃」や航空ユニットの「機銃掃射」「爆撃」を一方的に食らうユニットであるが、「砲撃」や「弾幕」「対空砲火」を行うユニットがおり、適切に処理をしないと手痛い反撃を食らうことがある。
ドリフト(漂流物)
異世界から流れ着いた兵器のこと。
それぞれ別世界で開発された機体であるため、種類や使い方も千差万別。
基本的に流れ着くのは本体のみでり、搭乗員や付属する艦載機・強化パーツなどはついてこないことが多い。
そのため、使い方が分からず100%の性能を出せない可能性が高い。
そういった弱点を補うために、別世界同士の技術をつなぎあわせることもある。
その中でも明確な個の意思を見せる者は「ドリフター(複数形でドリフターズ)」と呼ぶ。
超兵器
異次元の兵器も混ざる世界でありながら、なおもこれらを圧倒する性能の兵器。
巨大戦艦、空中要塞、波動砲などと言ったトンデモ兵器が武器から艦船までの勢揃い。
いずれも劣らぬ強敵難敵だが、撃破すればパーツをドロップするので自分で組み立てることも出来る。
解放軍
- 波動砲
戦艦大和に搭載されている武器型超兵器であり、解放軍が現在所持している数少ない超兵器の中で最も攻撃力が高い。
艦型超兵器をも粉砕する絶大な威力を持つが、チャージに時間が掛かり、そのまま撃つと余裕で回避される。
そのため、通常戦力との協力は欠かせない。
また、戦艦サイズの波動砲以外にも、戦闘機サイズの波動砲も存在しているらしい。
なお、どちらの場合も原型の波動砲と比べると大分出力が低下しているようだ。
- 轟天号
シナリオ開始以前に解放軍が回収・保管してある、艦首にドリルのついた万能戦艦。
第二次大戦時に旧日本海軍にて設計されていたが、建造する前に日本軍が壊滅し、陽の目を見ることはかなわなかったはずだが、おそらくは別の世界にて開発された物が流れ着いたものと思われる。
主兵装はドリルから放たれる冷凍ビーム砲、他にも三連装電子砲塔や帯艦電撃、艦首の前方に等間隔で展開される三つの回転式カッターなどの多彩な武装を持つ。
しかしながらこの艦の最大の特徴は文字通り戦場を選ばない汎用性であり、水上は勿論水中への潜航能力や、空中での高速飛行、更にドリルによって地中をも進むことが出来る、まさに万能戦艦の名に相応しい性能を有しているのだ。
ただし、残念なことにこの機体、回収した時点で大破しており、シナリオ開始時点では運用することが出来ない状態なのである。
シナリオを進め、超兵器に関する技術技能が上がるに連れて徐々に機能が修繕されるイベントが発生するのだが、その際に膨大な量の資源、入手難易度の高い資材を要求される。
なお、轟天号そのものの修繕とは別に、轟天号に積まれた冷凍ビーム砲や電子砲塔の技術を通常兵器に転用するイベントも発生する。
一体元の世界において、何と戦っていたというのだろうか……
- エンディミオンFRSマークII
第三戦隊が極秘に保有する多機能戦闘機型超兵器。
高度な技術力を有する異世界から流れ着いた戦術兵器の先行量産型と思われる。
解析に時間がかけすぎたなどの背景もあるが、後述の特徴による操縦難度などから、有事における切り札として第三戦隊はこの兵器の存在を秘匿していた。
一本腕を意味するこの通称は、機体前部に取り付けられたマニュピレーターに由来。
機体制御に反重力ユニットを用いることで、有人戦闘機としてはあり得ない非常に柔軟な機動性能を実現する。
しかし、本機の最大の特徴は機動性ではなく「兵装の強奪」……戦場から回収したり撃破した敵戦力から奪った兵装を兵装モジュールに組み込み、最大3種まで携行できることにある。
当機の初期武装は機銃のみと超兵器としては貧弱だが、これによって戦闘機としては桁外れな継戦能力を有する。
マクシミリアン曰く「撃って、奪って、ぶち壊す」兵器。
戦術戦闘機として強行偵察・対空戦闘・対地攻撃に利用できる万能兵器である。 - バベル・カノン
第三帝国内のとある山中に鎮座する全長1200ヤード超過の巨大砲塔。
異世界からの漂流物であり複数の大破した戦艦らしきパーツや兵器群とともに発見された。
そのあまりの規格外な巨大さから神話に出てくるバベルの塔をもじってバベル・カノンと呼称された。
この規模の砲塔を実際に運用可能であるのならば、超高度に存在する帝国側の巨大飛行要塞へ対して地上からの攻撃が可能になるのではないかと期待されているものの、その巨大さ故に存在が露見してしまえば瞬く間に帝国に叩かれてしまう。使いどころの非常に難しい代物である。
- 超巨大高速空母「アルウス」
米国が保有する超巨大なアングルド・デッキ構成の航空母艦。アルウスは「蜂の巣」という意味。
超兵器を保有する帝国への対抗馬として米国の全技術の粋をかけて生み出した兵器のひとつ。
超兵器コンバータこそ搭載していないが、性能に関しては決して劣るものではない。
60ノットというヴィルベルヴィントに迫る航行速度を誇るが、帝国への防衛に一杯一杯な自国の状況から、その速度を攻勢に活かす機会は見られていない。
むしろ特筆するべきは、陸上基地でなければ発艦できないような大型機を大量に運用できるという点。
巨体から放たれる圧倒的数の暴力は、敵艦隊を文字通りの蜂の巣にせしめる。
帝国
帝国が建造した超兵器には通称「超兵器コンバータ」と呼ばれるエネルギー変換器が内蔵されており、これによって巨大な艦の高速移動や、レールガン、波動砲といった武器の使用が現実的な範囲になる(逆に、コンバータの無い解放軍の波動砲の消耗量は甚大。超兵器を倒してコンバータを入手すれば大和の波動砲も使えるようになるかも知れない)。
ちなみに、ここで言うエネルギーは「超兵器を運用可能にするもの」であり、燃料・弾薬は別途必要になる。
コンバータが何をエネルギーに変換しているかは不明だが、エネルギー変換の際の何かが超兵器特有のノイズ発生につながっているようだ。
- 超高速巡洋戦艦「ヴィルベルヴィント」
第4艦隊旗艦。
30ノット台の世界にあって70ノットを記録する異常な航行速度を持ち、被弾率が極めて低い。
火力も通常の戦艦並みにはあり、(戦艦なのに)ヒットアンドアウェイ戦法で解放軍を苦しめ続けていた。
燃料補給を断たれそのスピードを殺された為、通常戦力によって遂に撃沈された。 - 伝説のエアライドマシン「ドラグーン」
異世界から漂流した3つのパーツを組み合わせた航空機型超兵器。
機銃や機関砲などの火器は一切装備されていないが、尋常ならざる機動力とそこから繰り出す体当たり攻撃は脅威。
また、それに耐える頑丈な胴体を併せ持つ。
なお、異世界から流れ着いた機体をそのまま使用している(コンバータを内蔵していない)ため、ノイズは発生しない。 - 巨大ステルス航空戦艦「ディメント・ブラッタ」
ステルス性に重きを置いた戦艦型超兵器「マレ・ブラッタ」の改修版。
マレ・ブラッタ(海ゴキブリ)の名前通り、戦艦としては高い機動性と黒くのっぺりとした外観を持つが、ディメント・ブラッタ(狂気のゴキブリ)は航空戦艦としての改造に加え、心理的威圧の付与もしくは敵対者への悪意か、Gに酷似した外観に改造されている。
恐ろしい外見もさることながら、巨大な戦艦にも拘らず、極めて高度なステルス性を有する。
その性質から探知・識別による補足が難しいため、超快速を誇るヴィルベルヴィントとは違った意味でいやらしい相手。 - 超巨大高層要塞「スピリット級移動要塞」
異世界から漂流した全長1.8kmの多脚型移動要塞の残骸を改修したもの。
艦載機能と大型のカタパルトを有しており、運用の際は飛行場として扱われる。
帝国の侵略において旧第三帝国を蹂躙したとされるが、その時の戦闘で機能不全に陥り、絶賛修復途上にある。
未だ脚部の可動は不可能で、旧第三帝国領地に居座ってその景観を著しく妨げる。
本来搭載されていたであろう兵器は完全に破壊されており、後付けに大型の要塞砲を満載した移動要塞とは名ばかりの固定砲台である。
独自のジェネレータを搭載していたようだがブラックボックスな部分が多く、機動を試みた際に汚染物質を撒き散らし、大量の死傷者を出したことからジェネレータは一時凍結。代替として超兵器コンバータを搭載する。その経緯から搭乗員の士気はお世辞にも高いとは言い難い。
不安の多い超兵器ではあるが要塞としては非常に強固であり、通常戦力による正面破壊は極めて困難。
しかし、カタパルトに配置された砲台を破壊されるたびにダメージが伝播し、最終的には自壊を起こしてしまうという欠点を抱えている。これは設計基礎レベルの問題から未だ解消には至ってない。
再利用できたのは一基だけだったが、それらの設計構造からは簡略化したと思われる箇所が幾らか見受けられる。
つまり、スピリット級移動要塞は量産型巨大兵器の復刻品であり、「オリジナルのオリジナル」が存在していた可能性が高い。
- 超巨大海上要塞「ミッドガル」
スピリット級移動要塞を参考に、神羅が中心となって設計された超兵器。
計画では円盤状の海上要塞になるはずだったが、ブロック方式で幾つかに分かれて建造開始され、解放軍の妨害を受けた結果、8番ブロックだけが完成し、他のブロックは日の目を見ないまま他の兵器へ回された。
唯一完成した8番ブロックは航空戦艦として改装され、ルーファウス神羅お気に入りの幻獣機を運用する。
本来は、計画通りに海上要塞として完成していれば、超巨大要塞砲「シスター・レイ」を装備する予定だった。それが崩れてしまったため、特に超兵器コンバータは装備しておらず、単純に巨大なこと以外の特徴がなくなってしまった。 - 超巨大氷山空母「ハボクック」
氷山を基に建造された超大型の空母。
先の大戦で凍結された「氷山空母計画」のプランを帝国が超兵器で培った技術で完成させたもの。
モデルとなった氷山空母は全長約600m、全幅100m、排水量200万トン、搭載機数150機。
そのプランに大口径主砲や多数の光学兵器を満載した空母と言う名のナニカ。或いは英国面の権化。
海洋基地めいたスペック通り耐久力も尋常ではなく、戦闘で破損した部分を凍結させた海水で補修することで即座に修復してしまう。しかし炎に非常に弱く、執拗に叩き込むことで自己修復能力の阻止が可能。 - 超巨大ドリル戦艦「荒覇吐」(アラハバキ)
艦首に巨大なドリルを装備した巨大艦。また、左右舷にもカッターを装備している。
陸をも削り取る非常識な威力を持つが、接近しなければちょっと強い戦艦である。
解放軍が所有している轟天号との類似を指摘されており、轟天号に対抗するため、または最初から轟天号をモデルに建造された等の説がある。 - 超巨大戦艦「ヴォルケンクラッツァー」
肩書に恥じぬ比類なきサイズを誇る帝国最大の戦艦。ヴォルケンクラッツァーは魔天楼という意味。
超大口径の主砲など、隙のない兵装に身を固め、更に大和と同じ超兵器「波動砲」を搭載する。
最大仰角した主砲の威容は、艦艇の名称通り「摩天楼」と形容されるほど。
総火力も圧倒的で、帝国の敵を陸ごと沈める最強の戦艦型超兵器として帝国軍戦力の中枢を担う。
中でも波動砲の威力は尋常ではなく、四国サイズの陸地なら真っ二つに分断できるとすら云われる。
しかし、短縮こそされているが発射までに時間がかかるのは大和と同じで、発射中に強い衝撃を受けるとオーバーロードを起こす弱点がある。 - 超巨大航空戦艦「リヴァイアサン」
ヴォルケンクラッツァーに比肩する帝国軍の主力超兵器。
左舷に航空甲板を、右舷に強力無比なレールガンを装備した超巨大な航空戦艦。
耐久、装甲、速度、全てにおいて均等のとれた高水準な性能を持つ。
艦載機の攻撃、威力こそ波動砲に劣るものの総合力で勝るレールガンによる戦闘は、力で全てを薙ぎ払うヴァルケンクラッツァーに比べるとスマートな印象を与える。
ヴォルケンクラッツァーに並ぶ帝国軍の切り札であるが、特に厄介な点は津波を人工的に発生させるギミックを有していること。タイダルウェーブですか?
これによって波高を上昇させ、海戦において悪天候を解放軍に強いてくる。 - 天空の城「ラピュタ」
帝国が製造した兵器ではなく、伝説に伝えられてきた存在を起動させたもの。やはりノイズはない。
「ラピュタの雷」という強力なビーム砲を備えており、直撃すれば消滅は免れない。
また、内部に飛行可能でレーザーを放つロボットを多数搭載しており、扱いの上では空母となる。
あの滅びの呪文は今シナリオでは残念ながら使えないので、正面から攻略するしかない。
超兵器の大半を破壊され、業を煮やした帝国が一族に伝わる伝承を基に復活させ、本土への攻撃を企画。
無数のロボット兵器で解放軍を苦しめるものの、起動したバベル・カノンの超長距離射撃によって中枢を打ち抜かれ、墜落した。 - 超巨大空中要塞「バハムート」
竜巻を模した姿の非常に巨大な空中要塞。解放軍内ではそのまま「竜巻」のコードネームで呼ばれる。
ハリネズミの如き機銃と強力な主砲を備え、攻略は困難を極める帝国の決戦兵器。
自艦のみならず、味方と共に十全な艦隊を組まなければ勝利は遠いだろう。
動力源には周囲の魔力を吸い取る破魔石という物質が使用されているが、これは超兵器コンバータを解析して製造された人工物。
異世界からの漂流物を元にしている場合が多い超兵器の中にあって、参考元があるとはいえ、人類の技術力のみで建造された(超兵器コンバータを使用していない)純帝国製超兵器である。同じ理由で、ノイズも発生しない。 - ルカヴィ・シリーズ
ドクター・シドによって設計・開発された、既存の技術のみで作り上げられた超兵器群の総称。
機体の形状やコンセプトは各機体によって異なるが、すべての機体の共通点として、バハムートに搭載されている破魔石の量産型を動力源として使用している。
なお、ルカヴィという呼称はこの世界における神話に出てくる、神々に反逆を企てた13匹の悪魔達に由来する。- キュクレイン
超兵器コンバータから発せられるノイズを応用して開発された、大型空中浮遊型ジャミング機能発生超兵器。
機体から発生される特殊な電波によって、レーダーや通信機等の電子機器を使用不能にし、更に機能不全となった機器を介して電波を仲介し、ねずみ算式に被害を増加させる、いわば電子機器の病原菌・・・コンピュータウィルスの病原体である。
ちなみに友軍である帝国軍の機体には予め特殊なコーティングを施してあるため、無効化されている。
その性能から解放軍に混乱をもたらしたが、超兵器であるヴィルベルヴィントのパーツを組み込んだ主人公機と、レーダーに頼らずとも敵を目視可能な艦娘を要する鋼鉄戦隊の奇襲により轟沈、それに伴いジャミング効果も解消される。
なおその機体の姿は、つぎはぎだらけの丸い球体であり、この姿はスピリット級移動要塞のデータベースに残っていた宙に浮かぶ丸い物体に由来するらしい。あんなものを浮かべて誰が喜ぶものか、変態が!! - ベリアス
ドラグーンを元に開発された、高機動戦闘機型超兵器。雄羊の角のようなシルエットが特徴。
ドラグーンの持つ機動力に、ドラグーンにはなかった機関銃や爆弾等の火器を搭載している。
その機動力で制空権を掌握するも、最後は解放軍の各航空部隊エース総出*1で出撃、ドッグファイトの末に撃墜された。 - ファムフリート
小型化されたヴォルケンクラッツァーというコンセプトで開発された、戦艦型超兵器にしてドクター・シドの研究施設。水瓶を掲げた鎧の武人のようなシルエットをしている。
サイズの差からか、火力においては本家ヴォルケンクラッツァーに劣るも、取り回しはこちらのほうが上。
特徴としては武装のほぼ全てが既存技術を総動員で作られた人工波動砲のみで構成されており、やはり本家波動砲よりも威力は下がるが、発射にかかる時間は圧倒的に短縮されている。
その種類も多彩で、より広範囲に照射される広角式波動砲、誘導性を有した追尾式波動砲、ピンポイント攻撃の百八式波動球等がある。 - ゼロムス
ヴィルベルヴィントと荒覇吐をベースに開発された高機動潜水艦型超兵器。
馬鹿でかいミジンコみたいなシルエットとは裏腹に、ヴィルベルヴィント並みのスピードで海中を自在に移動し、敵艦を沈めていく海の『断罪者』である。
特徴としては荒覇吐のドリルを参考にした、カニの爪を模したマニピュレーターによる白兵戦が可能という点である。潜水艦の仕事じゃねぇよそれ
混沌とする太平洋戦線を平定するために満を持して投入されたが、移動中に深海棲艦の群れに遭遇、単騎で交戦の末に共倒れとなる。
そのまま太平洋の水面で静かな眠りに就いた……はずだった。- ゼロムスマインド
ゼロムス轟沈後、しばらくして太平洋全域に出没するようになった、ゼロムスに深海棲艦が合わさったような何か。
関係者の間では、ゼムロスに倒された深海棲艦の憎しみと、深海棲艦にゼムロスを沈められたゼムロス乗船員の恨みが混ざり合って生まれたのではないかとされるが定かではない。
その仮説通りかは分からないが、太平洋上に存在する解放軍や帝国軍の軍船は勿論、無関係の貧弱一般船舶、挙句の果てには近しい姿である深海棲艦すら襲いかかるといった、海に生きるすべてのものへの憎しみで動いているかのような行動を取っている。
最終的にはソロモン諸島近海に現れたところを解放軍によって討ち取られ、断末魔を上げて消滅。
ゼロムスマインドがもたらした被害は甚大であったが、太平洋方面における帝国軍勢力、並びに深海棲艦の勢力もまた大幅に弱体化されたのも事実であり、この戦い後、太平洋方面への侵攻が容易になる。
それにしても帝国軍が太平洋平定のために派遣された超兵器が、解放軍に有利な局面をもらたす事になったのは、皮肉な結果である。
- ゼロムスマインド
- デスペラード・カオス
ディメント・ブラッタやドラッヘ、デューラーから発想を得た、四本の腕と二本の脚を持ち、頭部に角、背中に翼をつけた禍々しい姿の六足歩行の魔人型戦車。お前ら戦車のことをなんだと思ってるんだ
武装面における特徴は、霧が使用する超重力砲を解析して作られた重力衝撃砲を搭載、その圧倒的な威力は波動砲にも匹敵、陸上から戦艦をも沈めることすら可能である。
またこの機体は、六脚モードから二足モードに切り替えることによって、口砲塔の仰角を変動させることができ、これによって戦車の弱点である対空戦闘能力を確保し、航空戦力による無力化を防いでいる。
しかしこの機体の最大の利点は、六脚モードによる安定感による走破性であり、あらゆる悪路を乗り越えて移動する事ができる。故に普通なら通れない場所をも乗り越え、敵部隊の死角に回りこんで重力衝撃砲による奇襲を仕掛けるといった戦法を取れる。
なお欠点としては、二足モード中は比較的装甲が薄い腹部があらわになる上に安定性が失われ、メインウェポンである重力衝撃砲を放とうとすると反動でひっくり返るというマヌケな姿を晒すことになる点が上げられる。
ちなみに重力衝撃砲は前述のとおり、霧の技術を解析して作られたわけなのだが、肝心の霧の機体は鹵獲できていない。そのためやむなく、霧との交戦データを元にドクター・シドが独自に重力砲のメカニズムを構築し、それを元に重力衝撃砲を開発した。ドクター・シドの天才ぶりが伺える話である。
更に余談ではあるが、重力衝撃砲を発射する際に、唸り声にも似た起動音が発生するブルァァァァァァァァァァ!!
- キュクレイン
- エモーション/シンキロウ
帝国兵の間で噂程度に伝わる謎の超兵器の呼び名。
「感情」を意味する呼び名は、この超兵器が自我を持ち、語りかけて来ると言われることから。
80~100cm三連装砲や格納式波動砲を装備しているというが、戦場での確認報告は一切なく、実在を疑われており、兵士たちが超兵器の威名を借りて作った創作であるとの説が有力視されている。
感情を持つ兵器である艦娘や"霧"のメンタルモデルが登場したため、「シンキロウ」とも呼ばれるようになったが、これは『実在しない超兵器』を意味する。この世界に流れ着いた最初のドリフトであり、最強の超兵器。
その正体は、未来、あるいは異世界から現れたタイムマシンである。
時流の乱れに呑まれ、中に乗っていた人物だけはどうにか送り届けたが、タイムマシン本体は予定より更に過去に飛んで、ボロボロに壊れてしまった。
これを確保した後の帝国は研究の結果、修復は叶わなかったが、代わりに異空間から無尽蔵にエネルギーを抽出する方法を得た。
これを利用して「超兵器コンバータ」を開発し、既存の制限に囚われない自由な兵器開発が進み、帝国の躍進に大きく貢献した。しかし、タイムマシンはやがて付喪神となって自我を得るようになる。
感情を持ったタイムマシンは、自分自身を「エモーション」と名付けた。
「世界に感情を持った兵器は自分だけだ」
そのことを嘆いたエモーションは、意識的にタイムマシンとしての性能を利用して、異世界から仲間を募った。
同じように感情を有する兵器が、特に強く引き寄せられたようだ。「エモーション」を知能とする、超兵器としての「シンキロウ」は、ヴォルケンクラッツァーを元に更に性能拡大を図った戦艦。
100cm70口径三連装砲、対空パルスレーザー、誘導荷電粒子砲、レールガン、波動砲……帝国が持ちうる最高の技術をこれでもかと積み込んだ、最強戦艦。
更に、ヴォルケンクラッツァーの数倍になるという驚異の耐久力を誇る。その不死身とも思える艦体を撃破した時、タイムマシンは最後の力を振り絞って、全ての異世界からの漂流物と漂流者を元の世界へと送り届ける。
その他
- 超巨大頭足類「ダイオクタ」
十数個もの目を持つ巨大イカの"なまもの兵器"。
普段は海中に潜んでいるが、海上に獲物が通りかかると渦潮を発生させ、引きこんだ獲物を捕えてしまう。
その様は古い時代の船乗りに恐れられた海魔そのものだが、海洋技術が発達しているこの世界では、軽巡洋艦クラスの戦力と冷静な判断力さえあれば対処は難しくはない。
もっとも、この醜悪な巨大烏賊と遭遇して平静を保つのは中々に困難だろうが……。
- 煉黒龍「グラン・ミラオス」
異世界から漂流した巨大な黒龍の"なまもの兵器"。
体内外から溶岩流を噴き出し、海を真っ赤に茹であがらせ、火の海に変えてしまう。
極めて頑強な怪物だが、心臓を失っても活動を続けられるなど、まっとうな生命体として見て良いのか疑問が残る。
元々の世界では伝記、伝承、文献において伝説的な存在として語られており、後にドリフトされた書物の残骸からは辛うじてそのことが語られている。
更に恐ろしい話だが、この怪物を艦艇を始めとした兵器ではなく、生身で倒したものが存在したらしい。
- 霧の艦隊
登場人物の項にもあるが、特に機能の詳細について記載。
異世界から漂流した、旧大戦時の戦艦を模した謎の艦隊。
モデルシップと同様の名称を持つが、兵装は大きく異なり、駆逐艦でも強力な光学兵器を保有する。- ナノ・マテリアル
霧の艦隊を構成する基本因子。人類側の呼称は「銀砂」。
分子構成をシュミレートすることで、あらゆる物質を作り出すことができる。
その内容は船体のダミーから、桐箪笥まで様々。
装備のナノ・マテリアルを分解して船の修復に当てられるなど、応用性も高い。 - クライン・フィールド
霧の艦隊に共通する機能。強制波動装甲から発せられる、「クラインの壺」に酷似したエネルギー経路。
外部から加わるエネルギーをクラインの壷の性質で任意の方向へ転換する。噛み砕いて言えばバリア。
しかし無敵の防壁ではなく、強力なエネルギーを一気に流し込まれるとフィールドは崩壊してしまう弱点がある。
艦艇の種類にもよるが、侵蝕魚雷や超重力砲の直撃を受けようものなら、強制波動装甲ごと臨界・蒸発しかねない。
また、異例のケースだが異世界において艦娘達が霧側の技術を貸与されたことでこの防壁を破っている。 - 超重力砲
重巡洋艦以上の艦艇が保有する兵器のひとつ。
重力子を広範囲に重力波として放出し、物質の構成因子の活動を停止・崩壊させる。
発射シークエンスや原理は異なるが運用は波動砲に似ている。
重巡洋艦以上にしか搭載されていないが、イ401のように別艦種への兵器の移植は可能。 - 新型超重砲
イ401が搭載する文字通りの新兵器。
オプションユニット、超重砲艦「イツクシマ」「ハシダテ」との連動で発射する超重力砲。
通常の超重砲に比べて発射までに時間がかかるものの、凄まじい破壊力を持つ。
イ401はこの世界に来着するより前に"霧"の巡航潜水艦の主兵装「侵蝕魚雷」を撃ち尽くしているため、それに代わる切り札的立ち位置となっている。 - 侵蝕魚雷
霧の艦艇に直接ダメージを与えられる数少ない兵器のひとつ。原理は超重力砲と同様。
重力子を広範囲に撒き散らす超重力砲と違い、着弾点を中心にピンポイントに発生させる。
イ401が搭載していたが、元の世界の戦闘で全て使ってしまった為、設定のみの登場。
ちなみに、霧の艦隊の兵器やエネルギーは「タナトニウム」という、重力子を放つ未知の物質が源となっている。
- ナノ・マテリアル
イベント
- 海に浮かぶ城
- 風の襲撃
- 漂流者
- 近海警備
- ドリフト青年飛行甲板破損
- 硫黄島近海戦
- オセアニア補給路確保
- 疾風のノイズ
- 鋼鉄の艦娘
- 技術の精通人
- 暗黒騎士の提案
- 守護者
- 汚い目線の手配
- 蠢く海魔
- イブニング・ミスト
- インド洋進出
- 片割れとの邂逅
- 手探りの航路
- 北方への手掛かり
- アリューシャン列島突破
- 鉄血幼女
- オーストラリア攻略戦
- 電子の病魔
- 前略、草の国から?
- セイロンの魔都
- 北方戦線?
- 戦艦棲姫
- 戦術的敗北とこれから
報酬/称号
- スピリット級移動要塞を撃破する
称号「旧邦土の王」 - ラピュタを撃破する
称号「バルス」 - バハムートを撃破する
称号「解放軍の英雄」
艦娘もアルペジオイベントのノリで動かしてないか? 設定上はヒュウガの協力でようやく戦える状態だったんだぞ -- 2014-01-19 (日) 22:31:48