場所/月光女学院

Last-modified: 2023-08-26 (土) 22:55:13

設定

  • 卓越した科学力を持つ世界的大企業「月読命」が管理・運営を行っている、永い歴史を持つ名門校。
    幼稚園から大学院まで行けるエスカレート方式であるが、転校も退学も認められず、就職も「月の民」の企業にしか就職出来ない。
    他の学校と比べダントツの偏差値を誇り、部活動も全国制覇当たり前の強豪ばかり。永い歴史があるにも関わらず不祥事らしい不祥事も無く、不良もいないという正に名門中の名門。
    それ故か他校の学生を見下している。優等生なので話しかけても露骨な態度を見せるようなことは無いが、言葉の端々に『無意識レベルで焼きついた誇り』を滲ませる。
  • 「月読命」は社長のカムラナートとご意見板とうそぶくエルドナーシュが経営している。関係者も全員「月の民」である。
    「月の民」と呼ばれる者たちは出生が普通の人間と異なるらしく、「月の民」以外の存在に積極的に関わろうとしない。
  • 市内から離れたトゥー・リアという都市にあり、チョコボや車などのちょっとした乗り物を使わないと行けない。
    街そのものが学園都市となっており、超巨大な敷地の中に各学校・住居・小売店・系列企業がある。敷地内で生活のほとんどが事足りる為、外の世界をよく知らない住人が殆ど。
  • 同じ「月の民」と言っても、依姫ら貴族と、レイセンら玉兎と呼ばれることもある月の兎のような市民たちでは差がある。
    月の兎は貴族に仕えるよう教育され、企業に就職しても昇進することはない。
    貴族は「穢れ」を極端に嫌うが、月の兎らはそれほどでもない(嫌いであることは変わらないが、実害はないので嫌いの程度が低い)。
    その扱いのため、当然ながら不満を持つ月の兎は多い。
    「外の世界は危険」という認識なので(崖下のせいでほぼ事実だが)、脱走までするのは極めて稀な事例ではあるが、機会があれば外の世界へ行きたいと考える者は多少いる。
  • 貴族は基本的に戦闘行為自体を避ける傾向にあり、戦闘も大体は月の兎の仕事である。
    その点で言えば、貴族でありながら戦闘を役目付けられている綿月姉妹は、他の貴族と比べても特殊な存在だと言える。
  • 公には不祥事は無いという事になっているが…?
所属するキャラクター

月光女学院

トゥー・リアの中でも特に規模が大きいお嬢様学校。
対抗祭やビシージで張り合う機会があるが、全員が物凄いアイテムを持っている為戦闘力はかなり高い。

月光学園

ゴルベーザの出身校でもある男子校。
ゴルベーザも女学院についてあまり分かっていないらしく、同じ都市にあるのに交流はあまり無いようだ。
やや高飛車で取っ付きづらい傾向はあるものの、対抗祭の他に部活の交流戦でも張り合う機会があるため、女学院ほど極端に距離を取ることはない。

名前立場備考
ゴルベーザ生徒交換留学により陰陽鉄学園へ
セオドア
セルテウス
9S

陰陽鉄学園設定資料集~裏世界は宝の山~:月光女学院

  • よく誤解されるが、別に不老不死を目指している訳ではない。
    月の民にとって不老不死とは目指すべきものではなく、"あって当然"のものである。
    月の民が伝える所によれば、人間は元来不老不死の存在であった。
    それが穢れを受けたために老いと死に怯えなければならなくなった。
    そのため、穢れさえ取り除けば、自然と不老不死に"戻る"のである。
    ただ、系列企業の(月の民ではない)役員や幹部はこれを勘違いしていることもあり、"単なる"不老不死を目指す者もいる。
    月の民に言わせれば「目的と手段を履き違えている愚行」なのだが。
     
  • この学園、もとい特別管理自治区トゥー・リアは企業「月読命」の実験場であり、「月の民」の祖先は企業によって集められたれっきとした普通の人間である。企業の目的は様々だが当初の目的の一つは人の心に必ずあるだろう負の感情、『穢れ』の完全排出にあり、『穢れ』を消し去る事で人間から逸脱した『存在』を作り上げる事、ひいては穢れの全くない『真世界』への扉を開く事にあった。
    この目論見は現在も続いており、それは月の民が『穢れ』を排出しきっていない事を意味する。
     
    またこの実験がなんらかの理由で続行不可能と判断された時、『コード:ヤマタノオロチ』を起動する事でこの『月』を滅ぼすことになっていると言われている。
  • 『綿月家』について。
    過去を遡ると、皇族お付きの巫女や祈祷師、陰陽師に辿りつく、由緒正しい術者の家系。
    だが今は、その卓越した能力で学院を守る用心棒のような役を担っている。常に一人以上は綿月の名を持つ女性が学校に在籍し、影に日向に俗世から学生や学院を守る任を負っているようだ。歴代の生徒会長をみると、実にほぼ半数が綿月家の者であることからもそれは窺える。また、現在生徒会長である依姫はその中でも歴代最強と謳われている。
    月の民について

    元々の生まれは地上で、強い穢れを感知し、月まで移住した。

     

    2りの王子、カムラナートとエルドナーシュを中心に彼らは月での穢れの無い生活を理想とした。自ら「月の民」を名乗り、穢れを持った者は罪人として地上へ堕とされた。
    輝夜もその一人なのだが、本人は月での生活を窮屈で退屈なものだと感じていたため、これで良かったと思っている。「懲役期間」が終了したので迎えに来た賢者・八意永琳と共に逃走、身を隠す。

     

    しかし、月の地に地上とは比べ物にならない膨大な穢れを持つ竜が見つかった。その穢れに当てられてしまう者も多くいた。
    ただの竜ではないことは一目瞭然だったが、発見時点で既に手を付けられない暴威を振るった竜は月の民たちを取り込み吸収し、更にその力を増していった。
    月の民はこの竜を、月に住まう禍つ竜…「神竜」と呼んだ。

     

    月の民たちは考えた。
    一度、月を離れよう。しかし、捨てるのではない。一度穢れた地上の土を再び踏んででも、完全なる理想の実現のために。勇気ある撤退なのだと心に言い聞かせて。

     

    こうして彼らは地上へ舞い戻り、「月読命」、「月光」を設立し、穢れを完全に廃する方法と「神竜」に打ち勝つための研究を開始した。

月光と月読命の目指すもの

世界は原初の神のかけらたる『穢れ』で満ちている。
無知、驕慢、怯懦、嫉妬、憎悪…『穢れ』は生物に寿命を、寿命は死をもたらす。
人も妖怪も神すらも、寿命…『穢れ』の前には平等に無力なのだ。
『穢れ』の無いものとは、既にこの世のものではない霊達に他ならない。

 

『穢れ』は争いによって大きくなり、それは『穢れ』になり心の闇を生み出し満たすのだ。
闘いは進化を促すと共に『穢れ』を生む土壌でもある。

 

世界は人と『穢れ』で満ちてしまった。
既にこの世界はかつて扉を開き真世界を目指した月の民の理想のようにはならないのである。
『穢れ』た世界を扉を開く事で祓い、『穢れ』の存在しない世界を取り戻すために。

 

だが、それでは駄目だ。
人…否、生物は生物である以上、『神の子である以上』必ず争う。『穢れ』を生む。
このまま世界を祓っても今と同じように人の心にある『穢れ』が無くなる事は無い。

 

『人を超越した存在』とは、心の闇を持たないモノのことだ。『穢れ』を生まないモノのことだ。
この実験によっていつかかつての月の民に似たモノが誕生すれば、月読命はすぐに計画を実行に移すだろう。

 

『穢れ』た地球を捨て、『穢れ』無き真世界…神々が眠りに就いたとされる伝説の地へ。

他学園との関係

  • 不良校ばかりという事もあり、関係は決して良いとは言えない。
    突撃する紳士も少なくないが、防犯のレベルを超えた防犯アイテムでいつも返り討ちにされる。

本編では

  • 永琳や輝夜とある程度仲良くなるとこの学園の事を教えてくれる。
  • メインキャラは真面目な依姫とフリーダムなその姉豊姫、あと二人をお姉さまと呼び慕うレイセンとその同級生の清蘭と鈴瑚、副会長のサグメの6人。
    学園対抗祭でも登場。生徒会長である依姫とその姉の豊姫、後モブ学生2りで参加してくる。
  • 時たま現れるイズヒア!はここの元職員。穢れまくってるのに何故・・・
  • また、AC学園の一部メンバーがとあるパーツを探して此処を襲撃する系のイベントが起こることも。
    両方共々オーバーテクノロジー気味な兵器を使って対決するので巻き込まれないように。命が何個あっても足りない